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太子講例祭
箕輪町松島区の明音寺で、建築業に携わる人々の安全と商売繁盛を聖徳太子に祈願する「太子講例祭」が19日、行われた。
松島区で建築の仕事に携わる9人が、聖徳太子を祀った石碑に手を合わせた。
太子講例祭は、L字型の物差し「差し金」を発明したとされる聖徳太子を建築の神としてまつり、今年1年の無事を祈るもの。
代表の中林才二さんは、「横のつながりを大切にして、みんなで力を合わせてがんばっていきたい」と話した。
また、現在太子講を運営する講員は13人で、「講員を募集しているが職人がいない。若い人に跡を継いでいってほしい」と話していた。 -
箕輪町予算執行方針を職員に説明
箕輪町は19日、本年度の予算執行の方針を職員に説明した。
各部署の職員約70人が集まり、本年度の予算執行方針について説明を受けた。
町では、厳しい経済情勢の中、「町としても厳しい財政運営が避けられない状況」として、本年度の基本方針として、経費の徹底した見直しと削減を行い事業を進めていく竏窒ニしている。
平澤豊満町長は、「マンネリ化にならないよう新たな気持ちで取り組み、業務実態を変えることに取り組んでほしい。スピードを持って、最少のコストで最高品質のサービスを町民の皆さんに提供できるよう心がけてほしい」と呼びかけた。 -
長野県元気づくり支援金選定開始
長野県が自治体や住民の自主的な取り組みを支援する地域発元気づくり支援金に、上伊那地域では64件、1億3600万円ほどの申請があった。
伊那合同庁舎で15日、本年度の支援金の採択事業を選定する委員会が開かれた。
本年度の上伊那地域への配分額は、昨年とほぼ同じ9620万円。
それに対し、上伊那の自治体や各種団体などから、昨年よりも6件、額にして2500万円ほど多い64件、1億3600万円ほどの申請があった。
市町村別の申請の内訳は、伊那市が27件で5600万円、箕輪町が6件1700万円、南箕輪村が3件420万円などとなっている。
事業区分では、教育文化の振興が16件約4千万円、特色ある観光地作りが11件3800万円などとなっている。
市川武二上伊那地方事務所長は、「今年も特色あるユニークな取り組みが集まった」とあいさつした。
次回の委員会は20日に開かれ、今月末に採択事業が決定する予定。 -
信州伊那梅苑花盛り
箕輪町木下一の宮の信州伊那梅苑の梅が花盛りとなっている。
15日は、時折雪が舞う寒い一日となったが、伊那梅苑には、県内外から多くの観光客が訪れていた。
伊那梅苑は、広さ約7万2600平方メートル、40種類7千本の花が楽しめる。
今年は、例年より1週間ほど早い2月8日ごろ、早咲きの梅が開花した。
寒い日が続いたことが影響して、現在では例年並みに戻っているという。
園内は赤、白、ピンクと色とりどりの梅が楽しめる。
伊那梅苑によると、遅咲きの梅はまだつぼみで、4月中旬まで楽しめる。
また梅の後は、20日頃からしだれ桃、5月上旬からは八重桜が満開を迎えるという。
信州伊那梅苑の入苑料は、大人500円、子供250円。 -
箕輪町地域スポーツセンター安全祈願祭
今年12月の完成を予定している箕輪町地域スポーツセンターの安全祈願祭が12日、ながた自然公園で行われた
地域スポーツセンターが建設される、ながたの湯西側にあるテニスコートで、町や工事関係者ら約60人が出席し、工事の安全を祈願した。
事業費は約4億円で、国からの補助金などを活用し建てられる。
地域スポーツセンターは、鉄筋コンクリートの2階建てで、延床面積約3400平方メートル。
外壁には、厚さ4.5センチの太陽光を取り入れることができる半透明な特殊なプラスチックを使い、オールシーズン活用できる。
内部には、観客席を288席設置し、コートには人工芝を張り、運動のほか各種イベントにも活用できる施設として整備される。
平澤豊満町長は「町では初めての総合スポーツ施設。地域の活性化や町民の健康づくりの場にしていきたい」と話していた。
箕輪町地域スポーツセンターは、12月中旬完成予定で、名称は公募により決定するという。 -
箕輪消防署に新しい救急車導入
箕輪消防署に、新たな高規格救急車が、8日、導入された。
8日は、新しい救急車の入魂式が、箕輪消防署で行われた。
新しい救急車は、前の車両が老朽化に伴い、箕輪消防署が加盟する伊那消防組合が、国の補助をうけて更新した。
入魂式の中で平澤豊満町長は「一刻も早く医師のもとに患者を届ける救命の機能は素晴らしいものが整った。そなえられた機能を使いこなし、町民の皆さんの命を守って欲しい」と挨拶した。
この高規格救急車は、約2400万円で、これまでのものより一回り大きくなっているため、車両内のスペースが広くなり、救命活動が行いやすくなったという。
なお、この車両の導入は、国の緊急消防援助隊事業の補助を受けていて、県内外で災害が発生した場合、被災地に派遣されるという。 -
園児がお花まつり
お釈迦様が生まれた日とされる4月8日、誕生を祝う「お花まつり」が各地の寺で行なわれた。
このうち、箕輪町松島の明音寺には、松島保育園の年長園児49人が訪れた。
明音寺の上野徳俊副住職が、紙芝居でお花まつりのいわれを説明した。
4月8日は、仏教の開祖であるお釈迦様が、2500年ほど前に、現在のネパールで生まれた日とされている。
お釈迦様が生まれたときに天から甘い雨が降ったと言い伝えられていて、そのことから、お花まつりでは、釈迦像に甘茶をかけてお祝いをする。
子どもたちは、列を作って、次々に、お釈迦様に甘茶をかけていた。
上野副住職は、「お釈迦様の教えを守って、友達と仲良く、家族や先生の言うことを良く聞いてください」と子どもたちに呼びかけていた。 -
箕輪町酪農振興協議会50周年総会
箕輪町酪農振興協議会の50周年総会が7日、町産業会館で開かれ、関係者が節目の年を祝った。
総会には酪農家をはじめ関係者約40人が出席し、半世紀に及ぶ節目の年を祝った。
総会ではまず根橋英夫会長があいさつをした。
町酪農振興協議会は、牛のエサの自給率向上や消費拡大に向けた取り組みなどを行っていて、32人の会員がいる。
総会では酪農家が、これまでの思い出や節目にあたっての決意を発表した。
町酪農振興協議会では、不景気や飼料価格の高騰など厳しい状況が続く中、結束を強め、足腰の強い酪農経営を目指したい竏窒ニしている。 -
みのわ太鼓ジュニア 開講式
箕輪町の小中学生が通う太鼓教室「みのわ太鼓ジュニア」の開講式が4日、町文化センターで行われた。
式には、町内の小学3年生から中学3年生までの25人が参加した。
みのわ太鼓ジュニアは、文化センターの講座の一つとして開かれ、今年で7年目を迎える。
指導している三澤興宣代表は、「太鼓は心技体が大切。日々の鍛錬で技術向上と礼儀を学んでほしい」と子ども達に呼びかけていた。
式の後、新しく入ったメンバー11人に太鼓を打つバチが手渡された。
箕輪中学校1年の井上海渡くんは「一生懸命練習し、前からいるメンバーに追いつきたい」と話していた。
みのわ太鼓ジュニアは、8月に開かれる長野県ジュニア太鼓コンクールを最大の目標に練習をしていくという。 -
箕輪町マレットゴルフ同好会初打ち
箕輪町マレットゴルフ同好会は3日、長田マレットゴルフ場で初打ち例会を開いた。
会員64人が参加し、36ホールのコースを4人1組で回った。
同好会では、長田マレットゴルフ場が冬季の休業から営業を再開する4月の最初の土曜日に、初打ち例会を開いている。
参加者は、久しぶりの感触を楽しんでいた。
大会の結果、男子の1位は那須養一さん、女子の1位は矢ヶ崎けさ子さんとなっている。 -
箕輪町の保育園で入園式
箕輪町の保育園9園で2日、一斉に入園式が行われた。
このうち松島保育園では、本年度入園する子供たちが、父親や母親と一緒に入園式に出席した。
松島保育園の井沢万寿美園長は、ぬいぐるみを使いながら新入園児の入園を祝い、「保育園には遊ぶところもいっぱいあります。早く起きて、一杯ご飯を食べて、保育園に来てください」と話した。
また年中、年長園児たちは、歌を歌って入園を祝った。
本年度、松島保育園では、新たに49人が入園した。
総数は188人で、町内では最も園児数が多くなっている。
町全体では新たに230人が入園し、総数は818人となっている。 -
各地の消防団で任命式
伊那市消防団の平成22年度任命式が1日夜、伊那市民会館で開かれ、新入団員119人を含む357人に辞令が交付された。
伊那市消防団員は全体で1150人いて、式では、新入団員のほか再入団員や昇格者に辞令が交付された。
再入団で副団長に就任した三澤俊明さんらは、伊藤仁伊那市消防団長から辞令を受け取っていた。
伊藤団長は、「市民の安全を守る消防団の崇高な使命は、日々の訓練をつむことで初めて達せられる」と団員を激励。「今年度は、合併のメリットを活かして、分団や部などの組織の編成を見直したい」と訓示した。
また小坂樫男市長は、「市民は、消防団に大きな期待と信頼を寄せている。新入団員は、自らを律して訓練に励んでもらいたい」とあいさつした。 -
暴力団排除に関する協定締結
伊那警察署と箕輪町は、
1日、町営住宅からの暴力団排除に関する協定を結んだ。
協定は、箕輪町が町営住宅から暴力団員を排除するため公営住宅管理条例を改正したことにより結ばれた。
条例では暴力団と判明した場合「新規に入居させないこと」
また「退去を求めること」などを定めている。
協定により町は、特定の疑わしい人物が暴力団員かどうかを警察に確認することができるようになる。
伊那署管内でこの協定を結んだ自治体は辰野町に次いで2例目。
現在町には町営住宅の団地が3つあり、合わせて125世帯が入居できる。
町ではセーフコミュニティーを進めていることもあり警察との連携を強め、住民の生活の安全安心につなげていきたいと話している。 -
箕輪町退職者辞令交付
箕輪町役場で31日、退職者辞令交付式が行われた。
町では12人が退職を迎え、平澤豊満町長から一人ひとりに退職辞令が手渡された。
また長年の勤続に感謝し、町から感謝状のほか、花束が贈られた。
平澤町長は、「皆さんが働きはじめたころと比べ、予算規模は10倍に、また人口は1万人増え、大きな町になった。町が発展したのは皆さんのおかげです」とこれまでの労をねぎらった。
退職者を代表して木村英雄さんは、「無事退職を迎えることができたのは皆さんのおかげです。職員の皆さんは英知を結集しすばらしい町づくりをすすめてください」とあいさつした。
最後に退職者は職員らとあいさつを交わし、役場を後にした。 -
北小河内区中村常会で記念植樹
平成18年の豪雨災害で土石流による被害があった、箕輪町北小河内区中村常会の災害復旧工事が終了し、27日記念植樹が行われた。
27日は地区住民など約200人が参加して、シダレザクラ3本とヤマザクラ80本を砂防ダム周辺に植えた。
中村常会は、平成18年の豪雨災害で大きな被害を受けた。
これにより、地区には災害復旧対策委員会が設置され、国、県などと、平成18年度から砂防ダムの建設などを進めてきた。
式典で、中村地区に住む小学5年生の根橋そらさんが「当時は公民館から長靴をはいて学校に通う大変な毎日で雨が降るたび心配だった。安心して暮らせる地域になってうれしい」と話していた。
平澤豊満町長は「災害で地域の防災の意識が高まった。この体験を後世に伝えてもらいたい」と話していた。 -
外国人対象メタボ予防説明会
外国人を対象にした、メタボリック症候群の予防説明会が、28日、箕輪町の木下公民館で開かれた。
地域に住む外国人およそ20人が木下公民館に集まった。
説明会では日系ブラジル人医師の大間知オタビオさんが、メタボリックシンドロームの危険性についてポルトガル語で説明した。
上伊那医療生協SOSネットワークでは、日ごろ健診を受ける機会がない外国人の生活支援として今月13日に健康診断を実施した。
その結果7割近くの外国人が肥満、もしくは高血圧だったという。
診断に携わったスタッフによると、夜勤や運動不足など、日本での生活習慣の乱れによって、母国での食事と同じ内容でも健康状態が悪化しているという。
SOSネットワークでは、今後も外国人の生活再建や食生活の改善を支援していくという。 -
応募状況厳しく
箕輪町が来年度から本格的に取り組んでいくグリーンツーリズム事業。
体験ツアーなどへの応募は29日現在、定員145人に対して17人に留まっている。
29日開かれた箕輪町グリーンツーリズム推進協議会で報告された。
町では、来年度から本格的にグリーンツーリズム事業を始めるため、今年度は、パンフレットを作成したり、東京や中京方面でのPR活動を実施してきた。
29日現在の応募状況は、町がグリーンツーリズム事業の一つの柱としている「健康ツアー」が定員40人に対して4人、田んぼオーナーが定員15人に対して6人、そばオーナーが定員60人に対して4人、野菜オーナーが定員30人に対して3人となっている。
協議会では今後、参加者のニーズにあった体験ツアーなどを考え、提供していきたいとしている。
平澤豊満町長は、「今初年度は思わしくないスタートだが、めげることなく、着実に進めていきたい」と話した。 -
フェンシング 西藤俊哉君世界大会で優勝
箕輪町の小学6年生、西藤俊哉君は、ドイツで行なわれたフェンシングの国際大会で見事優勝し、26日平澤豊満町長に報告した。
西藤君と父繁さんは日本チームのユニフォームで役場を訪れた。
平澤町長に、賞状を見せながら、念願だった世界大会での優勝を報告した。
大会は、フェンシングの本場ヨーロッパのドイツハレ市で、3月20日と21日の2日間行われた。
4カ国から265人が参加した国際大会で、日本からは、去年の全国大会上位入賞者17人が出場した。
西藤君は、小学生男子の部で、見事頂点に立った。
優勝報告で、平澤町長から「オリンピックを目指してがんばってください」と声をかけられると、「がんばります。」と笑顔で応えていた。
4月からは、箕輪中学校の1年生になる西藤君。
5月の東日本大会が次の目標だ。 -
箕輪町内保育園で卒園式
箕輪町内9つの保育園で24日、一斉に卒園式が行われた。
このうち箕輪町三日町の三日町保育園では17人の卒園児が拍手の中、入場した。
式では17人の園児一人ひとりに唐澤みつ子園長から卒園証書が手渡された。
37年間保育士を務め本年度で退職する唐澤園長は「たくさんの経験を積み頼れるお兄さんお姉さんになりました。やさしくなんでも一生懸命やる気持ちを持ち続けてください」とはなむけの言葉を送った。
式では呼びかけのほか、卒園の歌が披露された。
箕輪町では9つの保育園合わせて227人が希望を胸に元気に巣立った。 -
推薦に那須野祥一さんの「残照」
箕輪町の風景などを写したフォトコンテストの審査会が16日、箕輪町文化センターで開かれた。
審査の結果、最高賞となる推薦には箕輪町の那須野祥一さんの作品が選ばれた。
フォトコンテストは、箕輪町観光協会が毎年行っているもので、今年は町内を中心に41人から191点の応募があった。
審査の結果、最高賞となる推薦には、箕輪町の那須野祥一さんの「残照」が選ばれた。
特選には
箕輪町の赤羽広治さんの「イルミフェスタが始まるぞ」
箕輪町の春日恭三さんの「古田人形芝居定期公演」
箕輪町の山崎寿彦さんの「彩の道」の3点が選ばれている。
手筒花火を写した作品から選ばれる手筒賞には伊那市の板山誠さんの作品「心意気」が選ばれた。
入選作品は、パンフレットなどの箕輪町の観光PRに使われる。 -
地価公示価格
国土交通省は、平成22年1月1日現在の地価公示価格を18日、発表した。
県内の地価の状況は、商業地は18年連続、住宅地は13年連続して下落し、下落幅も拡大した。
調査は、全国でおよそ2万7800箇所、県内では337地点で行われた。
伊那ケーブルテレビジョン放送エリア内で下落幅の大きい地点は
伊那市では、荒井の商業地が1平方メートル当り4万5800円から4万3200円でマイナス5・7%。
狐島の住宅地が3万5600円から3万4100円でマイナス4・2%。
箕輪町では、松島の中心市街地の商業地が、4万6000円から4万3600円でマイナス5・2%。
南箕輪村は、沢尻の住宅地が、2万2400円から2万1800円でマイナス2・7%となっている。
県全体では、商業地が18年連続下落し、平均で5・1%のマイナス。
住宅地は13年連続下落し、平均3・8%のマイナスとなっている。 -
庄内地区から箕輪町の卒業生に花束
卒業を間近に控えた箕輪町の小中学生に、町と友好交流推進協定を結ぶ静岡県浜松市の庄内地区から16日、花束が贈られた。
16日は庄内地区の、交流協会の役員が箕輪町役場を訪れ、今年度の小中学校の卒業生と教員、約670人分の花束を手渡した。
花束を受け取った箕輪西小学校6年の吉村僚(りょう)君は、「中学校では勉強を一生懸命頑張りたい」と話していた。
また、箕輪中学校3年の土井ゆいさんは、庄内地区との交流を振り返り、「これからも後輩達がお世話になります。今日はきれいなお花を頂き感謝しています」と話していた。
花束は、それぞれの卒業式で、卒業生一人ひとりに贈られる。
庄内地区の卒業生へのプレゼントは、10年ほど前から続いている。
小学校の卒業式は17日(水)に、中学校の卒業式は18日(木)に行われる。 -
箕輪中部小学校で3学期終業式
明日の卒業式を前に16日は、上伊那の多くの小学校で3学期の終業式が行われた。
このうち箕輪町の箕輪中部小学校では、全校児童721人が体育館に集まり終業式が行われた。
式の中で、3年生の金澤匠磨(しょうま)君は「授業でたくさん発言ができました。4年生になったら勉強をもっとがんばりたい」と発表した。
また、6年生の井上海渡(かいと)君は「困っている時に助けてもらった事、休み時間に遊んだことなど友達との思い出が大切な宝物になりました」と6年間を振り返った。
笠原忠照(ただてる)校長は、「3学期は全校のみんなが元気に登校できました。明日は卒業式、6年生のみなさんを気持ちよく送りだしましょう」と呼びかけた。
6年生の教室では小学校生活最後の通知表が担任から手渡されていた。
箕輪中部小学校の卒業式は17日に行われ109人が慣れ親しんだ学び舎を巣立つ。 -
箕輪町議会閉会
箕輪町議会3月定例会は15日、委員会に付託していた議案と追加議案合わせて32議案を可決・同意し、閉会した。
追加議案の主なものは、箕輪中学校武道場建築工事の請負契約が8536万5千円、地域スポーツセンター建築工事の請負契約が2億5998万円、小中学校太陽光発電導入事業の請負契約がおよそ2億4197万円など。
また、議員から、厳しい経済状況を考え、議員報酬を今年度に引き続き来年度も3%削減する議案が提出され、可決された。 -
箕輪町が使用料滞納で法人提訴へ
箕輪町は、大出のそば加工施設「留美庵」の施設管理を委託している法人が土地建物の使用料を滞納していることから、訴えを起こすことを決めた。
15日開かれた箕輪町議会3月定例会に、町が訴えを起こすことについての議案を提出し、賛成多数で可決された。
平澤豊満町長の説明によると、そば加工施設は町と中箕輪農事組合法人が施設管理委託契約を結んでいる。
法人は、町に支払う土地建物の使用料を滞納していて、滞納額は今年1月27日現在、約767万8千円になる。
町では、施設の明け渡しと使用料の支払いを求め、長野地方裁判所伊那支部に訴えを起こす考えで、平澤町長は、1週間以内に準備を進めたいとしている。
中箕輪農事組合法人では、「議案の内容を知らないのでコメントできない」としている。 -
箕輪町第4次振興計画後期基本計画案を答申
箕輪町振興計画審議会は8日、町の平成22年度から26年度までの施策の方向性を示す第4次振興計画後期基本計画の最終案を平澤豊満町長に答申した。
審議会の柴壽会長らが役場を訪れ最終案を平澤町長に答申した。
審議会では、町の住民満足度調査などの結果を踏まえ後期基本計画の内容を検討してきた。
答申によると、平成22年度から26年度の施策の方向性を示した第4次振興計画後期基本計画は、協働のまちづくりや健康作りの推進、安全安心なまちづくりのためのセーフコミュニティ認証取得を目指した活動に取り組むことなどが盛り込まれている。
平澤町長は、「正式な後期基本計画として位置付け進めていきたい」と話していた。
箕輪町では、第4次振興計画後期基本計画のダイジェスト版を4月中に全戸配布する。 -
子育て応援宣言 上伊那医療生協に登録証交付
箕輪町の上伊那医療生活協同組合が「社員の子育て応援宣言」登録企業となり10日、南信労政事務所から登録証が交付された。
「社員の子育て応援宣言」は、従業員が仕事と子育ての両立ができるような職場環境づくりを進めようという県の事業。
南信労政事務所の中島義則所長が、上伊那医療生協を訪れ、登録証を手渡した。
県ではこれに登録することにより、企業のイメージアップにつながり、職場が活性化される竏窒ニしている。
登録されたのは上伊那では2件目、病院関係では県内で初となる。
上伊那医療生協では、職員向けの病児保育室を設置していて、子どもが病気のときでも安心して働ける環境が整えられている。
今後は育児休業が取りやすい職場環境づくりやノー残業デーの推進に取り組んでいくという。 -
伊那地域降雪の影響
伊那地域では9日から10日午前中にかけて降った雪のため、停電や高速バスの運休、スリップ事故などが発生した。
伊那地域は、9日の降り始めから10日の降り終わりまでに10センチの積雪が観測された。
中部電力伊那営業所によると、伊那市では雪の重みで木が倒れ電線が切れたことにより、横山で21戸、ますみケ丘で15戸、小黒で11戸の合わせて47戸が停電した。午後5時30分現在、全戸復旧したという。
他には中央自動車道の諏訪インターチェンジと須玉インターチェンジの間などが雪の影響で通行止めになったことにより、高速バスが運休となった。
伊那バス株式会社によると、この影響で高速バス上下線合わせて49本が運休したが、通行止め解除により、正午から運行を再開している。
箕輪町のみのちゃんバスも雪のため遅れが出たが、午前10時に定時運行に戻った。
また、箕輪町八乙女の農道で9日の夕方、雪でスリップした軽トラックが、2台の乗用車に衝突する事故があった。
この事故で2人が軽傷を負った。
伊那警察署によると、伊那署管内では9日から10日にかけて4件のスリップ事故が発生したという。 -
優先駐車区画 妊産婦らも利用へ
箕輪町の平澤豊満町長は9日、役場駐車場の障害者などの優先駐車区画を、妊娠中や出産前後の女性なども利用できるよう整備する考えを示した。
同日開かれた箕輪町議会3月定例会一般質問で議員の質問に答えた。
役場駐車場には現在、優先駐車区画は障害者用が2台分、高齢者用が4台分ある。
妊産婦や、心臓機能障害などの内部障害者のための駐車場について、平澤町長は、この6台分の優先駐車区画と併用する考えで、「妊産婦や内部障害者のマークを付け加え、早急に表示させてもらう」と答えた。
町総務課では、今年度中に対応する竏窒ニしている。 -
箕輪町が肺炎ワクチン予防接種に補助
箕輪町は来年度、75歳以上の町民を対象にした肺炎球菌ワクチンの予防接種補助事業を始める。
8日開かれた箕輪町議会3月定例会一般質問で、平澤豊満町長が説明した。
肺炎球菌ワクチンの予防接種をすると、肺炎にかかった場合に、軽症で済み、ワクチンの効果は5年位続くという。
箕輪町では、去年1年間で、肺炎など呼吸器系が原因で死亡した人の数が、ガンに次いで2番目に多く、そのうちの81%が75歳以上だったという。
このため町では、75歳以上を対象にワクチン接種の補助を決めた。
ワクチン接種の費用は6千円から7千円で、町は1人あたり3千円を補助します。
来年度予算には、補助費用として100人分、30万円を盛り込んでいる。
この肺炎球菌ワクチンの予防接種補助事業は、上伊那では飯島町が実施しているという。