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伊那北高校ジョイントコンサート
伊那北高校の音楽部と吹奏楽部によるジョイントコンサートが24日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
音楽部の合唱班と弦楽班、吹奏楽部合同のジョイントコンサートは、毎年この時期に開かれていて、今年で34回目となります。
部をこえたつながりを深めようと、今年は初めての試みとして、ミュージカルを行いました。
未来への希望を失った主人公が動物たちと触れ合う中で自信を取り戻していくストーリーで、ディズニーメドレーを演奏しました。
コンサートの模様は4月2日からご覧のチャンネルで放送します。 -
春の高校伊那駅伝
春の伊那路を駆け抜ける春の高校伊那駅伝が24日、伊那市の陸上競技場を発着点に行われました。
男子は三重県の伊賀白鳳高校、女子は京都府の立命館宇治高校が優勝しました。
男子は、午後0時5分に伊那市陸上競技場をスタートし、6区間42.195キロをタスキでつなぎました。
男子は全国の強豪校や県内から114チームが出場しました。
天候にも恵まれた24日、沿道には多くの人が訪れ声援を送っていました。
このうち三峰川レストパーク前では太鼓の演奏が行われた他、子どもたちが手作りの応援のぼり旗を持って選手たちを後押ししていました。
折り返し地点となる高遠町商店街の先頭は、伊賀白鳳高校。
続いて、1区では出遅れた優勝候補の佐久長聖高校が2位で通過します。
その後、佐久長聖高校は第4中継所の市役所前で、4位でタスキをつなぎます。
陸上競技場にトップで来たのは、三重県の伊賀白鳳高校。
タイムは2時間10分45秒で22年ぶり2度目の優勝に輝きました。
佐久長聖高校は惜しくも2位に終わっています。
また53チームが出場した女子は、午前10時に陸上競 技場をスタートし5区間21.0975キロをタスキでつなぎました。
いなっせ前では、小旗を持った市民たちが声援を送り、また、伊那中学校吹奏楽部の生徒が演奏し大会を盛り上げていました。
春の高校伊那駅伝は伊那谷に春の訪れを告げる風物詩としても定着しています。
大会の結果京都府の立命館宇治高校が1時間11分18秒で2年連続14回目の優勝を果たしました。
県勢のトップは長野東高校で5位でした。 -
伊那少年剣道クラブ クラブ内大会
伊那市の伊那少年剣道クラブのクラブ内大会が伊那東小学校で23日開かれました。
大会には年長園児から中学3年生までのクラブ員およそ25人が出場しました。
大会は、年度末に練習の成果を発揮する場として毎年開かれているものです。
学年ごとの総当たり戦が行われ、子どもたちは大きな声をだして面や胴を打ち込んでいました。
代表の飯島浩さんは、「今年度は人数が少ない中集中して稽古ができ、地力が付いてきた。小さいメンバーがたくさん入ってくれたので、これからの成長が楽しみです」と話していました。 -
い~な雑穀ネットワーク ロゴマーク発表
伊那市の食品業者や農家などでつくるい縲怩ネ雑穀ネットワークのロゴマークのデザインが決まりました。
マークは雑穀のPRに使っていこうとい縲怩ネ雑穀ネットワークが募集したもので、37点の応募がありました。
23日は伊那市の伊那商工会館で表彰式が行われました。
ロゴマークは、上伊那農業高校一年の守屋琴音さんがデザインしました。
今回決まったロゴマークは、い縲怩ネ雑穀ネットワークの会員が色を決め、3月中に正式決定する予定です。 -
木目込人形展 華やか400点並ぶ
人型の土台に布を押し込んで装飾を施す伝統工芸「木目込み人形」の作品展示会が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
展示会は、中南信地域に教室がある、東京木目込人形師範会・清水総支部・暁朋会が2年に1度開いているもので、会員111人の作品、およそ400点が並んでいます。
木目込み人形は、日本に古くから伝わる伝統工芸で、桐のおがくずを固めた土台に、布を押し込んで衣装を着ているように装飾するものです。
着物を着せる前の土台の補正作業や頭を乗せる角度など、微妙な違いで雰囲気が変わるということで、同じ土台を使っても個性が出るということです。
黒河内暁朋支部長は「会員ひとりひとりの個性を感じてもらえたらうれしい」と話していました。
木目込人形作品展は24日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。 -
春の高校伊那駅伝 開会式
春の高校伊那駅伝が24日、伊那市の陸上競技場を発着に行われます。
大会を前に、開会式が伊那文化会館で23日行われました。
今年の大会には過去最多の男子118チーム、女子64チームの合わせて182チームがエントリーしています。
開会式では、去年男子の部で県内一位の佐久長聖高校キャプテン、川口賢人さんが選手宣誓をしました。
主催者を代表して白鳥孝伊那市長は「地域をあげて皆さんをしっかりと応援しています。すばらしい記録を期待しています」とあいさつしました。
春の高校伊那駅伝は、あす伊那市陸上競技場を発着に、女子は午前10時、男子は午後0時5分にスタートします。 -
伊那ローメン倶楽部 会員証の更新と新規登録呼び掛け
ローメン好きの集まりでつくる伊那ローメンファン倶楽部は、一昨年12月の設立から1年3か月が経ちました。
倶楽部では、会員証の更新と新規登録を呼び掛けています。
21日は、ファン倶楽部の伊東久会長らが更新の時期や内容について説明しました。
来年度は、カードのデザインを一新します。
表面には、去年ローメンのイメージキャラクターに選ばれたロメンくんが、裏面には県外で長野県伊那市をPRできるよう日本地図が使われています。
ファン倶楽部は、ローメンで街を活性化させようと、平成23年12月に結成しました。
初年度はおよそ220人が登録し、2か月に1回のペースで交流会を開いた他、B1グランプリなどのイベントでボランティアを行いました。
来年度の活動については、ソーシャルメディアを使ってイベントをPRする「PR係」や、イベントなどで調理を手伝う「調理係」など、役割を明確にする考えです。
また、ファン倶楽部独自のローメンの開発に取り組むとしています。
更新・新規登録ともに24日から、市内12の協力加盟店と商議所で受け付けるということです。 -
伊那市人事異動内示
伊那市は、4月1日付の人事異動を22日内示しました。
移動総数は、221人で小規模、部長級への昇格は5人となっています。
参事・市民生活部税務課長には、市民生活部税務課長の牧田弘さんが昇格します。 -
伊那市の全保育園で卒園式
伊那市内の保育園で22日一斉に卒園式が行われ、全体で586人が慣れ親しんだ学び舎を後にしました。
このうち竜東保育園では、年長児50人が卒園しました。
卒園式では、園児2人一組で手をつないで入場すると、山岸加代子園長からひとりひとりに保育証書が手渡されました。
園児たちは、名前を呼ばれると「ありがとうございます」と言って証書を受け取っていました。
竜東保育園は、昭和30年に建設され、昭和51年に全面改築されましたが、老朽化が進んでいるため、新しい園舎が来年2月の完成予定で新築さることになっています。
新しい園舎が完成するまでは、市役所東側の仮設の園舎で過ごすことになっていて、現在の建物では最後の卒園式となりました。
山岸園長は、「年長さんたちは、いろんなことを力いっぱいやってくれた。心と体についた力を持って小学校に行ってください」と卒園児たちによびかけました。
この日通いなれた園舎を巣立った子どもたちは、4月から小学1年生としてあらたな一歩を踏み出します。 -
伊那市職員6か月の処分
伊那市は、一昨年10月に市内で交通死亡事故を起こした職員を停職6か月の処分とすることを22日、公表しました。
死亡事故は、一昨年10月伊那市狐島で発生したもので、事故を起こしたのは教育委員会の45歳の職員です。
この職員は免許取り消しなどの行政処分と罰金100万円の刑事処分を受けています。
伊那市は、懲戒処分の指針に基づき事故当時の上司である水道部の56歳の職員を厳重注意としています。
白鳥孝市長は「度重なる不祥事を受け臨時職員を含めた全ての職員に対し、交通法規の遵守と交通安全の推進を図りたい」とコメントしています -
公立高校後期選抜試験合格発表
公立高校後期選抜試験の合格発表が22日、県内一斉に行われました。
上伊那の公立高校では1,004人が合格し、喜びの春が訪れました。
このうち伊那市の伊那弥生ヶ丘高校では、朝8時半に合格者の受験番号が張り出されると、受験生やその保護者らが自分の番号を確認していました。
長野県教育委員会によりますと、県内の公立高校全日制では1万2,516人が受験し、1万1,517人が合格。
定時制では、186人が受験し158人が合格。
多部単位制では185人が受験し172人が合格しています。
伊那弥生ヶ丘高校では、240人の定員に対し263人が受験し、244人が合格しました。
受験生や保護者らは、番号を見つけると、写真を撮ったり家族や友人に電話をかけていました。
伊那弥生ヶ丘高校の入学式は、来月4日に行われます。
なお、上伊那の高校の再募集は、辰野高校普通科が3人、商業科が14人、上農高校生物科学科が2人、高遠高校普通科が6人となっています。 -
伊那市地域防災計画 修正案了承
伊那市防災会議が19日、市役所で開かれ、広域相互応援計画を新たに盛り込んだ地域防災計画の修正案が示され了承されました。
会議には、災害時に応援協定を市と結んでいる医療や建築などの団体から35人が出席しました。
地域防災計画は、各市町村が作成しているものです。
今回新たに、県内外への支援や受け入れを明確に示す「広域相互応援計画」の他、災害復旧や復興への備えとして、復旧の基礎となるデータの保存やバックアップを行っていくことなどが盛り込まれました。
会議では他に、水防計画についての修正案も示され了承されました。 -
子ども人形劇場 300人が楽しむ
子ども人形劇場が伊那市のいなっせで20日行われ、子どもたちが公演を楽しみました。
会場には親子連れ300人ほどが訪れました。
20日は、腹話術やマジックを交えた一人芝居の専門人形劇団「よろず劇場とんがらし」が公演しました。
今回演じたのは、「まいごのおまわりさん」で、記憶を失ってしまった不真面目なおまわりさんが心を入れ替えるというお話です。
子ども人形劇場は、伊那市などが人形劇に親しんでもらおうと行っているもので、今年で9回目です。
子どもたちは、腹話術や不思議な仕掛けに夢中になっていました。
ある保護者は、「次から次へといろんな仕掛けが出てきて迫力がありました」と満足している様子でした。 -
伊那公園 ロトウザクラほぼ満開
伊那市中央にある伊那公園のロトウザクラが、ほぼ満開となっています。
周辺をふくめ、10本ある伊那公園のロトウザクラが咲き始めています。
公園北の東屋隣りに植えられたものは早めに咲き始め、現在、ほぼ満開です。
管理をしている伊那公園桜愛護会によりますと、平年より4日ほど早い、今月17日に咲き始めたということです。
伊那公園でも早咲きの、シキザクラも17日頃から咲き始めたということです。
シキザクラは、年に2回、春先と秋に花を咲かせます。
伊那公園には、全部で12種類の桜が植えられています。愛護会では、シキザクラ、ロトウザクラの見頃は今月いっぱいで、その後、4月の始めには、コヒガンザクラが咲き始めると予想しています。 -
老若男女、幅広い世代が参加
お金を賭けない、タバコを吸わない、お酒を飲まないをモットーに、気楽にマージャンを楽しむ健康マージャン教室の麻雀大会が16日、伊那市内で開かれました。
伊那市の総合型地域スポーツクラブが、一昨年から教室を開いている「健康マージャン教室」。
この日は1年の最後のイベントとして大会が開かれました。
誰でも気軽に参加してもらおうと、土曜日を中心に1年間教室が開かれています。
老若男女、30代から80代まで幅広い年齢層の人達が教室に入っていて、麻雀特有の静かで緊張感がある雰囲気でなく、会話を楽しみながら麻雀をしています。
ある参加者は「雰囲気も良いし、気軽にできるのでとても楽しい」と話していました。
高島彬代表は「笑いながら楽しくやることが重要。たくさんの人に楽しんでもらいたい」と話していました。
4月からは新年度の教室がスタートすることになっていて、随時募集を行っているということです。 電話0265-73-8573(伊那市総合型地域スポーツクラブ) -
アマランサスのレシピの小冊子完成
栄養価が高いとされている雑穀アマランサスのレシピなどを紹介する小冊子が完成しました。
19日は、伊那商工会議所で小冊子がお披露目されました。
これは、消費者からアマランサスの調理方法がわからないなどの声があったことから多くの人たちにより知ってもらおうと伊那地域アマランサス研究会が作成したものです。
料理のレシピは、雑穀料理研究家の吉田由季子さんが監修しました。
小冊子は14ページで調理方法の他に、研究会の活動や地元アマランサス商品の紹介なども紹介されています。
小冊子は、県の補助金で5000冊作成し、伊那市でアマランサスを扱う店舗や商工会議所の窓口などで無料配布されることになっています。
伊那地域アマランサス研究会では、多くの人に小冊子を手に取ってもらい、アマランサスの普及に繋げていきたいとしています。 -
桜並木の歴史を後世に
伊那市美篶青島の桜並木について継続して学習してきた美篶小学校の6年生は19日、現地に桜並木の歴史などを紹介する大型看板を設置しました。
19日は大型看板の除幕式が行われ、この春卒業した6年1組の児童ら30人が出席しました。
児童たちは1年生の時から桜並木の歴史などについて学習していて、これまで、桜の手入れや、訪れた人たちの休憩場所にしてもらおうと手作りのベンチを設置するなどの活動を行ってきました。
大型看板は学習の集大成として桜並木の歴史を後世に伝えていこうと設置しました。
看板は高さ2.4メートル幅2.8メートルで児童たちが考えた紹介文を一文字ずつ堀り、バザーなどで集めた35万円で建てました。
看板には、先人たちが桜を植えた歴史や、災害により桜が切られてしまったことなどが書かれています。
美篶小学校では、6年生の活動を引き継ぎ来年度も学校全体で桜並木の活動に取り組んでいくということです。 -
中村時計店前のロトウザクラ 綻び始める
19日の伊那地域の最高気温は20.4度と4月下旬並みとなり、18日の春の嵐から一転おだやかな暖かい1日となりました
伊那市中央の未来通り沿いにある中村時計店の敷地では、魯桃桜(ロトウザクラ)が綻び始めました。
ロトウザクラは桃の一種で、春を告げる桜と言われています。
また日本気象協会は19日、5回目の桜の開花予想を発表しました。
高遠城址公園の桜の開花を4月6日、満開を11日と予想しています。 -
上伊那の中学校で卒業式ピーク
上伊那のほとんどの中学校で19日、卒業式が行われ、生徒達は9年間の義務教育を終え、新たな第一歩を歩み出しました。
このうち伊那市の春富中学校では、男子73人、女子75人の合わせて148人が卒業を迎えました。
式では、村田正美校長から生徒一人ひとりに卒業証書が手渡されました。
春富中学校は、昭和38年に富県中学校と東春近中学校、西春近中学校の3校が統合しました。
今年度は、統合して50周年を迎えます。
50年の歴史の中で、今年度卒業する148人を加え、延べ1万106人を輩出してきました。
式辞で、村田校長は「部活動や文化祭では、努力することの大切さ、希望と勇気を与えてくれた。中学校生活で学んだ事を心に刻み、新たな道を歩んでほしい」と挨拶しました。
卒業生を代表して北原悠哉君は「進路の実現に向け全員で合格するために必死にやってきた。悔いは無い」と話していました。
卒業生148人は、胸を張って通い慣れた学び舎を後にしていました。
公立高校後期選抜試験の合格発表は、22日金曜日に行われます。 -
信大にタカトオコヒガンザクラ植樹
信州大学松本キャンパスに、医療機器を開発する「信州地域技術メディカル展開センター」が完成したのを記念して、伊那市からタカトオコヒガンザクラの苗木が贈られました。
19日に行われた式典には、伊那市から白鳥孝市長が参加し、タカトオコヒガンザクラを植えました。
信州大学と伊那市は、産業振興や教育・人材育成などの分野で協力するための連携協定を2005年に結んでいます。
今回、信州大学松本キャンパスに、医学部と工学部、一般企業が連携して医療機器を開発する「信州地域技術メディカル展開センター」が完成したのを記念して伊那市が苗木4本を贈りました。
式典で信大の山沢清人学長は「とても貴重な桜をいただいた。これから末永く信州大学を見守る桜となってほしい」と話していました。
白鳥市長は「タカトオコヒガンザクラは『門外不出』の桜だが、今回の寄贈は伊那市としてもとても嬉しいこと。信州大学の発展とともにこの桜も大きくなってほしい」と話しました。
今回贈られたタカトオコヒガンザクラは、来月上旬には花を咲かせるということです。 -
上伊那広域連合 今後のごみ排出量予測示す
上伊那広域連合の廃棄物政策審議会が今日伊那市のいなっせで開かれ、今後のごみ排出量の予測が示されました。
○N上伊那広域連合では、平成35年度の一人が一日に出す家庭ごみの量は、544グラムと予測しています。
これは、少人数世帯が増える予測などから平成23年度より19グラム増えています。
しかし、一万3千人ほどの人口減少が見込まれることから、一年あたりの家庭ごみの量は減少する見込みです。
平成35年度の企業から出るごみの量は、8,593トンと予測されています。
これは、景気の回復が見込まれることから、平成23年度より618トン増えています。
平成35年度の家庭ごみと事業系ごみを合わせた年間排出量は、平成23年度より732トン減少した44,260トンと予測されています。
審議会では、この数値や住民アンケート、ごみの内容調査の結果などをもとに、8月にはごみ排出量の目標値を設定していきたいとしています。 -
伊那市政治倫理条例要綱を12月定例会提出へ
伊那市議会の議会改革特別委員会が今日伊那市役所で開かれ、伊那市政治倫理条例要綱を12月議会に提出することなどが確認されました。
特別委員会では議員の責務や政治倫理の基準などを定めた伊那市政治倫理条例要綱案について意見が交わされました。
要綱案は議員の責務を明確にし議員の政治倫理を市民に示そうと定められるものです。
案では議員の責務として資質を高め市政に関わる機能を自覚するとしています。
一方、市民の責務についても定めていて、議員に対し政治倫理基準を逸脱する行為を求めてはならないとしています。
他には、会社経営など兼業の報告義務や公共工事、物品購入など特定の者に有利または不利となるような働きかけをしてはならないとしているほか政治倫理審査会に関する規定などが定められています。
黒河内浩委員長によりますと、条例を定めているところは、県内では長野市など少数で上伊那では初めてだということです。
また市議会議員の資産の公表は行わないとしています。
委員会では条例要綱案を5月の市報に掲載し市民からパブリックコメントを求め、市議会12月定例会で議員提出議案として提出することにしています。 -
最大瞬間風速 24.1メートル
18日の上伊那地域は、発達中の低気圧の影響で風が強い1日となり、午後1時20分に伊那で24.1メートルの最大瞬間風速を記録しました。
10分間の平均の最大風速は、15.7メートルで3月では観測史上最高となりました。
伊那市荒井の現在は営業していないホテル、伊那ステーションホテルでは、午後1時頃、屋上に設置されている看板が落下しました。
看板は1m四方程度で、この看板落下による物損被害や通行人などへの怪我はありませんでした。
落下した看板は、業者により撤去されましたが、ホテルでは、風が吹くたびに、屋根材が上下していました。 伊那市上新田のauショップ伊那店では看板のフタが外れ、風にあおられていました。
駐車場では、看板の落下を警戒して警備会社が駐車場の誘導をしていました。
箕輪町松島のシューマート箕輪店では、バイパス沿いにある看板の一部が、風により飛ばされそうになった為、店の関係者が、上部のパネルを撤去していました。
店によりますと、午後0時半頃客からの連絡を受け、警察と消防に相談し、看板の一部を解体する事にしたという事です。
また、この他に、JR飯田線の松島第一踏切近くでは、架線にビニールが引っ掛かった為、10分ほど電車が立ち往生し、車や人の行き来ができなくなりました。
伊那消防署によると、午後5時半現在強風によるけが人などは出ていないということです。
長野地方気象台によると、18日、午後1時20分に伊那で24.1メートルの最大瞬間風速を記録しました。
10分間の平均の最大風速は、15.7メートルで3月では観測史上最高となりました。
平均風速が15メートルを超える風は、人が風に向かって歩くのが難しく、場合によっては転倒する強さとされています。
強い風は、今夜遅くまで続くということです。 -
彼岸の入り 4月下旬並みの陽気
17日は彼岸の入り。
伊那市の常円寺には先祖の供養に訪れた人たちが墓前に花を供え手を合わせる姿が見られました。
彼岸は、20日の春分の日を中日に前後3日間を合わせた日を言います。
伊那市の常円寺でもお墓参りをする人たちの姿が見られました。
訪れた人たちは墓前に花や線香を供えたり汚れを落としたあと手を合わせ先祖を偲んでいました。
暑さ寒さも彼岸までの言葉通り17日の伊那地域は日中の最高気温が18.1度を記録し4月下旬並みの陽気となりました。 -
七五三ファッションショーでモデル気分
伊那市で17日、七五三ファッションショーが開かれ子どもたちがモデル気分を味わいました。
七五三ファッションショーは、伊那市西町の写真館、風の丘、デュボンタンが開いたものです。
ファンションショーはこれまでに松本市で開催していて、伊那市では今回が初めてです。
子どもたちは芸能人がデザインしたブランドの和服を着こなし特設ステージでポーズを決めていました。
風の丘、デュボンタンでは「七五三のお参りをする11月は写真撮影も混み合うので今の時期に落ち着いてするのがお勧めです。」と話していました。 -
若手音楽家と「楽器を体験」、「演奏に参加」
若手音楽家の演奏に合わせ、子供達が身近にある物を使って音を出す、参加体験型コンサートが伊那市の伊那文化会館で17日、開かれました。
会場では、県内出身の若手音楽家6人が演奏し、訪れたおよそ300人の親子が、コンサートを楽しんでいました。
コンサートは、子供達が楽器を身近に感じてもらい、演奏を楽しんでもらえるよう工夫されていました。
ロシアの音楽童話「ピーターとおおかみ」で、狩人や動物が登場するシーンになると、会場の子供たちが、紙の筒を叩いたり、ストロー吹いたりして演奏に参加していました。
この他に、アニメソングなどの演奏や楽器の種類をあてるクイズ、マカロニやストローなどを笛のように使い音を出す体験が行われました。
この参加体験型のコンサートは、長野県が行う若手芸術家支援事業「ネクスト」の一環で行われたもので、伊那市は県内で2番目の開催となっています。 -
絵本「みんなであそぶか2」完成
伊那市の保育士が作成した絵本「みんなであそぶか2」がこのほど完成しました。
11日は保育士5人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に絵本完成の報告をしました。
この絵本は、昔のあそびを伝えていこうと市内の保育士でつくる伊那市保育プロジェクトが作成したもので、2作目となります。
地域のお年寄りなどから昔の遊びを聞き取り、分かりやすいように絵本にまとめました。
「けんけんぱ」や「てつなぎおに」「ひみつきち」など昔ながらの遊び7つが紹介されています。
絵本は350冊作られ、市内の保育園や小学校に配られるほか、保護者向けに販売も検討していくことにしています。 -
軌跡 荒川於鶴さん個展
箕輪町在住の画家、荒川於鶴さんの個展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場にはおよそ30点の油絵が展示されています。
荒川さんは、35年前から作品制作を始め、自身の心の動きを描いているということです。
毎年東京で開かれる国画会に20年間出品していて、今回はその集大成に初めて地元で個展を開きました。
これは、去年制作された作品「眠(ねむり)」です。
東日本大震災で人の死に触れたことをきっかけに制作されたもので、大切なものを残して亡くなっていく人の無念さを描いているということです。
荒川さんは、「見た人が何か感じることが一つでもあれば嬉しい」と話していました。
軌跡 荒川於鶴個展は18日月曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。 -
全国芝平の会 ふるさとへ
過疎による集団移住で廃村となった伊那市高遠町芝平に住んでいた人たちが集まる全国芝平会が16日開かれ、参加者が伊那市高遠町の旧三義小学校芝平分校を訪れました。
16日は県内や愛知県などからおよそ30人が参加し、芝平分校にある離村の碑に花を手向けました。
全国芝平会は3年に一度移住した人たちが集まり開かれているもので、ふるさとを忘れないようにしようと今回初めて芝平を訪れました。
伊那市高遠町芝平は、過疎や土砂災害により昭和53年に廃村となり、住民は全国各地に移住しています。
昭和18年に芝平分校の教師が作詞した歌「芝平の四季」を全員で歌いました。
全国芝平の会の北原厚会長は「今もなお芝平の里を守り、私たちを見守ってくれる先祖の霊たちにありがとうの言葉を捧げます」と話していました。 -
展示室設置に合わせてブロンズ像寄贈
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人・井上井月の常設展示が、10日から伊那市創造館で始まりました。
これに合わせて16日、井月のブロンズ像が伊那市に寄贈されました。
この日は、創造館でブロンズ像の除幕式が行われました。
辰野町出身の彫刻家で、創造館や伊那市駅前の彫刻も手がけた瀬戸團治の四男、瀬戸剛さんが製作したものです。
井月顕彰会の堀内功会長が購入したものを、常設展示に合わせて伊那市に寄贈しました。
堀内会長は「少し本物より男っぷりが良すぎる気がするが、展示室がより華やいで素晴らしくなると思う」と話していました。
ブロンズ像は、台座も合わせ高さおよそ1メートル60センチです。
もともと俳句や井月に興味があった瀬戸さんが、一昨年公開された映画「ほかいびと伊那の井月」を観て製作を決めたということです。
瀬戸さんは「主演の俳優・田中泯さんの印象が強くなったが、50代の井月をイメージして作った」と話していました。
ブロンズ像は、創造館1階に設置された、井上井月常設展示室の中央に置かれることになっています。