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伊南金融機関防犯連絡協議会
伊南地区の銀行、郵便局などの金融機関37店舗でつくる伊南金融機関防犯連絡協議会は5日、駒ケ根警察署で研修会を開いた。各店舗の代表者ら24人が参加し、強盗事件などが発生した際に犯人や車などに投げつけるカラーボールの実技体験を行ったほか、実際に起きた強盗事件を元に制作されたビデオを見て事件発生の対応などについて学んだ。
カラーボールの実技体験では、参加者が代わる代わるボールを手にして目標に向かって投げた=写真。ボールが地面や人形に当たって砕けると鮮やかなオレンジ色の塗料が辺りに飛散。強烈な色に、見守る参加者からは「おおー」と驚きの声が上がった。参加者らは「実際に投げたこともないし割れたところを見たこともなかったが、こんなに目立つ色なら確かに有効だろうね」などとうなずきながら話し合っていた。
防犯用カラーボールは野球のボール程度の大きさの薄いプラスチック製で、中には洗っても落ちにくい性質を持った鮮やかな色の蛍光塗料が入っている。 -
駒ケ根市議会6月定例会開会
駒ケ根市議会6月定例会は5日開会した。上程議案は人事案件(市公平委員会委員の選任)1、専決処分8、報告4、市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例など条例案7、06年度一般会計補正予算案など予算案2の計22。提案理由の説明と質疑が行われ、議案は各常任委員会に付託された。最終22日に採決される。
任期満了に伴う市公平委員会委員に木下眞さん(68)=中沢=が再任された。任期は8月5日から4年間。
日程は次の通り。
▽5日=本会議(提案説明、質疑、委員会付託など)▽14・15日=本会議(一般質問)▽16・19・20日=委員会▽22日=本会議(採決) -
【記者室】県教委ともあろうものが…
赤穂中学校が本当に県下一の大規模校なのか確認したくて県教育委員会に電話した。担当者に尋ねると「少し待ってください」と言うから早速教えてくれるものと思ってそのまま待ったが数分たっても誰も出ない▼電話口の向こうで「誰か知らないか?」という声が聞こえる。ようやく先ほどの担当者が出て「多分そうだと思いますが…」。「多分では困るので生徒が何人なのか数字でお願いします」と畳みかけると「昨年度は1位でしたね」▼「今年度の数字が欲しいんです」と言うと「それは秋ごろにならないと出ないんじゃないかなあ」「…」あきれてものが言えないとはこのことだ。県教委ともあろうものがこの程度の数字も把握できていないとはまったく驚いた。(白鳥記者)
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ハッチョウトンボ観察会
世界最小のトンボ「ハッチョウトンボ」の観察会が3、4日、繁殖地の駒ヶ根市南割公園で開かれた。親子連れなどで賑わい、羽化したばかりの体長2センチに満たないトンボに目を凝らした。
羽化の時期にあわせ、地元のハッチョウトンボを育む会(小川周次会長)が開いたもの。
今年は1週間ほど成育が遅いというが、3日朝で65匹が羽化。
4日はそれ以上の個体数になったが、訪れた人たちは草かげにとまる最小トンボを凝視した。
会メンバーの解説もあり、親子で熱心に目と耳を傾ける姿も。「あんな所にいた」「本当に小さい」など歓声をあげていた。 -
上穂町区敬老文化祭、恒例の人情劇で高齢者をおもてなし
駒ヶ根市上穂町区(氣賀澤徳義区長)の敬老文化祭は4日、赤穂公民館で開いた。分館役員の間で30年以上受け継がれている人情劇芝居などで、高齢者の長寿を祝った。
69歳以上450人ほどのうち、約150人が出席。12の個人、団体らが演芸で盛り上げ、楽しませた。
そのうち分館役員は人情劇「関の弥太郎笠」、「矢切の渡し」を公演。
1カ月前から毎日積んできた稽古の成果を披露し、熱演した。
笑いあり、涙ありの内容に、会場からはヤンヤの歓声も。地域がひとつになって、高齢者をもてなしていた。 -
駒ケ根市で水源祭
水道週間(1縲・日)に合わせ、駒ケ根市水道指定店組合(石田耕一組合長)は3日、市内北割一区の切石浄水場で06年度の水源祭を行った。組合員のほか市の関係者ら約30人が参列。石田組合長らが水神に向かって玉ぐしをささげるなどの神事を行って水道水の安定供給を祈願した=写真。石田組合長は「昨年は水道に関する大きな事故はなかった。今年も安全・安心な給水を祈念したい」とあいさつした。
市の上水道事業は1954年に赤穂上水道として創設。翌年通水を開始して以降、段階的に規模を拡大し、現在1日当たり最大約2万立方メートルを給水できる能力となっている。
切石浄水場は施設の老朽化などのため、09年度をめどに全面的に更新される見通し。総事業費は16億円。これにより、水道料金は10年度から2段階に分けて5%程度の値上げが見込まれている。 -
サツキと山野草展
盆栽の愛好クラブ「一鉢会」(飯田光晴会長)は「第8回サツキと山野草展」を駒ケ根駅前ビル・アルパ3階多目的ホールで4日まで開いている。約20人の会員が展示会に合わせて咲かせたサツキや、丹精込めて育てたさまざまな山野草の鉢植えなど約60席を展示=写真。訪れた人たちのため息を誘っている。会員らは「今年のサツキは咲くのが例年より少し遅かった。来週ぐらいがちょうど見ごろ」と話している。
会場ではチャリティ販売も行っている。
入場無料。午前9時縲恁゚後4時。 -
くらふてぃあ杜の市
「手づくり工芸展in駒ケ根Vol10くらふてぃあ杜の市」が駒ケ根高原の2カ所の特設会場で4日まで開かれている。全国から集まった約300人の工芸作家らが木工、陶芸、染色、ガラス、皮革、彫金などそれぞれ得意の作品や技を各ブースで披露。訪れた家族連れなどの買い物客らはずらりと並んだブースをゆっくりと歩きながら見て回り、時折気に入った作品を見つけると作家らと言葉を交わしながらあれこれと品定めをするなど、のんびりと買い物を楽しんでいた=写真。
杜の市は今年で10回目。初回の市に参加した工芸作家らは約160人だったが年々増加している。
4日は午後5時まで開催。問い合わせは駒ケ根ファームス内の実行委員会(TEL83・7680)へ。 -
上伊那母親コーラス交歓会
第33回上伊那母親コーラス交歓会が3日、駒ケ根市文化会館で開かれた。上伊那各地で活動する母親らのコーラスグループなど18団体が集まって代わる代わるステージに立ち、それぞれが日ごろ練習を重ねた美しいハーモニーを1縲・曲ずつ披露し合った=写真。
各グループともやや緊張気味の表情でステージに登場したが、指揮棒に合わせて歌い出すと少しずつ表情も和らぎ、クライマックスではつやのある伸びやかな歌声を大ホールに響かせていた。 -
駒ケ根市議会6月定例会日程
駒ケ根市議会は6月定例会を5日から22日までの18日間の日程で開く。議案は人事案件(市公平委員会委員の選任)1、専決処分8、報告4、市職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例など条例案7、06年度一般会計補正予算案など予算案2の計22。
日程は次の通り。
▽5日=本会議(提案説明、質疑、委員会付託など)▽14・15日=本会議(一般質問)▽16・19・20日=委員会▽22日=本会議(採決) -
駒ケ根観光開発3期連続で黒字
駒ケ根ビューホテル四季、国民宿舎すずらん荘、こまくさの湯、駒ケ根キャンプセンターを経営する駒ケ根観光開発(中原正純社長)は第48期(05年4月縲・6年3月)の経常利益が約670万円(対前期比157%、約400万円増)となり、3期連続で利益を確保したと発表した。
こまくさの湯は昨年からの灯油価格の高騰などの事情により、大人入浴料を現行の500円から100円値上げして10月から600円としたい考え。子どもは300円で据え置き。
部門別営業成績は次の通り(数字は(1)売上高(対前期比)(2)経常利益)。
▽駒ケ根ビューホテル四季=(1)3億470万円(105・4%)(2)1020万円▽国民宿舎すずらん荘=(1)1億3040万円(103・1%)(2)80万円▽こまくさの湯=1億4850万円(100・7%)(2)40万円▽駒ケ根キャンプセンター=(1)1810万円(91・4%)(2)10万円 -
中沢小で炭出し
駒ケ根市の中沢小学校(北原三千生校長)の全校児童は2日、同校に設置してある炭焼き窯で今年度最初の炭出しをした。炭の取り出し口の前に1列に並んだ児童らは1人ずつ中に入り、うれしそうな笑顔を見せながらこんがりと焼き上がった炭を大切そうに持ち出した=写真。
炭焼きを指導した宮下秀春さん(72)は「いい炭に仕上がっている」と満足そうな笑顔を見せ、児童らは「心配だったけどうまく焼けていてよかった」とほっとした表情で話していた。
5月19日に原木のコナラ約1500キロを児童らが窯に入れ、火をつけた後は職員らが交代で温度管理を行ってきた。焼き上がった炭は各学年で教材として使うほか、バザーなどで販売される。
同小は児童らに中沢の伝統産業である炭焼きを受け継いでいってほしい竏窒ニ92年に窯を設置し、総合的な学習の時間などを利用して毎年炭焼きを行っている。05年にはPTAが中心となって新しい窯を製作した。 -
JAのトリクロロエチレン対策
市議会全協で説明駒ケ根市は1日開いた市議会全員協議会で、トリクロロエチレンが検出された旧龍水社跡地の今後の対策について、JA上伊那(上伊那農業協同組合)が汚染土壌と、汚染地下水(動きの少ない泥状の汚染層)の浄化作業を行う竏窒ニする報告を受けたと説明した。土壌は6月中旬から約2カ月間、地下水は秋ごろから約2年間かけて作業を行うという。
JA上伊那はボーリングなど同地の詳細な調査を行った結果、土壌汚染は敷地のうち以前社員寮があった西端部分の約500平方メートル・深さ約5メートルに限られるとして、汚染土壌約2500立方メートルを「ばっ気浄化工法」(テント内でばっ気、揮発、吸着した後埋め戻す)などで浄化し、地下水は「揚水・真空吸引併用工法」で浄化するとしている。
市は住民に対する説明会を16日午後7時から町四区のやまびこ荘で開く。 -
駒ケ根市切石浄水場更新へ
駒ケ根市内に水道水を供給している切石浄水場は施設の老朽化などにより、09年度をめどに全面的に更新される見通し。事業費は現在の施設の解体費を含め約16億円で、財源は一般会計からの繰り入れは行わず、国庫補助金、起債、料金収入を充てる方針。これにより、水道料金は完成翌年度から2段階に分けて5%程度の値上げが必要という。市まちづくり推進部水道課が1日の市議会全員協議会で説明した。
同浄水場は1964年に1系列が完成、72年に1系列が増設された。それぞれ42年、34年が経過して老朽化が進んできたほか、耐震性も十分でない上、手動制御で急激な水質変化に対応できない竏窒ネどの問題があることから、水道課は約1年前から改修を含め、施設の更新について検討を重ねてきた結果「膜ろ過方式」施設の新設が望ましいとする結論に達した。比較したほかの方式に比べ、より安全で安定した給水が可能という。 -
駒ケ根市体育協会評議員会
駒ケ根市体育協会は31日、06年度評議員会を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。評議員ら約40人が出席し、事業計画・予算案などを承認した。
議事に先立ち、功労表彰と、全国大会に出場するなどした選手・チームに対する栄光表彰が行われた=写真。
表彰されたのは次の皆さん。
◇功労表彰=石塚五登、山下善廣、小原淳一、気賀沢眞子
◇栄光表彰▽バレーボール=駒ケ根クラブ男子、駒ケ根クラブ女子▽卓球=千村淳子、西尾和子▽バドミントン=こすもす▽弓道=水田明美▽ゲートボール=駒ケ根天竜▽綱引き=MAX早太郎 -
駅伝報告会
5月7日に松本市で行われた第2回県市町村対抗小学生駅伝競走大会と第16回県市町村対抗駅伝競走大会(一般)に出場し、それぞれ優勝と2位の好成績を収めた駒ケ根市代表チームの監督と小学生選手らは31日、市役所を訪れて成績を報告。勝ち取ったメダルを首にかけ、中原正純市長らとともに喜びの思いを新たにした=写真。小学生チームの林正俊監督は「優勝は市民の応援のおかげ。練習を始めた当初は連覇は無理、3位くらいかな竏窒ニ思っていたが、子どもたちは連覇を強く決意していたようだ。それが一番うれしい」と笑顔で報告した。
中原市長は「テレビでレースを見たが、駒ケ根の選手は走るフォームがよそと全然違うね。力強いよ」と上機嫌で選手らと握手を交わしていた。
小学生駅伝は4区(約6キロ)、市町村対抗駅伝は9区(42・195キロ)で優勝を争った。小学生チームは昨年に続いての連覇を果たした上、大会新記録で優勝に花を添えた。 -
信州流木工芸工房「きむ」
木村紀雄さん(66)ランプ、花台、置物、家具、時計竏秩B朽ち果てる運命だった流木がさまざまな形に生まれ変わり、新たな命を得て息づいている。
「落ちているだけならただの朽木。だけど拾ってきて少し手を加えれば命を吹き込むことができる。そこが魅力だね。まあ、ささやかな自然への恩返しというところかな」
◇ ◇
東京生まれ。会社勤務を経て退職後「駒ケ池に逆さに映った宝剣岳の素晴らしさに魅せられて竏秩v終(つい)のすみかと決めた駒ケ根に2年前移り住んだ。
ある日、太田切川の川原に落ちている流木を見て「面白い形の木があるもんだなあ」と思って家に持ち帰り、興味を持ってインターネットで「流木」をキーワードに検索したところ「流木工芸教えます」のサイトが目に留まった。
「子どものころから絵や工芸はまったく駄目。木工に少し興味がある程度だったが、流木にはなぜか強くひかれるものを感じた」早速申し込み、1週間の個人指導を受けた。
その後は暇さえあれば流木を拾って来ては制作に取り組んだ。
「何を作ろうと思って探しに行くのではなく、川原で面白いと思った流木を拾って来て家で一日中眺める。長い時には半年もじっと見ているだけ。そうすると、どんな物にしようかだんだん構想が決まってくる。何しろ同じ物は二つとないからね」
腐ったり傷ついた部分を取り除き、自作の竹べらで皮をむいてサンダーなどで形を整える。耐水ペーパーで磨いて乾かしたら仕上げにかかる。ニスなどは使わず、ガラスや竹べらなどを使って磨く根気の要る作業だ。
「こうすることで自然のつやが出る。できるだけ元のままの味を損なわないようにしたいから」
◇ ◇
昨年自宅に工房を構え、本格的に制作に打ちこんでいる。当初困ったのは値のつけ方。
「もともとそんなつもりで作り始めたんじゃないし、ほとんど原価がないようなもんだからね。ついつい安くしちゃうんだよ。でも『あんまり安くしてはいけない。売ることで責任や張り合いが生まれ、もっと良い作品ができるんだから竏秩xと助言してくれる人もいたから、ああそうかなと思ってね」
「これに出合ってなかったら毎日いったい何をやっていたかね。何もしていなかったかもしれないな。今は一日1回でも木に触らないといられないくらい。本当に楽しいよ。これからも機会をみて展示会を開いていきたいね」
(白鳥文男) -
駒ケ根市ひよこ安全クラブ連絡会総会
駒ケ根市内の幼稚園・保育園の保護者と園児らでつくる市ひよこ安全クラブ連絡会は30日、06年度総会を市役所南庁舎で開いた。代議員ら約80人が出席し、新役員人事案、事業計画・予算案などを承認した。
城田会長はあいさつで「小さな子どもたちが一人も事故に巻き込まれないよう、1年間頑張って活動していこう」と述べた=写真。
総会後に行われた研修会では駒ケ根警察署交通課の坂田真由美さんを講師に迎え、交通安全についての講話を聞いた。
役員は次の皆さん。
▽会長=城田摂世(赤穂南幼稚園)▽副会長=百木久実代(すずらん保育園)三井智絵(飯坂保育園)▽会計=福澤敬子(東伊那保育園) -
高原美術館で小学生ワークショップ
駒ケ根市の駒ケ根高原美術館は30日、南箕輪村の南部小学校6年生を対象にしたワークショップを同館で開いた。児童らは学芸員の案内で館内の展示作品を見学した後、それぞれ抽象画の制作に挑戦した。
松井君子副館長が与えたテーマは「動くもの」。児童らは「何を描こうかな」と首をひねりながらも画用紙に向かい、水彩絵の具やクレヨンを使って人物や動物、虫などを描き始めた。40分間で仕上げなければならないとあって中には「間に合わないよ」と口にする児童も見られたが、全員が時間内に絵を完成させた。
完成した絵は全員の前で松井副館長の講評を受けた=写真。「よく描けている」「完成度の高い絵」「ある有名な作家の作品と共通したものを感じる」などのコメントを聞いた児童らは、照れくさそうな笑顔の中にも満足そうな表情を見せていた。 -
第41回駒ケ根市バドミントン選手権大会
第41回駒ケ根市バドミントン選手権大会が28日、社会体育館であった。一般男子ダブルス、同シングルス、40歳以上男子シングルス、一般女子ダブルス、同シングルス、40歳以上女子ダブルス、同シングルスの7部門に95人が出場、110試合で熱戦を展開した=写真。
結果は次の通り
▽一般男子ダブルス・優勝=春日浩隆・池ケ谷豊(フェニックス)(2)麦島則和・北山智教(フェニックス・空さわぎ)(3)武居政典・津金敬樹(フェニックス・メイエンジェルス)▽一般男子シングルス・優勝=平林貴志(フェニックス)(2)長尾賢史(3)酒井聡史(以上メイエンジェルス)▽40歳以上男子シングルス・優勝=鈴木啓治(LBC)(2)麦島則和(フェニックス)(3)松下弘充(メイエンジェルス)▽一般女子ダブルス・優勝=萩原直子・清水絵美(フェニックス)(2)加藤俊子・山岸祐子(ヤングミセス)(3)谷坂初江・大西響(メイエンジェルス)▽一般女子シングルス・優勝=萩原直子(2)清水絵美(以上フェニックス)(3)山岸祐子(ヤングミセス)▽40歳以上女子ダブルス・優勝=松崎美和子・西永秀子(市役所・(メイエンジェルス)(2)山崎泰子・中村節子(北割2区・LBC)(3)岩崎千織・吉沢由美子(ヤングミセス)▽40歳以上女子シングルス・優勝=加藤俊子(ヤングミセス)(2)谷坂初江(メイエンジェルス)(3)吉沢由美子(ヤングミセス) -
駒ケ根勤労協が寄付
05年5月に解散した駒ケ根市勤労者協議会(宮崎利幸会長)は29日、駒ケ根市社会福祉協議会(竹内正寛会長)を訪れ「福祉と教育に役立ててほしい」と竹内会長に10万円を手渡した=写真。竹内会長は「尊い真心。大切に使う」と礼を述べた。
勤労協は1962年の結成以来、労働者の福祉のためにメーデー、勤労感謝祭などの活動を行ってきたが、加盟労働組合の脱会などにより活動ができない状況となったことから05年5月に解散を決めた。解散に当たり、伊南地区メーデー実行委員会と統合した会計の中から寄付金を支出した。 -
市政モニター会議
市政に対する市民の生の意見を聞こうと駒ケ根市は30日、06年度の市政モニター会議の第1回を市役所で開いた。応募した8人に対し、中原正純市長が一人ひとりに委嘱状を手渡した=写真。モニターらは自己紹介した後、早速市長らにAED(自動体外式除細動器)の配備状況や市報の紙面などについて質問や意見を述べていた。質疑後はふれあいセンター、駒ケ根浄化センターなどを次々に訪れて見学し、赤穂学校給食センターで昼食を取った。
会議は来年3月までにさらに2回程度開かれる予定。市政モニター制度は市民の意見や要望などを市政に反映させるため、市が1971年から実施している。
モニターは次の皆さん(任期1年)。
上島薫子(北割一)小林由美子(上穂町)渋谷恵美(東伊那)中城忠(北割一)中野啓次郎(上穂町)野村裕範(町二)森智幸(上穂町)湯澤実和(永見山) -
伊南行政組合議会第3回定例会
伊南行政組合議会は30日、第3回定例会を開き「伊南行政組合職員の勤務時間および休暇等に関する条例の一部を改正する条例」など条例案2件と、06年度昭和伊南総合病院事業会計補正予算案1件の計3件を可決して閉会した。宮田村議会の議会構成変更のため議員4人が交代したことにより、正副議長の改選、常任委員の選任などが行われた。指名推薦により議長に鈴木信さん(中川村議会)、副議長に野村利夫さん(飯島町議会)が選出された。
新議員は次の皆さん(カッコ内は所属委員会)。
小林茂(消防衛生委員会委員長、議会運営委員)牧田茂成(保健福祉委員会、議会運営委員会)小田切敏明(消防衛生委員会)松田英俊(保健福祉委員会) -
昭和伊南病院救急救命センター10床案受け入れへ
駒ケ根市の昭和伊南病院救急救命センターの認定返上問題で伊南行政組合議会は30日開いた全員協議会で「現在の30床を10床に縮小する」とする県の提案を受け入れることを了承した。6月6日に伊南4市町村の代表者と病院関係者らが県庁を訪れ、正式に受け入れを返答する。県は厚生労働省と協議の上、9月に可否を決定。問題がなければ10月に10床で稼動を始める。
中原正純組合長は経緯について説明し「基本的に県の案を受け入れることとして前向きに受け止めたい」として議会の理解を求めた。議員から「縮小による影響は」「今後の対応は」などの質問が出たのに対し病院側は「現在も30床がいつもいっぱいというわけではないので実質的な影響は少ないのでは」「国からの補助金は半分程度になると思われる」などと回答した。 -
【記者室】阪神タイガーズ?
駒ケ根市には開発途上国の発展のために尽くそうという熱意に燃えた若者を訓練する青年海外協力隊訓練所がある。時間の大半は外国語の訓練に費やされるが派遣国では思うように通じず、隊員は苦労するらしい▼テレビや新聞には業界で統一された表記があるが、外来語に実際の発音とは明らかに違うものがある。例えば大リーグのヤンキースはヤンキーズと濁るのが正しい。阪神タイガースも英語ならタイガーズだ。正確さを本分とする報道機関にしてこのありさまである▼会話はまず耳で聞き、それをまねて話すことの繰り返しで身についていくものだ。間違った発音を子どものころから聞かされ続けていては日本人が英語を話せないのも無理はないのかもしれない。(白鳥記者)
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自然と生活体験の会が田植え
「20年代の稲作」を体験する、駒ケ根市中沢の自然と生活体験の会(北原儀平会長)はの小学生や会員ら20人が参加し28日、ふるさと体験田で、手植えによる田植え作業をした。
5アールの田に筋引きで線を引き、1列に並んでコシヒカリの中苗を植え付けた。
また、フナ田に体長約10センチ、1年生のフナ、50匹と、今年初めてツブ貝200個も放流した。
今後、無農薬の米づくりを目指し、6月と7月、手作業で草取りをし、実りの秋には、手で稲刈りし、はざ干し。足踏み式脱穀機で脱穀する。9月中旬にもフナ取りを楽しむ。
収穫した米やフナでで収穫祭をする計画。
北原会長は「毎年参加している子どもは慣れて、植え方が早い」と話していた。 -
龍水社周辺からトリクロロエチレン再検出
駒ケ根市赤穂町四区の旧龍水社跡地から環境基準を超える化学物質のトリクロロエチレンが検出された問題で周辺の井戸水の調査を行っていた駒ケ根市は29日、調査した27の井戸のうち1カ所の水から基準を超えるトリクロロエチレンが検出された竏窒ニする検査結果を発表した。
調査は旧龍水社跡地を中心に地下水の上流(南西)側に半径約500メートル、下流側に約1キロの範囲内にあり、検査に協力する意向を示した住民らの27の井戸で5月15日に実施された。その結果、下流側約700メートルにある井戸の水から環境基準(1リットル当たり0・03ミリグラム以下)を超える0・084ミリグラムのトリクロロエチレンを検出した。この井戸からは3月に市が行った調査で0・12ミリグラムが検出されている。ほかの井戸はいずれも基準以下か不検出だった。
市担当者は結果について「市民への直接的な健康被害や影響はないものと考えられる」とする一方で「龍水社跡地の上流側でも検出されたということは、跡地内の土壌汚染とは別に上流での汚染原因が考えられる」として、今後の対応について県と協議していく考えを示した。市は6月中旬に住民に対する2回目の説明会を開きたいとしている。 -
89歳男性水死
27日午後零時過ぎ、駒ケ根市赤穂小町屋の無職井澤利久さん(89)が自宅近くのねずみ川で仰向けに倒れているのを、探しに来た家族が発見。井澤さんは市内の病院に収容されたが午後5時18分に死亡した。死因は捜査中。
駒ケ根署の調べによると、井澤さんは同日午前10時半過ぎに「土手の草を刈ってくる」を言って家を出たが、昼ごろになっても戻らないため家族が探していた。井澤さんが倒れていた付近の土手の高さは約3メートル。土手の石垣には滑った跡があり、同署は関連などについてさらに調べている。 -
伊南安協総会
伊南交通安全協会は27日、第59回定期総会を駒ケ根市のアイ・パルいなんで開いた。役員ら約60人が出席し、06年度事業計画・予算案などを承認したほか、新役員を選出した。議事に先立って交通安全功労者や優良運転者などの表彰が行われた=写真。
役員は次の皆さん。
▽会長=玉木武春▽副会長=下島利満、寺平良平、本田幸達▽監事=北原久爾、小松幹治
表彰されたのは次の皆さん。
◇県警察本部長・県交通安全協会長連盟表彰▽功労者=土屋悟、荒山正弘、林孝子、丸山卓行▽優良運転者=高橋豊子、田中昭三、田中裕子、石田由美子、石田忠志、水上芳道、長瀬和光、藤木幸雄、桃沢茂雄▽功労団体=駒ケ根支会福岡支部、駒ケ根支会女性部、中川支会女性部
◇伊南交通安全協会長・駒ケ根警察署長連盟優良運転者表彰▽30年以上=荒井利子、吉沢孝雄、大森良枝、矢沢澄夫、銭沢宗二、太田芳多、宮沢昇、宮沢正幸、小林愛明、吉沢文夫、箕浦久二、七森幸子、尾崎清人、松下悟、松下佐喜子、宮島俊夫、気賀澤重夫、森谷勝子、林行男、倉澤為吉、小松原国男、吉田やよい、田中久、福島喜弘、有賀一男、永井ミツ子▽20年以上=原好広、小林たせ子、小澤雅樹、倉澤益己、小松原春美、稲葉美津江、有賀ふみ▽10年以上=松崎やよい -
不法残留外国人逮捕
駒ケ根署は26日午後4時36分、不法残留の疑いでフィリピン国籍の駒ケ根市赤穂南割のアルバイト(土木作業員)、アルシリアス・ヘラルド・ティアンコ容疑者(33)を逮捕した。
調べによると同容疑者は1995年に短期滞在の在留資格で名古屋空港から入国。駒ケ根市内で土木作業員としてアルバイトなどをしながら約11年間にわたって不法に残留していた疑い。警ら中の署員が職務質問して逮捕した。