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伊那市人口増推進室 辞令交付
伊那市が新設した人口増推進室の辞令交付式が2日、伊那市役所で行われました。 人口増推進室は人口減少に歯止めをかける専門部署で5人で構成されるもので総務部企画情報課の飯島智課長が室長を兼務します。 市では昨年、人口増加対策として「移住・定住促進プログラム」を策定していて人口増推進室ではプログラムを具体的な事業化に結びつけていく計画です。
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小規模給食施設は共同調理場方式に
伊那市教育委員会は学校給食の施設整備について新山小学校と伊那西小学校は隣接する学校との共同調理場で作ったものを配送するとの方針を2日伊那市議会全員協議会で報告しました。 市教育委員会では「伊那市学校給食あり方作業部会」の提言をもとに給食施設の整備方針を学校給食施設単位で実施する自校方式を基本にするとしています。 ただし小規模の給食施設については共同調理場方式を採用し新山小学校は富県小学校で作ったものを、また伊那西小学校は伊那中学校で作ったものをそれぞれ配送するとしています。 新山小学校、伊那西小学校はこれまで自校方式でしたが、今回の整備計画で共同調理場方式に変更となります。 給食施設整備は設備が新しい伊那東小、東部中、春富中を除く市内14校が対象となっていて合併特例事業債の発行期限となる平成32年度までに実施する計画です。
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交流人口増へみはらしファーム整備
伊那市は都市部の住民との交流人口増加を目的に伊那市羽広の農業公園みはらしファームを整備する計画です。 整備内容は200人規模が利用可能な多目的施設の建設。 収穫した農作物をその場で調理し味わえる簡易施設の建設。 大型バスが駐車可能な駐車場の整備で事業費は1億5千万円となっていて整備実施は今年度から平成29年度までを予定しています。 市によりますとみはらしファームは平成25年度でおよそ56万人が訪れたということで今回の整備により平成29年度の目標を63万人としています。
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伊那市が産科医開業支援へ
伊那市は安心して出産できる環境を整えるため市内で開業する産科医に補助金を出し開業を支援する計画です。 これは2日伊那市役所で開かれた市議会全員協議会で報告されたものです。 対象は市内に開業し10年以上継続して分娩を扱う産科医で7月からの施行を予定しています。 一医療機関あたり1回限りで20%を補助し上限を2千万円としています。 現在上伊那で分娩を扱っているのは伊那中央病院と駒ヶ根レディースクリニック、助産所が5か所となっています。 年間の分娩数は中病が年間およそ900件、駒ヶ根レディースクリニックが330件だということで中病では平成20年度から里帰り出産を制限しています。 市では分娩を扱う産科の開業を促進することで、中病の里帰り出産の制限解除につなげたいとしています。
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新宿の中学生が田植え体験
伊那市と友好提携を結ぶ東京都新宿区の中学生が、5月26日、高遠町小原の田んぼで田植えを体験しました。 伊那市を訪れたのは、新宿区立牛込第一中学校の1年生90人です。 田植え体験は、高遠町の農事組合法人らいふが生産している野菜や米を給食の食材として購入している事が縁で、行われたものです。 指導は、らいふの組合員や地元の農家が行い、コシヒカリの苗を約24aの田んぼに植えました。 生徒らは、裸足で田んぼの中に入り、15センチ間隔で、2、3本ずつ苗を植えていました。 農事組合法人らいふの西村勝雄理事長は、「米はスーパーなどで簡単に手に入るが、農家の苦労などを体験し、感じてもらえたら嬉しい」と話していました。 この日植えた苗は、らいふが管理し秋にはおよそ24俵の米が収穫できるということです。 収穫した米は、牛込第一中学校の給食で提供されることになっています。
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信州い~んだにフェス2014初開催
伊那市西春近の伊那スキーリゾートで伊那市の景色を見ながら音楽を楽しむイベント、「信州い~んだにフェス2014」が6月1日、初めて開かれました。 信州い~んだにフェスは伊那青年会議所が子どもからお年寄りまで「3世代を一つに」をテーマに今年初めて開いたものです。 地元西春近の小出太鼓をはじめ、伊那市や箕輪町、南箕輪村の4校の吹奏楽部が演奏しました。 このうち箕輪中学校吹奏楽部は、アニメーションのテーマ曲など3曲を演奏しました。 人気アイドルグループの曲では、振り付けのパフォーマンスも有り、観客が手拍子で盛り上げていました。 会場では、伊那商工会議所青年部による、県内産の鹿肉を使った、馬鹿旨焼きうどんが販売され親子連れが味わっていました。 醤油などで味付けした焼きうどんに、鹿と馬の肉をすき焼き風に煮込んだものをかけています。 主催した伊那青年会議所では、「このイベントを、地元の景観を見つめ直す機会にして欲しい」と話していました。
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大学ラグビー 慶応義塾大学×同志社大学
伊那市大学ラグビー招待試合が6月1日、伊那市陸上競技場で行われ、慶応義塾大学と同志社大学が熱のこもったプレーでファンを沸かせました。 黄色と黒の慶応大学ラグビー部は、創部115年。紺色とグレーの同志社大学ラグビー部は、創部103年と、今年は、伝統校の対戦となりました。 両チームの関係者によると、慶応と同志社の対戦が最初に行われたのは102年前の明治45年だったということです。 スタンドには、およそ1600人のファンが詰めかけ、東西の人気校の試合を楽しんでいました。 試合は前半、慶応がスクラムから抜け出しトライを決め先制します。 その後は風上にたつ同志社が4連続トライを決め、26対7とリードして折り返しました。 後半は慶応が追い上げますが一歩及ばず、同志社大学が、33対28で勝利しました。 観戦した高校生は「スピード、パワーとも段違い。生で見る事が出来、良い経験になりました」と話していました。
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バラまちフェスタスタート
伊那市の中心市街地で、1日から1か月間、バラまちフェスタが行われます。 期間中は、バラにちなんだ様々なイベントが催されます。 初日の1日は、バラづくり入門教室がセントラルパークで行われました。 アルプスバラ会代表で園芸家の春日千定さんがバラの育て方を講習しました。 会場では、東日本大震災の被災地を支援する苗の販売もありました。 バラまちフェスタは、花を通じて商店街の活性化を図ろうと、2011年から始まり今年で4年目です。 4軒でスタートした中心市街地でのバラの栽培は、今年11年目で、250人、1,000鉢に増えました。 今年は、8日にフリーマーケットやコンサートなどが計画されているほか、8日から30日まで山寺エリアでは、バラ肉を使った丼ぶり、「バラ丼」めぐりもあります。 このほか、期間中は、バラのスイーツの提供やギャラリー展示、手作りアート教室も開かれる予定です。 実行委員会では、「伊那市の中心商店街は、日当たりや風通しも良くバラには適していて、他の地域より開花が早い。県内で最も早いバラ祭りだと自負しているので、多くの人に楽しんでもらいたいたい。」としています。
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伊那地域 2日連続の真夏日
1日の伊那地域は、最高気温が33.6度と5月31日に引き続き2日連続の真夏日となりました。 伊那市役所南側にあるせせらぎ水路です。 子どもたちが水遊びを楽しんでいました。 1日の伊那地域の最高気温は、平年に比べ10度以上高い33.6度で、今年最高を記録し、6月の気温としては過去2番目で、8月上旬並みでした。 長野地方気象台によりますと、この暑さは、4日水曜日ころまで続くということで、水分補給など熱中症対策に注意するよう呼びかけています。 伊那消防署によりますと、午後3時現在、伊那消防組合管内で熱中症で搬送された人はいないということです。
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5月観測史上2位 最高気温31度で今年初の真夏日
31日の伊那地域の最高気温は5月の観測史上2位となる31度まで上がり、今年初めての真夏日となりました。 伊那市の東春近小学校では運動会が開かれ、児童たちが汗を流していました。 東春近小学校では、運動会を去年まで9月に開いていましたが、暑さ対策として今年から初夏の開催となりました。 しかし、高気圧に覆われた31日は最高気温が8月上旬並みの31度まで上がり、今年初めての真夏日となりました。 運動会では、熱中症対策として、児童席にはテントが設置されました。 また、タオルを水で濡らすように水の入ったバケツも用意されました。 高学年の男子が出場した棒倒しでは、上半身裸で、熱戦が繰り広げられていました。 午後3時現在、伊那消防署管内で熱中症の症状で搬送された人はいませんでした。 長野地方気象台によりますと、この暑さは6月4日頃まで続くということです。
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小泉武栄さん講演会「南アルプスの魅力を探る」
東京都に本部を置く日本ジオパーク委員会の顧問小泉武栄さんの講演会が31日、伊那市創造館で開かれました。 飯山市出身で元東京学芸大学教授の小泉さんが、「南アルプスの魅力を探る」と題して話しました。 自然地理学が専門の小泉さんは、「南アは1つ1つの山が独立しどっしりと大きいが、北アルプスは山が小さく稜線上の起伏が乏しい」「南アは固有種の植物が多く、北アルプスは一般的な植物が多い」「残雪は北アルプスが多く南アは少ない」などと、特徴を比べながらそれぞれの魅力について話していました。 この講演会は、上下伊那を中心に1,200人の会員で組織している伊那谷自然友の会が開いたもので、一般も含めおよそ130人が訪れました。
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松くい虫保全林は900m以下まで拡大
伊那市松くい虫対策協議会が、22日開かれ、拡大する松くい虫被害に対応するため、これまで、標高800メートル以下までだった地区保全森林を900m以下までに拡大し、伐倒駆除を行っていくことなどを決めました。 22日は今年度の協議会が伊那市役所で開かれ、委員に委嘱された各地区の財産区や地区の代表などが参加しました。 昨年度の県内の松くい虫による被害は、夏の暑さと雨が少なかった影響で、12月末現在で過去最大となる7万㎥となり、被害が拡大しています。 伊那市でも、減少していた被害量が増加に転じ、昨年度12月末現在で被害量は過去最大の2,184立方メートルとなりました。 伊那市内では、昨年度、高遠町勝間の東部地区で被害が初めて確認されたほか、これまで被害が出にくいとされていた標高800メートル以上の西箕輪、手良などでも被害が拡大しています。 こうした状況に対応するため、伊那市では、補助金交付の対象となる地区保全森林を、標高800メートル以下から900メートル以下に拡大する方針を示し、協議会で了承されました。 協議会では、委員から、「被害が出る前に松を伐採し、販売するほうが現実的ではないか」といった意見が出されていました。 白鳥孝市長は、「枯れる前に木材として活用する方向に転換を図り、樹種転換をすすめたい」と話していました。
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第36回プロドライバー事故防止コンクール表彰伝達式
県内の運送や運輸に関わる事業所を対象に行う第36回プロドライバー事故防止コンクールで伊那警察署管内の3つの事業所と5人が表彰されました。 27日は、伊那警察署で表彰伝達式が行われました。 優秀事業所には、辰野タクシー株式会社と、有限会社白川タクシーが、 優良事業所には、高遠観光タクシー有限会社が選ばれました。 また、標語部門では伊那バス株式会社の北原育子さんの作品、「これぞプロ 確かな技術と素敵な笑顔」と、 西澤健さんの作品「事故ゼロを 願う心は ゆとりから」が優秀標語に選ばれました。 プロドライバー事故防止コンクールは、ドライバーが安全運転や接客マナーの向上に努め、一般ドライバーの模範となって安全で快適な交通社会を目指す事業所や個人を表彰するものです。 受賞者は、「これからも安全運転を心がけて子どもや高齢者をはじめ地域の人達の事故防止に努めていきたい」と話していました。
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わが家のセーフティーリーダーに
伊那警察署などは、伊那市の伊那小学校6年生117人を「わが家のセーフティーリーダー」に30日委嘱しました。 30日は、伊那小学校で委嘱式が行われ、小山満彦伊那警察署長から代表児童にセーフティーリーダーとしての委嘱書が手渡されました。 「わが家のセーフティーリーダー」は、管内の小学校をモデル校に選定し、学校や家族ぐるみで防犯意識を高めようと伊那警察署などが平成13年度から行っています。 小山署長は、「皆さんの活動で、学校や家族、地域が明るく楽しく生活できるようになるよう期待しています」と児童たちに呼びかけました。 児童を代表して林優太君は、「セーフティーリーダーとしてがんばっていきます」と力強く決意表明しました。 今年は伊那小学校のほかに伊那市の新山小学校と辰野町の両小野小学校でも実施されます。
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上伊那4月の月間有効求人倍率
上伊那の4月の月間有効求人倍率は、3月を0.05ポイント下回る0.90倍でした。 新規求人数は、1,279人で去年を25.1パーセント上回りました。 新規求職者数は、1,105人で去年を7パーセント下回りましたが、3月に比べ336人、43.7パーセント上回りました。 求人は好調でしたが、新年度にあたり求職者が増えたため、4月の月間有効求人倍率は、0.90倍で3月を0.05ポイント下回る結果になりました。 ハローワーク伊那では、求人倍率は、3月を下回ったが、求人件数は改善傾向にあることから「雇用情勢は、改善の傾向が見られるが、依然厳しい。」とコメントし、「足踏み状態である。」とした3月のコメントを上方修正しました。 また、正社員の求人が増えていることも明るい傾向と見ています。
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ゴミゼロの日にあわせ美化活動
5月30日の「ゴミゼロの日」にあわせ、伊那市荒井区の住民と県職員は28日、伊那市駅周辺で清掃活動を行いました。 美化清掃には、荒井区の住民や県の職員などおよそ70人が参加しました。 参加した人たちは、午前8時から1時間かけ、伊那市の中心市街地一帯を歩き道に落ちている空き缶やビニールなどを見つけ、専用の袋に入れていました。 この日回収したごみの量は18キロで、紙や布類などといった可燃物が最も多く6.5キロ、プラスチック類が3キロ、空き缶が1.1キロでした。 上伊那地方事務所では、「ごみの量は昨年と比べ半分ほどに減少したが、たばこの吸い殻が多かった。 マナーの向上を呼び掛けていきたい」としています。
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長谷中生徒 露頭の名づけ親に
伊那市の長谷中学校の生徒は、美和湖にある2か所の露頭に名前をつけるため、学習に励んでいます。 30日は、長谷公民館で前の地域自治区長、中山晶計さんから長谷の地名について話を聞きました。 中山さんは、現在72歳。 長谷の歴史とともに歩んできました。 生徒たちは、中山さんから地名の由来を聞きながら、露頭にふさわしい名前を思いめぐらしている様子でした。 長谷中の生徒たちが名前をつける露頭は、2つあり、一つは、学校北側にあります。 もう一つは、長谷総合グラウンド南側です。 露頭は、地層や地質が露出した場所のことで、長谷では、溝口露頭が有名です。 長谷中学校の生徒たちは、6月末までに名前を考え、7月に1か所につき2、3の案を市側に伝える予定です。 伊那市は、その案を基に、9月の日本ジオパーク南アルプス大会までに決定する予定です。
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最高気温29.6度 今年一番の暑さ
30日の伊那地域の最高気温は今季最高の29.6度で、7月下旬並の陽気となりました。 箕輪町のみのわ天竜公園では、松島保育園の園児が水遊びをしていました。 長野地方気象台によりますと、30日の伊那地域の最高気温は29.6度と7月下旬並の今年一番の暑さとなりました。 高気圧に覆われている影響で、6月4日頃まではこの日と同じくらいの気温が続く見込みです。
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信州伊那スマートドライバー 安全運転呼びかけ行進
思いやりのある安全運転を広げる組織「信州伊那スマートドライバー」の会員は29日、伊那市のナイスロード沿いで啓発パレードを行いました。 「信州伊那スマートドライバー」は、思いやりのある運転を心がけてもらおうと、平成23年に発足しました。 この日は、会員およそ100人が横断幕や上り旗を持って安全運転を呼び掛けながら、1キロほどを行進しました。 信州伊那スマートドライバーは、高遠地区と長谷地区を除く伊那市と、箕輪町、南箕輪村の交通安全協会の会員なら誰でも加入することができます。 伊那警察署管内の昨年度の交通事故による死者数は5人で、そのうち4人は高齢者です。 交通事故の発生件数は453件でそのうち伊那市での事故が247件、 箕輪町が91件、南箕輪村が54件、辰野町が61件となっています。
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伊那市観光フォトコンテスト 最優秀賞決まる
伊那市の魅力をテーマに昨年度募集した「伊那市観光フォトコンテスト」の審査会が30日、伊那市役所で行われ、5部門それぞれ1点の最優秀賞が決まりました。 花・自然部門には、駒ヶ根市の太田秀男さんの作品「薄暮に浮かぶ城址公園」が選ばれました。 イベント・祭り部門には、宮田村の佐伯英徳さんの作品「伊那路を駆ける」が選ばれました。 観光地・文化施設等部門には、駒ヶ根市の春日芳人さんの作品「さわやか鳩吹公園」が選ばれました。 南アルプス部門には、愛知県名古屋市の宮下文彦さんの作品「山行」が選ばれました。 特別部門には、伊那市富県の小林兼久さんの作品「清々しい夏の美和湖」が選ばれました。 作品は、58人から215点の応募がありました。 最優秀作品は、観光パンフレットやホームページに活用されることになっています。
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JA健康長寿へウォーキング
長野県内のJAが進めている健康寿命創造運動の一環で、県内で初めてとなる大規模なウォーキング大会が、29日、伊那市の西箕輪地区で行われました。 この日は、西箕輪のみはらしファーム東側駐車場を出発し、西箕輪地区、7.6キロを歩きました。 ウォーキングにはJA上伊那の女性組織生活部会のメンバーを中心に162人が参加しました。 長野県は、寿命は、男女ともに全国1位となっていますが、日常生活を支障なく送れる健康寿命は、平成22年度で男性6位、女性17位となっています。 JA健康寿命創造運動は、この健康寿命を伸ばそうという取り組みで、食生活セミナーや、口腔ケアの講座などが開かれてきました。 ウォーキング大会もその一環で、今回のような大規模な取り組みは、県内でも初めてです。 佐久総合病院の農村医学研究所の主任研究員を務める柳澤和也さんが指導しました。 柳澤さんは、ストレッチの方法や歩き方のコツなどを参加者に教えていました。 参加者は、初夏の高原を、元気よく歩いていました。 JA上伊那では、こうした取り組みを通して組合員の健康増進につなげたいとしています。
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鎌倉國光さん ヒマラヤ山脈の山を題材に写真展
駒ヶ根市在住の鎌倉國光さんが撮影した、ヒマラヤ山脈の山を題材にした写真の作品展が、伊那市のいなっせで開かれています。 ヒマラヤ山脈で撮影した標高8,000m級の山の写真38点が展示されていす。 鎌倉さんは、山岳写真を30年以上撮り続けています。 今回は、パキスタンから撮影したヒマラヤ山脈をテーマに展示しています。 去年8月トレッキングツアーに参加し、7日間、氷河の上を歩いてテントで寝泊りしながら撮影したということです。 鎌倉さんは、目の前にある風景をありのままに撮影する事を心がけているという事で「日本では見られない、非日常的な風景を楽しんで欲しい」と話していました。 鎌倉國光さんの山岳写真展は6月3日(火)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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伊那市手良 羽柴晴雄さん宅で2千株のクリンソウが見頃
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅では、2千株のクリンソウが見頃となっています。 伊那市手良野口の羽柴晴雄さん宅です。 自宅を囲むように2千株のクリンソウが植えられています。 29日は、野口高齢者クラブのメンバーが訪れ、見頃となった花を楽しんでいました。 羽柴さんは、15年前、伊那市振興公社が毎年行っている花の苗の無料配布で2株のクリンソウの苗をもらい、自宅の庭先に植えました。 少しずつ株を増やし、現在は2千株となっています。 29日の伊那地域の最高気温は27.7度と7月中旬並みの暑い一日となりまた。 長野地方気象台では、30日も晴れて気温が上がると予想しています。 羽柴さん宅のクリンソウは来月上旬まで見頃だということです。
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倫理法人会 経営講演会
明るく元気な会社作りをめざす長野県伊那・木曽倫理法人会は27日伊那市内で経営講演会を開きました。 講演会には、企業経営者などおよそ120人が参加しました。 講演会では、税理士でさいたま市浦和区倫理法人会の小滝敏郎さんが「あきらめない」をテーマに話しをしました。 小滝さんは「現代社会では、企業の技術や情報の差別化は難しい。」と話し、「挨拶や時間を守る、赤信号で渡らないなど小学生でもできる簡単な事を常に実践する事は、信頼関係を築くことに繋がる。 基本的な事をあたりまえに行い、人間力を高める事で社員の鏡となり、しいては企業の業績に繋がる」と話していました。
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特殊詐欺 60代男性128万円被害
伊那市内の60代の男性が金融業者を名乗る男に現金128万円を騙し取られる特殊詐欺被害にあっていたことが分かりました。 伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは伊那市内に住む60代の男性です。 今年5月に低金利・無担保の融資を勧誘するファクシミリが届き、電話をかけたところ、金融業者を名乗る男から500万円融資できると言われました。 男性が融資の申込書をファクシミリで送ると、別の男から事務手数料などが必要と言われ、指定された口座に3回にわけ現金128万円を振り込みました。 その後、別の男から5月に融資できないと言われ、不審に思い消費生活センターに相談したところ詐欺の被害に気づき、伊那署に被害を届け出たものです。 伊那署では「ファクシミリにより融資を勧誘し、無担保だったり、低金利のものは、詐欺の可能性が高く、現金を振り込む前に警察に相談してほしい」などと、注意を呼びかけています。
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伊那まつり花火大会 一般から募金
8月3日の伊那まつりの花火大会に向け、今年は企業からの協賛金に加え、初めて市内に募金箱を設置し一般からの協力をつのります。 28日は、伊那市の伊那商工会館で伊那まつり花火委員会の吉澤文男委員長らが記者会見を開き市民に協力を呼び掛けました。 吉澤院長は募金について「市民からの協力を得る事で将来を見据えた市民参加の花火大会にしていきたい」と話ました。 伊那まつりの花火大会は例年企業の協賛金の額により番組数がきまります。 協賛金の額は、平成10年度の2200万円をピークに減少していて、去年は過去最低のおよそ1380万でした。 花火委員会では、減少傾向に歯止めをかけると共に将来を見据えた市民参加の花火大会にしていこうと今回初めて一般からの協力を求めます。 募金箱の設置は、今月中を予定していて市役所や金融機関、JAなど15か所を目途に行います。 花火委員会では、募金を今年限りとせず、継続する事で一つの核となる番組を作っていきたいとしています。 第42回伊那まつり花火大会は、8月3日に行われる予定です。
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上伊那広域連合が要望書提出
上伊那広域連合は医療問題など上伊那地域が抱える課題をまとめた要望書を28日、県議会の県民文化健康福祉委員長に提出しました。 この日は、県議会の県民文化健康福祉委員会の現地調査が伊那合同庁舎で行われました。 広域連合長の白鳥孝伊那市長をはじめとする、上伊那8市町村長らが出席し、要望書を提出しました。 伊那市や箕輪町などは、安心して子どもを産める体制整備の支援を求めました。 出産体制については、上伊那地域の医師数が県の平均を大きく下回っていて、産科医、小児科医の不足で連携の構築に支障が出ているとして、産科医と小児科医の確保に向けた支援を要望しました。 南箕輪村は、人工透析の通院支援について要望しました。
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春富中と台湾の中学生が交流
伊那市東春近の春富中学校に28日、台湾からの修学旅行生が訪れ、生徒たちと交流しました。 訪れたのは、台湾の中西部に位置する彰化県から、陽明国民中学と大同国民中学の2年生35人です。 春富中学校の生徒はバスが見えると教室から手を振って歓迎していました。 到着後に行われたセレモニーでは、歌や吹奏楽の演奏で交流していました。 春富中学校の北原友哉生徒会長は、「みなさんの来るのを待ちわびていました。短い時間ですが一緒に勉強しましょう」と挨拶していました。 台湾の生徒たちは、「伊那市はとても彰化県と雰囲気が似ている」と話していました。 今後は、学校同士、メールや手紙などで交流していくということです。
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市農委 農林水産大臣賞 受賞
伊那市農業委員会は、地域農業の発展と農業者の地位向上に尽力したとして、農林水産大臣賞を受賞しました。 28日は、伊那市農業委員会の田中哲雄会長ら3人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に受賞を報告しました。 農業委員会は、平成23年度から24年度にかけて、耕作放棄地対策として、伊那市東春近田原のおよそ16ヘクタールを引き受け、ネギや麦などを栽培しました。 伊那市の「人・農地プラン」として、伊那市周辺の農地を集積し、担い手の育成や農地の有効活用に努めてきました。 これらの活動が評価され、農林水産大臣賞が贈られました。 田中さんは「耕作放棄地対策や人・農地プランをこれからも続けていく。今後は日陰や山間地などの農地に向かない、耕作不能土地の解消に力を注ぎたい」と話していました。 白鳥市長は「市でも農作物の販促に協力していきたい」と話していました。
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南ア北部遭対協 総会
南アルプスでの遭難防止や救助活動などを行っている南ア北部地区山岳遭難防止対策協会の定期総会が21日伊那市の長谷総合支所で開かれました。 総会では、新しい救助隊副隊長や班長に任命書が交付されました。 新たに副隊長に任命されたのは、市役所高遠長谷水道課の宮下健吾さんです。 宮下さんは、「二次遭難で家族を悲しませないよう訓練に精進し、チームワークを大切に活動していきたい。」と誓っていました。 平成25年度の南アルプス北部での山岳遭難件数は、6件で内救助隊が出動したのは3件でした。 愛知県と神奈川県の2人が亡くなっています。 会長をつとめる白鳥孝伊那市長は、「今年は山の日制定などで登山者が増えることが予想される。先人が残してくれた山を大切に、遭難事故防止対策に取り組んでもらいたい。」と出席者に呼びかけていました。