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収穫祭で留学生が餃子屋台
宮田村と友好宣言をしている縁で5年前から村のリンゴオーナー収穫祭に参加している日本福祉大(愛知県美浜町)の留学生らによる屋台が今年も登場してイベントを盛り上げた。20日、来村したリンゴオーナーでにぎわうふれあい広場に同大の中国・韓国人留学生25人が水餃子を販売する屋台を出店。本場仕込みの餃子を販売した=写真。学生らは手分けして手際良く調理するが、作る端から売れていくため、休む間もなく忙しそうに働いていた。値段は5個入り300円の格安とあって屋台の前には順番待ちの長い列ができていた。
留学生らによる屋台はカレーやチヂミなど毎年違った味を提供してリンゴオーナーらの好評を博している。 -
えびす講青空市
宮田村商工会、仲町商栄会は20日、えびす講青空市を津島神社境内で開いた。五平もちやおやき、フランクフルトなどの屋台が立ち並び、バナナ・ミカンの叩き売りや宝投げなどが行われて、訪れた家族連れなどで終日にぎわった。
宝投げには約200人が詰め掛けた。威勢の良い掛け声とともにもちや景品引き換え券などがばら撒かれると、待ち構えた人たちは争うようにして取り合った=写真。
会場ではお札くじ引きやポイントシールの交換会なども行われたほか、豚汁やわたあめなどが無料で振る舞われた。 -
宮田村マレット唐沢さんが年間総合優勝
宮田村マレットゴルフ同好会は16日、今季の最終記録会を開き、唐沢治男さんが年間総合優勝を決めた。
今季は4月から記録会を8回開き、総合得点で優勝者を決定。最終戦も制した唐沢さんは2位以下を離した。
年間成績は次の通り。
(1)唐沢治男(2)羽場勝美(3)山口勇(4)小田切宏子(5)新井謙治(6)有賀武士(7)今井麻男(8)御子柴清美(9)太田正(10)森田孝司(11)唐木米蔵 -
宮田中で防犯訓練と護身術訓練
不審者侵入に対応する防犯訓練が18日、宮田村の宮田中学校であった。駒ケ根署員4人、伊南防犯女性部員2人の指導で、教職員23人、生徒306人が参加し、緊迫した訓練を行い、有事に備えた。 訓練は不審者が中庭から1階若草学級(井口昌一教諭)に侵入を想定。署員が扮した不審者に対し、井口教諭は冷静に対応する一方で、生徒を避難させ、ほかの教諭への連絡を指示。連絡を受けた教諭らが、非常ベルを鳴らし、警察に通報、生徒を体育館に避難させ、さすまたを持って、応援に駈け付けた。不審者に扮した署員は大声で威かくしたり、棒切れを振り回していたが、校舎の外に押し出され、取り押さえられて終了。侵入から、身柄拘束まで4分30秒だった。
引き続き、体育館で生徒を対象にした護身術講習会を実施。腕をつかまれた時、つかまれた腕を半円を描くように回して外す方法や、相手の腕にぶっつけるように勢いよく並行にする「ひじ寄せ」などのほか、両手でつかまれた時、抱きつかれた時の対処法を実習した。 -
町1区の健康教室
宮田村町1区の健康教室は16日夜、同区公民館で開いた。約20人が参加。心筋梗塞(こうそく)など血管性疾患の発症可能性が高くなる「メタボリック症候群」について、村の栄養士加藤いくみさんが解説。普段の食生活と適度な運動の必要性を見直した。
区保健補導員が主催。加藤さんは絵図などを使いながら症候群について話し、食べ過ぎや運動不足が体内の代謝に影響を及ぼすことを指摘した。
代謝の異変により蓄積された内臓脂肪は、悪性の物質を分泌し、血管の炎症や血栓を作りやすくするとも説明。動脈が硬化することで、心臓や脳疾患の危険性が高まるとした。
参加者は健康診断などの結果を持ち寄って、自分自身の体を再チェック。中性脂肪や血圧など、数値に目を凝らし、改善すべき点を考えた。
さつま芋や果物が美味しい季節だが「いくら果物が体に良いと言っても食べ過ぎには注意」と加藤さん。1日の適度なお菓子の摂取量も確認したが、参加者は「こりゃ食べ過ぎているわ」と、食生活を見つめ直していた。
「血液の状況を知るためにも検診を受けてほしい。特に若い人に関心を持ってもらえれば」と加藤さんは話していた。 -
JA宮田支所の農業祭
JA宮田支所は19、20日、農業祭を同所駐車場などで開いている。地元産の新鮮な農産物の特売や宝投げ、特設屋台村などの各種イベントで盛り上がっている。
新米や獲れたての野菜が並び、家族連れなどで大賑わい。収獲の秋を感じながら、買い物を楽しんでいた。
支所内には住民や組合員、小中学生の作品を一堂に展示。絵画や盆栽、手芸などが出品され、訪れた人たちの目を楽しませている。
20日は午前11時から集落対抗腹巻送り競争、景品を多数用意した宝投げは午前10時半と午後3時半、正午からは生活班による芸能発表も行なう。 -
町3区人権学習会
宮田村町3区の人権学習会は16日夜、村民会館で開いた。村公民館と同区分館の主催で、県女性総合センター元所長の建石教子さんが講師。男女共同参画をテーマに話し、約20人を前に日常の人間関係の大切さを説いた。
家庭の具体的な性差別の実例を出しながら、「男だから、女だからという意識ではなく、感謝の気持ちを言い合えるように」と建石さん。お互いに聞きあえる人間関係を築くことが大切とも話した。
村公民館は毎年4地区で、人権全般と男女共同参画の学習会を実施している。 -
少年補導功労で表彰
伊南少年友の会会長の小田切洸さん(71)=宮田村町二区=は少年の非行防止と健全育成活動に功労があったとして関東管区警察局長、関東管区地区少年補導員等連絡協議会長の表彰を受けた。18日、駒ケ根警察署の向山静雄署長が同署で表彰状を伝達した=写真。小田切さんは「防犯の会はいくつもあるが、それぞれが単独で動いていては十分な活動ができない。今後は横の連携を取ってさらに効果的な活動を進めていきたい」と意欲を語った。
小田切さんは1980年に伊南少年友の会での活動を始め、02年4月からは会長を務めている。深夜、駅前などにたむろする少年らの指導に当たって成果を挙げてきたほか、村青少年健全育成協議会の設立に尽力するなどの功績が評価された。 -
本年度当初比1億9千万円減の31億円を目標に予算編成を
宮田村は18日、建設事業など投資的費用を本年度の7割以内に抑制し、予算額も本年度当初に比べ約1億9千万円減の31億円を目標とする来年度の予算編成方針を示した。慣例にとらわれず事務事業を見直し、根本から積み上げる「ゼロベース予算」で編成に取り組む。
本年度当初予算額の9割を上限として、一般財源を各事務事業に配分。継続する県単農道と土地区画整備事業を除き、投資的費用の見直しも徹底する。
来年度からは行政評価制度も導入するため、今回の予算編成は事業効果を再検証する意味合いも強い。
そのため予算額だけでなく、事業に見合った制度への変更なども検討し、歳出削減に努めたい考えだ。
また、将来的な財政難を見越して、来年度予算は基金からの繰り入れを見込まないことが基本方針。数年続いている緊縮予算を継続し、持続可能な村財政の確立を目指す。
この日は、職員を集めた会議で編成方針を説明。村長就任後初の予算編成となる清水靖夫村長は、徹底的な見直しと、地域の要望、実情に沿った事業展開を呼びかけた。 -
宮田小3年3組がリンゴ収獲
宮田村の宮田小学校3年3組は18日、作業を手伝い成長を見守ってきたリンゴ「ふじ」の収獲を駒が原の農園で行なった。お世話になった園主の樋屋喜吉さんに感謝しながら、真っ赤な実を丁寧にもぎとった。
社会科の校外授業の時に偶然出会った樋屋さんの農園で、春先からリンゴについて学習。1本の木を借りて、袋かけなどの栽培も体験してきた。
先日、駒が原地区は局地的な強風で落果被害がでたが、子どもたちの木は奇跡的にほぼ無傷。
この日の児童は、農家の大変さを感じながら、被害がなかったことにひと安心。強風に耐え立派に実ったリンゴを一人、ひとり手にした。
12月には樋屋さんらを呼んで、感謝の意味を込めて収獲祭を開く予定だ。 -
田原市と宮田村両議会が交流
愛知県田原市議会(30人、伊与田知養議長)は17日、友好都市の宮田村を訪れて同村議会と交流した。キノコ栽培工場を見学し、リンゴ狩りも体験。田原市は10月に渥美町と合併、宮田村は自立と対局の両市村だが、「これを機会にさらに友好関係を深めたい」と懇談した。
宮田村の山浦正弘議長は「ともに手をつなぎ、両輪になれれば。さらに一歩踏み込んだ提携も今後していきたい」と、田原市の一行を歓迎。
清水靖夫村長は「田原は合併したが宮田は自立2年目。いずれにしても厳しい環境だが、力強い行政施策に取り組みたい」と述べ、小林修助役が村の概況を説明した。
中越区の農事組合法人「ひかり」では、ブナシメジが大量生産される過程を見学。村内の農園ではリンゴ狩りも体験し、懇談会では今後の村政、市政について意見を交換していた。 -
防犯女性部が護身術学ぶ
宮田村の防犯女性部(小田切久美子部長)は16日夜、警察署員から護身術を学んだ。定期的に講習を積んでいるが、万が一に備え、他人にも指導できるようになろうと、熱心に励んだ。
女性部員6人は、18日に宮田中学校で行なう防犯訓練に指導者として参加。生徒に教えられるようになろうと、この日講習会を開いた。
村駐在所の雨宮則彦所長らから手ほどきを受け、暴漢に遭遇した場合の対処法を学習。2人1組になって繰り返した。
小田切部長は「本当は危険に遭わないことが前提と思う。護身術を習ったら大丈夫ではないことを、子どもたち、私たち大人も肝に命じたい」と話していた。 -
県単農道のJR立体交差着工へ
貴重な動植物の保護や県の財政難などで一部工事が中止になった宮田村大田切区の県単農道事業で、最も大きな工事となるJR飯田線との立体交差工事が今月末から着工することになった。16日夜に地元説明会が開かれ、県は2008年度までに交差を含む全ての事業を完了したいと見通しを示した。
立体交差工事は1年半程度の予定で、線路をほとんど移設することなく、狭い現道を2車線に拡幅する。その後も県は引き続き、交差前後から国道153号に接続する260メートル区間の整備を進める。
説明会には地元の建設推進委員会や地権者ら約40人が出席。上伊那地方事務所、JR東海ら関係者が工事概要、進め方などを説明した。
それによると、「ボックス」と呼ばれる箱状の構造物を使って施工。3月上旬には一晩使って、線路が通る新たな橋げたを渡す。
JRは、夜間に工事を実施するため運休などの影響はないとしている。
同農道事業は00年度に着工したが、計画地にオオタカの営巣などを確認して広域農道西側の区間331メートルを中止。さらに財政難を理由に一部区間は現道に待避所を設けるのみに事業縮小した。
この日の説明会では、中止に至った経緯の説明不足を指摘する声が挙がったほか、「08年度に本当に事業は完了するのか」などの質問も。
地事所の担当者は「県の組織改革、予算面など厳しい部分はあるが、完了させるべき事業として県(本庁)に要望している」と答えた。 -
宮田村の少年野球・河原町リバースが納会
宮田村の少年野球チーム「河原町リバース」は13日、今季の納会をつつじが丘グラウンドなどで開いた。チームを退く6年生はOBや保護者らと卒団試合。ともに勝利し、互いの絆を最後まで深めた。
今年は6年生9人を含む約30人ほどのチビッコが同チームでプレー。伊南大会で優勝、上伊那選手権大会でも2勝を挙げて活躍するなど好成績を収めた。
この日の納会は卒団試合で汗を流し、懇親会では美味しいカレーに舌鼓を打って1年間を振り返った。
村内の少年野球は一時、7チームあり盛んだったが、近年は少子化や生活の多様化などで競技人口が減少。リバースと西駒ウイングスの2チームになっている。
しかし、子どもたちは仲間の絆を深めながら野球に熱中。6年生もこの日で一区切りつけたが、今後も練習などに参加する。 -
現状困難も角度を変えながら地元産大麦を使った地ビール研究継続
地元産の大麦で地ビールをつくろうと取り組んでいる宮田村の関係者が16日集まり、研究の中間報告をした。試験を進めている村内の南信州ビールは糖度不足で現状では製品化は困難としながらも、今後も多角的な研究が可能と指摘。ビールを主体にしながら、それ以外にも視野を広げて大麦を使った特産品の開発を進めていくことにした。
村民の呼びかけにより、村と農協、農業改良普及センターなどが参画して9月から研究に着手。
南信州ビールは実際に村内産の大麦を使って、数種類の試験を実施。しかし、ビールに不可欠な糖度が予想より上がらず、竹平考輝工場長代理は「ひと筋縄ではいかない」とこの日も報告した。
ただ、大麦が使用できる可能性は否定せず「あきらめてしまうのではなく、角度を変えて何とか形にしたい」と話した。
糖度の高い大麦の生産を調査していた農協宮田支所の小田切政市営農課長は「デンプン質(糖質)を高めるには、チッ素肥料を少なくする栽培法が考えられる」と説明。
ただ、麦を現地で麦芽に精製したくても設備がないことを指摘した。
竹平さんは、ある程度の麦の量があれば、業者へ外注できると説明。そのためにもビール以外の特産品開発も検討すべきとして、同社直営のレストランでピザやパンの生地に使えないか研究していると報告した。
宮田村内では転作により約30戸の大麦栽培農家がおり、年間87トンほどを生産している。 -
宮田小でAET授業
宮田村の宮田小学校で16日、赤穂高校で英語指導助手(AET)を務めるイアン・フリーマンさん(21)が英語授業を行なった。希望があった1年から6年までの4学級で行ない、子どもたちはイアンさんと交流を深めながら英語の楽しさにふれた。
1年4組では、イアンさんが動物の絵を描いて、子どもたちが英語で答えるゲーム感覚で授業が進んだ。
象や魚、ヘビや、ウサギ・・・。イアンさんの描く可愛らしいイラストに子どもたちは夢中になり「エレファント」「フィッシュ」などと元気に回答。
見事に正解した子どもたちは人気アニメ「となりのトトロ」のスタンプをもらい大喜びしていた。
イアンさんは「日本語はとっても難しい」と話し、母国イギリスについても紹介。
授業が終わると、みんなで「SeeYou(また会いましょう)」と別れを惜しみ、イアンさんは握手攻め。短い時間だったが、心の交流もあった。
授業のほか6年3組で昼食を一緒にとり、交流クラブとふれあう時間もあった。 -
村民ゴルフチャリティ募金を子どもたちのために
10月に開いた宮田村民ゴルフ大会の実行委員会(吉沢務委員長)はこのほど、チャリティで集まった12万1千円を学校教育に使ってほしいと村へ寄付した。
大会では2番ホールをチャリティホールに設定。さらに表彰式でも募金箱を設置し、参加者から多額の善意が集まった。
8年前の第2回大会からチャリティを実施し、村社協へ寄付してきたが、今年は子どもたちのために有効活用してもらおうと実行委で意見がまとまった。
吉沢会長が「学校の教材などに使ってもらえれば」と参加者の善意を手渡すと、小林修助役は「小中学校に行き届くよう、大切に使わせて頂く」と感謝していた。 -
宮田村中央保育園の七五三
宮田村中央保育園の園児125人は15日、七五三を祝い、近くの姫宮神社を参拝した。千とせ飴もなめて、夢や希望を祈った。
保育士が「健康で長生きできるようにってお祈りするのが七五三なんだよ」と説明。園児は神妙な面持ちで手をあわせた。
「僕はもっと強くなれますようにってお願いしたんだ」と男の子。お待ちかねの千とせ飴に全員大喜びで、伝統の行事に親しんでいた。 -
宮田村キャラバン隊が日本福祉大学園祭に
地元特産品を販売して村の良さをPRする宮田村キャラバン隊が12、13日、友好宣言を結ぶ日本福祉大学(愛知県美浜町)の学園祭に参加した。模擬店を出してリンゴや大豆製品などを販売。同村内で福祉実習した学生がボランティアで手伝うなど、絆をさらに深めた。
村交流協会の事業で、今年で5回目。学生や地元の人たちで賑わうキャンパス内で、役場職員2人が宮田をアピールした。
今夏同村内で実習した社会福祉学部4年の高橋申尚さん(22)が、村の模擬店に立ち寄り、「何か手伝えたら」と善意で協力。店頭に立ち、職員と一緒に販売したり、PR活動を行なった。
「実習に行く前は全く知らない村だったが、本当にお世話になったので。今後も何かお役に立てれば」と、心地良い汗を流していた。
その他にも村内で実習した学生や村内出身者らが数多く模擬店に訪れ、職員とふれあう姿もみられた。 -
強風被害乗り越えて収獲祭例年通りに
宮田村のリンゴオーナー制度は13日、収獲祭を開いた。愛知県内などから約1300人のオーナー家族が来村。8日の局地的な強風で村内では落果や枝ずれの被害が発生したが、事前の説明や各園主らが不足した場合は補うなど配慮して、例年通りに収獲を楽しんだ。
落果被害が集中した駒が原地区では、オーナーの木にも多少の影響があったが、園主が丁寧に説明。
コンテナに落果したリンゴを集めたり「傷があるかもしれません」と、オーナーに理解を求める姿もあった。
樋屋喜代美さんの園を訪れていた名古屋市の家族は「あんまり気にならない。大きなリンゴが実って、本当に食べるのが楽しみ」ともぎとっていた。
三石俊一さんの農園で家族や仲間と収獲を楽しんでいた愛知県田原市の清田高博さんは「昨年に続いてオーナーは2回目だが、子どもも大喜び。来年もまた来たい」と話した。
村内のリンゴ昨年遅霜や台風で大きな打撃を受けたが、今年は順調に生育。しかし8日の強風で収獲直前に被害があり、オーナーへの影響も心配されていた。20日も収獲祭を開き、多くの人が訪れる。 -
小学生球技大会河原町Aが優勝
宮田村の第30回小学生球技大会が12日、宮田小学校体育館などで開かれた。村内11地区から過去最大規模の20チームが参加。ドッジボールで熱戦を繰り広げ、河原町A「しょっぺえたいよう」が優勝した。
大会の活躍は子どもたちの目標でもあり、「今年こそは優勝するぞ」とやる気マンマン。積んできた練習の成果を発揮した。
予選リーグを勝ちあがった河原町Aは、飯島啓介主将を筆頭に5、6年生の10人(唐木貴浩、高橋翔悟、森下雄太、加藤龍、松下美咲、長矢華奈、伊東実穂、古河原梨紗、小田切俊樹)で構成。
チームワークの良さで、準決勝は新田A、決勝も南割Cをストレートで破り優勝した。
主催した村青少年健全育成会から表彰状とトロフィーを受け取り大喜び。互いの友情も深め合っていた。
上位の結果は次の通り
(1)河原町A「しょっぺえたいよう」(2)南割C(3)河原町C「みそ味タライ」(4)新田A -
村職員の地区担当制を活用して町3区が花壇整備
昨年度の導入以降、目立った動きがなかった宮田村の職員地区担当制を活用しようと13日、町3区役員が担当の村職員に呼びかけて花壇整備作業を行なった。自立のむらづくりを進めている同村内では、村職員への風当たりが強いが「このような機会をきっかけに、対話を広げていきたい」と、手をとりあって汗を流した。
担当職員5人が参加。区の役員や進んで協力を申し出た公民館分館のメンバーらと一緒に作業を進めた。
整備した現場は中学校近くの村の幹線道路沿い。もともと村が花壇を設けていた所だったが、近年は放置されていたため、区が担当職員に要請して再整備することになった。
住民福祉課の24歳男性職員は同区内に住んでいるが、地域の作業に参加するのは今回が初めて。「いつもは両親が出るし、若い人がいないので機会がなかった。声をかけてくれれば、今後も参加したい」と話した。
同区担当制のチーフを務める村教育委員会の中塚藤男生涯学習係長は「職員も区民のひとりだが、このように接点を持ち、対話が進めば違うはず」と説明。「これをきっかけに良い方向にむかえば」と期待を込めた。
村内の多くの地区で住民と職員の双方が・ス接点・スを暗中模索しているのが現状だが、町3区の伊藤賢治区長は「私たちから積極的に職員に投げかけることも重要なのでは」と話していた。 -
小学生球技大会河原町Aが優勝
宮田村の第30回小学生球技大会が12日、宮田小学校体育館などで開かれた。村内11地区から過去最大規模の20チームが参加。ドッジボールで熱戦を繰り広げ、河原町A「しょっぺえたいよう」が優勝した。
大会の活躍は子どもたちの目標でもあり、「今年こそは優勝するぞ」とやる気マンマン。積んできた練習の成果を発揮した。
予選リーグを勝ちあがった河原町Aは、飯島啓介主将を筆頭に5、6年生の10人(唐木貴浩、高橋翔悟、森下雄太、加藤龍、松下美咲、長矢華奈、伊東実穂、古河原梨紗、小田切俊樹)で構成。
チームワークの良さで、準決勝は新田A、決勝も南割Cをストレートで破り優勝した。
主催した村青少年健全育成会から表彰状とトロフィーを受け取り大喜び。互いの友情も深め合っていた。
上位の結果は次の通り
(1)河原町A「しょっぺえたいよう」(2)南割C(3)河原町C「みそ味タライ」(4)新田A -
強風被害乗り越えてリンゴオーナー収獲祭例年通りに
宮田村のリンゴオーナー制度は13日、収獲祭を開いた。愛知県内などから約1300人のオーナー家族が来村。8日の局地的な強風で村内では落果や枝ずれの被害が発生したが、事前の説明や各園主らが不足した場合は補うなど配慮して、例年通りに収獲を楽しんだ。
落果被害が集中した駒が原地区では、オーナーの木にも多少の影響があったが、園主が丁寧に説明。
コンテナに落果したリンゴを集めたり「傷があるかもしれません」と、オーナーに理解を求める姿もあった。
樋屋喜代美さんの園を訪れていた名古屋市の家族は「あんまり気にならない。大きなリンゴが実って、本当に食べるのが楽しみ」ともぎとっていた。
三石俊一さんの農園で家族や仲間と収獲を楽しんでいた愛知県田原市の清田高博さんは「昨年に続いてオーナーは2回目だが、子どもも大喜び。来年もまた来たい」と話した。
村内のリンゴ昨年遅霜や台風で大きな打撃を受けたが、今年は順調に生育。しかし8日の強風で収獲直前に被害があり、オーナーへの影響も心配されていた。20日も収獲祭を開き、多くの人が訪れる。 -
宮田村職員の地区担当制を活用して町3区が花壇整備
昨年度の導入以降、目立った動きがなかった宮田村の職員地区担当制を活用しようと13日、町3区役員が担当の村職員に呼びかけて花壇整備作業を行なった。自立のむらづくりを進めている同村内では、村職員への風当たりが強いが「このような機会をきっかけに、対話を広げていきたい」と、手をとりあって汗を流した。
担当職員5人が参加。区の役員や進んで協力を申し出た公民館分館のメンバーらと一緒に作業を進めた。
整備した現場は中学校近くの村の幹線道路沿い。もともと村が花壇を設けていた所だったが、近年は放置されていたため、区が担当職員に要請して再整備することになった。
住民福祉課の24歳男性職員は同区内に住んでいるが、地域の作業に参加するのは今回が初めて。「いつもは両親が出るし、若い人がいないので機会がなかった。声をかけてくれれば、今後も参加したい」と話した。
担当制の同区チーフを務める村教育委員会の中塚藤男生涯学習係長は「職員も区民のひとりだが、このように接点を持ち、対話が進めば違うはず」と説明。「これをきっかけに良い方向にむかえば」と期待を込めた。
村内の多くの地区で住民と職員の双方が・ス接点・スを暗中模索しているのが現状だが、町3区の伊藤賢治区長は「私たちから積極的に職員に投げかけることも重要なのでは」と話していた。 -
歌謡曲友の会が西駒郷慰問
宮田歌謡曲友の会(藤田宜久会長)は12日、駒ケ根市の知的障害者総合援護施設・長野県西駒郷を慰問に訪れ、会員らが自慢ののどを披露して利用者らを楽しませた=写真。
ステージでは千昌夫、五木ひろし、神野美伽らの数々のヒット曲のほか、賛助出演の恵扇会やドリームワークスによる日本舞踊やエアロビクスなどが次々に披露された。集まった約50人の利用者らは大きな声で一緒に歌ったりステージに上がって踊ったりして楽しいひとときを過ごした。
同会による慰問は、藤田会長が西駒郷のカラオケクラブの指導をしている縁などにより、8年前から毎年この時期に行われている。 -
記憶に残る手作りの品が記念品に
宮田村福祉作業所でビーズのアクセサリーを製作している町1区の加藤昌利さん(26)が、13日に同村で開かれる上伊那郡身体障害者ふれあい広場の出演記念品を手がけた。合併で来年には高遠町と長谷村の身体障害者協会がなくなるだけに、関係者は「一生懸命作ってくれた加藤君の作品は、長く記念に残る」と喜んでいる。
広場は上伊那郡身体障害者福祉協会の主催。障害者が一堂に集まり演芸などで盛りあがるが、合併により7町村での開催は今年が最後となる。
「何にするか迷ったが、伊那市と一緒になる高遠、長谷にとっては最後の広場。長く残るものを記念品にしようと考えた」と、塩沢健同協会副会長。独創性あふれるアクセサリーを作り続ける加藤さんに依頼した。
10月から製作に入り、1個づつ丁寧に手づくり。ビーズの色や形に気を配りながら、35本の携帯ストラップを完成させた。
「こんなにたくさんの注文は初めてだったけど、自分自身の励みにもなった」と加藤さん。
力作を受け取った塩沢さんは「宮田村でこのように頑張っている人の作品を記念品にできるのは、こちらとしてもうれしい限り」と話していた。
ふれあい広場は村老人福祉センターで午前9時半開会。 -
子育て学級の焼きイモ
宮田村公民館の子育て学級は10日、焼きイモを新田区のふれあい広場周辺で楽しんだ。まばゆいばかりの紅葉の下で、親子の笑顔もホクホク。「美味しいね」と舌鼓を打った。
15組の親子が各家庭からイモを持参。村文化会館の管理人が協力し、枝木を使って駐車場で焼いた。
1時間ほどでホクホクに。親子は広場にシートなどを広げて、さっそく会食した。
口いっぱいほおばるチビッコ。青空と色鮮やかな紅葉に包まれながら、食欲の秋を満たしていた。 -
石沢KSCが2冠、青春リーグは大田切が初代王者に
宮田村ナイターソフトボール会(石沢茂男会長)は10日、今季の全日程を終えて閉幕式を宮田球場で開いた。リーグ戦、トーナメント戦とも石沢KSCが優勝し、史上初の2冠を達成。45歳以上を対象に初めて実施した「ますます青春リーグ」は大田切リバーズが制し、初代王者となった。
石沢KSCは強力な打線を軸に、守備力も安定。11チーム総当りで半年に及んだリーグ戦を、終盤の1敗だけで乗りきった。
昨年は同率首位で並んだが、総得点で2位に。悔しい思いをした末の2年ぶりの美酒に石沢茂男監督は「昨年負けたので、今年は全員勝利にこだわった」と振り返る。
来春に開かれる上伊那大会の出場権も手にしたが「いつも初戦で敗退しているので、何とか1勝したい」とも話していた。
消防操法大会の練習で本戦が中断される6月に開いた「ますます青春リーグ」には5チームが参加。本戦もベテランばかりで戦う大田切リバーズが実力を発揮した。
代表の後藤勉さんは「本戦は若い選手が多く、どうしても玉足が早いが、青春リーグは勝つことができた。もっとチームが増えれば、さらに盛りあがると思う」と話していた。
石沢KSCが2冠のため、上伊那大会出場のもう一つの枠はリーグ戦2位の河原町クラブが得た。
本リーグ戦最終結果は次の通り。
(1)石沢KSC(2)河原町クラブ(3)トリケラトプス(4)南割スリーフォー(5)リバーズ(6)北割クラブ(7)大久保スターズ(8)エラーズ(9)中越クラブ(10)南割1班(11)大田切リバーズ -
女子バレーブロックトーナメント「ミューズ」が2連覇
宮田村女子バレーボール会の第15回ブロックトーナメント戦が10日閉幕し、河原町の女性を中心にした「ミューズ」が1セットも失うことなく2連覇した。
同大会は既婚者が対象で12チームが参加。4つのブロックの勝者がこの日、村農業者トレーニングセンターで決勝トーナメントを戦った。
昨年と同じ顔ぶれとなった決勝戦は、一進一退の熱戦。ミューズは、ツーオーの多彩なトス回しと鋭いサーブに苦戦した。
しかし、徹底的にレフトに集め強打で1セット目を逆転で先取。
2セット目もリードを許したが、緊張感は途切れることなく、相手の反撃を絶った。
今季はチームを引っ張ってきたベテラン3人が去り、ぎりぎりの人数でリーグ戦や今回のトーナメント戦を戦ってきた。
「厳しい時もあったが、若手もよく補ってくれた。チームワークの良さが勝因」と湯澤千代子主将。「来季の目標は3連覇。リーグ戦も優勝したい」と話していた。
ブロックトーナメント上位結果は次の通り。
(1)ミューズ(2)ツーオー(3)若葉(4)河原町