-
県内で新たに上伊那94人含む844人新型コロナ感染確認 松本市で13人死亡
長野県内で29日、新たに上伊那地域の94人を含む844人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
新規感染者が1,000人を下回るのは、8月8日以来です。
なお、松本市は、感染していた男女13人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は94人で、伊那市で57人、箕輪町で8人、南箕輪村で4人、駒ヶ根市で13人、辰野町で2人、飯島町で4人、中川村と宮田村でそれぞれ3人です。
諏訪保健所管内で97人、佐久保健所管内で80人、松本保健所管内で74人、上田保健所管内で71人、飯田保健所管内で55人、
長野保健所管内で44人、北信保健所管内で38人、大町保健所管内で11人、木曽保健所管内で5人、県外4人、長野市142人、松本市129人の合わせて844人です。
死亡した松本市の13人は、12人が基礎疾患のある感染患者で、60代以上が11人、60歳未満が2人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは16万9,157人で、入院は494人、死亡は278人です。 -
ウクライナ難民支援リサイタル
伊那市在住のピアニスト、平澤真希さんによるウクライナ支援のピアノリサイタルが27日伊那市のニシザワいなっせホールでひらかれました。
27日はポーランドの作曲家ショパンやシマノフスキの曲など13曲を演奏しました。
平澤さんは、1993年から16年間ポーランドを拠点に音楽活動を行ってきました。
ウクライナでも地元オーケストラと共演した事があるという事です。
今回のリサイタルは、NPO法人クラシックワールドが企画しました。
平澤さんは「世界中の国々が自分たちの利益ばかり考えていると戦争は繰り返される。お互いを認め、助け合い、戦争のない時代になってほしい」と話していました。
リサイタルの収益金と募金約25万7千円はウクライナからの難民を受け入れているポーランド政府に贈られるという事です。
-
羽広荘西山亭12月末で営業停止
伊那市観光㈱が運営している西箕輪の羽広荘西山亭は、建物の老朽化や経営状況が厳しいとして、12月末で営業を停止し解体することが26日わかりました。
26日開かれた市議会全員協議会で報告されました。
羽広荘は昭和51年に宿泊施設として営業を開始し、令和2年11月から料理提供をメインとした西山亭として営業を再開しました。
集客を図ってきましたが、新型コロナ感染拡大前から厳しい経営状況となっていました。
建物は昭和51年3月に建設され、築46年が経過しているため耐震基準を満たしていません。
また、水廻りやボイラーなどが老朽化し、修繕には多額な予算が必要となります。
土地は、羽広生産森林組合からの借地で、年間およそ97万円の借地料を支払っています。
今後、この施設に多額の費用を投じるのは非効率だとし、伊那市では12月末をもって営業を停止し、建物を取り壊すとしています。
また、市内2つの日帰り温泉施設みはらしの湯とさくらの湯については、燃料費の高騰などにより今後の経営が厳しいとして、10月1日から現在の500円を600円に値上げする考えが示されました。
-
伊那谷有機農業塾 始まる
有機農業について理解を深めて学ぶことが出来る、伊那谷有機農業塾が始まりました。
第1回の講義は24日に伊那市のきたっせで開かれ、現役の有機農家や有機農業に興味がある人など上伊那からおよそ50人が参加しました。
また、動画投稿サイトYouTubeでも配信されました。
第1回の講師として青森県の弘前大学の杉山修一名誉教授が「有機農業の可能性と未来」と題し、これからの脱炭素社会における有機農業の役割について講義をしました。
講義後は、参加者から質問もありました。
伊那谷有機農業塾は伊那市が主催しているもので、来年2月まで、全6回の講義を予定していて、誰でも参加できます。
この講義は10月に、122CHで放送を予定しています。
-
小林一茶の句碑 パネル展
江戸時代を代表する俳人、小林一茶の句碑のパネル展が、伊那市の創造館で25日から始まりました。
会場には、県内を中心にした、小林一茶の句碑のパネル、20点が展示されています。
一茶は長野県出身で、15歳で江戸に行ったのち、北は秋田県から南は長崎県を放浪し、俳句を詠みました。
一茶の句碑は、全国に398基あるということです。
この展示は来月9日・10日に行われる、一茶と同じく放浪俳人として伊那谷で数々の俳句を残した井上井月を偲ぶシンポジウム、「千両千両井月さんまつり」に合わせて開かれました。
会場には、一茶記念館所有の一茶の真筆の俳句も展示されています。
この展示は、伊那市創造館で来月28日まで開かれています。 -
処暑 西箕輪でコスモス咲く
23日は二十四節気の一つ、処暑です。
厳しい暑さが峠を越え、和らぐ頃とされています。
伊那市西箕輪では、コスモスが咲き始めていました。
23日の伊那地域の最高気温は30.2度で、平年並みとなりました。
長野地方気象台によりますと、来週以降、気温は平年並みか平年より低くなると予想していて、厳しい暑さはやわらぎそうです。
-
ドローンと災害バイク隊が連携し孤立集落を支援
伊那市のドローンを使った買い物支援サービス「ゆうあいマーケット」の取り組みと職員有志で作る災害バイク隊が連携し、災害時に孤立した集落に物資を届ける訓練が23日初めて行われました。
訓練は、大型の台風の接近のため、大規模な土砂流出があり、長谷の集落が孤立したとの想定で行われました。
市の職員で作る伊那市災害バイク隊が長谷に向かって出発しました。
伊那市長谷中尾座です。
孤立している中尾地区の住民にドローンとバイクが連携し支援物資を運ぶ訓練です。
ドローンで運ばれてきた支援物資をバイクに乗せ、災害バイク隊の隊員が住民のもとへ向かっていきました。
この様子は、スマートフォンで撮影し、市役所の災害対策本部に中継されました。
去年9月の大雨では長谷中尾で土砂流出があり、現場より奥の集落が一晩孤立しました。
訓練は、全国的に多発している大雨による洪水災害に対応しようと行われたもので、初動対応や体制づくりなどが確認されました。
-
アド・コマーシャルが市内小学校にノート寄贈
伊那市の広告代理店アド・コマーシャル株式会社は、創立50周年事業として伊那市教育委員会に学習ノートを22日に寄贈しました。
アド・コマーシャル株式会社の赤羽悠一社長が伊那市役所を訪れ笠原千俊教育長に学習ノートを手渡しました。
アド・コマーシャルは地域貢献の取り組みで、これまでに小学校に教材、児童養護施設に絵本を贈っています。
今回は市内の小学校に1万2千冊を贈りました。
創立50周年事業の一つとして、子どもの学習支援のため地元企業に呼びかけ、11社が協賛しました。
学習ノートは市教育委員会を通じて、市内の全小学校に届けられるということです。
-
伊那市の御城印 新たに4場が追加で合計11城に
伊那市高遠町の一般社団法人環屋は、これまでの市内7つの城の御城印に加え、新たに4種類の販売を始めました。
こちらが11日から販売が始まった4種類の御城印です。
西春近の小出城跡、長谷溝口の大徳王寺城址、東春近の保谷沢城跡、高遠町小原の小原城跡の4種類です。
価格は、1枚300円です。
環屋では、2019年から御城印の販売を始めていて、11日から高遠町観光案内所でも取り扱うようになりました。
高遠城址をはじめとする市内7城の御城印に、今回新たに4城が加わり全部で11城となりました。
これを記念して、11城全てを集めると登城制覇御城印がプレゼントされます。
高遠町観光案内所と環屋の2か所で購入することができます。 -
入野谷在来種のそばの播種作業
伊那市高遠町と長谷村で古く栽培されていた、入野谷在来種のそばの復活に取り組む、入野谷在来種復活夢プロジェクトは、伊那市長谷浦の圃場でそばの播種作業を7月25日に行いました。
7月25日は信州そば発祥の地伊那そば振興会や入野谷そば振興会、信州大学などでつくる入野谷在来種復活夢プロジェクトのメンバーおよそ15人が作業を行いました。
およそ10アールある畑に、500グラム分の入野谷在来種の種をまきました。
この取り組みは今年で6年目となります。
在来種が一般的に流通しているそばと交配しないように、他の圃場から離れた浦で栽培しています。
入野谷在来種復活夢プロジェクトによりますと、そばは10月に収穫を予定しています。
今年はおよそ100キロの収穫量を見込んでいて、そばは全て種として活用します。
-
石仏フィギュア 第2弾発売
去年から販売されている石仏フィギュアの第2弾が登場しました。
全て守屋貞治の石仏で、今回製作されたのは建福寺にある千手観音・馬頭観音・如意輪観音と、桂泉院の准胝観音の4種類です。
各200体の800体が製作されカプセルトイ、通称ガチャガチャで、1回300円で販売されています。
この石仏フィギュアは、高遠町観光案内所と環屋の2か所で購入することが出来ます。
-
西春近諏訪形御柱祭で柱納め
7年目に一度行われる伊那市西春近諏訪形の御柱祭りで、前回の御柱祭で社殿に建てられた柱を倒す「柱納め」が21日に行われました。
柱納めは建方班のメンバーが諏訪神社に建てられた4つの柱ごとに分かれて行いました。
このうち一の柱と二の柱は、チェーンソーで切り込みを入れ、クレーンで吊りながら少しずつ倒していきました。
柱は前回、2016年の御柱祭で建てられたものです。
4本の柱は3時間ほどかけて倒されました。
柱は今後、お守りに加工したり、住民が持ち帰り薪などにするということです。
ほかに、おんべ作りも行われました。
ヒノキの木を鉋で薄く削り、10枚ずつにまとめて棒に取り付けていきました。
きょうは12本のおんべを作りました。
9月4日に山出し、10月1日に里曳きが行われ御柱が諏訪神社に建てられます。
-
海外で活動の助産師が講演
開発途上国で活動する助産師、下野理沙さんの講演会が2日、伊那市内で開かれました。
下野さんは伊那市出身の助産師です。
これまでに青年海外協力隊や、国境なき医師団として開発途上国に派遣され助産師として活動してきました。
下野さんは過去に赴任した海外のお産について「妊婦は医師に対して自分の気持ちを話すことができないなど環境は劣悪でした。世界では女性の尊厳が守られない産科的暴力がまだ多い」としたうえで「命と心を大事にする日本のお産を伝えていきたい」と話していました。
-
地域住民が学校林の整備作業
伊那市の伊那西小学校の学校林で、地域の有志が林間整備作業を20日、行いました。
伊那西小学校にはおよそ1ヘクタールの学校林があります。
面積が広く、子どもたちや職員の力だけでは草刈りをすることが難しいため、地域の人に協力を呼びかけました。
20日は、地区住民16人が集まり、草刈り機を使って作業に汗を流しました。
伊那西小学校の児童は「わたしたちの森づくり」をテーマに、林間マラソンコースの整備活動や森の恵みを生かした総合的な学習に取り組んでいます。
参加者の多くは、伊那西小学校の卒業生です。
今年3月に神奈川県から伊那西地区に家族で引っ越してきた髙田修さんです。
子どもが伊那西小学校に通っています。
伊那西小学校では、「地域の人たちに学校を支えていただきありがたい」と感謝していました。
-
夏休みを終え 2学期始まる
夏休みが終わり、伊那市内の7つの小学校では、19日から2学期が始まりました。
このうち、西春近北小学校では、児童たちが夏休み中の宿題を抱え、元気に登校していました。
27日間の夏休みを終え、この日から2学期が始まりました。
全校児童172人の西春近北小学校では、新型コロナ対策のため、各クラスに分かれ、放送で始業式を行いました。
始業式では、3年生の児童が2学期の目標を発表しました。
北原克己校長は「目標をもって生活をすれば、今まで気が付かなかった得意なことや才能に芽が出て花が咲くかもしれません。1日1日を大切に過ごしましょう」と話していました。
始業式を終えると、1年生の教室では、休み中に作った朝顔の押し花を担任に見せていました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の小中学校の始業式のピークは、22日と23日となっています。
-
鹿嶺高原 テラス愛称募集
伊那市は、標高1800メートルにある長谷の鹿嶺高原に木製テラスを整備しました。
19日から、テラスの愛称を募集しています。
伊那市は今年、県の補助金を活用し伊那市街地や中央アルプスが一望できるポイントに木製テラスを整備しました。
テラスは中央が出っ張った凸形で、およそ200㎡の広さがあります。
完成にともない伊那市ではテラスの愛称を募集しています。
誰でも一人1作品応募できます。
漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベットの使用が可能で、造語も認めています。
募集期間は来月16日までで、伊那市の公式HPで受け付けています。
採用者には、鹿嶺高原キャンプ場のキャビン一泊券が贈られることになっています。 -
伊那市二十歳のつどい 伊那地区で開催
伊那市では、成人年齢が18歳に引き下げられたことから、今年度から、成人式に代わる式典を「二十歳のつどい」として行っています。
高遠町と長谷地区を除く伊那地区の「二十歳のつどい」が、14日と15日に市内8か所で行われました。
このうち、富県地区の二十歳のつどいは、15日に富県公民館で行われ、対象者23人のうち13人が出席しました。
民法改正により、成人年齢が18歳に引き下げられたことから、伊那市では今年度から成人式に代わる式典を「二十歳のつどい」としています。
出席者を代表して、今井晴日さんは「社会人として、自分の行動に責任を持ち生活していきたい」と話していました。
式が終わると、会場の外にあつまり小学校時代の恩師と話しをしたり、写真撮影をしていました。
今年度の伊那地区の対象者は711人となっています。
-
中坪ノーサンで一足早く稲刈り
伊那市手良の田んぼで、早くも19日から稲刈りが始まりました。
一足早く稲刈りを行っていたのは、伊那市手良の株式会社中坪ノーサンです。
この日は、15アールの田んぼで、コシヒカリよりも早く収穫できて味も良いという「五百川」の稲刈りを行っていました。
中坪ノーサンでは、手良地区の32ヘクタールの田んぼで稲を栽培しています。
今年は、梅雨が短く暑い日が続きましたが、稲の成長にはほとんど影響がなかったということです。
中坪ノーサンでは、10月初めまで稲刈りを行うということです。 -
物価高騰 福祉施設など支援
伊那市は、新型コロナ対策として、物価高騰の影響を受ける福祉施設や児童福祉施設支援など盛り込んだ1億1千万円の補正予算案を26日に開会する9月定例会に提出します。
19日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が概要を説明しました。
新型コロナ対策の予算規模は1億1千万円となっています。
物価高騰の影響を受ける介護や障害者サービスなどの福祉事業所の支援に2400万円。
給食用の材料費の高騰の影響を受ける公立保育園の支援に600万円。
燃油高騰の影響を受ける給食事業者支援に100万円などとなっています。
新型コロナウイルス感染症対策予算案は26日に開会する伊那市議会9月定例会に提出されます。
-
ウスバキトンボ採集大作戦
南から北に渡るトンボ「ウスバキトンボ」を採取してマーキングした後放つ「ウスバキトンボ採集大作戦」が13日、伊那市の春日公園で開かれました。
13日は伊那市を中心に子どもとその保護者21人が参加し、ウスバキトンボを採集しました。
捕まえたトンボの羽に、採集した場所などを示す文字を書き込みます。
そしてそのトンボをもう一度放ちます。
ウスバキトンボは、4月ころに九州より南から飛んできて、日本を北上していくトンボで、この地域では8月~9月にかけてみることができます。
移動経路や成長の様子について調査しようと、全国20か所以上で採集が行われていて、このイベントもその1つです。
子どもたちは、トンボを捕まえると、資料を見ながら種類を確かめていました。
中には、一つの網で5匹のトンボを捕まえた子どももいました。
この調査はNHKの番組の制作協力として行われているもので、採集のイベントは、子どもの居場所の取り組みを行っている伊那まちBASEが開きました。
今日は9匹のウスバキトンボにマーキングし、放ったということです。
-
食糧危機の解決策に「大昆蟲食博」
伊那谷の伝統食で食糧危機の解決策としても注目される「昆虫食」の企画展「大昆蟲食博RETURNS!」が伊那市創造館で開かれています。
イナゴやザザムシなど伊那谷の伝統食が紹介されています。
前回の企画展から5年が経ち昆虫食は食糧危機の一つの解決策として、またSDGsの達成方法としても注目されていて今回、企画されました。
新たな昆虫食についての取り組みとして、製糸業が縮小していることから、発想を転換して「食べる養蚕」が紹介されています。
繭の中の蚕は糸にする際に加熱することで独特の臭いが出るということですが、食用として育てた蚕は繭を切って取り出して食べることで臭みがなく食べられるということです。
切られた繭はシルクパウダーに加工されます。
アミノ酸が含まれていて健康食品としても注目されているということです。
「大昆蟲食博RETURNS!」は観覧無料で12月26日まで開かれています。
-
送り盆「百八灯」
伊那市西箕輪で108個の火の玉を吊るす送り盆の行事「百八灯」が16日に行われました。
百八灯は江戸時代から大萱地区に伝わる送り盆行事です。
吊るされた108個の玉に火を灯して、疫病退散などを願うものです。
毎年、地元の中学生も参加していましたが、新型コロナの影響で公民館の役員のみで行われました。
原功区長は「昔からの伝統行事を大切にして、これからも続けていきたい」と話していました。
-
直売所たかずや盆花市
伊那市富県の農林産物直売所「たかずや」で毎年恒例の盆花市が12日に開かれ、墓や仏前に備える花束が用意されました。
盆花の販売は、朝7時30分頃から始まりました。
直売所では、年間を通じて地元の生産者が野菜などを出荷しています。
毎年盆前に盆花市を開いていて、種類が多いと好評でリピーターも増えているということです。
花束はアスターやオミナエシなど十数本まとまったもので、一束500円から800円です。
花は地元産で、きのうと今朝収穫したものを束にしました。
12日は、販売開始と同時に多くの人が訪れ、お気に入りのものを選んで手にとっていました。
今年は、気温が高かった影響で花の生育が進み管理に苦労したものの、出来は例年並みだということです。
開店してから1時間ほどで店頭に並んでいたものが品薄になると、直売所では補充用の花束をつくっていました。
直売所たかずやでは、数に限りはありますが13日も午前10時から販売するということです。 -
台風8号 13日県内最接近
台風8号は、13日の昼前から夕方にかけて長野県内に最も接近する見込みで長野地方気象台では、土砂災害や低い土地の浸水などに注意を呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと台風はゆっくりとした速さで北へ進んでいて、長野県内には13日の昼前から夕方にかけて最接近する見込みで、中部と南部では警報級の大雨になる可能性があるということです。
13日に予想される1時間に降る雨の量は、多い所で南部で30ミリとなっています。
気象台では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼び掛けています。
-
ぬいぐるみが図書館に泊まって選書
「ぬいぐるみのおとまり会」が伊那市の伊那図書館で5日に開かれました。
5日は、1歳から11歳の子どもとその保護者7組が参加しました。
子どもたちは家から持参したぬいぐるみと一緒に絵本の読み聞かせやわらべ歌を楽しんでいました。
おとまり会では、ぬいぐるみが一晩図書館に泊まります。
子どもたちは、ぬいぐるみをタオルの上に並べて、寝かしつけていました。
翌日、伊那図書館のカウンターには、ぬいぐるが本と一緒に並べられていました。
このイベントは、伊那図書館が子どもに新たな本に親しんでもらおうと企画したもので今年で2回目です。
本は、ぬいぐるみが子供たちに選んだという設定です。
子どもたちは、ぬいぐるみと本を受け取っていました。
伊那図書館では、「自分の興味のあるものから様々な本にであってもらいたい」と話していました。
-
ポレポレの丘 ナツズイセンなど見ごろに
伊那市高遠町の自然公園ポレポレの丘では、ナツズイセンやユリなど夏の花が見ごろを迎えています。
遊休農地だった場所を開墾して整備されたポレポレの丘は、広さ2.5ヘクタールの自然公園です。
敷地のいたるところにナツズイセン、およそ10万株が植えられていて、現在見ごろを迎えています。
ポレポレの丘の丸山義貞さんが管理しているマイガーデンでは、1000株のオニユリが見ごろになっています。
8年前に、食用のユリ根を知人に分けてもらい、育ててきたという事です。
ナツズイセンは9月上旬まで、オニユリはお盆明けまで楽しめるという事です。
-
伊那市教育委員会 児童虐待マニュアル改定
伊那市教育委員会は、児童虐待を早期発見し、未然に防いでいこうとマニュアルを改定し「教職員の為の児童虐待対応の手引き」を作成しました。
7月27日は市役所で定例教育委員会が開かれ、新たに作成した児童虐待対応の手引きが示されました。
児童虐待が年々、深刻化する中で、県教委は今年3月に市町村の教育委員会などへマニュアルの見直し行うよう通知を出しています。
市教委では、今回平成26年度に作成したマニュアルを見直し、教職員が虐待が疑われる事案に躊躇なく対応きるよう、事例集などを取り入れた「教職員の為の児童虐待対応の手引き」を作成しました。
また、県内で令和2年度に性的虐待の重大事案が発生した事から、新たに性的虐待に対応する項目を設けています。 -
ジュニア和楽器講座 開講
子どもたちが和楽器に親しむジュニア和楽器講座が伊那市のいなっせで7月10日開かれました。
この日は、上伊那の小学生から中学生までの37人が箏、三味線、尺八のグループに分かれ体験しました。
尺八のグループは、音の出し方を教っていました。
三味線のグループは、講師から三味線の持ち方や指の使い方を教わっていました。
箏のグループは、さくらさくらの曲を練習していました。
この講座は、伊那市に寄付された箏と三味線を活用し、子ども達に邦楽の楽しさを知ってもらおうと、上伊那の和楽器の演奏者有志で作る「日本の音を未来に実行委員会」が2019年から開いています。
会長の伊東忍さんは「積極的に楽しんで練習して下さい」と話していました。
講座はあと7回開かれる予定で、来年1月には発表会が計画されています。 -
先祖の霊迎える 六道地蔵尊縁日祭
伊那市美篶に古くから伝わる六道地蔵尊縁日祭が6日、六道の杜で行われました。
六道地蔵尊の縁日祭は、お盆に先祖の霊を迎えるため毎年8月6日に行われています。
午前5時30分頃には、多くの参拝客が訪れていました。
参拝客には、お札と松の葉が渡され、この松の葉には、先祖の霊が乗り移り、お盆に帰ってくるとされています。
六道地蔵尊は、今からおよそ860年前の平安時代に、平清盛が全国6か所に祀ったうちの1つとされています。
縁日祭は、美篶の上川手・下川手の高齢者たちが1年毎に交代で行っていて、今年は下川手が担当しました。
-
小型ドローン体験会
ドローンに触れ、未来を学ぶ、小型ドローン体験会が7月23日に、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
参加した人は、実際にドローンを操縦し、用意された輪っかをくぐらせたりしながら楽しんでいました。
ドローンは手のひらに乗るほどの小さなものです。
このイベントは、伊那青年会議所青少年委員会が、企画したものです。
最新の科学技術、ドローンを体験することで、新しい発見や発想力を培ってもらいたいと、初めて開きました。
きょうは、上伊那の親子10組20人が参加しました。
青少年委員会では「このドローンを通じて、色々な未来を想像してもらいたい」と話していました。