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箕輪の課題解決へ 町内で調査活動
今年2月に開かれた箕輪町の地域課題解決アイデア提案イベントで最優秀賞を受賞した東京都NPO法人のメンバーが26日と27日の2日間、箕輪町内で調査活動を行っています。
26日は、NPO法人SLCに所属する5人が箕輪町を訪れました。
5人は東京都豊島区の大正大学の学生でもあります。
26日は空き家の活用に取り組む町地域おこし協力隊の柴田恵樹さんから話を聞きました。
NPO法人SLC「地域づくり研究所」は、東京都豊島区に活動拠点があり、箕輪町と連携して町の活性化に取り組んでいます。
今回訪れた5人は、今年2月に開かれた箕輪町の地域課題解決のアイデア提案イベント「ミノワッサン」で最優秀賞を受賞したグループのメンバーです。
提案したのは「空き家を活用して特別支援学級の児童と一緒に秘密基地を作る」というアイデアです。
今回、町の現状を調査しアイデア実現に役立てようと1泊2日で箕輪町を訪れました。
柴田さんは「一軒家を解体するには300万円近くの費用が掛かるため、壊さずに別の土地に新しい家を建てる人が多く、空き家が増える要因になっている」などと話していました。
メンバーたちは、27日箕輪町内の移住体験施設の見学などを行う予定です。
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箕輪町の地元応援券の事業費を追加
箕輪町は8月5日から販売するプレミアム商品券「コロナに負けるな!みのわ地元応援券」の申し込みが想定を上回ったことから、申し込みすべてに対応するため事業費を追加する一般会計補正予算案などを26日に開かれた町議会臨時会に提出し、全会一致で可決されました。
第3弾となる「コロナに負けるな!みのわ地元応援券」販売事業では、当初6,300万円の予算を計上していました。
地元応援券は商品券かカードのどちらかを選ぶことができます。
プレミアム率30パーセントの商品券は13,000冊に対し、21,038冊の申し込みがありました。
プレミアム率50パーセントのみのちゃんカードは、3,000口に対し、5,528口の申し込みがありました。
補正予算は申し込み数が想定を上回ったことから、超過分の3,800万円を追加するものです。
ほかに法人や個人事業主を対象にした、事業継続支援金事業では、3,200万円の予算に対し、5,300万円の申し込みがあり、2,000万円を増額しました。
26日に提出された一般会計補正予算案など3議案は全会一致で可決されました。
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箕輪町成人式を健康チェックシート義務付けで開催へ
箕輪町は今年度の成人式について、健康チェックシート提出を義務付けるなど、新型コロナ対策をして8月15日に開催するとしています。
25日は役場で定例記者懇談会が開かれ、今年度の成人式について説明が行われました。
箕輪町では毎年、8月にお盆成人式を行っていて、今年度も8月15日に町文化センターホールで行う予定です。
新型コロナ感染対策として健康チェックシート提出の義務付けや受付時間の分散などを行うとしています。
また、上伊那の県独自の感染警戒レベルが4または5の場合は抗原検査の実施を義務付けるとしています。
対象者は平成13年4月2日から平成14年4月1日生まれの町内在住の人と出身者で男性165人、女性148人の合わせて313人です。
来月9日に開かれる実行委員会で開催の最終判断をし、上伊那の感染警戒レベルが6の場合は2023年の1月3日に延期するとしています。
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箕輪町がデマンド型タクシーの利用者が伸びず
箕輪町は町内全域で実施した乗り合いのデマンド型タクシーの実証実験結果について、登録者のうち実際に利用した人は25パーセントと想定よりも伸びなかったことを報告しました。
箕輪町では去年11月から今年3月まで、デマンド型タクシーの実証実験を行いました。
町では人口減少、少子高齢化に対応した新たな公共交通サービスの構築をすすめています。
デマンド型タクシーの対象者は65歳以上の高齢者と免許返納者、障がい者などとなっています。
停留所を300か所設置しました。
利用料金は1回500円、障がい者は300円となっています。
事前登録制で、172人の登録者のうち実際に利用したのは43人と、利用率は25パーセントだったということです。
実験期間中には143回の利用があったということです。
アンケートでは「停留所でなく自宅まで送迎をしてもらいたい」、「土日も運行してほしい」などの回答があったということです。
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上伊那174人を含む県内1,626人の新型コロナ感染確認
長野県内で23日新たに、上伊那地域の174人を含む1,626人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那と県内の感染者数は、共に過去最多を更新しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は174人で、
伊那市で50人、箕輪町で23人、南箕輪村で12人、駒ヶ根市で56人、辰野町で18人
飯島町で5人、中川村で2人、宮田村で8人、
佐久保健所管内で236人、上田保健所管内で186人、飯田保健所管内で126人、
長野保健所管内で124人、諏訪保健所管内で121人、松本保健所管内で79人、
北信保健所管内で30人、大町保健所管内で28人木曽保健所管内で19人
県外15人、長野市332人、松本市156人の合わせて1,626人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは92,113人で入院は163人、死亡は206人です。
また県は、木曽圏域の県独自の感染警戒レベルを3に、北アルプス圏域の感染警戒レベルを4に引き上げました。
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箕輪町と東京都豊島区 姉妹友好都市協定締結
平成14年から交流を続けてきた箕輪町と東京都豊島区は、さらなる交流を推進しようと、姉妹友好都市協定を21日締結しました。
21日は、東京都豊島区内で締結式が行われ、豊島区の高野之夫区長と、箕輪町の白鳥政徳町長が協定書を取り交わしました。
豊島区は、人口約28万人で、池袋や駒込、巣鴨などがある東京23区の北西部の区です。
箕輪町と豊島区の交流は、豊島区商店街連合会の役員が箕輪町出身ということが縁で平成14年から始まりました。
平成17年には防災協定、令和2年には森林の里親協定を結んでいます。
豊島区にある大正大学の学生の実習の受け入れや、職員の相互派遣、イベントの相互参加など様々な取り組みを行っています。
今回は、交流開始から20年を迎え、さらに絆を深めていこうと姉妹友好都市協定を締結しました。
協定式では、豊島区からは両区の名前が入った提灯、箕輪町からは箕輪町のケヤキと豊島区のサクラで作った額装などが贈られました。
協定締結を記念し、8月22日から豊島区のサンシャインシティ内の飲食店で箕輪町産のりんごを使ったメニューの提供、9月にはながた自然公園内にあるとしまの森に、豊島の木ソメイヨシノの記念植樹が予定されています。
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箕輪中3年生 旧陸軍伊那飛行場について学ぶ
箕輪中学校で、戦争についての話を聞く「平和を願い戦争を語り継ぐ会」が20日開かれました。
この日は、箕輪中学校の3年生およそ240人が、旧陸軍伊那飛行場に詳しい、久保田誼さんから話を聞きました。
久保田さんは、昭和17年生まれの80歳で、高校教諭時代から、伊那飛行場についての調査・研究をし、講演などを行ってきました。
旧陸軍伊那飛行場は、昭和18年に本土決戦に向けた特攻隊員養成などを目的に伊那市上の原に作られました。
伊那飛行場は、いかに早く完成させるかというテストケースだったということで「住民などを強制的に働かせ、長さ1キロの滑走路は着工から1週間で完成した」と説明していました。
また、県内には伊那のほかに3つの飛行場があり、長野飛行場は終戦1か月前に攻撃されたことを説明していました。
久保田さん「戦争が長引いていたら、伊那も攻撃されていたかもしれない」
「平和を願い戦争を語り継ぐ会」は、町戦没者遺族会が3年生を対象に毎年開いていますが、新型コロナの影響で3年ぶりとなりました。
遺族会は「二度と戦争が起こらないよう、戦争について学び、平和を考えるきっかけにしてほしい」と話していました。
箕輪中学校で、戦争についての話を聞く「平和を願い戦争を語り継ぐ会」がきょう開かれました。
Nきょうは、箕輪中学校の3年生およそ240人が、旧陸軍伊那飛行場に詳しい、久保田誼さんから話を聞きました。
久保田さんは、昭和17年生まれの80歳で、高校教諭時代から、伊那飛行場についての調査・研究をし、講演などを行ってきました。
旧陸軍伊那飛行場は、昭和18年に本土決戦に向けた特攻隊員養成などを目的に伊那市上の原に作られました。
伊那飛行場は、いかに早く完成させるかというテストケースだったということで「住民や朝鮮人を強制的に働かせ、長さ1キロの滑走路は着工から1週間で完成した」と説明していました。
また、県内には伊那のほかに3つの飛行場があり、長野飛行場は終戦1か月前に攻撃されたことを説明していました。
●VTR「戦争が長引いていたら、伊那も攻撃されていたかもしれない」
「平和を願い戦争を語り継ぐ会」は、町戦没者遺族会が3年生を対象に毎年開いていますが、新型コロナの影響で3年ぶりとなりました。
●インタ生徒
遺族会は「二度と戦争が起こらないよう、戦争について学び、平和を考えるきっかけにしてほしい」と話していました。
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コロナ禍の生活を支援 夏の屋台村
コロナ禍で生活に困っている人を支援や、地域の人との交流を目的とする夏の屋台村が箕輪町の木下公民館で18日に開かれました。
18日は、町内外から訪れた人たちで賑わっていました。
夏の屋台村は、上伊那医療生協やまいさぽ上伊那、箕輪町社会福祉協議会などでつくるSOSネットワーク上伊那が開いたものです。
焼きそばやカレーなどが無償で振る舞われました。
また、食料品や東京箕輪会からの支援米の配布も行われました。
SOSネットワーク上伊那では、月に2回、様々な困りごとに関する相談を受けています。
事務局では「コロナ禍だが、楽しい雰囲気を感じてくれれば嬉しい」と話していました。
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箕輪町商工会青年部 萱野高原で草刈り作業
箕輪町商工会青年部は、老朽化のため立ち入り禁止となっている萱野高原の展望デッキにバリケードを設置します。
17日はバリケードの設置を前に、周辺の草刈り作業をしました。
17日は箕輪町商工会青年部11人が参加し、草刈り作業をしました。
萱野高原の展望デッキは、老朽化のため基礎に裂け目が入るなど、危険な状態で、今年の春から立ち入り禁止となっています。
立ち入り禁止の看板がありますが、簡易的なものであることから、バリケードを設置することにしました。
バリケードは秋頃までに設置する予定です。
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上伊那60人含む815人新型コロナ感染確認
長野県内で16日、新たに上伊那地域の60人を含む815人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県内の新規感染者数が800人台となるのは4月16日以来です。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は60人で、伊那市で20人、箕輪町で9人、南箕輪村で13人、駒ヶ根市で11人、辰野町と中川村でそれぞれ2人、宮田村で3人、上田保健所管内で100人、佐久保健所管内で92人、松本保健所管内で85人、長野保健所管内で66人、飯田保健所管内で64人、諏訪保健所管内で45人、北信保健所管内で30人、木曽と大町保健所管内でそれぞれ4人、県外6人、長野市159人、松本市100人の合わせて815人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは84,026人で入院は78人、死亡は206人です。
また県は伊那保健所管内の2つの小学校であわせて教職員1人と児童17人が感染する集団的な発生が疑われる事例があったと発表しました。 -
国体フェンシング会場を視察
2028年に長野県で開催される国体のフェンシング競技会場に内定している箕輪町で、日本フェンシング協会が体育館施設などを15日、視察しました。
15日は、日本フェンシング協会の辻村眞一郎常務理事らが箕輪町を訪れ、町民体育館や社会体育館など町の公共施設7カ所を視察したということです。
15日の視察は、町文化センターのみ報道陣に公開されました。
箕輪町は、去年11月に2028年の国体フェンシング会場に内定しました。
国体の施設基準で1会場に8つの試合場を確保する必要がありますが箕輪町にはそれを満たす施設がありませんでした。
そのため2つの会場を使って大会を行うことを日本フェンシング協会に提案していましたが、15日の視察の中で、日本フェンシング協会から了承を得たというこです。
大会は、町民体育館と社会体育館の二会場で行われることになっています。
箕輪町では国体に向け、町民体育館の改修工事などをして準備を進めていくということです。
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仕事につなげる インスタフォロワー伸ばし方セミナー
仕事につなげる、インスタグラムフォロワーの伸ばし方セミナーが、南箕輪村の森の学び舎で14日、開かれました。
セミナーでは、やまこ母の名前で伊那谷の魅力などをインスタグラムにあげ、現在はフォロワーが1万人を超えている、米田章代さんが講師を務めました。
このセミナーは箕輪町と南箕輪村が、女性で再就職や店の経営を考えている人を対象に開いたものです。
米田さんは「インスタグラムは物を売る場所ではなく、コミュニケーションをする場所と考えてやっていくことが大事。見ている人が行動を起こしてくれるような投稿を続けることで、信頼され集客に繋がっていく」と話していました。
セミナーにはおよそ20人が参加し、講師の話に耳を傾けていました。 -
いきいき百歳体操 普及活動5周年
箕輪町では、介護予防のためのいきいき百歳体操の普及活動を行っています。その活動が今年で5周年を迎えました。
12日は、5周年を記念し、箕輪町文化センターで介護予防セミナーが開かれ、参加者が体を動かしました。
セミナーでは、作業療法士で山梨県に百歳体操を広めた、久保田好正さんが講師を務めました。
体操による効果などを話したあと、ひとつひとつの体操を説明しながら実践に移りました。
いきいき百歳体操は、高知県が平成14年に開発した椅子に座ったままできる体操です。
重りを付けて、手足をゆっくり動かすのが特徴で、筋力が向上し、介護予防効果が期待されます。
箕輪町では、平成29年から体操の普及活動を行っていて、今年で5周年を迎えます。
昨年度の数字では、22団体、434人が登録し毎週、体操をしているということです。
箕輪町では今後も普及活動を続け、町の高齢者人口の1割に当たる、700人の参加を目指していくということです。
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大規模災害に備え 合同火災訓練
箕輪町消防団と上伊那広域消防本部による合同火災訓練が5日、箕輪町の垣外児童公園で行われました。
訓練は民家から火が出たとの想定で行われ、箕輪町消防団35人、上伊那広域消防本部4人の合わせて39人が参加しました。
団員と署員は連携しながらホースを伸ばし、放水していました。
合同訓練は互いに顔の見える関係性をつくることで円滑な消火活動につなげようと行われたもので、今回で2回目です。
上伊那広域消防本部は「大規模災害が発生したときは協力しなければ対応できない。」
箕輪町消防団は「訓練を通して1秒でも早く放水できるようにしていきたい。」と話していました。 -
箕輪北小5年生 キャンプ前に飯ごう炊さん体験
箕輪町の箕輪北小学校の5年生は、学校の校庭で飯ごう炊さんを8日行いました。
8日は5年生の児童60人がグループ毎に別れ、深さ20センチ程の穴を掘り、間伐材をくみ上げ、火をつけていました。
1時間程で火が安定すると、飯ごうでご飯を炊いたたり、鍋でカレーを作りました。
5年生は、来週、茅野市の車山高原でキャンプなどの自然学習を行う予定です。
今回は、キャンプを前に子ども達に、飯ごうでの調理に慣れてもらおうと行われたものです。
正午頃、ご飯が炊け、カレーが出来上がると、子ども達は校舎に移動しグループ毎に味わっていました。
箕輪北小の5年生は13日と14日に車山高原でキャンプをする予定です。
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箕輪町日輪寺あじさい見ごろ
箕輪町南小河内の日輪寺では、アジサイが見ごろとなっています。
上ノ平城跡の北にある日輪寺は1191年に開創された真言宗の寺です。
長い間住職が不在で空き家となっていましたが2016年に松本市から関野浩さんが移住してきました。
境内には数種類のアジサイおよそ100株が植えられています。
関野さんによりますとアジサイは今月いっぱい楽しめそうだということです。
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浅川建設工業 箕輪町に電気自動車寄贈
箕輪町に本社を置く、浅川建設工業株式会社は、創業100周年を記念して町に電気自動車1台を4日に、寄贈しました。
4日は、浅川建設工業株式会社の創業100周年記念式典が行われ、その中で浅川孝二社長が白鳥政徳町長にレプリカキーを手渡しました。
贈ったのは日産リーフ1台です。
車のナンバーは100周年を記念して100になっています。
町が2050年までに町内の二酸化炭素排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティ宣言を3日に行ったこともあり、電気自動車を寄贈しました。
浅川社長は「二酸化炭素実質ゼロを目指し、有効に活用してください」と話していました。
白鳥町長は「ゼロカーボンシティにふさわしいものを頂いた、ありがたく使わせていただきます」と話していました。
浅川建設工業は1922年に天竜川の改修工事を行う、土木工事事業者として創業しました。
現在はトンネル工事や公共施設の建築なども行っています。
なお、贈られた車は今後、町の公用車として使っていくということです。
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全国安全週間に合わせ園児が家族の絵を描く
7月1日から始まっている全国安全週間に合わせ、箕輪町の松島保育園の園児が5日、家族の絵を描きました。
5日は、松島保育園の園児が、家族が無事帰ってくることを願い、クレヨンで絵を描きました。
園児達は、親の似顔絵や仕事をしている様子などを描いていました。
これは、7月1日から始まっている「全国安全週間」に合わせ、伊那労働基準監督署が企画したものです。
労働基準監督署では「子どもが描いた絵を見て、無事に家に帰ろうという気持ちを再認識してほしい」と話していました。
完成した絵は園児が自宅に持ち帰り、手紙を添えて家族に渡すということです。
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箕輪町の芸術文化団体が成果を披露
箕輪町の芸術文化団体や個人が発表を行う「芸術文化のつどい」が箕輪町の松島コミュニティセンターで3日に開かれました。
町内で活動する団体など9グループが舞踊や詩吟などを発表しました。
箕輪吟詠会扇舞の会は会員の2人が踊りを披露しました。
箕輪詩吟会は一人ずつ吟じていきました。
この発表会は、みのわ芸術文化協会が地域で活動する芸術団体や個人の交流を深めようと開いているものです。
新型コロナウイルスの影響により規模を縮小して3年ぶりの開催となりました。
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箕輪町がゼロカーボンシティ宣言
箕輪町は2050年までに町内の二酸化炭素排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティ宣言を3日に行いました。
箕輪町文化センターで3日に開かれた2050ゼロカーボンみのわキックオフイベントで白鳥政徳町長がゼロカーボンシティ宣言をしました。
箕輪町は2050年までに町民・事業者・行政が連携協力して、二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すとしています。
宣言の後には、俳優で気象予報士の石原良純さんによる基調講演が行われました。
石原さんは1997年に気象予報士試験に合格し、お天気キャスターとしての経歴もあります。
講演の中で石原さんは「日本は世界の中でも四季折々の面白い雲が見られる国です。空の楽しさを視聴者に伝えたいとお天気キャスターを務めた」と話していました。
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松本山雅FCがスポーツ栄養セミナー
サッカーJ3松本山雅FC U-15上伊那は選手や保護者を対象にしたスポーツ栄養セミナーを22日に箕輪町の産業支援センターみのわで開きました。
セミナーには松本山雅FC U-15に所属する伊那市や箕輪町、南箕輪村などの中学生と保護者およそ90人が出席しました。
講師は株式会社明治の後藤寿子さんが務め「スポーツジュニアのための食事と栄養」について話しました。
食事の重要性について後藤さんは「栄養と睡眠は競技力の向上につながり、目標達成の土台となる」と話し、「成長期の中学生は主食やおかず、野菜、果物、乳製品の5つが揃っている「栄養フルコース型」の食事をとることが大切だ」と説明していました。
セミナーはクラブオフィシャルスポンサーの箕輪町の株式会社マルエーが開いたものです。
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箕輪町、商工会があいおいニッセイ同和損保と協定締結
箕輪町と箕輪町商工会はそれぞれ、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社長野支店と包括連携協定を29日締結しました。
29日は、役場で締結式が行われ、白鳥政徳町長と箕輪町商工会の白鳥公夫副会長、あいおいニッセイ同和損保長野支店の麻田明利支店長が協定書を取り交わしました。
今回の協定により町はあいおいニッセイ同和損保より、災害時における被災建物の予測件数データの提供や交通安全マップ作成の支援を受けていく事にしています。
また、商工会は企業継続やSDGs、カーボンニュートラルなど経営指導の支援を受けるという事です。
白鳥町長は「これからの街づくりにあたり、様々な観点で参考にしていきたい」、白鳥副会長は「中小企業では対応が難しいサイバー攻撃への対処方法を提供してもらいたい」、麻田支店長は「箕輪町、商工会と連携し共に成長していきたい」と話していました。
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高遠ダム 農業用水節水呼びかけ
伊那市高遠町の高遠ダム管理所は、今後渇水が心配される事から、農業用水の節水を呼び掛けています。
29日の美和ダムです。
美和ダムから放流された水は、高遠ダムの取水口から伊那市と箕輪町の竜東地区の農地およそ1800ヘクタールに供給されています。
美和ダムでは農業用水として常時400万トンを確保していますが、梅雨の時期が過去最短だった事や今後まとまった雨の予報が無い事から節水を呼び掛けています。
高遠ダム管理所によりますと、あと数日で400万トンを下回る見通しだという事で遅くとも来週には、農業団体と渇水対策について協議するとしてます。
なお、上水道の水源の箕輪ダムの貯水量は現在382万トンあり、貯水率は100%を超えているという事です。
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箕輪町が豊島区と姉妹友好都市協定を締結へ
箕輪町は教育や観光などで交流事業を行っている東京都豊島区と来月21日に姉妹友好都市協定を結びます。
これは28日町役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥政徳町長が明らかにしたものです。
町と豊島区は平成14年に交流が始まりました。
これまでに森林整備に関する協定を結んだほか職員の相互派遣を行うなど様々な交流を行っています。
町では姉妹友好都市協定締結により互いの地域の発展とさらなる交流の推進を目指したいとしています。
協定締結式は来月21日に豊島区役所で行われます。
また記念イベントとして8月に区内の大型ビジョンに箕輪町のPR動画が放映されるほか、町のりんごを使ったレストランフェアが予定されています。
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箕輪町が町外学生の生活を支援
28日の箕輪町定例記者懇談会で町外で生活する18歳以上の学生に食料品やQUOカードを贈り生活を支援する事業についての説明がありました。
生活支援として町から贈られるのは、上伊那の事業者が販売している米やそばの乾麺、レトルト食品などの詰め合わせ7,000円相当分かQUOカード5,000円分で、どちらかを選ぶことができます。
対象は18歳以上で国内の学校に通い、実家が箕輪町にあり町外で親元を離れて暮らしている学生です。
箕輪町のホームページから申し込むことができ期限は来月18日までです。
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箕輪南宮神社大祓祭 茅の輪くぐり
箕輪町木下の箕輪南宮神社で、半年間の罪と穢れを祓う大祓祭が26日行われ、地域住民が無病息災を祈りました。
箕輪南宮神社には直径3メートルほどの茅の輪が設置され、訪れた人たちがくぐっていました。
輪の中を8の字に3回くぐると、疫病除けになるとされています。
中には、生後1か月の長男のお宮参りに来た家族もいて、茅の輪をくぐり無病息災を祈っていました。
26日は、神社総代15人が集まり人形のお焚き上げも行われました。
人の形をした紙に名前と数え年を書いて燃やすもので、罪や穢れを人形に写し取って焚き上げるということです。
南宮神社では「新型コロナが少しでも早く収束して人々が元気に過ごせる日々が来るよう願っています」と話していました。
茅の輪は来月10日の例大祭まで設置され、誰でもくぐることができるということです。
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宮坂組が南箕輪村と箕輪町に100万円
建設業・運送事業などを行う株式会社宮坂組は、本社のある南箕輪村と、支店のある箕輪町に、それぞれ100万円を23日寄付しました。
23日は、宮坂義広社長が、南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に目録を手渡しました。
宮坂組では、新型コロナの流行が始まった3年前から、地域に役立ててほしいと、本社のある南箕輪村と、支店のある箕輪町にそれぞれ100万円を毎年寄付しています。
藤城村長は、「今一番困っている人に役立てられるように活用していきたい」と感謝していました。
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箕輪町戦没者慰霊祭
箕輪町で西南戦争から太平洋戦争までの犠牲者の冥福を祈る、戦没者慰霊祭が23日、箕輪町文化センターで行われました。
慰霊祭には遺族や来賓およそ50人が出席し、黙とうを捧げました。
箕輪町社会福祉協議会の唐澤修身会長は「この尊い犠牲を、戦争を知らない次の世代に語り継がなければいけない」と式辞を述べました。
白鳥政徳町長は「今の平和は先人達の犠牲の上に築かれていることを忘れてはならない」と追悼の言葉を述べました。
箕輪町遺族会の永岡文武会長は「今の平和を守ることが戦没者に対する務めです」と謝辞を述べました。
戦没者慰霊祭は町社会福祉協議会と箕輪町が毎年この時期に行っているものです。
箕輪町では西南戦争から太平洋戦争にかけて兵士として出兵した602人が犠牲となっています。
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町選管 参院選の入場券に記載誤り
箕輪町選挙管理委員会は、7月10日投開票の参院選の入場券の、投票所の記載に誤りがあったと20日発表しました。
20日は、箕輪町役場で記者会見が開かれました。
町選挙管理委員会によりますと、有権者の約半数にあたる4,245世帯、10,489人分に、本来とは違う投票所が記載されていたということです。
原因は、木下区内の5つの投票所を3つに再編したことに伴い、データの修正が必要となりましたが、データ修正を依頼した会社への確認を職員が怠ったことによるものです。
町選管では、二重投票を防ぐため、入場券の再発行はせず、対象の世帯には正しい投票所を記載したはがきを発送するとしています。
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箕輪で子育て中の小野さん 初めての作品展示・販売会
子育てをしながら趣味で陶芸を行っている箕輪町の小野和貴子さんの作品の展示・販売会が、伊那市日影で開かれています。
展示会場となっているシェアカフェ・スペース ヒナタヤは、伊那市日影の酒店の敷地内にあります。
会場には、小野さんの作品およそ100点が展示・販売されています。
小野さんは、4年半ほど前に静岡県から箕輪町に移住してきました。
2歳の子どもを育てながら伊那市内の陶芸教室に通い、技術を磨いています。
大皿や小鉢、箸置きなどの日用品を、ファッション業界で働いていた経験を活かしデザインしているということです。
作品の中には、普段捨ててしまう小松菜の茎の固い部分で模様をつけて、バラに見立たものもあるということです。
小野さんの作品の展示・販売会は、7月1日まで開かれています。※23日(木)26日(日)30日(木)は休み