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信州の名工 箕輪町の小林通人さん
卓越した技能を持ち、県内産業の発展に功績のあった人を知事が表彰する「信州の名工」に箕輪町大出の小林通人さん66歳が選ばれました。
信州の名工に選ばれたのは箕輪町大出の小林通人さん66歳です。
精密機械の部品製造を行う、岡谷市の株式会社ダイヤ精機製作所に勤めています。
東洋大学工学部卒業後、昭和55年にダイヤ精機製作所に入社し、自動車や電子顕微鏡などに使うおよそ7ミリから30センチの部品の製造を行っています。
フライス盤を使った加工技術が優れていることから「信州の名工」に選ばれました。
「出来ないとは言わない。やる方法は色々ある」が座右の銘の小林さんは、「これからもチャレンジを続け貢献したい」と話していました。
信州の名工には小林さん含め17人が選ばれています。
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太陽光発電の箕輪町独自の条例化 必要なしと報告
太陽光発電の箕輪町独自の条例化を検討する、調査・研究特別委員会は、町独自の条例化の必要性はないとの検討結果を31日に白鳥政徳町長に報告しました。
この日は特別委員会の白鳥一利委員長が町役場を訪れ、白鳥政徳町長に調査結果を手渡しました。
箕輪町では独自の太陽光発電の条例化を進めていましたが、長野県が「太陽光発電事業の推進に関する条例案」を県議会9月定例会に提出しました。
そのことを踏まえ、特別委員会では町独自の条例を必要とするかを検討してきました。
調査・研究結果として、町内の現状を踏まえると県の条例により、町独自の条例は必要ないと判断しました。
白鳥町長は「この結果を踏まえ、次の段階に進みたい」と話していました。
町では、この結果を環境審議会に諮問して検討していきたいとしています。
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上伊那生協病院「健康まつり」4年ぶり開催
箕輪町の上伊那生協病院は地域との交流を目的とする健康まつりを4年ぶりに29日に開催しました。
健康まつりでは職員や上伊那医療生活協同組合の組合員によるステージ発表や、ブースが出店されフリーマーケットや野菜の販売が行われました。
上伊那生協病院の元職員で理学療法士の加納拓馬さんの医療講演が開かれました。
加納さんは日本人の4人に1人は膝の痛みに悩んでいるとして、痛みの場所に合わせたストレッチ方法を実演や体験を交えながら講演しました。
加納さんは「普段の生活に運動を取り入れてほしい」と話していました。
まつりに合わせて上伊那生協病院の隣のけやき薬局では子どもを対象にした調剤体験などのイベントが行われました。
参加した子どもたちは菓子を薬に見立てて調剤用の機械に菓子を並べ調剤を体験しました。
上伊那生協病院健康まつりは4年ぶりに開かれました。 -
植樹体験・みんなで育てる箕輪の森づくり
箕輪町の箕輪ダムイベント広場で14日植樹体験・みんなで育てる箕輪の森づくりが行われました。
参加したおよそ80人がイロハモミジ80本と花桃16本を植樹しました。
参加者は貸し出されたスコップを使い苗木を植え付けました。
木を植える体験をすることで地元に愛着を持ってもらおうと箕輪町が行ったものです。
みのわもみじ湖フェスティバには町内の店を中心に31のブースが出店しおよそ600人が来場しました。
もみじ湖のマイカー規制に伴い去年から紅葉の時期とずらして行われています。 -
箕輪進修高校創立100周年記念式典
箕輪町の箕輪進修高校の創立100周年記念式典が、町文化センターで28日に行われました。
式典には、在校生や教職員、同窓生などおよそ400人が参加しました。
箕輪進修高校は、大正13年・1924年に中箕輪実業補習学校の通年部として始まりました。
その後、昭和39年・1964年に箕輪工業高校に、2008年に現在の校名になり、南信唯一の多部・単位制となりました。
式典では、生徒が文化祭をテーマに学校の活動を紹介しました。
小河節郎同窓会長は「100年を節目にまた新たな1歩を踏みだしてください」と話していました。
式典では、同窓会とPTAから、学校備品などの記念品が贈られました。
生徒有志による太鼓も披露され、力強い演奏で100周年を祝いました。
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箕輪町保健補導員会が今年度で解散
箕輪町で地域の健康増進や予防活動をしている箕輪町保健補導員会は、今年度で解散します。
箕輪町保健補導員会は1989年4月に発足しました。
会員は常会で選出され、任期は2年です。
各種検診のとりまとめや研修会の開催、生活習慣病予防活動などを行っています。
町では常会加入率の低下による住民の負担軽減や新型コロナの影響で活動が縮小したことから、今年度での解散を決めたということです。
上伊那支部は昨年度に県の組織から脱退していて、伊那市や辰野町、飯島町でも制度が廃止されています。
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箕輪町内の保育園で保育士が結核に感染
箕輪町内の保育園に勤務する保育士1人が結核に感染していることが、27日にわかりました。
これは、27日に役場で開かれた、定例記者懇談会の中で白鳥政徳町長が明らかにしました。
結核に感染したのは、箕輪町内の保育園に勤務する保育士1人です。
この保育士は、7月から、けがのため入院をし、その後自宅療養していて保育園には勤務していませんでした。
18日に町の健康診断を受診し、22日に結核に感染していることがわかりました。
現在は治療のため入院しています。
箕輪町では該当するクラスなど、伊那保健所の指示を受け検査を実施するということです。
町はでは28日と29日、保護者を対象に説明会を開くとしています。
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箕輪東小学校創立150周年記念音楽会
箕輪町の箕輪東小学校で創立150周年記念音楽会が21日に開かれました。
音楽会では、はじめに全校児童による合唱が行われました。
「心のこもった音楽で150周年をお祝いしよう!ここは、みんなのふるさと!!」をテーマに学年ごとに歌や合奏、全11プログラムを披露しました。
箕輪東小学校は、1872年、明治5年に当時の長岡、南小河内、北小河内の3つの村ごとに学校が創立されました。
1889年、明治22年に東箕輪尋常小学校にまとめられ、町村合併した1955年、昭和30年に、現在の箕輪東小学校と改称されました。
音楽会では記念式典も行われ、箕輪町の浦野邦衛副町長が「見守り活動により事故なく登校ができている。これからも地域のみなさんと共に歩み続けてほしい」とあいさつしました。
6年生の保護者による「銀河鉄道999」の特別演奏が行われました。
この日のために練習してきたということです。
特別演奏では、児童と校歌を歌い、開校150周年を祝いました。
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上古田保育園で野球教室
箕輪町の上古田保育園で、少年野球チームの監督による野球教室が25日に開かれました。
講師を務めたのは箕輪町の少年野球チーム「Sジャパン」監督の柴仁志さんです。
柴さんは小さい頃から野球に触れて楽しさを知ってもらおうと町内の保育園で教室を開いています。
今回は4年振りの開催となりました。
園児たちはボールを投げたり、打ったりと、基本動作を教わっていました。
この日は上古田保育園の年中と年長の園児27人が野球を教わりました。
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横浜市箕輪町(みのわちょう)と名前の縁で交流
神奈川県横浜市にある「箕輪町」のまちづくりイベントが15日に横浜市で開かれ、名前が同じ縁で交流している上伊那郡箕輪町の農産物が販売されました。
箕輪町の職員や商工会のメンバーが会場を訪れ、梨やキノコなど箕輪町を中心とした上伊那の農産物を販売しました。
箕輪町は、神奈川県横浜市港北区にあり、人口は約1万4千人です。
名前が同じという縁で、2019年から交流が始まり、今回初めて箕輪町が箕輪町のまちづくりイベントに参加しました。
この日は、箕輪南小学校と交流をしている横浜市立箕輪小学校の児童が、伊那谷の郷土食五平餅を販売しました。
主催した箕輪町商工会では「1回のイベントで終わらせず、今後も交流を継続していきたい」と話していました。
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天竜川流域の河川整備について説明
上下伊那の17市町村でつくる三峰川総合開発事業促進期成同盟会の総会が24日伊那市役所で開かれ天竜川上流河川事務所が天竜川水系河川整備基本方針の改定の審議経過について説明をしました。
天竜川上流河川事務所は天竜川水系河川整備基本方針の改定について説明しました。
気候変動による降雨量増大などを踏まえて国土交通省の社会資本整備審議会河川分科会で改定作業が進められていて、基本方針が改定されると具体的な整備内容を定める河川整備計画の変更が行われるということです。
総会では戸草ダム計画の再開を含めた河川整備メニューの早期見直しを決議しました。
見直しを求める要望書は地元選出の国会議員や県議会議員に手渡されました。
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みのわテラス 昭和遊びフェア
昭和の遊びや出店を楽しめる昭和遊びフェアが7日に箕輪町のみのわテラスで開かれました。
会場には、ポン菓子やりんご飴、千本引きや射的などの屋台が並びました。
昭和遊びのブースでは、コマやけん玉といった昭和のおもちゃが用意されました。
レストランのやまびこテラスでは、揚げパンやソフト麺などの懐かしい給食メニューが提供されました。
みのわテラスでは、地域活性化につなげようと毎月第1土曜日にイベントを行っています。
この日は多くの家族連れで賑わいを見せていました。
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もみじ湖紅葉祭りが始まる
箕輪町のもみじ湖紅葉祭りが21日から始まりました。
県内外から観光客が紅葉を見に訪れていました。
もみじ湖の愛称で親しまれている箕輪ダム周辺ではおよそ1万本のもみじが色づき始めています。
もみじのトンネルでは観光客が写真を撮ったりして楽しんでいました。
会場には観光ボランティアガイドもいて訪れた人たちの案内をしていました。
マルシェ会場ではキッチンカーやお土産店が出店していました。
11月1日から8日までは交通渋滞を解消するためマイカー規制が実施されます。
駐車場の事前予約が必要となります。
規制期間中はJR伊那松島駅からシャトルバスが運行します。
もみじ湖紅葉祭りは11月12日(日)まで開催されます。
伊那ケーブルテレビでは122chのライブカメラで紅葉の様子をお伝えしています。
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箕輪町の観光名所フレーム切手を寄贈
日本郵便㈱信越支社は、箕輪町のもみじ湖・赤そばの里の写真を使ったオリジナルフレーム切手を箕輪町に17日寄贈しました。
17日は、南信北部地区の統括局長を務める宮田郵便局の堀内裕之局長ら4人が箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長にフレーム切手を寄贈しました。
オリジナルフレーム切手は箕輪町のもみじ湖と赤そばの里の写真が使われています。
封書用の84円切手で、10枚セットで税込み1,330円です。
800シートが製作され、先月7日の発売後、すでにHPで販売した100シートは完売したということです。
白鳥町長は「切手を通して多くの人に箕輪の風景や自然を感じてもらいたい」と話していました。
切手は上伊那のすべての郵便局で購入できます。
もみじ湖の観光シーズンに合わせ、今月28日と来月3日にはシャトルバスのバス停になっている竹の尾広場でも販売する予定です。
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企業紹介冊子に掲載 学生が企業にインタビュー
伊那職業安定協会が発行する地元企業紹介冊子「上伊那地区企業ガイド」が12月1日に発行されます。
特集として冊子に掲載される「学生による企業へのインタビュー」が17日行われました。
17日は、信州大学農学部1年生の岩間光太郎さんが、東京都に本社を置く携帯電話販売代理店の兼松コミュニケーションズ株式会社の社員にインタビューしました。
インタビューを受けたのは、入社2年目の小島菜々美さんで、窓口での業務を担当しています。
岩間さんは、業務内容や求められる人材などについて質問していました。
伊那職業安定協会は、高校生・大学生向けの地元企業紹介冊子「上伊那地区企業ガイド」を制作していて、このインタビューは特集として掲載されます。
冊子には上伊那の120社が紹介される予定で、そのうちの5社を高校生や大学生が訪れインタビューを行います。
冊子は12月1日に発行されます。
上伊那の高校2年生全員と伊那職業安定協会に登録している大学生に配布されるほか、ハローワーク伊那で見ることができます。 -
箕輪中髙橋君 棒高跳びで全国
箕輪町の箕輪中学校3年の髙橋輝君は、20日に開かれるU16陸上競技大会の棒高跳びに出場します。
12日は、高橋君と陸上部顧問の根橋拓也教諭が町役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場を報告しました。
髙橋くんは、中学1年の秋から棒高跳びを始めました。
入部当初は短距離の選手でしたが、棒高跳びが専門の根橋教諭からの勧めで始めたということです。
先月開かれた選考会では、全国出場の基準となる4メートル10センチを上回る、自己ベストの4メートル12センチを記録して、出場を決めました。
U16陸上競技大会は、20日から愛媛県で開かれます。
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箕輪進修高校「進修祭」4年ぶりの一般公開
箕輪町の箕輪進修高校で第16回進修祭が開かれ二日目の14日は4年ぶりの一般公開が行われました。
今年のテーマは「クレヨン~一人一人の16~」です。
全校生徒の個性を混ぜて1つの文化祭を作り上げるという願いが込められています。
今年は一般の人も参加できるイベントを企画し、ビンゴゲームなどが行われました。
またステージ発表ではダンス部の発表などが行われました。
教室では学習のまとめやロボット部が制作したロボットが展示されました。
ロボットはボールやペットボトルを運び点数を競う競技用に今年4月から制作しました。
箕輪進修高校の文化祭「進修祭」は13日と14日の2日間行われました。
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障害者バスケ長野県代表 箕輪町から2人出場
28日から鹿児島県で開かれる、特別全国障害者スポーツ大会のバスケットボール長野県代表として、箕輪町の2人が出場します。
12日は、バスケ知的障害に出場する白鳥健司さんと北澤和也さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場を報告しました。
白鳥さんは中学、北澤さんは高校からバスケを始め、長年同じチームでプレーしてきました。
現在は諏訪市のクラブチームに所属しています。
二人が長野県代表に選ばれるのは7回目です。
白鳥さんは「シュートをたくさん決めたい」と話していました。
北澤さんは「いい結果が残せるようにがんばりたい」と話していました。
特別全国障害者スポーツ大会は、28日から国体と同じ、鹿児島県で開かれます。
長野県は初戦で長崎県と対戦します。
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三日町区文化祭 お不動さまの天井絵特別展も開催
箕輪町の三日町区文化祭が、8日に地区の公民館で行われ、区民の作品が展示されたほか、地区のお不動さまの天井絵に関する特別展も開かれました。
会場には、三日町保育園の園児の貼り絵、地区の小学生の習字、区内のサークルの絵手紙など300点ほどが展示されていました。
三日町区文化祭は新型コロナの影響で4年ぶりに開催され、今回で22回目となります。豚汁もふるまわれ、区民が交流スペースで味わっていました。
展示スペースでは、今年特別展が開かれました。三日町上棚にあるお不動さまに関する特別展です。
お不動さまのお堂には112枚の天井絵があり、その写真が展示されています。
写真撮影や調査を行った北原 幹也さんが訪れた人に説明していました。また北原さんが作成したデータベースも公開されていました。
天井絵は明治35年、121年前に寄付されたもので、絵には、寄付した人の名前が書かれています。
現在の住民から3~4代前の先祖が寄付したもので、北原さんは、誰の先祖か調べようと名簿を作成しました。
地区の住民に声をかけてみると、いくつか名簿は埋まりましたが、まだほとんどわかっていません。
三日町以外の福与・松島などからも天井絵の寄付があったことがわかっていて、北原さんは、さらに調査を進めたいとしています。
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タイ料理店GUUUT 超DX料理賞受賞
箕輪町沢のタイ料理店GUUUTの三浦俊幸さんが、ビジネスの創造や地域活性化に取り組む飲食店などを表彰する超DX料理賞の「伝統と革新の融合賞」を受賞しました。
12日は三浦さんが箕輪町役場を訪れ白鳥政徳町長に受賞の報告をしました。
三浦さんは伊那市出身。
箕輪町地域おこし協力隊を務め、現在は沢でタイ料理店を営んでいます。
店では、1日1組限定でタイ料理のコースを提供しています。
日本経済新聞社が主催する超DX料理賞は、ビジネスの創造や地域活性化に取り組む飲食店や生産者を表彰するもので、今回は10の部門で15組が受賞しました。
三浦さんは、地域の文化と外国の文化を融合させた独自性の高さなどが評価され「伝統と革新の融合賞」を受賞しました。
発酵食を求めタイ料理に行き着いたという三浦さん。タイの北部と伊那谷は気候や食文化がとても似ていると話します。
田んぼで育てたフナを発酵させた調味料魚醤を作り、タイ料理に活用しています。
白鳥町長は「協力隊で地域のことを学び素晴らしい成果を出された。これからも高みを目指してがんばってください」と話していました。
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フェンシング少年男子 国体で3位入賞
国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」のフェンシング競技少年男子フルーレに長野県代表として箕輪町の高校2年生3人が出場し、27年ぶりに3位入賞を果たしました。
11日は、選手と監督が鹿児島から戻ったその足で箕輪町役場を訪れました。
長野県代表として出場した伊那北高校2年の小池悠太郎さん、上伊那農業高校2年の有賀尚迪さん、箕輪進修高校2年の遠藤雅虎さんと、河西遼太監督が白鳥政徳町長に3位入賞を報告しました。
3人は箕輪中出身の同級生で、小学生の頃から互いに切磋琢磨してきました。
かごしま国体のフェンシング少年男子フルーレは9日と10日に行われ、ブロック予選を勝ち抜いた18チームが出場しました。
エースの小池さんは、大半の試合で1番手で出場し、チームをけん引しました。
有賀さんは、持ち味のスピードのある剣さばきでチームを支えました。
遠藤さんは、ダイナミックな攻撃を得意としています。
秋田代表との3位決定戦は一勝一敗となり、最終試合には遠藤さんが出場しました。
2対4で押されていましたが、残り10秒で2点を返し、延長戦を制して3位入賞をつかみ取りました。
少年男子の3位入賞は27年ぶりとなります。
白鳥町長は「素晴らしい結果です。2028年の長野国体に向け町としても大きな節目になりました」と話していました。
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ふきはら大学 ピザづくり
箕輪町公民館が生涯学習の場として開くふきはら大学で、ピザ窯を使ったピザづくりが12日に行われました。
この日は、60代から80代の受講生13人が、地域交流センターみのわの交流広場でピザづくりをしました。 -
シナノスイートの出荷作業始まる
長野県のオリジナル品種のリンゴ「シナノスイート」の出荷が始まっています。
今年は高温続きで色づきが遅かったため、2022年と比べて10日ほど遅れています。
11日は箕輪町中原のJA上伊那果実選果場におよそ15トンのシナノスイートが持ち込まれました。
出荷作業は2022年と比べ10日ほど遅い10月3日から始まりました。
2023年は8月と9月の気温が高かったことから、色づきが遅れました。
10月に入り気温が下がり始め、出荷量も増えてきていて、味は甘みが強く出来は良いということです。
出荷のピークは今週から来週にかけてとみられます。
JA上伊那によりますと、シナノスイートは上伊那ではふじ、つがるに次いで3番目の出荷量で、
2023年は例年並みのおよそ300トンを見込んでいます。
シナノスイートは主に中京方面に出荷されますが、南箕輪村のファーマーズあじ~ななどの直売所でも購入できるということです。
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ミカドテクノス㈱ 町にフェンシング用具寄贈
箕輪町の機械メーカー、ミカドテクノス株式会社は9月22日にフェンシング用具を箕輪町に寄贈しました。
この日は伊藤隆志社長が町役場を訪れ、白鳥政徳町長にフェンシング用具を贈りました。
贈られたのは、公認審判器1台とフェンシングマスク11個、ユニフォーム5枚です。
伊藤社長は学生時代フェンシング部に所属していて、現在長野県フェンシング協会の副理事長です。
ミカドテクノス株式会社は創立70周年の節目にフェンシングをしている子ども達を応援しようと寄贈したものです。
白鳥町長は「2028年に国体もあるので非常にありがたい」と感謝していました。
贈られた用具は、箕輪町で行う競技普及の体験会やジュニアクラブの活動で活用されるということです。
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グランセローズ杯・南箕輪村長杯少年野球大会 南小ドラゴンズ優勝
第15回グランセローズ杯 兼 第26回南箕輪村長杯少年野球大会が、8日に、南箕輪村大芝公園野球場で開かれました。
決勝戦は、白のユニフォーム箕輪町の箕輪中部ヤンキースと、紺のユニフォーム南箕輪村の南小ドラゴンズの対戦となりました。
この大会は、南箕輪少年野球連盟が毎年開いているものです。
伊那市と箕輪町からの招待チームを含め、全8チームが2日間かけて、トーナメント方式で試合を行いました。
決勝戦では、南小ドラゴンズがランニングホームランなどで得点を重ね、8―0で勝ち優勝しました。
なお、3位決定戦はJBC伊那スポーツ少年団が6対5で伊那スターズスポーツ少年団に勝ちました。
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庄内地区から箕輪町に洋菊の鉢植え届く
箕輪町と友好交流推進協定を結んでいる静岡県浜松市庄内地区は、地元の中学生が育てた洋菊の鉢植えを箕輪町に22日に贈りました。
この日は、庄内地区の有志で作る箕輪町交流協会の山本構造副事務局長らが役場を訪れ、白鳥政徳町長と小林久道教育長に洋菊の鉢植えを手渡しました。
贈られた鉢植えは、庄内地区の小中一貫校、庄内学園の生徒が種から育てたものです。
この交流は2020年から続いていて、今年は60鉢が贈られました。
鉢植えには生徒の手書きのメッセージも添えられています。
鉢植えは町内の小学校に配られるということです。
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みのわ美術展 8日まで
みのわ美術会による、第27回みのわ美術展が、町文化センターで開かれています。
会場には日本画・洋画・彫刻・工芸の4つのジャンルから52作品が展示されています。
みのわ美術展は、町民の美術への関心を高めようと、みのわ美術会が開いています。
現在24人の会員がいて、一人3点までを出品しました。
毎年一般公募をしていて、今年は3人から応募がありました。
みのわ美術会では「会員それぞれの個性豊かな作品を見て欲しい」と話していました。
みのわ美術展は8日(日)まで、町文化センターで開かれています。
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箕輪町で体験型日本語教室始まる
外国人を対象にした体験型の日本語教室が5日から箕輪町の産業支援センターみのわで始まりました。
教室では日常生活で使う日本語を中心に勉強します。
箕輪町には外国籍の人がおよそ800人住んでいて、全体の3.3%にあたります。
箕輪町では昨年度から文化庁の地域日本語教育スタートアッププログラムを行っています。
文化庁のテキストや、ごみの分別や防災について書かれた町で作成した独自の教材を使います。
町の地域日本語教育コーディネーターの入倉眞佐子さんは困りごとがあっても聞けずに生活を送る人が多いと話していました。
講座の後半にはボランティア養成講座を修了した人に参加者が日本語を教えてもらい、自己紹介を紙に書いて発表しました。
今後は事前アンケートで生活での困りごとで多かったゴミの分別や、災害時の対応についても学びます。
教室は全部で11回を予定していて、10月26日にはゴミの分別について、11月16日には防災についてそれぞれ役場担当者が説明します。
教室は当日参加も受け入れていて、町では多くの人の受講を呼びかけています。
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もみじ湖紅葉祭りで無料の野点体験会
箕輪町の地域おこし協力隊、山野邉智美さんは、もみじ湖で行われるもみじ湖紅葉祭りで、野点体験ができる無料の休憩所を開きます。
休憩所はもみじ湖の末広広場に設置されます。
山野邉さんは京都府出身で、今年から地域おこし協力隊になりました。
京都では外でお茶を楽しむ野点の文化が多くあり、その文化を箕輪の人や観光客に知ってもらおうと野点が体験できる休憩所を企画しました。
野点には町で作られたものが使われます。
長椅子は、長岡に工房があるKOJIMAYAが作っています。 -
箕輪町 定額「まちなかタクシー」運行開始
箕輪町は、町内に住む65歳以上などを対象に、自宅から目的地まで定額で移動することができる「まちなかタクシー」の運行を、2日から始めました。
2日は、役場で出発式が行われました。
まちなかタクシーは、町内での移動の際、目的地まで定額で利用できるものです。
式では、白鳥政徳町長がタクシーに乗り込み、役場を出発しました。
運行は、伊那タクシーみのわ営業所が、既存のタクシー5台で行います。
65歳以上の高齢者、妊婦などの移動困難者は500円で、免許返納者や障害者手帳を持っている人などは、半額の250円で利用できます。
事前登録制で、乗車の際は受付専用番号に電話してタクシーを呼びます。
こちらの81歳の女性は、松島の接骨院から上古田の自宅までの移動に利用しました。
乗車の際登録証を提示し、運転手は専用のタブレット端末でQRコードを読み込み出発します。
町内での移動時にのみ利用できるもので、目的地に着いたら定額料金を支払って降車するだけです。
運転手は、通常料金が表示されたメーターを撮影し、差額分を町に申請します。
町によりますと、9月末現在520人が登録していて、そのうち9割近くは割引対象者だということです。
町では、令和3年度に行った乗合のデマンド型タクシーの実証実験の結果、ドアツードアでの移動を希望する人が多かったことなどから、定額タクシーを運行することにしました。
今年度は、町負担分やシステムの導入費として、当初予算に1,300万円を計上しています。
町では、今年度の実績などを基に、来年度以降の運行に活かしたいとしています。