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伊那市で北海道犬活用した野生動物の追い払い事業が始動
伊那市は4日、9月の一般会計補正予算に計上し、08年度から本格始動することを目指す北海道犬を使った有害鳥獣対策「人間・化成動物共生プロジェクト」について記者会見をし、試験的に訓練をしている北海道犬数頭を公開した=写真。里へ出てきた野生動物を訓練した北海道犬が山へ追い払うという同事業は、クマのほか、イノシシ、サル、シカなど、四足全てに有効。おりで捕獲し、山へ帰す場合より迅速に対処できる。小坂市長は「今までの訓練経過や北海道犬の素質を見て、成功すると思っている。試みが伊那で成功すれば、長野県各地の先駆けになる。ぜひ成功させていただきたい」と語った。
野生動物の農作物被害や人里への侵入が各地で増加する中、伊那市では、「野生動物との共生」を実現するための有害鳥獣対策を模索。そんな中、かねてから市内で飼われていた北海道犬の野生動物を追い払う資質に着目し、元北海道大学助教授でニホンザルなどの研究をしてきた鈴木延夫氏(66)=伊那市高遠町=の協力を得ながら今回の事業を計画してきた。
鈴木氏の構想では、市内に野生動物救急対応センターを開設し、地域住民からの通報を受けて、指揮者1人と3頭の訓練犬を派遣。問題の野生動物を山へ追い返す竏窒ニいうのが一連の流れで、北海道犬の購入、訓練、選任訓練者の育成などはすべて鈴木氏に委託する予定でいる。9月の補正予算案が通った後、1頭5万円の北海道犬10頭を段階的に購入し、随時訓練を進めていくが、北海道犬の中でも追獣犬として活動できる犬は限られるため、生後90日から150日の間の資質の有無を見極め、資質のない犬は一般の家庭に購入時と同額で引渡す。その引渡し金で新たな北海道犬を購入、一連の作業を繰り返す中で最終的に市は、訓練を修了した10頭を引き取る。
犬の訓練を開始すると同時に犬と一緒に現場に出動する専任訓練者の養成も進める予定で、一般市民から募った適任者を3人程度選任。本年度末ころまでに訓練を完了し、新年度から本格的に始動していきたいとしている。
一方で鈴木氏は、「北海道犬はあくまでも応急的な対策。大事なのは山を復元するための間伐であり、動物の立場に立った森林行政を進めてほしい」としており、今後は森林環境を再構築するための構想を固めていきたいとしている。 -
西春近北保育園と伊那西高校の生徒がスポーツフェスティバルで交流
西春近北保育園(牧野美智子園長)の年中、年長園児60人が5日、伊那西高校のスポーツフェスティバルを訪れ、同校の生徒とともに練習してきたリズムダンスを披露した=写真。
伊那西高校では昨年まで、保育士志望の生徒の実習や家庭科の授業の一環として、近隣にあった西春近中央保育園との交流を行ってきた。その西春近中央保育園は今年の3月で閉園したが、交流の伝統を引き継ごう竏窒ニ、中央保育園と一緒になった西春近北保育園の園児との交流を継続していくこととなった。
スポーツフェスティバルはその一環で、保育選択の2年生と家庭科クラブの生徒約50人が参加。夏休み中に西春近北保育園を数回訪れ、園児らとともにダンスを練習してきたほか、園児たちが好きなアニメの被り物を製作。それをつけてダンスに臨んだ。
高校生と園児らは手をつないでグラウンドに入場。息の合ったダンスを笑顔で披露し、会場を楽しませた。 -
伊那谷太鼓祭り「熱響」が開催
上伊那で活動する18の太鼓グループによる「伊那谷太鼓祭り竏樗M響竏秩vが1日夜、伊那市の伊那スキーリゾートであった。県内外から千人近い観客が集まり、各団体の繰り広げるさまざまな太鼓演奏に聞き入った=写真。
日ごろは個々に活動している太鼓グループが一堂に会して持ち曲の演奏や合同演奏を展開する太鼓イベントで、同会場で開くのは4年目。
子どもたちのステージに続き、7つのグループから集まった有志でつくる合同チームがこの日ののために練習してきた「向日葵」「新世紀序破急」など、新曲3曲を披露。個々のグループの演奏とは一味違った演奏で会場を魅了した。
最後は各チームの選抜者50縲・0人が「夏祭り」を演奏。夜空には迫力ある太鼓の音が響きわたり、観客からは盛大な拍手が送られた。 -
森の音楽会
伊那市の春近郷ふれ愛館で2日、第1回森の音楽祭があった。雨降りが心配され、場所を野外から室内に移したが、地域住民ら300人以上が集まり、合唱や楽器演奏を楽しんだ。
音楽祭は、昨年9月に開いた春近郷ふれ愛館10周年記念の文化・伝統・芸能まつりが好評で、地域住民の音楽に親しむ機会にしようと東春近公民館分館連絡協議会などが初めて企画した。
地元の保育園児、小・中学生、ふれ愛館で活動する音楽団体など8団体が出演。活動紹介を交えながら、フルートアンサンブル、弦楽四重奏、ウクレレ演奏、合唱などを披露、会場から大きな拍手が沸いた。
地域住民が子どもたちの頑張る姿を見たり、出演団体の交流の場になったりした様子。久保村清一公民館長は「予想以上に多くの人が来てくれた。今回は音楽に絞ったが、文化祭でステージ発表がないため、幅を広げて検討したい」と話した。
会場は地域資源の一つ、殿島城址公園の活用を考えていた。 -
桐塑・木彫人形作家 御子柴明実さん 伊那市小沢
人形に魅せられて三十数年。「人生の支えであることは確か」
伊那市の信州高遠美術館ギャラリーで30日まで、人形展を開いている。木彫と桐塑(とうそう)の16点。伝統工芸新作展などで入賞した作品がそろう。
おばあさんが一輪車でハクサイやダイコンを運ぶ「収穫」、子どもが母親に抱きつく「いなびかり」、頭にキツネの面をつけた子どもがジュースの缶を持った「祭りのあと」、手鏡を持ち、髪飾りを直す「粧」など。高遠にちなんだ「だるま市」もある。
繊細な動きや表情などから、その場の情景が伝わってくる。「人形は顔という世界もあるけれど、雰囲気作りを大切にしている。見ている人に、それぞれの雰囲気を味わっていただけたら」と話す。
人形の題材は「母親の姿であったり、祖母であったり、子どもであったり。自分の中にある心のふるさと」。生活の一場面のほか、新潟県中越地震の山古志村の「復興」など時代背景も取り入れる。具象ばかりでなく、感性を生かした作品もあり、いつもフレッシュでいること、無でいることを心がける。
人形との出合いは、近所に住んでいた桐塑人形作家・故原淑子さんとたまたま知り合い、個展を見に行ったことから。人形を見て「不思議な世界だなぁ」と感動し、原さんの元に通い始めた。桐塑は、桐粉とのりを練って作るもので「教えてくださる通り、順に作り上げていく。出来上がると、うれしいばかり。今でこそ、難しさを感じている」
90年からは、木彫を始めた。木材屋から桐を調達したり、古布を買い求めたり。
家事をこなしながら、年間6体ほどを仕上げる。
「一番の悩みは、何を題材にするのか。決まれば、どんどんと手が動く」と時間を忘れるほどに熱中する。「まだまだ未熟。これからです」。ハングリー精神が次の創作意欲につながっている。
1936年、東京都生まれ。日本工芸会正会員のほか、信州美術会、伊那美術会などに所属する。 -
ボーイスカウト伊那第1団、世界ジャンボリーの報告会
ボーイスカウト伊那第1団(中村洋団委員長)は31日夜、7月28日から8月8日にかけてイギリスで開かれたボーイスカウトの世界的祭典「第21回世界ジャンボリー」に同団から参加した4人のスカウトによる報告集会を伊那市の伊那公民館で開いた。同団に所属する年長園児から大学生まで約30人が集まり、異国で世界のスカウトらと交流した仲間の体験談に耳を傾けた=写真。
世界155の国と地域に住む14縲・7歳の青少年が集う「世界ジャンボリー」は、4年に一度ずつ世界各国で開催されているイベントで、各国から派遣されたスカウトらは、キャンプ生活を行いながらさまざまな活動を体験。国籍、言語、人種、宗教を超えてさまざまな国の仲間たちと交流する。イギリスチェルムフォードハイランズパークで開催した今回は、同団からボーイ隊の三井岳君、鳥羽定徳君、田中仁君、大野田朗和君の4人が参加したため、帰国報告会を開くこととなった。
4人はスライドを使って現地での生活を紹介。訪れた場所や、ほかの国のスカウトと交換したチーフやユニフォームなどを見せ「法被(はっぴ)が人気で、いろんなものと交換してくれと頼まれた」「言葉は分からないんだけど、話していて楽しかった」などと語った。 -
雨宮英夫さん 油絵展「信濃路の民家を描く」
長野市出身、在住の洋画家雨宮英夫さん(58)の油絵展「信濃路の民家を描く」は4日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。県内に残り少ない、かやぶき屋根の民家を描いた作品を中心に30点を展示販売している=写真。
戸隠、鬼無里、穂高などの民家を、四季それぞれの青空の中に表現。濁りのない明るい色合いの油絵は、独自の構成力と描写力で描き上げた新作が並ぶ。関係者は「郷愁を呼び起こし感動を誘う作品ばかり」と話している。
水彩画、ペン画で街並みを描いてきた雨宮さんは1975年、独学で油彩画の技法を習得、現在では「全国で注目を集めつつある作家」(関係者)。県内での個展は少なくなっているが今回、同ホールで初めての作品展を開いた。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
全国高校総文祭・写真部門撮影会で最優秀賞受賞
本年8月末、島根県に全国の高校写真部員約400人が集まり、全国高校総合文化祭の写真部門撮影会があった。現地で配られた36枚撮りのフィルムを使って撮った作品「WOMEN」が最優秀賞を受賞した。
「受賞したと聞いてびっくり。でも、自分の表現が全国で通用したことが一番うれしかった。これからもずっと、写真を撮り続けていきたい」
昨年秋の県高校写真展で、自宅の近くの田園風景を撮影した作品が最優秀賞に選ばれ、全国大会へ進んだ。撮影会は29日夕から30日昼までで、松江城周辺で、自由に選んだ被写体を撮影する課題で腕を競った。前日に現地入りし、「思ったよりも大きかった」という、宍道湖を早朝に撮ろうと決めた。
午前5時ごろ、朝陽は、空を被った雲を淡いピンク色に染め、湖面を照らした。木の下のベンチにモデルの少女を座らせ、1枚に収めた。写真には「朝焼けの色を含め、女性の品を込めた」。プロの写真家ら3人の審査員からは「こういう宍道湖は初めて見た」「非常に広がりのある風景」との評価を受けた。
小学4年の時、カメラと出合った。家の近くの川が護岸工事により、姿を変えてしまうと知り、押し入れにあった父のフィルム一眼レフカメラを手に取った。川は友人と釣りをした思い出の場所だった。自然があった証拠になると、水辺を撮影。焼き上がった写真を見て、写真の魅力にはまっていった。
それ以来、上伊那の風景を撮り続ける。技術は、写真雑誌を読み、独学で身に付けた。中学校で知り合った同じ趣味を持つ友人と、上伊那群内を自転車で走り回り、撮影をよくした。その親友とは、一緒に伊那北高校へ進学し、写真部へ入部。それまで、ほぼ活動していなかった部を2人で立て直し、部員数は徐々に増えていった。
現在は、部活を引退し、大学進学を目指し猛勉強中。写真撮影をする時間は少なくなったが、休みの日は・ス誘惑・スに負け、カメラを持って散歩に出かけたりする。
「(全国高校総文祭で)カメラを持った写真好きの同世代が多くいることが分かった。この経験は自分にとってプラスの刺激になった」。「続けていれば結果が出ることも分かった。伊那谷、長野県の自然の美しさを世界に発信していきたい。自慢できる自然なのだから」 -
伊那市・新山の園児、児童がカレーづくり
伊那市の新山小学校(山岡清孝校長、52人)は30日、近くにある新山保育園の園児6人とともに、カレーパーティーを開いた=写真。全校児童が育て、収穫したジャガイモを中心に、各家庭から持ちよったトマト、ナスなどの野菜を使って、・ス新山産・スのカレーづくりを楽しんだ。
本年は小雨が降る中、5・6年生が校庭に設置した竈(かまど)を使い、園児・児童が6班に分かれて調理。ズッキーニ、カボチャ、ゴーヤ、白毛餅などを入れた各班こだわりのカレーが完成すると、みんなで味比べをした。
『トマトたっぷりカレー』をつくった班の6年生、正木あゆみさん(12)は「トマトを6個入れたので元気いっぱいになれるはず。最初は、野菜の種類が少ないと思ったが予想以上のものができた」と話した。
園児を招くのは前年に引き続き2回目で、ともに小人数規模の園と学校の交流を深め、連携した保育、教育を広げていく目的。野菜の皮むきを手伝った園児らは、タマネギの汁に涙を流し、児童たちに助けられながら和気あいあいと調理を進めた。
小雨が降る中、カレーづくりを楽しむ児童たち -
かんてんぱぱガーデン山野草園内にあるそば処「栃の木」でそばを打つ
宮田村大原
有賀利夫さん(59)小学校4年生の時に招かれたおばさんの家のお建前で手打ちそばを振る舞ってくれたんだけど、「こんなにおいしいものがあるんだ」って感じた。その時からそばそばって騒いでいたね竏秩B
4月下旬に伊那市西春近のかんてんぱぱガーデン山野草園内にできたそば処「栃の木」でそばを打っている。そばは地元産のそば粉を石臼で粗くひいた「外二そば」。一口食べると口の中にそばの香りが広がる。
「そばを打つ工程は水回し、伸す、切るの3つ。一般的には水回しが一番難しいと言われているが、おれにとっては3つとも難しかった。今だって難しいけどね」と語る。
◇ ◇
そば打ちを始めたのは4年前。前々からやってみたいと思っていたが、最初の一歩を踏み出すきっかけとなったのは妻の後押しだった。
まずは直売所に手打ちそばを出している高森町の人に頼み込んでそば打ちの修行を開始した。しかし、食べるのは好きだが、そばを打った経験はない。手先が器用な訳でもなかった。
「『うまくいった』と思ったらもとに戻って、また『うまくいったかな』と思うと戻るの繰り返しだったけど、その都度得るものがあった。けど、いくらやってもそこで終わりってことはないね。うまいそばが食べたい一心だった」
修行を重ねる一方、自宅で打ったそばを直売所で販売するようにもなる。店頭に立って販売する日もあったが、「おいしかった」と買いに来てくれるお客さんの声が何よりも励みになった。
◇ ◇
栃の木でそばを打つようになって4カ月が過ぎた。ここでは自分で打ったそばをゆで、お客さんに出している。その中で、よりおいしくするための新しい方法も発見した。今はおいしい十割そばができないかと少しずつ試行錯誤を始めている。
「打つ時もゆでる時も、『おいしいそばを出したいな』って思いながらやっている。とにかく自分がそばが好きだから、そばを打つのも楽しい。75歳ぐらいまでそばを打って生計を立てていくことができたら、楽しいんじゃないかなって思うよ」
栃の木の営業時間は午前11時縲恁゚後3時(そばがなくなり次第閉店)。水曜日は定休日。 -
おでかけマップ(お店編)の作成開始
子どもと一緒にまちへ出かけてもらおう竏窒ニ伊那市子育て支援センターは(伊藤ちと世所長)29日、伊那市おでかけマップ(お店編)」の作成を開始した。子育て中の母親7人が集まり、どういう設備があれば子どもたちと訪れやすいかなどを話し合った=写真。
次世代育成事業の一環として昨年から取り組んでおり、実際に子育て中の母親に参加を募ることで、親同士の仲間づくりをしてもらうことも目的としている。
昨年は子どもと一緒に遊べる場所を示した「公園編」を作成したが、今年は子どもと一緒に気軽に訪れることができる店を示した「お店編」を作ることとなった。
集まった母親たちは、日常生活の中で感じていることや、訪れた店で困ったことなどを相談。「小さい子どもと一緒だと周囲を気にしてなかなか外食できない」といった声のほか、「座敷のあるお店があればいい」「女性用のトイレに子ども用の小さい男子トイレがあるといい」など、子育て中の母親ならではの意見が出た。
この日参加した唐木恭子さん(26)は「前の人たちが作った公園編は便利で、知ることも多かった。今度は自分の持っている情報をいろんな人に使ってもらえれば」と話していた。
マップは市内の子育て支援センターなどに置き、子育て中の母親らに使ってもらう。 -
県議会商工観光生活環境委員会がサン工業などを視察
長野県議会商工観光生活環境委員会(竹内久幸委員長)の現地調査が30日、南信地区であった。上伊那ではコンピューター部分の表面処理を中心としてOA機器や工作機械などのめっきをしている伊那市西箕輪のサン工業(川上健夫社長)を視察したほか、視察に伴って上伊那広域連合(連合長・小坂樫男伊那市長)の陳情もあった。
陳情では▽大型店の出店を広域的に調整する制度の構築を検討▽首都圏からの直通特急をJR飯田線に乗り入れ▽労働人材確保に向けたUターン、Iターンの推進竏窒ネど、8つの要望事項を盛り込んだ要望書の提出され、竹内委員長は「地元議員と話し合いながら検討していきたい」とした。
また、新しい技術開発などに精力的に取り組み、地元の産業の振興にも貢献していることから視察先となったサン工業では、新しい技術の説明を受け、社内を見学した。 -
伊那市農業振興地域整備計画審議会、伊那市西箕輪の農地など、49件の農用地区域からの除外申請を承認
伊那市農業振興地域整備計画審議会が30日、伊那市役所であり、伊那インター工業団地に隣接する伊那市西箕輪にある農地を含む、49件7万9322平方メートルの農用地区域からの除外申請を承認した。
今回市の依頼を受けて市土地開発公社が農用地区域からの除外を申請した西箕輪の農地は2カ所。同工業団地の拡幅を目的としており、県の認可が下りば第5地区、第7地区として整備を進めたいとしている。それぞれの用地の広さは約1万3千平方メートル、約1万9500平方メートルで、用地の整備を進めながら企業誘致も進めていく。 -
少年指導委員による立ち入り補導活動
伊那署は1日夕、同署管内の少年指導委員5人とともに、伊那市、箕輪町、南箕輪村のゲームセンターとパチンコ店計4店で、立ち入り補導活動をした。少年らの健全育成に障害を及ぼす行為を防止するため、委員らは営業者に対して適切な指導をした=写真。
パチンコ店、ゲームセンターへは、抜き打ちの立ち入り補導をした。パチンコ店では、店内外に18歳未満・高校生の入店を禁止することを示した掲示があるか、営業許可があるかなどを確認した。
この日の活動で、補導対象となる少年らはいなかった。
少年指導委員は、無報酬。非行少年などの補導、営業者、成人などによる少年の健全育成阻害行為に対する注意、助言などの協力要請などを目的に活動する。 -
輪っこはうすで伊那地域アマランサス研究会のアマランサスの種子、販売開始
アマランサスの生産、販売による地域活性化を模索する伊那地域アマランサス研究会(登内英雄会長)はこのほど、伊那市の障害者社会生活支援センター「輪っこはうす」(小池久美子所長)で、地元産アマランサスの種子の一部を一般に向けて販売し始めた。アマランサスの種子を一般に向けて販売するのは今回が初めて。アマランサスを地域に普及させることを目的としているほか、袋詰め作業を同施設の利用者が請け負ってもらい、収益の一部を賃金として還元していくことで障害者の雇用創出を図る。
同研究会ではこれまで、遊休農地の解消や観光資源、特産品の創出などを目的としてアマランサスの栽培、商品開発などを進め、生産技術の向上とともに販路拡大の方法を模索してきた。
今回販売窓口となる輪っこはうすは、イベントなどで試験的にアマランサスの商品を販売をした時にも販売を委託しており、今回の取り組みは障害者の雇用にもつながることから、種の販売を請け負うことを了承した。
今年は1トンの収穫を目標に栽培を進めており、業務用などとして出荷するもの以外を種として販売していくことを想定している。
鉄分やカルシウムなどが豊富に含まれるアマランサスは、ご飯に入れて一緒に炊いたり、パスタなどに和えて使うことができるという。
アマランサスの種子は一袋100グラムで300円。輪っこはうすのほか、現在はみはらしファームなどにも出荷している。
問い合わせは輪っこはうす(TEL76・6745)へ。 -
第55回長野県統計グラフコンクール第1次審査会開催
第55回長野県統計グラフコンクールの上伊那地区審査会が30日、伊那市駅前ビル「いなっせ」であり、応募総数581点の中から、県の2次審査へ進む38点が選ばれた=写真。
小学生から一般までを対象に県統計協会が毎年開催しているコンクールで、年齢別の5部門のほか、パソコン統計グラフの部の全6部門で作品を募り、テーマの斬新さ、資料の正確さ、全体のバランスなどを総合的に評価して各部門の上位数点を選出する。
今年は昨年より応募数が少なかったが、小学生を中心に作品が集まり、環境問題や食など、世間で注目されているテーマに取り上げた作品や、「地元で一番多い名字は」「伊那インター入り口の交通量調査」など、自分の住む地域に密着した事柄をテーマとした作品も目立った。
今回の審査で選出した作品は9月1、2日、伊那市のベルシャイン伊那店1階に展示する。
入選者は次の通り。 -
親子劇場がマックイベントを開催
マジシャンの気分を味わってみよう竏窒ニ26日、伊那おやこ劇場(春日伸子運営委員長)のイベント「みんなでチャレンジマジシャンになろう」が伊那市の伊那北地域活性化センター「きたっせ」であった。親子など約20人が集まり、それぞれ持ち寄ったマジックを披露した=写真。
同イベントは9月8日に開く第71回高学年例会「落語andマジック」の事前企画として開催したもの。今回は一足早くマジックを体験してみよう竏窒ニ、参加者に自分の知っているマジックを持ち寄ってもらったところ、一般からの参加もあった。
集まった子どもたちは、トランプを使って相手の年齢を当てるマジックや封筒のを開かずに中に書かれているものを当てるマジックなどを披露。見事成功すると、会場からは「すごい」などという歓声とともに拍手が起こった。
第71回高学年例会は9月8日、南箕輪村の大芝高原研修センターで開く。当日は長野県出身のパフォーマー・魔法使い橋本アキットさんによるマジックと、西正亭ばちあたり氏による寄席があり、開演は午後6時半。観劇は会員制で入会希望者は例会前日までにおやこ劇場事務局か近くに住む会員まで入会金400円と1カ月分の会費1100円を添えて申し込むこと(当日入会は会費3カ月分が必要)。
問い合わせは伊那おやこ劇場(TEL72・7447)へ。 -
伊那市美篶の大森英明さんの写真展
富士山を取り続けて10年以上になる、伊那市美篶の会社員大森英明さん(58)の写真展「夢幻の世界 富士山PARTII」は9日まで、伊那市荒井の市立伊那図書館広域情報コーナーで開いている。富士山の夜景や四季折々の風景を表現した作品が飾られている。入場無料。
アマチュアカメラマンの大森さんは、年間30回前後、富士山を撮影するため、山梨、静岡県に足を運んでいる。同会場での個展は7年連続となり、今回は「月と富士山」を主なテーマとした全紙サイズ21枚、全倍サイズ1枚の計22枚を並べる。
満月が富士山の頭の上に浮かぶ笠雲の中へ沈む様子を撮った「夜明けの競演」は、本年5月に撮影した力作。「山頂の上に落ちてくる月を狙っていて、たまたま雲がかかった」と大森さん。根気よく通い続け、チャンスに巡り会えた瞬間だったという。
大森さんは「富士山は何回でも足を運ぶ魅力ある山。誰も見たことのない1枚が撮れた時が私の富士山撮影の終わりだと考えるが、一生涯のテーマだと思う」と話している。
3日は休館。午前10時縲恁゚後7時(最終日は午後5時)。 -
第31回ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会
初出場で入賞社団法人全日本ピアノ指導者協会主催の第31回ピティナ・ピアノコンペティションの全国決勝大会(24-26日、東京都)で、連弾初級Aに出場した箕輪西小4年の垣内夕さん(9)と箕輪中部小4年の三沢文香さん(9)が奨励賞、ソロ部門B級の伊那小4年唐沢佑季さん(10)がベスト35賞を受賞した。いずれも全国大会初出場での入賞に喜んでいる。
3人は南箕輪村北殿の望月音楽教室(主宰・望月玲子さん)の生徒。連弾の垣内さんと三沢さんは25日に日本大学カザルスホールで、「はやおき」「3つのコントルダンス」を演奏。本番前はとても緊張したというが、「笑顔で楽しく弾けた」と三沢さん。垣内さんも「すごく楽しく弾けてよかった」と話し、2人の息の合った演奏ができたという。
ソロ部門の唐沢さんは26日に津田ホールで「リゴドン」「メヌエット ハ長調」「ウィンナーワルツ」を演奏。「笑顔で楽しく弾けた。演奏より表彰のほうがドキドキしたので名前がよばれたときはうれしかった」と話した。
毎年県内から数人しか出場できないという難関の大会。4月から課題曲の練習を始め地区予選、地区本選を通過し全国出場を決めた。夏休み中はそれぞれ多い日で5時間から7時間の練習に励み、教室にも2日に1回通うなど猛特訓をして全国に臨んだ。
全国大会入賞を機に三沢さんは「もっと上の賞をとってみたい」、唐沢さんは「きれいな音で弾きたい」など、それぞれ新たな目標ができたようだ。 -
第1回伊那市の教育を考える懇談会
第1回伊那市の教育を考える懇談会が29日、市役所であった。市が会社経営者、元中学校PTAら6人の委員を委嘱。初回は、学校教育のあり方を問うため、各委員がそれぞれの立場から感じた教育の課題を上げた=写真。
市が政策の一つに掲げる「教育」について、小坂樫男市長が閉鎖的に考えず進めるため竏秩A教育委員会に対し、懇談会の実施を求めた。委員には、伊那食品工業社長の塚越寛さん、イナリサーチ社長の中川博司さん、元信州大学農学部教授の建石繁明さん、06年度高遠中学校PTA会長の北原アンドレアさん、元竜東保育所長の上柳明美さん、女性人材バンク登録者の島村玲子さんの6人が集まった。
社員を教育する立場から、塚越さんは「今の若者には生活するうえでの知恵が乏しい」と、教育の中で不足している部分を指摘。建石さんは「競走意識だけでなく、自分の人生を考える時間が必要」と訴えた。
島村さんは「親が子どもを自立させるための話し合いの場が必要」。北原さんPTAの立場からは「学校現場に無関心な親が目立つ」、また「教師は子どもと接する時間よりも、雑用の時間が増えている」と現状を話した。
懇談会は今年度中にあと3回開く予定。今回上げられた課題の中から、具体的に教育現場に生かせる道筋をつくり、意見を集約していく。 -
皆既月食 伊那でも観測
地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月を欠けさせて見せる現象竏秩B28日夜、全国各地で約6年ぶりとなる皆既月食が観測された。地球の影にすっぽりと包まれた月は、普段の輝きとは違う赤銅色のにぶい光を放ち、見る者を驚かせた。
皆既月食は、午後7時ごろから約90分間の現象だった。伊那市の伊那東小学校校庭では、伊那天文ボランティアサークル「すばる星の会」(野口輝雄代表)が市民観察会を開催。最初の30分間は雲が邪魔をしたが、集まった約150人の親子連れらは、肉眼や望遠鏡で変容した月を眺めた。
野口代表は、地球の大気で屈折して入り込んだ、波長の長い赤色の一部の太陽光に照らされ、月が赤黒く見えたと説明。観察に訪れた、伊那東小4年の松沢卓磨君(9)は「初めて月食が見れてうれしかった。まさか赤く光るとは思わなかった」と目を輝かせていた。 -
炭と暮らす
里山に囲まれた伊那谷では、薪や炭を暮らしのさまざまな場面で利用してきた。薪や炭の材料を調達する里山を「薪炭林」(しんたんりん)と呼び、山と暮らしが密接な関わりを持っていた時代は、そう昔のことではない。
しかし、化石燃料の普及、生活スタイルの変化などにより、私たちの暮らしは山から少しずつ遠ざかり、今では、家庭の中で炭を利用する場面はほとんど見られなくなった。
一方で、化石燃料の燃焼によって大気中の二酸化炭素の濃度が上がり、地球温暖化を加速させていることが懸念される中で、燃料としての炭が注目されはじめている一面もある。炭の原料である木は、大気中の二酸化炭素を吸収して育ったものであり、炭を燃やすことで放出される二酸化炭素の量は、もともと大気中にあった量であるため、地球温暖化を加速することはない竏窒ニいう理由からだ。さらに、炭は、有限な化石燃料とは違い、木を育てることによって再生が可能な資源であることも、注目される点である。
今回の朝の学舎は、伊那市長谷で、炭焼きを中心とした自給自足の暮らしをしている伊東修さんを、長谷小学校4年生が訪ねた。焼いた炭を窯から運び出したり、次に焼く炭の材料を、力を合わせて窯に詰めたりする作業を通して、炭との暮らしを体感した。 -
小山明子さんの誕生日んパーティーに合わせて社交ダンスパーティーを開催
コヤマダンススタジオの代表、小山明子さんの誕生日を祝う社交ダンスパーティーが26日夜、伊那市の伊那商工会館であった。小山さんの生徒など約60人が集まり、祝福の思いを込めた社交ダンスを楽しんだ=写真。
小山さんが社交ダンスを教えるダンスサークルでつくる「舞フレンド」が毎年企画して開催しているもので、異なる団体で活動する仲間との交流を深める機会にもなっている。
メンバーから「体に気を付けていつまでんも若くいてほしい」といった言葉とともに花束が贈られ、小山さんは「みなさんとともに自然体でがんばっていきたい」と語った。
その後、参加者らは普段は別々に活動しているダンス仲間たちとともに社交ダンスを楽しんだ。 -
伊那三曲協会が邦楽子どものつどいを開催
伊那三曲協会による「第8回邦楽子どものつどい」が26日、伊那市の生涯学習センターであった。同協会で琴や尺八、三味線を習う園児から高校生まで45人が集まり、日ごろの練習の成果を披露した=写真。
幼い時から日本の音楽に親しんでもらおう竏窒ニ、始めた子どもだけの発表会は今年で8年目。個人演奏では、子どもたち一人ひとりが童謡や日本の曲などを演奏。今年の5月から稽古を始めたという4歳の女の子は、家族の前で練習を重ねるなどして今回の発表会に臨み、歌を口ずさみながら童謡「チューリップ」を演奏。観客の心を和ませていた。
また、「さくらの舞曲・荒城の月抄」では、19人の子どもたちが琴、三味線、尺八の合奏を披露し、会場を楽しませていた。 -
公共交通の路線再編の方向性を了承
「第5回伊那地域における新たな交通ネットワークシステム構築のための検討会」が28日、伊那市役所であった。市、交通事業者、公共交通機関利用者ら約20人が出席し、路線再編の内容を了承。今後、事業者と調整しながら実現できる方策を探る。
再編の方向性は前回(6月26日)、統合可能路線の整理・効率化、地域間バランスの調整、現行体系の踏襲など8つの柱を確認。
市内を走る路線の再編については▽市が運行する市街地の外回りと事業者が運行する内回りを「市街地東循環線」として統合。運賃の値上げを検討し、事業者の営業路線とする▽横山・ますみケ丘線、内の萱・城南町方面のバス路線は廃止し、試験的にデマンドタクシー(ワゴン車などを利用した乗合型タクシー)を導入する▽合併に伴う高遠縲恍キ谷を結ぶ周回コースを新設する竏窒ネどを示した。路線数の削減などがあるものの、サービス水準は現行レベルを維持、または向上できるようにした。
出席者から、ボランティア移送のボランティア要員確保の難しさ、生活路線バス運行の赤字経営の厳しさなどが挙がった。
次回(10月16日)、路線の便数や運行時間など具体的な運行計画案を示し、12月に承認。運行準備を整え、08年度に試行運行を開始する。次回以降、地域説明会が予定される。
また、観光客らを対象にした伊那竏猪リ曽連絡バスに関するアンケート結果(速報)を報告。連絡バスを「利用してみたい」「条件次第で利用してみたい」が半数近くを占め、観光期のニーズは高いとみている。 -
子ども向け雑穀料理教室を開催
栄養バランスの良い雑穀を子どもたちの食事にも取り入れてもらおう竏窒ニ26日、雑穀料理教室「雑穀でつくる子どものためのごはんとおやつ」が伊那市長谷の気の里ヘルスセンターであった。小学校入学前の子どもを持つ母親など11人が集まり、タカキビを使ったハンバーグとモチキビとリンゴのタルトに挑戦した。
条件の悪い農地の活用と雑穀の特産品化実現を目指す「雑穀プロジェクトin伊那」の一環として市とNPO法人の「南アルプス食と暮らしの研究舎」が催している料理教室で、今回が3回目。食育への関心の高まり、子どもたちののアトピー増加などを受け、今回は小さい子どもを持つ母親などに栄養バランスに優れた雑穀を知ってもらう目的で料理教室を企画。講師には穀菜・豆料理コーディネーターで現在道の駅南アルプスむらのレストラン「野のもの」の調理チーフである堀田麻衣子さん(30)を迎えた。
堀田さんはまず、雑穀にはタンパク質、ビタミン、ミネラルなどの微量栄養素がバランス良く含まれていることなどを紹介。炊き方や料理への応用方法を示し、「雑穀というと面倒なイメージもあるが、まとめて炊いてけばいつものおかずに使うこともできる」と説明した。
料理教室を企画した南アルプス食と暮らしの研究舎代表、吉田洋介さん(40)は「アトピーの子どもを持つお母さんなどに関心を持ってもらえれば」と話していた。
今後もさまざまな形で料理教室を開催していく予定。 -
宝船(ほうせん)がたかずやの里の子どもたちを焼肉に招待
伊那市天竜町の焼肉・韓国レストラン「宝船(ほうせん)」(金光三郎社長)は26日、伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」の子ども約40人を焼肉に招待した=写真。
全国焼肉協会の加盟店日ごろお世話になっている地域に恩返しを竏窒ニ、全国焼肉協会の「ヤキニクまつり」に合わせて行っている取り組みで13年目。焼肉の後は近くのカラオケ店でカラオケをするのが恒例となっており、この日を楽しみにする子どもたちも多いという。
子どもたちは、焼き具合をうかがいながら肉や野菜を次々に口へ運び、「おいしい」「こっちはまだ?」などと焼肉を楽しんだ。また、食べ終わった後は店の人たちに「ごちそう様でした」と感謝の気持ちを伝えていた。
金光社長は「BSE問題などがあって大変な時期もあったが、何とか乗り越えてくることができた。毎年楽しみにしてくれている子どもたちもいるので、今後も続けていきたい」と話していた。 -
秋葉街道入門講座
南アルプス自然体験ネットワークは24日夜、伊那市長谷の南アルプス村メルシーで、秋葉街道入門講座の初回を開いた。市内の約10人が参加し、時代の流れの中で忘れさられた古道について、関心を高めた。
信仰の道、交易路として伊那谷から静岡県秋葉神社へ通じる道として用いた同街道に関して学ぶ講座。初回は、06年2月、地域に眠る観光資源を活用しようと発足した、秋葉街道発掘調査隊の高坂英雄隊長(60)=同市長谷市野瀬=が講師を務めた。
高坂さんは、江戸時代の絵図をもとに、地元公民館や県立図書館などに残る資料と照らし合わせ、道筋を確認。長谷の非持縲恪a口地籍は湖底に水没しているため、代替ルートを紹介するなど街道のルートと周辺の史跡、景観などを解説した。
黒河内縲恷s野瀬地籍の街道は、木々の緑の中を通っていて「さわやかな風、小鳥のさえずりが心を癒す場所」などと説明。豊かな景観を地域おこしへつなげ、県内外からも関心を持ってもらえる観光ルートになれば竏窒ニした。
第2回講座の日程は未定。 -
ベル伊那 油絵画家ノブ・サチさんの個展
駒ヶ根市にアトリエを構える洋画家ノブ・サチさんの油絵展「夢の世界をのぞいてごらん」は23日、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで始まった。地球、子供たち、夢、希望をテーマとした、優しい色合いの詩情豊かな作品が並ぶ。28日まで。
2年前に続き、3度目の展示で、SM縲・0号までの新作を中心とした約40点を展示販売。ピンクやオレンジ色などの心温まる色使いで、人間と動物、自然が共存した世界を描いている。
地中の世界を自分のイメージで表現した50号の大作「ピコットの森の一日」は、ウサギなどの動物が地中で楽しそうに楽器を演奏。「いつまでもいろいろな動物が住める地球であってほしい」との思いを込めたという。
午前10時縲恁゚後6時30分(最終日は午後4時)。会期中は作家が来場する。
ベルシャイン伊那店で3度目の個展を開くノブ・サチさん -
かんてんぱぱホールでパン粘土の花ルナ・フローラ展
ルナ・フローラ伊那狐島教室(佐藤峰子代表)による「パン粘土の花2007ルナ・フローラ展」が27日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。石けん粘土「ルナブランカ」や樹脂粘土などで作った四季折々の花や、フラワーケーキなど約100点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
開講2年目となる佐藤さんの教室による作品展は今回が初めて。パン粘土の楽しさを多くの人に知ってもらおう竏窒ニ企画した。
今回はバラを中心に、サクラ、シクラメンなどといった作品のほか、プレゼント用の花などを展示販売。色鮮やかな花々とともに会場には石けんの香りが漂い、来場者の心を和ませている。
佐藤さんは「四角の粘土から思い通りの形が作れ、本物よりも自分の好みの色が出せる。パンフラワーのかわいらしさなどを感じてもらえれば」話していた。