-
荒町長生会先祖祭り
地区の先祖を供養する、荒町長生会先祖祭りが伊那市高遠町の荒町の観音堂と公民館で行われました。
22日は、地区の高齢者グループ荒町長生会の会員15人が集まり先祖祭りが行われました。
祭りでは、地区の安泰を願うお数珠回しが行われました。
数珠は荒町にある観音堂に保管されていたもので昭和12年、日中戦争で出征した若者が寄贈したとされています。
また、公民館で甘茶かけが行われました。
大正11年生まれで今年100歳になった松崎千秋さんは「昔はよくやっていたが、最近は少なくなって来た」と話していました。
荒町長生会の秋山靖樹会長は「私たちの子どもの頃の思い出を、これからも後世に残して伝えていきたい」と話していました。
-
第4回 水彩画木曜会展
伊那市の水彩画教室、木曜会の展示会が伊那市のいなっせで、22日から始まりました。
会場には、風景などを描いた、43点が展示されています。
水彩画教室木曜会は上伊那の16人の会員が毎週木曜日に活動しています。
透明水彩を使って、野外でのスケッチなどを行っているということです。
会では「透明水彩の特徴である、にじみやぼかしを使った作品を楽しんでもらいたい」と話していました。
この展示は、27日までいなっせ2階の展示ギャラリーで開かれています。 -
高遠燈籠祭でほおずき提灯が飾られる
伊那市高遠町の商店街には、ほおずき提灯が飾られ夜の町並みを灯しています。
高遠町では、鉾持神社の合併祭に合わせ燈籠祭が開催されほおずき提灯が店の軒先などに飾られています。
新型コロナの影響で高遠囃子巡行などは中止し、ほおずき提灯と行燈の飾り付けのみとなりました。
提灯は9月25日まで飾られるという事です。
-
伊那市のマンホールカード3種類を配布
伊那市は、9月10日の下水道の日に合わせ伊那市役所でマンホールカード3種類を9日に、配りました。
9日は、伊那市役所でイーナちゃんが伊那市・高遠町・長谷村デザインの3種類のマンホールカードを配りました。
こちらが配布されたマンホールカードです。
旧伊那市デザインは、伊那節に歌われている権兵衛峠を行き来した馬子と木曽馬をモチーフにデザインされています。
旧高遠町デザインは、タカトオコヒガンザクラがデザインされています。
旧長谷村デザインは、南アルプスと「クロユリ」・「カエデ」がデザインされています。
マンホールカードの配布は下水道の事を知ってもらおうと行われたものです。
伊那市では「少しでも下水道を身近に感じて欲しい」と話していました。
-
カーボンナノチューブ権威 遠藤さん 伊那北高校で講演
カーボンナノチューブの権威で信州大学特別栄誉教授の遠藤守信さんの講演会が伊那市の伊那北高校で21日開かれ、「大学に入るために勉強するのではなく、その先の夢ややりたい事の実現に向け勉強して下さい」と話していました。
講演会には伊那北高校の理数科の1年生40人が出席し、遠藤さんは「創造力を育む」と題し話をしました。
遠藤さんは「産業の発展や研究開発には発想力が必要だ」と話し、「授業では覚える事よりも疑問を持ち、質問する事を心がけてほしい」と話していました。
この講演会は、長野県教育委員会が主催したもので、国際的な視野に立った人材を育成していこうと、毎年、有識者による講演会を公立高校で開催しています。
遠藤さんは、カーボンナノチューブの発見や量産技術の権威で2008年に紫綬褒章を、2020年に瑞宝中綬章を受章しました。
質疑応答では、生徒達から宇宙空間での太陽光発電の実現性などについて質問が出されていました。
-
上伊那86人含む県内1204人感染
長野県内で21日新たに、上伊那地域の86人を含む1204人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内の感染者数の累計は、20万人を超えました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は86人で、伊那市で32人、箕輪町で29人、南箕輪村で5人、駒ヶ根市で5人、辰野町で7人、飯島町で2人、中川村で6人、
飯田保健所管内で122人、松本保健所管内で120人、上田保健所管内で105人、佐久保健所管内で103人、大町保健所管内で80人、長野保健所管内で65人、諏訪保健所管内で58人、北信保健所管内で55人、木曽保健所管内で23人、県外4人、長野市210人、松本市173人の合わせて1204人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは20万855人で、入院は189人、死亡は334人です。
また、20日午後8時現在の確保病床使用率は28.6%となっています。
-
台風14号 通勤通学の足に影響
台風14号は、20日午前9時に三陸沖で温帯低気圧に変わりました。
伊那地域では19日の夜か20日の午前にかけ雨が強まり、通勤通学の足に影響が出ました。
午前7時半頃の中心市街地です。
こちらの男性は、長靴に防水ズボンで通勤していました。
長野地方気象台によりますと降り始めから20日午前10時までの伊那地域の降水量は53.5ミリとなりました。
最大瞬間風速は20日午前1時46分に16.7メートルを記録しました。
JR飯田線は、台風の影響で計画運休を行いました。
辰野駅から愛知県の本長篠駅間では19日の午後から上下線で運休となっていて、20日午後4時に順次運行を再開しました。
この影響で伊那市の伊那弥生ケ丘高校では、終日オンラインで授業が行われました。
学校と生徒の自宅をテレビ会議システムでつなぎ授業をしていました。
上伊那では他に伊那西高校でオンライン授業が行われ、その他の高校は休校となりました。
-
太陽光発電設備や薪ストーブなど設置費用を補助
伊那市は、二酸化炭素排出量の削減をさらに推進しようと、太陽光発電設備や薪ストーブなどの設置費用の一部を補助します。
20日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が説明しました。
この事業は2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを推進しようと行うものです。
市内の住宅や事業所への太陽光発電設備や薪ストーブ・ペレットストーブなどの設置に対し、今年度から5年間の間設置費用の一部を補助します。
太陽光発電設備は、屋根の上に設置するものが対象で、住宅用が上限70万円、事業所用が上限500万円となっています。
薪ストーブはこれまでの補助額を拡充し、設置経費の3分の2以内で上限は30万円、ペレットストーブは上限42万円となっています。
脱炭素推進の取り組みを行う自治体に環境省が交付金を出して支援する「地域脱炭素移行・再エネ推進事業」に伊那市が選ばれていて、今年度から令和8年度までの5年間に総額約12億円が交付される見通しです。
なお、記者会見では他に、新型コロナの影響で中止となっていた蕎麦イベントを一部開催することが報告されました。
荒井内の萱で行われる行者そば祭りは10月16日、みはらしファームで行われる信州伊那新そば祭りは10月22日と23日で、どちらも3年ぶりに行われます。
-
長野県内で18日新たに上伊那の58人を含む926人の新型コロナウイルスへの感染確認
長野県内で18日新たに、上伊那地域の58人を含む926人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は58人で、伊那市で19人、箕輪町で22人、南箕輪村で2人、駒ヶ根市で9人、辰野町で2人、飯島町で1人、宮田村で3人、松本保健所管内で131人、諏訪保健所管内で90人、佐久保健所管内で80人、長野保健所管内で68人、上田保健所管内で59人、飯田保健所管内で56人、大町保健所管内で32人、北信保健所管内で31人、
木曽保健所管内で6人、県外1人、長野市137人、松本市177人の合わせて926人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは19万8,685人で、入院は215人、死亡は327人です。
また、17日午後8時現在の確保病床使用率は33.1%となっています。
-
上伊那 秋の運動会シーズン始まる
秋の運動会シーズンが始まり、上伊那各地の小学校で17日、運動会が開かれました。
伊那市の伊那東小学校でも運動会が開かれ、全校児童597人が紅組と白組に分かれて競いました。
新型コロナの影響で、全校で行うのは3年ぶりだということです。
感染対策として、1・2年、3・4年、5・6年とグループごとに種目をまとめ、保護者の入れ替えを行いました。
1年生は手にポンポンをつけて、カラフルツバメというダンスを披露しました。
4年生は自分の陣地に竹を多く引っ張た方が勝ちになる竹引きを行い、精一杯引っ張っていました。
伊那東小学校では「夏休み明けから練習をしてきた。保護者にも頑張ってきた姿を見せられて嬉しい」と話していました。
-
価格高騰 汚泥肥料に注目
ウクライナ情勢などの影響で化学肥料の価格が高騰する中、伊那市の伊那中央衛生センターの汚泥で作った肥料バチルエースが注目を集めそうです。
伊那中央衛生センターでは、し尿処理した後の汚泥を20日間かけて発酵熟成させた肥料バチルエースを1998年から販売しています。
価格は、1袋20㎏入り200円です。
一般で販売されている肥料の半額ほどで、低価格の肥料として経費削減や化学肥料の使用量の低減にもつながると期待されています。
また、肥料には窒素やリンが豊富に含まれている他、商品名にもなっているバチルス菌は、タンパク質などの分解能力が高く、土壌改良や連作障害防止の効果に期待できるということです。
伊那中央衛生センターでは他に、活性汚泥を脱水させた「脱水汚泥いな」の無料提供や無料散布も行っています。
バチルエースは、年間およそ3300袋を製造していて、昨年度は2500袋を販売したということです。
バチルエースは、伊那中央衛生センターで購入できます。
-
みはらしぶどう園17日オープン
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで17日からぶどう狩りが始まります。
ぶどう狩りは、ぶどう農家6戸でつくるみはらしぶどう生産組合が2ヘクタールの農場で実施しています。
このうち、鈴木文博組合長のぶどう園では、およそ10種類の品種を栽培しています。
今は、甘みと酸味のあるナガノパープルと甘みが強いノースレッドが食べごろです。
今年は、8月に雨が多く心配したということですが、このところの晴天で糖度も高く例年並みの出来になったと鈴木さんは話していました。
ぶどう園の開園当初から、栽培を続けてきた生産者の一人、西村かほるさんです。
西村さんには、後継者がおらず、ぶどう栽培は今年で最後と決めました。
みはらしファームのぶどう狩りは17日から。
入場料は、小学生以上が1300円、3歳以上6歳未満が700円で、ナイアガラなどが60分食べ放題です。
-
市議会 「安倍元首相の国葬中止を求める意見書提出」賛成少数で否決
伊那市議会9月定例会最終日の16日、安倍元首相の国葬中止を求める議員発議の意見書案が提出され、賛成少数で否決されました。
これは、市議会9月定例会最終日に、議員提出議案として提出されたものです。
9月27日の安倍晋三元首相の国葬について、法的根拠のないことや全額国費負担で行われることに対し、中止を求める意見書の提出についての議案が提出されました。
採決の結果、賛成4、反対16の賛成少数で否決されました。
また、国葬に関して明確な根拠となる法整備を求める意見書の提出の議案は、全会一致で可決されました。
意見書は、衆参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官に提出される予定です。
-
伊那市と日立建機日本(株)が災害協定
伊那市は重機のレンタルや販売を行う、日立建機日本株式会社と災害時に重機の提供などを行う応援協定を15日結びました。
15日は市役所で調印式が行われ、日立建機日本株式会社 長野支店伊那営業所の竹村淳一所長と白鳥孝市長が協定書を取り交わしました。
災害時に伊那営業所が所有する重機を中心に地元の建設業者に提供するほか、避難所にトイレや発電機、冷風機も提供するということです。
白鳥市長は「災害時の機材不足に対応できるようになるのは、大変心強い」と話していました。
日立建機日本株式会社北関東・信越支社の上野秀典支社長は「営業所がある自治体と協力して、住民が住みやすい地域づくりに貢献したい」と話していました。
こうした協定は県内では伊那市が2例目だということです。 -
横山タカ子さん伝授 高遠とうがらし料理
信州伝統野菜に選定されている、高遠在来とうがらしを使った料理教室が、伊那市高遠町の高遠町総合福祉センターやますそで15日に開かれました。
この日は、長野市の料理研究家で、「おいしい信州ふーど」公使の横山タカ子さんが講師を務め、高遠在来とうがらしの芝平なんばんを使った料理を紹介しました。
教室には、市内を中心に12人が参加しました。
芝平なんばんと味噌、砂糖などを合わせたコチュジャン、とうがらしペースト、ペーストを使ったカレーをつくりました。
芝平なんばんは、青い状態を食べることが多く、教室では緑色のタバスコも作っていました。
この料理教室は、信州伝統野菜に選定されている高遠在来とうがらしを一般家庭でも食べてもらおうと、上伊那農業農村支援センターが開きました。
-
クマに出会ってしまったら・・・
伊那市の西春近北小学校で6日、熊の学習会が開かれ児童が熊と出会ってしまったときの対応などについて学びました。
学習会では熊の毛皮や骨が用意され、1・2年生の児童およそ60人が興味深そうに触れていました。
西春近北小学校では今年学区内で9件の目撃情報が寄せられていることから熊と出会ってしまったときにどうすればよいかを学ぼうと学習会を開きました。
講師は信州大学山岳科学研究拠点、助教の瀧井暁子さんが務めました。
瀧井さんは、「もしばったり熊に出会ってしまったら走って逃げず、ゆっくり後ずさりして離れるようにしてください」と話していました。
また熊に襲われたときに、うつぶせになり身を守る練習も行われました。
西春近北小学校では学習会を通して児童の安全意識を高めていきたいとしています。
-
横山維者舎 酒米の稲刈り
伊那市横山の住民有志でつくる、「横山維者舎」は、オリジナルの日本酒「維者舎」の原料となる酒米の稲刈りを10日に、行いました。
10日は、維者舎のメンバー8人が集まり、稲刈りが行われました。
米の品種は美山錦で、今年は
2.4tが収獲できたということです。
横山維者舎は3年前から地域活性化をめざし、市内の酒蔵「宮島酒店」と協力しオリジナルの日本酒造りに取り組んでいます。
維者舎では「今年のお米も、例年通りいいものが出来た」と話していました。
日本酒「維者舎」の新酒は、12月中旬の発売を予定しています。 -
マジックと共に 伊藤権司さん
伊那市東春近木裏原の伊藤権司さん80歳。伊那マジッククラブの会員です。
この日沢渡高齢者クラブからの依頼でマジックを披露することに。
伊藤さんのマジックは軽妙なしゃべりが持ち味で会場は笑いと和やかな雰囲気に包まれます。
-
敬老の日を前に長寿を祝う
19日の敬老の日を前に、各市町村では、高齢者に祝い品などを贈る長寿者訪問が13日から始まりました。
このうち伊那市では、白鳥孝市長が東春近木裏原の兼子照男さん宅を訪れ、祝い状や肖像画などを手渡しました。
兼子さんは、大正12年生まれの99歳で、来年3月に100歳を迎えます。
現在は息子夫婦と孫と4人で暮らしています。
戦時中は海軍に入隊し、青森県の基地に配属されました。
戦後は農家として生計を立ててきたということです。
趣味はダンスで、通っているデイサービスで踊ったり、テレビ番組を参考に楽しんでいるということです。
兼子さんは花も好きだということで、自宅の庭を白鳥市長に案内していました。
伊那市で今年度100歳になるのは、男性9人女性31人の合わせて40人で、最高齢は男性・女性ともに106歳となっています。
箕輪町で今年度100歳となるのは10人で、最高齢は106歳、南箕輪村は3人で、最高齢は105歳となっています。
-
春近発電所 安全祈願祭・起工式
伊那市東春近にある、春近発電所の大規模改修工事の安全祈願祭と起工式が13日に、行われました。
13日はは、県企業局や伊那市の関係者などおよそ30人が出席しました。
春近発電所は昭和33年の運転開始から64年を迎えました。
改修工事は11月から予定されていて、建物自体は取り壊さず、内部の発電機や変電所を新しくします。
最大出力を現在の23,600kWから25,300kWに増やす計画です。
また、水力発電の仕組みなどが学べる展示施設や、災害時に地域などに電力が供給できる小水力発電所が新設されます。
長野県企業局の須藤俊一企業局長は「地域に親しまれる発電所にしていきたい」と話していました。
-
県内で新たに上伊那157人を含む1,492人新型コロナ感染確認 7人死亡
長野県内で13日新たに、上伊那地域の157人を含む1,492人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、県と長野市は、基礎疾患のある65歳以上の感染者7人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は157人で、伊那市で61人、箕輪町で17人、南箕輪村で7人、駒ヶ根市で12人、辰野町で50人、飯島町で3人、中川村で5人、宮田村で2人、佐久保健所管内で179人、上田・諏訪保健所管内でそれぞれ148人、松本保健所管内で109人、長野保健所管内で104人、飯田保健所管内で73人、北信保健所管内で50人、大町保健所管内で20人、木曽保健所管内で18人、県外3人、長野市279人、松本市204人の合わせて492人です。
また、県は、基礎疾患のある65歳以上の感染者5人の死亡を、長野市は、基礎疾患のある90代の感染者2人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは19万3,012人で、入院は265人、死亡は327人です。
また、きのう午後8時現在の確保病床使用率は39.4パーセントとなっています。 -
伊那北 南信地区準優勝
第147回秋季北信越高校野球県大会の南信予選の決勝に進んだ伊那市の伊那北高校は、飯田OIDE長姫と対戦し3対12で敗れました。
11日は、諏訪市のしんきん諏訪湖スタジアムで試合が行われました。
伊那北は1対2と1点リードされ迎えた7回裏、1アウト2塁3塁のチャンスをつくるとセーフティスクイズで1点、さらにピッチャーが打球をはじく間にもう一点を追加し逆転に成功します。
しかし8回表、伊那北は飯田OIDE打線につかまりこの回、一挙6点を奪われます。
9回にも4点を追加された伊那北は、3対12で敗れ準優勝に終わりました。
尚、23日から上田市の県営上田野球場などで行われる県大会に、上伊那勢は準優勝の伊那北と5位の赤穂が出場することになっています。 -
みはらしいちご園 苗の植え替え作業
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム内のいちご園で、来シーズンの営業に向けた苗の植え替え作業が行われています。
作業は6日から行われていて、12日は組合員や地元住民などおよそ30人で苗の植え替えを行いました。
紅ほっぺ、章姫、女峰の3種類のいちごの苗を、ほぐして余分な葉を間引いていきます。
いちごは、シーズンが終わったあとそのままでも次の年に実をつけますが、みはらしいちご園では安定した収量の確保と病害虫の防除を目的に毎年植え替えを行っています。
ハウス内では、等間隔で苗を植えていました。
冬のうちから苗づくりを始め、3品種合わせて15万本を用意しました。
新型コロナの流行前は、年間8万人近くが訪れていたということですが、昨シーズンは1万人にまで減りました。
今シーズンは、1月2日から6月上旬まで営業し、食べ放題を復活させたこともあり、およそ3万5千人だったということです。
植え替え作業は、15日木曜日まで行われる予定です。 -
第16回ふれあい広場
伊那市の福祉の祭典、第16回ふれあい広場が、11日、福祉まちづくりセンターで開かれました。
ふれあい広場は、障害の有無によって分け隔てられることなく、互いに人格と個性を尊重しあおうと毎年開かれていて、今年で16回目です。
会場には、8店舗が参加するテイクアウトマーケットが設置され、パンや大福、ローメンなどが販売されました。
新型コロナの影響で参加できない人向けに、オンラインでも配信が行われ、社協のスタッフがテレビ会議システムを使って会場の様子を中継していました。
福祉まちづくりセンター内には、ボランティア団体の展示コーナーもあり、訪れた人が見学していました。
また、社協に寄贈された絵画のオークションも行われました。
伊那市社会福祉協議会の篠田 貞行会長は、「伊那市福祉まちづくりセンターが新しくなって、初めて行われるふれあい広場になります。福祉のお祭りを楽しんでほしい」と話していました。
-
春近発電所が改修工事前に見学会
運転開始から64年を迎え大規模な改修工事が行われる、伊那市東春近の春近発電所で、11日に見学会が開かれました。
伊那市東春近田原にある春近発電所は高遠ダムから取水して発電を行うダム水路式発電所です。
11日は発電所の内部が公開され親子連れなどが訪れていました。
水車発電機の水車を回すための主軸が実際に回っている様子を見学していました。
春近発電所は昭和33年の運転開始から64年を迎えました。
改修工事は11月から予定されていて、建物自体は取り壊さず、内部の発電機や変電所を新しくするということです。
現在の最大出力は2万3,600キロワットでおよそ2万6,000世帯分の年間発電電力量です。
改修後には最大出力は2万5,300キロワットとなりおよそ3万世帯分の電力量になるということです。
発電所は11月に稼働を休止して、公園や災害時に対応する小水力発電棟の建設も行われます。
新しい発電所は令和7年4月の運転開始を予定しているということで、13日には起工式が行われます。
-
自転車がガードレールに衝突 男子高校生が重傷
10日、伊那市長谷溝口の市道で男子高校生が運転する自転車がガードレールに衝突する事故がありました。
この事故で男子高校生は肺挫傷と内臓を損傷する重傷です。
伊那警察署の発表によりますと事故があったのは、伊那市長谷溝口の市道です。
10日、午後5時頃、愛知県西尾市の16歳の男子高校生が運転する自転車がガードレールに衝突したものです。
男子高校生は自転車レース競技の練習を行っていたということです。
この事故で男子高校生は伊那市内の病院に搬送されましたが肺挫傷と内臓を損傷する重傷を負いました。
意識はあるということです。
伊那署は事故の原因について調べをすすめています。
-
天竜川で「ワニのようなもの」目撃情報
10日午前8時頃、箕輪町三日町の明神橋付近で、「天竜川を泳ぐワニのようなもの」の目撃情報が警察に寄せられました。
箕輪町三日町の明神橋です。
伊那警察署によると、今日午前8時頃、付近を通行していた人から「ワニのようなものが天竜川を泳いでいるように見えた」と通報があったということです。
伊那署では付近を2時間ほど捜索しましたが、それらしきものは発見されなかったということです。
伊那署では、見かけた場合近寄らず警察に通報するよう呼びかけています。
なお午後4時半現在、他に目撃情報はないということです。
-
全日本レディースソフトボール大会
全国各都道府県の予選を勝ち上がって優勝したチームが出場する第27回全日本レディースソフトボール大会が10日から伊那市の伊那スタジアムなどを会場に始まりました。
大会には、全国各地の代表44チームおよそ1000人が集まりました。
今年で27回目を数える大会は、新型コロナの影響で3年振りの開催となりました。
この大会が伊那市で開かれるのは、今回で3回目です。
トーナメント戦で試合が行われ、10日は伊那スタジアムや市営野球場など6会場で28試合が行われベスト16が決まりました。
開催地となった長野県からは、4チームが出場しています。
伊那スタジアムでは、長野市を拠点に活動する緑のユニフォームGOGO Beautyが滋賀県のチームに3対0で勝ち初戦を突破しました。
大会は11日にベスト4が決まり12日に準決勝と決勝が行われることになっています。
-
いなテレスマホイベント11日も
伊那ケーブルテレビの格安スマートフォンサービス「いなテレスマホ」を10日と11日の2日間限定で大幅値下げし販売するイベントが伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
イベントでは、スマートフォンやタブレット端末を台数限定で大幅値下げし販売しています。
いなテレスマホは伊那ケーブルテレビが提供する格安スマートフォンサービスです。
料金は最も安いプランで月額1188円となっています。
また、ケーブルテレビやインターネットなどの各種サービスもキャンペーン価格となっています。
イベントは11日も開かれ、時間は午前10時から午後5時まで、会場はベルシャイン伊那店1階の時計台広場です。
-
南信地区高等学校書道展
上下伊那と諏訪地区の高校生による南信地区高等学校書道展が、9日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
書道展には南信地区15校の生徒の作品108点が集まりました。
今回で37回を数える書道展は、新型コロナの影響で3年振りの開催となります。
作品は生徒一人一人が題材となる古典を書き写した臨書です。
線の質や字の形全体の構成を考えて書いたということです。
会場では他に、南信地区の高校の書道教員展も行われています。
県内で唯一書道専攻のコースがある高遠高校の生徒は9日、書道展の準備をしました。
高遠高校では、1年生から3年生まであわせて22人が作品を出品しています。
3年生は、新型コロナの影響で、学校以外で作品を展示するのは今回が初めてだということです。
第37回南信地区高等学校書道展は11日まで伊那文化会館で開かれています。