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三峰川総合開発事業対策協議会、開催
三峰川総合開発事業対策協議会が5日、伊那市役所で開かれ、戸草ダム建設に向けた、村井知事への要望と、県議会への請願の内容が確認されました。
協議会のメンバー15人が出席し、要望、請願について協議しました。
内容は、「戸草ダム建設事業計画を天竜川河川整備計画へ位置づけ、天竜川水系の治水対策を早期に図ること」、「戸草ダム建設事業計画で予定されていた、生活用水の確保や適正な流量を維持すること」などとなっています。
協議会会長の小坂樫男市長は、「村井知事はまだ戸草ダムについて意見を述べていない。地元からの声を要望書として手渡し、知事の考えをお聞きしたい。」と話していました。
協議会では、早期に要望書を提出し、意見を聞くとともに現地視察をしてもらうように村井知事に働きかけていくということです。
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原油・肥料・飼料高騰対策緊急集会
原油や飼料の高騰により、農家が危機的な状況にあるとして、一致団結し乗り切っていこうと、4日、緊急集会が、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。上伊那の農家300人ほどが参加しました。
開会の挨拶の中で、宮下勝義代表理事組合長は、「生産者はコスト削減につとめているが、かつてない危機的状況でこのままでは乗り切れない。国や県の協力がどうしても必要。切実で緊急性のある要請なので協力してほしい」と呼びかけました。
緊急集会には、地元選出の国会議員・県会議員が参加していて、農家の訴えに耳を傾けました。
米・果樹・野菜・花卉・きのこ・肉牛の各部門から、6人が代表して要請を行いました。
米の部会を代表して、遠藤清文さんは、「減反政策に協力する中、米の価格は下がり、農家は我慢して米を作ってきた。この危機的状況で、耕作意欲を失う。」と訴えました。
また、野菜部会の大沼昌弘さんは、「原油が高騰し、経費は増えているのに、市場では激安で野菜が販売されている。生産者は80代がほとんどで、来年はもう辞めたいという声が大きくなっている」と協力を呼びかけました。
それを受けて、宮下一郎衆議院議員は、与党の畜産酪農委員会に所属しているという事で、「みなさんの心の叫びを、政策に反映させていきたい」と答えていました。
また、石油・肥料・飼料高騰に関する緊急決議がおこなわれました。
決議では、国や、県に対して支援・経営安定について早急に対策を講じるよう総力を結集して運動していくとしています。
そのあと、全員で、がんばろうを三唱しました。
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「桐の木から生まれた人形」展
伊那市の人形作家 御子柴明實さんと、御子柴さんの教室に通う生徒の作品展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、御子柴さんと生徒8人の作品、35点のほか、生徒たちが持ち寄った小物などが展示されています。
作品展は、「桐の木から生まれた人形たち」と名付けられていて、どれも桐の木からつくられています。
人形は、木を掘って、貝殻を砕いた粉をなんども重ね塗りし、布をきめこんで作ります。
時間も手間もかかるという事で、長いものでは1年ほどかかっているということです。
中には、自分の孫をモデルに作ったものや、節句のために作った雛などが並んでいました。
御子柴さんは、「忙しい合間を縫ってコツコツと作った作品ばかり。若い人たちに関心を持ってもらいたいし、興味のある人にはぜひ挑戦してもらいたい」と話していました。
この、桐の木から生まれた人形たち」は、7日(日)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那西保育園児が野菜畑探検
伊那市の伊那西保育園の園児は、4日、野菜畑探検をしました。探検したのは、伊那西保育園に野菜を提供している小池農園の畑です。
小池農園の小池満さんの子供が伊那西保育園に通っていることもあり、この野菜畑探検は、去年から行われています。
最初に、葉っぱからどんな作物が取れるかを当てるクイズがありました。
子供達は、ニンジンや大根、ナスなどを見事に当てていました。
そのあと、カボチャのトンネルをくぐって畑に出ました。
そこには、丸い物体がごろごろ転がる不思議な光景が広がっていました。
丸い物体は、スイカでした。
小池さんから叩いていい音がするものがおいしいと聞いて、子供達は、スイカの音を確かめていました。
また、実際に半分に割って、本当にいい音のスイカがよく熟しているかを確認しました。
そのあと、ジャガイモ畑に移動してイモ掘りを体験しました。
子供達は、「大きい。たくさんある」と話しながら、ジャガイモを掘っていました。
小池さんは、「この地域の子供たちなので、野菜の収穫を体験したことのある子どもが多いが、みんなで収穫すると、また一段と楽しいと思う。」と話していました。
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平和を考える夕べ
戦争を知る人たちからその体験を聞き、平和について考える機会にしようと、3日夜、伊那市手良公民館で、「平和を考える夕べ」と題したイベントが開かれました。
この企画は太平洋戦争が終結して63年経ち、戦争を体験した人が高齢になる中、戦争と平和について考えようと手良公民館が独自に企画したものです。
語り部を務めたのは、伊那市手良中坪の酒井稔さんです。
酒井さんは大正4年生まれの92歳。昭和11年に軍隊に入ります。
翌年には、陸軍下級将校らが1400人の兵を率いて大蔵大臣などを殺した2・26事件に遭遇し、酒井さんは鎮圧に携わります。
およそ2年間の兵役を終え、除隊しますが、45日後にまた招兵され、中国で旅団司令部として、各地の戦線に立ちます。
終戦を迎えたときは、道路や橋の建設や爆破工作を行う工兵として千葉県にいました。
本土決戦が行われる際には千葉県から敵が侵入してくることが想定されていたということです。
酒井さんは、「戦争は殺し合い。たくさん人を殺したほうが勝つ。あんなにむごい事はない。もう二度としてはならない」と話していました。
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元北ベトナムの女性スパイ、活動を語る
ベトナム戦争時代、北ベトナムの女性スパイだったグゥエン・ティ・グゥエットさんによる講演会が2日夜いなっせで開かれました。
この講演会はベトナムの孤児などを支援している、NGOマイニャーベトナムが開いたものです。
9月2日のベトナム独立記念日にあわせて開かれた講演会には、およそ40人が集まりました。
講演は日本語が話せないグゥエンさんにかわり、娘で日本人と結婚したタカサゴ・バンさんが通訳しながら進められました。
グゥエンさんは現在59歳で、19歳の時に北ベトナムのスパイとなり南ベトナムに侵入しました。
講演では国のためにスパイとして活動しながら、そのことを隠しフィアンセと結婚し悩んでいたことなどについて語っていました。
グゥエンさんは結婚し子供が生まれてから、スパイであることを打ち明けたということです。
グゥエンさんは戦争を経験しながらも結婚し子供を授かったことは幸運だったと話していました。
NGOマイニャーベトナムでは、講演活動などを通じてベトナムについて多くの人に知ってもらい、支援の輪を広げていきたいとしています。
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ゴミ処理施設 伊那市区長会へ説明会
伊那市の区長会を対象にした新しいゴミ中間処理施設についての説明会が、昨夜、市役所で開かれました。
昨夜は、伊那市の区長80人余りが参加し、新しいゴミ中間処理施設の建設に向けた経過と施設の概要について説明を受けました。
説明会では、処理施設の建設にむけた想定スケジュールの最新版が、初めて示されました。
これまでは、環境アセスメントの調査を始める時点から設計、施工の発注までにおよそ4年間を見込んでいましたが、今回示されたスケジュールでは、アセス実施の了解が得られた時点から、設計施工の発注までに5年半と修正されています。
これは、アセスメントの結果が提出された以降に、地元から事業実施の同意を得るために設けられたおよそ1年間の期間を加えたための修正となります。
なお、説明会はスムーズに進行し、意見・質問も1件出されたのみでした。
意見は、住民に不安を与えないよう、議会などに理解を求める事を伊那市に要望するものでした。
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美篶小にグアテマラから手紙の返事
伊那市の美篶小学校3年2組の児童が、7月に南米の国グアテマラの子どもたちに書いた手紙の返事が、今日、届きました。
手紙を届けたのは、アマランサスの栽培や、日本の農産物直売所のノウハウを普及・指導するためにグアテマラを訪れていた信州大学農学部の根本和洋(かずひろ)助教です。
3年2組の子どもたちは、今年、総合学習でアマランサスを育てています。その指導を根本さんがしていることが縁で、グアテマラの子ども宛に、アマランサス栽培などについて手紙を書きました。
根本さんは、アマランサスの栽培状況などの視察に8月にグアテマラを訪れ、西部にあるタブロン村の子どもに手紙を渡しました。
そして、その返事を持ち帰り、今日、子どもたちに渡しました。
子どもたちは、手紙を受け取ると、早速開き、友達と交換しながら、翻訳された手紙を読んでいました。
手紙には、アマランサスの絵や、栽培を手伝っていること、家族のことなどが書いてありました。
子どもたちは、「海の向こうから手紙が来ると思うとドキドキした」「グアテマラからの手紙は夢みたい」と感想を話していました。
根本さんは、「喜んでもらえて嬉しい。いつかは、国際中継システムを使って、お互いに顔を見る機会を作ってあげたい」と話していました。
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仙丈の高山植物守れ 鹿防護柵ヘリで荷上げ
環境省は、南アルプス仙丈ケ岳でニホンシカから高山植物等の食害を防ぐための防護柵を2日、現地までヘリをつかって荷揚げしました。
朝6時から伊那市長谷の歌宿から防護柵を設置する仙丈ケ岳の馬ノ背ヒュッテ周辺までヘリを使って荷揚げを行いました。
荷物は、ネットや柵などおよそ3t。作業は7往復行われました。
馬ノ背周辺は、高山植物の名所でしたがここ数年、鹿による食害が深刻しています。
柵は8月にも2日間かけて設置作業が行われました。
作業2日間、南アルプス食害対策協議会やボランティアなどが参加し防護柵の設置を行います。
国や対策協議会では、防護柵の設置後の効果の検証などを行い植生のモニタリング調査を実施していくことにしています。
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県伊那文化会館で県展公開始まる
長野県出身者や在住者による美術展「県展」の展覧会が、県伊那文化会館で開かれています。
会場には、受賞作品と中南信の入選作品など444点が展示されています。
例年作品が多いため、今年から会場ごとに作品を減らして展示しているということです。
今年の県展は、伊那で審査が行われ、日本画・洋画・彫刻・工芸の4部門、559点が入選しました。
展覧会は、上田・松本でも順次開かれることになっています。
伊那会場での展示は、7日(日)まで県伊那文化会館で開かれています。
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伊那市議会開会、箕輪町議会も
伊那市議会9月定例会が、今日、開会しました。
今議会には、29議案が提出されています。
総額4億2750万円の補正予算案には、旧上伊那図書館の改修工事費2億5578万円が含まれています。
旧上伊那図書館は、昭和初期の建物で、できるだけ建築当時の様子を残そうと、先月27日に、市の有形文化財に指定されました。
改修工事は、耐震補強、防火扉などを付ける防火対策、入り口付近に3階までのエレベーターを付けるバリアフリー化などで、工事は来年2月に行われます。
ほかに請願として、今シーズンで伊那スキーリゾートの経営から株式会社ヤマウラが撤退を表明していることについて、スキーリゾートがある西春近財産区から、株式会社ヤマウラに経営存続を働きかけるよう要請した請願が提出されています。
伊那市議会9月定例会は、10日から12日に一般質問が行われ、24日に閉会します。
また、箕輪町議会も今日開会し、20議案が提出されています。
箕輪町議会9月定例会は、8日9日に一般質問が行われ、16日に閉会します。
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あるしんに、振り込め詐欺防止で感謝状
振り込め詐欺による被害を未然に防いだとして1日、アルプス中央信用金庫ナイスロード支店に伊那警察署から感謝状が贈られました。
伊那警察署で感謝状授与式がおこなわれ、あるしんナイスロード支店の宮沢茂樹支店長に篠田彦雄署長から感謝状が手渡されました。
あるしんナイスロード支店は先月18日、伊那市の23歳の男性から「サイトの利用料が未納」との連絡を受け、振り込め詐欺と気付かずATMから現金160万円を振り込んでしまったとの相談を受けました。
支店ではすぐに対応し引き下ろされる前に振込取り消し手続きをしたことから被害を未然に防ぐことができました。
今回のケースは男性が現金を振り込んだ当日に、支店で素早く的確な処理をしたことから被害をまぬがれることができたということです。
今年に入ってから伊那署管内の振り込め詐欺による被害は8月末現在5件で金額は、およそ700万円にのぼっています。
伊那署では急な振込を要求するものはまず疑い、警察や家族などに相談してから対応してもらいたいと話しています。
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住所表示変更業務の契約、市民グループが監査請求へ
伊那市が発注した、住所表示変更にかかわる業務について、市が市内の測量設計会社で作る伊那市測量業共同組合と随意契約を結んだ事が違法であるとして、1日、住民グループが小坂樫男伊那市長に対して住民監査請求しました。
「公正な入札を実現する伊那市民の会」代表の若林敏明さんが、関係書類を、伊那市の監査委員事務局へ提出しました。
監査請求したのは、平成19年1月に伊那市と組合との間で締結した、伊那地区の住所表示変更業務委託契約についてです。
会では、この業務を請負代金1627万5千円で随意契約により委託したのは、違法だとしています。
地方自治法や伊那市財務規則では、今回の委託契約のケースで随意契約が認められているのは、発注金額が50万円以下です。
例外として、50万円以上でも競争入札に適さないものや緊急を要するもの等に該当した場合は、随意契約が認められています。
小坂樫男伊那市長は今回の請求を受け「今回の契約は適法と思っている。監査委員の今後の状況を見守りたい」とコメントしています。
市監査委員会では、明日から60日以内に、この請求を受理するかどうか判断し、受理する場合には監査結果をまとめる事になっています。
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伊那市、東海地震想定し防災訓練
防災の日に合わせ、1日、伊那市は、東海地震の発生を想定した、伊那市総合防災訓練を行いました。
本庁や高遠町・長谷総合支所の職員、あわせて120人が参加しました。
訓練は、午前8時43分に、震度6強の地震が発生したとの想定で行われました。
ロールプレイング方式は、時間の経過により災害や被害の状況が、進行係の職員から与えられ、訓練実施側の職員は、その状況に対して、対応を判断し実行します。
この訓練は、災害への対応や指揮能力を高め、危機管理能力の向上を図る事を目的としています。
また、今年は国土交通省天竜川上流河川事務所が中心となり開発を進めている、新しいシステム「天竜川流域GIS」を訓練に取り入れました。
このシステムは、インターネット回線を利用し、自治体の枠を超え防災情報を共有できる、地理情報システムです。
発生した被害や状況を、コンピュータで打ち込むと、どの端末でも情報を引き出せ、それらが蓄積されます。
従来災害の状況を把握するために使かったホワイトボードや、災害状況の連絡に使ったFAXの替わりになると言うことです。
訓練では、防災GISの機能や操作性を把握すると共に、その効果的な運用体制を検証していました。
訓練を終え、小坂樫男伊那市長は「今日の訓練を基礎にして、いざと言う時には、十分に力を発揮してほしい」と話していました。
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起業者セミナー「創業塾」、今年も開講
新しく事業を始めようと考えている人や、起業して間もない人を対象にした、セミナーの開講式が30日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
創業塾と名付けられた、このセミナーは、起業の心構えや、事業計画などを学んでもらおうと、伊那商工会議所が開いています。
3年目となる今年は、上伊那・下伊那地域の20代から60代までの25人が参加しています。
開講式で、伊那商工会議所の伊藤正専務理事代行は「セミナーを通して、起業へのモチベーションを高めると共に、ネットワークを広げる場にしてほしい」と挨拶しました。
開講式のあと、早速第一回目の講義が行われ、飯田市の経営コンサルタントの星井あき子さんが「事業計画と自己分析」などについ話をしました。
星井さんは、「物の考え方や取り組む姿勢等について、自分の傾向を知る事が、良好な人間関係を作れる手段」と話し、ビジネスの場面でも大いに役立つとアドバイスしていました。
このセミナーは、9月27日までの5日間の日程で開かれ、マーケティング戦略やビジネスプラン作成等について、学ぶ事になっています。
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天竜川水系整備計画に関する公聴会開催
国が年内の策定を目指す、天竜川や三峰川などの河川整備計画の原案に関する公聴会が29日夜、伊那市役所で開かれました。
公聴会は、河川整備計画の原案に対する意見を国土交通省が聞き、それらを参考にしながら整備計画を案としてまとめます。
公聴会では、地元住民から戸草ダムの建設を訴える意見などが出されていました。
「原案では安全に過ごせる治水を目指しているが、戸草ダムなしでそれが実現できるのか」「6月に発生した三峰川上流部での土砂崩落を考えれば、ダムの必要性は嫌でもわかるはず」など、ダムを要望する意見のほか、「砂防ダムや堤防の建設など、戸草ダムに相当する安全確保のための案を出して欲しい」「大臣直轄地域として、万全の管理をしてほしい」といった要望も出されていました。
国交省は、「今回の意見を参考にしながら、流域住民が安心して暮らせる案を作っていきたい。」としています。
公聴会での意見は、天竜川上流河川事務所のホームページで国交省の見解と一緒に公表される予定です。
国交省では、意見を参考にしてまとめた河川整備計画の案を、村井知事に示し、県などと調整を図り、年内中に策定したい考えです。
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伊那小の恒例バザー、今年も
伊那小学校PTAによるバザーが30日、小学校の体育館で開かれ、会場は多くの人でにぎわいました。
バザーは、各家庭で使われなくなったものや、子ども達が総合学習で作ったものを販売する場として、毎年開かれているものです。
PTAバザーでは、日用品や雑貨など、学年ごとに違った種類のものを出品していて、スキー板やグローブなど、スポーツ用品も出されていました。
児童の店では、クラスごとにバザーに向けて準備してきたものが販売されました。
6年順組では、自分たちで育てたソバを使った料理を販売しました。
かけそばだけでなく、ソバを切る中で余った端の部分を使った「耳揚げ」や、中にあんこを詰めた「そば団子」など、趣向を凝らした料理が並んでいました。
店の前には人の列ができ、300食以上用意したかけそばも、完売に近い状態でした。
PTA会長の織井つねあきさんは、「子ども達に楽しんでもらいながら、お金を稼ぐにはどんな苦労が必要なのか学んでもらいたい。」と話していました。
今回の売上げは、学習用品の購入や、活動費に充てられるということです。
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自然観察 ネイチャーゲーム楽しく
自然の中での遊びを通じて環境の大切さを学ぶ、自然観察会が30日、伊那市の鳩吹公園で開かれ、伊那市内の親子など9人が参加して、自然の中での遊び、ネイチャーゲームを通して自然を観察しました。
観察会は、五感を使って自然を楽しむ中で、環境の大切さを学んでもらおうと、豊かな環境づくり上伊那会議が開いたものです。
参加者らは最初に動物のパネルを使ったクイズをして、自然の中で生きている動物たちの特徴について学びました。
次に、広い鳩吹公園内の芝生の中や木の影に隠されたマークを探すゲームをして楽しみました。
参加者らは、公園内を歩き回り、態勢を低くしながらマークを探していました。
ネイチャーゲームの指導にあたった北原茂さんは、「あいにくの天気となったが、雨も自然現象のひとつ。身をもって自然を感じてもらえたと思う。」と話していました。
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伊那市榛原公園のベンチ燃やされる
伊那市東春近の榛原河川公園内にあるあずま屋の木製ベンチが何者かによって燃やされていることが28日の朝発見されました。
公園を管理している伊那市の外郭団体、伊那市振興公社によりますと、毎日巡回している職員が28日の朝、ベンチが燃やされているのを発見したということで、27日の夜から28日の未明にかけての犯行とみられます。
振興公社が撮影した写真には、花火の燃えカスや缶ビールの空き缶が映っていて、花火の燃えカスを木製ベンチの上で焼いたものとみられます。
振興公社では、伊那警察署にけいらの強化を要請するとともに、現在は、河川敷や公園東側で許可している花火の全面禁止も検討しています。
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だ~い好き!西箕輪南部保育園でカレーパーティー
伊那市の西箕輪南部保育園で27日、カレーパーティーが行われました。
カレーに使われたジャガイモは保育園の庭を使ってみんなで育てたものです。
今年4月から草取りなどをしてみんなで育ててきました。
今日もジャガイモの皮むきをして、調理に挑戦したという事です。
子供達は、甘く味付けされたカレーをおいしそうに味わっていました。
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伊那通過ルート求める、リニア建設促進県協議会
ニア中央エクスプレス建設促進長野県協議会総会が27日、伊那市役所で開かれ、伊那を通るBルートを要望していくことなどがあらためて決議されました。
総会には県や関係自治体などおよそ60人が出席し、リニア中央新幹線の早期実現に向けた活動などについて協議しました。
総会では東海道旅客鉄道株式会社、東海道新幹線21世紀対策本部の宇野護副本部長が挨拶しました。
このなかで宇野副本部長は、「自然災害など予想される東海道新幹線のリスクが高まってきている。リニアがバイパスとしての機能を果たし、その特性を生かすために、どのようなルートがよいか検討している。また駅をつくる場合は地元負担を求めていきたい。
地域からの要望を聞きながら、ルート、駅の設置について今後調整を図りたい」と述べました。
J R東海は今年3月から大鹿村で、建設ルートの地質調査に着手しています。
国家プロジェクトのリニア中央新幹線は山梨リニア実験線の実用化に向け全線42.8キロを平成28年度までに建設することが決定し、工事が着工しています。
また「自らのイニシアティブのもとに平成37年を目標に首都圏から中京圏での営業運転の開始を検討する」との表明をしています。
今日の総会では、リニア中央新幹線の県内ルートはBルートとすること。また県内に必ず駅を設置し、設置にあたっては沿線市町村の意見を踏まえて検討すること。他に今後のリニア中央新幹線の推進にあたっては沿線自治体と十分調整することなどが決議されました。
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子育て学級が野菜収穫体験
未就園児とその保護者を対象にした伊那市西箕輪公民館の子育て学級「わんぱく親子塾」27日、自分達で育てた野菜の収穫をしました。
今日は30組の親子が参加し、城取茂美公民館長から、収穫の方法を教わりました。
わんぱく親子塾では今年5月に、みはらしファームの一角に畑を借り、トウモロコシやスイカの苗を植えました。
管理は、5つのグループに分かれて自主的に草取りや水やりをしてきたという事です。
子供達は、お母さん手をかりながら大きなトウモロコシを選んで収穫していました。
白取館長は「最近は、農業体験をした事がない母親も増えている。親子そろって野菜を育てる貴重な経験になったと思うと話してました」
わんぱく親子塾では10月にもサツマイモの収穫をし、焼き芋パティーを行うという事です
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全日本実年ソフト大会前におもてなし講習会
全日本実年ソフトボール大会が来月伊那市で開催されるのを前に27日、伊那公民館でおもてなし講習会が開かれました。
講習会は訪れた選手らに伊那の良さを知ってもらおうと伊那市観光協会が開いたものです。
会場には飲食店や宿泊施設の経営者など15人が集まりました。
講師は伊那市観光協会名古屋観光案内所長の小島茂さんがつとめ、もてなしの心得について話をしました。
小島さんは、「満足したお客様が自発的に語ってくれる言葉以上に信頼される広告はない。無料の広告であり給料を払う必要のない営業マンだと」話し、口コミの大切さを強調していました。
逆に「不満をもつお客様のうち、苦情を言ってくれるのは4%にすぎない。あとの96%は、二度と来てくれない。」と苦情の実態について話していました。
9月6日土曜日から3日間の日程で行われる全国実年ソフトボール大会には、選手や関係者およそ千人が伊那を訪れる予定です。それにあわせ伊那市観光協会では、
今回はじめて、おもてなしマップをつくり選手らに配ることにしていて、伊那のお店をPRすることにしています。
協会では伊那に来てくれた人がまた訪れたいと思ってくれるような街にしていきたいと話しています。
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中野屋ステンレスと工場立地で伊那市と覚書調印
自動車工場の生産設備等を手掛ける、伊那市の株式会社中野屋ステンレスは、26日、伊那市と工場立地について調印をしました。
市役所で開かれた調印式には、小坂博志社長や小坂樫男伊那市長等が出席し、土地購入に関する覚書を取り交わしました。
中野屋ステンレスは、伊那市に本社があり、産業機械の製作や板金加工等、精密・金属加工を行う会社です。
現在は市内に2つの工場がありますが、今の施設では手狭な事や、より効率的な生産体制を整えようと、新しい工場建設の計画をしました。
購入する土地は、伊那市平沢の鳥居沢工業団地内の一角で、 面積はおよそ1万9千平方メートルです。
今回、中野屋ステンレスの、工場建設に伴う初期投資は5憶円で、用地の半分を購入し、残りは、伊那市と賃貸借契約し、5年以内に購入すると言う事です。
調印式の中で、小坂樫男市長は、「新しい工場を早く建設し、伊那市発展の一翼を担ってほしい」と挨拶しました。
株式会社中野屋ステンレスの小坂社長は「新しい工場が完成すると3割生産能力があがる。土地を手配していただいた伊那市には、雇用や納税の面でお返しをしていきたい」と話していました。
株式会社中野屋ステンレスでは、3年以内に工場を建設し、段階的に移転する計画です。
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西箕輪景観特区 報告会
22日には西箕輪公民館で報告会が開かれ、これまでの経過や今後の取り組みなどについて、西箕輪ふるさと景観住民協定者会から地区役員らに説明がありました。
報告によりますと、特定地区の対象住民の、およそ7割となる千2百29人が賛同、またその賛同者の土地が全体の7割以上となる千24ヘクタールで、どちらも全体の3分の2を上回ったことから、指定となりました。
今後の取り組みとしては、特定地区の説明パンフレットを地区住民に配布して、理解を深めてもらうとともに、協力を求めていくということです。
来月1日から正式に、西箕輪が県内初の景観育成特定地区となります。
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松澤君全国制覇祝う垂れ幕、伊那市役所に
全国高校総体棒高跳びで優勝した高遠高校2年生の松澤ジアン成治くんの快挙を祝して、伊那市役所などに垂れ幕が掲げられました。
松沢君は、7月30日に埼玉県で開かれた全国高校総体で、棒高跳びで優勝しました。
伊那市では、全国1位の快挙を祝して伊那市役所と高遠総合支所に垂れ幕を掲げました。
また、来月9日には、市長を表敬し、全国優勝の報告をするということです。
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インターネット公売に車が登場
伊那市が行っている、滞納者からの差押え品を販売するインターネット公売に、自動車が初めて出品されています。
伊那市は、今年度4回目、昨年度からあわせると、通算7回のインターネット公売を行っています。
今回は、16点で、そのうち1点は、自動車です。
公売にかけられたのは、平成7年に初年度登録された、日産キャラバンです。
走行距離は20万8000キロで、見積価格は1万円です。
28日午後2時現在で、すでに9件の入札があるという事です。
伊那市では、これまでに122点の品をネット公売にかけていて、87点を見積価格の3倍の140万円で売却しています。
伊那市では、滞納整理のほか、納税への意識向上にもこのネット公売を続けていきたいとしていて、今後は、自動車のほか、不動産などの出品も考えられるとしています。
この今年度第4回目のオークションは、9月12日に締め切られる予定です。
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美篶東西部対象のゴミ懇談会開催
上伊那広域連合と伊那市は、新しいゴミ中間処理施設の美篶地区の懇談会を、27日夜、美篶きらめき館で開きました。美篶の東西地区の住民を対象に懇談会が開かれ、60人ほどが参加しました。
美篶地区は、ゴミ処理施設の候補地となっている、富県の天拍水源付近と、三峰川をはさんで隣り合っていることから、関係区となっています。
地域が広い事から、11日と27日夜の、2回に分けて開催されました。
職員から、用地選定の経過などについて説明があったあと、住民との意見交換が行われました。
住民からは、美篶は米の産地であり、三峰川の「川下り米」としてのブランドイメージが悪くなるのではないか、といった意見が出されました。
これに対しては、「新しい処理施設について、他の地域でも風評被害が発生したとの話は聞いていない。新潟の米どころにも設置されている」と応えていました。
また、「候補地は、ナイスロードから見える位置にあり、高遠城址公園を中心に、桜の街としての伊那市を売り出す中で、観光面でマイナスではないか」との意見には、
「施設があることでイメージダウンになるものではないと考えている」と応えていました。
また、排出ガスの滞留など、健康や環境を心配する声も多く出されていました。
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伊那市、入札等検討委員会設置へ
伊那市は、入札と契約の透明性を確保するための入札等検討委員会の設置に関する補正予算案を、9月定例議会に提出します。26日開かれた定例記者会見の中で小坂樫男伊那市長が明らかにしたものです。
公共工事の入札・及び適正化の促進に関する条例に基づき設置するものです。
上伊那では、箕輪町につづき2番目となります。
委員は、税理士・弁護士・市民代表など5人以内で構成し改革のための提言、入札内容等の一部の審査を協議します。
補正予算案には入札等検討委員会設置について28万5千円を盛り込みます。
予算が通れば10月に設置する考えです。
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伊那市長、住民表示変更業務、随意契約で問題なしと表明
入札制度棟検討委員会の設置を表明した26日の記者会見で、小坂樫男伊那市長は、新しい住所表示変更業務を随意契約で委託したことについて問題はないとの考えを示しました。
住所表示の大字を変更したことにともなう業務に関して伊那市が随意契約で業務委託したことについて違法性があるとする市民グループの指摘に受けたもので、小坂市長はこの件について「問題はない」との考えを示しました。
この件を違法として指摘する市民グループ「公正な入札を実現する伊那市民の会」では9月に住民監査請求をする事になっています。
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