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箕輪町議会6月定例会一般質問から
◆学校の安全対策(防犯)について三沢興宣議員が尋ねた。
小林教育長は、「当面はPHSや携帯電話を先生が持つことで対応したい。特殊な音のする笛を先生が持っている学校もある」とした。
◆地元食材の学校給食への使用実態を丸山善弘議員が質問した。
小林教育長は、「現在は38種類の地元野菜が入っている。25%の達成率。10月は59%入れているが、1月から4月はゼロで30%に近づけるのは難しい」とした。
◆町の助役2人制について寺平秀行議員が質問した。
町長は、「行革が十二分にできるまで2人制をおく」とし、「行革を進めるには2人いないとできなかったと思う」と話した。
◆町花の谷事業の木製看板デザイン統一化について唐沢荘介議員が尋ねた。
町長は「西街道の看板は統一の方向で早急に検討していきたい」とした。
◆ながた荘いす化について桑沢幸好議員が尋ねた。
町長は、「4月から準備を進め6月15日から供用開始し、現在40脚ある。常設の部屋も検討。町民にPRしてご利用いただくようにしたい」と答えた。
◆森林と人との共生林推進について三井清史議員が質問した。
町長は、「森林セラピー、セラピーロードを検討したい」とした。 -
箕輪町長選挙
11月の箕輪町長選挙について、20日の箕輪町議会6月定例会の一般質問で平沢豊満町長は、「あと5カ月の任期は大変長い。まだ次のことを語る時期ではない。ある程度適切な時期に私の気持ちを発表したい」と述べた。
平出政敏議員、日野和司議員が質問。町長は、「残された任期を活力あるまちづくりにまい進するのが私の使命。やらなければいけない課題が残っている。行政経営計画はAランク3つと行政経営委員会からも厳しい評価をいただいている。スピーディーに課題解決に取り組み、全力投球していく」と話した。
日野議員は、「早く表明することのほうが責任をまっとうすることではないか。早い時点での表明を期待する」とした。 -
箕輪町図書館で朗読講座始まる
箕輪町図書館の「朗読講座」が18日、図書館で始まった。参加者は朗読の基本を学び、皆で発声練習などをした。
全3回の講座。講師を務める伊那朗読の会の小林豊子さんは、表現豊かに読む話術について話し、「一般的に上伊那や諏訪地方はぶっきらぼうな話し方と言われる。話術を勉強するのもとても大切」とした。
朗読の基本に(1)イントネーション(抑揚)(2)歯切れの良さ(3)テンポ、リズム、アクセント-を挙げ、「歯切れがいいかどうかで与えるイメージが全然違う。歯切れ良くするには発音、発声が大切。毎日欠かさず訓練する以外に上達方法はない」と話した。
辞書と地図をいつも用意し、分かっている読みでも意味を調べる、地図で物語の場所を確認し気候を考え季節感も理解して言葉にのせていく-こともアドバイス。「辞書と地図を片手に、朗読の基本3つを同時に頭に入れて読み、主人公がどういう気持ちなのか追体験しながら表現して」と話した。 -
パートナーシップみのわ総会
箕輪町のパートナーシップみのわ(伊藤徳治会長)は17日、06年度総会を町文化センターで開き、事業計画や予算、本年度役員を承認した。
主な事業は地域啓発活動と広報活動の推進。地域出前講座や地域交流会の開催、通信の発行など。さわやかパートナー講座、あいとぴあ公開セミナーなど研修事業にも参加する。予算総額は12万7300円。
伊藤会長は、「住民一人ひとりの意識改革が必要。地域づくりの根底は男女共同参画の活動だと思う。すぐ結論はでなくてもいい。地道にやっていきたい」とあいさつした。
総会後は、出前寄席で、諏訪市のすし店「すし春」の主人でアマチュア落語家すわこ八福神さんの落語を楽しんだ。
06年度役員は次の皆さん。
▽会長=伊藤徳治▽副会長=端本安彦、荻原弥生▽顧問=藤田隆美、横前芳子▽監事=加藤寿一郎、丸山靖子▽運営委員=向山一江、深沢昌美、倉田茂、井上博司、小林ふさ子、釜屋美春、柴倫子、百瀬喜美子、浅野初美 -
箕輪町、南箕輪村の消防団ポンプ操法大会・ラッパ吹奏大会
箕輪町、南箕輪村の消防団06年度ポンプ操法大会・ラッパ吹奏大会が18日、箕輪町役場駐車場、南箕輪村役場駐車場でそれぞれあった。団員は数ヶ月間にわたる訓練の成果を発揮して大会に臨んだ。
ポンプ操法では、消火の基本動作の正確性や敏しょう性、標的(火点)を倒すまでの時間などを競った。ラッパ吹奏は、吹奏の部と規律の部の総合で競い合った。
箕輪町は自動車ポンプは第4分団、小型ポンプは第5分団、ラッパ吹奏は第4分団が優勝。ラッパ吹奏は5連覇を達成した。個人表彰の受賞者は過去最多の29人だった。
南箕輪村は自動車ポンプは第3分団第1部Aが2連覇、小型ポンプは第2分団第2部が6連覇、ラッパ吹奏は第5分団が3連覇を成し遂げた。
自動車ポンプと小型ポンプの各1位、ラッパ吹奏は選抜で、7月9日の上伊那郡大会(伊那市役所駐車場)に出場する。箕輪町は本年度、同大会への出場を辞退する。 -
箕輪町議会6月定例会一般質問要旨
箕輪町議会6月定例会の一般質問は19、20日にある。質問者は14人。質問要旨は次の通り。
関善一議員 (1)専門課長制度(2)地域医療体制の整備(3)教育基本法の改正
藤田英文議員 (1)基本計画の実践と協働のまちづくり(2)集落営農法人化と町の農業振興(3)学校施設の安全と整備(4)介護保険法改正施行と課題
三沢興宣議員 (1)安全安心の町づくり、協働の町づくりの考え方の充実性
丸山善弘議員 (1)町の「食育推進計画」(2)住民基本台帳カードの多目的利用(3)「エコアクション21」認証取得の今後の取り組み
浦野政男議員 (1)町長談話室(2)住宅用火災警報器の設置義務化(3)都市計画道路(4)学校施設の整備(5)自主防災組織の結成
寺平秀行議員 (1)行政改革の評価(2)外国語教育の取り組み(3)田中康夫長野県政への評価(4)健康のまちづくり(5)飯田線活性化
向山章議員 (1)子育て支援(2)所得格差の影響による現状と対策(3)禁煙条例(4)クールビズの定着(5)建設業協会からの陳情への所見(6)高齢者の雇用システムと労働力評価(7)児童公園の利用状況と介護予防公園としての活用(8)協働のまちづくり事業の基本的考え方(9)全国学力テスト実施の問題点と課題
春日巌議員 (1)地方分権による税源移譲と地方交付税(2)テレビの地上デジタル化完全実施に伴う町民への影響(3)医療制度改悪による町民への影響(4)障害者自立支援法実施の実態(5)林業
平出政敏議員 (1)知事改選(2)止まらぬ少子化・歯がゆい支援(3)地域総合活性化交付金
唐沢荘介議員 (1)日本風景街道「シーニック・バイウェイ・ジャパン」とコモンズ支援金
桑沢幸好議員 (1)水害対策(2)入札制度(3)教育基本法改正(4)ながた荘大広間のいす化(5)北小体育館の入札結果
三井清史議員 (1)下水道経営と健全な維持管理(2)広報や情報の伝達方法(3)介護保険、障害者自立支援法の改正(4)森林と人との共生林の推進
日野和司議員 (1)任期満了を控えて町長の志(2)入札制度の改革
松崎久司議員 (1)05年度決算見込み(2)行政経営計画(3)広域ごみ処理基本計画目標達成に向けた取り組み(4)子どもセンター教育相談 -
子どもスポーツ(ソフトボール)教室開講
箕輪町教育委員会主催の子どもスポーツ(ソフトボール)教室が17日、番場原第1運動場で開講した。町内の小学生が元気に捕球や送球の練習をした。
ソフトボールの基本技術を学び、練習や試合を通した仲間作りと体力作りを目的に開く恒例の教室。例年小学4年生以上だったが本年度は3年生にも枠を広げ、男女22人が参加した。
町体育指導員らが指導。まずはキャッチボールで送球と捕球を練習した。捕球は「球の正面に行って取る」と話し、球を取るときのグラブの向きを、腰から上の球は横向き、顔より上は縦、ひざに近いところから下は下向きと教えた。
ノックを受けてゴロなどの捕球と送球の練習では、児童は「お願いします」と元気に声を出し、教わったポイントを意識しながら球の正面に行ってひざを曲げて球を取り、力いっぱい送球していた。
教室は7月8日までの全4回。最後には試合も予定している。 -
クレーム応対など学ぶ 電電ユーザ協・実践セミナー
日本電信電話ユーザ協会伊那地区(塚越寛会長)・駒ヶ根地区(坂井武司会長)の両協会共催の「IT時代の電話応対実践セミナー」が16日、伊那市美篶の信州伊那セミナーハウスであった=写真。
会員の応対技術の向上を目指すための恒例セミナーに、約50人が参加。現代礼法研究所の岩下宣子主宰が「クレーム応対と顧客満足」と題して講演した。
すぐに全面的に謝罪するのでなく限定的に謝罪、相手の立場で考える竏窒ネどの、クレーム対応の5つのポイントや、話し方のコツなどについて学習した。
「クレームを言ってくれるお客さまはありがたい人」とし、クレームは製品改良、新製品開発、サービス改善のための貴重な意見だと受け止めることが必要だと教えた。
岩下主宰は「お客さまの気持ちをさっしていかなければ、いざという時にマニュアルを越えた応対はできない。百人いればそれぞれのマナーがあるので、一人ひとりの立場になって考えることが大事」と呼びかけた。 -
箕輪町消費者の会
マイバッグ作りの準備作業箕輪町消費者の会(唐沢順子会長)は16日、不用傘からマイバッグを作る活動で、役場で住民から集まった傘の骨と布を分ける作業に取り組んだ。
不用傘をマイバッグに作り直す活動は各地であるが、消費者の会は本年度初めて、不用品のリサイクルとレジ袋の削減を目的に、会の事業として大々的に取り組んでいる。
6月上旬のフリーマーケットで町民に協力を呼びかけ不用傘を回収。約200本が集まった。
この日は会員8人が参加。小ばさみ、カッターで傘の骨と布を分ける地道な作業で、傘の山を前に黙々と取り組み、「出来上がるのが楽しみ」「布の色合わせ、柄合わせも楽しみ」と話していた。傘の布は会員が分担して洗濯し、9月の学習会でバッグを作る。
会員の中にはすでに傘をリサイクルしたマイバッグを愛用している人もいる。小さくたたんで持ち運べる、防水性があり濡れた物も入れることができる、丈夫など利点があり、買い物用としてだけでなく、温泉用の袋などさまざまな活用方法があるという。 -
箕輪東小で読書集会
図書委員がペープサート発表箕輪町立箕輪東小学校の図書委員会(委員14人)は16日、読書週間に合わせた読書集会で、全校児童の前でペープサートを発表し、本の楽しさを伝えた。
図書館にある本「へんしんトイレ」をペープサートで発表。図書委員が6月に入ってから毎朝練習を重ねた。発表前日は放課後も練習して本番を迎えた。
トイレに入ると変身してしまうという楽しい話で、女の子のまこちゃんがコマに、ノートが殿にと次々に変身。見ていた児童は、次は何に変身するかと予想しながら乗り出すように見入り、トンボがボトンとウンチになって出てくると笑って楽しんでいた。
図書委員は、12日からの読書週間中に図書館に来た児童に手作りのしおりを配ったり、ポスターを作るなど活動。「おもしろい本がたくさんあるので、いっぱい図書館に来てください」と呼びかけた。
週間中は朝読書、校長による大型紙芝居、図書館司書の読み聞かせ、本年度同校に着任した教諭5人が毎日交代で昼に10分間の読み聞かせなど、本に親しむ企画が毎日あり、廊下には「先生のおすすめ本」コーナーも設けた。 -
中央高速バス箕輪停留所利用者の駐車場整備
箕輪町は、中央高速バス箕輪停留所利用者の専用駐車場を新たに2カ所整備した。
駐車場は中原の中央高速道路西側にあるが、週末や大型連休などは町道への路上駐車が多かったこともあり、路上駐車をなくすと同時に利用者の便宜をはかる目的。
場所は、既存駐車場の西と南。町有地とJA上伊那の土地を借りて整備した。砂利舗装で2カ所の面積は918・9平方メートル。区画ロープを張ってある。駐車場への上り口56・9平方メートルはアスファルト舗装した。1カ所に2基ずつの防犯灯は、高速バスの運行会社が設置した。駐車場はすでに利用が始まっている。町の総事業費は155万4千円。 -
「SOみのわ」交流とイベント本格開始
箕輪町の知的発達障害のスポーツ愛好者を支援するボランティア「SO(スペシャルオリンピックス)みのわ」(唐沢皇治会長)が、交流イベントを本年度から本格スタートした。このほど、南箕輪村のミノワボウルで、町内の障害者らとボウリング大会を楽しんだ。
「SOみのわ」は05年SO長野大会で、ペルー選手団の受け入れで活躍した、町内の一般ボランティアの有志で発足した。運動機能の向上、目的達成の喜びなどのSO精神を根付かせようと活動。知的障害者のスポーツ支援団体発足は、町で初の取り組みだ。
4月16日の初イベントに続いて、2回目のボウリング大会となった。障害者7人とボランティア8人の計15人が集まり満喫。中には障害者の家族も参加し、一緒に交流を深めていた。
同団体は今後、スポーツを通じて仲間づくりの支援を中心に活動。月に1、2回のフロアホッケー、バスケットボール、卓球大会のほか、「みのわまつり」への参加、バーベキュー交流などを企画している。
「SOみのわ」はボランティアや参加者を募集している。問い合わせは、箕輪町社会福祉協会にある事務局(TEL79・4180)へ -
【記者室】わらべうたで子育て
わらべうたが、小さい子どもを持つ母親の間で静かに広がり、良さが見直されてきている。南箕輪村図書館「ちいさなおはなしむら」のわらべうたは4年目。箕輪町公民館と子どもセンターは今年から講座「わらべうた」を始めた▼子どもが作り何百年という伝承のなかで磨かれてきたわらべうた。協調性や集中力が育ち、想像力が豊かになり、音楽も体の中に入る-と指導者は言う。一時廃れてしまったわらべうたには、大切なものが詰まっている▼一味違う子どもを育てよう-と、箕輪町は保育園に運動あそびと英語遊びを導入しているが、日時を設定しなくても出来るわらべうたもいいのでは。情緒豊かな子どもが育つのではないだろうか。(村上記者)
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箕輪北小体育館建設工事安全祈願祭
箕輪町の箕輪北小学校体育館新設工事の安全祈願祭が14日、現地であった。町、町議会、教育委員会、地元区、北小、工事関係者らが参列し、工事中の無事故を祈願した。
平沢豊満町長は、「児童はもとより通学校区の長い間の熱い思いがようやく実現する。最新鋭の体育館で、21世紀の世界に通用する子どもを育てていきたい。安全にご留意いただき無事故で完成できるよう、子どもの事故につながらないようお願いしたい」とあいさつした。
現在の北小体育館は、児童数増加により面積が国の基準を大きく下回っているため、新たに十分な面積を持つ体育館を建設する。新設場所はグラウンド西側。渡り廊下で南校舎とつなぐ。社会体育館の要素も併せもち、学童クラブも設置する。有事の避難施設の目的も持つ。現在の体育館は当面残す方針。
計画では、建築面積1622・08平方メートル(渡り廊下含む)。延べ床面積1561・77平方メートル(1階1490・51平方メートル、2階ギャラリー71・26平方メートル)。現在の体育館の約2倍の広さになる。1階はアリーナ、ステージ、器具庫、玄関、ホール、トイレ、学童クラブを設置する予定のミーティング室など。屋根は、耐震力に優れているという球形で雪止めを付ける。
設計・監理は創和、建築主体工事は浅川建設工業、電気設備は高木電工、機械設備はコマツ。工期は07年1月31日。 -
箕輪町警部交番連絡協議会総会
箕輪町警部交番連絡協議会(24人、小林紀玄会長)は12日夜、町内で06年度総会を開いた。事業計画などを承認し、交番所長から町の治安情勢について聞いた。
事業計画は、8月と12月の交番支援(ドリンク、カップ麺などの差し入れ)、1月の交番所管状況講演。
同協議会は、昼夜を問わず職務に励む警察の取り組みがあって安全・安心な暮らしができることから警察に協力しよう-と、95年に発足した。小林会長は、「会の趣旨を再認識し、会員からはさらなるご支援を、交番所員にはさらにご活躍をお願いする」とあいさつした。
町の治安情勢は交番所長が説明。06年5月末までの刑法犯発生状況は届出68件。車上狙い12件、万引き、器物損壊各7件、詐欺6件など。空き巣、忍び込み、事務所荒しは増加し、そのほかは昨年並みか減少で、自動販売機ねらいは減少した。バックホーや建設工具類が狙われていることから5月に交番速報を配っているが、協議会でも注意を呼びかけた。 -
「いも焼酎みのわ」を愛する会 期待を込めて苗植え
箕輪町焼酎いも生産組合(柴正人組合長)が呼びかけた「いも焼酎みのわ」を愛する会のサツマイモの苗植えが11日、同町木下のほ場であった。参加者約15人は組合員らと一緒に苗植えに汗を流し、焼酎作りの一端を体験した。
焼酎ファンとともに作ろう竏窒ニ、組合が企画した初めての事業。本年度の作付面積335アールの一部の畑を利用し、一般参加者と一緒に苗植えと収穫の作業をする。参加者にはいも焼酎「みのわ」(720ミリリットル)1本のプレゼントもある。
この日は20、15アールの計35アールの畑に、約7千本のサツマイモ「紅あか」の苗を植えた。20アールの畑には約60メートルの畝が24本あり、参加者は腰を曲げながら疲れる姿勢で作業。友人ら数人と参加した倉田茂さん(49)は「おいしい焼酎になることを期待したい」と周りの人たちと会話を楽しみながら苗を植えた。
17日は、福与のほ場約100アールでも同様の作業がある。組合では参加者を募集している。問い合わせはJA上伊那グリーンセンターみのわ(TEL79・0636)へ。 -
コンクリート壁に衝突して死亡 箕輪町の町道で
13日午前5時40分ごろ、箕輪町八乙女の町道で、同町大出の自営業・春日孔文さん(49)が運転する普通乗用車が、道路脇のコンクリート壁に衝突する事故があった。春日さんは出血性ショックにより同6時46分、死亡した。
伊那署によると事故は、春日さんが伊那市方面から辰野町方面へ進行中、車が道路右側のコンクリート壁に衝突した。原因について捜査を進めている。 -
みのわ祭りポスターコンクール審査
箕輪町みのわ祭り実行委員会広報宣伝部会のポスターコンクール審査が12日、町役場であり、優秀賞2点を選んだ。ポスター用は箕輪中1年3組の本田優衣さん、うちわ用は同2年5組の岡玲奈さんの作品に決まった。
応募は箕輪中美術創作部の部員から23点。部会長はじめ部会員7人が審査した。
ポスターは1千部作り、公共施設や商店、大型店など町内各所に掲示する。うちわは4千本作り踊り参加者に配るほか、事前のPRキャンペーンや当日祭り会場で配る。ポスター、うちわの完成は7月上旬ころの予定。 -
箕輪町議会6月定例開会
箕輪町議会6月定例会は13日開会し、先決処分5件を承認、北小学校屋内運動場建設工事(建築主体工事)の請負契約を可決、固定資産評価審査委員会の委員選任を同意した。残り11議案と請願・陳情は各常任委員会に付託した。
議案は、箕輪町国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例制定など条例案2件、補正予算案7件、町道の廃止と認定。
北小学校屋内運動場建設工事(建築主体工事)の請負契約は、受注希望型競争入札で契約金額は2億4570万円。契約の相手方は浅川建設工業(本社・箕輪町、浅川長利社長)。工期は07年1月31日。
任期満了に伴う固定資産評価審査委員の選任は、柴曽平さん(72)=長岡=を再任。任期3年。
請願・陳情は次の通り。
◇請願▽「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書提出に関する請願書▽少人数学級の早期実現や複式学級の編制基準の改善、教職員定数増を求める意見書提出に関する請願書▽長野県独自の30人規模学級の拡大及び市町村における自由度の拡大と複式学級の解消、県独自に教職員配置増を求める意見書提出に関する請願書▽「日本国憲法第9条の堅持を求める意見書」の決議を求める請願書(継続審査)▽住民を戦争に巻き込む「国民保護計画」を策定せず、「無防備地域宣言」を行うよう求める請願(継続審査)
◇陳情▽核兵器廃絶国際協定実現を国連とすべての国に呼びかける意見書提出に関する陳情書▽「高校改革プラン『実施計画』で地域の合意のない部分を撤回し、学校現場に十分検討期間を保障できない平成19年度実施を見送ることを求める意見書」採択を求める陳情書▽「教育基本法の改定について慎重審議を求める意見書」の採択を求める陳情書▽箕輪町入札制度の改善を求める陳情書 -
梅狩り・梅もぎ体験販売11日まで
箕輪町南部営農組合の梅狩り・梅もぎ体験販売が10日、木下の同組合梅園で始まった。青い梅のさわやかな香り漂う園内は、次々と訪れる客でにぎわっている。11日まで。
自由にもぎ取りできる梅の品種は竜峡小梅。組合によると、今年は5月の日照不足で例年より小粒だが、出来はいいという。
初日は開園の30分前から客が入るほどの盛況ぶりで、地元を中心に近隣町村からも訪れている。木下の女性は、小梅を2キロ、梅干を6キロ漬けるといい、「新鮮でカリカリにできそう」と、枝にびっしりと実った小梅をもいでいた。
午前8時縲恁゚後3時。持ち帰り価格1キロ300円(税込)。予約不要、先着順。持ち帰り用の袋などは持参する。梅漬け、梅干、梅酒、梅ジャムなどのレシピもある。場所は、春日街道の木下原町交差点を西へ400メートルほど進んだ中央道手前。
問い合わせは町営農センター・南部営農組合事務局(TEL090・2637・4230)へ。 -
箕輪町郷土博物館企画展示 「ここにいるよ~写真で見る身近な生き物たち~」
箕輪町郷土博物館の企画展示「ここにいるよ縲恷ハ真で見る身近な生き物たち縲怐vが10日、始まった。普段見過ごしがちな身近に生息する生き物にスポットを当て、写真などで紹介している。
職員らが03年度から05年度にかけて撮影した植物や昆虫、鳥などの写真約90点を展示。「特に珍しい生き物ではなく、どこにでもいる生き物」で、ほとんどが町内で撮影。シロツメクサ、カヤツリグサ、アケボノスミレ、オツネントンボ、ヤマアカガエル、モートンイトトンボなどのほか、長野県レッドリストで絶滅危惧IA類のダルマガエルの写真もある。
昆虫類の判定は、信州大学農学部の中村寛志教授、日本蝶類学会評議員の田下昌志さんが指導。博物館所蔵の天竜川、沢川、深沢川に生息する底生動物の標本、信大農学部所蔵の昆虫標本、生きたアゲハチョウとカブト虫の幼虫も展示している。
博物館では、「人間はさまざまな生き物と共に暮らし、その恩恵を受けているという当たり前のことが、忙しい日々の暮らしの中では実感することが多くはないのでは。ちょっと立ち止まって見ると、身近に多くの生き物がいることに関心を持ってほしい」と話している。
展示は7月9日まで。午前9時縲恁゚後5時(入館午後4時半まで)。月曜休館。無料。
期間中のイベントは「野の花を観察してみよう」25日午前9時、博物館集合、「探草会」7月2日午前9時、上古田グラウンド北集合。いずれも申し込み不要。 -
駒工生が箕輪町のBDF事業学ぶ
駒ヶ根工業高校機械科の2年生37人は9日、工場見学の授業で箕輪町を訪れ、町のバイオディーゼル燃料(BDF)事業を学び、BDF精製作業場を見学した。
駒工は環境教育に取り組み4年目になる。風力・太陽光発電、日照などの環境観測、燃料電池自動車製作などに取り組み、今年は県の補助を受け、3年生が課題研究でBDF精製機を作る計画をしている。
BDF事業の学習は、自治体がBDF事業に取り組んでいることを学び認識を高めるねらいで、見学コースに組み込んだ。
町役場で住民環境課職員が、「地球環境にやさしいまちづくり」を目標に環境問題、廃食用油のリサイクルに取り組んでいることを話し、BDFの特徴、軽油との比較、精製工程などを説明。精製作業場に移動し、町が導入している廃食用油再生燃料化装置を見学した。
生徒は、小規模施設で精製作業をしていることに驚きながら、装置の内部をのぞき込んだり、廃食用油格納庫を見て、「学校で機械を作るので今後に生かしたい」と話した。 -
不法滞在の中国人13人摘発
伊那署と県警本部警備部警備第一課、東京入国管理局は合同で9日、伊那市、箕輪町内に住み、働いていた不法滞在外国人13人を摘発した。
同日午前6時ごろから、伊那市、箕輪町内のアパートなど2カ所で、中国国籍の21縲・5歳、男性10人、女性3人の計13人(不法残留11人、不法在留2人)を摘発。不法滞在期間は短くて1カ月、長くて7年8カ月だった。
市民から「不法滞在の外国人が伊那市内などのアパートに居住している」などの通報を受け、東京入国管理局と合同で摘発をした。 -
箕輪町地区農政対策委員会総会
箕輪町地区農政対策委員会総会は7日夜、JA上伊那箕輪町支所であり、06年度事業計画案、収支予算案などを承認した。
主な事業計画は、農業振興対策で町営農センターの事業計画との一体的対応、地域営農組織の法人化に向けた対応、先進地視察研修。研修は農業生産法人「みのわ」の取り組みに対応するもので、箕輪町と状況が似ている埼玉県嵐山町「農事組合法人らんざん営農」(04年設立)などを7月に視察する。収支予算は125万2千円。
06年度役員は次の皆さん。
▽委員長=市川隆男(JA地区代表理事)▽副委員長=那須千元(町農業委員会長)日野和司(町議会経済建設委員長)▽常任委員=赤沼英俊(町農業委員会農政部長)井上計治地区(稲作部会箕輪町支部長)藤沢清(果樹部会北部支部長)北原節夫(野菜部会北部支部長)大槻豊(酪農部会長)毛利儀男(農家組合長会長)▽JA役員=荻原省三(JA地区副代表理事)井沢文明、田中豊彦、三浦寿美子(以上JA理事)▽監事=小沢國秀(JA代表監事)唐沢慶夫(農家組合長会副会長) -
箕輪町営農センター運営委員会
箕輪町営農センター(会長・平沢豊満町長)の06年度運営委員会はこのほど町役場で開き、本年度事業計画案、収支予算案などを承認した。
町営農センターは本年度、新たに始まる国の施策に合致した担い手づくり、豊かで特色ある産地づくりを推進し、農業の活性化を目指す。
主な事業計画は▽水田農業を中心とした農業生産法人みのわ(仮称)の設立▽豊かで特色ある産地づくりの推進▽観光と農林業、体験事業の取り組み-など。収支予算は351万9千円。
農業生産法人の設立は、法人組織の事業内容の検討・決定、集落懇談会による農業者への周知を図る。産地づくり推進は、「箕輪ブランド」の農産物生産への検討・推進で水稲省力栽培の実施、焼酎用サツマイモ栽培の支援など各種栽培グループの研究・推進。「地産地消」「食育」の推進で各小学校、保育園への農作物の苗や種など食育教材の供給など。 -
長野県フェンシング協会、後援会総会
長野県フェンシング協会、長野県フェンシング協会後援会は6日、それぞれ総会を箕輪町文化センターで開き、06年度事業計画などを承認した。
事業計画は、県内大会は今年は北信越国体が箕輪町を会場に開催。9月に県選手権大会、11月に県高校新人体育大会、もみじカップ。強化合宿は7月に伊那北高校強化合宿、箕工・赤穂高校合同強化合宿がある。県外大会は5月にあった東日本少年大会も含め12大会の予定。審判講習会は10月。
協会の一般会計予算は417万8898円。北信越大会、もみじカップの町補助金が120万円の増額。後援会の一般会計予算は32万2247円。 -
プロドライバー事故防止コンクール
交通安全や接客マナー、事故防止などに向けた事業所の取り組みを審査した「第28回プロドライバー事故防止コンクール」の伝達表彰が8日、伊那署であった。同コンクールは県交通安全協会、県警などの主催。
管内で表彰を受けたのは優秀賞に伊那バス(伊那市)、丸登運送伊那営業所(南箕輪村)、優良賞にみのわタクシー(箕輪町)、高遠観光タクシー(伊那市高遠町)の4事業所と、標語創作・佳作の井上志津江さん(伊那バス)の1人。
コンクールは運送用自動車の運転者全員が、安全運転に励み、事故防止の徹底を目指すため、各事業所の取り組みなどを評価。今回は県下658事業所が参加し、そのうち優秀賞は39、優良賞は65業者、標語創作・佳作は9人が選ばれた。
最優勝賞を5回受賞している伊那バスは、無事故無違反について毎朝、社員が出発点呼の時に復唱しているほか、社内の広報誌で事故防止を呼びかけている。同社の小林金俊常務は「来年は最優秀賞を目指して励みたい」と意気込みを語った。
5月30日、長野市で特別賞(県下14事業所)、最優秀賞(同28事業所)などの表彰式で、最優秀賞に白川タクシー、伊那タクシー(いずれも伊那市)が受賞している。 -
箕輪町水田農業推進協議会
箕輪町水田農業推進協議会(会長・平沢豊満町長)は6日、町役場で開き、06年度事業計画案、予算案などを承認した。
06年度の米の生産調整手法は、新たに完全無農薬無化学肥料栽培水稲を取り入れる。20%が転作の対象となるもので(1)JAS法に基づく有機栽培米(2)環境にやさしい農産物表示認定制度による無農薬・無化学肥料栽培米(3)特別栽培農産物の表示ガイドラインによる無農薬・無化学肥料栽培米-の3つが対象。(3)の確認者は箕輪町有機農業研究会に委任する。
ソバ栽培は、国産ソバの需要拡大に伴い本年度は夏ソバ栽培面積が昨年度の倍以上の7ヘクタールになり、同協議会で乾燥機を購入する。品質向上のため種子更新を徹底。JA営農資材店舗で購入した種子代金に町から2分の1以内の補助がある。
町の水稲作付実施水田面積は、加工米を含む限度面積4万3811・70アール、計画面積4万2114・50アールで目標達成率は96・13%。 -
箕輪消防署水防工法訓練
箕輪町の箕輪消防署は8日、出水期に備えて署員が水防工法訓練で改良積土のう工法などを消防署南で訓練し、併せて町内の中小河川も確認した。
積土のう工法は、水の流れに平行に土のうを並べ、継ぎ目に土をつめて踏み固める。2、3段目の土のうは互い違いになるように積み、土をつめてよく固めたあと土のうに杭を打ち込む。
杭と防水シートを使う改良積土のう工法は積土のう工法を改良、強化したもので、打ち込んだ杭にシートを張り土のうを積み上げ、控え土のうを積む。
署員26人が参加。天竜川のはんらんを想定し、2班に分かれて袋に砂を詰めて土のうを作り、2種類の工法の手順を確認しあいながら訓練に励んだ。
土のうは消防署に常時約100袋を備蓄。油もれのときにも活用している。今回作った土のうも備蓄する。
町内には1時間に20ミリを超える降雨があった場合に増水する河川が4カ所あり、消防団の各詰所にも土のうを蓄えている。 -
沢公民館救急法講習会
箕輪町の沢公民館はこのほど、区民を対象に初の救急法講習会を開いた。30人が心肺そ生法や止血法、骨折の手当てなどを学んだ。
地震や水害などいつ起こるかわからない大災害に備え有事に役立つ救急法を覚えてもらおうと分館が計画。箕輪消防署員が指導した。
骨折の応急手当は、痛みを和らげ骨折に伴う血管や神経の損傷を現状以上に悪くしないため固定することを説明。落ち着いてなるべくその場で手当てする、移動するときは副子で固定してからにする-などポイントを示し、副子の代用品として脚などの場合は毛布、座布団、新聞紙、ダンボールなど、指などの場合は割りばし、鉛筆、ボールペン、木の枝などが使えることを紹介した。
参加者は鎖骨、かかと、上腕、脚など骨折した部分に応じた固定方法を学び、2人ずつに分かれて上腕を骨折した場合の固定方法を三角きんを使って練習した。