-
新山小学校 トンボの楽園を歌詞にした歌を発表
伊那市の新山小学校の児童は16日、地元にある「トンボの楽園」を歌詞にした歌を発表しました。
この曲は伊那市狐島の小木曽章薫さんが書いた詩に、新山小の児童有志が曲をつけたものです。
新山小では、毎年6年生が卒業記念でトンボの楽園に植樹をしています。
一昨年、小木曽さんが記念植樹につかう桜の木を子供達にプレゼントし、合わせて、「曲をつけて唄ってしい」と歌詞も贈りました。
今日は、学習発表会の中で、全校児童が保護者や地域住民に歌を発表しました。
新山小学校では、今後、地域の行事などで合唱し、歌い継いでいきたいと話しています。 -
富県よろず講座「わら草履作り」
定年退職した男性を対象にした、伊那市の富県公民館のよろず講座は、14日、農村文化を伝承していこうと、わら草履作りを行いました。
この日は、よろず講座の受講生、およそ10人が、草履作りを体験しました。
指導したのは、富県の北條俊雄さんと、手良の蟹澤雪人さんです。
かつて日用品や農作業で使う物は、わらから縄をない、農閑期のこの時期、どの農家でも作っていたという事です。
参加した人達は、60代から80代で、昔を思い出しながら、手を動かしていました。
しかし、数十年ぶりという事もあり、なかなか思うようにはいかず、早い人でおよそ1時間かけ、片足分を完成させていました。
ある男性は「草履も履物文化の一つ。若い人たちに伝承していきたい」と話していました -
伊那図書館iPad導入
伊那市の伊那図書館は、情報検索や電子書籍などが楽しめる携帯情報端末iPadを導入し、15日から館内での貸し出しをはじめました。
伊那図書館では携帯情報端末ipadを10台導入しました。
ipadで、インターネットでの情報検索や電子書籍などを楽しめます。
電子書籍は、電子化された書籍データで、著作権のきれた文学作品や児童書などおよそ1万点を読む事が出来ます。
画面にタッチして本をめくるような感覚で指でなぞっていきます。
また見たい写真などを指で広げると拡大させることもできます。
パソコンに比べて操作も簡単ということで導入初日の15日、さっそく訪れた人がiPadに触れていました。
カウンターに設置されているipadは、誰でも利用できますが、館内貸し出し用は、登録制で18歳以上のみとなっています。
伊那図書館では、今後、電子書籍データの貸し出しも視野に入れ検討していきたいとしています -
入野谷 春待ちお姫様ランチ
伊那市観光株式会社が運営する、伊那市長谷のゼロ磁場の宿「入野谷」は、伊那食品工業株式会社と共同で開発した、新たな、ランチメニューを14日発表しました。
新メニューの名前は、「春待ちお姫様ランチ」です。
メニューは、伊那食品の寒天を使った、お吸い物や、あえ物、わらび餅風のデザートと、春野菜の天ぷらなど全8品です。
寒天には食物繊維が多く含まれ、629キロカロリーと、健康面を意識したメニューとなっているという事です。
春まちお姫様ランチは、2月17日から3月末までのランチメニューで、一人前千2百円となっています。 -
伊那西高校3年生対象に食事の講座
卒業を間近に控えた、高校3年生を対象に、食事の大切さを感じてもらおうと14日、伊那西高校で「おいしくヘルシー食事講座」が開かれました。
講座は、伊那保健福祉事務所職員やボランティアの管理栄養士などで作る「食育キャラバン隊」が、健康の基本となる食事の大切を知ってもらおうと、毎年開いています。
講師を務めた、伊那保健福祉事務所の職員で、管理栄養士の酒井登実代さんは、「朝昼晩と3食きちんと食べる事が大切。食の基本を理解し、あとは、冷凍保存など上手に利用し、楽しみながら食事をとってほしい」と話していました。
講義に続いて、生徒達はグループ毎に別れ、およそ30品の料理などが描かれたカードから、数種類のカードを取り一食分の献立を考えました。
生徒達は、友達と話しながら、好みの食べ物や、栄養のバランスなどを考え、カードを取っていました。
伊那西高校によると、毎年、卒業生の7割近くが、進学などにより親元を離れ、一人暮らしを始めるという事です。
ある生徒は「今までは好きな物だけ食べていた。春からは一人暮らしを始めるので、食事から健康に気をつけていきたい」と話していました。 -
アートスクールの人物画講座
信州高遠美術館が主催するアートスクールの人物画講座が13日、開かれました。
人物画講座には、伊那市などから12人が参加しました。
アートスクールは、信州高遠美術館が月1回開いている全11回の講座です。
講師は、毎回地元の画家や陶芸家が務めています。
13日は、前の美術館長の竹内徹さんがデッサンで描く人物画をテーマに指導しました。
参加者らは、鉛筆や木炭で、影や光のあたる部分を表現していきました。
竹内さんは「人物を大きな形でとらえることが大切。画面を2割、モデルを8割みて描くように」などとアドバイスしていました。
また美術館のホールでは、アートスクール展が開かれています。
今年度の講座の中で制作した作品、25点が展示されています。
作品展は3月13日まで開かれています。 -
経営とまちづくりについて考える集い
(社)伊那青年会議所の2月公開例会「経営とまちづくりについて考える集い」が10日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
会場には青年会議所の会員や行政の職員など、およそ70人が集まりました。
これは、経営の本質を学び、地域の活性化につなげていこうと、伊那青年会議所が通常例会を一般にも公開したものです。
1部では、茨城県経営品質協議会理事で(株)ヤマオコーポレーションの鬼澤慎人(まさと)さんが「時代の変化に対応するために経営感覚をもつ」をテーマに講演しました。
鬼澤さんは、企業経営、地域経営について「人は最大の資産。長所を伸ばし、やる気を引き出してあげること、一人ひとりが知恵を出し合って、頑張っていこうと思える環境をつくることが大切」と説明しました。
また、より良いまちづくりについて「地域企業の経営者や行政は、自分たちのためにも地域を良くしていかなければならない。そのためには、地域住民と想いを共有し、地域の人達が進んで動いていくための手助けをする必要がある」と話していました。
2部では青年会議所からのプレゼンテーションがあり、地域のより多くの人達を巻き込んでまちづくりをしていくために、行政や商工団体が協力していく必要性を訴えました。 -
西箕輪小学校3年生 社会見学
伊那市の西箕輪小3年生の児童は9日、伊那警察署などを見学しました。
この日は3年生74人が2つの班に分かれ、伊那警察署と伊那消防署を見学しました。
伊那警察署では、署員の案内でパトカーについて勉強しました。
署員が、伊那署には17台のパトカーがある事、助手席からも安全確認ができるようバックミラーが二つついている事などを説明すると、子供達は興味深そうに聞いていました。
また、伊那消防署では、消防車や救急車の機能について説明を受けました。
児童らはメモをとりながら熱心に署員の話に耳を傾けていました。
また実際に救急車に乗り中の様子を確かめていました。
西箕輪小3年生は、学んだことを授業でお互い発表しあいまとめを行うという事です。 -
東春近小学校の4年生 りんご体験学習感謝の会
伊那市の東春近小学校の4年生は8日、りんご体験学習でお世話になった伊藤一路さん夫妻を招き、感謝の会を開きました。
感謝の会は、去年4月から学んできたりんご体験学習で、指導してくれた伊藤さん夫妻に感謝の気持ちを伝えようと開かれたものです。
東春近小では、平成6年から毎年4年生が伊藤さんのりんご園で体験学習をしています。
今年も1年間、摘果作業や、収穫作業を行ってきました。
8日は、栽培したりんごで児童らが作ったゼリーを全員で食べながら、1年間の学習を振り返っていました。
伊藤さんは、「みんなが元気と愛情を与えてくれたお陰でおいしいりんごに育った。「1人ひとりが学習を通して成長してくれたことをうれしく思う」と話していました。 -
フルートアンサンブルコンサート
春をよぶフルートアンサンブルコンサートが13日、伊那市のいなっせで開かれました。
コンサートは、フルート愛好家などでつくる伊那フルートアンサンブルが開いたものです。
13日は、クラシックや童謡などおよそ12演目を披露しました。 -
高校生ゴスペル合唱団 最終練習
伊那市出身のソウルシンガー湯澤かよこさんのライブが今月19日に伊那文化会館で行われます。
13日は、ゴスペル合唱団として共演する高校生との最後の練習が行われました。
湯澤さんのライブに出演するのは公募で集まった南信地区の高校生28人です。
高校生はこれまで、湯澤さんらの指導を受け12回に渡り練習を重ねてきました。
13日は、19日の本番前の最後の練習です。
高校生は、本番で着る衣装を身にまとい、立ち位置の確認等を行った他、本番で歌う7曲を歌いました。
ゴスペル合唱団として出演する高校生は第2部に登場し湯澤さんと一緒にステージを盛り上げます。
湯澤かよこライブ2011「SHOUT to the FUTURE」は今月19日午後6時から伊那文化会館で行われます。 -
ゆかいなユカイナパーティー
木のオカリナ「ユカイナ」の教則本とCDの完成を記念して、初めての合同発表会、ユカイナパーティーが12日、伊那市の西春近公民館で開かれました。
パーティーは、ユカイナの製作者、西春近の加納義晴さんが代表を務めるユカイナ倶楽部が開きました。
伊那市と駒ヶ根市の愛好会など8団体、およそ80人が集まり、演奏を披露しました。
今回のパーティーは、教則本とCDの完成を記念し、愛好家が交流しようと開かれました。
教則本は、ユカイナ倶楽部が発行していて、演奏の基本や演奏曲の楽譜などを載せています。
CDは伊那市長谷に葦笛工房を構え、演奏活動をしているグループ「あるみかん」が制作しました。初めてのユカイナのCDで、12曲を収録しています。
パーティーには、西春近南小学校のユカイナ倶楽部の児童2人も参加し、演奏しました。
集まった人たちは、お互いの演奏を聞きあって交流していました。 -
南信地域でこの冬一番の積雪
3連休の初日となった11日から12日にかけ、南信地域を中心にまとまった雪が降り、この冬一番の積雪を記録しました。
11日の朝から降り始めた雪は12日まで降り続き、南信地域では、観測所のある飯田市で17センチの積雪を記録しました。
伊那市内では、朝から雪かきをする人たちの姿が見られました。
ICT放送エリア内では、11日夜、高速バスに遅れがあったものの、循環バスやJR飯田線などの公共交通機関に大きな乱れはありませんでした。
伊那警察署によりますと、交通事故は、11日から12日の午後4時までで、30件以上あったということです。
一方、伊那スキーリゾートには多くの人たちが訪れ、新雪の感触を楽しんでいました。
ある親子連れは「ちょうど雪が降って新雪を楽しめた」と喜んでいました。
伊那スキーリゾートでは今シーズン、まとまった降雪が少なくスノーマシンで100センチほどの雪を確保していましたが、今回の降雪で新たに30センチから50センチ積もったということです。
伊那スキーリゾートの鷲尾晋支配人は「今回の雪で新雪を楽しんでもらえる環境になった。多くの人に来てもらいたい」と話していました。
長野地方気象台によると、12日午後4時現在、南信地域の降雪は小康状態にあり、13日には天気も回復し、晴れ間が広がりそうだということです。 -
高遠町伝統 だるま市
伊那市高遠町伝統のだるま市が、11日、鉾持神社参道などで開かれ、縁起物のだるまを買い求める人達で賑わっていました。
だるま市は、400年前から続いていると言われていて、毎年、五穀豊穣を祈る、鉾持神社の祈年祭に合わせ開かれています。
参道や高遠町商店街には、およそ70の露店が軒を連ね、大小さまざまなだるまが並びました。
きのうは、朝から雪が降るあいにくの天候となりましが、訪れた人達は、だるまの顔や大きさ等を吟味し、値段交渉を楽しみながらだるまを買い求めていました。
中には、自宅の他に、親戚等に配る為に、いくつもだるまを買い求める人もいて、参道周辺は活気に満ちていました。
訪れた人は「毎年の事。新しいだるまを買ってやっと年が明けた感じがします。」と話していました。
ある露天商は、「雪が降った日は、ふりこむと言い、縁起がいい日。だるまのご利益で、今年一年良い年にしてほしい」と話していました。 -
伊那西高校 卒業記念展覧会
伊那西高校の美術・書道の授業を選択した3年生の卒業記念展覧会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、美術、書道の授業を選択した3年生の作品と、美術クラブ・書道クラブ・折り紙工芸クラブのクラブ員の作品などあわせて130点ほどが展示されています。
この展示会は、卒業記念として、お世話になった人たちへの感謝をこめて、また、日頃の成果を発表しようと開かれていて、今年で4年目です。
今年は、プロのデザイナーとして活躍している卒業生や美術系の大学や専門学校で学ぶ卒業生10人の作品も展示されています。
芸術の道を選んで活躍している先輩達の作品を見て、後につづく後輩たちの励みになればと、初めて展示されました。
また茶華道クラブによる抹茶の席も会場に用意され、訪れた人に振舞われていました。
伊那西高校では、高校生ならではの感性のあふれた力作が並んでいると話し、来場を呼びかけています。
この作品展は、16日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
久保村さん写真展「懐帰線」
伊那市荒井在住の久保村厚さんの写真展「懐帰線」が、伊那図書館で開かれています。
会場には久保村さんが去年春から秋にかけて撮った写真、25点が並んでいます。
久保村さんは40年ほど前、何か自分を表現できるものを、と写真を始め、それ以来仕事の傍ら、趣味で続けています。
25点すべてが、久保村さんの母親の生家がある伊那市美篶で撮影したものです。
久保村さん自身が子どもの頃遊んでいた場所をたどってモノクロで撮影していて、どこか懐かしい雰囲気を感じてもらおうと「懐帰線」をテーマにしたということです。
久保村さんは「頭の中にぼんやりと浮かぶような懐かしさを感じてもらえたらうれしい」と話していました。
久保村厚さんの写真展「懐帰線」は20日まで、伊那図書館ギャラリーで開かれています。 -
【カメラ・リポート】田楽座伊那公演 20日に
伊那市富県に拠点を構える歌舞劇団田楽座の公演が、20日に伊那市の伊那文化会館で行われます。
田楽座の稽古場では、披露される演目の一つ、「傘踊り」の稽古が行われていました。
傘踊りは、鳥取県の民俗芸能を元に、田楽座が創作した作品です。 -
総合評価一般競争入札 報告
公共工事などの入札や契約の透明性を図る伊那市入札等検討委員会が8日、伊那市役所で開かれ市が初めて実施した総合評価一般競争入札についての説明がありました。
委員会は、公正な入札を確保する事を目的に開かれていて今回で7回目です。
8日の委員会では建設工事に係わる入札や契約状況が報告されました。
この中から抽出して、市が初めて実施した総合評価一般競争入札についての説明がありました。
総合評価一般競争入札は落札者の決定方法として価格だけでなく技術能力を評価し、総合的に優れた企業と契約するものです。
市では「入札の公告から落札までスムーズに出来た。今後も継続して実施していきたい」と話していました。
委員は、任期が今年3月で満了となるため今回が最後の検討委員会となりました。
牛山彦一委員長は「入札等の透明性が多少でも改善されたならうれしく思う」と挨拶しました。
伊那市では、「来年度も継続して委員会を設置していきたい考えです。 -
会員同士が親睦深める
伊那商工会議所の会員交流パーティーが7日、伊那市の伊那商工会館で開かれ会員同士が親睦を深めました。
これは、会員同士の交流や情報交換の場にしようと開かれたもので、今年で3年目です。
7日は、伊那商工会議所の会員およそ160人が出席しました。
会場には、伊那名物のローメンやソースカツ丼、手作り餃子などが用意され会員達は会話をはずませながら料理を味わっていました。
ある出席者は「交流する機会が少ないので情報交換の場になって良かった」と話していました。
伊那商工会議所では今後はイベントを通して情報交換の場を提供していきたい」としています。 -
子どもネットいな「救急救命講座」
小さい子供を持つ親を対象にした救急救命講座が7日、伊那市のいなっせで開かれました。
7日は、就学前の子どもとその親、およそ20組が集まりました。
子どもの事故と家庭での火災予防を目的に、伊那市の子育て支援ボランティア団体「子どもネットいな」が開いたものです。
講師は伊那消防署の若林朋宏救急救命士が務め、この時期多くなる子どもの事故に対する予防などについて話しました。
若林さんは「熱い飲み物などは、子どもの手の届かない位置に置いておくこと。万が一火傷をしてしまったら、軽度の場合は服の上から冷水で冷やす。重度の場合は毛布で包むなどして、熱を逃がさないことが大切」などと話しました。
伊那消防署では、「冬の時期の事故は減ってきてはいるものの、事故や火傷はいつ起きるか分らないので注意してほしい」と呼びかけています。 -
情報共有で集客増図る
飲食産業と食文化を語る懇談会が9日、伊那市役所で開かれイベントなどの情報を共有することで集客増を図っていくことなどが確認されました。
懇談会は飲食産業と観光産業が連携することで経済効果につなげようと伊那市などが開いたものです。
9日は、飲食店組合や旅館組合などの代表およそ30人が出席しました。
懇談会では、出席者から「生産者も含めて、観光客を呼べる新しい食材を育てることも必要」といった意見や、「インターネットの情報で動く人が多いので活用するべき」といった声があがっていました。
会議では、行政や、民間が行っているイベントの情報を共有し、集客増を図ることが確認されました。
懇談会の事務局によりますと伊那の観光産業規模は年間30億円で県内の他の地区と比べて立ち遅れているということです。
懇談会は継続して開かれることになっていて連携の強化を図っていくことにしています。 -
伊那市消防団 練習に熱
伊那市中央の伊那市民会館。
2月20日のコンサートを目前に控え、練習にも熱が入ります。
伊那市消防団音楽隊は、平成元年に結成され独自の活動を展開してきましたが、市町村合併に伴い、消防団活動や火災予防をPRする機能分団として、平成18年に伊那市消防団の一員となりました。
夏のイベントや出初式でも制服姿で息のあった音色を響かせ会場を盛り上げています。
伊藤仁伊那市消防団長は、「音楽隊の活動は、目に見えたり、数字に表れたりする活動ではないが、精神的な観点から大変重要な役割を負っていると思う」と話しています。
生命や財産や守る活動で、最も身近で頼りになる消防団。
伊那市消防団は、13分団と機能分団あわせて1,108人が入団しています。
しかし条例で定められた人数1,156人には届いていません。
消防団では、団員確保を大きな目標に掲げています。 三澤俊明副団長は、「地域で人を育て、子どもを育て、地域の災害は地域で守る。今の時代、地域の連帯が必要で、防災に関しても同じことが言える」と話しています。
今回で4回目となるコンサートは、2月20日午後2時から伊那市民会館で開かれます。
今回は、難易度の高い吹奏楽のオリジナル曲から親しみやすい歌謡曲、子どもたちも楽しめるアニメソングなど7曲を演奏するほか、春富中吹奏楽部との合同演奏も予定されています。当日は、子どもが走り回ってもOK、曲の途中の出入りも自由ということで、音楽隊では、家族でリラックスして楽しんでもらいたいと話しています。
音楽隊の吉田明弘隊長は、「私たちが地域に出向いて演奏するのが筋だが、伊那市民会館に集ってコンサートを楽しんでもらい、消防団活動を少しでも知ってもらえたら」と多くの来場を呼びかけています。
2月20日のコンサートでは、曲にあわせたキャラクターも登場するということで、聞いて、見て楽しいコンサートになりそうです。
消防音楽隊の練習場所は、23年間伊那市民会館でした。
最大収容人数は、1,740人。
市民会館への感謝の想いも込めて、本番に向け、練習にはさらに熱が入ります。 -
リフォーム講習会
端切れや着なくなった洋服を使ってバッグや帽子などを作るリフォーム講習会が9日、伊那公民館で開かれました。
講習会は、捨ててしまう洋服などをリフォームする事でごみの減量につなげようと伊那市消費者の会が毎年冬に開いています。
この日は、伊那市を中心に13人程が参加し、持ち寄った古い洋服やネクタイ、着物の帯などを使ってポーチや帽子などの小物を作りました。
型紙は消費者の会が用意したもので、初心者でも簡単に作ることができます。
ある参加者は「眠っている洋服が蘇るし、手作りだと自分に合ったものが作れるのでとても参考になった」と話していました。
リフォーム講習会は、2月17日と23日にも伊那公民館で開かれる事になっていて、誰でも自由に参加できます。 -
冬の自然を楽しむ
冬の樹木や動物の足跡を観察しながら散策する冬の自然観察会が6日、伊那市西箕輪で行われました。
冬の自然観察会は、冬の自然を楽しんでもらおうと西箕輪公民館などが開いたもので小学生や地区住民などおよそ50人が参加しました。
講師を務めたのは地元に住む白鳥孝伊那市長ら3人です。
6日は、みはらしファームを出発し、経ヶ岳自然植物園までの
およそ3キロを歩きました。
途中、動物の足跡や植物などを観察し、参加者達は講師の話に耳を傾けていました。
経ヶ岳自然植物園では、塩・小麦粉・砂糖を雪の入ったコップに入れて温度を下げる実験も行われました。
たき火が趣味という白鳥市長は、そのポイントについて説明し、子どもたちがマッチを擦って集めた枯れ枝に火を付ける体験も行われました。
子どもたちは、悪戦苦闘しながら火をつけていました。
西箕輪公民館では、5月に春の自然観察会を計画しています。 -
行政改革大綱案 答申へ
市民の視点に立った効率的な行政運営を進める伊那市行政改革審議会が8日市役所で開かれ、民間委託について審議しました。
大綱案は来年度から平成27年度までの5年計画で市民の視点にたった効率的な行政運営の推進を基本方針に具体的な取り組み78項目をあげています。
8日開かれた審議会では、民間委託についての11項目を審議しました。
委員からは、窓口業務委託について「行政の洗練された窓口として育てていくことが必要」「商店のサービスとは違い検討が必要」などの意見が出されました。
これに対し伊那市では「窓口業務については検討のうえ5年間のうちにはどこかでやっていきたい。より充実した市民サービスに努めたい」と答えていました。
他に水道業務委託については「民間委託に向けて研究している段階。早めに進めていきたい」と回答していました。
審議会では8日出された意見をまとめ今月22日に第2次行政改革大綱案を白鳥市長に答申する予定です。 -
人形飾りの準備大詰め
今月11日に、伊那市高遠町でだるま市が開かれます。
これに合わせ、毎年訪れる人達を楽しませている人形飾りの準備が大詰めを迎えています。
人形飾りが始まったのは1700年頃とされていて毎年だるま市に合わせて高遠町内の各地区で作られています。
高遠町総合支所では、伊那市役所職員互助会の会員など43人が人形飾りを製作しています。
作業は、人形を引き立てるバックと人形づくりの2班に分かれて行われています。
今年は、去年映画化され話題となった宇宙戦艦ヤマトです。
支所内には、長さおよそ5メートルの戦艦の土台がほぼ完成しています。
飾りは、発砲スチロールをやすりやノコギリで削ってキャラクターの形を作り、ペンキで色を塗って完成です。
伊那市役所職員互助会の作品は9日、総合支所前に飾り付けられることになっています。
今年、人形飾りは町内から4作品が出品される予定です。 -
伊那華のみそ娘 初仕込み
農家の女性等でつくる、伊那華のみそ娘加工組合は、7日、市内の加工場で味噌の初仕込みを行いました。
7日は、メンバー11人が米麹作りや大豆をすりつぶす等の仕込み作業をしていました。
伊那華のみそ娘加工組合は、地産地消や、食文化の伝承を目的に地域の主婦により、平成12年に発足しました。
地元でとれた、コシヒカリや大豆だけを使い、味噌を仕込んでいます。
今年は14トン作る計画で、3月下旬まで仕込み作業を行い、7月に天地返しをし、11月下旬まで寝かせ、出荷する計画です。
伊藤道子組合長は、「無添加、手造りの為、気の抜けない作業が続くが、おいしいと、喜んで食べてもらえるよう作っています」と話していました。 -
市報いな 組み写真で最優秀
長野県市町村広報コンクールで、伊那市が作成した市報いなが、組み写真の部で最優秀賞を受賞しました。
最優秀賞を受賞したのは、去年の市報6月号の「やきもち踊り」の特集です。
組み写真の部には県内9つの市町村から応募があり、踊り全体の流れが分かりやすいことや、写真のレイアウトが優れていたことなどが評価されました。
この特集は秘書広報課の村松義隆係長がまとめたものです。
県のコンクールで最優秀賞を受賞した市報いなの特集は、社団法人日本広報協会主催の全国広報コンクールに推薦されることになっています。 -
手良小でお手玉交流
伊那市の手良小学校4年生は7日、地域で豆の栽培をしている「まめまめくらぶ」のメンバーとお手玉遊びで交流しました。
7日は、まめまめくらぶのメンバー6人が手良小を訪れ、栽培した黒豆を中に入れた、お手玉を児童にプレゼントしました。
交流会は、お手玉遊びを通じて、地域で栽培した豆に親しんでもらおうと、毎年開かれています。
お手玉をもらうと、子ども達は、4縲・人のグループに分かれ、手の使い方や投げる高さなど教わりながら遊んでいました。
ある児童は、「テレビゲームと違い、うまく出来ると、達成感がある。今度は3個に挑戦したい」と話していました。
まめまめくらぶの向山ヒロ子代表は、「毎年この交流会で、子ども達から元気をもらっています」と話していました。 -
長野県内初 コンビニ交付スタート
上伊那の6市町村は、「住民票の写し」と「印鑑登録証明書」を全国のセブンイレブンで取得できるコンビニ交付を7日から始めました。
この取り組みは県内で初めてとなります。
コンビニ交付を行うのは、伊那市や駒ヶ根市、辰野町、箕輪町、南箕輪村、宮田村の6市町村で、県内で初めてのサービスです。
7日は、伊那市のセブンイレブン伊那みすず店で、市町村長や関係者が出席し開始セレモニーが行われました。
白鳥孝伊那市長は「最初は2種類だが、今後は、税関係など取得できる種類を増やし、利便性を高めていきたい」と挨拶しました。
株式会社セブンイレブンジャパンの星劭さんは「ニーズが高い行政サービスを積極的に取り入れ、近くて便利なコンビニにしていきたい」と挨拶しました。
テープカットに続き、早速、市町村長らは、機械を操作し、証明書を発行しました。
コンビニ交付は、住民基本台帳カードを使い、全国にある、およそ1万3千店舗のセブンイレブンで、住民場の写しと印鑑登録証明書を取得する事ができるものです。
時間は、午前6時半縲恁゚後11時までで、手数料は、一部あたり、250円。役所の窓口や自動交付機で発行する場合は、300円で、50円安くなっています。
コンビニ交付に必要な、住基カードの普及率は、6市町村で、およそ3万3千6百枚、19.4パーセントにとどまっています。