-
箕輪北小と中部小 テレビ会議で授業交流
箕輪町の箕輪北小学校と箕輪中部小学校の児童は、テレビ会議システムを使い、遠隔で英語授業交流を5日に行いました。
箕輪北小学校の6年1組は、中部小の6年2組と交流しました。
2人1組で1台のパソコンを使い、名前や好きなスポーツ、中学校でやりたいことなどを画面の中部小の児童に伝えていました。
箕輪町の小学校でテレビ会議システムを使い、子ども達が他の学校と交流するのは、今回が初めてだという事です。
箕輪町教育委員会では、今後、小学校の他、中学校も加えた交流を行っていきたいとしています。
-
平均年齢83歳 体操教室
参加者の平均年齢が83歳の体操教室が箕輪町の木下公民館で開かれています。
参加者は、コロナに負けじと元気に体を動かしています。
教室には、25人が参加しています。
始めに転倒予防策として椅子に座わりストレッチをします。
その後、演歌などの曲に合わせて体を動かします。
指導しているのはエアロビクスグループ「パッション」代表で南箕輪村の今井愛子さんです。
今井さんは、辰野町から飯田市まで、上下伊那で80の教室を開いています。
木下の体操教室は今年で21年目で参加者のほどんどが教室が始まった当時から続けています。
25人の平均年齢は83歳です。
メンバーのうち90代が2人います。
荻原喜代子さん93歳
岩崎八江子さん90歳です。
声を出してたくさん笑うことが健康の秘訣だと今井さんは話します。
去年は、コロナの影響で3か月ほど休止期間がありましたが、6月から感染防止対策をとって教室を再開しました。
発表の場も無かったということで、今年は練習の成果を地区の文化祭で披露したいと意気込んでいます。
-
箕輪町で下草火災
箕輪町で28日、下草を焼く火事がありました。これによるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと28日午後4時頃、箕輪町大出の畑で下草約18平方メートルと立木2本を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署では、たき火をしていた火が広がったものとみて調べを進めています。
-
ファームテラスみのわ内覧会
4月3日のグランドオープンを前に、箕輪町大出にある農産物直売所「ファームテラスみのわ」の内覧会が25日開かれ、地元農家や生産者などが集まりました。
この日は、地元農家など約200人が訪れ、施設を見学しました。
ファームテラスみのわは、旧「にこりこ」の倍となる延べ床面積660平方メートルで、冷蔵設備や商品を陳列する棚などを備えています。
荷受け室や商品を包む梱包室も備えているほか、施設内に精米機を設置して、米の量り売りにも対応しています。
取り扱う商品は、農産物全般で、手芸品なども販売されることになっています。
また、テラスからは、南アルプスの山々を一望できるようになっていて、訪れた人は景色を楽しみながら買い物をすることができるようになっています。
またこの日は、内覧会に合わせ農家などを対象にした生産者大会も開かれました。
箕輪町からファームテラスみのわの指定管理を受けたJA上伊那の小林富夫専務理事が「箕輪や辰野を中心に、新たな直売所の拠点として、多くの人に農産物を提供していきたい」と挨拶しました。
白鳥政徳町長は「地元を中心に、多くの人が訪れ、賑わう場所にしてほしい」と話していました。
農産物直売所ファームテラスみのわのグランドオープンは4月3日となっています。 -
障害のある子どもたちの表現の場 開所へ
伊那市の井口萌さんは、障害のある子どもたちが演劇やダンスなどの表現を楽しめる放課後等デイサービス「プレイハウスつみき」の開所に向け準備を進めています。
箕輪町木下の拠点となる建物で井口さんらが改装作業をしていました。
井口さんは、高校卒業後、東京の劇団が運営する学校に通い、2007年から2019年まで障害者の自立生活をサポートする辰野町のNPO法人に勤めていました。
井口さんは、障害のある子どもたちと演劇を楽しむ機会を作りたいと、「プレイハウスつみき」を開設することにしました。
去年12月に運営会社を設立し、木下の一軒家を借り開所に向け準備を進めています。
障害のある小学生から高校生までが対象で、年に1か2回発表をする予定です。
プレイハウスつみきは5月からの開所を予定しています。
-
日本熊森協会が箕輪町長と懇談
一般財団法人 日本熊森協会の中澤千夏志長野県支部長らが箕輪町の白鳥政徳町長と懇談しました。
15日は日本熊森協会の中澤支部長ら9人が箕輪町役場を訪れ白鳥町長と懇談しました。
日本熊森協会は熊などの野生動物がすむ森の再生に取り組んでいます。
中澤支部長は「熊はエサとなるドングリが実をつける広葉樹を増やすことで熊の生息地ができ里山に降りてこない」と話していました。
白鳥町長は「熊が里山に出てきたときに住民の安全をどう守るか。子どもたちが通学するときは鈴を持たせたりしている」と話しました。
箕輪町は去年1年間で熊の目撃情報が5件あったということです。
日本熊森協会長野県支部では自治体と協力して熊による農作物や人への被害を減らしていきたいとしています。
-
箕輪町 新年度予算案95億円
箕輪町は総額95億円の来年度の一般会計当初予算案を17日発表しました。
新型コロナウイルス感染症対策を図ると共にアフターコロナを見据え、子育てや教育に重点を置いた予算となっています。
17日は役場で白鳥政徳町長が来年度予算の概要を説明しました。
来年度の一般会計当初予算案は、木下保育園の建設事業などで過去最高だった今年度と比べ12億円少ない95億円となっています。
主な新規事業は、コロナ禍での経営基盤強化目的に町内飲食店の業態転換や雇用対策などに対して補助する新型コロナウイルス感染症危機突破支援金事業に300万円。
小中学校への入学祝い金として一人1万円を贈る事業に440万円。
新たに婚姻した世帯へ引っ越しや家賃の一部を30万円まで補助する事業に600万円。
若者や子育て世帯へ向けた動画やパンフレットの作成に150万円。
デマンドタクシーの実証実験に1千万円などとなっています。
新型コロナの影響で歳入では町税が今年度と比べ4億円減少の29億4千万円となる見込みです。
町では財源不足により予定していた町民体育館の耐震化や一部の道路の舗装工事の実施を先送りしました。
来年度の一般会計当初予算案は、来月1日に開会する町議会3月定例会に提出される事になっています。
-
箕輪町総合教育会議でICT教育活用授業見学
箕輪町の箕輪北小学校でICTを活用した授業が8日行われ、白鳥政徳町長らが見学しました。
8日に箕輪北小学校4年生の社会科の授業が行われ児童が町の土砂災害の危険性を知らせるチラシをパソコンを使用して作りました。
箕輪町は2014年からICT教育に取り組んでいます。
白鳥町長や小池眞利子教育長、教育委員会の委員が見学をしました。
社会科の授業の中で児童たちは集めた資料などを参考にしてパソコンに入力作業をしていきました。
チラシには避難する際に持ち出すものの案内などをのせていました。
授業の後に開かれた会議で小池教育長は「ICT教育では子供の個別の学びだけでなく、教職員の活用スキル向上も図っていきたい」と話しました。
町では今後ハード、ソフト、人材が一体となったICT教育の環境整備をすすめたいとしていて来年度、支援員を設置するほか、国のデジタル教科書実証事業に参加予定ということです。
-
森下容子さんイラスト展「子供たちの四季」
箕輪町木下のイラストレーター森下容子さんのイラスト展「子供たちの四季」が、町文化センター展示ホールで開かれています。
会場には、森下さんの描いたイラスト55点が並んでいます。
30年前の初期の作品から、近作まで出品しています。
子供たちの四季をテーマに、1年間の季節の草花とともに子どもたちが遊ぶ姿が描かれています。
もともと、勤め先の社内報の表紙として描いていたということで、それぞれの絵には森下さんのコメントも付けられています。
また、木下北保育園や、花桃街道、赤そばの里など、箕輪町内のお気に入りの場所を描いた作品もあります。
森下容子さんのイラスト展「子供たちの四季」は、18日木曜日まで、箕輪町文化センター展示ホールで開かれています。
-
親子が木のおもちゃに触れる
親子が木のおもちゃに触れて楽しむイベントが箕輪町の子育て支援センターいろはぽけっとで12日、行われました。
会場には、50種類の木のおもちゃなどが置かれ、子どもたちが自由に遊んでいました。
イベントは、親子で一緒に楽しみながら木のぬくもりを感じてもらおうといろはぽけっとが開いたものです。
おもちゃは、東京都の東京おもちゃ美術館が貸し出しているものと、講師でおもちゃコンサルタントの資格をもつ箕輪町の岡佐智子さんが手作りしたものが用意されました。
これは、岡さんがヒノキで作ったボールゲームで、ビー玉を上から転がして遊びます。
岡さんは「ひとつのおもちゃでたくさんの遊びができます。小さい頃から木のもっている良さを五感で感じてもらいたい」と話していました。
毎年人気のイベントで、今日は20組の親子が訪れました。
おもちゃで遊ぶイベントは、13日も午前9時から正午まで箕輪町の子育て支援センターいろはぽけっとで開かれます。
-
出野憲司さん方言講座開催
上田市出身の方言研究者、出野憲司さんの方言講座が1月21日箕輪町の文化センターで開かれました。
出野さんは伊那西高校の校長で、方言について研究しています。
出野さんは講座で「壁に寄りかかる」を「壁にうつかる」と言うのは中信、南信に多い方言で、東信では使われていないと話していました。
他に北信では、人を買い物に誘うときなどに「買い物に行くしない?」と言い、1940年頃に須坂市で使われだしたもので、他の地域では使われていないと説明していました。
講座は今回が2回目で、会場にはおよそ50人の人が来ました。 -
とっときスタンプラリー開催
牛肉と信州みそを使った料理「とっとき」を上伊那北部の名物にしようと活動している箕輪町の商店主らでつくる上伊那とっとき会は、提供している店舗を巡るスタンプラリーを企画しました。
提供しているのは現在箕輪町と南箕輪村に12店舗あり、ラリーでは、対象の店舗でとっとき料理を購入するとスタンプが1つもらえます。
5店舗のスタンプを集めると、みのわメープル会の加盟店で使える10,000円分の商品券が抽選で10人に当たります。
「とっとき」は牛肉と信州みそを使用していれば、その他の調理法は自由というもので、おやきやラーメン、ブリトー、ステーキなど、それぞれの店独自のメニューを提供しています。
用紙は各店舗で受け取ることができます。
スタンプラリーは3月31日までとなっています。
-
北小河内中村常会でお念仏講
箕輪町北小河内の中村常会は、江戸時代から伝わる無病息災を願う伝統行事「お念仏講」を7日、行いました。
中村集会所には掛け軸がかけられ祭壇が設けられていました。
南無阿弥陀仏と念仏を唱えながら、10メートル程ある数珠を回していきます。
数珠には、1つだけ大きな珠があり、自分のところに回ってくると頭を下げていました。
例年は40人ほどが参加してにぎやかに行いますが、今年は新型コロナの影響で、地区の役員10人ほどが参加して時間も短縮して行いました。
お念仏講は、江戸時代後期の嘉永2年(1849年)に地域に疫病が流行り、それをおさめるために始まったとされています。
中村常会のお念仏講は、箕輪町の無形民俗文化財に指定されています。
-
箕輪町 若者のPCR検査一部補助
箕輪町は、新型コロナ対策として受験や引っ越しのためやむを得ず県外と往来しなければならない若者を対象に検査費の一部を補助します。
3日は、箕輪町議会臨時会が開かれ、歳入歳出に3000万円を追加し総額143億円とする一般会計補正予算案など3議案が提出され、原案の通り可決されました。
新型コロナ対策として町では受験や引っ越しなどのためやむを得ず県外と往来をしなければならない状況にある若者に対して検査費用の一部を補助します。
対象となるのは高校生や短大生、大学生などの学生、もしくは平成10年4月2日から平成17年4月1日生まれの人です。
対象となるのは、受験の場合が帰宅後10日以内に受けた検査、帰省の場合は帰省前一週間以内に受けた検査となります。
PCR検査は上限2万円、抗原定量検査は7500円で一人1回分のみ、事業費は200万円となっています。
他に、新型コロナ感染拡大の影響で生活状況が厳しい世帯に日用品などを支援する生活困窮世帯支援事業に130万円。
町内で営業を行う飲食業や宿泊業などと取引があり町内に本拠地を置く卸売業・酒店などの中小企業者を支援する取引事業者危機突破支援金事業に500万円などとなっています。
-
箕輪町 デマンド型タクシー実証実験へ
箕輪町は、来年度、町内全域で決められたルートを予約運行する「デマンド型タクシー」の実証実験を行う予定です。
2日は役場で地域交通検討会議が開かれ、デマンド型タクシーの実証実験を行う事が確認されました。
箕輪町は、少子高齢化社会を見据え、新たな交通サービスについて医療や福祉、商工団体の関係者などと去年8月から検討を進めてきました。
2日の会議では、町から町内全域でデマンド型タクシーの実証実験を実施する事が提案され、了承されました。
デマンド型タクシーはタクシーが決められたルートを予約がはいると運行するもので、現在の路線バスとは違い時刻表はありません。
委員からは「インターネットを使った予約システムの検討」や「高齢者や障がい者が利用しやすい車両を使用する事が必要だ」などの意見が出されていました。
町では、停留所の場所や数、利用料金などをまとめ、来年度中に実証実験を行う予定です。
-
箕輪町防災講演会 収録形式で
箕輪町セーフコミュニティ推進協議会は、令和元年の台風19号で被害を受けた長野市長沼地区の住民を招き防災講演会を16日に町内で開きました。
新型コロナ感染防止のため、観客は入れず映像収録の形で行われました。
講演会では令和元年の台風19号で千曲川の堤防が決壊し被害を受けた長野市長沼地区で、発災当時住民自治協議会の会長として対応にあたった柳見澤宏さんが話をしました。
柳見澤さんは、当時の状況や対応に当たった際の反省などについて話しました。
箕輪町セーフコミュニティ推進協議会は毎年この防災講演会を開いていて、新型コロナ感染防止のため観客は入れず収録のみ行いました。
映像は今後動画配信サイトYouTubeに掲載される他、DVDにして箕輪町内の地区役員などに配布される予定です。
-
高校生に温かい朝食を
箕輪町の地域住民や上伊那医療生協、高校生などでつくる「木下に新しい居場所をつくろう実行委員会」は、高校生に温かい朝食を食べてもらおうと手作りおにぎりを無料配布する「朝こども食堂」を木ノ下駅前で行っています。
27日の午前7時40分ごろのJR飯田線の木ノ下駅です。
実行委員会のメンバーが、朝握ったおにぎりを持ち寄り、集まっていました。
おにぎりは全部で60個用意され、メッセージカードが添えられています。
電車が到着すると、メンバーらは、高校生に言葉をかけながらおにぎりを渡していました。
実行委員会は木下の空き店舗を利用し、地域住民や高校生が安心してすごせる「まちの駅ふじや」を去年9月にオープンしました。
ふじやでは月1回放課後こども食堂を行っていて、その中で家で朝食を食べない高校生が多いことを知り、おにぎりを配布する事にしました。
用意した60個は、15分ほどですべて配り終えました。
朝こども食堂は毎月第2・第4水曜日の午前7時45分から行われています。
会ではおにぎりを包むのりと、具材の寄付を呼び掛けています。
-
無量寺で福ますの準備
箕輪町北小河内の無量寺で2月2日に行われる節分の行事で使う福ますの準備が26日行われました。
中川弘道住職は、新型コロナの厄災の退散を願い升に文字を書いていました。
26日は無量寺の中川住職がヒノキの升に「福」と「寿」の文字を書いていました。
無量寺では、昭和55年に地域住民の幸せを願い節分の行事を始めたということで、中川住職は当時から40年間福ますに文字を書いています。
節分は、立春を前に、鬼を払い1年の無事を祈願する行事です。
護摩祈祷で使う札には「厄災消除」の文字が書かれています。
今年は70個の福ますが用意され、3日間かけて文字を書いたということです。
無量寺では2月2日の午後3時から護摩祈祷会が行われます。
今年は豆まきはせず、午後4時から年男と年女が福ますに豆を入れて来場者に配るということです。
-
ワクチン接種へ体制整備
箕輪町は新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に向けて専任職員を中心としたチームをつくり体制を整備する方針です。
これは25日箕輪町役場で開かれた記者懇談会で白鳥政徳町長が明らかにしたものです。
町では健康推進課内にワクチン接種に向けて専任職員1人をおき、この職員や保健師などでチームをつくることで体制を整備していく考えです。
町によりますとワクチン接種の対象となる16歳以上はおよそ2万1,000人で接種を希望するかどうかの調査を行う予定です。
町では専門のチームをつくることでスムーズなワクチン接種につなげていきたいとしています。
-
箕輪町安協 交通安全を祈願
箕輪町交通安全協会の役員らは24日、木下の箕輪南宮神社を訪れ今年の無事故を祈願しました。
交通安全の祈願には、安協や警察の関係者など14人が参拝しました。
例年は町内の会場で祈願祭を行っていましたが、今年は新型コロナにより役員など人数を制限し参拝する事にしたという事です。
箕輪町安協の上島順一会長は「去年、一昨年と2年連続で死亡事故が発生している。今年は皆さんと協力して死亡事故“0”を目指したい」と話していました。
伊那警察署によりますと、去年、箕輪町内での交通事故発生件数は447件と100件以上減少しました。
しかし人身事故は47件、死亡事故は1件と前の年と同じかほぼ同数でした。
-
箕輪でテイクアウト料理の販売
箕輪町内の飲食店有志らが集まってテイクアウト料理を販売するイベントが23日、松島の菓子庵金星で開かれました。
老若男女胃袋鷲掴み市と題したこのイベントは、町の西部地域の飲食店有志らが企画したもので、今回で5回目です。
新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少したり、テイクアウト料理が中心になった店舗が協力して、コロナ禍でも多くの人に料理を味わってもらおうと始まったものです。
今回のテーマは、「受験生応援」です。
パッケージに「合格」がデザインされたものや、ウインナーとWINNERをかけて、「受験に勝つ」ホットドッグなどが並びました。
店舗入り口には行列ができ、訪れた人は店主と会話しながら、買い物を楽しんでいました。
次回は2月13日(土)に箕輪町内で開かれる予定で、バレンタインをテーマに企画しているということです。
なお、イベント当日にペアルックで訪れた人には特典があるということです。 -
木下保育園安全祈願祭・起工式
来年4月の開園を目指し、箕輪町の木下北保育園と木下南保育園を統合し、新たに建設する木下保育園の安全祈願祭と起工式が21日、行われました。
この日は、町の関係者や建設業者など30人が出席し、工事の安全を祈願しました。
新しい木下保育園は、北城住宅団地の西側に建設されます。
敷地面積は1万1,000平方メートルで、園舎の延べ床面積は2,995平方メートルの鉄骨平屋建てです。
定員は195人です。
事業費は約13億円となっています。
新しい木下保育園には、地中熱を冷暖房に活用する設備が併設されていて、遊戯室など66か所に冷暖房パネルが設置されます。
また、屋根には太陽光パネルが設置されるほか、敷地内には85台分の駐車場が設けられることになっています。
現在の木下北保育園と木下南保育園は、施設の老朽化が進んでいることから両園を統合し、新築します。
新しい木下保育園は、来年4月の開園を予定しています。 -
箕輪町の新成人に記念パンフ贈る
箕輪町の新成人有志でつくる実行委員会は、新型コロナウイルスの影響で中止となった今年度の成人式の代わりに、実行委員のコメントなどが入った記念パンフレットを作り贈ります。
20日夜は、町文化センターで梱包作業が行われました。
こちらがパンフレットです。
パンフレットには、実行委員長の登内フランクさんから、
「久々に集うからこそできることができないことを思うと寂しいです。大変な状況ではありますが、電話やメール等を活用しコミュニケーションとりながら、みんなで乗り越えていきましょう。」というメッセージが添えられています。
また、町からの記念品として3,000円分のクオカードも贈られます。
実行委員会では、新型コロナウイルスへの感染のリスクがあるとして、今月3日に予定していた成人式の中止を決めました。
そんな中でも、新成人たちに節目の年として思い出にしてもらおうと、記念パンフレットを贈ることにしました。
配布の対象となるのは、新成人約300人で、22日から順次発送されることになっています。 -
大出上村で大文字倒し
箕輪町の無形民俗文化財に指定されている大出上村の大文字倒しが20日の朝行われました。
午前5時30分頃、道祖神のある辻に建てられた柱付近に地区住民が集まりました。
縄で引っ張りながら柱を倒していきました。
大文字は今月10日から20日までの10日間建てられていました。
大出上村の大文字は、江戸時代後期の1816年に、疫病が流行ったことから無病息災や家内安全を願い始まったとされています。
柱には、松や竹、巾着などが飾り付けられています。
柱が倒されると、つけてあった松の枝や巾着などを外しました。
飾りものは、各家庭に配られます。
これを玄関先などに飾ると一年間の厄除けになるとされています。
-
信州もみじ湖発電所が稼働前に見学会
箕輪町の箕輪ダムに建設されている信州もみじ湖発電所の現場見学会が18日開かれました。
現場見学会は発電所を建設している長野県企業局が開いたものです。
信州もみじ湖発電所は去年7月から建設がはじまりました。
発電量はおよそ111万キロワットアワーで310世帯の1年分の電気をまかなうことができます。
見学に訪れた人たちは、水車を間近で見たり、触れたりしていました。
長野県企業局はダムの放流水を有効活用し、再生可能エネルギーの供給拡大の一翼を担いたいとしています。
信州もみじ湖発電所は4月1日からの稼働を予定しています。
-
漆戸常会大文字下ろし
箕輪町北小河内漆戸の辻で、地区の安泰を願って10日に建てられた大文字が17日、下ろされました。
午前8時に漆戸常会の住民およそ30人が集まり、4つ辻に建てられた大文字を下ろしました。
北小河内漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事の大文字は、約260年前に天竜川が氾濫し大きな水害が起きたことから始まったとされています。
柱を下ろすと、漆戸集会所まで運びます。
飾り付けられた花などを取り外していきます。
花飾りは、無病息災の厄除けとされていて、住民らは3本ずつ手に取って持ち帰り、玄関に飾ります。
漆戸常会では「今年1年、大きな災害がなく健やかに過ごせる年になってほしい」と話していました。
-
上古田スケート場 オープン
箕輪町の天然リンク上古田スケート場が16日オープンしました。
訪れた人たちは早朝からスケートを楽しんでいました。
16日は、午前7時にオープンし、子どもたちが氷の感触を楽しんでいました。
転ばないよう氷の上をゆっくり歩いたり、椅子につかまりながら滑る姿もありました。
リンクは1周およそ150メートルで氷の厚さは10センチほどです。
昨シーズンは暖冬により一度も滑ることができませんでしたが去年の年末から冷え込みが続いたこともあり2年ぶりに全面結氷しました。
標高890mの上古田スケート場は、箕輪町教育委員会が地元などと協力し管理運営しています。
今シーズンは伊那市の伊那西スケート場が営業しないため、上伊那では唯一の天然リンクです。
上古田スケート場の一般開放は今月31日までの土日で、時間は午前7時から午前10時までです。
入場無料で、スケート靴の貸し出しも無料となっています。
平日は箕輪西小学校の児童たちが授業で利用するということです。
-
箕輪進修生が映像掲示システムを寄贈
箕輪町の箕輪進修高校のクリエイト工学科3年生は、課題研究で製作した映像掲示システムを箕輪町郷土博物館に今日寄贈しました。
今日は、箕輪進修高校の3年生が箕輪町郷土博物館を訪れ、課題研究で製作した映像掲示システムを贈りました。
映像掲示システムは製図台に小型コンピュータとモニターを取り付けて作りました。
モニター横にはボタンが4つあり、ボタンを押すと町の史跡や天然記念物を紹介する動画などが流れます。
この動画も生徒たちが制作しました。
箕輪進修高校から郷土博物館への映像掲示システムの寄贈は去年に続き2回目です。
博物館では「ボタンがついているのでゲーム感覚で子供たちにも学んでもらえたら」と話していました。
映像掲示システムは、博物館の2階に設置されるということです。
-
上古田スケート場 開場に向け準備
年末からの寒さもあり、箕輪町にある天然リンク「上古田スケート場」は2年ぶりに全面結氷しました。
13日は16日のオープンに向けコース作りが行われました。
スケート場の管理人や役場の職員など10人が、リンクに積もった雪をかきコースを作りました。
内側の初心者用のエリアと外側の中・上級者用コースに分けていきます。
上古田スケート場は標高およそ890メートルにある、天然のスケートリンクで一周はおよそ150メートルです。
昨シーズンは暖冬により一度も滑る事ができませんでしたが、去年の年末から冷え込みが続いた事もあり2年ぶりに全面結氷しました。
現在、氷の厚さはおよそ8センチだという事です。
上古田スケート場は16日にオープンの予定です。
一般開放は土曜日と日曜日で、時間は午前7時から午前10時までです。
入場料・貸しスケートとも無料です。
(問合せ 電話79-0152) -
箕輪町消防団出初式
箕輪町消防団の出初式が10日、行われ、防火・防災への意識を新たにしました。
新型コロナ感染拡大防止のため、規模を縮小して行われました。
各分団の正副分団長などおよそ20人が、出初式に先立ち木下の箕輪南宮神社で一年の無火災を祈願しました。
新型コロナ感染防止のため市中行進は行わず、役場まで車両でのパレードをしました。
町文化センターでは式典が行われました。
白鳥政徳町長は「みなさんの献身的な努力に感謝している。魅力とやりがいのある消防団作りに一緒に取り組んでいきたい」と式辞を述べました。
伯耆原信団長は「無火災という目標に向け一致団結し、地域に貢献する団となるよう期待する」
と訓示しました。
箕輪町では去年11件の火災が発生し、被害額は3,300万円となっています。