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分杭峠へのシャトルバス 今季の運行開始
伊那市は、花見シーズンに合わせて、7日から伊那市長谷の分杭峠へ向かうシャトルバスの運行を開始しました。 標高1424メートルの峠付近は、3月中旬の降雪で例年にない積雪量となっています。 伊那市では、分杭峠付近の交通の混乱を避けるため、峠に駐車場を設けていません。 そのため、観光客用に春から秋にかけ、シャトルバスの運行を行っていて、昨シーズンは2万1554人の利用がありました。 期間は4月7日から11月26日までで、時間は午前8時から午後3時までとなっています。料金は往復で650円です。
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伊那市長谷黒河内の遊休農地で下草火災
5日午前11時頃伊那市長谷黒河内の遊休農地で下草を焼く火事がありました。 この火事によるケガ人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと火事があったのは、伊那市長谷黒河内の遊休農地です。 火は土手など約4,850平方メートルを焼き午後0時10分に消し止められました。 火事の原因について伊那署では、下草を燃やしていた火が燃え広がったとみて調べを進めています。
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南アルプス里山案内人協会設立へ
長谷地域の魅力を発信する南アルプス里山案内人養成講座修了式とガイド登録認定式が25日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で行われました。 来月にはガイド登録認定者を中心とした南アルプス里山案内人協会が設立され活動していく計画です。 南アルプス里山案内人の講座修了者は10人、ガイド登録認定者は9人で出席者に修了証と認定証が手渡されました。 養成講座は伊那市が開いたもので修了者は長谷地域の自然や歴史、文化について話を聞いたり自然体験を重ねてきました。 またガイド登録認定者は講座修了者でさらに専門的な研修を受けた人で一般向けにツアーガイドを行うことができます。 講座では伊那市地域おこし協力隊の小淵幸輝さんが講師を務めてきました。 小淵さんは来月、一般社団法人南アルプス里山案内人協会を設立し養成講座を引き継ぐほかツアーガイドも行うことにしていて、「ガイドに認定された仲間とともに長谷の魅力を発信していきたい。」と話しています。
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労災死亡事故受け業者に安全な工事を呼びかけ
国土交通省・天竜川上流河川事務所は、23日に伊那市長谷で発生した労災死亡事故を受け、工事現場で働く元請け業者に安全を呼びかけました。 この日は、駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で「天竜川上流緊急工事安全協議会」が開かれ、工事を受注する30社、およそ60人が出席しました。 事故は、伊那市長谷黒河内で行われている砂防堰堤管理用道路のトンネル工事現場で発生しました。 23日午後1時半頃、現場に設置されたコンクリートを練り混ぜる機器の中からヘルメットと長靴が出てきたことに従業員が気付き、機器内部を捜索したところ、伊那市長谷中尾の山田大作さん41歳が発見されました。 協議会では、作業前に計画書を確認し予測される危険を確認すること、事故の内容について下請け業者にも伝えること、計画通りに作業を行うことなど5項目について、改めて徹底するよう呼びかけていました。 椎葉秀作所長は「安全だと思っている作業でもどんなことが起こるかわからない。危険を予測する想像力を鍛えてほしい」と話していました。 天竜川上流河川事務所では、今後、工事現場の作業の安全性を確認するパトロールを行うことにしています。 事故のあった現場は、現在、警察による捜査などのため作業を中断していて、安全性が確認されてから工事を再開する予定だということです。
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トンネル工事現場で死亡事故
伊那市長谷のトンネル工事現場で作業をしていた男性が誤ってコンクリートを作る機械に転落し死亡する事故が23日発生しました。 天竜川上流河川事務所の発表によりますと、事故は23日午後1時頃、伊那市長谷黒河内の鷹岩地籍で行われている天竜川水系穴沢砂防堰堤管理用道路トンネル工事の現場で発生しました。 作業をしていた41歳の男性が、コンクリートを作る機械に転落し、午後2時半頃、死亡が確認されたという事です このトンネルは国土交通省と伊那市が戸田建設名古屋支店に依頼をしています。 今回の事故を受け天竜川上流河川事務所では、「お亡くなりになられた方に、謹んで哀悼の意を表します」とのコメントを出しています。
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長谷高齢者体操自主グループ発足
伊那市が長谷で行ってきた高齢者向けの筋トレ教室が終了したことを受け、受講者たちが自主的に運動に取り組むグループが、9日発足しました。 伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木に18人が集まり、筋トレやストレッチなどをして体を動かしました。 伊那市は、各地区を巡回して、高齢者筋トレ教室を開いていますが、長谷の教室は、去年12月から始まり、3月6日に終了となりました。 受講者から継続して活動を続けたいとの声が上がり、自主グループを立ち上げることになり、今日が初の活動日となりました。 参加者の年齢は65歳から80歳で長谷を中心に高遠町や竜西からの参加もあります。 栃の木健康クラブと名付けられたこのグループは、毎週木曜日、午前9時30分から伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で活動しています。 会では、興味があれば気軽に来てほしいと参加を呼び掛けています。 なお伊那市内には、こうした高齢者の自主グループは46グループあり、長谷地区では初となります。
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春の火災予防運動 警報器設置を呼び掛け
春の火災予防運動期間に合わせ、伊那市の高遠消防署の署員は5日南アルプスむら長谷で火災警報器の設置を呼び掛けました。 5日は、伊那市の南アルプスむら長谷で高遠消防署の署員6人が、訪れた人たちに火災警報器の設置を呼び掛けました。 会場には消防車両が展示され、子供たちが乗っていました。 署員は「寝室や階段には、必ず警報器を取り付けて下さい」と話していました。 春の全国火災予防運動は「消しましょう その火その時 その場所で」を統一標語に1日から7日まで実施されています。 運動は火災の発生が多い春先のこの時期に合わせ毎年行われています。 平成27年に上伊那では78件の火災が発生しました。 月別では、3月が15件と最も多く、次いで1月、4月・5月となっています。
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高齢者買い物調査 地域ごと“不便”に違い
伊那市社会福祉協議会などが実施した、市内の後期高齢者を対象にした買い物に関するアンケート調査の結果がまとまり、2日に報告されました。 この日は、伊那市の伊那商工会館で報告会が開かれ、調査を請け負った流通経済研究所の折笠俊輔さんが結果について説明しました。 調査は、伊那市の75歳以上の後期高齢者世帯2,200世帯を対象に行われ、6割の1,269世帯から回答を得ました。 買い物に不便を感じている人の割合は、28.1パーセントで、このうち80代以上は7割を超えました。 食料品の項目では、富県・長谷・竜北・高遠のおよそ3割の人が、不便を感じる、と答えています。 また、竜東地区では医薬品について4割以上の人が不便を感じると答えています。 富県や西町の城南団地などで移動販売を行う「伊那まちの再生やるじゃん会」代表の竹村裕さんは、この結果について「地域により違いがあるのは驚いた。今後の活動にいかしていきたい」と話していました。 社協では、様々な職種の人達に協力してもらい、買い物弱者支援の輪を広げていきたいと話します。 報告会には、買物弱者支援団体のメンバーや福祉関係者などおよそ60人が出席しました。
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全国初 ドローンの自動離着陸検証実験
全国初となる自動運転によるドローンの離着陸の検証実験が3日、伊那市長谷で行われました。 この日は、長谷の南アルプスむらから離陸したドローンが、およそ400メートル離れた高齢者専用住宅に向けて自動飛行しました。 ドローンが高齢者専用住宅の上空に到着すると、「ドローンポート」と呼ばれる着陸地点を目印に自動で降り始めます。 上空10メートルほどで、飛行に使っていたGPSの機能が画像認識システムに切り替わり、ドローンポートに設置されたマーカーの位置を認識して着陸します。 着陸すると、南アルプスむらから運ばれてきた雑穀アマランサスの箱が取り外され、高齢者に渡されました。 荷物を受け取った男性は「非常に画期的なこと。今後さらに発展して、家まで届けてくれるようなシステムができるのではないかと期待している」と話していました。 実験には、ドローンを活用した物流を進める国土交通省、研究・開発をしている東京大学とブルーイノベーション㈱、会場を提供した伊那市が参加しました。 これまで人が操縦するドローンによる実験は行われていましたが、今回は全国で初めてすべて自動で行われました。 東京大学の鈴木真二教授は「過疎地域では買い物弱者問題の解決が課題。今後実験を積み重ね、実用化できるようになればドローンを活用したサポートが可能になる」と話していました。 中山間地域で過疎化が進んでいることや、IoTの推進に力を入れていることなどから、国交省が伊那市に会場提供を打診し、今回の検証実験が実現しました。 伊那市の白鳥孝市長は「中山間地域の問題、過疎化の問題、そういった問題が集約されている地域でもある。画期的なシステムの活用が、問題の解決つながっていくと思う」と話していました。 国交省では、2年後の本格運用を目指して、今後も伊那市などで検証実験を行っていく考えです。 伊那市でも、実験に地元企業の参加を呼びかけ、実用化を目指していくとしています。
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南ア・ジオガイド スキルアップ研修会
南アルプスジオパークのガイドを対象にしたスキルアップ研修会が、2日、伊那市の創造館で開かれました。 研修会には、南アジオパークガイドのほか、高遠城址公園など市内で活動するガイド、市外からも合わせて19人が参加しました。 講師を務めたのは、軽井沢のエコツアーや自然保護管理を業務とする㈱ピッキオの楠部 真也さんです。 楠部さんは、自然ガイドによって、新規顧客の開拓や、売り上げを爆発的に伸ばすことは難しいが、リピーターを作ったり、滞在を長くすることはできると話しました。 また、ガイドによっては地域のイメージがマイナスになることもあるとして、自分の生きがいとしてしゃべりたいという人が客の気持ちを考えず、クレームにつながるケースがあると紹介しました。 南アルプスジオパークガイドは、ボランティアとして活動していましたが、平成26年度から、有料になりました。 半日から1日のガイドで3千円から6千円ほどの料金を受け取っていて、プロ意識を高めようと、楠部さんを講師に招きました。 南アルプスジオパークガイドは、平成23年度から養成が始まり、現在118人が認定されています。
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中尾歌舞伎 活動休止へ
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、当面の間、活動を休止すると2日発表しました。4月の定期公演も休演となります。 中尾歌舞伎は、昭和61年に、中尾地区の過疎化に歯止めをかけ、地域の活力を生み出そうと、地元の青年たちが復活させたものです。 春と秋に定期公演を行うなどの活動をしてきました。 今年で30年たちましたが、会員数の減少や後継者不足などにより、保存会の継続が困難な状況が発生したとして、当面の間、活動を休止することになりました。 中尾歌舞伎保存会では、「休止の期間は現在未定だが、休息をとった後には、保存会の体制を整え活動を再開させたい」としています。
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全国初 ドローンを活用した物流実験実施
伊那市は、全国で初めて小型無人飛行機ドローンを活用した物流の実験を、3月3日に伊那市長谷で行います。 これは、27日に開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。 実験は、国土交通省が進めるドローンを活用した買い物弱者対策「物流用ドローンポートシステテム」の検証として行われるものです。 ドローンポートシステムは、目視をしなくてもドローンの安全な離着陸や荷物の受け取りを可能にするものです。 長谷の道の駅南アルプスむらと高齢者住宅の2か所に設置された「ドローンポート」を、重さ250グラムの買い物袋を2つ付けたドローンが移動し、配達できるかを検証します。 ドローンポートを活用した実験は全国でも初めてだということです。 伊那市では「現在、人が配達している良さも生かしつつ、ドローンを活用した買い物弱者支援につなげていきたい」としています。 実験は、国交省のほかに、開発に携わっている東京大学、ブルーイノベーション㈱、伊那市の4団体で、来月3日に行う予定です。 また、この日の全員協議会ではこの他に、小沢の伊那西部保育園の休園を継続するとした報告や、高遠町の中村家住宅と馬島家住宅の整備を行い、地域振興の拠点として活用していくとした報告もありました。
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長谷保育園 地元産木材で工作に挑戦
伊那市が県の森林税を活用して行っている木育事業の一環で15日伊那市長谷の長谷保育園の園児が、地元産の木材を使い工作を楽しみました。 15日は、園児27人が地元産の木材を使って工作に挑戦しました。 使ったのは、栗や桜、杉などの端材や間伐ででた木の枝です。 子供たちは思い思いに、これらを組み合わせていました。 市内の木工職人7人が子供たちの要望を聞きながら木を切ったり、接着剤を付けるなど手伝いました。 中にはくぎ打ちに挑戦する園児もいました。 1時間程すると、園児が考えたおもちゃが完成しました。 伊那市では、木のぬくもりや香りを感じて木に親しみをもってもらおうと平成25年度から保育園で、地域材を使った工作を行っています。 来年度は保護者も一緒に工作を体験する企画を考えていきたいということです
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伊那市H29年度予算編成理事者査定
伊那市の平成29年度予算の市長査定が3日、報道機関向けに公開されました。 白鳥孝市長は、電力の地産地消を進めるための施策検討や予算編成を進めるよう指示しました。 この日は、伊那市役所で「予算編成理事者査定」が行われ、市長や部長級の職員が出席しました。「CO2削減関連予算について」の査定のみ公開されました。 農林部では、伊那市長谷の鹿嶺高原の森林整備や、ペレットストーブなど自然エネルギーを使った熱源の各家庭への普及を進めるための予算要求について説明しました。 これに対し白鳥市長は「できるだけ国の補助を活用して進められるよう、検討して欲しい」と話しました。 商工観光部では、みはらしの湯へのペレットボイラー導入について説明しました。 白鳥市長は「さくらの湯への導入でお湯が柔らかくなったという話もある。効果などを検証して、みはらしの湯にも活かせるようにしてほしい」と話しました。 各部の報告後、白鳥市長は「今後、一般家庭の電力のうち25%を地元産に変えること、公共施設や一般家庭でのLED電球への変換を推進すること、両面からCO2削減を進めていけるよう、調整を進めて欲しい」と指示していました。
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「寒ざらしそば」 川の冷水から引き上げ
先月20日の「大寒」に、川の冷水に浸した「寒ざらしそば」が、3日に引き上げられました。 この日は、高遠そば組合のメンバー4人が、伊那市長谷の粟沢川からそばの実を引き上げました。 そばの実は、先月20日の「大寒」からおよそ2週間、水温0度ほどの粟沢川に浸けられました。 「寒ざらし」をすることで、そばの甘味が増したり、食感がよくなったりすることから、組合では毎年この時期に行っています。 引き上げられたそばの実は、2週間ほど干されます。 昼と夜の寒暖の差を利用してて乾燥させ、さらに味を良くしていきます。 メンバーは、まんべんなく乾くように、板や手でそばの実を広げていました。 伊藤亨組合長は「7月に提供するときに、おいしいと言ってもらえるそばになっていたらうれしい」と話していました。 今月中旬頃まで乾燥させた後、袋に詰めて4か月ほど寝かせ、7月に製粉して高遠町内のそば店4店舗で提供されることになっています。
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伊那市男(ひと)と女(ひと)ネット 古布回収し寄付
伊那市男と女ネットワーク協議会では、ボランティア活動の一環として、会員などから集めた古布を、2日、伊那市社会福祉協議会に寄付しました。 この日は、ネットワークを構成する7団体の代表などが集まり、未使用と使用済みの布を分けたり、サイズをそろえてひもで結ぶなどの作業を行いました。 古布の寄付は11年前から毎年行われています。 各団体が会員に声をかけ、タオルやシーツなど木綿の布およそ150キロが集められました。 今年は初めて、市内の温泉施設からも使用済みタオルの提供を受けました。 古布は、市社協が運営する高齢者福祉施設に届けられ、介護に役立てられています。 伊那市社会福祉協議会では、「大変助かっていると現場から聞いている。大事に使わせていただきたい」と話していました。
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長谷中羽場君 木工で全国2位
伊那市長谷中学校の2年生羽場圭汰君が、21日.22日に東京で開かれた木工チャレンジコンテスト全国大会で、2位となる厚生労働大臣賞を受賞しました。 大会は東京都の江東区で開かれました。 地区大会、県大会、そして全国大会の1次審査を通過した16人が出場しました。 木工チャレンジコンテストでは、「机の周りのものを整理するもの」というテーマを与えられ、制限時間4時間で作品を作り上げます。 板選びから始まり、自分で作った設計に沿って、板を切り、カンナがけなどをして、完成品を仕上げます。 提供される板は、幅20センチですが、羽場君が作ったラックは30センチの幅が必要で、板を接着させて、必要な幅を作り出しました。 この技術を使ったのは出場者の中で羽場君だけだったということです。 時間内に完成させると、作品の見どころをプレゼンテーションします。 審査の結果、羽場君の作品は、全国2位にあたる厚生労働大臣賞を受賞しました。 なお、木工チャレンジコンテストの全国大会での入賞は、伊那市内で初めてとなります。
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長谷でヘルシー米栽培 海外消費者に販売
国産米の輸出を手掛ける札幌市のWakka Japanは、海外のヘルシー志向の消費者向けに販売する自社生産米を、伊那市長谷で栽培します。 23日には、伊那ケーブルテレビで2月放送の番組収録があり、Wakka Japanの出口友洋社長が取り組み内容について話をしました。 信州大学教育学部卒業の出口さんは、平成25年に国産米の海外輸出を手掛けるWakka Japanを立ち上げました。 低温管理した玄米をアジア諸国やハワイに輸出し、現地で精米してレストランや個人宅に届けています。 出口さんは、これまでの経験から「現地の日本人や外国人は、食の安全や健康面などを重視する傾向にある」と考えるようになり、自然栽培に特化した自社生産米の販売に初めて取り組むことにしました。 去年2月に信大の関係者から長谷を紹介され、安全な米を育てられる環境に興味を持ったといいます。 出口さんは「長谷では、通常の3倍の胚芽部分を持つ玄米専用の巨大胚芽米“カミアカリ”を栽培していく」と話していました。 今後は、ハワイでテストマーケティングし、ゆくゆくはアメリカ全土での販売を目指します。 出口さんが出演する月刊ワイドニュース2月号は、2月4日からご覧のチャンネルで放送します。
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「大寒」 そばの実を川に浸け“寒ざらし”
1月20日は二十四節気のひとつ「大寒」です。1年で最も寒さが厳しくなる頃とされています。 伊那市の高遠そば組合は20日、そばの実を川に浸す「寒ざらし」を行いました。 この日は組合員5人が、伊那市長谷入野谷にある粟沢川(あわざわがわ)にそばの実を浸しました。 この日の伊那地域は、最低気温が-5度まで下がりました。 組合員は、周りに氷が張った冷たい川の中に入り、そばの実が入った袋を紐でしばって固定していました。 「寒ざらし」はその昔、秋に収穫したそばの風味や品質を保つために行われたものです。 冷え込みの厳しい大寒に川に入れて、立春に引き上げ、天日干しをしてから保管します。 組合では5年前に試験的に行ったところ、そばの甘味が増し食感が良くなったことから、毎年大寒の日に行うようになりました。 伊藤亨組合長は「今年の大寒は例年になく寒い。いいものができそう」と話していました。 今回寒ざらししたそばは、7月に製粉し、高遠町内のそば店で150食限定で販売されるということです
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南アルプスむら長谷の駐車場拡充へ
19日に開かれた伊那市議会臨時議会で、長谷の南アルプスむら長谷の駐車場拡充の測量設計費280万円が提案されました。 現在の駐車場の北側の土地を伊那市が買い取り拡充するもので、普通車50台、大型車10台程度のスペースを新たに整備するものです。 現在は、普通車60台、大型車1台しか止まれず、国道152号との合流が危険との声が上がっているということです。 今年度当初予算で可決された土地取得などを含む事業費は4,500万円となっています。 議員からは、「駐車場が拡充されても、人気のパン屋やレストランで対応ができるのか、市税の使い道として疑問」といった反対意見や、「合併前からの地域住民の要望がある事業だ。ぜひ実現してほしい」という賛成意見が出されました。 採決の結果、賛成16反対4の賛成多数で、駐車場の整備を含む補正予算案は可決されました。
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長谷地区 成人式
1日から3日にかけて、各地で正月成人式が行われました。 1日は、伊那市長谷地区の成人式が、長谷公民館で行われました。 今年成人を迎えたのは、男性13人、女性8人のあわせて21人で、この日は20人が参加しました。 主催した長谷公民の西村公一館長は、「現役時代から長谷に住み、人生設計をしていくこともぜひ考えてください」と話していました。 新成人を代表して中島秀真さんは、「これから多くの困難があると思いますが、負けないよう努力していきます」と決意を述べました。 式では、新成人が、小学校卒業時に長谷小学校の庭に埋めたタイムカプセルが開封されました。 タイムカプセルには当時の写真や、未来の自分にあてた手紙などが入れられていて、新成人たちは昔を懐かしんでいる様子でした。
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羽場君木工製作で全国大会へ
伊那市の長谷中学校の2年生羽場圭汰君は、ものづくり技術を競う全国大会「木工チャレンジコンテスト」に出場します。 羽場君は、10月の県大会で最優秀賞となり、ビデオ審査を経て、全国大会への出場を決めました。 大会は、技術・家庭科で学習した成果を発揮する場として開かれています。 大会はアイデア部門と製作部門があり羽場君は製作部門に出場します。 製作部門には全国から16人が出場し、甲信越では羽場君一人だけです。 羽場君は、小学1年生の夏休みで祖父と一緒に本棚を作ったことがきっかけで物づくりに興味をもったということです。 大会は、4時間以内にヒノキの板2枚を使って木工作品を作ります。 テーマは、机の周りを整理整頓する物です。 県大会も同じテーマで、本や小物を収納するラックを作りました。 今回、全国大会に向け、縦、横に置いても収納できるラックを考えました。 毎日、朝と放課後にカンナ掛けなどを素早く正確に出来るよう練習を重ねています。 長谷中学校では27日、2学期の終業式が行われ、その中で羽場君が全国大会への決意を話しました。 全国大会は来年1月に東京で開かれることになっています。
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長谷中学校 地域住民と野沢菜漬けを体験
伊那市の長谷中学校の生徒は7日、地域住民を講師に招いて野沢菜の漬物作りを体験しました。 1年生17人が地域の農家から漬け方を教わりました。 長谷中学校では9月に野沢菜の種を撒き、11月に収穫をしました。 自分たちで育てた野沢菜で漬物を作る予定でしたが、長雨の影響で虫がつき全滅してしまったため近くに住む人からわけてもらったものを使って漬物を作る事にしました。 2センチほどに切ってつけると味が浸み込むのが早く3日ほどで食べられるという事です。 酢や醤油、砂糖を入れ均等になるようによく混ぜます。 最後に40キロほどの漬物石を置いて寝かせます。 長谷中学校では、毎月1回、地域住民を招いて交流する「長谷の縁側」を行っていて、この日もその一環で漬物作りの体験が行われました。 1月は漬けた野沢菜を使っておやきを作り味わう予定です。
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ニシザワ読書感想文表彰式
株式会社ニシザワが毎年小中学生を対象に募集している読書感想文の表彰式が11日伊那市創造館で行われました。 今年は、小学生から498点、中学生から884点、合わせて1,382点の応募がありました。 小学生低学年の部では、伊那東小3年の村上創くん、高学年の部では、西春近南小6年の春日美礼さんの作品が最優秀賞に選ばれました。 中学生の部では、春富中2年の竹松和徳くんの作品が最優秀賞に選ばれました。 表彰式では、優秀賞に選ばれた小学生と中学生にも賞状と図書カードが手渡されました。 荒木康雄社長は、「本を読んで心の幅を広げ、生きるはげみにしてほしい」とあいさつ。 松田泰俊伊那市教育委員長は、「読書は心を映す鏡。皆さんの感想文からもたくさんのことを教えられた」と講評しました。 読書感想文は、13日の長野日報に掲載されます。
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い~な雑穀フェスタで料理教室
様々なレシピを知ってもらう事で雑穀の普及につなげようと、伊那市長谷で10日「い~な雑穀フェスタ・料理教室」が開かれました。 アマランサスを良く熱したフライパンでポップさせます。タルトの上に温野菜をのせて食べる「ベジデコケーキ」のトッピングになります。 料理教室は、伊那地域アマランサス研究会や伊那市などでつくる、い~な雑穀ネットワークが、毎年この時期に行っている「雑穀フェスタ」の一環で開かれました。 この日は市内を中心に32人が参加し、雑穀クリエーターの梶川愛さんのレシピを学びました。教室では、アマランサスをトッピングするベジデコケーキのほかに、もちきびともちあわ入りの冬野菜スープ、粉状にしたしこくびえと米粉でつくるガレットの3品を作りました。 梶川さんは、炒めたり、茹でたり、粉状にするなどして食感に変化がつくようレシピを工夫したという事です。 い~な雑穀ネットワークでは、栄養価の高い雑穀のより良い取り入れ方を知ってもらい普及に繋げていきたいとしています。
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高遠在来種そば復活で試食会
昭和20年代まで高遠で栽培されていた在来種のそばの復活にとり組んだ住民グループは、昨夜、伊那市内で収穫した蕎麦の試食を行いました。 茹であがった蕎麦が試食会の会場へと運ばれます。 提供されたのは、伊那市長谷で栽培された在来種のそばです。 在来種の風味を楽しんでもらおうと、粗びきの10割蕎麦で出されました。 在来種は、昭和20年代頃までは、高遠から長谷にかけて栽培されていました。 しかし、粒が大きく収量の多い品種がでると、栽培する人はいなくなりました。 市内のそば店や住民有志で作る伊那そば振興会は、今年、在来種の復活を目指し、伊那市長谷浦で栽培しました。 初年度の今年は、およそ18キロ収穫することができ、そのうちの一部を昨夜試食しました。 試食会の会場となったそば店「壱刻」では、店主の山根健司さんが2時間前から打ち始めました。 栽培にも携わった山根さん、蕎麦を打つ手にも力が入ります。 伊那そば振興会の飯島進会長も、山根さんが打つ蕎麦をじっと見守ります。 午後6時、会場にはメンバーや市の関係者など20人余りが集まりました。 昨夜は、山根さんと、伊那市高遠町のそば店「ますや」の守屋豊さんのそば、合わせて4種類が提供されました。 守屋さんと、山根さんが打った在来種のそばがゆで上げられ、復活の味を楽しみました。 振興会では、来年度、耕作地を確保しながら、今年の20倍となる、2キロの種を蒔く計画です。
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高遠長谷地区の医療体制 厳しく
伊那市医療政策審議会が、16日夜開かれ、高遠長谷の東部地区の医療体制の厳しい現状が確認されました。 この日は、伊那市医療政策審議会が開かれ、医療関係者など15人が委員に委嘱されました。 市内には、西箕輪・新山・長藤・美和の4つの国保診療所があります。 美和診療所には、担当医師が1人いますが、そのほか3つの診療所は、長藤診療所の医師が、長藤で3日、西箕輪で2日、新山で半日を担当しています。 西箕輪には厚生連病院を誘致する方針が示されていますが、長藤診療所の医師が60歳を超えていることもあり、東部地区の医療体制を心配する声が多く上がりました。 委員からは、「医療がないと地域が廃れてしまう。」「高遠長谷の10年・20年後の医療体制が非常に心配だ」「中山間地域に医師を迎える施策を進めてほしい」といった声が上がっていました。 審議会では、今後、東部地区の医療体制が厳しい状況になるとして検討課題とすることが確認されました。 伊那市では、医療関係者を集めて、東部地区について意見交換する機会を近々設けたいとしています。
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南アルプス林道バス 今季営業終了
伊那市営南アルプス林道バスの今シーズンの営業が15日で終了しました。 今シーズンの利用者は、去年よりおよそ1割減少の49,387人でした。 午後4時45分に最終便が営業所に到着し、林道バスの今シーズンの営業が終了しました。 4月25日から今月15日まで205日間営業しそのうち1.5日は台風の影響で運休しました。 利用人数は、去年より、4,370人少ない49,387人でした。 減少した理由について、南アルプス林道バス営業所では「9月に雨の日が続いた事で客足が遠のき、9月の利用者が6200人あまりと、前の年と比べ半分だった事が影響した」としています。 それ以外の月では、山の日の制定もあり、概ね昨シーズン並みの利用でした。 長谷総合支所の田中博文(ひろふみ)総合支所長は「北沢峠までの運行日の前倒しや、便数を増やすなど、山梨県側と共に利用者増加策を研究していきたい」と話していました。 南アルプス林道バスは、今年も無事故で運行を終え、開業以来35年間、無事故を守っています
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まちの縁側サミット
ゆるやかなつながりを感じられる縁側のような場所を地域に広めるとりくみ「まちの縁側」について理解を深めるサミットが、伊那市長谷で開かれました。 まちの縁側を提言している愛知県のNPO法人まちの縁側育くみ隊代表理事の延藤安弘さんの講演でサミットがスタートしました。 全国各地の縁側の先進地を、スライドを使って紹介し、「遊び心のある縁側でまちを育てよう」とまとめました。 昼食時間は、つながりメシと題して、バイキング方式で食事をとりました。 料理を通した縁側活動をしている人やボランティアが、郷土料理などを振舞いました。 参加者は、交流を深めながら昼食を楽しんでいました。 午後は、本や音楽、花から広がる縁側など、テーマ別の分科会が開かれました。 このうち、「花から広がる縁側」をテーマにしたグループでは「花は人をつなぐきっかけになる」「種を交換できる場でもあり、子どもが行っても安全な場所だ」と言った意見が出されていました。 最後は、グループごとまとめたことを発表していました。 このサミットは伊那市社会福祉協議会が開いています。 小人数が集う縁側のような居場所を社協が認定する「まちの縁側」は徐々に広がっていて、認定が始まった昨年度からの縁側は現在26か所となっています。
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美和ダムの堆砂施設を視察
伊那市長谷の美和ダムに建設中の堆砂施設の運用計画を検討する美和ダム再開発湖内堆砂対策施設モニタリング委員会は環境への影響を抑えるための方策について考えるため14日ダムを視察しました。 委員会は京都大学防災研究所の角哲也教授など6人で構成されています。 14日は美和ダムに建設中の堆砂施設の運用計画などを検討するため三峰川総合開発工事事務所の案内で現地を視察しました。 美和ダム再開発湖内堆砂対策施設はダムの底の土砂を集め、ためておく役割を果たします。 ためた土砂はすでに完成している土砂バイパスでダムの外に流す計画です。 現在ダムにたまっている土砂は計画の範囲内に収まっていて堆砂施設は貯水池としての機能強化を図るためのものです。 委員会では堆砂施設運用による環境への影響などについて検討しその影響を抑えるための方策について考えていくことにしています。