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自宅で確定申告を ステッカーでPR
2月16日から令和4年分の確定申告が始まります。
伊那税務署では、管内の路線バスにステッカーを貼り、「e-Tax」での申告を呼びかけています。
1月27日は、伊那市の伊那バス株式会社で、バスにステッカーと広告の取り付け作業が行われました。
伊那税務署では、自宅から確定申告書を作成できる「e-Tax」の利用をPRしようと、ステッカーを515枚作りました。
確定申告会場などが書かれている広告は、管内の協力企業で作る納税関係団体連絡協議会が46枚作りました。
会場での申告は、2月1日から伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで行われています。
令和4年分の確定申告は2月16日から3月15日までとなっています。
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伊那弥生ケ丘高校 器楽部演奏会
伊那市の伊那弥生ケ丘高校器楽部による定期演奏会が29日、ニシザワいなっせホールで開かれました。
器楽部はマンドリンとギターの演奏を中心に活動しています。
演奏会では、1・2年生24人が全体合奏やアンサンブルなど13曲を演奏しました。
新型コロナの影響で、学級閉鎖が続き、部員全員が集まって練習する機会が少ないなか、オンラインで練習を重ねてきたということです。
去年11月に開かれた県大会では3年連続で最優秀賞を受賞し、今年7月に開かれる全国大会へ出場する予定です。
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弥生生が通り町商店街で作品展
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の1年生は、荒井の通り町商店街を会場にした作品展を2日から始めました。
この日は、1年生21人が展示作業を行っていました。
生徒たちは、総合的な探究の時間に「表現」について学んでいて、作品展では絵画と写真100点以上を展示しています。
商店街の15店舗と伊那図書館を会場にし、歩きながら楽しめる作品展だということで、見やすい位置に飾っていました。
生徒のうち、15人は写真、6人は絵画を展示していて、作品には、それぞれが込める思いや、製作の経緯などが書かれた文章も添えられています。 -
伊那公園 新しい複合遊具完成
伊那市中央の伊那公園に、児童向けと幼児向けの遊具が完成し、1日から利用できるようになりました。
この日は、竜東保育園の年長園児およそ50人が招待され、遊具で遊びました。
高さはおよそ5メートルで、児童向けと幼児向けの複合遊具となっています。
伊那公園の桜をモチーフにしたデザインです。
伊那公園には平成3年に造られた木造の遊具がありましたが、老朽化により撤去しました。
伊那市が今回新たに設置したもので、事業費はおよそ1千万円となっています。
伊那市では今年度中に、三峰川榛原河川公園と春日公園の複合遊具も更新する予定です。
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伊那小5年忠組 ラーメン作り奮闘
伊那市の伊那小学校5年忠組は、総合学習でラーメンやうどんなどの麺作りに取り組んでいます。
1日は5年忠組の児童31人それぞれが、麺を作り試食しました。
子ども達は、小麦粉や塩、水を混ぜ合わせこねた物を棒を使い伸ばしていました。
忠組では、給食にラーメンが出た事がきっかけとなり、自分たちでも作ってみようと総合学習で取り組んでいます。
原料となる小麦粉は2種類使用し、配分は一人ひとりが工夫しているという事で、中には、気温や湿度で加える水の量を調整する児童もいるという事です。
麺を伸ばし終えると、製麺機を使い、好みの太さの麺に切っていました。
麺が完成すると、子ども達はさっそくゆでラーメンやつけ麺を作っていました。
忠組では、卒業を控えた6年生にラーメンを振る舞うため、改良を重ねているという事です。
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長野県内で新たに上伊那の99人を含む1,274人新型コロナ感染確認
長野県内で1日、新たに上伊那地域の99人を含む1,274人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は、新型コロナ患者6人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は99人、飯田保健所管内で167人、諏訪保健所管内で115人、佐久保健所管内で113人、上田保健所管内で112人、松本保健所管内で107人、長野保健所管内で69人、北信保健所管内で62人、大町保健所管内で23人、木曽保健所管内で2人、長野市272人、松本市133人のあわせて1,274人です。
県は、いずれも基礎疾患のある65歳以上の新型コロナ患者6人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは43万9,074人で入院は296人、死亡は821人です。
1月31日午後8時現在の確保病床使用率は30.2%となっています。
また県は、県独自の感染警戒レベルを佐久圏域は4から3に、木曽圏域を3から陽性者の発生が比較的落ち着いている小康期にそれぞれ引き下げました。 -
南信工科短大とあるしん 地域産業の振興などに関する連携協定
南箕輪村の南信工科短期大学校は、伊那市のアルプス中央信用金庫と地域産業の振興などに関する連携協定をきょう締結しました。
1日は伊那市のあるしん本店で調印式が行われ、南信工科短大の武田三男校長とアルプス中央信用金庫の吉澤祥文理事長が協定書を取り交わしました。
協定は、広く地域の産業の振興や文化の発展に貢献することを目的としています。
この協定により、互いの知識や情報を、上伊那の主な産業である製造業の発展につなげたいとしています。
主な案として、南信工科短大の卒業生をあるしんの取引先の中小企業に紹介することや、あるしん職員の授業への派遣などが出されているということです。
吉澤理事長は「地域20店舗のネットワークを活かしながらより実効性のある活動をしていきたい」と話してい
ました。
武田校長は「この協定を地域の産業にとっていい方向に進めたい」と話していました。
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戸草ダム建設の働きかけを県へ要望
上下伊那の17市町村でつくる三峰川総合開発事業促進期成同盟会は、戸草ダム建設再開を含めた河川整備メニューの見直しが早期に行われるよう国へ働きかけることなどを阿部守一長野県知事に31日要望しました。
31日は、三峰川総合開発事業促進期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長らが県庁を訪れ、阿部知事に要望書を手渡しました。
期成同盟会は、戸草ダム建設の再開を含めた河川整備メニューの見直しが早期に行われるよう国へ働きかけることや、建設再開にあたっては水力発電など利水についても検討するよう求めています。
戸草ダムは多目的ダムとして、国が美和ダム上流部に建設を計画していました。
田中康夫県知事時代にダム事業の見直しが行われ、建設計画が止まっています。
期成同盟会では、6日に国土交通省中部地方整備局、7日に国土交通省を訪れ国に要望する計画です。
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伊那市社協 福祉車両を貸し出し
伊那市社会福祉協議会は、外出が困難な高齢者や障害者の社会生活を支援しようと、車いすのまま乗車できる福祉車両の貸し出しを行っています。
こちらが市社協が貸し出している福祉車両です。
後方にスロープがついていて、車いすに乗ったまま乗り降りができます。
社内では車いすをベルトやワイヤーで固定することで、安全に移動することができます。
市社協では、外出が困難な人の社会参加を支援しようと、福祉車両の貸し出しを行っています。
利用できるのは、伊那市在住の車いす利用者などで、運転は家族やボランティアです。
現在は月に15件ほどの利用があるということです。
車両の貸し出しは無料で別途燃料代が必要となります。
利用には登録が必要で、市社協か、長谷の障害者社会就労センターさくらの家で申し込むことができます。
他に車いすの貸し出しも行っていて、高齢者や障害者の外出支援につなげていきたいとしています。
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井上井月の新句を発見
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人 井上井月について研究している井上井月顕彰会は、井月の直筆と見られる新たな句が見つかったと30日発表しました。
こちらが新たに発見された井月の句「湧て出る水音かろし白躑躅」です。
晩春の季語ツツジが使われていて、「軽快な水音が心地よく感じられる季節だ」という内容です。
諏訪地域の古物商が扱っていた掛け軸で、井月顕彰会が保存し研究を進めていました。
30日は井上井月顕彰会が記者会見を開き、鑑定を行った井月研究者の一ノ瀬武志さんが説明しました。
掛け軸は、井月顕彰会から伊那市創造館に寄託されました。
創造館では、近く館内に展示するということです。
30日はほかに、新たに飯島町の民家から発見された井月直筆の2句も発表されました。
「萬歳や人が笑ひば言得顔」と「しぐれても中々ぬくき菴かな」の2句です。
このうち、「萬歳や」の句は、正月の出し物で漫才師の得意げな顔を詠んだもので、似た句はあるものの「言得顔」の表現が新しいということです。
この2句の掛け軸は、発見された飯島町の民家に保管されているということです。
顕彰会では今後も井月の資料の掘り起こしをしていきたいとしていて、広く情報提供を呼びかけています。
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気温上がらず JAなど農作物の凍害に注意呼びかけ
30日の伊那地域は、日中の最低気温が氷点下2.4度、最高気温は1.5度までしか上がらず、先週から気温の低い日が続いています。
JA上伊那などは、低温や降雪による「凍害」が発生する恐れがあるとして、注意を呼び掛けています。
伊那市西箕輪大泉新田の白鳥フルーツ農園のりんご畑です。
およそ10アールの圃場には、りんごの木が約500本あります。
このうちの10本で、木の中の水分が凍結し幹が割れる「裂傷」が確認されました。
ひどいもので、長さ40センチほどの傷がありました。
白鳥フルーツ農園では、木と木の間隔を狭くし作業効率と収益性を高める「高密植栽培」を取り入れています。
白鳥さんによると、高密植栽培は寒さに弱いため、寒暖差が激しい年に数本発生するということです。
例年は春先に起きるということですが、今年は26日に初めて確認し、その時よりも割れ目が広がっているということです。
裂傷が起きた木は、そのままにしておくと枯れてしまうということで、薬を塗って対応するということです。
JA上伊那などは、低温や降雪による「凍害」が発生する恐れがあるとして、ハウスや果樹などの設備の点検・補強するよう注意を呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと、県内は週の前半は最高気温・最低気温ともに平年より低いところが多くなると予想しています。 -
定数2の伊那市区に2人
任期満了に伴う県議選は31日に告示2か月前となります。
これまでに出馬を表明している伊那市区の立候補予定者を表明順に紹介します。
定数2の伊那市区はこれまでに現職1人、新人1人の合わせて2人が出馬を表明しています。
西町の向山賢悟さん。48歳。自民党の新人です。
東春近の酒井茂さん。70歳。自民党の現職2期目です。
伊那市区はこれまでに出馬を表明した2人以外に表立った動きはありません。
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上伊那32人 県内480人感染確認 死亡は21人
長野県内で30日 新たに上伊那地域の32人を含む480人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県と松本市は、新型コロナ患者21人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、
伊那保健所管内は32人、飯田保健所管内で73人、上田保健所管内で72人、松本保健所管内で61人、北信保健所管内で54人、諏訪保健所管内で40人、佐久保健所管内で22人、大町保健所管内で14人、長野保健所管内で11人、長野市35人、松本市66人のあわせて480人です。
なお、県と松本市は、65歳以上で基礎疾患がある21人の新型コロナ患者の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは43万7,093人で入院は370人、死亡は815人です。
29日午後8時現在の確保病床使用率は35.5%となっています。
諏訪圏域と南信州圏域、松本圏域の県独自の感染警戒レベルは、5から4に引き下げられます。 -
高遠高校音楽専攻 定期演奏会
伊那市高遠町の高遠高校芸術コース 音楽専攻の定期演奏会が29日、高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
演奏会には音楽専攻と合唱部の生徒21人が出演しました。
演奏会では、学年ごとに工夫を凝らした演奏が披露されました。
このうち、今回が最後の演奏会となる3年生は、オリジナルのミュージカルを披露しました。
ある国の姫が村の青年と結ばれるまでを描いた物語です。
劇中の歌の作詞作曲も3年生が担当しました。
演奏会は、3年間の集大成として、また1,2年生の発表の場として開かれていて、去年は新型コロナの影響で中止となったため2年ぶりとなりました。
会場には保護者や卒業生、地域住民など約50人が訪れ演奏に耳を傾けていました。
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古文書の活用考える
伊那市と伊那市教育委員会などは、古文書の保存活用について考えるシンポジウムを29日、市役所で開きました。
始めに高遠町図書館や高遠町歴史博物館に保管させている古文書を解読するワークショップが行われました。
参加者は、東京都に本社を置く印刷業凸版印刷が開発中の人工知能AIを搭載した自動翻刻ソフトを使い高遠石工に関する古文書などを解読しました。
自動翻刻ソフトは、範囲を指定するだけで、AIが文字の区切り位置も含めて解読できるということです。
伊那市では、平成21年度から市が保管する古文書のデジタル化を進めています。
古文書シンポジウムは、市民らに、古文書を地域でどう生かすかを考えてもらおうと開かれたものでおよそ60人が参加しました。
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伊那西高校芸術フェスティバル
伊那市の伊那西高校の文化系クラブの生徒の作品などが並ぶ芸術フェスティバルが、かんてんぱぱホールで27日から始まりました。
会場には、美術、書道、折り紙・工芸、写真、家庭科、マルチメディアの各クラブの生徒の作品や授業で製作した作品およそ200点が並んでいます。
伊那西高校では1年間の活動の成果を地域の人たちに発表する場として毎年開いていて今年で16回目です。
このうち写真クラブ3年の塩澤彩志さんの作品は、全国高等学校総合文化祭で奨励賞を受賞しました。
また、県展や伊那美術協会で賞を受賞した美術クラブの生徒の作品もあります。
伊那西高校では、「生徒の日常を想像しながら作品を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けていました。
第16回伊那西高校芸術フェスティバルは30日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊那雅楽会 春富中で演奏会
上伊那の神職などでつくる伊那雅楽会は、伊那市の春富中学校で27日、演奏会を開きました。
演奏会では、音楽の教科書にも載っている越天楽など4曲を披露しました。
この日は、音楽の授業で雅楽を学んでいる、1年生と3年生が演奏を聴きました。
この演奏会は、生の演奏を聞き、より親しみをもってもらおうと伊那雅楽会が5年前から毎年開いているものです。
楽器の説明では、17本の竹で出来ている笙や、龍の鳴き声を表している龍笛などの紹介がありました。
伊那雅楽会の花畑樹彦楽長は「日本の伝統文化である雅楽を改めて感じてもらいたい」と話していました。
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伊那図書館で廃材使った作品展
伊那市の伊那図書館でトイレットペーパーの芯などの廃材で作ったオブジェの作品展が伊那図書館で26日から開かれています。
会場には、およそ80点が並んでいます。
伊那市の職員で図書館内にある市民サービスコーナーを担当する唐木愛美さんです。
唐木さんは季節やイベントごとに節分や干支などのオブジェを3年前から作り飾っています。
作品はロビーやカウンターに飾ることで、利用する人を楽しませたいという思いから作り始めました。
ほかにも牛乳パックとペットボトルのキャップで作ったこまもあります。
訪れた人は実際に回して楽しんでいました。
作品は今後、希望があった市内の保育園や小学校などに譲るということです。
作品展は伊那図書館1階で29日まで開かれています。
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西箕輪で凍結防止帯を焼く火事
きのう午後7時40分頃、伊那市西箕輪羽広の住宅で、屋外にあった照明器具のハロゲン投光器と凍結防止帯を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは、西箕輪羽広の師田陽介さん宅です。
25日の午後7時40分頃、家の外にあったハロゲン投光器1台と凍結防止帯2本が燃えているのを家族が見つけ、消防に通報したということです。
出火当時、凍結防止帯を暖めるため、ハロゲン投光器を点けていたということです。
師田さんが消火をして、5分後に消し止めたということです。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那署ではハロゲン投光器により凍結防止帯が発火したのが原因とみて調べをすすめています。
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新しい公立高校入試についての説明会
令和7年度からの新しい公立高校入試に関する説明会が、23日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
長野県教育委員会は、今の中学1年生から対象となる令和7年度から新しい公立高校入試制度を導入します。
前期選抜は、面接の他、新たに学力検査が導入されます。
「国語・社会・英語」と「数学・理科」の学力検査が実施され、内容は基礎的・基本的な問題になるとしています。
後期選抜は、学力検査のほかすべての学校で面接が導入されます。
対面による面接が難しい場合は、筆記で質問に答える「紙上面接」が行われます。
新しい公立高校入試制度の内容は県のHPで公開されていて、誰でも見ることができます。
説明会は長野県教育委員会が開いたもので、生徒や保護者、学校関係者など約45人が参加しました。
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伊那食品 菓子で受験生を応援
伊那市の伊那食品工業株式会社は高校受験を控えた春富中学校の3年生へ、合格を祈願したチョコレート菓子を25日プレゼントしました。
25日は伊那食品の塚越亮専務が春富中を訪れ、3年生の代表に新商品のチョコレート菓子「HARUCHICA」を渡しました。
菓子の贈呈は、志望校の合格に向けて頑張っている受験生を応援しようと行われ、近くの神社で合格を祈願したものだという事です。
生徒達へ贈った「HARUCHICA」は、小豆菓子をチョコレートでコーティングしたもので、受験生へ「春は近い!」と応援する気持ちなどを込め名付けたという事です。
贈られた菓子は、3年生125人にひとり3個ずつ配られました。
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労災発生増加 関係者が臨時会議
上伊那地域の去年の労働災害発生件数は、過去10年間で最多となる181人でした。
それを受け伊那労働基準監督署は、24日、臨時の安全衛生関係団体連絡会議を開きました。
会議には、建設業や運送業、林業の担当者など6人が参加しました。
伊那労働基準監督署のまとめ(速報値)によりますと、去年、労働災害で亡くなったのは2人、4日以上休業したけが人は179人で、前の年に比べて25人増加し、直近10年間で最多となっています。
業種は製造業が81人、建設業が27人などとなっています。
事故の内容では、転倒が約3割、はさまれ・巻き込まれが約2割となっています。
年齢別では、60歳以上が全体の約3割、経験年数では、3年未満が約4割となっています。
参加者からは「運送業の転倒事故は荷物の積み下ろしの現場での事故が多い。労災を減らすには依頼主の協力が必要だ」「建設業では担い手の高齢化が課題となっている」などの意見が出ていました。
この会議は、例年4月に開かれていますが、今回労災事故の増加に伴い臨時で開かれました。
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伊那市補正予算 コロナ対策など2億2,600万円追加
伊那市議会臨時会が24日開かれ、農業や福祉事業者を支援する新型コロナ対策など、2億2,600万円を追加する今年度一般会計補正予算案が、可決されました。
物価高騰対策を含む、第32弾の新型コロナ対策の主な事業は、農業者への作付け費用の支援に4,100万円、休業を余儀なくされた福祉サービス事業所の支援に530万円、高校進学を控えた子どもを持つひとり親家庭の支援に220万円などとなっています。
ほかに、高遠さくらホテルの改修に関わる工事費1,500万円などとなっています。
また、国の交付金を活用した出産・子育て応援交付金に4,700万円となっています。
この日提出されたこれら補正予算案は、全会一致で可決されました。
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24日昼過ぎから積雪の予報
24日の長野県南部は強い冬型の気圧配置の影響により、昼過ぎから平地でも雪が積もる予報となっています。
長野地方気象台によりますと、24日は、山沿いを中心に多いところでは20センチから40センチの積雪となり、平地でも雪が積もる予報となっています。
また、24日以降、今季一番の強い寒気が流れ込むため、25日と26日は最低気温が氷点下10度を下回る予報となっています。
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伝統文化親子体験フェスタ
伝統芸能を体験できるイベント「伝統文化おやこ体験フェスタ」が、9日、伊那市のいなっせで行われました。
会場では、南京玉すだれ、和太鼓、獅子舞、阿波踊りのコーナーが設けられ、親子で体験していました。
伝統文化おやこ体験フェスタは、伊那市の歌舞劇団田楽座や地域住民でつくるPO法人ふるさと芸能研究所が開いたものです。
9日は、親子およそ35組80人が参加しました。
南京玉すだれのコーナーでは、田楽座の相楽いつえさんが指導し、すだれの持ち方や技の出し方を教えていました。
相楽さんは、「南京玉すだれは、人寄せの芸です。失敗しても自分が楽しむことで相手を喜ばせることができます」とアドバイスしていました。
参加者は、「難しかったけれど大きく伸ばすことができてよかった」と話していました。 -
高遠高校芸術コース 卒業制作展
伊那市高遠町の高遠高校芸術コースの3年生による卒業制作展が信州高遠美術館で開かれています。
会場には、芸術コースの美術専攻と書道専攻の生徒18人の作品、42点が並んでいます。
美術専攻は12人で、油彩画やアクリル画、12点を展示しています。
美術担当の宮澤洋祐教諭は「長い時間制作する生徒もいて、一人ひとりが最後まで一生懸命取り組んでいた」と話していました。
また、書道専攻の6人は掛け軸や篆刻、硯、30点を展示しています。
6人の合作の書道パフォーマンス作品もあります。
書道担当の松村夕子教諭は「生徒たちは3年間コロナ禍で学生生活を過ごし、発表の機会も少なかった。今回の展示会で地域の方々に作品を見てもらえることに感謝している。」と話していました。
高遠高校芸術コース卒業制作展は、来月5日(日)まで信州高遠美術館市民ギャラリーで開かれています。
市民ギャラリーのみの観覧は無料です。
なお29日(日)には、音楽専攻の生徒による演奏会が高遠町総合福祉センターやますそで午後1時から開かれます。
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上伊那の高校2年生対象 企業説明会
上伊那9校の高校2年生を対象にした、地元企業の説明会が23日に伊那市のいなっせで開かれました。
説明会には、上伊那9校の高校2年生およそ300人が参加しました。
生徒たちは、参加した企業17社のうち、希望する4社を選び、20分ずつ話を聞いていました。
説明会では採用担当のほか、世代の近い若手社員が会社の雰囲気や入社した感想などを説明していました。
主催したハローワーク伊那によりますと、去年11月末現在、
新規高卒者の求人数は764人で、一昨年に比べて174人多くなっています。
求職者数は、生徒数の減少などもあり、312人と一昨年より64人少なくなっています。
ハローワーク伊那では、今回の企業説明会を通して「地元への就職促進につなげていきたい」と話していました。
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三峰川みらい会議 木の伐採作業
河川環境の整備に取り組む三峰川みらい会議は、三峰川の河川敷に生えた木の伐採作業を22日に行いました。
この日は、伊那市富県の河川敷で作業が行われ、三峰川みらい会議のメンバーとボランティアの30人が参加しました。
参加者はチェーンソーで木を切り倒していました。
この取り組みは三峰川みらい会議が、本来の河川環境・景観を取り戻し、親しみやすい河川にしようと行ったものです。
新型コロナウイルスの影響で3年振りに行われました。
伐採された木は、ストーブの薪として、参加者が持ち帰りました。
残った枝や根は、天竜川上流河川事務所の協力で処理されるということです。
三峰川みらい会議では「活動を通して自然を守っていきたい」と話していました。
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西春近北小の児童がスケート楽しむ
伊那市の西春近北小学校では、今年も校舎北側につくられたリンクでスケートの授業が行われています。
西春近北小学校では、陽のあたらない校舎北側に水を張りスケートリンクを作っています。
今年も厚さ15センチほどの氷がはったスケートリンクが完成しました。
広さは、縦18メートル、横9メートルです。
西春近北小学校では、冬のスポーツを楽しんでもらおうと毎年1年生と2年生が使っています。
今年は、17日から授業が始まり20日は、2年生の児童29人が今シーズン2回目のスケートを楽しみました。
児童は、スケート靴を履いて氷の上を歩いて往復したり、周りをゆっくりと滑っていました。
西春近北小学校の1年生と2年生は来月岡谷市のスケート場で授業を行うことになっています。
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西箕輪上戸大文字下ろし
20日は大寒です。
1年で最も寒さが厳しくなる頃とされています。
そんな大寒の早朝、伊那市西箕輪上戸に伝わる小正月の伝統行事「大文字」の柱が地区住民によって下ろされました。
午前5時10分、太鼓が打ち鳴らされると柱が建てられた辻に地域住民が集まってきました。
大文字は、区内の辻に柱を建て厄除けを願う小正月の伝統行事です。
毎年1月14日に建てられ、20日に下ろされます。
20日の伊那地域の最低気温は、2月中旬並みの氷点下5.6度となりました。
住民およそ70人が集まると、大文字下ろしが始まりました。
さすまたを使い、ゆっくりと柱を倒していきました。
長さおよそ13mの柱が下ろされると巾着袋や花飾りが外されます。
大文字下ろしが無事終わると、お神酒で乾杯し、労をねぎらっていました。
巾着袋や花飾りは、各家庭に持ち帰り、一年間玄関や神棚に飾るということです。