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上伊那医療生協 男性職員250万円着服
箕輪町の上伊那医療生活協同組合の経理担当の男性職員が上伊那医療生協病院の釣銭用の現金など約250万円を着服し5月に懲戒解雇されました。
上伊那医療生活協同組合によりますと男性職員は、去年9月から今年3月までの間、十数回にわたり釣銭用の現金や備品を購入する金、あわせて約250万円を着服していたという事です。
4月の決算処理で使途不明金が発覚した為、男性職員を問いただしたところ着服を認め、5月に懲戒解雇したという事です。
全額弁償した事から刑事告訴はしない方針です。
組合では再発防止に向け、管理体制を強化し、職員に対する教育を徹底するとしています。
なお、男性職員の着服については、組合が25日に開いた通常総代会で、口頭で説明を行いました。 -
箕輪町こども条例策定へ 初会合
箕輪町は、すべての子どもが健やかに育つ地域社会を目指す「こども条例」の制定に向け、関係者から意見を聞こうと26日、初めての会議を開きました。
26日は、箕輪町子ども・子育て審議会が開かれ、こどもを持つ親や保育・教育関係者など15人が参加しました。
箕輪町の2005年の出生数は217人、2020年は137人で、15年間で37%減少しています。
全国は21%の減少、長野県は31%の減少で、国・県に比べ減少率が高くなっています。
町では、少子化対策や子育て支援につなげようと、今年度子ども条例を策定します。
策定に向け、7月から8月にかけ町内の子どもや保護者にアンケートを行うということです。
参加者からは「子どもの権利という言葉を入れてほしい」「普段子どもと接している保育士や教諭の意見を聞く場があるとよい」といった意見が出ていました。
白鳥政徳町長は「町全体で子どもを育てていける環境を作っていきたい」と話していました。
こども条例は来年4月1日施行を目指します。
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箕輪写友会 作品展
箕輪町の写真愛好家でつくる箕輪写友会の作品展が、25日から町文化センターで始まりました。
会場には、県内を中心に撮影された風景写真20点が並べられています。
テーマは特になく、各自お気に入りの作品を展示しているということです。
箕輪写友会には6人の会員が所属していて、月に1回作品を持ち寄って勉強会を開いています。
年に2回から3回、展示会を開いていて、今回で25回目になります。
箕輪写友会は、「一つずつの作品の個性を楽しんでほしい」と話していました。
写真展は来月1日まで、町文化センターで開かれています。
また、箕輪写友会では現在会員を募集していて、町内在住、または町内に勤務している人なら誰でも会員になることができます。
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箕輪南宮神社 大祓祭
箕輪町木下の箕輪南宮神社で半年間の罪や穢れを祓う大祓祭が25日行なわれました。
南宮神社には直径3メートルほどの茅の輪が設置され、大祓の神事では総代や訪れた人などが茅の輪をくぐっていました。
輪のなかを8の字に3回くぐると、疫病除けになるとされています。
茅の輪くぐりは夏越の祓の儀式のひとつで、毎年この時期に厄払いや無病息災を願い行われています。
茅の輪は来月9日の例大祭まで設置され、誰でもくぐることができるということです。
また、25日は、人形のお焚き上げも行われました。
人の形をした紙に名前と数え年を書いて燃やすもので、罪や穢れを人形に写し取って焚き上げるということです。
南宮神社の総代会では「新型コロナは5類に移行したが、人々が無病息災で暮らせるように願っています」と話していました。
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箕輪町の戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人たちの霊を慰める箕輪町の戦没者慰霊祭が22日、町文化センターで行われました。
戦没者慰霊祭は箕輪町社会福祉協議会と町が毎年この時期に行っています。
式には遺族や来賓およそ70人が参列し黙とうを捧げました。
箕輪町社会福祉協議会の唐澤修身会長は「戦争の悲劇を繰り返してはいけない。現在はロシアのウクライナ侵攻も続いている。世界の人々が安全で安心して暮らせるよう祈っている」と式辞を述べました。
箕輪町遺族会の永岡文武会長は、「戦後78年を迎えた。平和な世界になるよう遺族会として戦争の悲惨さを語り継いでいきたい」と話しました。
箕輪町では、明治時代の西南戦争から太平洋戦争にかけ兵士として出征した602人が犠牲となっています。 -
土砂災害警戒区域パトロール
6月の土砂災害防止月間に合わせ、伊那建設事務所などは、土砂災害警戒区域のパトロールを20日行いました。
20日は、伊那建設事務所と役場職員、地元住民などが、辰野町・箕輪町・南箕輪村の急傾斜地など4か所を巡視しました。
このうち箕輪町では、箕輪南小学校の周辺を確認しました。
箕輪南小裏の斜面は、町の土砂災害特別警戒区域に指定されています。
職員らは、吹付けのコンクリートの状態などを確認していました。
伊那建設事務所の職員は「直ちに危険はないが、ひび割れている部分も見られる。避難所にもなっているため、今後県の急傾斜地崩壊対策の工事を行う予定だ」と話していました。
パトロールは、土砂災害防止月間にあわせ、大雨による被害を防ごうと毎年行われています。
30日には、伊那市でパトロールが行われる予定です。
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伊那地域3日連続で真夏日 箕輪南小で水泳の授業
19日の伊那地域は、最高気温30度と3日連続の真夏日となりました。
小学校では水泳の授業が始まっていて、子ども達は水の感触を楽しんでいました。
箕輪町の箕輪南小学校では、14日にプール開きを行い、15日から授業が始まりました。
19日は、3~4年生がプールに入りました。
伊那地域の19日の最高気温は、午後1時38分に30度ちょうどとなり、3日連続の真夏日となりました。
水温も26度まであがり、子ども達は「先週よりも冷たくない」と言って気持ちよさそうに入っていました。
箕輪南小学校の水泳の授業は、夏休み前までを予定しています。 -
箕輪町 多文化共生セミナー
外国人住民が日本語を習得し地域社会とつながっていくために必要なことを考える多文化共生セミナーが、箕輪町の産業支援センターみのわで18日開かれました。
セミナーではパネルディスカッションが行われ、町内在住の外国籍の人などが、生活する上での困りごとなどについて話をしました。
このうち、ブラジル出身の山下サチエさんは、子どもが学校からもらってきたプリントが読めず苦労したことなどを話しました。
箕輪町には6月1日現在792人の外国人が住んでいます。
箕輪町多文化共生推進員の入倉眞佐子さんは「聞く・話すに比べ、読む・書くは困難を抱えている人が多くなっている」と話していました。
町では、外国人住民が日本語を習得する上での課題について理解を深めようと今回セミナーを開きました。
今後、多文化共生サポーター養成講座を開催するほか、体験型の日本語教室を計画しているということです。
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最高気温31.6度 二日連続の真夏日
18日の伊那地域の最高気温は31.6度まで上がり、2日連続の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、駒ヶ根市の20代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
軽症だということです。
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写らくの会が写真展
伊那市や箕輪町の写真愛好家でつくる写らくの会の写真展が伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれています。
会場には会員10人の作品およそ20点が並んでいます。
写真展は7年ほど前から年に1回開いています。
20代から80代までの会員が通勤時間や畑仕事の合間に心惹かれた景色を撮りためてきたものだということです。
コロナ前までは月に2回、集会を開き、お互いの作品の講評を行っていましたが、現在は展示会を開くことで交流を続けているということです。
会では、色やサイズの加工は行わず、撮影したままの状態を大切にしているということです。
写らくの会写真展は7月29日(土)まで高遠さくらホテルで開かれています。
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富玉会 玉ねぎ収穫体験
箕輪町富田の住民有志で作る富玉会は、玉ねぎの収穫体験会を、10日に開きました。
この日は、地元の子どもたちが収穫を行いました。
玉ねぎは、富田の広さ17アールの畑に植えられています。
富玉会では、14年前から遊休農地で玉ねぎを栽培していて、子どもたちに収穫を楽しんでもらいたいと、体験会を開いています。
なお、今回収穫した玉ねぎの栽培には、炭素を貯留できるもみ殻の燻炭・バイオ炭を活用しています。
JA中央会が協力を呼び掛けたもので、この炭の活用により二酸化炭素排出量の抑制につながることを、子どもたちに学んでもらいたいと行われています。
収穫した玉ねぎは箕輪西小学校・上古田保育園に100キロ贈るほか、町内の小中学校の給食に提供されています。
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白鳥町長「新しい図書館を建設したい気持ちに変わりはない」
12日に箕輪町役場で開かれた町議会一般質問で白鳥政徳町長は町の新しい図書館の建設について「スケジュールは未定だが建設をしたい気持ちに変わりはない」と述べました。
新しい図書館の建設は白鳥町長が公約の一つに掲げているものです。
建設計画が進んでいない理由として、耐震化工事が必要な施設がほかにあり予算が充てられないことをあげています。
白鳥町長は「デジタル化時代で図書館のあり方が変わってきている。町民の利用がないと成り立たない施設だが建設したいという気持ちに変わりはない」と述べました。
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箕輪町公民館大学・学級合同開講式
箕輪町公民館の公民館大学と公民館学級の合同開講式が町文化センターで5月18日に行われました。
今年度、公民館大学や学級は40代から80代の128人が受講しています。
内訳は、ふきはら大学には18人、ふきはら大学の卒業生を対象とした大学院には27人などとなっています。
箕輪町公民館の唐澤久樹館長は「受講生同士の交流を深め、新しい自分を発見してほしい」と激励しました。
受講生を代表してふきはら大学院3年の藤田文平さんは「好奇心を持って一緒に勉強していきましょう」と挨拶しました。
公民館大学や学級では、月に1回、ものづくりや健康など受講生が考えたメニューを行っていくということです。
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松本山雅FCサッカーゴール設置 町長を表敬訪問
サッカーJ3の松本山雅FCは箕輪町の上古田グラウンドへのサッカーゴール設置に伴い、5日白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
5日は株式会社松本山雅FCの鐡戸裕史育成部長と一般社団法人松本山雅SC南信の久保翔理事長が箕輪町役場を訪れました。
今回松本山雅FCが上古田グラウンドに設置したのは一般用のサッカーゴール一対です。
上古田グラウンドは、上伊那の中学生およそ50人が所属するジュニアユースチーム、松本山雅FC U―15上伊那が週に1回練習で使用しています。
今までシュートなどゴールを使う練習ができなかっため、設置することになったということです。
U―15上伊那の選手たちの練習の為に設置しましたが、今後は地域の人たちにも使ってもらいたいとしています。
白鳥町長は「松本山雅のホームタウンとして、今後も協力していきたい」と話していました。
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箕輪東小5年生 田植え
箕輪町の箕輪東小学校5年生は6日学校近くの田んぼで田植えをしました。
この日は箕輪東小学校5年生の児童14人が4アールの田んぼで田植えをしました。
東箕輪営農組合の鈴木健二さんに植え方を教えてもらい、田んぼに引かれた線に沿って一列に並び、等間隔に植えました。
品種は上伊那で昔から育てられている白毛餅という餅米で無農薬で育てるということです。
箕輪東小学校では総合的な学習の時間に毎年5年生が田植えをしています。
稲は秋の収穫までに食べ方を話し合って決めるということです。 -
箕輪町議会 一般会計補正予算案など8議案提出
箕輪町議会6月定例会が5日に開会し、新たに1億8千万円を追加する一般会計補正予算案など8議案が提出されました。
主な事業として、住民税非課税世帯1,900世帯を対象に1世帯当たり3万円を補助する電力・ガス・食料品などの価格高騰緊急支援給付金に6,000万円、給食費材料高騰分の支援として保育園は190万円、小学校は740万円、中学校は420万円分をそれぞれ保護者世帯に補助するとしています。
これらの事業は国の地方創生臨時交付金を活用するものです。
ほかに、プレミアム付き応援券販売・換金業務委託料に4,200万円となっています。
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梅雨前線の影響で大雨
台風2号で活発になった梅雨前線の影響で県南部では大雨となり、長野地方気象台は、土砂災害などに警戒するよう呼び掛けています。
2日の正午過ぎに伊那市の富県と高遠町の一部に土砂災害警戒情報が出されました。
伊那市は、土砂災害の危険が高まったとして午後0時45分に富県地区の北新と上新山に高齢者等避難を発令しました。
また、午後1時30分に高遠町地区の上山田、下山田、小原、勝間にも高齢者等避難を発令しました。
午後3時40分に高遠町長藤地区全域に高齢者等避難を発令しました。
避難の対象は午後4時現在、上新山129世帯、北新100世帯、上山田159世帯、下山田97世帯、小原290世帯、勝間88世帯、長藤地区全域342世帯です。
新山小学校には避難所が開設され、市職員が準備を進めていました。
午後2時15分現在5人が避難していました。
避難した人は「家に一人でいても怖いので避難してきた。ここにきて誰かと一緒にいれば安心する」と話していました。
伊那市によると午後3時現在新山小に10人、高遠小に6人、高遠町総合福祉センターやますそに4人が避難しているということです。
新山保育園では、早めに子どもを迎えに来てもらえるようメールを配信し、正午頃迎えにくる保護者の姿が見られました。
伊那市・箕輪町・南箕輪村の小中学校では、多くの学校で下校時間を早めました。
箕輪町は、午後0時50分に災害対策本部を設置、南箕輪村は午後1時10分に災害警戒本部を設置しました。
大雨による交通機関にも乱れがありました。
JR飯田線は午前10時過ぎから辰野駅から豊橋駅間で終日運休となりました。
このため上伊那の高校は、休校となりました。
また、中央道は午後4時現在、伊那ICと飯田山本IC間の上下線が通行止めとなっています。
高速バスは、新宿行き名古屋行きともに、午後から終日運休となりました。 -
愛知県幸田町から箕輪町にaibo「派犬」
箕輪町に愛知県幸田町から、犬型のエンタテインメントロボット、aiboが31日に貸し出されました。
この日は箕輪町の木下保育園で受入式が行われ、幸田町の成瀬敦町長が白鳥政徳町長へaiboを手渡しました。
箕輪町と幸田町は、2012年から災害時の相互応援協定を締結していて、協定以外に互いの祭りに参加するなどの交流があります。 幸田町には、aiboが生産されているソニーの工場があります。
幸田町が名付けたオスの幸太とメスのつばきが貸し出されました。
式には木下保育園の年長の園児も参加し、お礼の歌を披露しました。
園児は早速aiboに触れて楽しんでいました。
貸し出し期間は3年間で、保育園や小学校での交流や、町のイベントなどで活用されるということです。
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箕輪西小 ヒノキの植樹
箕輪町の箕輪西小学校4年生は、みどりの少年団の活動の一環で、ヒノキの苗木を24日に植えました。
24日は、児童13人が、学校近くにある上古田区の区有林にヒノキの苗木50本を植えました。
上古田の住民有志で作る西山会のメンバーや上伊那森林組合の指導を受けながら、植樹をしました。
児童達は、根がしっかりと張るように土を足で踏み固め、乾燥しないように周りの落ち葉をかけていました。
箕輪西小では1979年から森に親しみ環境への理解を深めてもらおうと、みどりの少年団の活動を毎年4年生
秋には間伐と枝打ちの作業や木を使った工作を予定しています。
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箕輪町永坂さん ボート競技で全国優勝
箕輪町上古田在住で下諏訪向陽高校漕艇部3年の永坂日鼓さんは、3月に開かれた第34回全国高校選抜ボート大会で優勝しました。
22日は永坂さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に大会結果を報告しました。
永坂さんは、兄の影響で高校からボート競技を始めました。
去年の県大会、中部選抜大会を勝ち抜き、3月に静岡県で開かれた全国大会に出場しました。
永坂さんが出場した男子シングルスカルの部は、1人乗りのボートで2000メートルを漕ぎ、そのスピードを競うものです。
全国から24人が出場し、優勝を果たしました。
現在は、アジア大会への出場が決まっているほか、世界ジュニア大会を目指し日々練習に取り組んでいるということです。
白鳥町長は「今後も日本の高校生のトップを目指して頑張ってください」と期待していました。
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上古田でアヤメが見ごろ
箕輪町上古田の休耕田で育てているアヤメの花が見ごろを迎えています。
広さ30アールほどの畑におよそ3万本が植えられています。
アヤメを育てているのは山ん田の会です。
この場所は休耕田になっていましたが環境を守りたいと花を育てはじめて15年程になります。
山ん田の会代表の唐澤敬司さんは「散歩に訪れて楽しんでもらいたい」と話しました。
花は今が見ごろで、今月末まで楽しめるということです。
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みのわ親子スポーツ体験フェア
スポーツを始めるきっかけにしてもらおうと「みのわ親子スポーツ体験フェア」が20日箕輪町内で開かれました。
体験フェアには箕輪町を中心に約20人が参加し、バレーボール、ソフトバレーボール、フェンシングの3種目を体験しました。
このうち、バレーとソフトバレーは、小学生のバレーボールチーム「みのわアタッカーズ」が指導しました。
参加した子どもたちは、メンバーやコーチからサーブの打ち方を教わっていました。
フェンシングでは、長野Jr.フェンシングクラブが指導しました。
剣の持ち方や、「突き」の動きを教わっていました。
このイベントは、興味のあるスポーツを体験してもらい親しんでもらおうと町教育委員会が開きました。
次回は27日の予定で、ソフトテニスとフェンシングが体験できます。
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箕輪町 チャットGPT活用に向け検証
箕輪町は、文章などを自動的に作る生成AI「チャットGPT」について、業務での活用に向けて検証を始めています。
23日は町役場で定例記者懇談会が開かれDX推進室の担当者が活用の方向性について説明しました。
町では、チャットGPTの生成AI技術が備わっている音声文字おこしサービス「ログミーツ」を導入していて、検証を進めています。
それによると、AIによる文字おこしや要約は業務効率化に有効だとして、実際に活用を進めています。
一方、質問に対する答えを生成する機能については、正しい内容かどうかなどの判断が必要で、活用には注意が必要だとしています。
また、技術の元となっているチャットGPTサイトは、業務利用を当面禁止としています。
会見で白鳥政徳町長は、生成AIの業務利用について慎重に進めていきたい考えを示しました。
今後はDX推進室を中心に検証を進め、活用にむけ検討してくとしています。
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箕輪町で重傷ひき逃げ事故
21日、箕輪町の竜東線で60代男性が車にはねられ右足の骨を折る重傷ひき逃げ事件が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、事故があったのは箕輪町北小河内の竜東線です。
被害にあったのは、箕輪町北小河内の無職、小林幸博さん63歳で、現場を通りかかった通行人が倒れている小林さんを発見し午後9時25分に通報したということです。
小林さんは伊那市内の病院に搬送され、右足の骨を折る大けがを負いました。
伊那署では何者かが小林さんをはね、救護をしないまま現場から立ち去ったとみて、重傷ひき逃げ事件として捜査をすすめています。
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MBC 東日本軟式野球大会出場へ
箕輪町を拠点に活動する社会人の軟式野球チーム、MBCミノワベースボールクラブは、6月3日から東京都で開かれる東日本軟式野球大会に出場します。
15日は、MBCの堀川郁夫監督、主将の向山慎太郎さん、内野手の北原和樹さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場を報告しました。
MBCは、箕輪町を中心とした19歳から29歳の社会人が所属するチームで、週に3〜4回、番場原運動場で練習をしています。
去年10月の県大会で優勝し、東日本軟式野球大会への出場を決めました。
東日本大会に出場するのは、2016年以来3回目で、最高成績はその時の準優勝だということです。
第45回東日本軟式野球大会は6月3日から5日に東京都で開かれ、MBCは初戦、東京都板橋区のチームと対戦します
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箕輪町で夢まちフェスタ
町内の起業者らの活動を応援するイベント夢まちフェスタが12日に箕輪町の夢まちLaboで開かれました。
この日は母の日の前日ということもあり、プレゼントが出来るキーホルダーやハンドメイドのアクセサリーが並びました。
訪れた人たちは、教わりながらキーホルダーなどを作っていました。
他にも、ヨーヨー吊りや駄菓子の販売などもあり、訪れた子供たちが楽しんでいました。
このイベントは、町内の起業者らの活動を応援しようと月に1回開かれているものです。
次回の夢まちフェスタは、来月17日に開かれます。
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箕輪町公民館モルック体験会
木の棒を投げてピンを倒し得点を競うフィンランド発祥のスポーツ「モルック」の体験会が、箕輪町のながたドームで14日に開かれました。
体験会は小学生以上を対象に開かれました。
参加者は、担当者からルールを教えてもらいながらゲームを行いました。
モルックは、北欧フィンランド発祥で、木の棒を投げてピンを倒し、得点を競うスポーツです。
ピンには、1から12の数字が書かれています。
1本倒すとその数字が得点になりますが、2本以上倒した場合は、倒した本数が得点になり、先に50点ちょうどになった方が勝ちとなります。
投げる、歩くなどの運動だけではなく、計算も必要のため脳のトレーニングにもなるということです。
主催した箕輪町公民館では「年間を通して子どもから高齢者まで楽しめるモルックを知ってもらいたい。今後は町のスポーツとして普及できるように取り組んでいきたい」と話していました。
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箕輪町議会 新議長に荻原省三さん
4月の箕輪町議会議員選挙後初となる町議会臨時会が11日に開かれ、新しい議長に荻原省三さんが選ばれました。
箕輪町議会の新しい議長は、立候補が1人だったため、指名推薦により荻原省三さんが選ばれました。
荻原さんは、木下の67歳、現在3期目です。
議長就任にあたり「町民との対話をベースにし、ひらかれた議会にしていきたい」とあいさつしました。
副議長には、入杉百合子さんと寺平秀行さんの2人が立候補しました。
15人の議員全員が投票を行い、その結果入杉さんが8票で新しい副議長に選ばれました。
また、常任委員会の構成も決まり、総務産業常任委員長に岡田建二朗さん、福祉文教常任委員長に中村政義さん、議会運営委員長に中澤清明さんが選ばれました。
正副議長の任期は、申し合わせにより11日から2年間となっています。
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伊那青年会議所 箕輪の魅力発見イベント20日開催
一般社団法人伊那青年会議所は、箕輪町の歴史や文化を楽しみながら学ぶ子ども向けのイベント「箕輪町のみりょく発見!」を20日に行います。
8日は箕輪町役場で記者会見が開かれ、伊那青年会議所箕輪町委員会の有賀大輔委員長らがイベントについて説明しました。
イベントでは、1日かけて町内の史跡めぐりや製造業の職業体験、古田人形芝居の鑑賞などを行います。
移動はワゴン車を中心に、飯田線も活用します。
対象は箕輪町の小学生で、先着32人で、参加費は昼食代1,000円です。
伊那青年会議所は今年度、伊那市・箕輪町・辰野町・南箕輪村の4市町村の委員会を立ち上げ、それぞれの地域に向けた取り組みを行います。
「箕輪町みりょく発見!」は20日(土)午前9時からで、HPで申し込みを受け付けています。
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箕輪町×丸紅協定 電力の地産地消推進
二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンを推進する箕輪町は、伊那市の電力小売業丸紅伊那みらいでんきと9日協定を締結しました。
この協定により、電力の地産地消や地域内循環を推進していきます。
9日は町役場で調印式が行われ、白鳥政徳町長と丸紅伊那みらいでんきの肥沼光彦社長が協定書を取り交わしました。
協定では、丸紅伊那みらいでんきが窓口となって箕輪町内の太陽光発電の余剰電力を買い取り、町内の施設へ供給していきます。
まずは、町の補助で太陽光発電を設置した家庭の余剰電力を保育施設に供給する計画です。
将来的には供給先を町内の事業所などへ広げ、より一層実質CO2フリーの電力の地産地消を推進していくとしています。
町では今年度「家庭におけるゼロカーボン推進補助金」を創設しました。
太陽光発電設備の導入補助は、パネルの発電能力1kW当たり10万円で上限50万円です。
蓄電設備は1kWh当たり6万円で上限42万円となっています。
これらの補助金は併用できます。
このほか、住宅の断熱化工事費や電気自動車の購入費の補助も行っています。
8日現在で26件の申請がありました。
箕輪町は昨年度ゼロカーボンシティ宣言を行い、2050年までに町内の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指しています。