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五平餅無償提供15年で記念給食会
伊那市西春近で五平餅を製造・販売する株式会社鈴平とJA上伊那が行っている五平餅の無償提供の15周年を祝う記念給食会が4日に伊那市長谷の長谷中学校で開かれました。
五平餅は、JA上伊那が米を提供し鈴平が製造しているものです。
鈴平は学校給食を作っていることから入学祝いとして上伊那の小学1年生に毎年、五平餅を贈る活動を行っています。
記念給食会では、長谷小学校の1年生と6年生、長谷中学校の生徒が集まり、鈴平の鈴木良典社長やJA上伊那の西村篝組合長らと一緒に五平餅を食べました。
五平餅は今年度、上伊那の小学校8市町村30校、1,126人に提供されたということです。
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尻相撲大会の優勝賞品の米を寄付
8月に伊那市長谷中尾で行われた「棚田まつり」の尻相撲大会の女性の部で優勝した、溝口の髙橋千穂さんが優勝賞品の米を3日、地元の小中学校に寄付しました。
3日は、夫の髙橋隆文さんと千穂さんが長谷中学校を訪れ、清水慶一校長に米10キロを手渡しました。
千穂さんは8月に行われた棚田まつりの尻相撲大会で8人が出場した女性の部で優勝しました。
長谷の小中学生に米を給食で食べてもらおうと優勝を狙って出場したということです。
優勝賞品の米は長谷産の「ササシグレ」で、高級米として海外に輸出されています。
米は、17日に髙橋さん夫婦を中学校に招いて給食で味わう予定です。
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鹿嶺高原コンサートに向けリハーサル
来月5日に伊那市長谷の標高1800メートルの鹿嶺高原で、オーケストラと合唱が共演するコンサートが開かれます。
8日は、リハーサルが行われました。
コンサートは、自然と音の調和を楽しんでもらおうと、伊那文化会館が主催するものです。
指揮は、東京国際音楽コンクール指揮者部門で2位の経験があり、次世代を担う指揮者として期待される横山奏さんが務めます。
コンサートには、横山さんが指導する伊那フィルハーモ二―交響楽団と伊那市を拠点に活動する2つの合唱団、総勢90人が出演します。
8日は、コンサートが開かれる標高1800メートルの鹿嶺高原キャンプ場の展望台「kareinaテラスでリハーサルが行われました。
伊那フィルの演奏の他、女声合唱エーデルワイスとの合同演奏が行われました。
「鹿嶺高原コンサート 天空のオーケストラ」は、10月5日(土)の午後1時から、鹿嶺高原のKareinaテラスで開かれます。
入場は無料ですが、事前予約が必要な50台分の駐車場はすでに満車となっています。
なお、コンサートの模様は、121チャンネルで生中継する予定です。
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南海トラフ巨大地震想定の訓練
美和ダムなどを管理する天竜川ダム統合管理事務所などは南海トラフ巨大地震の発生を想定した地震防災訓練を9日行いました。
訓練は震度6強の南海トラフ巨大地震が発生したとの想定で行われました。
地震発生を知らせる放送が流れると職員は机の下に身を隠していました。
その後被害状況の把握など情報収集を行いました。
職員は双眼鏡を使ってダムに異変がないかを確認していました。
訓練は美和ダムと小渋ダムを管理する天竜川ダム統合管理事務所が合同で行ったもので、それぞれの施設をテレビ会議システムで結び、情報共有していました。
天竜川ダム統合管理事務所では、毎年この防災訓練を行っていて災害が発生したときの対応の確認や課題解決に取り組んでいます。
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開山200周年 東駒ヶ岳に看板設置
伊那市と山梨県北杜市にまたがる南アルプスの駒ヶ岳の山頂に伊那市と山梨でそれぞれ親しまれている名称「東駒ヶ岳」「甲斐駒ヶ岳」の看板を28日に設置しました。
この日は伊那市の白鳥孝市長や伊那市と北杜市の職員およそ20人が看板を設置しました。
伊那市側には、東駒ヶ岳と表記した看板が新たに設置されました。
また北杜市側にあった甲斐駒ヶ岳と書かれた看板も今回新しいものに更新されました。
最後に白鳥孝市長がネジを締めつけ設置が終了しました。
山梨県北杜市では「お互いの呼び名を記した立派な看板なので一つのシンボルとして見てもらいたい」と話していました。
設置された看板は天然カラマツを使った高さ55cm、幅110cm、重さ10kgで、上部は木の形を活かすことで山の稜線を表現しています。
東駒ヶ岳の看板は伊那市の職員と地域おこし協力隊の合わせて3人がこの日登山道を交代しながら4時間かけて運びあげました。
南アルプスの駒ヶ岳は伊那では東駒ヶ岳として親しまれ、山梨などでは甲斐駒ヶ岳と呼ばれています。
今回の看板設置は伊那市側から東駒ヶ岳への登山道が開かれて200年を記念し行われました。 -
長谷中尾で棚田まつり
過疎化が進む伊那市長谷中尾を盛り上げようと、24日に棚田まつりが行われ、会場となった中尾座周辺は200人を超える賑わいとなりました。
棚田まつりは、長谷中学校の太鼓演奏で幕を開けました。
中尾座周辺には市内飲食店などが出店し、訪れた人たちが買い求めていました。
まつりでは子ども神輿が行われました。
集まった長谷の小中学生が区内の神社から中尾座までの約1キロを練り歩きました。
中尾地区には子どもがおらず、子ども神輿はおよそ15年ぶりだということです。
中尾座では、富県のまつり芸能集団田楽座などの公演が行われ、訪れた人達が楽しんでいました。
駐車場では尻相撲大会が開かれました。
棚田まつりは、中尾を中心に長谷で輸出用の米を栽培する農業法人Wakka Agriが、過疎化が進む中尾を盛り上げようと行いました。
まつりの最後は、田んぼの周りに設置したろうそくに火を灯し病害虫を追い払う「虫送り」の行事を再現しました。
棚田の周りに設置されたおよそ350個のろうそくに、参加した子どもたちが火を灯していきました。
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伊那谷FM 開局
伊那ケーブルテレビが運営するコミュニティFM放送「伊那谷FM」が1日に開局しました。
開局式には向山賢悟社長など関係者が出席し放送開始を祝いました。
伊那谷FMの周波数は86.7MHzです。
7月19日に信越総合通信局から免許を受け、きょう開局しました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の2万5千世帯ほどで放送を聞くことができます。
開局式後には伊那谷FM初めての生放送があり、向山社長が初回のゲストとして出演し放送にかける思いなどをトークしました。
生放送は「伊那谷昼ワイド867」の番組名で、平日の正午から2時間行います。
日替わりで多彩なゲストを迎え、トークしていきます。
ニュースや行政情報、天気概況のほか、給食の献立紹介、イベント情報など地域の話題を伝えます。
伊那谷FMの周波数は86.7MHzで、ラジオやスマホのアプリ、レディモでも放送を聞くことができます。
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長谷総合支所 開庁式
新しく完成した伊那市長谷総合支所の開庁式が2日に現地で行われました。
開庁式には白鳥孝市長など50人が出席しました。
建て替えられた長谷総合支所は木造平屋建てで、延床面積はおよそ690平方メートルです。
庁舎には地元産のヒノキやカラマツが使われています。
JA上伊那のATMも設置されました。
太陽光発電や自家発電設備も備え、災害時には地域の防災施設として使用します。
前の長谷総合支所は、1959年に旧長谷村役場として建設され、2022年7月に老朽化のため解体工事が始まりました。
同じ場所に今年5月、新庁舎が完成しました。
開庁式では、ざんざ節保存会が踊りを、長谷中学校3年生が南アルプス祝太鼓を披露して完成を祝いました。
新庁舎には南アルプス課、農林建設課、総務課、市民福祉課があり、1日から業務が始まっています。
職員は25人ほどが常駐します。
伊那市商工会長谷支所の窓口も設けられました。
受付時間は午前8時30分から午後5時15分です。
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Wakka Agri と田楽座8月に「棚田まつり」開催へ
伊那市長谷で輸出用の米づくりを行う農業法人Wakka Agriと富県を拠点に活動しているまつり芸能集団「田楽座」は8月に中尾座で棚田をテーマに地域を盛り上げる「棚田まつり」を行います。
18日は中尾座で記者会見が開かれました。
祭りは「棚田まつり」と題し、中尾座とその周辺で8月24日(土)に行われます。
祭りでは中尾地区で使われていた子ども神輿の練り歩きや、棚田のまわりに火を灯して米作りの豊作を祈る伝統行事「虫送り」を行う予定です。
また、中尾座の舞台では田楽座によるパフォーマンスが行われる他、「ざんざ節」の披露も企画されています。
ワッカアグリは2017年から長谷地域で米作りを行っています。
現在拠点としている中尾では高齢化や過疎化が進んでいることから、米作りの後押しをしてくれた地域に感謝し、盛り上げたいと考えました。
祭りを通して伝統を守り未来へつなげるという想いが同じだったことから田楽座と共同でイベントを開くこととなりました。
去年からお互いのイベントへの参加などを通して交流を深めてきました。
「棚田まつり」は8月24日(土)に中尾座とその周辺で午後4時から開かれます。
また、運営費用に役立てるためクラウドファンディングを行っています。
目標額は150万円で、期間は7月31日までです。
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南ア開拓者 竹澤長衛を偲ぶ
南アルプスの開拓者としてしられる竹澤長衛を偲ぶ、長衛祭が南アルプスの北沢峠で15日行われました。
長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市、山岳関係者など100人が参加し献花台に花を手向けました。
竹澤長衛は、伊那市長谷出身で、南アルプスで登山道の整備や、山小屋の建設など開拓に尽力しました。
その功績を偲び伝えていこうと実行委員会が毎年行っています。
15日は長衛祭に合わせ、本格的な登山シーズンを前に南アルプス北部地区の開山祭も行われました。
白鳥孝伊那市長は、「自然との共存という長衛の思いを受け継ぎ、守っていきたい」と話していました。
長衛祭では長谷小学校の児童による合唱や、県内在住の4人組、南アルプスカルテットによる演奏も行われました。
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新しい長谷総合支所を住民が見学
新しく完成した伊那市長谷総合支所の見学会が9日開かれました。
見学会には朝から地域住民が訪れていました。
建物の延床面積はおよそ690平方メートルの木造平屋建てで、ヒノキやカラマツなど地元産の木材が使われています。
地域住民が使える市民ホールのほか4つの課が入る事務スペースや会議室2部屋が設けられました。
屋根には太陽光発電設備が設置され一部電力を自家発電で賄うほか災害時に備え蓄電池も設置されています。
総事業費は約4億8千万円で有事の際には防災拠点としての役割も果たします。
新庁舎には南アルプス課、農林建設課、総務課、市民福祉課があり7月1日から業務が始まります。
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住民要望も「戸草ダム」明記せず
国土交通省は6日愛知県名古屋市で開かれた天竜川水系流域委員会で河川整備計画変更にともない住民が要望している「戸草ダムの調査・検討」については明記せず「新設ダム」とするとの考えを改めて示しました。
委員会はオンラインでも配信され国交省は、天竜川水系河川整備計画変更にともなう住民からの意見についての考え方を示しました。
住民からは計画案の「新設ダムに関する調査・検討」という文言を「戸草ダム等新設ダムに関する調査・検討」とし戸草ダムを明記してほしいとの意見がありました。
これに対し国交省は「戸草ダム」は明記せず、これまでの「新設ダムに関する調査・検討を行う」とする考えを改めて示しました。
河川整備計画の変更は今後、関係省庁協議と関係知事意見聴取を経て決定されます。
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南ア北部遭対協 有賀新隊長任命
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の定期総会が伊那市長谷の長谷公民館で5日開かれ救助隊の新隊長に有賀俊康さんが任命されました。
5日は救助隊幹部の任命が行われ、隊長には伊那市役所の有賀俊康さん55歳が任命されました。
副隊長は、同じく市役所の大澤勇さん53歳。
班長は民間の西村一樹さん42歳と三宅慎平さん38歳の2人が任命されました。
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伊那市 男女共同参画推進会議
誰もが自分らしく生きるための社会「男女共同参画」を進める伊那市の推進会議が4日に市役所で開かれました。
今年度1回目の会議が開かれ、各種団体からの推薦や公募の委員12人が委嘱されました。
会長には、伊那市公民館運営協議会の下島一道さんが選ばれました。
伊那市では第4次伊那市男女共同参画計画を定め、2022年度から2026年度までの5年間で28のアクションプランを進めています。
そのうち、地区役員の女性登用の割合について、昨年度の9.2%から2026年度には、20%を目標にしています。
また、市職員の課長級以上に占める女性の割合は昨年度8.5%で、10.5%を目標にしています。
委嘱された委員の任期は2年間で第4次伊那市男女共同参画計画について審議していきます。
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乾燥野菜を使い「味噌玉」作り
地元産のみそや乾燥野菜を使い「味噌玉」をつくるイベントが伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で5月18日に開かれました。
味噌玉は味噌に鰹節と好みの乾燥野菜を混ぜて作るものです。
参加者は蓮根やネギなど好みの具材を混ぜると手で丸めていました。
このイベントは地元野菜を味わってもらおうと、伊那市地域おこし協力隊の村中ひとみさんと野田直子さん、駒ヶ根市の農家下島幸恵さんが企画しました。
乾燥野菜は下島さんが食品ロスを減らそうと規格外の野菜を使って作ったもので、味噌も市内で手づくりされたものが使われています。
企画した3人は「みそ玉は冷凍保存ができます。これからの時期のハイキングなどで味わってもらいたい」と話していました。 -
伊那ケーブルテレビに予備免許交付 周波数は86.7MHz
コミュニティーFMの開局準備を進めている伊那ケーブルテレビジョンに対し、23日総務省信越総合通信局から電波を出すことが可能となる予備免許が交付されました。
放送を聞くことができる周波数は、86.7MHzです。
23日は、長野市にある総務省信越総合通信局で、藤田和重局長から伊那ケーブルテレビジョンの向山賢悟社長に無線局予備免許通知書が手渡されました。
予備免許が交付されたことで、電波を出すことが可能となります。
電波障害などについて調査を行い、問題がなければ免許が交付され開局することができます。
周波数は、86.7MHzで、伊那市、箕輪町、南箕輪村で放送を聞くことができます。
向山社長は、「地域密着のケーブルテレビ事業を地域の皆さんに支えられながら40年という長きにわたりサービスを提供させてもらってきましたが、有線のケーブルテレビに、無線のコミュニティFMが加わることで、地域情報や、生活情報、娯楽情報、もしものときの災害情報も含め、さらに充実したきめ細かい情報を提供し、地域メディアとしての役割をしっかり果たしていきたい」と話しました。
伊那ケーブルテレビでは、予備免許交付を受け、今後アンテナ設置や放送機器の整備を行い、今年夏ごろの開局に向けて準備を進めていく計画です。 -
河川整備計画の変更案を説明
戸草ダム建設や治水施設整備事業などについて協議する伊那市三峰川総合開発事業対策協議会が市役所で10日開かれ、天竜川水系河川整備計画の変更原案などが報告されました。
10日は、先月19日に示された天竜川水系流域委員会の河川整備計画の変更原案を天竜川上流河川事務所が委員に説明しました。
変更原案では、洪水調整機能の増強が必要な場合は、既設ダムの放流能力の増強や新設ダム等に関する調査・検討を行うとしています。
委員からは「過去に繰り返した災害をさらに受けないよう対策をして欲しい」「三峰川上流域の治水については早急に戸草ダムを含め検討して欲しい」など長谷地域協議会で出された意見が紹介されました。
天竜川上流河川事務所などでは整備計画の変更案についてのパブリックコメントを21日まで募集しています。
また、16日には整備計画の変更案の地元説明会を伊那市役所で開く計画です。 -
中尾歌舞伎 春季定期公演
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎、中尾歌舞伎の春季定期公演が29日、中尾座で行われました。
今回の演目は「奥州安達原三段目 袖萩祭文の段」です。
平安時代を舞台に、親子の情愛を描いた物語です。
駆け落ちして勘当された盲目の娘袖萩は、11歳の娘・お君を連れて10年ぶりに実家に戻ります。
袖萩は、家の中に入れてもらえず、雪が降る中、門の外で父と母に不孝を詫びる祭文を語ります。
前半は、母子の情愛、家族の悲哀が見せ場となっています。
お君は、伊那西小学校2年の茅納晴さんが演じました。
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南アルプス林道バス「クイーンライン」運行開始
伊那市長谷と南アルプスをつなぐ林道バスの今シーズンの運行が25日から始まり、春山シーズンが開幕しました。
始発の午前8時5分の便には、運行を待ちわびた登山客10人が乗り込みました。
バス停のある仙流荘周辺は、山岳観光の拠点「南アルプス長谷 戸台パーク」として整備されました。
林道バス営業所は仙流荘内に移転しました。
南アルプス林道バスも路線名を変更し、北沢峠行きは「南アルプスクイーンライン」となりました。
運行は、きょうから6月14日までは歌宿まで、6月15日から11月15日までは北沢峠までとなっています。
標高1,680メートルの歌宿に到着しました。
スキー板を担いだこちらの登山客は・・・
林道沿いでは、3日ほど前からシナノコザクラが咲き始めました。
見ごろは1か月ほどで、5月中旬にはホテイランも咲き始めるということです。
戸台パークから歌宿までの運賃は片道・大人850円です。
林道バスの昨シーズンの利用客は過去2番目に多い6万298人でした。
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天竜川上流河川事務所長谷分室 開所式
伊那市長谷の旧三峰川総合開発工事事務所の庁舎を使用した、天竜川上流河川事務所長谷分室の開所式が23日に現地で行われました。
23日は開所式が行われ、長谷分室の看板がお披露目されました。
この施設は、土砂バイパストンネルやストックヤードを建設した三峰川総合開発工事事務所として使用されていました。
施設の完成に伴い、昨年度閉所し、今年度からは天竜川上流河川事務所の長谷分室として使用されています。
19日に静岡県で開かれた天竜川水系流域委員会では「洪水調整機能の増強が必要な場合は、既設ダムの放流能力の増強やダム・堤防の嵩上げ、また新設ダム等に関する調査・検討を行う」とする整備計画の変更案が示されました。
長谷分室では、上位計画の天竜川水系河川整備基本方針について調査・検討を行います。
新設ダムは有力な選択肢の一つとして挙げられているということです。
また、開所式には白鳥孝伊那市長も出席しました。
長谷の住民などで作る伊那市三峰川総合開発事業対策協議会 長谷地域対策協議会の中山晶計会長は大きな期待を寄せています。
長谷分室には職員4人が常駐し、調査・検討を行うということです。
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長谷中生徒 パンジーの苗を地域に配布
伊那市長谷の長谷中学校の生徒は去年から育ててきたパンジーの苗を長谷地域の家庭に9日に届けました。
長谷中学校の全校生徒31人で9日から2日間かけて長谷地区のおよそ600世帯にパンジーの苗を届けました。
生徒は二人一組となり、バスや徒歩で担当する地区へ移動します。
地図で確認しながら一軒一軒回りました。
長谷中のパンジーの苗の配布は50年以上続く行事です。
受け取った住民は「毎年楽しみにしている」「ご苦労様です」と声をかけていました。
パンジーの苗は去年10月から造園委員を中心におよそ1,000本を育てました。 -
中尾歌舞伎の春季公演に向け稽古が本格化
伊那市長谷の農村歌舞伎 中尾歌舞伎保存会は、29日の春季定期公演に向けて稽古が本格化しています。
16日は中尾座で保存会のメンバーが稽古を行いました。
上演するのは、「奥州安達原三段目袖萩祭文の段」です。
平安時代を舞台に、親子の情愛を描いた悲話です。
袖萩は、11歳の娘・お君に手を引かれ、敵方の夫と駆け落ち以来、10年ぶりに実家に戻ります。
11歳の娘のお君を演じるのは、茅納晴さんです。
茅納さんは伊那西小学校2年の7歳、自分の歳より上の役に挑戦します。
前半は、母子の情愛、家族の悲哀が見せ場となっています。
16日は、保存会の中村徳彦代表などが代役を務めて通しで稽古をしていました。
公演は事前予約制となっています。
伊那ケーブルテレビでは、29日の公演の模様を午後1時半から122chで生中継します。
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5年ぶりに龍胡堂 二胡コンサート
県内を中心に教室を開いている龍胡堂の二胡コンサートが13日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
コンサートは、「絶対聞きたいジブリの名曲」と題し、スタジオジブリ製作のアニメーション映画で使用されている楽曲18曲を演奏しました。
演奏したのは、伊那市や諏訪市などの教室で学んでいる生徒30人です。
龍胡堂代表の劉鉄鋼さんなど教室で指導している3人の講師も演奏に加わり、厚みのある音色を会場に響かせていました。
龍胡堂が運営している二胡教室は、県内で7つあり、東京や神奈川、山梨県など県外にも6教室を開設するなど活動の幅を広げています。
今回は、能登半島地震の復興支援チャリティーコンサートと位置づけ、来場者へ募金も呼びかけました。
教室の生徒が中心となるコンサートは、5年ぶりで、9月には、岡谷市で、10月には東京都でも発表会が予定されています。
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美和ダム周辺の桜見ごろ
伊那市長谷の美和ダム周辺の桜が見頃となっています。
伊那市長谷の美和ダム周辺に植えられているソメイヨシノが現在満開となっています。
美和ダム管理支所によりますと、天気にもよりますが見ごろはあと2~3日だということです。
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仙流荘周辺 戸台パークとしてプレオープン
去年から改修工事を行っていた伊那市長谷の宿泊施設仙流荘とその周辺が南アルプス長谷戸台パークとして12日にプレオープンしました。
この日は、仙流荘で白鳥孝伊那市長や地元住民などが参加してプレオープンの式典が行われました。
仙流荘は1階と2階の一部が改修されました。
1階のレストランは最大100席用意できる広さになっています。
2階には、宿泊できるワーケーションルームが新設されました。
インターネット環境が整っていて、山を楽しみながら仕事をすることができます。
WEBルームも設置され、オンラインでの会議も可能です。
総事業費は1億7千万円です。
仙流荘はきょうから利用可能で、1泊6,300円から宿泊することができます。
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三峰川で重機転倒 オイル流出
8日午前9時30分頃、伊那市長谷の三峰川で河川改修工事を行っていたバックホーが転倒する事故がありました。
この事故でバックホーからオイルが流出しました。
伊那建設事務所の発表によりますと、事故があったのは、伊那市長谷市野瀬の中尾橋上流の三峰川です。
長野県発注の河川改修工事中にバックホーが転倒したものです。
この事故によるけが人はいませんでした。
転倒時にオイルが流出したため、オイルフェンスを設置しました。
重機の引き上げとオイルの回収は昨夜行ったということです。
一部回収できなかったオイルが美和ダムで確認されたということですが、美和ダムにオイルフェンスを設置し、下流に流れないよう対策しているということです。
工事は現在中断していて、安全対策を十分に行ってから再開するということです。
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三峰川総合開発工事事務所 閉所式
1988年の開所から36年間に渡り三峰川総合開発事業を行ってきた「三峰川総合開発工事事務所」の閉所式が29日に現地で行われました。
29日は、長谷の事務所で閉所式が行われ、岩田伸隆所長と三峰川総合開発事業対策協議会会長の白鳥孝伊那市長が、入り口の看板を取り外しました。
三峰川総合開発工事事務所は、美和ダムの洪水調整機能の強化とダム機能の保全を図ることを目的に、1988年に開所しました。
多目的ダムとしては、国内で初めての再開発事業でした。
主な取り組みとして、洪水とともに流れてくる細かい土砂をダム下流に迂回させる国内初の「土砂バイパストンネル」を建設し、2005年度に完成しました。
他に、こちらも国内で初となる大雨などでダム湖に入ってきた土砂を一時的に貯めておくことができる「ストックヤード」が、2021年度に完成しました。
これらの施設の完成に伴い事業が完了したとして、今回事務所を閉所するものです。
もう1つの柱として取り組んできた戸草ダム建設については、ダム事業の見直しにより完成には至っていませんが、白鳥市長は「建設に向け良い形で進められるよう最後のひと踏ん張りしていきたい」と話していました。
建物は今後、天竜川上流河川事務所の分室として職員が数人常駐し、天竜川水系河川整備計画の見直しに関わる調査・検討を行うとしています。 -
入野谷在来そばが地域団体商標を取得
伊那市高遠町長谷地域で栽培されている「入野谷在来そば」の名称が特許庁の地域団体商標を取得しました。
26日は伊那市高遠町内で信州そば発祥の地伊那そば振興会などが会見を開き地域団体商標の取得を発表しました。
商標は伊那そば振興会が中心となり行い、法人格を持つ伊那市商工会に依頼し、2022年6月に特許庁に出願し、2024年2月22日に取得しました。
これにより「入野谷在来そば」の名称を商標として使用できるようになります。
入野谷在来そばは現在、入野谷そば振興会が栽培していて高遠そば組合が一括購入して取り扱っています。
今後は地域ブランドとして、一般向けの販売など検討したいとしています。
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春の火災予防運動 立ち入り検査
1日から春の火災予防運動が始まり、上伊那広域消防本部は伊那市内の老人ホームの立ち入り検査を行いました。
このうち伊那市長谷の特別養護老人ホームサンハート美和に、署員2人が訪れ立ち入り検査を行いました。
春の火災予防運動に合わせ、火災の発生を未然に防止し、高齢者を中心とする火災による死者をなくそうと行われました。
1日は、施設内の避難経路となる通路が確保されていることや、避難階段の入り口に物が置かれていないかなどを確認していました。
また、消火用散水栓や消火器の点検も行いました。
署員は、常日頃から火の扱いや消防用設備の維持管理を徹底するよう防災担当の職員に話していました。
立ち入り検査は、6日まで管内の6つの老人ホームなどで行う予定です。
春の火災予防運動は7日(木)まで行われます。
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被災地復興願い紙芝居披露
伊那市長谷の切り絵作家、久保田文子さんが8日、能登半島地震による被災地の復興を願い長谷小学校で大型紙芝居を披露しました。
紙芝居は松本地域に伝わる「泉小太郎」という民話を基に東日本大震災が発生した2011年に久保田さんが手作りしたものです。
児童や地域住民約70人が鑑賞しました。
湖があり田畑が狭く苦労してきた人々のために、竜に姿を変えた母親と泉小太郎が岩を砕いて湖の水を流し豊かな土地をつくるというあらすじで能登半島地震で被災した地域の復興と重ね合わせています。
久保田さんは要望があれば学校などで紙芝居を披露することにしていて「能登の人たちに元気になってもらいたいという思いを子どもたちと共有していきたい。」と話していました。