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南ア林道バス 運行開始
伊那市営南アルプス林道バスの運行が25日から始まり、春山シーズンが開幕しました。
25日は、標高1680mの歌宿までが開通しました。
去年は新型コロナ感染拡大を受けて全面運休となり2シーズンぶりの運行となります。
伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所では、テープカットで運行を祝いました。
午前10時5分のバスには、埼玉から訪れた登山客らが乗車しました。
25日は、伊那市地域おこし協力隊が登山グッズを無料で配布しました。
今シーズンは、車内を換気し、バスの定員28人に対しておおむね20人を目安として運行します。
期間は11月15日までの予定で当面の間は戸台口から歌宿間を運行します。
歌宿から北沢峠の間は、去年7月の大雨の影響で通行できない状態で、6月15日以降復旧でき次第開通するということです。
林道沿いでは、これからシナノコザクラやホテイランなどの高山植物が楽しめます。
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長谷道の駅 不正会計 損害賠償を求める
「道の駅南アルプスむら長谷管理組合」で不正会計があり、今月中に被害金額全額の弁償を求めることが、5日に伊那市全員協議会で報告されました。
伊那市の顧問弁護士長谷川洋二弁護士が経緯について説明しました。
道の駅は、「伊那市観光株式会社」「一般社団法人伊那市観光協会」「株式会社農業法人ファームはせ」の3社でつくる管理組合が、伊那市から委託を受けて運営しています。
令和元年6月頃、組合員の関係者がおよそ1,500万円の会計上の問題を指摘し、発覚したものです。
調査した結果不正会計は、「道の駅に設置した自動販売機の売上金を組合に計上しなかった」「組合に設置したものではないエアコンの費用を請求した」など9項目です。
長谷川弁護士は、「刑事訴訟では時効となっているものが多いため、民事上の損害賠償金として総額812万円余りの弁償を組合が不正をした個人に対し求めることが適当だとしました。
今後については、「全額弁償した場合には刑事告訴は行わない」とする内容で示談書を締結し、4月中旬を目途に解決したいとしています。
不正会計をしたとされる当事者は「組合に迷惑をかけたことは誠に申し訳ない」と話し、全額を弁償する考えを示しているということです。 -
伊那で東京五輪聖火リレー
東京オリンピックの聖火リレーが2日伊那市で行われ、13人のランナーがトーチを手に中心市街地を走りました。
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美和ダム ストックヤード現地見学会
伊那市長谷の美和ダムに建設が進められていた湖底の泥や砂を取り除くための「ストックヤード」が完成し、現地で見学会が開かれました。
見学会は、20日と22日の2日間の日程で開かれました。
ストックヤードは、長さ220m、幅40.5mで、平成27年度から建設が進められていました。
集積容量はおよそ3万立方メートルで、平常時に湖底に溜まった泥や砂を高さ4mの位置まで堆積させ、大雨時に水の勢いを利用して土砂バイパストンネルに流します。
国内では初めての施設で、総事業費はおよそ50億円となっています。
美和ダムの上流は、地質がもろく土砂が溜まりやすいということで、今後もダムの機能を維持していくために建設されました。
3月29日から土砂を溜め始め、3年かけてモニタリング調査を行う計画です。 -
長谷小学校で卒業式
卒業式シーズンを迎えています。
上伊那のトップを切って伊那市の小中学校2校で16日卒業式が行われ、卒業生が慣れ親しんだ学び舎を後にしました。
このうち伊那市長谷の長谷小学校では男子4人、女子7人の合わせて11人が卒業を迎えました。
塩澤秀彦校長から卒業生一人ひとりに卒業証書が渡されました。
長谷小学校では新型コロナ対策として全員がマスクを着用したほか、招待する来賓を40人ほど減らしました。
塩澤校長は式辞で「これからも様々なことに本気で取り組み、自分たちらしく生きていってください」と話していました。
式では、6年生が「旅立ちの日に」を歌いました。
式が終わると、校庭で全校児童が卒業生を見送りました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の小中学校の卒業式のピークはあすで、12校が予定されています。
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建替えの総合支所について市が方針
伊那市議会全員協議会が26日、市役所で開かれ建て替えが計画されている高遠町総合支所は高遠町文化センター敷地内に長谷総合支所は現地建替えとする方針が示されました。
高遠町総合支所は防災上のリスクが低いことや新たに用地を取得する必要がないことなどから高遠町文化センター敷地内とする方針です。
高遠町総合支所は1966年に建てられた旧高遠町役場を庁舎としていましたが老朽化などの課題がありました。
新しい庁舎は令和6年度の完成を目指すとしています。
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中尾歌舞伎保存会 地域文化功労者表彰を市長に報告
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、永年にわたり農村歌舞伎の保存と継承に尽力し、地域文化の振興に貢献しているとして、文化庁が行う今年度の「地域文化功労者表彰」に選ばれました。
県内で表彰された団体は唯一です。
18日は、中尾歌舞伎保存会の西村篝会長と、後援会の中山晶計副会長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
保存会は、伊那市無形民俗文化財に指定されている中尾歌舞伎を後世に残していこうと、春と秋に定期公演を行うなどの活動を続けています。
中尾歌舞伎は、江戸時代に旅芸人が中尾地区にある神社で演じたのが始まりとされていて、戦前までは地区の有志で演じられてきたということです。
その後、太平洋戦争がきっかけで途切れていたということですが、昭和61年に当時の有志らで復活させ、平成元年には保存会が設立されました。
以来、会員の減少や後継者不足などにより活動を休止していた時期もありましたが、現在は再開しています。
保存会の活動を応援しようと、2018年には後援会も設立されました。
白鳥市長は「受賞を励みに、長谷に伝わる芸能文化として今後も継続していってもらいたい」と話していました。
「地域文化功労者表彰」は永年にわたり地域の文化振興に功績のあった個人や団体に対して文化庁が表彰するもので、今年度は全国で74の個人と17の団体が選ばれました。
なお、今年4月に予定されていた中尾歌舞伎春季定期公演は新型コロナウイルスの影響で延期となっています。 -
川に浸した寒ざらしそばの実 引き上げ
高遠そば組合は伊那市長谷の粟沢川に浸していた寒ざらしそばの実の引き上げ作業を4日行いました。
袋に入れたそばの実は先月5日に川に浸されたもので組合員10人ほどが引き上げ作業を行いました。
寒ざらしそばは高遠藩が将軍家に献上していたとされていて、冷たい川に浸すことで甘みが増すといわれています。
引き上げたそばの実は高遠町にある高遠そば加工施設に運ばれました。
濡れたそばの実を乾燥させるため木の板の上に広げます。
そばの実は組合員が毎日交代で天地返しを行い、均一に乾燥させるということです。
寒ざらしそばは税込み1,200円で7月中旬から高遠そば組合に加盟している壱刻、ますや、紅葉軒、華留運、紅さくら、きし野、梅庵の7店舗で提供されるということです。
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長谷中 地域住民とリモート百人一首
伊那市の長谷中学校の生徒は、29日テレビ会議システムを使って地域の人たちと百人一首を楽しみました。
リモート百人一首大会は、長谷中学校と長谷地区のカフェや商店をテレビ会議システムで結び開かれ、生徒35人と地域住民20人が参加しました。
長谷中学校では、年間を通して地域の人たちと農作業などを行う交流体験会を毎月開いています。
冬で農作業が行えない事や新型コロナウイルスの感染防止対策としてオンラインでの百人一首大会を開く事にしました。
代表の生徒が上の句を読み上げると、生徒たちは学年ごとに別れた机で、オンラインで参加した地域の人たちはそれぞれの会場で札を取り合っていました。
大会は20分ほどで終え、学年やそれぞれの会場で一番多く札を取った人に記念の盾が贈られました。
来月は、学校の体育館で交流会を開く予定だという事です。
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旧長谷村長 宮下市蔵さん死去
旧長谷村で村長を務めた宮下市蔵さんが26日に伊那市内の病院で亡くなりました。88歳でした。
宮下さんは、1995年に旧長谷村の村長選で初当選。
2006年3月に市町村合併するまでの3期10年11か月務め、最後の村長となりました。
宮下さんの葬儀は、30日正午から、伊那市高遠町のグレース虹のホール高遠で執り行われます。
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伊那市長谷で火事 けが人なし
18日、午後4時35分ごろ、伊那市長谷非持で火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市長谷非持の村上鉄工の作業場です。
火は約30分後の午後5時10分に消し止められましたが、作業場にあった発電機1台を焼きました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那署では、発電機から出火したものとみて、原因について調べを進めています。 -
小寒 そばの実を川に浸す
5日は、二十四節気の一つ、「小寒」です。
これからさらに寒さが厳しくなり始めるころとされています。
伊那市の高遠そば組合は、そばの実を川に浸す「寒ざらし」を行いました。
この日は組合員8人が、伊那市長谷の粟沢川にそばの実を浸しました。
今年はおよそ160キロ、1,000食分を用意しました。
寒ざらしそばは、江戸時代高遠藩が将軍に献上していたとされています。
例年は、大寒の1月中旬から15日間行いますが、江戸時代の古文書「本朝食鑑」の中で寒ざらしそばについての記述があり、それに基づいて小寒の5日から立春までの1か月間、川に浸すということです。
寒ざらしそば発祥の地として古文書通りに行おうと、今年から始めました。
組合によりますと、そばの実を冷たい水に浸すとアクが抜け、甘みが増すということです。
この日の粟沢川周辺の気温は氷点下2度、水温は3度でした。
そばは立春の2月4日に引き上げる予定で、その後乾燥させます。
組合に加盟する伊那市のそば店7店舗で、7月22日から期間限定で提供される予定です。 -
HASE Xmas 動画でPR
伊那市地域おこし協力隊の田中聡子さんらは、伊那市長谷の南アルプスむら長谷のクリスマスツリーの点灯に合わせ、長谷をPRする動画「HASE Xmas」を制作しました。
こちらが制作された動画です。
長谷地域の住民が出演しクリスマスソングを歌います。
この動画は、伊那市地域おこし協力隊の田中聡子さんと宮川沙加さんらが企画したものです。
田中さんは、2018年から南アルプスむら長谷のモミの木を使いクリスマスイベントを行っていましたが、今年は新型コロナの影響で開催できないことから動画を制作することにしました。
動画は5分で、歌唱の場面の他に、長谷の各地区のイメージ映像もあります。
動画は動画配信サイトYouTubeで公開されるほか、伊那ケーブルテレビでも放送します。
24日午前9時10分~121チャンネルで、24日から26日まで122チャンネルで放送します。
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長谷中伝統の太鼓 3年生から2年生へ
伊那市の長谷中学校で長谷中伝統の太鼓の引継ぎ会が16日に開かれました。
長谷中の「南アルプス太鼓」は昭和61年に地域に根差した教育を取り入れようと発足し34年になります。
毎年3年生が伝統を引き継いでいて、様々な行事で演奏を披露しています。
引き継ぎ会では最初に3年生が演奏を披露し、その後2年生とペアを組んで打ち方を教えました。
3年生は「一つ一つの音より、全体の流れを大切に演奏してほしい」「強弱をつけて打つと良い」などとアドバイスしていました。
2年生の南アルプス太鼓は、来年3月の3年生を送る会で初演奏を披露します。
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仙流荘一帯を整備
伊那市の白鳥孝市長は、休業している長谷の宿泊施設仙流荘一帯を南アルプスの長野県側の玄関口として整備していく方針を示しました。
これは10日開かれた伊那市議会12月定例会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は、仙流荘と林道バスの発着所一帯を南アルプスの入口として整備していく考えを示しました。
白鳥市長は、「仙流荘は冬季の集客が見込めない。山岳シーズンと連動した営業が望ましい」と話しました。
伊那市観光㈱が経営する仙流荘は、新型コロナの影響で4月から休業しています。
現在、仙流荘の南側にある黒川では、国が河川整備を行っています。
白鳥市長は、2年後を目途に駐車場やキャンプができる施設などを仙流荘前付近に整備したいとしています。
仙流荘は、来シーズンの林道バスの運行や山小屋の営業に合わせて再開する見通しです。
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園児が山の音楽会楽しむ
豊かな自然を活用した保育に取り組む伊那市長谷の長谷保育園の園児は27日園近くの山林で音楽会を楽しみました。
音楽会は県が認定する信州やまほいく認定園の長谷保育園と上伊那地域振興局林務課が開いたものです。
長谷保育園が活動している山林内に園児およそ40人が集まり林務課職員の演奏に合わせて歌を歌いました。
この場所は園児と林務課の職員が共同で音楽会が開けるように整備したものです。
園児らは木の枝などを楽器代わりにして演奏を楽しんでいました。
長谷保育園では「自然の中で遊ぶことで、のびのびと育ってもらいたい。」と話していました。
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長谷中3年生 市野瀬ダイコン復活目指し収穫
伊那市長谷の長谷中学校3年生は、50年以上前に市野瀬地区で育てられていたという「市野瀬ダイコン」の復活に取り組んでいます。
今日は初めての収穫作業が行われました。
12日は、市野瀬地区の上段にある2アールほどの畑で、3年生15人が収穫作業をしました。
市野瀬ダイコンは、50年ほど前まで育てられていたというダイコンです。
種は一般的なものですが、畑の土が良いためキメが細かいものができるということです。
この土地の所有者の宮下勇さんも、十代のころまで母親とダイコンを育てていたということです。
中学生にできる地域おこしをテーマに活動している3年生は、「市野瀬ダイコン」の歴史を知り宮下さんの協力を得て復活に取り組んできました。
耕作放棄地となっていたこの場所を、夏休み中に2日間かけて耕し種を蒔きました。
生徒らは、途中で折れないよう慎重に引き抜いていました。
収穫した大根は、15日に煮物やサラダにして地域の人に振る舞うことにしています。 -
懐かしい写真巡回展「まちなかミュージアム」
伊那市内各地の公民館や小中学校に昔の写真を展示する写真巡回展「まちなかミュージアム」が1日から始まりました。
「まちなかミュージアム」は高遠町歴史博物館が企画する写真巡回展で昨年度に続き2回目となります。
市内26か所の公民館や小中学校に、それぞれ2点の写真パネルを月替わりで展示するというものです。
そのうち、ほかの施設とは異なり、地域の貴重な写真が多く残っている長谷地区では、公民館で同じ写真30点ほどを、1か月展示します。
展示されているのは、昭和30年代の長谷の美和ダムの建設に関わる写真です。
ダムに水没して今はない溝口や黒河内の田園風景、前の神田橋やダム建設の様子をとらえた写真が並びます。
高遠町歴史博物館では、昭和中ごろまでの伊那地域の風景や、家族、戦時中の記録などを集め、デジタル化を進めていて、広く提供を呼びかけています。
まちなかミュージアムは、来年3月まで開かれています。
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長谷総合支所 新庁舎「現庁舎周辺」を要望
伊那市長谷の総合支所新庁舎建設について検討してきた長谷地域協議会は、庁舎の建設場所について「現庁舎の周辺とする」ことなどを28日、白鳥孝伊那市長に要望しました。
28日は、協議会の黒河内修会長が市役所を訪れ、白鳥市長に要望書を手渡しました。
建設場所として要望したのは、現在の庁舎がある場所と向かいの駐車場です。
駐車場に新庁舎を建設し、さらに隣にある前のケーブルテレビの施設を改修して、会議室など新庁舎を補完する施設とすることを求めました。
また、公民館機能を持たせることを要望しています。
現在の庁舎については、「取り壊して、駐車場として利用することが望ましい」と話していました。
現在の庁舎は、長谷村役場として昭和34年に建てられました。
建設から60年が経過し老朽化が進んでいることから、協議会の中に「第一小委員会」を設置し、今年6月から検討してきました。
白鳥市長は、「地元の木を使うなど長谷らしいデザインにしていきたいと考えている。前向きに検討したい。」と話していました。
市では、今後建設計画を策定し進めていきたいとしています。
28日はこの他に、公共交通のあり方についても要望しました。
協議会では、「現在伊那市が進めているドアツードア乗合タクシー【ぐるっとタクシー】が普及した場合、循環バスの廃止が予想される。対象者や運行時間などの利用条件の緩和と、通学や通勤者、観光客への対応を検討してほしい」と求めました。
白鳥市長は、「ぐるっとタクシーが公共交通の位置づけとなるよう取り組んでいきたい」と話していました。 -
長谷中 花火大会25日
上伊那の多くの中学校であすから文化祭が開かれます。
各中学校ではコロナ禍で、今出来る様々なイベントを生徒たちが計画しています。
このうち伊那市長谷の長谷中学校の文化祭くろゆり祭は25日、26日の2日間行われ、24日は準備が行われていました。
今年は、地域の人たちを元気づけようと花火大会を企画しました。
コロナの影響で、学校行事などが縮小される中、地域の人たちと楽しめる企画ができないか考え花火を打ち上げることにしました。
長谷中学校では、総合学習の一環で地域おこしについて学習しています。
自分たちが育てた唐辛子で作ったラー油を販売したり、耕作放棄地を活用して畑を作るなどの活動をしています。
当初は、ラー油の売り上げで花火を打ち上げる計画でしたが目標金額の30万円に届かず、長谷地域の個人や企業などに生徒が出向いて協力を呼びかけました。
30万円を超える多くの協賛金が集まりました。
花火大会は、25日の午後6時から長谷中学校のグラウンド周辺の5か所で打ち上げられます。
64番組が計画されていて、最後は仕掛け花火も予定されています。
伊那ケーブルテレビでは、花火大会の模様を午後5時55分から122chで生放送します。
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南海トラフ地震想定した防災訓練
国土交通省天竜川ダム統合管理事務所は、南海トラフ巨大地震の発生を想定した防災訓練を18日、行いました。
このうち、伊那市長谷の神田橋では、ドローンを使い美和ダム周辺の被害状況の調査訓練を行いました。
美和ダムでのドローンによる訓練は、今回初となりました。
ドローンでの調査は、橋などの建造物の倒壊や、のり面の崩壊など、現地に赴くことが困難な場合の活用が想定されます。
防災訓練は、天竜川ダム統合管理事務所が毎年開いているものです。
今後は、この日の訓練の結果を踏まえ、より効率的なドローンの活用法を検討していくということです。
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入野谷在来そば 播種
入野谷在来そばの復活に取り組んでいる入野谷在来種復活夢プロジェクトは、伊那市長谷浦の圃場でそばの播種作業をきょう行いました。
7月22日は農家や市内のそば店などで作るプロジェクトメンバー合わせて13人が入野谷在来種のそばの種を蒔きました。
この圃場は原種を守る目的で栽培をしています。
上物とされる大きさ4ミリほどの種を選び、きょうはおよそ1キロ程を蒔きました。
復活に向けた取り組みは今年で5年目となります。
今年は、長谷の中尾や黒河内にも拡大し、面積も去年の3倍となる3ヘクタールで栽培を行う予定です。
入野谷在来種復活夢プロジェクトによりますと、そばは10月に収穫を予定していて、今年は合わせて700キロの収量を見込んでいるという事です。
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長寿祝い白鳥市長が訪問
今年度100歳となる高齢者の長寿を祝う伊那市の長寿者訪問が5日から始まりました。
5日は、白鳥孝伊那市長が伊那市長谷の北原秀雄さん宅を訪れ祝い状や肖像画を贈りました。
北原さんは、大正9年10月18日生まれの99歳で来月100歳を迎えます。
現在は長男夫婦と3人暮らしをしています。
北原さんは戦時中の昭和20年1月に石川県金沢の部隊に入隊しました。
終戦後は、農業で生計を立ててきたということです。
3年ほど前までは、庭の草取りや花の手入れをしていたということですが現在は、週に1度デイサービスに通うことが楽しみの一つだということです。
白鳥市長は「ずっとお元気でいてください」と激励していました。
伊那市で今年度中に100歳以上になるのは男性13人、女性70人の合わせて83人で、最高齢は男性・女性ともに104歳となっています。
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地域住民招き「長谷の縁日」
中学生が菓子やゲームなどの模擬店を出店し地域住民と交流する「長谷の縁日」が22日、伊那市長谷の長谷中学校で開かれました。
この日は、全校生徒35人が菓子の販売や輪投げゲームなど5つの模擬店を出店し、訪れた人をもてなしました。
「長谷の縁日」は、農作業などで地域住民と交流する「長谷の縁側」の特別版として年に1度開催していて、今年で4年目です。
今年は、新型コロナウイルスの影響で1か月遅れての開催となりました。
この日は、地域住民らおよそ200人が訪れ、「長谷の縁日」を楽しみました。 -
ファームはせ「仕送り便」発送
伊那市長谷の農業法人ファームはせは、新型コロナでお盆に帰省できない人に送ってもらおうと地元の特産物を詰めた「仕送り便」の販売を始めました。
こちらが、仕送り便の「長谷ボックス」です。
長谷産の米や、漬物、地元農家が育てた野菜などが入っています。
長谷中学校の生徒が作ったラー油「長谷の太陽」も入っています。
値段は送料込みで5,000円です。
こちらは伊那谷ボックスです。
米の他、伊那谷で作られたそばや餅、インスタント食品などが入っています。
値段は送料込みで5,000円です。
8,000円のLもあります。
11日は商品の発送作業が行われました。
ファームはせでは、新型コロナの影響で帰省できない人たちを地元の農産物で元気づけようと、「仕送り便」の販売を始めました。
ホームページか、ファックス、電話で受け付けています。
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断続的な雨 土砂災害に注意
梅雨前線や湿った空気の影響で、断続的に雨が降り続き、土砂災害の危険が高まっています。
伊那市では、6日内の萱に避難準備情報が出されました。
伊那市は6日午後7時に荒井内の萱の住民8世帯20人に
警戒レベル3にあたる避難準備情報を出し高齢者や体の不自由な人に避難を始めるよう呼びかけました。
避難所の伊那西小学校には50代から90代の男女4人が
避難し一夜を明かしました。
7日午前6時までに全員帰宅しましたが伊那市では数日雨が降り続くことから避難所は開設しておくということです。
避難所となった伊那西小学校には新型コロナウイルス対策として消毒液やマスクが置かれたほか避難者には検温が行われたということです。
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新長谷庁舎建設で初会合
新しい伊那市長谷総合支所庁舎建設について検討する第一小委員会の初会合が29日、長谷総合支所で開かれました。
委員会では10月までに建設計画をまとめ要望書を白鳥孝伊那市長に提出する計画です。
委員会には地区の代表など10人が集まり新庁舎の建設場所や規模などについて意見を交わしました。
委員からは「大きな地震にも耐えられるものにしてもらいたい。」「十分な駐車スペースが必要だ」などの意見が出されていました。
今の庁舎は長谷村役場として1959年、昭和34年に建設されたもので延床面積は897平方メートルです。
事務局からは新庁舎の建設場所として今の庁舎を建て替える案のほか、長谷公民館に支所の機能を持たせる案、気の里ヘルスセンター栃の木を活用する案が出されました。
第一小委員会では今後、建設場所のほか、支所の機能や規模などについて検討し10月に建設計画をまとめ白鳥市長に要望書を提出する計画です。 -
長谷で外来植物の駆除活動
ユネスコエコパークに認定されている南アルプスのふもと伊那市長谷地区で、外来植物の駆除活動が21日行われました。
21日は伊那市長谷の住民が地区ごとに集まり、外来植物の駆除やごみ拾いをしました。
このうち非持では、住民30人ほどが参加し、オオキンケイギクやビロードモウズイカなどの植物を引き抜いていました。
南アルプスは、自然保護とその利活用を目的としたユネスコエコパークに登録されています。
南アルプスのふもと長谷地区では、自然保護につなげようと、毎年外来植物の駆除活動を行っています。
作業は1時間ほど行われ、軽トラック2台分ほどになったということです。
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事前放流に関する治水協定締結
伊那市長谷の美和ダムを管理する国と箕輪町の箕輪ダムを管理する長野県は洪水前に水を放流することができる事前放流に関する治水協定をこのほど利水関係者と締結しました。
2日伊那市の伊那合同庁舎で伊那圏域大規模氾濫減災協議会が開かれ協定締結に関する説明がありました。
事前放流は雨が降る前にあらかじめ水位を下げ洪水調節機能を強化するものです。
去年の台風19号では事前放流できる県内のダムは限られていて
各地で水害が発生しました。
美和ダムは台風19号により急きょ事前放流をしましたが放流の目安などが設定されていなかったため協定締結により放流量などをあらかじめ設定する実施要領を作成します。
高遠ダムは美和ダムの補完的な役割のため事前放流の予定はないということです。
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ゼロ磁場 バス運行再開
新型コロナウイルスの影響で運休となっていた伊那市長谷の分杭峠のゼロ磁場へ向かうシャトルバスの運行が6日から再開されました。
コロナウイルスの影響で、パワースポットとして知られるゼロ磁場へ向かうシャトルバスは4月11日からきのうまで運休していました。
始発となる午前8時のバスには、14人が乗車しました。
3密を避けるため乗車できる人数を半分に制限しています。
シャトルバスは、観光客による分杭峠の交通渋滞緩和を目的に伊那市観光協会が運行しています。
頂上にバスが到着すると訪れた人たちは特殊な氣が発生すると言われている氣場に向かっていました。
氣場の入り口では、名前の記入する他マスクの着用、間隔を空けて座ることなどを呼び掛けています。
人数が多い場合は立ち入り制限を行うということです。
伊那市観光協会では、「感染防止の措置を取りながら安全に運営していきたい」としています。