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中沢が総合優勝
駒ヶ根市体育協会などが主催する第34回駒ヶ根市民総合体育大会が23日開かれ、16(区対抗13、個人3)種目が21会場で行われ、区の名誉をかけて、競い合い、さわやかな汗を流した。市内最大のスポーツの祭典に選手、役員など2000人の市民が参加、白熱したプレーが展開し、ギャラリーの声援が大会を盛り上げた。結果は野球、ソフトボール、マレットゴルフ、ゴルフの4種目で優勝、陸上駅伝、ゲートボール、綱引などで準優勝した中沢が総合優勝した。
結果は次の通り
◇総合優勝=中沢(2)東伊那区(3)福岡区(4)北割2区(5)町2区(6)下平▽特別賞=上赤須
◇陸上駅伝(1)東伊那(2)
中沢(3)北割1区◇野球(1)北割2区、中沢(2)町1区、町2区◇ソフトボール(1)南割、中沢(2)下平、東伊那◇バレーボール男子(1)北割2区(2)福岡(3)上赤須、東伊那◇同・女子(1)北割2区、東伊那(2)下平、北割1区◇卓球(1)福岡(2)町2区(3)市場割・中南割◇バドミントン(1)市場割上赤須合同(2)東伊那(3)町2区、下平◇バスケットボール(1)市場割上赤須合同(2)東伊那(3)小町屋、上穂◇女子バスケット(オープン)(1)福岡(2)中沢(3)北割2区◇弓道(1)東伊那(2)福岡(3)小町屋◇テニス(1)福岡(2)町4区(3)町2区、上穂◇ゲートボール(1)下平(2)中沢(3)市場割◇マレットゴルフ(1)中沢(2)上穂(3)福岡◇綱引(1)北割1(2)中沢(3)北割2区・東伊那◇ゴルフ(1)中沢(2)中割(3)町4区
◇個人・アーチェリー(1)菊沢章吾(2)浦野裕之(3)後藤真偉人◇弓道(1)外園公毅(2)高仲成人(3)小沢剛志◇ソフトテニス男子(1)原勇輝・下村洋祐(2)中山弘樹・島崎力斗(2)増沢良雄・山岸朋博◇女子(1)増沢愛子・小鍛冶輝子(2)北沢由依・登内夏実(3)平沢明子・山岸弘子◇剣道・小学4年以下・男子(1)気賀沢仁哉(2)酒井健一郎(3)馬場信介・松村青◇同・女子(1)森岡里奈◇同・小学5年以上男子(1)唐木瞭(2)下平勇斗(3)岩本拓也、石沢宇志◇同・女子(1)春日ともえ(2)田畑野乃夏(3)真木史奈、竹沢萩野◇同・中学生男子(1)竹入省吾(2)倉田廉(3)宮沢圭太朗、寺平達◇同・女子(1)下井雪乃(2)宮沢夢美(3)(3)竹沢穂波、熊沢洋乃◇同・高校一般・男子(1)伊藤直広(2)熊沢竜作(3)米山弘、御子柴誉幸◇同・女子(1)春日敏子(2)気賀沢紀穂 -
東伊那小児童会夏祭り
駒ケ根市の東伊那小学校(小川清美校長)児童会は24日、児童会夏祭りを開いた。全校児童が縦割りの10グループに分かれ、児童会の各委員会が趣向を凝らして用意したアトラクションやゲームなどを楽しんだ。
校内の各教室や体育館などには伝言ゲーム、音楽クイズ、ボール投げ、お手玉など、7つのコーナーが設けられ、児童らがグループごとに会場を回ってはそれぞれのゲームに挑戦した。みどり委員会の「お手玉何回まわせるかな?」は1分間に連続して投げたお手玉の回数に応じてチームに得点が与えられるゲーム。児童らは1回でも多く成功させようと真剣な表情でお手玉を投げ上げた=写真。中には70回以上成功させた児童もいて、グループの皆から「天才!」「さすが」などと祝福を受けていた。
児童会が夏祭りのテーマに掲げた「全校のみんながあいさつし合い、仲良く助け合って友達の輪を広げよう」の通り、1年生など低学年の児童を高学年児童が助けたり励ましたりしながら楽しくゲームに取り組む微笑ましい姿が校内のあちこちで見られた。 -
1学期終業式
中川村の中川東小学校(久保村和子校長)は24日、1学期の終業式を行い、27日間の夏休みに入った。
式では2年生が通称「すべり山」を中心に展開した生活科の学習を自作の歌を交えながら発表し「2学期はきっと、キノコいっぱい、生き物いっぱい、きれいなきれいなすべり山になっていると思います」とまとめた。
5年生は田植えや臨海学習、音楽会など各班ごと、思い出に残った楽しい行事の様子を寸劇で再現した。
久保村校長は「きちんと隅々までお掃除ができ、元気にあいさつもできようになった」と、児童の成長を喜び「休み中は交通事故や水の事故に遭わないように、夏休みでなければできないことをいろいろと体験して、21日は元気に登校して」と呼び掛けた。 -
KOMA夏!第4話「祭りだよ!全員集合」
駒ケ根市の夏を彩るKOMA夏!第4話&ゆかたまつり「祭りだよ!全員集合」は22日、市内中心商店街を舞台に開かれた。一般市民らによる20チーム・総勢約700人によるダンスパレードが歩行者天国となった広小路など中心商店街を舞台に華やかに繰り広げられたほか、光前寺の霊犬早太郎伝説から生まれた地元のヒーロー「スピード太郎」と敵役「ヒッヒー」の楽しいショーなどが多彩に催された=写真。
ダンスパレードではテーマソング『GO OVER』のリズムに乗せて各チームがそれぞれ趣向を凝らした振付やコスチュームのダンスを披露。沿道を埋めた市民は手拍子を取りながら個性あふれる踊りを楽しんでいた。
銀座通りやすずらん通りには多くの屋台が軒を並べ、繰り出した家族連れなどで夜遅くまでにぎわった。 -
【記者室】豪雨竏樗ス省と教訓残せ
豪雨による災害で犠牲になった方々に心から哀悼の意を表したい。自然の猛威が過ぎ去ってみるとまるでうそのような平穏さだ。被害に遭った人にすれば、何事もなかったかのように動き始めた世の中と、以前と違ってしまった自分の暮らしの対比が一段とつらく悲しく感じられるのではないか▼この数日間というもの、国や県、各市町村の防災関係者らの苦労は大変なものだったろう。特に災害現場で対応に当たった多くの消防団員の働きは目立たないが大きかった。一息ついて英気を養ってもらいたい▼だが反省と教訓は残さなければならない。被害が起きるにはそれ相応の原因があるはずだ。今回経験した不安と緊張の気持ちを忘れず災害の予防に力を注いでほしい。(白鳥記者)
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駒ケ根市災害警戒本部引き続き継続
大雨による災害などに備えて駒ケ根市が設置している豪雨災害庁内警戒本部(本部長・原寛恒助役)は21日午後4時30分に会議を開き、雨はひとまず治まっているものの、上伊那地域に出されている大雨警報、洪水注意報はまだ解除されていないことや、土砂災害の発生する危険性が依然として残っていることなどから、引き続き警戒配備を継続することを決めた。
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大雨によるイベントなどへの影響 - 駒ケ根市
駒ケ根市では大雨による被害は少なかったが、被災した近隣市町村への配慮から22日開催の夏祭り「KOMA夏! &ゆかたまつり」での市長ら公職関係者のあいさつなどを自粛する。
23日開催予定の市民総合体育大会は全種目とも予定通りの時間、会場で実施できる見通し。
市内で開催予定だった次のイベントが中止になった。
▽19日=第36回上伊那郡市献血推進大会(市文化会館)▽20日=建設事業関係功労者表彰式(天竜川上流河川事務所)▽21日=駒ケ根市竜東地区農業集落排水施設しゅん工式▽22日=水生生物観察会(おもしろかっぱ館)▽23日=第53回上伊那郡市母子寡婦福祉大会(市文化会館) -
ネパール交流市民の会総会
ネパールとの交流を通じて友好を深めようとする駒ケ根市民らでつくる「ネパール交流市民の会」(塩原順四郎会長)は20日、第8回総会を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。会員ら約30人が出席し、ポカラ市からの中学生受け入れや駒ケ根市民のポカラ市訪問などの計画を承認した。
計画によると▽ポカラ市の中学生5人と校長など計8人の訪問団を8月24日から29日にかけて市に受け入れ、ホームステイ、体験交流、学校訪問、市内観光などをしてもらう▽秋までに駒ケ根市民20縲・5人の訪問団を結成し、11月11日縲・9日にかけてポカラ市を訪れる竏秩B
塩原会長は「混乱していたネパールの情勢も平穏を取り戻しつつあり、中断していた交流が再びできるようになった。今年はポカラ市との友好都市協定締結5年目の節目の年。記念イベントに積極的にかかわっていきたい」とあいさつした=写真。
名誉会長の中原正純市長は「市民に呼び掛けて秋にもポカラ市を訪問したい。私自身もできれば参加し、さらに友好関係を深めたい」と述べた。 -
増田屋自工全国大会へ
第50回高松宮賜杯全日本軟式野球大会第1部(9月8縲・1日、島根県)出場を決めた増田屋自工クラブの代表者らが20日、駒ケ根市役所を訪れ、中原正純市長に出場決定を報告した。小沢政示代表、黒木健次監督らが中原市長と固い握手を交わし、大会での健闘を誓った=写真。黒木監督は「せっかくのチャンス。県、市の代表として全国大会で暴れてきたい」と決意を表明。中原市長は「市民にとってもうれしく名誉なことだ。スポーツが果たす役割は極めて大きく、底辺の拡大に大きな力となるので、目標3位と言わず優勝を目指して頑張って」と活躍を期待した。
同クラブは6月に行われた県大会に優勝、北信越大会(8日、新潟県)の代表決定戦で全国大会出場を決めた。メンバーは駒ケ根市のほか、伊那市、飯島町、箕輪町などに住む、勤務先も異なる選手らで構成されている。 -
駒ケ根市内の金融機関浴衣姿で応対
窓口で涼しげな浴衣姿の女性が応対竏秩B駒ケ根商工会議所の呼び掛けに応じて21日、駒ケ根市内の主な金融機関の各店舗で女性職員が浴衣で業務に当たった。
アルプス中央信用金庫赤穂東支店では5人の女性従業員がそれぞれ浴衣を着て接客=写真。「普段着慣れないのでちょっと窮屈。少し動きづらいが業務への影響はない」と笑顔で話した。
訪れた客は「夏らしくていいね」「華やかで店内が明るくなったようだ」と笑顔を見せていた。 -
わが家のセーフティーリーダー委嘱式
地域の防犯意識を高めようと駒ケ根警察署と伊南防犯連合会は20日、駒ケ根市内の2小学校の6年生54人に対し「わが家のセーフティーリーダー」のリーダー証を交付した。同署の山本修作署長らが東伊那小学校と中沢小学校を訪れ、児童一人一人にリーダー証を手渡した=写真。山本署長は「あいさつの前には相手の名前を呼んでください。地域の人が顔と名前を覚えてくれる。そして弱いものいじめなど卑きょうなことをしないように。地域の安全をつくり上げるリーダーとなることを期待する」と呼び掛けた。
リーダー証には「友達や家族に安全を広めるリーダーとしての任務」として▽元気良くはっきりとあいさつする▽決められたルールを守る▽みんなの手本になる行動をとる竏窒ネどが掲げられている。 -
駒ケ根市災害対策本部廃止 - 警戒配備へ
大雨による天竜川の水位上昇などにより19日午前1時に設置された駒ケ根市災害対策本部(本部長・中原正純市長)は20日午前、市役所で会議を開き、天竜川の水位が下がってきていることから対策本部をいったん廃止することを決めた。市の災害対策担当者は、これまで人的被害や大規模な被害は発生していないが、21日にさらに降水が予想されるため、原寛恒助役を長とした警戒配備態勢をとって引き続き状況を見守っていきたい竏窒ニしている。
天竜川の水位上昇により19日に冠水した丸塚公園と下平一帯約7・6ヘクタールの水は20日にはうそのように引き、一部に泥が残っているだけ。水稲など農作物への被害もなかった。
市内各地で小規模な冠水などがあったが、いずれも土のうを積むなどして対応し、大きな被害は出ていない。 -
浴衣が当たるクイズ抽選
駒ケ根市の夏祭り「KOMA夏!&ゆかたまつり」のイベントで8日に銀座通りで行われた「浴衣が当たるクイズ」(ゆかたまつり実行委員会主催)の当選者を選ぶ抽選会が19日、商工会館で行われた。応募総数202通のうち正解だった200通の中から、エコーシティー駒ケ岳の社員など報道関係者が当選者5人を選び出した=写真。当選者には浴衣1着がそれぞれ贈られる。当選者の発表は22日に開かれる「KOMA夏!&ゆかたまつり」の特設ステージで午後8時45分に行われる。
クイズの問題は「スピード太郎の肩にある星(☆)マークは右肩? 左肩?」だった。正解は「右肩」竏秩B -
駒ケ根市幼児幼年教育研究会
駒ケ根市内の幼稚園、保育園、小学校、教育委員会の担当者らでつくる幼児幼年教育研究会は18日、赤穂公民館で06年度研究会を開いた。会員約60人が参加し、赤穂南小学校教頭の塩野入幸隆さんの講演「南小における教育相談について」と聞いたほか、6グループに分かれて意見交換をした。
支援が必要な新入学児童を自律学級でなく通常学級に入れたい竏窒ニいう保護者の意向を受けてどんな話し合いをしてきたかについて塩野入さんは「自律学級に対する偏見などもあるが、学校側の意見の押し付けでなく、保護者と長い期間にわたって辛抱強く話し合うことが、子どもにとって一番良い環境を用意できる道ではないか」と静かに訴えた=写真。参加者は時折メモを取りながら熱心に発表に聞き入っていた。 -
駒ケ根市上赤須で道路冠水
大雨で天竜川の水位が警戒水位の2メートル40センチを超えたため、駒ケ根市は19日午前1時、災害対策本部を設置した。午後になって雨は上がったものの、引き続き土砂災害の恐れがあるとして市民に警戒を呼び掛けている。
大雨の影響で19日午前6時25分ごろ、駒ケ根市赤穂上赤須の天竜川吉瀬橋下流約50メートル地点で水が堤防を越えてあふれ出し、右岸の市道I竏・96号線が約50メートルにわたって冠水した=写真。深さは約50センチで、ガードレール上端がかろうじて水面からのぞく程度。市は緊急措置として道路を通行止めにしている。
吉瀬橋下流の蟹沢地区の3世帯7人は1軒の家に集まり、警戒のため訪れた市職員と消防団員らとともに水位の変化や堤防の様子を見守っている。
下平の丸塚公園一帯も全体が冠水した。 -
【郷土史研究家 田中清文さん】
『駒ケ根の貞治仏』『郷土の石工竏樗・・・Z』『高遠石工石匠列伝』など著書は6冊にもなる。現在は『邪馬台国への旅路』と『伊那谷の石工I』『同II』の続編を構想中。
「書きたいことは頭の中にたくさん詰まっているが、ここのところ古道の研究に忙しくてね。なかなか手がつかずにいるところなんですよ」
◇ ◇
「郷土史の研究に携わるようになったのは小学生時代の土器拾いがルーツ」という。
小学校4年生の時、国語の教科書に上野原遺跡で子どもたちが石器や土器を拾う話があって興味を引かれた。同級生が「うちの畑からも土器が出た」と言うので見に行くと見事な文様の土器を見せられた。
「縄文中期の物でしょうね。素晴らしい文様に魅せられた」
それからというもの、あちこちで土器を探し出してはせっせと博物館に持って行き、学芸員らに見てもらった。
「横穴を掘って行くいわゆる『たぬき掘り』だけど、どんどん続いて出てくるから面白くてね。郷土研究会とはそのころからの縁です」
20歳代のころ農業構造改善事業による工事が各地で行われ、土器などが次々に発見されるようになると「田中に聞けば分かるだろう」と多くの緊急発掘調査に駆り出された。
◇ ◇
卑弥呼の墓と邪馬台国についても深く興味を持ち、足掛け8年間九州に通って調べた結果、邪馬台国は考えられているほどスケールの小さな国ではなく、博多湾沿岸から卑弥呼の宮殿があったと思われる現在の都城市にかけての広大な地域である竏窒ニする「九州縦貫広域説」を打ち出した。
「机上の研究者は地図だけを見て考えるから判断を誤る。現地に足を運んでみなければ分からないこともあるんですよ」
一昨年からは郷土研究会で三州街道、古東山道と令制東山道、春日街道などの研究に取り組んできた。現地調査がほぼ終わり、研究成果をまとめて「私たちが探索した伊那谷の古道」として9月縲・0月に駒ケ根市立博物館で展示することにしている。
「道というのは大切なもの。古道を調べていくことによって当時の暮らしの様子までが分かる。本当ならもっともっと時間をかけて調べたい。道とはいかなるものか竏秩B現代と比較して追及できれば最高ですね」
「光前寺や大御食神社には研究課題が詰まっている。まだまだこれから調べることがたくさんあります。研究は本当に面白くてやめられないですね」
(白鳥文男) -
駒ケ根市国保運営協議会
駒ケ根市国民健康保険運営協議会(堀千代美会長)は18日、06年度第1回の会議を市役所南庁舎で開いた。委員ら約20人が出席し、05年度決算見込みと06年度予算などについて市担当者から説明を受けた。
05年度決算見込みは歳入24億2530万円に対し歳出24億2160万円で370万円の黒字。国保事業基金は2600万円を取り崩した結果、年度末残高は2億320万円となった。06年度予算は歳入・歳出とも23億6090万円で前年比4・35%増。
堀会長はあいさつで「景気の動向などに対応して国保の運営をしていかねばならないことに重い責任を感じる。一方、市の国保税収納率は県下19市の中で4位。関係者の努力の成果だ」と述べた。
構成団体の異動により、新たに委員となった県社会保険事務局伊那事務所総合相談室長の山田功さんに委嘱状が伝達された=写真。任期は07年6月30日まで。 -
県看護大オープンキャンパス
駒ケ根市の県看護大(深山智代学長)は17日、入学希望者らに対し、大学について説明する「オープンキャンパス」を行った。県内外から高校生や保護者など、ほぼ例年並みの約330人が同大キャンパスを訪れ、教職員の説明を聞いたり、学内の施設を見学したりした。
深山学長は「小さい大学ならではのアットホームな雰囲気を感じてもらいたい。限られた時間ではあるが、何なりと質問して本学についての十分な情報を得てほしい」と呼び掛けた=写真。参加者らは教育内容、入試の概要や学生生活、就職状況などについて担当の教職員からそれぞれ説明を受けた後、小グループに分かれて学内を見学した。参加者らは「新しくてきれいな建物だね」「合格したいね」などと話し合っていた。 -
駒ケ根高原マラソン事務所開き
9月24日に行われる第24回中央アルプス駒ケ根高原マラソン大会の実行委員会(廣田喜宥委員長)は18日、事務局を駒ケ根市役所2階の一角に開いた=写真。今後事務職員が常駐し、2カ月後の大会に向けて準備を進めていく。
24日現在の出場申込者は約800人で、例年より多目という。担当者は「招待選手の弘山晴美さんの知名度の高さも一因ではないか」と分析している。
大会は駒ケ根高原の林間に設定された3キロ、6キロ、15キロのコースで男女年代別に行われる。参加料は3千円、3キロのみ出場可の小学生は500円。申し込みは8月18日まで。問い合わせは大会事務局(TEL83・2111)へ。 -
軽トラ荷台から転落
15日午後5時35分ごろ、飯島町七久保の県道交差点で、近くの農業紫芝俊胤さん(76)が運転する軽トラックの荷台に乗っていた七久保の自営業藤木道長さん(68)が道路に転落した。藤木さんは駒ケ根市内の病院に収容されたが右の鎖骨を折るなどの重傷。紫芝さんにけがはなかった。
紫芝さんは七久保駅方面から県道の七久保駅入口交差点を右折しようとしたところ、荷台に乗っていた藤木さんが転落した。駒ケ根署が原因を調べている。 -
駒ケ根市民吹奏楽団が小学生を指導
駒ケ根市近郊の音楽愛好者らでつくる駒ケ根市民吹奏楽団(村山修団長)は15日、赤穂南小学校金管バンドの児童らに演奏の指導をした。団員約20人が同小を訪れ、トロンボーン、トランペット、ホルン、チューバ、パーカッションなどの各パートごとに分かれて、約20人の児童らにそれぞれ良い音の出し方や楽器の取り扱い方などの基本を丁寧に教えた。団員らは「楽器の動く部分にはできるだけ毎日油を差すこと」「吹奏楽の楽器は息を大きく吸い込むことが一番大切。腹式呼吸を覚えると大きくて長い音が出せるようになるから毎日練習して」などと熱心に指導した=写真。児童らは楽団員の出す音の大きさに「すごい」と驚いていた。パート練習の後は、児童らが取り組んでいる『この星に生まれて』(NHKテレビ『生き物地球紀行のエンディングテーマ曲)を全員で演奏した。
同小金管バンドの顧問鈴木宏平教諭は「音楽家にならなくてもいい。音楽を好きになることで子どもたちの将来が明るいものになってくれれば何よりうれしい。楽団にはできれば今後も指導を継続してほしい」と話している。 -
県看護大公開講座
駒ケ根市の県看護大は15日、06年度第1回の公開講座を同大で開いた。聴講を申し込んだ一般市民など約100人が集まり、同大教授の廣瀬昭夫さんの「私が担当した卒業研究の成果と思い出竏茶Aロマセラピー、自律訓練法、玄米食、健康に良い水、死生観」を聞いた。開学時から同大の教壇に立つ広瀬さんは「98年度の第1回卒業生から今年度までの学生らと取り組んできた成果」として、綿密なデータに基づいた研究結果などについて詳しく説明した=写真。聴講者はスクリーンをじっと見つめ、時折メモを取ったりしながら熱心に講義に聴き入っていた。
公開講座は今年さらに2回が予定されている。第2回は9月30日に前田樹海助教授が「県内の看護職者はどんなふうに働いているのか竏抽ナ護人的資源統計の課題と展望」について、第3回は12月16日に田村正枝教授が「がん患者と家族を支える看護」についてそれぞれ講義する。申し込み・問い合わせは同大(TEL81・5100)へ。 -
ピンホールカメラ教室
駒ケ根市のおもしろかっぱ館(小平容大館長)は15日、親子ピンホール写真機教室を同館で開いた。約10人の親子らが参加し、大学講師の石倉馥さんの指導でピンホールカメラ作りと現像などに挑戦した。
カメラの原理について石倉さんに「暗い箱に開けた小さな穴から光が入ると外の景色が映る」と説明を受けた参加者は早速カメラ作りに取りかかった。アルミカンを切った板に針で小さな穴を開け、内側を黒く塗ったボール箱に貼り付けるなどして完成。出来上がったカメラを持って外へ出た参加者は建物や風景など撮影したい物を決めると穴をふさいだテープをはがし、カメラを固定したまま数十秒かけて撮影=写真。暗室で現像にかかり、印画紙にネガ画像が浮かび上がると「できた」と大喜び。「次は何を撮ろうかな」とうれしそうに飛び出して行った。
教室は16日も開かれる。現像の続きを行うほか、通常のフィルムカメラでの写真撮影などを楽しむ予定。 -
駒ケ根市小学生相撲大会
第14回駒ケ根市小学生相撲大会が15日、同市北割一区の切石公園で開かれた。市内の豆力士約300人が参加し、学年別・男女別の個人戦と団体戦で手に汗握る熱戦を展開した=写真。土俵の周囲を埋めた多くの保護者や同級生らは「頑張れ」「負けるな」「そこだ」などと大きな声援を送った。勝負がつくと勝った児童は誇らしげに勝ち名乗りを受けて笑顔で手刀を切っていた。負けた児童はそれぞれ残念そうな表情で土俵を降りたが、中には悔しさのあまり思わず泣き出す児童の姿も見られた。
上位は次の皆さん。
◆男子▼1・2年(1)井口翔太(赤穂2)(2)吉澤篤希(同)(3)小原慎平(赤穂東2)小林天馬(赤穂2)▼3・4年(1)日下風馬(赤穂南4)(2)石川来輝(赤穂3)(3)北原凛太郎(赤穂東3)馬場信介(東伊那3)▼5・6年(1)横山利輝(赤穂6)(2)佐々木塁(赤穂東5)(3)村松杜志(赤穂南5)山岸翼(赤穂東6)
◆女子▼1・2年(1)斎藤咲恵(赤穂2)(2)金山和(同)(3)石川美結(赤穂1)廣野美咲(赤穂南2)▼3・4年(1)横山芽似美(赤穂3)(2)三輪優奈(赤穂4)(3)佐々木来那(赤穂東3)宮崎沙織(東伊那4)▼5・6年(1)真木史奈(東伊那6)(2)熊谷里奈(赤穂6)(3)久保田なぎさ(東伊那5)田中玲野(赤穂南6)
◆団体▼1・2・3年(1)赤穂A(2)赤穂南B▼4・5・6年(1)赤穂A(2)赤穂南A -
【記者室】熱中症と水分補給
梅雨が明けないまま蒸し暑い日が続く。気温だけでなく湿度も高いこんな時季には熱中症に注意が必要だ。日本気象協会によるとここ数日の県内の熱中症ランクは5段階のうち4に当たる「厳重に警戒」だという▼熱中症はただの暑さ負けとは違う。体温調節ができなくなって頭痛や吐き気、けいれんや失神などの症状が起こり、場合によっては死亡に至る。予防には水分補給が最も大切だが、汗とともに失われた塩分も同時に取る必要がある▼昔は運動中に水を飲もうとすると「根性がない証拠だ」「余計汗をかく」などと言われて納得していたものだが、今では水分は積極的に補給すべき竏窒ニいうのがスポーツ医学の常識だ。こまめな水分補給でこの時季を乗り切ろう。(白鳥記者)
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駒ケ根市交通安全・暴力追放市民大会
駒ケ根市は13日夜、第17回駒ケ根市交通安全・暴力追放市民大会を市文化会館で開いた。関係者約500人が参加。全員で事故犠牲者に黙祷をささげ「大会の開催を契機に決意を新たにして、交通安全と暴力追放の運動を推進する」などとする大会宣言を採択して閉会した。赤穂小学校2年1組(伊東美春教諭)は交通安全劇「泣いた赤鬼」を披露=写真。交通ルールの大切さを民話に乗せて訴え、参加者から大きな拍手を受けた。伊南防犯女性部は寸劇「地域で子どもを守りましょう」を発表した。
大会長の中原正純市長は「安心・安全なまちづくりを目指して、より一層積極的に取り組んでいく」とあいさつした。
それぞれの功労者に対し、中原市長から表彰状が贈られた。
駒ケ根駅前からのパレードは雨天のため中止となった。
表彰されたのは次の皆さん。
▽防犯功労=北原清、宮澤賀子、粥川勝子、宮澤美恵子、伊南遊技場防犯協力会▽交通功労=小沢逸夫、唐澤利明、伊藤貞利、今井茂 -
チャリティゲートボール寄付
14日、第12回ゲートボール愛好者チャリティ大会を市営グラウンドで開いた駒ケ根市体育協会ゲートボール部(小原淳一部長)は、市社会福祉協議会(竹内正寛会長)に同大会で集まった参加費の一部5万円を寄付した。小原会長と松尾安彦副会長が市社協を訪れ、竹内会長に寄付金を手渡した=写真。竹内会長は「志に感謝する。善意銀行に積み立て、社会福祉のために有効に使いたい」と礼を述べた。
同大会には約110人が参加した。 -
赤穂東小児童「安心の家」「サポート隊」と初の顔合わせ
駒ケ根市の赤穂東小学校(熊谷正校長)で14日、「子どもを守る安心の家」「子どもを守るサポート隊」の市民と児童らの顔合わせ会が初めて開かれた。顔合わせは4つの地区ごとに分かれて行われ、各地区の市民らは児童に対して一人ずつ自己紹介。「何かあったらすぐに声を掛けるんだよ」などと児童らに呼び掛けた。児童らは「よろしくお願いします」と声を合わせて頭を下げた。
児童との顔合わせ会後にはPTA校外指導部、学校との意見交換会が開かれ、出席した「竏宙タ心の家」「竏茶Tポート隊」の市民らからは「会員同士の横のつながりがない」「それぞれ情報交換する必要がある」「もっと地域の活動などを通じて子どもたちと顔見知りになる努力が大切」などの意見が出された。スクールガード・リーダーの小出光恵さんは「下手に声を掛けると子どもたちに不審者と思われる恐れがあるが、今日の顔合わせはその意味で大変良い機会だ。できることなら地域の人全員がサポート隊員になってほしい」と述べた。熊谷校長は「東小の通学区内の安心の家は2年前に24軒だったが、現在は166軒に増えている。地域の皆さんで協力して子どもたちを側面から支え、育てていただきたい」とあいさつした。 -
国交省「観光地域づくり実践プラン」で駒ヶ根市など全国4地域を選定
国土交通省は13日、06年度「観光地域づくり実践プラン」で全国で駒ヶ根市など4地域を選定したと発表した。
実践プランは、観光立国実現に向け、地域特性を踏まえた観光戦略に基づき、多様な地域資源を活用し、地域の幅広い関係者が一体となって進める観光地域づくりを、国交省が支援する。
選定地域は駒ヶ根市、兵庫県宝塚市、徳島県三好市、長崎県雲仙市。地域観光振興に関する有識者らで構成する観光ルネサンス事業検討会に諮り、決定した。
駒ヶ根市は、もてなしのまちづくり協議会が、地域の歴史文化の見直しによる埋もれた地域観光資源の再発掘と、「食」を基軸とした健康保養型観光の展開を図る。 -
東伊那小4年生 「那須屋興産」などに社会科見学
伊那市大坊の中間ごみ処理業「那須屋興産」(池上幸平社長)のリサイクルセンターに12日、駒ヶ根市の東伊那小学校4年生17人が社会科見学に訪れた。リサイクル過程などを見学した児童は、各家庭でのごみの分別の大切さに理解を深めた。
同小4年生が訪問するのは本年で3年目の恒例。この日は、「伊那中央清掃センター」(同市美篶)なども訪れ、ごみの減量に向けた生活を見直すことを学んだ。
リサイクルセンターでは、ペットボトル、ダンボール、空き缶などの廃棄物を圧縮し、リサイクル原料に向けて処理される工程を見学。空き缶の分別について子どもたちは、家庭でアルミとスチールを仕分けず出されることが多いことを知った。
那須屋興産の関係者は「廃棄物も皆の協力で分別してもらえることで、早く生まれ変われる」と呼びかけた。