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天竜健康ウォーク 3年ぶりに開催
自然と触れ合いながらウォーキングを楽しむイベント「天竜健康ウォーク」が、10月9日に箕輪町内で行われました。
イベントには、およそ250人が参加しました。
いずれも天竜川護岸を歩くコースで、護岸を往復する5キロコース、町東側の田園地帯を巡る9キロコース、もみじ湖を折り返す13キロコースに分かれ、参加者は思い思いのペースで歩いていました。
イベントは、新型コロナの影響で3年ぶりの開催となります。
県内を拠点に活動するプロスポーツチームで女子バレーボールの「ブリリアントアリーズ」、フットサルチーム「ボアルース長野」の選手も参加しました。
発着点となったみのわ天竜公園では、サポートスタッフが出迎える中、参加者が次々とゴールしていました。
参加者には、牛乳や即席のとん汁が振舞われていました。 -
新型コロナワクチン 箕輪町で乳幼児対象に接種始まる
生後6か月から4歳までの乳幼児を対象にした新型コロナワクチンの接種が、箕輪町で14日から始まりました。
箕輪町のやぶはら小児科医院では、午前8時半に3組の親子が接種に訪れました。
対象は、町内に住む生後6か月から4歳までの乳幼児796人です。(10月末現在)
ワクチンはファイザー社製で、接種量や希釈量を乳幼児用にしたものです。
1回目から2回目は3週間、3回目は8週間あけて接種します。
やぶはら小児科医院、いくやま医院、中川医院の3か所で接種することができ、生後6か月から2歳未満はやぶはら小児科医院でのみとなります。
町では、1歳の子どもがいる家庭を対象に先行予約の通知を送付していて、その他の家庭には近日中に予診票が送られることになっています。
無料で打つことができる来年3月31日までの特例臨時接種期間中に3回済ませるには、来年1月13日までに初回接種が必要だということです。
なお放送エリア内では、伊那市が来週から、南箕輪村は12月3日から乳幼児接種を予定しています。 -
信州もみじ湖発電所見学会
箕輪町の箕輪ダムの放流水を活用した信州もみじ湖発電所の見学会が13日開かれました。
発電所付近は広い駐車場がなく道路幅も狭いことからシャトルバスが用意されました。
発電所に着くと参加した人たちは発電所を運営する長野県企業局の職員から施設についての説明を受けていました。
信州もみじ湖発電所の最大出力は199キロワットで年間の発電量は一般家庭310世帯分に相当します。
県企業局の23か所目の発電所で災害などによる停電の際も自立運転機能を備えていることから周辺地域への電力供給を行えます。
県企業局では水力発電所の建設と運営を通してクリーンエネルギーの確保に努めていくとしています。
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ICTが地方の時代映像祭で選奨
大阪府で行われている第42回地方の時代映像祭の番組コンクールで伊那ケーブルテレビが制作した番組「けーぶるにっぽん彩・JAPAN 蚕が紡ぐ純白」が選奨を受賞しました。
12日大阪府の関西大学で行われた地方の時代映像祭で番組を制作した平山直子放送課長が表彰を受けました。
「けーぶるにっぽん彩・JAPAN 蚕が紡ぐ純白」は70代の夫婦が二人三脚で営む箕輪町の養蚕農家を取材したものです。
かつては盛んでしたが現在上伊那は3軒の農家が残るばかりとなった養蚕という文化を映像として記録したものです。
地方の時代映像祭はドキュメンタリー作品の映像コンクールでNHKや民放、ケーブルテレビ局などから273作品が寄せられケーブルテレビは47作品の応募がありました。
和田省一審査委員長は「様々な興味を表現する番組が多く今年はレベルが高かった」と講評していました。
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もみじ湖発電所の活用に関する協定締結
箕輪町と長野県企業局南信発電管理事務所は、信州もみじ湖発電所の活用に関する協定を11日に、締結しました。
11日は役場で調印式が行われ、箕輪町の白鳥政徳町長と、長野県企業局南信発電管理事務所の田切宏美所長が協定書を取り交わしました。
協定では、災害時にもみじ湖発電所から町への電力供給や町民を対象にした環境学習への協力などの取組を行っていきます。
また、発電した電力を使い箕輪ダム管理棟近くにある電子掲示板で情報発信を行います。
白鳥町長は「ダムのあり方、必要性などを発信していきたい」と話していました。
田切所長は「地域の人に親しまれ、役に立てるようにしていきたい」と話していました。
信州もみじ湖発電所は去年6月から運転を開始していて、14日に竣工式が行われます。
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箕輪町長選事前審査に1派
任期満了に伴い15日告示20日投開票の日程で行われる箕輪町長選の立候補届出書類の事前審査が9日役場で行われ現職の1派のみが出席しました。
事前審査にはこれまでに出馬を表明している1派が訪れました。
現在、箕輪町長選への立候補を表明しているのは、無所属・現職2期目・福与の白鳥政徳さん68歳のみです。
3期目を目指す白鳥さんは、2014年の町長選で新人同士の一騎打ちを制して初当選し前回2018年は無投票で2期目の当選を果たしています。
告示まで一週間をきりましたが白鳥さんの他に表立った動きはなく、無投票の公算が高まっています。
箕輪町長選は、15日告示、20日投開票の日程で行われます。
1日現在の有権者数は男性1万8人、女性1万54人の合わせて2万62人です。 -
箕輪町の有賀史奈さんがピアノで全国出場
12月に、東京都で開かれる第32回日本クラシック音楽コンクールのピアノ部門、高校女子の部に箕輪町の有賀史奈さんが出場します。
7日は有賀さんが箕輪町役場を訪れ白鳥政徳町長に出場報告をしました。
有賀さんは長野地区の、8月の予選と10月の本選を勝ち抜き全国大会出場を決めました。
現在高校3年生で、ピアノに専念するため通信制の高校で勉強しながら自宅で1日8時間の練習を重ねているほか、松本市のピアノ教室に週1回通っています。
有賀さんは「全国大会では機械的ではなく人間味のある演奏をしたい」と話していました。
日本クラシック音楽コンクールピアノ部門高校女子の部は12月27日に東京都で開かれます。
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県議選郡区 原氏が立候補の意向
任期満了にともない来年春に行われる県議会議員選挙上伊那郡区に現職で箕輪町の原健児さんが立候補する意向です。
原さんは箕輪町松島の57歳。現職1期目、無所属です。
今年、長野県議会議員選挙の補欠選挙に立候補し初当選しました。
長野県議会では県民文化健康福祉委員会の委員です。
また箕輪町の中心市街地活性化団体の代表を務めています。
原さんは来月、正式に立候補を表明するということです。
定数の2の県議選上伊那郡区は原さんのほか、現職1人、新人1人の合わせて3人が出馬の意向を示しています。
ほかに辰野町で候補擁立に向けた動きがあります。
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みのわ町民文化祭 展示会
みのわ町民文化祭の展示会が、箕輪町文化センターと地域交流センターで開かれています。
会場には、1200点以上の作品が展示されています。
この展示は、普段のサークル活動の様子を町民に知ってもらおうと、毎年町民文化祭の中で開かれています。
地域交流センターには、箕輪町の保育園から小学校・中学校・高校の児童・生徒の作品も展示されています。
この展示は、6日まで箕輪町文化センターと地域交流センターで開かれています。
また、5日には町のダンスサークルの発表、6日には音楽サークルの発表などが、文化センターで開かれます。
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三日町保育園でふれあい巡回動物園
園児がポニーや仔牛などと触れ合う「ふれあい巡回動物園」が箕輪町の三日町保育園で31日に行われました。
三日町保育園にポニーや仔牛、ウサギがやってきました。
未満児から年長までの、およそ60人が動物と触れ合いました。
ふれあい巡回動物園は、箕輪町酪農振興協議会とNPO法人伊那ハーレンバレーパカパカ塾が毎年行っているものです。
三日町保育園では「実際に動物と触れ合えて、園児はいい体験ができた」と話していました。 -
箕輪町長選挙 白鳥氏政策発表
任期満了に伴う箕輪町長選挙に立候補を表明している現職の白鳥政徳さんは、新型コロナや人口減少対策など5つを柱に掲げた3期目の政策を、31日に発表しました。
31日は、箕輪町松島の後援会事務所で政策発表を行いました。
白鳥さん「1期目2期目にできたこと・できなかったことを改めて確認し、その上での政策となった。新型コロナの流行から3年近くたつが、それにより時代の変化が加速度的に変わってきているためそれらを踏まえた政策です」
基本政策として、箕輪町第5次振興計画に沿い、5つの柱と54の個別政策を掲げました。
新型コロナや物価高騰対策として、大きな影響を受けている町民や事業者に対して生活や事業継続のための支援を行うとしています。
人口減少対策として、移住者に対する家賃補助制度を創設する他、安心して子育てができるよう更なる経済的支援策を検討・実施するとしています。
白鳥さんは、無所属現職2期目、福与の68歳です。
これまでに白鳥さんの他に立候補を表明した人はいません。
箕輪町長選挙は、11月15日告示、20日投開票となっています。 -
箕輪進修ロボット部 ロボコン県大会優勝
箕輪町の箕輪進修高校ロボット部は、1日に下諏訪町で行われた工業系高校生が自作のロボットで競う大会ROBOCON IN 信州で、13年ぶりの優勝を果たしました。
24日は、箕輪進修高校ロボット部の生徒6人が箕輪町役場を訪れ、製作したロボットを実演しながら大会の結果について報告しました。
箕輪進修高校が出場した「キャリーロボット競技」では、2台のロボットを使い、ピンポン玉などを指定された場所に並べ、速さや正確性を競いました。
このロボットは前方のアームでアイテムを掴み、移動させる構造です。
県大会ではロボットが練習通り正確に動き点数を重ね、13年ぶりの優勝を果たしました。
15日・16日に青森県で開かれた全国大会では残念ながら予選敗退となっています。
舘野太輝部長は「全国大会出場を目標にしていたので、達成できてよかった。努力が報われた」と話していました。
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もみじ湖紅葉祭り マイカー規制始まる
箕輪町のもみじ湖紅葉祭りで、混雑緩和のためのマイカー規制が29日から始まりました。
29日は、駐車場となっているもみじ湖イベント広場に続々と車が訪れていました。
駐車場は事前予約制で、協力金1500円で1台が駐車できます。
イベント広場と竹の尾広場を結ぶ無料のシャトルバスは10分間隔で運行されています。
もみじのトンネルは現在色づき始めた状況で、観光客が写真を撮るなどしていました。
もみじ湖のマイカー規制は11月6日までです。
駐車場の事前予約は町観光協会の特設サイトで受け付けています。
なお当日の予約受付は、土日は東みのわ保育園、平日は夢まちLaboで行われています。
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女性活躍井戸端会議 模擬議会
箕輪町の有志で作る女性活躍井戸端会議は27日に、女性の政治への参画の推進のため、模擬議会を役場で開きました。
模擬議会は一般質問方式で開かれました。
女性活躍井戸端会議の委員24人が出席し、その中の5人が質問をしました。
井戸端会議の委員からは、町議会議員や区議会議員に女性が少ないことをどう思っているかなどの質問が出されました。
白鳥政徳町長は「女性の持つ力の大きさは承知している、積極的に参加してほしい」と答弁しました。
小出嶋文雄議長は「子育て世代も議員活動が出来るように制度を整えたい」と答弁しました。
この模擬議会は、町の有志で作る女性活躍井戸端会議が、政治や政策意思決定の場への女性参画があまり進んでいないとして、初めて開かれました。 -
長岡区 区内一周駅伝
箕輪町の長岡区で「区内一周駅伝大会2022」がこのほど開かれました。
午前9時、長岡公民館前を3チームの選手が一斉にスタートしました。
区内一周駅伝は、新型コロナウイルスの影響で3年連続中止となった町内一周駅伝の代替イベントとして、箕輪町公民館長岡分館が初めて企画しました。
「伝統をつなぐ」をテーマに、区内の小学生から60代の17人がオレンジ、グリーン、ブルーの3チームに分かれ走りました。
コースは、長岡公民館を発着に6区間8.7キロです。
大会の結果、グリーンチームが31分37秒で優勝しました。
この日は他に松島区が駅伝大会を開催しました。
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箕輪西小 みどりの少年活動で間伐作業
箕輪町の箕輪西小学校4年生はみどりの少年団活動の一環で、地域住民らと一緒に間伐作業などを27日に行いました。
この日は、学校近くにある上古田の区有林で作業を行いました。
児童たちは、不要な木を伐採する、間伐と枝打ちの作業をしました。
上伊那森林組合の職員から教わりながら、木や枝を切っていました。
また、鹿などの食害から守るための薬剤を、児童達が5月に植樹したヒノキに塗りました。
葉の表面に塗った薬の匂いで、鹿などを寄せ付けない効果があるということです。
箕輪西小のみどりの少年団の活動は、森に親しみ環境への理解を深めてもらおうと、毎年4年生が行っています。
一緒に作業をした地域住民有志で作る西山会のメンバーのひとりは、「作業を通して、山の大切さを知ってもらいたい」と話していました。
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箕輪町 二酸化炭素削減へ意見交換
二酸化炭素の排出量を2030年までに2013年度比で60%削減することを目指している箕輪町は、取り組みの推進に向けて事業所との初めての意見交換会を26日役場で開きました。
会議には、町内に事業所がある製造業や小売業、金融業の関係者20人が出席しました。
箕輪町は町民や企業と連携し二酸化炭素の排出量を2030年度までに2013年度比で12万トン、60%削減することを目指しています。
意見交換会は、現段階での取り組み状況や抱えている課題について意見を聞き、今後の政策に活かしていこうと開かれました。
参加者は「機器更新のタイミングでステップを踏んで行っていきたい」「脱炭素に取り組まないと自動車メーカーから選ばれない。太陽光発電などの再生可能エネルギーを使いながら、省エネにも取り組んでいる」などと話していました。
課題については「中長期的には経済効果が見込めるが、短期的には負担となる為、町の支援が必要だ」「自家発電には限界がある、再生可能エネルギーの供給量を増やす事が必要だ」などの意見が出されていました。
白鳥政徳町長は「町民や企業の協力のもと、二酸化炭素削減に向けた計画を着実に実行に移していきたい。」と話していました。
箕輪町は2027年度までに役場や図書館などを自前の電線で結び、太陽光発電で余った電力を他の施設で使えるようにする計画で、年間3千トンの二酸化炭素の削減効果を見込んでいます。
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金星と箕輪進修がコラボ もみじちゃんクッキー
箕輪町松島の菓子庵 金星は、箕輪進修高校とコラボレーションし、町のイメージキャラクターをかたどった「もみじちゃんクッキー」のセットを、もみじ湖紅葉祭りで販売します。
こちらがもみじちゃんクッキーです。
プレーンと抹茶、ココアの3種類があります。
これは、箕輪進修高校クリエイト工学科の生徒が3Dプリンタで制作した型です。
もみじちゃんをモチーフにしています。
25日は、29日の販売開始を前に、金星5代目の石堂史幸さんがクッキーを焼いていました。
菓子庵金星と箕輪進修高校のクリエイト工学科は、3Dプリンタで作ったクッキー型を使い何かできないかと検討を進めてきました。
今月行われた文化祭では、学校の校章をかたどったコラボクッキーをつくり、販売しました。
かねてより箕輪町のPRとなる商品を作りたいと考えていた石堂さんは、もみじ湖の見ごろに合わせ、土産用にもみじちゃんのクッキーを販売することにしました。
紅葉祭りでは、食用インクで写真を印刷したプリントクッキーをセットにし販売します。
もみじちゃんクッキーのセットは29日から、もみじ湖で販売します。
松島の店舗では、もみじちゃんクッキーのばら売りを予定しています。
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春田さん もみじカップ優勝報告
南箕輪村の南箕輪小学校6年の春田心音さんは、10月8日に箕輪町で開かれたフェンシングの全国大会で優勝しました。
18日は、村民体育館で春田さんが所属している南箕輪わくわくクラブの小池雅司理事長に優勝を報告しました。
春田さんは、10月に箕輪町で開かれたフェンシングの全国大会、「みのわもみじカップフェンシング大会」で、29人が出場した11歳から12歳が対象のミニム女子フルーレの部で優勝しました。
もみじカップのミニム女子で長野県勢が優勝したのは初めてだということです。
小池理事長は「また次に結果が出せるように頑張ってください」と話していました。
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白鳥氏 後援会事務所開き
任期満了に伴い11月15日告示、20日に投開票が行われる箕輪町長選挙に出馬を表明している現職2期目の白鳥政徳さんの後援会は20日、箕輪町松島で事務所開きを行いました。
箕輪町松島で行われた事務所開きには、支持者およそ40人が集まりました。
白鳥さんは、無所属で現職2期目、福与の68歳です。
白鳥さんは「一番の課題は新型コロナが終息しない中で日常生活、または事業者の経営・運営というものが思うようにいかない。いかにそう言った所に行政が支援できるか。物価高騰やウクライナの問題などにより、町民の皆さんの生活が厳しい状況にある。選挙戦最中も含めて対応していきたい。少子化・高齢化それに伴う人口減少などの課題があるが特に少子化にいかに手を入れるかだと思っている。8年を良く振り返り冷静になって選挙にのぞみたい」と話していました。
政策の具体的な内容については31日に発表するとしています。
白鳥さんは2014年の町長選挙に初めて立候補し新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
2018年の選挙は、無投票で2期目の当選を果たしました。
町長選に出馬を表明しているのは現職のみで、他に表立った動きはありません。
箕輪町長選挙は11月15日告示20日に投開票が行われます。 -
上伊那50人県内847人感染
長野県内で21日新たに、上伊那地域の50人を含む847人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は50人、
諏訪保健所管内で97人、飯田保健所管内で83人、上田・松本保健所管内でそれぞれ78人、佐久保健所管内で63人、長野保健所管内で60人、北信保健所管内で35人、大町保健所管内で18人、木曽保健所管内で9人、長野市97人、松本市179人の合わせて847人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは22万4856人で、入院は273人、死亡は362人です。
20日午後8時現在の確保病床使用率は、29.8%となっています。 -
無量寺で中川清健住職の晋山式
箕輪町北小河内の無量寺で新しい住職を迎える晋山式が16日に行われました。
式に先立ち、僧侶や稚児装束をまとった子ども、保護者などおよそ100人が北小河内公民館から無量寺の参道までを歩きました。
無量寺の新しい住職になったのは、第52世中川清健さんです。
東京都葛飾区出身で、平成19年4月に無量寺の副住職として入山しました。
無量寺は、およそ800年前の1224年に創建された高野山真言宗の寺で、阿弥陀如来座像は国の重要文化財に指定されています。
稚児行列の後は本堂で、新しい住職となるための法要が行われました。
無量寺の住職が継承されるのは、21年ぶりだということです。
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上伊那地域の73人を含む995人の新型コロナウイルスへの感染確認
長野県内で20日新たに、上伊那地域の73人を含む995人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は73人、
諏訪保健所管内で128人、上田保健所管内で96人、佐久保健所管内で90人、飯田保健所管内で88人、
松本保健所管内で78人、長野保健所管内で33人、大町保健所管内で25人、北信保健所管内で15人、
木曽保健所管内で7人長野市135人、松本市227人の合わせて995人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは22万4009人で、入院は246人、死亡は362人です。
19日午後8時現在の確保病床使用率は、28.4%となっています。
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もみじ湖周辺 紅葉始まる
もみじ湖の愛称で親しまれる箕輪町の箕輪ダム周辺ではおよそ1万本のモミジが色づき始めています。
19日の景勝地です。ここ数日の冷え込みもあり、もみじが色づき始めています。
箕輪町観光協会によりますと、今年は11月上旬まで楽しめるという事です。
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箕輪町議会臨時会 生活応援券の交付など一般会計補正予算案可決
箕輪町議会臨時議会が17日に、役場で開かれ、物価高騰への支援として生活応援券の交付など2億7,600万円を追加する一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。
主な事業は、物価高騰への支援として、各世帯に1万円分の「生活応援券」を、子育て世帯には子ども1人につきさらに1万円分の「子ども応援券」を交付します。
生活応援券の対象世帯数はおよそ1万100世帯、子ども応援券の対象はおよそ4,100人を想定していて、事業費はおよそ1億4,600万円となっています。
補正予算案ではこの他に、原油価格や物価高騰への支援として、町内の福祉事業所や医療機関などに応援金として1事業主あたり20万円、入院施設を持つ事業主に50万円を交付します。
また、もみじ湖の紅葉時の渋滞対策に関する予算として1,100万円を計上しています。 -
箕輪町でフェンシング全国大会開催
フェンシングの年齢別の3つの全国大会が8日から3日間の日程で箕輪町で開かれました。
8日は全国カデ・エペフェンシング選手権大会が開かれました。
大会は新型コロナ感染拡大防止のため、2年連続で無観客で開かれ、試合の模様はオンライン配信されました。
3日間の大会の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では4人が入賞しました。
13歳以上17歳未満の全国カデ・エペフェンシング選手権大会、男子では伊那北高校の小池悠太郎さんが4位に入賞しました。
17歳以上20歳未満とカデ・エペ大会の上位8人が出場する全国ジュニア・エペフェンシング選手権大会、男子では南箕輪村出身で法政大学の杉岡瑞基さんが準優勝。
みのわもみじカップフェンシング大会の11歳以上13歳未満が出場するミニム女子の部で南箕輪わくわくクラブで南箕輪村在住の春田心音さんが優勝。
また、11歳未満が出場するベンジャミン女子の部で、南箕輪わくわくクラブで南箕輪村在住の春田芽彩さんが7位に入賞しました。
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森の座 薪づくりイベント開催
伊那市のNPO法人森の座は、薪づくりのイベントを箕輪町富田の山林で12日から始めました。
森の座では民有地の森林整備を行っていて、イベントは間伐で出た木を放置することなく有効に活用しようと企画されました。
会場にはスギやカラマツ、クヌギなどの丸太などが並んでいて、参加者はチェンソーで適当な長さに切ると、機械を使い木を割っていました。
ある参加者は、「やりがいのある作業。冬にこの薪をストーブで使うのが楽しみです」と話していました
薪づくりイベントは16日までで、参加には事前の予約が必要です。
参加費は軽トラック1台分で3,500円となっています。
申し込み
FAX 0265-98-0933(氏名・住所・電話番号・Eメール・参加日・予定台数など)
http://www.morinoza.org
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箕輪北小独立開校70周年 西藤さん講演会
箕輪町の箕輪北小学校は独立開校70周年記念で、卒業生で東京オリンピックに出場した、西藤俊哉選手の講演会を8日に開きました。
講演会は「意思のあるところに道は開ける」と題して開かれました。
西藤選手は平成21年度の卒業生です。
5歳でフェンシングを始め、中学2年生でエリートアカデミーに入校、東京オリンピックに出場し団体4位に入賞しました。
西藤選手は児童に本気で向き合うこと、夢の大切さについて話していました。
講演ではフェンシングの歴史や競技ルールについての説明も行われました。
また式典では、箕輪北小の太鼓クラブが演奏を行いました。
70周年記念事業実行委員会の平澤豊満実行委員長は「これまで70年間に4,349人が卒業しました。みなさん、学び続けること、健康であること、思いやりの心を忘れないでください」と話しました。
式典の最後は参加者全員で校歌斉唱を行いました。
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長野県障がい者文化芸術祭の表彰伝達式
第25回長野県障がい者文化芸術祭の入賞者の表彰伝達式が箕輪町役場で4日に行われました。
表彰伝達式には入賞した3人と白鳥政徳町長が出席しました。
手芸部門の優秀賞に竹内巧さん。
竹内さんの切り絵作品「干し大根と干し柿」です。
文芸部門の優秀賞に中林千秋さん。
中林さんの俳句作品、「シルバーカー 影に押されて 春の径」です。
文芸部門の奨励賞に市川よし子さん。
市川さんの短歌作品、「子供らに残す物なき 我が身故 切り絵に心 映し形見に」です。
入賞者を代表して竹内さんは「立派な賞をいただいて、ありがとうございました。これからも作品作りを続けていきたい」とあいさつしました。
文化芸術祭には県内から444点の出展があったということです。
3人の出展作品を含め、15人の作品が役場玄関に10月14日まで飾られます。
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高校生が郷土博物館のバーチャルミュージアム制作
箕輪町の箕輪進修高校の生徒は、web上で箕輪町郷土博物館の中を見学できる「バーチャルミュージアム」を制作しています。
6日は、箕輪進修高校クリエイト工学科の3年生3人が町郷土博物館で撮影をしました。
3Dスキャナを使って土器のデータを取り込んでいました。
光を照射して表面の形を読み取るもので、読み取ったデータがパソコン上に映し出されます。
360度カメラを使って館内の撮影もしていました。
スマートフォンと連動していて、ボタンを押すと360度の画像が撮影できます。
こちらはバーチャルミュージアムのサンプルです。
360度カメラで撮影された写真を動かすと、館内を移動することができます。
土器の前でアイコンをクリックすると、3Dスキャナで取り込んだデータを拡大して見ることができます。
箕輪進修高校は、4年前から箕輪町郷土博物館と連携し課題研究を行っています。
博物館は今後耐震化工事で休館することから、休館中も館内を見てもらえるようにと制作することにしました。
土器の模型も作っていて、今後活用方法を検討していくということです。
バーチャルミュージアムは、今年中の完成を目指すということです。