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仙醸 寒仕込みピーク
伊那市高遠町の酒蔵、仙醸では冬の寒さを利用して酒を仕込む寒仕込みの作業がピークを迎えています。
午前8時30分。
蔵人4人が、純米大吟醸の仕込みを行っていました。
酒米「ひとごこち」が蒸し上がると、冬の寒さを利用して温度が一定になるように冷まします。
気温が低い時期に行うことで雑菌の繁殖を防ぐことができるということです。
冷ました酒米は小さなタンクの中に入れ、麹や水と混ぜて発酵させていきます。
発酵が進んだら、大きなタンクに移して撹拌します。
2週間~5週間で発酵が終わるということです。
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高遠町荒町で山の神講
伊那市高遠町荒町に伝わる一年の豊作を祈る伝統行事、山の神講が19日に行われました。
荒町公民館に地区住民が集まり、山の神講で使う弓と矢を作りました。
山の神講は農林業を司る神様を祀る伝統行事で荒町の住民が受け継いでいます。
弓矢が出来上がると公民館近くにある貴船神社の裏山にある祠に向かいました。
集まった人たちは今年の良い方角とされる西南西に向けて矢を放ちました。
神事が終わると祠に弓と矢を供え山の恵に感謝していました。
公民館では、縁起物とされる長芋をすった長芋汁などを食べて一年の豊作を祈っていました。
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高遠高校 学習成果を発表
伊那市高遠町の高遠高校の学習成果発表会が伊那文化会館で17日に開かれました。
学習発表会は授業や総合的な探求の時間の学びの成果を発表する場で、全校生徒およそ280人や保護者・地域住民などが集まりました。
このうち去年12月に4日間の台湾研修へ参加した生徒5人が活動を振り返りました。
研修では台湾の高校生との交流やホームステイを行ったということです。
生徒は「言葉を覚えてから行ったので自分の気持ちを伝えられてよかった」「食文化の違いを感じて、広い視野を持つことができた」などと感想を話していました。
高遠高校は地域住民との交流を深めようと毎年「高遠高フォーラム&芸術フェスティバル」を開いていて、学習成果発表会はその一環で行われたものです。
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高遠高校芸術フェスティバル
高遠高校の芸術コースの生徒による展示会、「高遠高校芸術フェスティバル 美術・書道展」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で今日から始まりました。
展示されているのは芸術コースの1、2年生による絵画10点、書道9点です。
展示会は来月2日まで開かれます。
あす17日からは3年生の卒業制作展が伊那文化会館で開かれます。 -
霜町実業団 だるま市で干支だるま販売
2月11日に伊那市高遠町で開かれる高遠だるま市にあわせ、商店主でつくる霜町実業団は、今年の干支、ヘビをモチーフにしただるまを販売します。
こちらがだるま市で販売されるヘビの干支だるまです。
縁起の良い白ヘビが、だるまに巻き付いているようなデザインになっています。
高さ15センチ、幅11センチで、800個販売する予定です。
価格は、税込み1,700円です。
霜町実業団では、毎年干支だるまを販売していて、今年で9年目です。
だるまは、当日販売もありますが、事前予約を呼び掛けています。
予約は2月5日までで、専用電話、080-9703-0245かメールで予約することができます。
電話の受付時間は、午前9時から午後6時となっています。
■専用電話:080-9703-0245
■メール:etodaruma@gmail.com
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第1回開花予想 高遠城址公園4月4日
民間気象情報会社ウェザーニューズは、今年1回目の桜の開花予想を9日に発表しました。
高遠城址公園は、4月4日となっています。
なお、去年は、4月5日に開花、11日に満開となっています。
第2回の開花予想は1月下旬の予定です。
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高遠さくらホテル 合格祈願グッズ販売
伊那市高遠町の高遠さくらホテルは、地元の受験生を応援しようと、合格祈願グッズを販売しています。
高遠さくらホテルの売店には、だるまやお守りのなどの合格祈願グッズが並んでいます。
こちらは、「合格」と書かれたはちまきをつけた「高遠さくら咲くだるま」で、赤とピンクがあります。
価格は税込みで、特大が8,800円、中が4,400円、小が3,300円です。
高遠さくらホテルでは、地元の受験生を応援しようと、2009年からだるまの販売を行っています。 -
高遠町地区 二十歳のつどい
伊那市高遠町地区の二十歳のつどいは2日に高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
高遠町地区は48人が対象で、式には34人が出席しました。
北原秀樹教育長職務代理者は「可能性を信じて充実した人生を築くことを祈っています」と式辞を述べました。
式には中学校時代の恩師2人も出席し、当時の思い出を振り返っていました。
出席者を代表して石川志音さん「それぞれが未来を切り開く一歩を踏みだし、寄りよい社会の発展に貢献していきたい」と話しました。
式の最後には記念撮影が行われました。
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餅作り ピーク迎える
伊那市高遠町の千登勢菓子店では正月に向けての鏡餅作りが行われています。
27日は2升の鏡餅を1つ、1升のものを2つ作りました。
千登勢菓子店の鏡餅作りは今日と明日がピークです。
機械で餅をつき終えると台に乗せて形を整えます。
米は上伊那産の餅米が使われています。
店主の伊藤隆淑さんは温度管理に気を使っているということです。※隆の夂は「攵に一」
熱いうちに形を整えると、餅が割れるのを防ぐために外で冷やします。
千登勢菓子店では29日まで餅の注文を受け付けています。 -
高遠出身の小説家「島村利正」の作品とその世界 講演会
伊那市高遠町出身の小説家「島村利正」の作品とその世界についての講演会が、11月30日、伊那市高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
講演したのは島村利正研究の第一人者で、長野吉田高校教諭の六川 宗弘さんです。
生涯学習の教室、高遠町桜大学の講座の一環で講演しました。
島村利正は、大正元年(1912)に高遠町の商家に生まれ昭和56年(1981)まで活躍した小説家です。
芥川賞候補となったほか、読売文学賞を受賞しています。
小説「城址のある町」では、高遠町に存在する道路や建物が登場します。
六川さんの島村研究のきっかけも実在の風景と小説をリンクさせることから始まったということです。
六川さんは、「島村の小説は、ヒーローが活躍するものではないが、等身大の主人公が困難な状況でも生き抜こうとする姿に感動がある」と話していました。
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伊那北高36回生 卒業40周年で寄付
伊那北高校を1983年度に卒業した第36回生は、卒業40周年を記念して母校と同窓会に現金20万円を13日に寄付しました。
13日は、卒業40周年同窓会の久保村智実行委員長らが伊那北高校と同窓会館を訪れ、埋橋浩校長と、同窓会の岩崎靖事務局長にそれぞれ現金10万円を手渡しました。
第36回生は、先月卒業40周年の同窓会を駒ケ根市内で開きました。
約260人の卒業生のうち、県内外から80人余りが出席して旧交を温めました。
今回の寄付金は、同窓会の開催にあわせて、募ったものです。
埋橋校長は、「生徒の海外研修の支援に活用させていただきたい」と感謝していました。 -
「地域のお宝展Ⅱ」個人所有の郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ
伊那地域の個人が所有する郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ「地域のお宝展Ⅱ」が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、高遠町出身の日本画家池上秀畝の他、書家で洋画家の中村不折など、郷土にゆかりのある作家13人の作品57点が展示されています。
信州高遠美術館では、市内の施設の他、小中学校が所蔵している作品を展示する「地域のお宝展」を、今年1月に開きました。
今回はその第2弾として、郷土作家作品の愛好家グループ「芝田会」会員を中心に、個人所蔵の40点と美術館所蔵の17点合わせて57点が展示されています。
細合秀穀は、池上秀畝の後継者で、写実的で繊細かつ柔らかい筆遣いが特徴です。
東京都出身の日本画家佐藤雪洞は、17歳の頃長野県に移り住み、上伊那の学校で美術教師として働きながら作品づくりに励みました。
地域のお宝展Ⅱは、来年3月2日日曜日まで、信州高遠美術館で開かれています。
(休館日:毎週火曜日) -
文化功労者の髙木さんが書道指導
今年度の文化功労者に選ばれた、書家で大東文化大学名誉教授の髙木聖雨さんによる書道の授業が4日に、伊那市高遠町の高遠高校で行われました。
開講式では、書家の髙木聖雨さんが揮毫を行いました。
高木さんは、文化の向上発展に顕著な功績があったとして、今年度の文化功労者に選ばれています。
4日は、芸術文化コース書道専攻や音楽専攻の生徒などおよそ60人が参加しました。
中国の古代書体で「解衣」という文字を書き上げました。
開講式では、音楽専攻の生徒が合唱を披露して歓迎しました。
教室では、書道専攻の生徒が書いた作品の添削指導が行われました。
高遠高校は、今年度の文化庁「文化芸術による子供育成推進事業」の実施校に選ばれました。
事業は、功績が顕著な芸術家を学校に派遣し、子どもたちに質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会をつくり、豊かな想像力や思考力などを養うことを目的としています。
髙木さんは、手本を示して生徒にアドバイスを送っていました。
髙木さんは、この事業で、これまで小中学校で指導を行ってきましたが、高校生を指導するのは今回が初めてだということです。
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地酒やまむろ20周年 新酒を奉納
今年で20周年を迎えた伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり、関係者が鉾持神社の松尾社に3日に奉納しました。
「やまむろ」は高遠町の酒販店でつくる高遠旨い酒研究会が企画・販売する地酒で今年20周年を迎えました。
農事組合法人山室が育てた酒米「ひとごこち」を使い、株式会社仙醸が醸造しています。
この日は松尾社に「やまむろしぼりたて生原酒」が並べられ、関係者が完成を感謝して奉納しました。
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高遠高校3年 登内さん国スポの弓道競技で優勝
伊那市の高遠高校3年、登内琉真さんは、9月に佐賀県で開かれた国民スポーツ大会で長野県代表チームのメンバーとして弓道競技に出場し、優勝しました。
10月31日は、登内さんと高遠高校弓道部顧問の矢部誠一教諭が市役所を訪れ、白鳥孝市長に優勝を報告しました。
登内さんは、国民スポーツ大会で、弓道競技 遠的少年男子の県代表チームのメンバーとして出場しました。
メンバーは3人で登内さんはチームの大将を務めたということです。
全国の19チームが出場しました。
県代表チームが、弓道で優勝するのは、6年ぶり3回目です。
白鳥市長は「卒業しても弓道を続けて、2028年に長野県で開かれる国スポを目指してもらいたい」と話していました。
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弘妙寺でサクラコマ合格祈願
回すと花びらが開く伊那市のご当地お土産のサクラコマの合格祈願が伊那市高遠町の弘妙寺で行われました。
サクラコマは伊那市内の製造業者有志でつくる「ご当地お土産プロジェクトチーム」が完全地産の製品作りを目的に12年前から作っています。
コマは回すと花びらが開き縁起がいいと合格祈願グッズとして販売されています。
きょうはチームメンバーが気の寺として知られる弘妙寺を訪れ合格祈願をしました。
合格祈願は毎年行われていて今年で12年目です。
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伊那市中学生キャリアフェス
伊那市内の中学2年生が地域の人とふれあい将来を考える伊那市中学生キャリアフェス2024がエレコム・ロジテックアリーナで21日、行われました。
キャリアフェスには伊那市内の中学2年生約600人が参加しました。
オープニングでは、実行委員の生徒が会場を盛り上げていました。
テーマは「未来設計図~自分のキャリアをソウゾウしよう」です。
未来に興味や関心を持ち、自分のキャリアについて想像を膨らませ、創り出していきたいという思いが込められています。
上伊那の90の企業や団体が出展し、中学生が、自分の興味のあるブースを回りました。
伊那市の老人保健施設すずたけのブースでは、高齢者体験が行われ、生徒がキットを身に着け歩いたりしていました。
伊那バス株式会社は、バスガイド体験を行いました。
伊那市内の名所を撮影した映像にあわせ、生徒がガイドをしていました。
伊那ケーブルテレビもブースを出展し、中学生がアナウンスを体験していました。
このイベントは、中学生が地域の人と触れ合い未来について考えるきっかけにしようと、市内6つの中学校の代表生徒や産学官の関係者が参加する実行委員会が行ったもので今年で7回目となります。 -
満光寺極楽の松 枯れ始める
一目見ると極楽浄土に行けるといわれている、伊那市高遠町の満光寺の極楽の松が枯れ始めています。
こちらが現在の極楽の松です。
隣の松と比べても葉が茶色くなっています。
満光寺の極楽の松は、武田信玄の弟、武田信廉が、信玄の遺言で高遠城内にあった黒松をこの寺に植えたものといわれています。
一目見るだけで極楽浄土に行けるといわれていて、樹齢は500年以上です。
満光寺の住職の妻、兼子良子さんです。
原因は不明ですが、今年の9月末から葉が茶色くなり始めたということです。
この松を復活させようと、檀家が協力して、栄養剤をまくなどの作業を行っています。
伊那市美篶の中山千万樹さんです。
枯れ始めたことを新聞で知り、自作した、根の発達を促す栄養剤を提供しました。
住職の展世さんは高齢なこともあり寺を離れていて、良子さんは展世住職のためにも何とか残していきたいといいます。
満光寺では、作業を行いながら業者とも相談し経過を見ていくとしています。
冬の風物詩である雪吊りは、行うかどうか検討中だということです。
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百職会がイベント
農家や職人が作った野菜や手作り品などを販売するイベントが27日、伊那市高遠町で行われました。
会場には21のブースが並び訪れた人たちで賑わっていました。
イベントは伊那市高遠町藤沢の農家や職人などでつくる百職会が開いたものです。
地元農家が野菜を販売しているブースでは採れたて野菜が人気を呼んでいました。
手づくりの服やバッグを販売しているブースでは訪れた人たちが、気に入った服を買い求めていました。
地域おこし協力隊のブースではそばの実を石臼で挽く体験が行われました。
イベントは今回が7回目で企画した百職会では「農家や職人が作っているものや暮らしを身近に感じてもらいたい」と話していました。
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来年度の公立高校生徒募集定員公表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校の生徒募集定員を15日、公表しました。
上伊那の全ての高校で今年度の募集定員と変わりはありません。
上伊那8校の募集定員は次の通りです。辰野高校は普通が80人、商業が40人です。
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第1回正之公カップ高遠町ゴルフ大会
旧高遠藩主、保科正之公の子孫で、今の会津松平家当主が参加したゴルフ大会が、伊那市高遠町の中央道晴ヶ峰カントリー倶楽部で10月19日に開かれました。
ゴルフ大会は、第1回正之公カップ高遠町ゴルフ大会として開かれました。
主に伊那市在住で高遠町にゆかりがある80人が参加しました。
旧高遠藩主、保科正之公の子孫で、今の会津松平家当主、松平保久さんも参加しました。
大会は高遠町公民館が開いたものです。
公民館では「来年以降も続けていきたい」と話していました。
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高遠高校の生徒が制作 火災予防看板を設置
秋の全国火災予防運動にあわせ伊那市高遠町の高遠消防署で高遠高校の生徒が制作した火災予防広報看板が12日に、お披露目されました。
高遠高校芸術コース美術専攻1年生10人が制作した火災予防広報看板です。
看板には、「小さな原因 大きな災害」と書かれています。
絵は、昔話のかちかち山で、ウサギが付けた火が大きな火となり、タヌキの背中が焼ける場面を描いています。
看板の設置は、高遠消防署が高遠高校に依頼し毎年行われています。
12日の完成披露会で、高遠消防署の若林豊署長は「火の取り扱いに気を付けるよう注意喚起につながる看板を作ってもらいありがたい」と話していました。
看板は、1年間この場所に掲示されます。
秋の全国火災予防運動は15日まで行われます。
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最低気温0.5度 今季一番の寒さ
8日朝の伊那地域の最低気温は0.5度と今季一番の寒さとなりました。
8日の朝は寒さで、伊那市西箕輪では車のフロントガラスや草木が白くなっていました。
8日の伊那地域の最低気温は0.5度と11月下旬並みの寒さとなりました。
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一刻の山根健司さん博士号取得
伊那市高遠町のそば店「壱刻」の店主 山根健司さんは、信州大学大学院医理工学部研究科の博士課程でそばの研究を行い、博士号を取得しました。
9月27日は南箕輪村の信州大学農学部で学位記授与式が行われました。
山根さんは兵庫県出身で2003年に伊那市に移住しました。
そば打ちの経験を積み、2012年から高遠町でそば店「壱刻」を経営しています。
そばの研究を極めたいと、店の経営を両立しながら、信州大学大学院の修士課程で学んだあと、2021年度に大学院博士課程に入学しました。
これまで、そばの風味や保存方法、寒晒蕎麦の甘さと食感のメカニズムなどを研究してきたということです。
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高遠城址もみじ祭り始まる
伊那市高遠町の高遠城址公園でもみじ祭りが2日から始まりました。
初日の2日は伊那市の関係者などおよそ20人が出席し高遠閣でオープニング式が行われました。
伊那市観光協会会長の白鳥孝伊那市長は、「高遠城址には250本のカエデがあり、秋も見ごたえのある公園になっている。多くの人に訪れてほしい」と挨拶しました。
高遠城址のカエデは、現在色づき始めで、観光協会では、来週末が見ごろと予想しています。
高遠閣では新そばまつりが行われています。
高遠そば打ち愛好会と高遠そばの会のメンバー25人が打ち立てのそばを一杯700円から提供しています。
訪れた人達は、高遠閣で外の景色を眺めながらそばを味わっていました。
新そば祭りは10日まで行われ、平日は芝平そばが1杯600円で提供されます。
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霜町ハロウィン 子どもたちが仮装
伊那市高遠町の商店街で、ハロウィンイベントが26日に行われました。
会場となった高遠町商店街では、思い思いの仮装をした子どもたちの姿が見られました。
フェイスペイントのコーナーもあり、本格的な仮装をする人もいました。
このイベントは、商店主らでつくる霜町実業団が企画したもので、今回で6回目となりました。
会場では、ダンスなどのステージ発表が行われました。
キッチンカーなどの飲食ブースも設けられ、家族連れで賑わっていました。
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絵画サークル・Kと北彩の会 合同作品展
伊那市高遠町の北原勝史さんが指導する絵画サークル・Kと北彩の会の合同作品展が伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで31日から始まりました。
会場には、絵画サークル・Kと北彩の会に所属する16人の作品、49点が展示されています。
毎年別々に展示会を開いていましたが、会員減少などを理由に今回初の合同展となりました。
講師の北原さんは「それぞれが自分の好きなものを個性豊かに表現しています」と話していました。
作品展は11月5日(火)までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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高遠高校のスクールバスに企業広告 運行費用に
伊那市高遠町の高遠高校は、企業広告をラッピングしたスクールバスの運行を始めました。
スポンサー広告がラッピングされたのは、マイクロバスと中型バスの2台です。
高遠高校のマイクロバスには、伊那市の2社と駒ヶ根市の2社、飯島町の1社の合わせて5社の企業広告がラッピングされています。
中型バスには5枠あり、現在伊那市の1社が広告を掲載していて、費用は年間18万円からとなっています。
スクールバスは、駒ヶ根市のこまくさ観光が2011年から運行していて、現在およそ60人が利用しています。
年間の利用料は、1人およそ20万円~30万円で、そのうちの10%を高遠高校振興会が補助しています。
高遠高校は、今年度から1学年3クラスから2クラスに減っていて、2年後には240人規模になることが予想されることから、バスの運行費用に充てようとスポンサーを募集したものです。
28日は、出発式が高遠高校で行われ、生徒がスポンサー企業に感謝状を手渡しました。
今後は、中型バスのスポンサー企業を随時募集するということです。 -
上農里山コース チェーンソー実習
南箕輪村の上伊那農業高校里山コースの2年生が24日に伊那市高遠町勝間の林でチェーンソー実習を行いました。
実習には、上伊那農業高校里山コースの2年生、20人が参加しました。
5班に分かれ、上伊那林業士会の会員から教わりながら木を伐採していました。
チェーンソーで切り込みを入れ、ワイヤーやロープを使って木を引っ張り、倒しました。
実習は毎年行われていて、今年で19年目です。
上伊那林業士会では「実習をきっかけに、林業が将来の選択肢の一つになればうれしい」と話していました。
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高遠第2・第3保育園 地域材で新園舎に木製品を
老朽化のため建て替えが行われる伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園は、地域材を使って新園舎の遊戯室の壁面を飾る木製品作りに取り組みます。
28日は、現在解体が行われている園舎の裏山で、木製品の材料となる木の切り出しを行いました。
林業関係の仕事をしている保護者がチェーンソーを使って木を切り倒し、その様子を未満児から年長園児までの17人が見守りました。
保護者や地域住民で作る新園舎の建設検討委員会が企画したものです。
長さ15メートルほどの栗の木が切り倒されると歓声があがっていました。
園児らは、木の周りに集まり、匂いをかいでいました。
切りたての栗の木は、すっぱい香りがするということです。
木を運ぶのは、高遠町で農耕馬を飼育している「うまや七福」の横山晴樹さんと相棒の小ぶりな馬のイオリです。
70キロほどある丸太を山から引いて下ろしました。
来月13日には、製材作業を見学するということで、その後新園舎の遊戯室の壁に飾る作品を作る計画です。
新園舎の完成は、来年度末を予定しています。