-
今年もやります 「西駒んボッカ」
西駒山荘の建設工事に伴い、資材を背負って運び上げるイベント、「第2回 西駒(にしこま)んボッカ」が、9月7日(日)に今年も行われます。 西駒んボッカは、2.5キロのレンガを背負って、鳩吹公園から標高2,690メートルの西駒山荘まで11.6キロのタイムを競うイベントです。 主催するのは、登山愛好者や西駒山荘の関係者などでつくる西駒こまくさ会です。 100年前に地元住民が資材を歩荷(ぼっか)し山小屋を建設した精神を受け継いでいこうと去年から実施しています。 コースは、鳩吹公園をスタートし、桂小場までの5.1キロと、登山口から西駒山荘までの登山道6.5キロ、合わせて11.6キロを走ります。 1回目の去年は、男性のトップが1時間53分で女性のトップが2時間33分でした。 鳩吹公園は標高940メートル、西駒山荘は2,690メートルで標高差は1,750メートルです。 西駒んボッカは9月7日雨天決行、6日には前夜祭も予定されています。 参加費は一般4千円、学生3千円で募集定員は、200人となっています。
-
米ゴルフアカデミー参加報告
関東ゴルフ連盟による、アメリカ、フロリダ州で先月開かれたIMGゴルフアカデミーに高遠小学校6年の髙橋采未(あやみ)さんが長野県から唯一参加しました。 9日は髙橋さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長と久保村清一教育長に報告しました。 アメリカで開かれるIMGゴルフアカデミーは、ジュニア選手の育成を目的としています。 関東周辺の1都10県がエリアの関東ゴルフ連盟の会員およそ5千人の中から、アマチュアランキングや身体能力などで選考し、8人が選ばれました。 髙橋さんはゴルフの実績は少ないものの、長野県ジュニアゴルフ連盟からの推薦で身体能力が評価され8人の仲間入りをしました。 アカデミーは先月23日から31日までアメリカ・フロリダ州で開かれ、髙橋さんもレッスンに参加しました。 髙橋さんは「スウィングなど直してもらった。密度の濃い練習ができました」と話していました。 白鳥市長は、「高遠町からプロゴルファーが誕生する日も近い。できれば地元の学校で頑張ってほしい」と激励していました。
-
パレードで山火事予防
山火事予防を呼びかけるパレードが今日、伊那市などで行われました。 9日は、県や市町村職員8人が伊那合同庁舎前を出発し、伊那市から辰野町までをまわり火災予防を呼びかけました。 啓発活動は、空気が乾燥し山火事が発生しやすい毎年この時期に行われているものです。 上伊那管内では去年、6件の山火事が発生していて、合わせて2.75ヘクタールを焼きました。 これはおととしと比べ6倍の焼失面積となっています。 今年は2件の火災被害が出ています。 上伊那地方事務所の青木一男所長は「これから農作業などで土手焼きや焚き火をする機会が増えるので、意識を高めてもらえるよう呼び掛けたい」と話していました。 啓発活動は、あすも行われ、駒ヶ根市から中川村までをまわるということです。
-
市長選出馬表明の有坂ちひろさん事務所開き
任期満了に伴う伊那市長選に出馬を表明している有坂ちひろさんを支援している市民団体は8日伊那市荒井で事務所開きを行いました。 事務所開きにはおよそ20人が集まりました。 新人で飲食店経営の有坂さんは市政の転換による子育て支援の充実を訴えました。 有坂さんは上伊那民主商工会の会合などに出席し政策を訴えることにしています。 市長選にはほかに現職の白鳥孝さんが出馬を表明しています。 伊那市長選挙は20日告示、27日投開票となっています。
-
「伊那節発祥の地」石碑前で伊那節まつり
伊那節を歌い継ぎ後世に伝えようと7日、伊那市の伊那公園で伊那節まつりが行われました。 伊那節まつりは、伊那公園にある「伊那節発祥の地」の石碑の前で行われていて今年で55回目です。 まつりは、伊那商工会議所などが行っているもので、商工会議所や市の関係者など60人ほどが出席し神事をして伊那節の伝承などを祈りました。 まつりでは、開き始めた桜の下で、伊那節保存会が歌と踊りを披露しました。 伊那節は、古くは「おんたけやま」と呼ばれ江戸時代に権兵衛峠を行き来するときに歌われた馬子唄です。 伊那商工会議所の川上健夫会頭は「文化と伝統を後世に伝えていきたい」と話していました。 なお、伊那公園桜愛護会によりますと伊那公園のコヒガンザクラは12日、13日が見ごろだということです。
-
高遠城址公園 開花宣言
天下第一の桜として知られる高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが8日開花しました。 今年は、去年と比べて一週間遅い開花宣言となりました。 8日は高遠城址公園で開花宣言のセレモニーが行われました。 去年から一番早く咲く南口ゲート付近の桜を基準木にしていて5、6輪咲いたら開花宣言を出すことにしています。 市の職員が開花したことを防災無線で伝えるよう電話で連絡していました。 伊那市内の桜を管理する稲辺謙次郎さんです。 ここ数日は、いつ咲くのかやきもきしていたということです。 8日の伊那地域の最高気温は、21度と5月上旬並の暖かさとなり、南口では午後になって一気に花が開きました。 訪れた観光客は、咲いた桜をカメラに納めたり、敷物を広げて花見を楽しんでいました。 伊那市では、高遠城址公園の桜は15日頃から見ごろと予想しています。
-
伊藤好幸さん 桜の写真展伊那中央病院で開く
伊那市山寺の写真愛好家、伊藤好幸さんのさくら写真展が、伊那市の伊那中央病院で開かれています。 伊那中央病院1階のエレベーター前には、伊藤さんの作品21点が並んでいます。 伊藤さんは、祖父の影響で物心がついた頃から写真が好きになり、30年程前から本格的に撮影を始めました。 今回の写真展は、花の中でも特別思い入れのある桜をテーマに、ここ5年ほどの間に、全国各地の名所15カ所程に足を運んで撮影したものです。 伊藤好幸さんのさくら写真展は、30日(水)まで伊那中央病院1階のエレベーター前で開かれています。 また、来月1日からは同じ会場で、伊那市美篶の書家、山岸美峰さんと合同の展示を開くことになっています。
-
伊那市長選挙 新人有坂さん政策発表
任期満了に伴う伊那市長選挙に出馬を表明している新人で飲食店経営の有坂ちひろさんは、「市民参加で市政の転換を図り安心して暮らせる市政を目指す」とする選挙に向けた政策を発表しました。 有坂さんは「市政の主役は市民。市民参加の市政を貫きます。市民の声を聞くだけではだめで聞いた声をどう活かすかということが今の市政には問われているのではないか。今の市長も市民の声を聞く機会があると思いますが必ずしも活かされていないのではないか」と話し「市民の目線で動かす市政を目指したい」と抱負を述べました。 具体的な政策としては、環境保全と再生エネルギーの活用として環境に負荷をかけるリニアより地域交通の整備を進めるほか生ゴミ減量化で処理場の大規模化を見直すとしています。 他には市の責任で保育を充実し保育園の民間委託はしないとするほか、市職員の女性幹部の登用、商店のリフォーム制度をつくり中小の商工業者を支援するとしています。 伊那市長選挙は20日告示27日投開票となっていて有坂さんの他に現職の白鳥孝さんが出馬を表明しています。
-
春の全国交通安全運動 始まる
春の全国交通安全運動が6日から始まりました。 「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本に4つの運動の重点が掲げられています。 7日は、伊那市役所前に交通指導所が設けられ、伊那市交通安全協会連合会や、伊那警察署の署員らおよそ80人が道行くドライバーに交通事故防止を呼びかけました。 運動は「子どもと高齢者の交通事故防止」を基本に全ての座席のシートベルト着用やチャイルドシートの徹底や飲酒運転の根絶などを重点に掲げています。 伊那警察署管内では今年に入って死亡事故はおきていません。 伊那警察署の小山満彦署長は「呼びかけをすることで地域の住民一人ひとりが交通事故防止に感心を持ってもらえると嬉しい」と話していました。 春の全国交通安全運動は、15日(火)までとなっています。
-
富県小1年生に交通安全傘贈呈
伊那市の富県交通安全協会は7日、富県小学校の1年生全員に黄色い交通安全傘をプレゼントしました。 この日は富県安協の牧田稔会長らが富県小学校を訪れ、1年生21人に傘を贈りました。 富県安協では、子どもの事故防止につなげようと4年前から新1年生に傘を贈っています。 傘は黄色の生地の一部が透明になっていて傘をさしても前が見えるようになっています。 また、傘のふちに夜光反射材が縫い付けられています。 牧田会長は「登下校の際には車に十分注意して欲しい」と子どもたちに呼びかけていました。 富県小では「地域のみなさんに子ども達の安全を見守っていただきありがたい」と感謝していました。
-
みはらしファーム ふれあい農園開園式
伊那市西箕輪羽広のみはらしファーム内にある「ふれあい農園」の開園式が6日、行われました。 開園式には、今年度ふれあい農園を借りた人の中から11人が参加しました。 ふれあい農園は、みはらしファームが伊那市から委託管理を受けて、希望者に畑を貸し出し、自由に農作物を育てることができる場として提供されています。 農園は80区画に分かれていて、希望者の必要に応じて分配されます。 育てる農作物は、トマトやナス、とうもろこしが多いということです。 今年度は、23人が39区画を使用するほか、公民館などの施設も使用することになっていて、現在53区画が決まっています。 利用者は「子どもと一緒に農業を楽しみたい」 「去年より美味しい野菜が収穫できるように手間をかけて育てたい」と目標を立てました。 残りの21区画はまだ利用者が決まっていないということで、利用者を募集しています。 1区画の広さは32平米で、1年間の料金は6,500円、来年の3月31日まで利用することができます。
-
長野県公衆衛生専門学校 20人が入学
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校の入学式が7日行われ、20人が歯科衛生士への道の第一歩を踏み出しました。 今年度入学したのは上伊那出身の6人を含む20人です。 入学生代表の宮下苑子さんは「同じ夢を追いかける仲間とスタートラインに立てました。3年後、この学校で良かったと思えるように日々精進していきたい」と挨拶しました。 合木康典校長は「自らこの道を選んだ皆さんの表情は希望に満ちています。初心を忘れずに頑張ってください」と式辞を述べました。 新入生は3年間の教育を受け、歯科衛生士の国家資格合格を目指します。
-
肌寒い一日 高遠のさくらもうすぐ
寒気の影響で寒さが戻り、伊那地域では5日の夜遅くから6日朝にかけて雪が降りました。 6日の伊那地域の最高気温は8.8度と平年を6.2度下回り肌寒い一日となりました。 天下第一の桜の名所としてしられる高遠城址公園では、桜守が枝に積もった雪を落としていました。 長野地方気象台によりますとあす以降は天気も回復し日中の気温も上がるということです。
-
大規模災害に備え狐島防災会 訓練
伊那市狐島の狐島防災会は、地震による大規模災害に備え6日、防災訓練を行いました。 狐島防災会では東日本大震災以降、毎年この時期に訓練を行っています。 訓練は、東海地震により伊那地域で震度6弱の地震が発生したとの想定で行われました。 狐島第一公民館には、災害対策本部が設置され常会長がけが人の数や建物の倒壊など被害状況を報告していました。 通信手段が途絶えたとの想定で地元のアマチュア無線愛好者が無線を使って伊那市と交信をして被害状況を報告していました。 また、壊れた建物の下敷きになった人の救出や、消火訓練も行われました。 また、応急手当やAEDを使っての訓練も行われていました。
-
カルミナ・ブラーナ 本番に向け練習大詰め
今年6月にカルミナ・ブラーナを歌い上げる手作りの演奏会が伊那市の伊那文化会館で開かれます。 本番に向け公募で集まった市民合唱団の練習が大詰めとなっています。 6日は、伊那市のいなっせで練習が行われ、当日指揮を務める横山奏さんが東京から訪れました。 横山さんはこの春、東京芸術大の大学院を卒業しました。 おととし高遠町で行われた伊澤修二記念音楽祭でも指揮をしました。 カルミナ・ブラーナはドイツ南部の修道院で19世紀の初めに発見された詩歌集です。 ドイツの作曲家カール・オルフが曲をつけ独唱、合唱用の作品にしました。 合唱団には、上伊那を中心に下伊那や諏訪、遠くは千葉県から150人が参加しています。 練習は発足した去年2月から行われていて、横山さんとの練習は2回目です。 練習の中で横山さんは「とにかく言葉をしっかり出すことが大切。歌詞をイメージして歌って欲しい」と指導していました。 集まった団員たちは楽譜を見ながら会場に歌声を響かせていました。 6月8日の本番は、舞踊団や伊那フィルハーモニー交響楽団などと一緒になって25曲を披露することになっています。
-
伊那市スポーツ少年団 発会式
伊那市のスポーツ少年団の発会式が6日、伊那勤労者福祉センター体育館で開かれました。 この日は、スポーツ少年団に登録している小中学生と指導者およそ600人が会場に集まりました。 会では、全員でスポーツ少年団の歌を斉唱し、綱領を唱和しました。 式の後には、伊那市美篶の大西接骨院の大西誠院長が、1年間怪我をしないための身体つくりについて講演しました。 大西さんは「軽い有酸素運動で体温や心拍数を上げ、その後にストレッチや体操など専門的なウォーミングアップをすると効果的です」と話しました。 伊那市スポーツ少年団は、8種目25団体があり、小学1年生から中学3年生のおよそ1,000人が登録しています。
-
二十四節季~清明~
5日は二十四節季のひとつ清明です。 清明は、桜など草木の花が咲き始め、すがすがしく明るく美しいころとされています。 伊那市山寺の丸山公園では、スイセンが見ごろとなっています。 公園内には、ソメイヨシノなどの桜が30本ほど植えられていて、常円寺では来週末には 桜とスイセンの共演が楽しめるのではないかと話していました。
-
縄文土器を撮影した写真展
県内を中心に各地域を代表する縄文土器を撮影した写真展「縄文の夜神楽 豊の創成」が5日から、伊那市の創造館で始まりました。 会場には、伊那市から出土した土器の他、国宝に指定されている縄文のビーナス、3月国宝に指定された仮面の女神などを移した写真45点が並べられています。 撮影したのは東京都在住の写真家滋澤雅人さんです。 滋澤さんは、県内の博物館など18か所で12年かけて撮影してきました。 1つの作品にかける撮影時間は平均2時間で、中には3時間かかった作品もあるということです。 撮影には、大型のモノクロフィルムを使用していて、光と影の幅が広く土器の模様が鮮明に映し出されています。 写真展は、6月16日月曜日まで、伊那市創造館で開かれています。 19日には、滋澤さんによるギャラリートークが予定されています。
-
伊那市横山 ザゼンソウの知識学ぶ講座
伊那市横山のザゼンソウ群生地で、ザゼンソウの基礎知識を学ぶ講座が5日、開かれました。 講座には、地域住民らおよそ20人が参加しました。 講師は、伊那市中央の長野県自然観察インストラクターの柄山祐希さんが務めました。 ザゼンソウは、サトイモ科の多年草です。 仏像の光背に似た形の花びらの重なりが、僧侶が座禅を組む姿に見えることがその名前の由来とされています。 雪がまだ残る3月下旬に、自ら30度ほど発熱し、雪を溶かして地面から出てきます。 柄山さんは「ザゼンソウが育つには、春に日光がよく当たり夏に日光を遮る雑木林が周りにあることが大切。整備をして守っていきましょう」と話しました。
-
伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽クラブ定期演奏会
伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽クラブの第24回定期演奏会が、このほど、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 演奏会では、1・2年生、42人が11曲を披露しました。 第1回から演奏されている定期演奏会の伝統曲「アルメニアンダンス・パートⅠ」やパート紹介をかねたアンサンブルなどが演奏されました。 第2部ではももいろ人気アイドルグループの代表曲が演奏され、観客を巻き込んで盛り上がっていました。 会場には、保護者など300人が訪れ、生徒たちの演奏に聞き入っていました。
-
伊那公園 開花
桜の開花の便りがこの伊那地域でも聞かれるようになりました。 伊那市中央の伊那公園もコヒガンザクラがほころび始めています。 公園西側にはコヒガンザクラおよそ60本が植えられていて、そのうちの数本が、4日開花しました。 去年より5日遅い開花です。 伊那公園桜愛護会によりますと、公園内にある400本の桜の中で、コヒガンザクラは毎年早く開花するということです。 伊那公園の桜は、来週見頃を迎え、来週末には満開になりそうです。 そんな伊那公園で今年も花見小屋の営業が始まっています。 伊那市富県出身で駒ヶ根市で民宿などを営業している北沢福明さんが50年近く続けています。 出店当時は、そばが一杯100円、一日1,300杯を売り上げたこともあったといいます。 時代とともに、花見客の足は遠のきましたが、1人でも多くの人に来てもらいたいとお酒やジュースなどの価格は、この10年間据え置きで営業しています。 この花見小屋には、飲み物や食べ物のほかに貸しござもあり、伊那公園のお花見に欠かすことができない存在になっています。
-
アルストロメリア 出荷最盛期
南米原産の花、アルストロメリアの出荷が伊那市など上伊那地域で最盛期を迎えています。 長野県は、アルストロメリアの生産量が全国一で、国内のシェアの3割を占め、その8割は上伊那産ということです。 今は、花の出荷のピークで、伊那市東春近田原の酒井弘道さんのハウスでも作業が本格化しています。 JA上伊那花卉部会のアルストロメリア専門部の部長をつとめる酒井さんは、ハウス13棟、8,300平方メートルで花を栽培しています。 主に大都市圏を中心に、北は北海道、南は九州まで出荷されていて、その数は、年間で75万本にのぼります。 ハウスで切った花は、近くの自宅まで運び、切りそろえ、ダンボール詰めしていきます。 アルストロメリアの出荷のピークは5月の母の日頃まで続きます。
-
上伊那一斉に入学式
上伊那8市町村の全ての小学校と中学校で4日入学式が行われ、小学校では1,750人、中学校では1,870人が新たなスタートを切りました。 このうち箕輪町の箕輪西小学校には、13人が入学しました。 入学式で、新一年生は、在校生や保護者の拍手に迎えられて入場しました。 松島ゆかり校長は、「箕輪西小の自慢は、あいさつと仲良し。あいさつは魔法の言葉でみんなと仲よくなれます」と話しました。 このあと児童会長の唐澤依織里さんが「学校にははじめてのことがたくさんあります。わからないことがあったらいつでも聞いてください」と新入生たちに呼びかけていました。 新1年生たちは、保育園で練習してきた歌を元気に歌い、学校生活をスタートさせていました。 式の後、教室では、担任から名前を呼ばれると元気に返事をしていました。 担任からは、交通事故にあわないよう気をつけることや規則正しい生活のリズムを習慣づけるよう話がありました。 4日は、上伊那8市町村全ての小学校と中学校で入学式が行われ、小学校には1,750人が、中学校には、1,870人が入学しました。
-
南信森林管理署の桜が咲き始める
伊那市山寺の南信森林管理署の桜が3日に開花しました。 南信森林管理署には、タカトオコヒガンザクラ6本とコヒガンザクラ4本があり、去年より6日遅れて3日開花しました。 桜は、旧高遠町から譲り受けたものと旧長谷村にあった管理署の木材置き場から移してきたものです。 管理署の職員は「近くを通る時は眺めて春を楽しんでもらいたい」と話していました。 南信森林管理署の桜は、来週いっぱいまで楽しめそうだということです。
-
5年ぶり再開の新山保育園で入園式
園児数の減少により平成21年度から休園となっていた伊那市富県の新山保育園で3日、5年ぶりに入園式が行われ、18人の園児達の新しい生活がスタートしました。 晴天に恵まれた3日、園児18人が保護者に手を引かれながら元気よく式に臨みました。 新山保育園は、園児数の減少により平成21年度に休園。平成27年度までに再開できなければ、平成28年度に廃園になることが分かっていました。 新山から保育園をなくしたくないという思いから、住民有志でつくる新山の保育園・小学校を考える会が中心となって保育園再開に向け取り組んできました。 再開条件となっていたのは、定員40人の半数の20人で、2月時点で21人の保育希望者を確保し、再開が決まりました。 田中文代園長は「みんなが来てくれて地域の人は喜んでいます。お散歩したり、トンボを見たり野山を駆け回っていっぱい遊びましょう」と挨拶しました。 式では、全員で富県・新山保育園の歌を歌いました。 新山保育園では、4日から通常保育が始まります。
-
競馬必勝詐欺で311万円詐欺被害
伊那市内の50代の男性が、「競馬で勝つことができる」などといわれ、311万円を騙し取られる特殊詐欺被害に合いました。 伊那警察署によりますと、被害に合ったのは、伊那市内に住む50代の男性です。 去年7月下旬に、男性の携帯電話に、競馬必勝情報提供会社を名乗る男から突然電話があり、「競馬に勝つことができる」「会員登録すれば情報を教えることができる」などといわれ、男性は8月上旬に、指定された口座に、2回にわたり、合計およそ311万円を振り込んだものです。 その後、情報提供会社と連絡が取れなくなったことから詐欺被害にあった事に気付き、3日、伊那警察署に届け出ました。 伊那警察署では、ギャンブルの必勝情報は存在せず、「必勝情報を教える」などの儲け話は詐欺なので、警察に相談するよう呼びかけています。
-
伊那ローメンズクラブ会長に唐澤正也さん
伊那市上牧の日本料理あすなろの店主、唐澤正也さんが新しい伊那ローメンズクラブの会長に決まりました。 伊那ローメンズクラブの記者会見が3日、伊那市の伊那商工会館で開かれ新役員を発表しました。 3代目の会長を務めるのは、唐澤正也さんです。 唐澤さんの任期は3年となっています。 初代会長で2007年に亡くなった伊藤和弌さんの後を継ぎ2期1年、会長を務めた正木金内衛さんです。 伊那ローメンズクラブは、市内の飲食店28店舗が加盟しています。 今年度は、加盟店舗の拡大や料理講習会などの事業を計画しています。 2日は他に、今月29日に伊那市役所駐車場で開かれる伊那ローメン春まつりの概要について説明がありました。 今年で3回目となるこのイベントでは、今年も信州プロレスや、上伊那出身のアイドルグループパラレル☆ドリームなどによるステージを企画しています。 また、伊那餃子会や伊那ソースかつ丼会などのブースも設けられます。 伊那ローメンズクラブでは、このイベントを定着させ伊那の名物をPRしていきたいとしています。
-
絵画教室の作品展「八本の絵筆展」
宮田村を拠点に活動している絵画教室の作品展「八本の絵筆展」が、3日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 伊那、駒ヶ根、箕輪、宮田に住む10人の作品、41点が展示されています。 講師の小木曽章八さんの名前から「八本の絵筆」という会の名前を付けました。 絵画の全国コンクールなどへの出品に挑戦している仲間で、全員の作品を集めて展覧会を開くのは今回が初めてです。 伊那市西箕輪に住む三澤栄さんは、足跡をテーマにした作品を展示しました。目には見えない人の足跡を空想の世界で表現したということです。 箕輪町長岡に住む柴光子さんは、畑でみかけた蝶々をテーマにした作品を展示しました。地球は全ての生き物のためにある事を表現したということです。 八本の絵筆ではそれぞれが自由に題材を選んで制作していて、「一人一人の個性を楽しんで欲しい」と話していました。 八本の絵筆展は、8日(火)まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
-
小松実治さん 施設利用者にいちごをプレゼント
伊那市御園で養蜂園を営む小松実治さんは、蜂の巣箱の製作を依頼している市内の障害者社会就労センターに、いちごを贈りました。 3日、小松さんが伊那市山寺の障害者社会就労センターゆめわーくを訪れ、施設利用者にいちごを贈りました。 ゆめわーくでは、小松さんから巣箱の製作の発注を受け、年間3千箱を製造しています。 小松さんは、日ごろの感謝の気持を伝えようと20年以上前から、毎年いちごをプレゼントをしています。 この日は、ゆめわーくを含め市内3施設に170パックが贈られ、利用者が、一人1パックずつ持ち帰ったということです。
-
伊那市長選挙 現職白鳥さん政策発表
任期満了に伴う伊那市長選挙に出馬表明している現職の白鳥孝さんは、「13年後のリニア開通を見据えた地域づくりを行っていく」などとする、選挙に向けた政策を発表しました。 白鳥さんは「共有の財産である景観を保全し、人口増加に結び付け、大都市の人たちと対等な立場で物事を考え、私たちや子供たちが地域に誇りを持てるなど、そういった事を展開していく事がリニア中央新幹線の開業に向けての重要な地域づくり」と話し、「誰もが伊那で暮らし続けられる地域にしたい」と抱負を述べました。 具体的な政策としては、移住定住促進として、毎年20人程度の新規就農者の支援や、信州大学の学生が卒業後も伊那で暮らし続けられるような受け皿を作りたいとの考えを示しました。 他には、給食を教育の柱とし、小学1年生からの農業体験の実施や、太陽光発電や小水力発電、ペレットボイラーの普及など新エネルギーの研究、農林業や観光振興をしていきたいとしています。 伊那市長選挙は4月20日告示、27日投開票となっていて、白鳥さんの他に、新人で飲食店経営の有坂ちひろさんが出馬を表明しています。