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東京芸術大学の学生が中学生に楽器指導
伊沢修二の縁で伊那市と交流のある東京芸術大学の学生が18日、市内の中学校で楽器の指導を行いました。
この日は、芸大の学生35人が市内の中学校3校で楽器の指導を行いました。
このうち伊那中学校では、13人の学生が吹奏楽部の生徒を指導しました。
交流は、伊那市高遠町出身の伊沢修二が、東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で始まったもので、学生らは楽器指導のほか、秋に伊那市で開かれる記念音楽祭で演奏を披露しています。
この日は14パートに分かれて指導が行われ、打楽器のパートでは、自分の中で一定のリズムがキープできるようにと、足踏みや手拍子で練習していました。
ある中学生は「普段の練習ではわからない細かい部分まで教えてもらうことができるのでとても勉強になる」と話していました。
伊那中吹奏楽部副顧問の丸野悟教諭は「技術の高い学生から直接教えてもらうことができ、子ども達にとってはとても勉強になる機会」と話していました。
楽器の指導は市内の中学校2校を対象に19日にも行われる予定です。 -
ローズガーデンのバラ見頃
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンのバラが現在見頃を迎えています。
18日には、見頃を迎えたバラの中でローズガーデンウェディングが行われ、2人が愛を誓い合っていました。
園内には、およそ120種類、2,600株のバラが植えられていて、今年は例年より1週間ほど開花が遅れましたが、ここ数日で見頃を迎えました。
バラの見頃は来週末までで、種類によっては7月中旬まで楽しめるということです。 -
高遠町婦人会廃油石鹸作り
伊那市高遠町の主婦などでつくる「高遠町婦人会」は、廃油石鹸作りを17日、高遠町総合福祉センターで行いました。
廃油石鹸作りには、婦人部の会会員およそ20人が集まりました。
会では、環境にやさしいエコライフを目指し活動を行っています。
石鹸作りでは、各家庭や高遠中学校の給食で使用した食用油と、水、苛性ソーダを混ぜ合わせます。
会員同士会話をしながら、およそ30分間、油を混ぜていました。
高遠町婦人会の池田悦子会長は「少しの手間で環境の為にできることが沢山あるので、今後も取り組んでいきたい」と話していました。
廃油石鹸は、2週間ほどで完成するということです。 -
ラス・デュエンデス 高齢者生活福祉センターくつろぎの家でフラメンコ披露
伊那市高遠町のフラメンコ愛好家などでつくるラス・デュエンデスは、伊那市高遠町の高齢者生活福祉センターくつろぎの家を14日訪れ、踊りを披露しました。
14日は、ラス・デュエンデスのメンバー8人がくつろぎの家を訪れ、フラメンコを披露しました。
くつろぎの家への訪問は、お年寄りに生の踊りを見てもらおうと行われたものです。
ラス・デュエンデスは、伊那市を中心に老人ホームなどの施設でフラメンコを披露しています。
14日は、スペインの祭りで踊られる曲など、9曲を披露しました。
ラス・デュエンデス代表の羽生田由佳さんは「フラメンコを初めて見るというお年寄りも多いと思う。普段目にすることの少ない踊りが、生活の活力になればうれしい」と話していました。 -
今年度のさくら祭りの反省会
今年度のさくら祭りの反省会が、高遠町総合福祉センターで13日開かれ、来年度への課題などについて意見交換を行いました。
13日は、市の職員や警察、ボランティアなどおよそ40人が集まり、今年度のさくら祭りについて意見を交換しました。
今年は、震災の影響を受け有料入場者数が有料化を開始した昭和58年以降3番目に少ない15万2千人でした。
意見交換でホテル関係者からは「宿泊客は4割ほどに減少してしまった。ライトアップやイベントの中止が大きく響いた」と話しました。
他にボランティアの代表者は「おむつ交換の場所がない。観光案内所の開始時間を1時間早める必要がある」などと、課題をあげました。
伊那市高遠町の伊藤俊規地域自治区長は「入場者数は減少したが、おもてなしの心を持って取り組めたのではないかと思う。この日出た意見を参考に、来年度以降につなげていきたい」と話しました。 -
高遠高校生徒会が義援金届ける
高遠高校の生徒会が6日、東日本大震災と長野県北部地震の義援金を伊那市に届けました。
高遠高校の生徒会役員が高遠町総合支所を訪れ、伊藤俊規総合支所長に義援金を手渡しました。
義援金は10万8349円です。
4月と5月に計5回、生徒会役員が生徒や教職員に募金を呼び掛け、3万7794円が集まりました。
また4月17日、高遠城址公園の観桜期の駐車場として開放した高校のグラウンドで募金活動をし、観光客から7万555円が集まりました。
このほか、外国人観光客から外国通貨も寄せられたということです。
伊藤総合支所長は「皆さんの想いが被災者の勇気につながると思う」と話していました。
高遠高校生徒会では、今後も募金活動を続けていくということです。 -
合併5周年高遠地区記念事業
旧伊那市、高遠町、長谷村の合併5周年を祝い、合併5周年高遠町地区記念事業が4日、伊那市高遠町の総合福祉センターで開かれました。
会場には高遠の地区住民を中心におよそ270人が集まりました。
これは、合併5周年を祝うとともに、これまでの5年間を振り返ろうと、住民でつくる記念事業実行委員会が開いたものです。
式典では意見発表が行われ、3人が日頃の活動について発表しました。
高遠で観光ボランティアガイドを務める小田中一男さんは、案内をしていて聞いた声などについて話ました。
小田中さんは「他の地域から来る人にとって魅力であることが、地元住民にとって当たり前ではいけない。地域の本当の魅力をきちんと後世に伝えていかなくてはならない」と話していました。
また、将来の夢の発表では、高遠小6年の堀川真央さんと高遠北小6年の古村奈津香さんが「看護師になりたい」「メイクアップアーティストを大好きな高遠でやりたい」と発表していました。
記念事業実行委員会の伊東義人委員長は「この5年間で高遠地区の住民の意識もだいぶ変わった。地域の特性を活かしてさらに良い地域にしてもらいたい」と話していました。
白鳥孝伊那市長は「地域に住みたいと言ってくれる子ども達がもっと増えるよう、良い地域づくりをこれからもしていきたい」と話していました。
実行委員会では「記念事業をきっかけにより良い地域にしていきたい」としています。 -
高遠しんわの丘ローズガーデンのバラ祭り 開催
中央アルプスを一望しながら120種類以上のバラを見ることができる高遠しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りが4日から始まりました。
バラ祭りは、通年観光や地域活性化を目的に毎年開かれていて、今年で4年目です。
広さ8040平方メートルの園内には、およそ120種類、2600本のバラが植えられています。
伊那市によると、今年は寒い日が続くなど天候が不安定だった為、1週間から10日ほど開花が遅れているということです。
梅雨の晴れ間となった4日は、県内各地から家族連れや観光客が訪れ、写真を撮ったりしていました。
4日はバラ祭りのオープンに合わせ、ユカイナとハープの演奏が行われ訪れた人を迎えていました。
バラ祭り期間中には、バラの苗木の販売が行われる他、週末にはさくらホテルと会場を結ぶ周遊バスが運行します。
バラ祭りは26日日曜日までを予定していて、見ごろは6月中旬ということです。 -
ふれあい農園で都会の人達が田植え体験
伊那市高遠町勝間にある都会の人達のオーナー農園「ふれあい農園」で28日、田植え体験が行われました。
勝間のふれあい農園では、東京や埼玉など関東の人を中心におよそ110人が参加して田植えを体験しました。
ふれあい農園は、農作業体験を通して都市と農村の交流を深めようと行われていて、オーナーは田植えと稲刈りを体験します。
収穫後、申し込み1区画につきコシヒカリの玄米60キロがオーナーに届くことになっています。
この日は、およそ13アールの田んぼでコシヒカリの苗を手植えしました。
稲刈り体験は10月に行われる予定です。 -
藤沢警察官駐在所落成
伊那市高遠町に、伊那警察署藤沢警察官駐在所が新しく建設され、業務が始まっています。
駐在所は、前の駐在所が老朽化していたこと、隣接の長藤駐在所が今年4月から高遠交番に統合されたことなどから、移転新築されました。
国道152号沿いで、前の駐在所より2キロほど南にあります。
3月23日に完成し、すでに業務が行われています。
木造平屋建て、敷地面積はおよそ500平方メートル、床面積はおよそ140平方メートルで、床面積は前の駐在所のおよそ2倍と広くなりました。
事務室には机といすを置いたコミュニティスペースがあり、間仕切りが出来るようになっています。
一般も使えるトイレも設け、床はバリアフリーになっています。
駐在所の所員は1人で、北澤立夫所員は、「パトロールを強化して安心安全な生活の確保に努力し、地域と警察をつなぐ心の掛け橋となるよう努めていきたい」と話していました。 -
高遠さくらホテル 東日本大震災と長野県北部地震の義援金寄託
高遠さくらホテルは、東日本大震災と長野県北部地震の義援金として来館者や従業員から集めた義援金を20日、伊那市役所に届けました。
集まった義援金は、85,431円です。
20日は、高遠さくらホテルの山本孝史)支配人ら2人が伊那市役所を訪れ、義援金を届けました。
高遠さくらホテルでは、震災翌日から震災募金箱を設置しました。
また、4月29日から5月8日までの11日間、チャリティーGWランチバイキングを行い、売り上げの一部を義援金にあてました。
山本支配人は「震災で沈みがちな気分を盛り上げれるよう、多くのイベントを企画していきたい」と話していました。 -
たかとおカード加盟店会主催のチャリティーコンサート
伊那市高遠町の商店主などでつくるたかとおカード加盟店会は21日、高遠町総合福祉センターでチャリティーコンサートを開きました。
コンサートは、たかとおカード加盟店会が、音楽を通して被災地を支援しようと今回初めて開いたもので、会場にはおよそ200人が集まりました。
コンサートでは、伊那市の東部中学校の合唱部とOBが、力強い歌声を披露しました。
他に、高遠町の住民7人でつくるグループ、プロジェクトジュンペイが日本のポップスを演奏しました。
また、県内を中心に活躍するシンガーソングライターの美咲さんが、震災の犠牲者への鎮魂歌として作った曲を歌いました。
たかとおカード加盟店会の櫻井彰会長は「沈んでいる気持ちが明るくなるよう、高遠の地から元気を発信していきたい」と話していました。
コンサートの最後には、出演者全員が舞台にあがり、「上を向いて歩こう」を歌いました。
今回集まった義援金は、東日本大震災と長野県北部地震の被災地に送られるということです。 -
高遠町の高遠第一保育園でヨモギ団子作り
伊那市では、毎月19日を食育の日としています。
これにあわせ、高遠町の高遠第一保育園で19日、ヨモギ団子作りが行われました。
19日は、高遠第一保育園の年中と年長園児およそ40人が、ヨモギ団子をつくりました。
伊那市では、子ども達に食に関心を持ってもらおうと、毎月19日を食育の日としています。
園児達は、茹でたヨモギをすりこぎで潰し、白玉粉と小麦粉を混ぜていきました。
高遠第一保育園の伊藤あけみ副園長は「昔ながらの食文化に触れ、楽しみながら食に興味を持ってもらいたい」と話していました。 -
入園者数、去年と比べ7万人減
伊那市は11日、今シーズンのさくら祭り期間中の高遠城址公園の入園者数を発表しました。
有料入園者数は15万2,000人で去年と比べ7万6,000人の減となっています。
今シーズンの高遠城址公園のさくら祭りは、4月1日から27日までの27日間で伊那市民を含めた総入園者数は16万5,201人でした。
有料入園者数は、15万2,850人で去年の22万9741人と比べ、7万6,891人の減となっています。
内訳は、大人の団体客が4万4,399人で去年の9万7,309人と比べ、5万2,910人の減。
個人客が、10万5,446人で去年の12万8,476人と比べ、2万3,030人の減となっています。
有料入園が始まったのが、昭和58年でその年が、13万4,000人。
昭和60年が14万7,000人で、今年は有料入園が始まって以来、3番目に少ない入園者数となっています。
一方、無料で入園できる伊那市民の入園者数は、1万2,351人で、去年の1万9,752人と比べ7,401人の減となっています。
伊那市では東日本大震災による自粛ムードのほか、咲き始めが去年と比べ遅かったことなどが入園者数の減少につながったと分析しています。
またレンタルの発電機が被災地優先だったため、夜間のライトアップができなかったことが、市民の入場の減少につながったと話しています。 -
大槻武治さん 著書の出版記念講演会
箕輪町の元教育長で、現在は作家として活動している大槻武治さんの著書「保科正之人生道中記」の出版記念講演会が7日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれました。
会場には、出版委員会のメンバーを中心におよそ50人が集まりました。
大槻さんが出版した歴史小説「保科正之人生道中記」は、正之が江戸から会津若松へ向かう道中、正之が人生を振り返るというストーリーです。
大槻さんは「実際の歴史にとらわれず、自由な感覚で読んでもらいたい」と話していました。
この日は大槻さんが、正之が現代に生きていたらどんなことを考えるか、をテーマに講演をしました。
大槻さんは「正之の民を思う気持ちは、大震災が発生した今だからこそ学ぶべきことが多くある」と話していました。
また講演の後には大河ドラマをつくる会の伊東義人副会長がこれまでの経過を説明し、ドラマ化の実現を目指し、さらなる協力を呼びかけていました。 -
来春に向け桜の摘み取り作業
伊那市商工会女性部は7日、伊那市高遠町文化体育館横で八重桜の摘み取り作業をしました。
この日は女性部のメンバー15人ほどが作業をしました。
女性部では、八重桜を摘みとって塩漬けにした桜茶の、サービスや販売をしています。
八重桜は、ヒガンザクラやソメイヨシノよりも遅く咲き、咲いている期間が長い桜です。
今年は例年よりも遅い開花となりましたが、花付きが良く、去年よりも10キロ多い100キロを摘み取りました。
摘み取り作業が終わると、持ち帰った桜を、酢を入れた水で洗います。
これにより殺菌や発色の効果があるということです。
女性部のメンバーは、会話をしながら選別や水洗いをしていました。
高島弘江部長は「今年は良い花がたくさんついた。来年の春多くの人に喜んでもらえたらうれしい」と話していました。
八重桜は1年かけて塩漬けし、来年の観桜期に販売されます。 -
「立夏」高遠花の丘公園見頃に
6日は、二十四節季の一つ「立夏」、暦の上では、この日から夏とされています。
県内は、高気圧に覆われて、上伊那地域も日中は、五月晴れの青空が広がりました。
伊那の最高気温は、午後1時11分に、22.8度を記録しました。
伊那市高遠町の桜の名所、花の丘公園では、現在、ベニユタカやイチヨウなどの八重桜が見頃となっています。
6日は、暖かな陽気に誘われて、多くの人たちが見物に訪れていました。
花の丘公園は、50種類、2,000本の桜が植えられていて、時期をずらして咲くため、長い期間花を楽しむことができます。
公園内では、すでに満開を過ぎ散る桜もあれば、つぼみのものもありますが、全体的に今年は、平年に比べ一週間ほど遅れているということです。
6日は、暦の上では、夏が始まる「立夏」で、伊那の気温22.8度は平年に比べ3度ほど高く5月下旬並みの陽気となりました。 -
堀内功さん 保科正之宛ての書簡を寄贈
伊那市美篶出身の堀内功さんは、江戸時代初期に徳川家の茶道指南役を務めた小堀遠州が保科正之に宛てた書簡を28日、伊那市に寄贈しました。
28日は、堀内さんが伊那市役所を訪れ、保科正之宛の書簡を寄贈しました。
書簡は、縦30センチ、横50センチほどの大きさで、小堀遠州が保科正之に宛てたものです。
文面には「先刻のお礼の為、明後日の朝伺う」と書かれています。
堀内さんは、5年前京都で売られているのを見つけ手に入れたと話します。
堀内さんは「保科家に関する古文書は少なく、貴重なものだと思う」と話しました。
酒井茂副市長は「保科正之について知られていない部分が、また1つ伝えられる。非常にありがたい」と感謝しました。
書簡は高遠町歴史博物館で所蔵され、特別展などで展示されるということです。 -
保科正之公 生誕400年を祝う
今年は、旧高遠藩主保科正之公生誕400年。
伊那市高遠町では、生誕祭などが29日行われ、正之公の功績を振り返りました。
伊那市高遠町歴史博物館にある、石像の前で生誕祭が行われ、市内のほか、正之ゆかりの福島県会津若松市や猪苗代町から合わせて、80人が参加しました。
保科正之公の大河ドラマをつくる会会長の白鳥孝伊那市長は「400年たっても尚、偉業を私達に伝えている。
保科正之公の大河ドラマ化を出来るだけ早い時期に実現させ、災害時に強い指導力を発揮した正之を全国、全世界に発信していきたい」と挨拶しました。 -
災害のあった今、保科正之公のドラマ化を
生誕祭の一環として、高遠町総合福祉センターやますそで、保科正之公の大河ドラマ化を目指してと題し、パネルディスカッションが行われ、パネリストからは、震災のあった今、正之公の指導力を学ぶべき等の意見が出されていました。
パネルディスカッションは、直木賞作家で伊那市ふるさと大使の中村彰彦さんや会津若松市長の管家一郎さん、猪苗代の偉人を管がる会会長の江花俊和さん、保科正之公の大河ドラマをつくる会副会長の伊東義人さんの4人をパネリストに迎え行われました。
中村さんは「西暦1657年江戸市街の大半を焼き、死者10万人を出したと言われる明歴の大火で、正之公は、民の幸福を第一に考え復興に尽力した」と話し、指導力を評価しました。
菅家さんは、東日本大震災があった今だからこそ、「正之の生き方を、NHKは信念をもって伝えるべき」、江花さんは「保科正之公の指導力が、今の政治に求められている」と話していました。
最後に、伊東さんは「あきらめずに広域的な運動を続け、一日でも早く署名を50万人の大台に乗せ、NHKへ10回目の要請をしたい」と話していました。
NHK大河ドラマ化に向けた署名は、29日現在、44万378人となっています。 -
GW釣りを楽しんで ジャンボマス放流
ジャンボマスの放流が29日、伊那市高遠町の高遠湖で行われ、釣り人らは早速、湖に糸を垂らしていました。
放流されたのは、体長50センチのニジマス約70キロです。
天竜川漁業協同組合では、ゴールデンウィークの間、多くの人に釣りを楽しんでもらおうと、毎年、ジャンボマスの放流をしています。
午前8時半、高遠湖にジャンボマスが放流されると、早速、待ち構えていた釣り人達が湖に向けルアーを投げ込んでいました。
訪れた人達は、場所を移動したり、持ってきたルアーを付け替えながら、釣りを楽しんでいました。
ある釣り人は、「ジャンボマスはかかった時の引きの強さが魅力。」と話していました。 -
がんばってます!!元気な会津
29日、保科正之公ゆかりの地、福島県会津若松市の物産品の販売が伊那市の高遠町総合福祉センターやますそ前で行われました。
福島第一原子力発電所の事故により、観光客の減少などの風評被害を受けている会津若松市。
この日は、「元気な会津」をPRしようと、会津若松観光物産協会が、ラーメンや、漬物など特産品を並べ、職員が大きな声で呼びこみをしていました。
会津若松市は、福島第一原発から、およそ100キロ離れた位置にあります。
しかし、事故発生直後から、事故前に納入した加工品の返品や、修学旅行などのキャンセルが相次いでいるという事です。
ある買い物客は「少しでも手助けになれば」と話していました。
協会の山浦弘道事務局長は、「災害に負けず、立ち上がる、元気な会津を見て欲しい。」と話していました。 -
桜シリーズ(14)
地域の桜をお届けする桜シリーズ。30日は、伊那市高遠町荊口の弘妙寺の桜です。
弘妙寺には、コヒガンザクラ、ソメイヨシノ、枝垂れ桜など100本ほどの桜があります。
このうち、およそ50本のコヒガンザクラが、今見ごろを迎えています。 -
桜シリーズ
地域の桜をお届けする桜シリーズ。
25日は伊那市高遠町勝間の薬師堂の枝垂れ桜です。
薬師堂の枝垂れ桜は、樹齢約130年といわれていて、現在見頃を迎えています。 -
桜シリーズ
高遠小学校の校舎と校庭の周りには、高遠城址公園と同じタカトオコヒガン桜が150本以上あります。
明治の初期に、高遠藩の旧藩士達が、この辺りの桜を城址公園に移植したとされています。
毎年、城址公園よりも3日から1週間早く開花し、色の濃い独特の花を咲かせます。 -
宅幼老所SALAが地域感謝デー
伊那市高遠町下山田の宅幼老所SALAは、開所6周年の地域感謝デーとして16日、マッサージのサービスをしました。
宅幼老所SALAには、地域住民らが訪れ、マッサージを受けていました。
NPO法人SALAが運営する施設で、2005年に開所し今年6周年を迎えました。
現在、定員いっぱいの10人が利用しています。
毎年4月に開所記念の地域感謝デーを開いていて、無料のマッサージは恒例となっています。
訪れた人たちは、足裏や全身などをマッサージしてもらっていました。 -
東ティモール日本大使館で書記官が高遠中学校で交流
東ティモール日本大使館で書記官を務める小出綾子さんが、伊那市の高遠中学校を16日訪れ、生徒と交流しました。
交流会では、1年生51人が小出さんから現地の様子や、大使館での仕事についての話しを聞きました。
東ティモール日本大使館で大使を務める北原巖男さんが、高遠町出身であることが縁で、高遠中学校では、2年前から交流を行っています。
小出さんは、書記官の仕事について「英語が好きでこの仕事を選んだ。普段は現地の情報収集や分析、要人訪問の調整などをおこなっている」と説明しました。
また東日本大震災については「東ティモールの人は、『日本は開発パートナーであると同時に親愛なる友人だ。日本の為に何かしたい』と言ってくれている。この仕事をやっていて本当によかったと思った」などと話しました。 -
高遠城址公園を訪れた人たちに桜茶振る舞う
開花宣言が出された高遠城址公園で13日、伊那市商工会高遠支部女性部が訪れた人たちに桜茶を振る舞いました。
桜茶は八重桜の塩漬けにお湯を注いだもので、この日は千人分が用意されました。
桜志津久の名称で販売されている桜茶は、女性部のメンバーが、摘み取った八重桜を、きれいに洗い、塩漬けにして1年間寝かせていたものです。
訪れた人たちは、ほのかに桜の香りがする桜茶のサービスを喜んでいました。
今年は東日本大震災の影響で、さくら祭り期間中、毎年行なわれている、高遠ばやしの巡行や、篠笛の演奏、江戸かっぽれなどが中止となっています。
そんななか女性部では、自粛ではなく、自分たちができることをやり、被災地を応援したいと話します。
女性部では桜茶のサービスに合わせ、募金活動も行なっていて集まった義援金は被災地へ送ることにしています。 -
タカトオコヒガンザクラ 開花宣言
伊那市は13日、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが開花したと発表しました。
今年は、去年と比べて8日遅い開花宣言となりました。
開花の基準となる桜雲橋にかかる桜が、13日午前10時半、一輪開いたことから、伊那市は開花宣言を出しました。
去年と比べて8日遅い開花となります。
伊那市内の桜を管理している、桜守の稲辺謙次郎さんも、ここ数日はいつ咲くのか、やきもきしていたといいます。
公園内で最も早く咲く南ゲート付近では、いくつか花が開いていて、訪れた人たちがカメラに収めたり、近くでお弁当を広げたりして楽しんでいました。
伊那市では高遠城址公園の桜は今週末が見ごろとなり満開は16日と予想しています。 -
高崎昇平さん・村田裕生さん 日本画展
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、若手日本画家の高崎昇平さんと村田裕生さんによる日本画展が開かれています。
会場には、桜を描いた作品をはじめ風景画など60点が展示されています。
高崎昇平さんは東京都出身で、2000年に、高遠を描いた作品「風景」で、第1回信州高遠の四季展の大賞を受賞しました。
これが縁で今回、母校の東京芸術大学日本画科で共に学んだ諏訪市出身の村田裕生さんと二人展を開きました。
高崎さんは、両親の故郷である岩手県や鹿児島県を描いた風景画のほか、東京新聞に連載した名建築といわれる建物をペンと水彩で描いた原画を展示しています。
村田さんは26作品を出品していて、このうち「桜の道」は今回の展示のために描いたということです。
県内をはじめ日本各地の風景を描いた作品や、アメリカを旅したときに制作し発表した墨絵の作品も展示しています。
高崎昇平さんと村田裕生さんの日本画展は5月15日まで、信州高遠美術館で開かれています。