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古田人形定期公演
箕輪町上古田伝統芸の古田人形芝居の定期公演が5日、箕輪町文化センターで行われた。
定期公演は、上古田に伝わる伝統芸能古田人形を多くの人達に見てもらおうと毎年12月に行われている。
会場には約400人が訪れ箕輪西小学校古田人形クラブや保存会による公演に見入っていた。
このうち箕輪中学校古田人形部は、浄瑠璃「生写 朝顔話 宿屋の段」を上演した。
箕輪中学校古田人形部は、1年生から3年生まで合わせて23人が保存会のメンバーから指導を受け日々稽古を重ねている。
古田人形部は、昭和54年に発足し今年で31年目になる。
今回上演した「生写朝顔話」は、目の見えない娘と武士の切ない恋物語。
生徒たちは人形を巧みに操り、気持ちを込めて上演していた。
また今年は、松本を拠点に全国各地で活動している「くすのき燕」さんが、人形をつかって一人芝居をし、会場を訪れた人達の笑いを誘っていた。
古田人形芝居保存会の柴登巳夫会長は「小学生と中学生による上演は素晴らしかった。これからも若い後継者の育成に力を入れていきたい」と話していた。 -
建設労連箕輪支部青年部が包丁とぎ収益金を寄付
上伊那建設労連箕輪支部青年部は、箕輪町のイベントで行なった包丁とぎサービスの収益金を4日、町に寄付した。
4日は、箕輪支部青年部の上野秋光青年部長らが、町役場を訪れ、平沢豊満町長に寄付金を手渡した。
建設労連箕輪支部青年部は、40人ほどの会員が活動している。
今年も、11月のイベントで、包丁1丁200円という格安で、包丁とぎやはさみとぎのサービスを行った。
中には、10丁ほど包丁などを持ってくる人もいて、最終的には、断らなくてはならなくなるほどの大盛況だったという。
4日はそのサービスの収益のうち、経費を除いた3万700円を、町に寄付した。
平沢町長は、「年末に尊いお金をありがとうございます。福祉に役立てます」と話していた。 -
縁起物作りピーク
箕輪町沢の信州縁起物製作所では、正月用のしめ飾りづくりがピークを迎えている。
製作所では、9月半ばから準備を始め、11月から作業が本格化している。
作業所では、ワラをなったり組み立て、飾り付けが行われている。
休耕田で育てた稲を青刈りしたものを使用していて、丁寧にしめ飾りの形にした後、おたふくや小判などを飾り付けて完成させる。
売れ筋商品は1500円から2千円程度の玄関飾りだが、企業向けの大型のしめ飾りが例年より売れているということで、製作所では景気回復への願いから大きな商品が売れているのではないかとみている。
大槻末男社長は、「皆で思いや願いをこめて一生懸命作ったしめ縄なので、良い年が迎えられると思う」と話していた。
この正月飾りづくりは年末まで、休日返上で続くという。 -
箕輪中部小英語クラブ 英語劇
箕輪町の箕輪中部小学校の英語クラブの子どもたちは3日、英語で劇を上演した。
英語クラブに参加している5・6年生6人が英語劇「オズの魔法使い」を発表した。
英語クラブは、月に2回あるクラブ活動の時間を使って5月から劇の練習に取り組んできた。
本来は全校の前で発表する予定だったが、新型インフルエンザの影響で、この日は2年生の前で発表した。
この劇を指導したのは、箕輪中部小学校を担当しているイギリス出身のALT、キャリー・フィリップスさん。
ネイティブの英語を劇を通して楽しく学んでもらいたいと考え、箕輪中部小学校で初めて英語劇に取り組んだ。
キャリーさんも魔女役で登場し、子どもたちを沸かせていた。
箕輪町では、英語教育に力を入れていて、平成15年度から小学校でも英語に親しむ時間を設けている。
箕輪中部小学校では、1年生から6年生までの全てのクラスで、それぞれ年間を通して20時間の英語の授業が行われるという。 -
統計調査員に感謝状伝達
経済産業省の統計調査に長年協力している箕輪町の調査員に3日、感謝状が伝達された。
経済産業省の調査統計部長からの感謝状が、調査員4人に、平澤豊満箕輪町長から伝達された。
この感謝状は、工業統計調査や商業統計調査などを10回以上行った人に贈られる。
調査員は、事業所を個別に回って調査書を書いてもらい、それを回収する業務をしている。
平澤町長は、「長年ご協力いただきありがたい」と感謝していた。
感謝状を受けた調査員の一人、日野勝美さんは、「住民の皆さんのご協力のおかげです」と話していた。 -
箕輪北小で豆腐作り
箕輪町の箕輪北小学校の2年1組の児童は1日、自分たちが育てた大豆を使って豆腐作りに挑戦した。
箕輪北小の2年生は、大豆の学習を進めてきた。
学校近くの畑で大豆を育て、枝豆を食べたほか、味噌作りを体験するなどの活動をしてきた。
子どもたちから、豆腐を作ってみたいとの声があがり、町内で活動している農村女性の会「野良っ娘の会」のメンバーに教えてもらうことになった。
収穫した大豆のうち、1.8キロをミキサーにかけ、豆乳を作った。
野良っ娘の会のメンバーは、豆乳ににがりを入れ、丁寧にかき混ぜるなど指導をしていた。
型に入れて15分ほど待つと、豆腐が出来上がった。
野良っ娘の会の関幹子会長は、「子どもたちに、こういう機会を通して、農業や食べるということを伝えていきたい」と話していた。 -
箕輪町サッカー協会ユニホーム寄贈
箕輪町サッカー協会が2日、箕輪中学校のサッカー部にユニホームを贈った。
箕輪町サッカー協会の小松良輝会長ら役員が箕輪中学校を訪れ、サッカー部の生徒にユニホーム20着を贈った。
現在、ユニホームが足りないため、保護者から相談を受けた協会が、会費などを資金にユニホームを贈ることにした。
サッカー協会の小松良輝会長は、「協会のマークがついたユニホームを着て活躍してくれることを期待しています」とあいさつした。
サッカー部部長の小林大純君は、「感謝の気持ちを込めて、試合では最後まで戦い、来年は県大会を突破したい」と話していた。
箕輪中サッカー部は5日の上伊那ユースリーグに、今回贈られたユニホームを着て出場するという。 -
箕輪町議会12月定例会 開会
箕輪町議会12月定例会が開会し、町から12議案が提出された。
一般会計の補正予算案は、5949万3千円を減額し、総額94億5362万7千円としている。
このうち減額となった国の事業費内定額に合わせて小中学校の太陽光発電導入工事費と屋内工事費9900万円が減額となっていて事業規模が縮小される。
箕輪町議会12月定例会は、7日、8日が一般質問14日に委員長報告と採決が行われる。 -
箕輪町保育料審議会
箕輪町の平澤豊満町長は来年度の保育料について昨夜、審議委員会に諮問した。
30日夜は、1回目の審議委員会が箕輪町役場で開かれた。
挨拶で平澤町長は、「今後もひとあじ違った教育を進めていきたい。充実した環境を作っていけるよう検討してもらいたい」と話していた。
現在、町では前の年の所得税などを基準に9階層に分け各世帯の保育料を決めている。
今年度の町全体の保育園運営費はおよそ7億7000万円。保護者はその3割程を保育料として負担していて、今年度はおよそ2億2000万円になると見込んでいる。
審議委員会では2回目を10日に予定していて、年内には町長に検討結果を答申する予定。 -
ザザムシ漁解禁
天竜川の冬の風物詩ザザムシ漁が1日、解禁となった。
今年は、護岸工事の影響でザザムシの量も少ないという。
箕輪町の天竜川戸沢橋上流200メートル付近では朝8時頃から、箕輪町木下の小森一男さんが漁をしていた。
小森さんは、友人からザザムシ漁の道具を譲ってもらい5年前から本格的にザザムシ漁を始めた。
小森さんは、毎年40キロ近く捕っているということだが、今年は例年に比べ手ごたえが今一つ。
漁はザザと呼ばれる浅瀬でおこなわれる。
ザザムシとはトビゲラやカワゲラなどの総称で水温が更に下がるこれからが油ものって美味しく、捕ったザザムシは佃煮にして味わう。
ザザムシ漁には許可書が必要で天竜川漁協に今日までに申請したのは10人という。
天竜川の冬の風物詩ザザムシ漁は来年の2月下旬頃まで行なわれる。 -
箕輪町で小学校英語教育研修会
平成23年度から実施される小学校の外国語活動に備えるための研修会が30日、箕輪町交流センターで開かれた。
小学校の外国語活動は英語に早くから親しんでもらうため文部科学省の新学習指導要領により、平成23年度から5・6年生で始まる。
研修会は、それに伴い、指導者として求められる役割を知り、不安を解消してもらおうと箕輪町内の小学校教諭を対象に開かれた。
講師は箕輪町の小中学校に外国語指導助手ALTとして派遣されているニコラス キンレッドさんらが務めた。
研修会では授業方法について説明があり、児童が上手に話せたらほめてあげるなど、英語は楽しいものだと思わせるよう指導することが大切だと話していた。
また英語の学習は文法を覚えたり、日本語に訳すことではなく、外国人とコミュニケーションがとれるようにすることが目的だと意識を変えてもらいたいと話していた。
箕輪町では、すでに平成15年度から小学校の全学年で英語の授業を行っていて、指導者のレベルアップを図ることで、さらなる授業の充実につなげていきたい竏窒ニしている。 -
年末特別警戒出陣式
12月1日から始まる年末特別警戒の出陣式が30日、伊那市役所で行われた。
伊那警察署のほか、各市町村の青色防犯パトロール隊や交通安全協会などのメンバー約180人が集まった。
年末特別警戒は犯罪や交通事故が増えるこの時期に合わせて毎年行われている。
出陣式で依田公雄署長は、「伊那署管内では、軽犯罪は減少傾向にあるが、強盗事件が6件発生している。市民の皆さん、一人ひとりが防犯と交通安全に心がけるようにしてほしい」と話した。
その後、青色回転灯の付いた車やパトカーなどが市役所をスタートし、市街地を巡回しながら防犯と交通安全を呼び掛けた。
今年、伊那警察署管内では、コンビニエンスストアなどを襲う強盗事件が6件発生していて、今回の集中警戒でも、コンビ二や金融機関に注意を呼び掛けていきたいとしている。
そのほか、ATM集中警戒や交通安全運動、検問の強化などを行う予定。 -
木下ふれあいそば祭り
打ちたての新そばが味わえる、木下ふれあいそば祭りが28日、箕輪町の木下公民館で開かれた。
そば祭りは、箕輪町木下の住民有志でつくる、木下ふれあいそばの会が毎年開いているもので、今年で10年目になる。
会では、休耕田でソバを栽培していて、今年は例年並の約100キロを収穫したという。
この日のそば祭りでは、会員がそばを打ち、約180人分を用意した。
ふれあいそばの会の加藤正秀会長は、「ソバを食べて地域の人が交流できる触れ合いの場になればうれしい」と話していた。 -
箕輪町教育委員長 平出紘一さんに
箕輪町の新しい教育委員長が、北小河内の平出紘一さん(67)に決まった。
26日開かれた箕輪町臨時教育委員会で、前委員長の任期満了による退任に伴い、新しい委員長を教育委員の互選で決めた。
平出さんは元教諭で、平成14年3月に箕輪町の箕輪東小学校校長を務めたのを最後に定年退職した。平成14年4月から町の教育委員を務めている。 -
箕輪西小古田人形クラブ公演
箕輪西小学校の古田人形クラブは25日、保護者の前で古田人形芝居を上演した。
保護者向けの発表は年1回行われていて、この日は参観日に合わせて公演をした。
上演したのは「傾城阿波鳴門 巡礼歌の段」。
これは、お家騒動にからみ離れ離れに暮らす親子の情を描いている。
箕輪西小の古田人形クラブは、4年生から6年生までの15人で、週1回、1時間ほど練習をしている。
子どもたちは、練習の成果を発揮し、人形を巧みに操って熱心に演じていた。
保護者は、子供たちが演じる人形芝居に見入っていた。 -
箕輪町で満蒙開拓の話
第2次世界大戦中に満州開拓団として海を渡った体験者の話を聞く会が22日に箕輪町郷土博物館で開かれ、6人が満州での暮らしぶりや敗戦当時の記憶を語った。
戦時中、日本が国策として力を注いだ満州の開拓。
箕輪町を含む上伊那北部10町村は、富貴原郷開拓団を結成し、国外に活路を求めた。
体験者の話を聞く会は、町の郷土博物館が、町史にも記録されていない歴史を知ってもらおうと計画した。
記憶をたどり体験談を話したのは6人で、開拓団に参加した動機や現地での暮らしぶり、敗戦後の苦労などを振り返っていた。
当時二十歳で満州に渡った南箕輪村大芝の松沢よし子さん(85)は、生まれて1年にならない我が子をはしかで亡くし、現地で火葬にされた記憶を話していた。 -
伊那バス 伊那本線廃止検討
伊那バスが運行する伊那市西町の伊那バス本社前から辰野町、箕輪町を結ぶ路線、伊那本線が本年度をもって廃止することが24日、南箕輪村地域公共交通会議で明らかになった。
伊那本線の廃止は、乗客数が少なく採算がとれないことが大きな要因になっている。
伊那本線は現在、伊那バス本社から伊那中央病院を経由して、箕輪町のベルシャイン伊北店を結ぶ路線と辰野駅を結ぶ路線が運行されている。
伊那バスによると、最も多く運行している伊那バス本社と箕輪町のベルシャイン伊北店を結ぶ路線で、平均乗客数が1.7人となっていて、伊那本線全体の赤字額は約1700万円に上るという。
伊那バスの藤澤秀敬社長は「独自で運行している生活路線は乗客数が少なく採算がとれない状況。みなさんの足として長年運行してきた路線なので非常に残念」と話している。
路線の廃止には関係市町村の同意が必要になるということで、唐木一直村長は「まだ住民に周知されていない。地域からの声を聞いて村として判断したい」と話していた。
伊那バスでは、伊那市内を走る市内西循環線についても採算がとれないとして廃止を検討していて、今後伊那市で説明会を開く予定。 -
21年度認定米に上伊那の農家2軒
専門家が厳選した今年度の認定米50品が決定した。
上伊那では、伊那市と箕輪町の生産者の米が、認定米に選ばれている。
認定米制度は、確かな品質で、産地が明確な農産物を県が認定する制度。
農薬や科学肥料の使用を厳しく制限し、専門家の食味審査に合格した米が認定米となる。
今回上伊那では、小黒川水系の水で栽培した小沢の田畑伊三郎さんのコシヒカリと、箕輪町北原で栽培した唐沢金実さんのコシヒカリが、認定米に選ばれた。
これらの米は、県が認定した米としてのブランド価値を付けて販売することができるようになる。 -
おごち保育園の親子がスイートポテト作り
箕輪町おごち保育園の園児とその母親が19日、スイートポテト作りに挑戦した。
19日は年中園児19人とその母親が一緒に、スイートポテトを作った。
親子クッキングは、食育の一環として毎年行っているもの。
サツマイモは、園児と母親が一緒に植え、秋に収穫したものを使用した。
子どもたちは、母親に手伝ってもらいながらイモをつぶしたり、カップに盛りつけたりしていた。
焼きあがったスイートポテトは、園児全員で味わった。 -
上古田保育園でもちつき
箕輪町の上古田保育園の園児が18日、もちつきに挑戦した。
地元の民生委員に教わりながら、年長園児11人が杵と臼を使ってもちつきをした。
初めてもちつきに挑戦した子どもたちは、「よいしょ」の掛け声に合わせて、一生懸命杵を振り下ろしていた。 -
ファミリーサポーター講座開講
子育て中の家族を支援する、ファミリーサポーター養成講座が17日、箕輪町で開講した。
町では、子育て中の家族を支援しようと来年度からファミリーサポートセンター事業をスタートさせる。
ファミリーサポーターは、子育て中の家族とその援助を行う人それぞれが会員になり有償で行う会員組織。
上伊那では、伊那市と駒ヶ根市がファミリーサポートセンター事業をスタートしている。
この日はサポーターの希望者を対象に講座が開かれ、町内を中心に36人が参加した。
講座では、看護師の加藤ヨシ子さんによる「子どもの安全と病児の世話」と題した講演が行われ、子育てのポイントについてアドバイスしていた。
講座は4回行われ、子供が病気になった時の食事や救急法などについて学習することになっている。
サポーターの資格を取得した人は、来年4月から活動をスタートさせることになっている。 -
生産者が学校調理室見学
小中学校へ給食用の野菜を納めている箕輪町内の生産者は16日、箕輪西小学校を訪れ調理室の見学をした。
これは、町内の栄養士や農家などでつくる学校給食地域食材利用推進会議が、調理の現場に対する理解を深めようと開いた。
この日は、野菜農家など5人が箕輪西小を訪れ、調理現場を見学した。
栄養士の佐野実郷さんから、納品された野菜を一つひとつ検査することや、使用した食材は2週間冷凍保存するなど、安全対策についての説明を聞いた。
また、給食を作るには、野菜は大きい物が利用しやすく、固いもの、虫食いのものがあると調理しづらいと話していた。
参加したある生産者は「学校を訪れ、口に入るまでの大変さを改めて感じた。今後も野菜の質、大きさ、農薬の適正使用など生産管理を徹底したい」と話していた。 -
カントリーカフェでサルサダンス
男女のペアで踊るラテンダンス「サルサ」のワークショップが14日、駒ヶ根市のカントリーカフェで開かれた。
この日は、箕輪町在住で伊那市内でサルサダンスを教えているキューバ人、ヨシベル・シスカルドさんがデモンストレーションを披露し、そのあと一緒に踊りながら、集まった人たちにダンスを教えた。
サルサダンスは、南米のキューバやプエルトリコからアメリカへと伝わったラテンダンスで、男女のペアで踊る。
ある程度ステップは決まっているが、互いに目でコミュニケーションをとりながら踊るため、初めて出会った人でも、一緒に踊ることができるのが魅力だという。
この日は、地元の駒ヶ根市だけではなく、伊那市や箕輪町からも参加者が集まり、ダンスを楽しんでいた。
今後も、定期的にこうしたイベントを開きたいという。 -
箕輪町 新型インフルエンザワクチン接種補助
箕輪町は、生活保護世帯と町民税非課税世帯を対象に、新型インフルエンザワクチン接種の補助をする。
16日開かれた箕輪町議会臨時会で、全会一致で可決された。
対象は、生活保護世帯と町民税非課税世帯約2200人で、事業費は1300万円となる見込み。
対象者は、国の示したスケジュールに従い、医療機関でワクチン接種を行う。
医療機関への支払いは、各個人が行い、役場にある申請用紙に領収書を添付し担当窓口に提出すると、費用が振り込まれる仕組みになっている。
事業費1300万円は、県からの補助などを活用する。
また臨時議会では、非課税世帯で、70歳以上のみの高齢者世帯等を対象に、1万円分の福祉灯油券を配布する事も決まった。 -
お菜洗い場 オープン
箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯近くの駐車場に、14日からみのわ温泉のお湯を利用した、お菜洗い場が設置された。
お菜洗い場は、野沢菜やカブなどを暖かいお湯で洗ってもらえるようにと毎年設置されている。
14日は雨が降る中、朝からカブを洗いに1組の夫婦がお菜洗い場を訪れていた。
みのわ温泉のお菜洗い場は地域外からの利用者も多く、毎年岡谷市や塩尻市から訪れる人もいるという。
訪れた夫婦は13日に採ったばかりのカブ200個を半分に切りながらひとつずつ丁寧に洗っていた。
箕輪町では多くの人が利用できるよう、ゆずりあって使ってもらいたい竏窒ニしている。
みのわ温泉のお菜洗い場は12月6日までで、時間は午前8時から午後8時。使用料は無料。 -
箕輪町予算編成方針説明会
箕輪町の来年度予算編成方針説明会が12日、役場で開かれ、平澤豊満町長が事業見直しと重点施策への財源配分を指示した。
来年度は財政状況が一層厳しくなると見込まれることから、平澤町長は「事業を徹底的に見直し、効果あるお金の使い方をしてほしい」と職員に求めた。
説明会には係長以上と予算編成担当の職員が出席した。
箕輪町では、法人町民税が、今年度の決算見込みで、前年度に比べ約2億7千万円減少すると見ている。
来年度も町民税の減少が見込まれている。
平成22年度の予算編成にあたっては▽幼児から中学生までの子ども育成事業など重点施策への財源配分▽一般財源で7%の縮減▽事業を見直しゼロからの予算構築竏窒|イントに挙げている。
町では、各課から提出される予算のヒアリング、査定を行い、来年1月下旬ころに当初予算の内示を予定している。 -
沢保園児お年寄りとおはぎ作り
箕輪町の沢保育園の子どもたちが10日、地域のお年寄りとおはぎと作って交流した。
もち米を混ぜて炊いたご飯をお年寄りがまるめ、年長の園児が味付けした。
できあがった、きなこ、ごま、あんこの3種類のおはぎは、おやつの時間にみんなで味わった。 -
北部営農組合収穫イベント
箕輪町北部営農組合による大根と白菜の収穫イベントが8日、沢の畑で行われた。地域住民が次々と訪れ、大根と白菜を収穫した。
この収穫イベントは、北部営農組合が遊休農地を解消し農業振興につなげようと行っていて、今年で3年目。
今年は、一般的には大根などが不作ということだが、北部営農組合の畑では豊作で、出来はいいという。
組合員が育てた野菜は市価の半額ほどで購入できるとあって、訪れた人たちは10個、20個とまとめて買い求めていた。
箕輪町内から訪れたある男性は、「毎年来ている。安く買えるのでうれしい」と話していた。 -
箕輪町指定文化財「霧沢山論関係資料」特別公開
箕輪町の指定文化財「霧沢山論関係資料」が3日、特別公開された。
特別公開は、区や個人などが所有する文化財を広く公開し、有効活用していこうと、毎年「文化の日」の11月3日に行われている。
毎年、展示する資料は変更していて、今年は大出区が所有する町の指定文化財「霧沢山論関係資料」が展示された。
これは、江戸時代に現在の箕輪町と辰野町にあった14の村々が、山の入り会い権を主張し争った時の資料。
1694年に江戸の評定所が下げ渡した絵図や、裁判の記録を記した覚書、箕輪側の村々が証拠として示し逆転勝訴を勝ちと取った古文書の5点が公開された。
資料を所有する大出区では、年に一度、虫干しを目的に広げるだけで、地区の人達でも見る機会は少ないという。
町内から訪れたある男性は「先人達が代々守ってきた財産。重みを感じる」と話していた。 -
赤そばの刈り取り
箕輪町上古田金原地区の4.2ヘクタールの赤そば畑で4日、実の刈り取り作業が始まった。
金原地区は、赤そばの里として、一面に赤そばが栽培されている。
8月9日に種をまき、秋に見頃を迎えた赤そばは、収穫期を迎えている。
収穫はコンバインを使い、古田の里赤そばの会の唐澤幸道さんが1週間ほどかけて刈り取っていく。
茎が乾く午前10時から午後2時位までの時間帯でないと収穫が難しいという。
昨年は、収穫作業が遅れたため180キロの収量だったが、「今年は鳥獣被害も少なく期待できる」と唐澤さんは話していた。