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天竜川で水生生物 水質調査
天竜川に住む水生生物できれいな水かどうかを調べる水質調査が、4日、箕輪町沢の伊那路橋付近で行われました。 箕輪町沢の調査には、親子20組ほどが参加しました。 この水質調査は、国土交通省天竜川上流河川事務所が毎年行っているもので今回で33年目です。 管内の12か所で7月29日から7日間にわたり行われています。 子どもたちは、川で捕まえた水生生物を、指標に基づいて分類しました。 きれいな水に住むヒラタカゲロウ類や、ややきれいな水に住むヒラタドロムシ類、きたない水に住むヒルなどが見つかりました。 最も多く見つかったのはきれいな水に住む水生生物だったため、伊那路橋付近の水は、水質階級Ⅰの「きれいな水」と区分けされました。 ここ10年間はすべての天竜川の調査か所で「きれいな水」と判定されているということです。 天竜川上流河川事務所では、「より多くの人に川に親しんでもらい、水質に関心を持ってもらいたい」としています。 なお、今年は例年の3倍となる600人ほどが調査に参加しています。
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極早生りんご「夏あかり」今季初出荷
極早生のりんご「夏あかり」の今年の初出荷が5日行われました。 初出荷となったこの日は、およそ1.5トンが持ち込まれました。 ベルトコンベアーに真っ赤に色づいた夏あかりが流れると、人の目でキズや着色のチェックを行い、大きさや熟度などを瞬時に測定する光センサー選別機を通って箱詰めされていきました。 夏あかりは、長野市の農家が、品種改良したりんごです。 程よい酸味と強い甘みが特徴で、なによりお盆前に赤いりんごが出荷されるのが珍しいという事です。 JA上伊那管内では生産農家の増加や苗木が成長した事もあり、今年は去年の3倍の10トンの出荷を見込んでいます。 半分近くは、阿波踊りなどで観光客が多く訪れる徳島県に出荷されるという事です。
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連絡協議会が箕輪町交番に支援物資
箕輪町交番連絡協議会は5日夏場のパトロールに励む交番の署員に支援物資を贈りました。 協議会は夏と冬の年2回、交番に支援物資を届けています。 今回はカップ麺や飲料水、栄養ドリンクなど5万円分を届けました。 役員7人が訪れ、平澤久志会長は「安心安全の暮らしができるのも、署員が昼夜を問わず頑張っていただいているおかげ。いくらかでも応援できればと思う」とあいさつしました。 髙橋公男所長は、「皆さんからご支援いただき、元気づけられている。引き続き頑張っていきたい」と感謝しました。 今年の箕輪町での犯罪発生件数は6月末までに51件で去年より12件増加しています。 交通事故は、死亡事故が3件で2件増加し、人身事故は33件で18件減少しています。
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箕輪で恐竜の模型づくり
夏休みを利用した講座やワークショップが4日伊那市や箕輪町で開かれました。 箕輪町文化センターです。 箕輪町図書館主催で恐竜の模型をつくる講座が開かれました。 作ったのは、首としっぽが長い恐竜の総称「カミナリ竜」です。 京都府在住の恐竜造型家荒木一成さんが講師をつとめました。 ただの模型でなく、骨や筋肉にこだわり復元を目的にしています。 この講座は、箕輪町図書館の人気講座で今年で4年目。 町内を中心に20組40人が参加しました。 参加者たちは、芯に粘土をつけていき、胴体部分をふくらませたり、骨をイメージしながら前足や後足をつくっていました。 箕輪町図書館では、「子どもたちに人気の恐竜づくりを入口に、図鑑や化学の本に興味を持ってもらいたい。」と話していました。
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りんご極早生「夏あかり」出荷査定
りんごの極早生「夏あかり」の出荷を前に、生産農家やJA上伊那の職員が今年の出来を見る査定会が3日箕輪町の果樹園で開かれました。 上伊那地域ではお盆向けに、3年前から極早生「夏あかり」の出荷を行っています。 3日は生産農家やJA、県の職員など30人ほどが集まり色づきや甘さ、選果場の受け入れ日程などについて確認しました。 夏あかりは、長野市の農家が、品種改良で生み出したりんごで酸味が少なく、噛み応えがあるのが特徴です。 お盆の贈答やお供え物として需要があり、他のリンゴと比べ高値で取引されているという事です。 全農長野の関係者は、「飯田ではここ数日の悪天候でヒョウの被害も報告されている。11日までにすべて出荷したいです」と話していました。 JA上伊那によりますと、去年の夏あかりの出荷は、3.5トンで今年は10トン近くに増える見込みだという事です。 夏あかりの選果は5日から始まり、主に関東や中京などに出荷されるという事です。 上伊那では、南箕輪村のあじ~なで販売される予定です。
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「読書大賞」のポップの作成講習会
上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」の大賞候補作品をPRするためのポップの作成講習会が2日、箕輪町の箕輪進修高校で開かれました。 この日は、㈱平安堂の清水祐一さんと有賀早紀さんを講師に招き、有賀さんの作品を手本に生徒がポップを作成しました。 上伊那8校の高校の図書委員などでつくる上伊那高等学校図書館協議会では、高校生が、その年のテーマに合ったオススメの本を選ぶ「読書大賞」を平成21年から行っています。 今年の読書大賞のテーマは「戦後」で、7つの候補作品が挙がっています。 コメントやイラストを描いたポップで大賞候補の本を手に取ってもらえるよう今回講習を受けました。 清水さんは「見やすく分かりやすい内容で描いてください。手にとってもらうまでがポップの役割です」と話していました。 今後、それぞれの高校で候補作品を生徒達に読んでもらい、12月の投票で大賞を1冊決めるということです。
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SPIRIT南信州 初のホームでの公式戦
北信越5県の12チームが所属するフットサルリーグの公式戦が、7月31日伊那市民体育館で開かれ、箕輪町の社会人チーム「SPIRIT南信州」が、去年の優勝チームと対戦しました。 黄色のユニホームSPIRIT南信州は、去年の優勝チーム、ボアルース長野と対戦しました。 北信越フットサルリーグの公式戦が伊那市で開催されるのは今回が初めてです。 会場には約300人の観客が集まり、SPIRIT南信州の地元応援団が横断幕を掲げていました。 SPIRIT南信州は、箕輪町を中心に諏訪や上伊那の21歳から30歳までの選手が所属する社会人チームです。 発足は2012年で、去年県リーグで優勝し北信越リーグへ昇格しました。 この日の試合は13対2で敗れ、今シーズンは1分け4敗と現在最下位です。 チームの赤羽文成代表は、「シーズン前半は上位チームとの対戦が中心だったので後半で巻き返していきたい」と話していました。
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みのわ祭り2016 花火大会もにぎわう
2016みのわ祭りが30日行われました。 夜には花火大会が開かれ、会場は多くの人たちでにぎわいました。 会場となったみのわ天竜公園には県内外から多くの人が集まり、花火を楽しんでいました。 実行委員会によると、打ち上げ花火や手筒花火、仕掛け花火など様々な種類が1会場で楽しめるのは珍しいということで、年々ファンが増えているということです。 今年は商工会青年部とみのわ手筒会合同のやぐら神輿の花火が初めて登場しました。 手筒花火では会員26人で30本を打ち上げました。 フィナーレでは13人での揃いうちが披露されました。 踊りイベントには、14団体、760人が参加しました。 参加者は、練習してきた踊りを披露していました。
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ソフトテニスでインターハイ出場
伊那北高校の漆戸大さんと木村海夢さんの2人はソフトテニスでインターハイに出場します。 21日2人は箕輪町役場を訪れ白鳥政徳町長にインターハイ出場の報告をしました。 漆戸さんは3年生で同じ伊那北高校の3年生とペアを組み64ペアが出場した県大会で優勝しました。 木村さんは2年生で同じ伊那北高校の2年生とペアを組み県大会で3位に入りました。 ソフトテニスのインターハイは8月1日から岡山県で開かれます。
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夏祭りシーズン あす みのわ祭り
夏祭りシーズンとなり伊那ケーブルテレビ放送エリア内ではトップを切って30日、みのわ祭りが行われます。 会場となる日の出工専地区とみのわ天竜公園では関係者が準備を進めていました。 みのわ祭りは午後1時に開幕し踊りや神輿、ステージ発表が行われるほか屋台が並びます。 打ち上げ花火は午後7時40分から、手筒花火は午後8時から行われます。 伊那ケーブルテレビでは午後4時から6時まで踊りを中心に121チャンネルで生中継します。
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ミノワオールスター全国へ
箕輪町のソフトボールチームミノワオールスターが第13回全日本一般男子ソフトボール長野県大会で優勝し全国大会に出場します。 ミノワオールスターの山浦秀一監督が25日箕輪町役場を訪れ白鳥政徳町長に全国大会出場の報告をしました。 10チームで戦った県予選で優勝し全国大会出場は10年連続11回目です。 ただ全国では4年連続1回戦で敗退していて今大会では初戦突破を目指します。 全国大会は8月6日から山梨県で開かれミノワオールスターは和歌山県と香川県の勝者と対戦します。
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にこりこ 子育て支援センターで出張販売
箕輪町の農産物直売所にこりこは、地元産の野菜をしってもらおうと、松島の子育て支援センターで初めて出張販売を行いました。 子育て支援センターいろはぽけっとの玄関には、町内で収穫されたトマトやトウモロコシなどの夏野菜が並びました。 センターを利用する人たちが玄関に集まると、野菜を手に取り品定めをしていました。 野菜の出張販売は、子育て中の母親に、地元産の野菜をしってもらおうと、今回、初めて企画されました。 また、地域おこし協力隊で栄養士の資格を持つ廣瀬桃子さんが、野菜を使った幼児食のレシピを紹介していました。 購入した人は、「子供が小さいので、買い物に行く手間がはぶけて助かります」と話していました。 にこりこでは、今後も継続して出張販売を行っていきたいとしています。
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みのわ祭り 熊本・大分物産販売で支援
箕輪町商工会は、4月の地震で被災した熊本や大分を応援しようと、みのわ祭りで物産の販売を行います。 27日は商工会理事の栗原勇雄さんと、根橋尚志さんが、チラシや物品の確認をしました。 商工会では、少しでも被災地の役に立とうと、熊本県と大分県の飲み物や果物の缶詰を販売する事にしました。 みのわ祭り当日は、向山製作所の東側に「商工会復興支援マーケット」を開き、午後1時から午後9時まで販売します。 復興マーケットでは、熊本県の水や大分名産のみかんジュースなど飲み物が4種類、果物の缶詰2種類を販売します 原価に支援金の50円を足した金額が販売価格となっています。 商工会では、売り上げの利益分全額を、箕輪町を通して被災地に送る事にしています。
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箕輪西小学校恒例 全校でカレー作り
箕輪町の箕輪西小学校の恒例行事、全校カレーパーティーが21日、ながた自然公園で行われました。 この日は、全校児童99人が10のグループに分かれてカレーとサラダを作りました。 1・2年生がサラダを、3年生から6年生がカレーを作りました。 箕輪西小学校では、毎年この時期にカレーパーティーを行っています。 野菜は主に地元で穫れたものを使っていて、じゃがいもは、全校で育てて7月上旬に収穫したものです。 2時間程で完成すると、全員で味わっていました。 箕輪西小学校では「人数の少ない学校だが全校で行う行事を大切にして児童の交流を深めたい」と話していました。
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みのわ営農 ケール初収穫
今年度からケールの栽培に取り組んでいる農事組合法人みのわ営農は、25日、初めての収穫作業を行いました。 25日は、ケールを買いとる食品加工業者から指導を受けながら、組合員7人が収穫しました。 ケールは、地中海沿岸原産の野菜で、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているとされ、青汁の材料となっています。 みのわ営農では、収益アップにつなげようと、ビニールハウス4棟、およそ7.5ヘクタールの敷地で今年度からケールの栽培を始めました。 先月上旬に植えた苗は5センチほどでしたが、1か月半で50センチほどに成長しました。 無農薬で育てていて、植えてからは水やりと間引きを行うぐらいで、他の夏野菜と比べても手がかからないということです。 組合員らは、変色したものや虫食いがひどいものを除いて収穫していました。 ケールは、1キロ90円で買い取られます。 収穫は、2週に1回行われ、11月上旬までを予定しています。
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箕輪町平出さん 東北にジャガイモを送る
箕輪町北小河内の平出公明さんは、東日本大震災の被災地宮城県気仙沼市に送るジャガイモを、25日、箕輪北小学校の児童と一緒に収穫しました。 25日は、箕輪北小1年3組の児童25人を招き、平出さんが借りているおよそ10アールの畑でジャガイモを収穫しました。 町内のボランティア団体に所属していた平出さんは、震災の発生した年に瓦礫の撤去やそばの炊き出しに出向きました。 翌年からは、海沿いに位置する気仙沼市の仮設住宅に収穫した野菜を毎年送っています。 去年4月には、「みのわこども夢未来21」を立ち上げ被災地に送る野菜づくりに取り組んでいます。 平出さんは、平成18年豪雨の際に地元北小河内で発生した土石流災害を契機に、「困っている人に対して自分のできることをしていきたい」と考えるようになったといいます。 今年は、ジャガイモ200キロ、ネギを1,000本送る計画です。
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山田倫太郎君著書 28日発売
重い心臓の障害がある箕輪中学校3年の山田倫太郎君の著書「命の尊さについてぼくが思うこと」が、角川書店から28日に発売されます。 箕輪町木下の倫太郎君の自宅には、発売を前に本が届いていました。 「命の尊さについてぼくが思うこと」は、倫太郎君が去年10月から半年くらいかけて書いた本で、190ページほどあります。 生まれた時から現在までの体験や、思いがつづられています。 倫太郎君は、うまれつき心臓の左心室と右心室が分かれていない単心室(たんしんしつ)という病気です。 心臓のポンプで血液を送り出すのが難しく、酸素吸入器が欠かせません。 血管のバイパス手術など生まれてからこれまでに5回の手術を受けています。 現在6歳になる弟の恵次郎くんが、兄の病気を治すため「医者になりたい」といったことから書いた本が1作目。今回の本は倫太郎君にとって2冊目です。 倫太郎君の「命の尊さについてぼくが思うこと」は、28日発売です。 地元の書店でも早いところでは発売日の28日から店頭に並ぶ予定で、価格は1400円(税別)です。
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箕輪町中曽根で熊出没 注意を!
21日の午後0時20分頃、箕輪町中曽根の林で熊の目撃情報があり、町では注意を呼び掛けています。 伊那警察署の発表によりますと、熊が目撃されたのは、箕輪町中曽根の林です。 熊は子熊と思われ、目撃した住民の通報を受け警察や町職員、猟友会で対応しましたが西側の山林へ逃げ込み発見に至っていないということです。 箕輪町によりますと、ここ数日、熊の目撃情報が寄せられていて、家の近くであっても鈴やラジオなど音の出るものを身につけ、早朝や夕方山へ入る場合は2人以上で行動するよう呼び掛けています。
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伊那市・箕輪町10代の投票率まとまる
伊那市と箕輪町の選挙管理委員会は、10日投開票の参院選で選挙年齢引き下げで初めて投票権を得た18歳と19歳の投票率をまとめました。 10代の投票率は、伊那市が44.65%、箕輪町が46.03%でした。 伊那市では、10代の有権者数1355人のうち、605人が投票しました。 投票率は、18歳が50.81%、19歳が38.5%でした。 市選挙管理委員会では「高校での出前講座などで一定の成果を挙げた。引き続き啓発活動を行っていきたい」としています。 箕輪町は、10代の有権者数428人のうち、197人が投票しました。 投票率は18歳が51.63%、19歳が40.38%でした。 町選挙管理委員会では「予想より投票率が伸びた。今後も若い世代への啓発活動を行っていきたい」としています。 南箕輪村選挙管理委員会では、現在、確認の作業を行っているということです。
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5年間の共生ビジョンについて答申
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して定住人口の確保や地域活性化について協議してきた、伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会は、今年度から5年間の共生ビジョンについて白鳥孝伊那市長に21日、答申しました。 21日は、協議会の山岸康弘会長らが市役所を訪れ白鳥市長に答申しました。 これは、今年度から平成32年度までの5年間の将来像や具体的な施策をまとめたものです。 定住自立圏は人口定着を進めるため3市町村が連携して必要な生活機能を確保し定住の受け皿を形成するものです。 ビジョンには、地域公共交通、空き家対策、子育て支援などが盛り込まれています。 山岸会長は「それぞれの市町村の住民が将来に渡り安心して暮らせる魅力的な地域になることを期待している」と話していました。 白鳥市長は「中心市の伊那市を中心として、将来に渡って魅力的な地域づくりに結びつけていきたい」と話していました。 今後、8月に、3市町村長でつくる定住自立圏連絡協議会でビジョンを確認し、決定することになっています。
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みのわアカデミーで楽脳フィットネス
みのわ健康アカデミーの一環で、楽しく笑って脳と身体を鍛える楽脳フィットネスの講座が、19日、箕輪町地域交流センターで開かれました。 講師を務めたのは、長野市の健康運動指導士 三浦(みうら) 弘(ひろし)さんです。 三浦さんは、座ってできる運動プログラムを紹介しました。 まずは、座ったまま、かかとをつけ、足の甲を30回上げ下ろします。 これで、ふくらはぎがつかれるようなら黄色信号で、筋力が衰えているということです。 次に、手は、上下に、足は左右に動かす運動をしました。 手と足が同じ動きをしてしまう参加者も多くいました。 この運動により脳の司令塔である前頭葉が活性化し、脳のトレーニングになるということです。 三浦さんは、「上手にできることが大切なのではなく、できないこと、難しいと感じることで脳が活性化します。集中している時間にはストレスも感じないので、リフレッシュにもつながります」と話していました。
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箕輪西小児童が水道施設を見学
箕輪町の箕輪西小学校4年生は、社会の授業の一環で町内の水道施設を見学しました。 11日は、4年生19人が箕輪ダムの他、町内の浄水場、下水処理場を訪れました。 このうち、箕輪浄水苑では下水をきれいにする工程を見学しました。 平成6年から供用が始まり、木下や松島などの主に市街地の下水を処理しています。 バクテリアなどの微生物が下水の汚れを浄化することを利用して水をきれいにし、天竜川に放流しています。 室内に移動すると、活性汚泥に含まれる微生物を顕微鏡を使って見学しました。 児童らは、「この微生物が水をきれいにします。油は、微生物が分解しづらいので流さないでください」などと担当者から説明を受けていました。 11日学んだ内容は、後日それぞれでまとめて発表するということです。
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地域産業創出シンポジウムin伊那バレー
財団法人長野県テクノハイランド開発機構設立30周年を記念したシンポジウムが19日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれ、行政や産業界の関係者によるパネルディスカッションが行われました。 パネルディスカッションには、4人がパネリストとして参加しました。 パネルディスカッションでは、「伊那バレーのものづくりの新たな方向性」をテーマに、将来のものづくり産業がどうあるべきかについて意見を交わしました。 伊那市の白鳥孝市長は「様々な分野がある中でも、“健康長寿”をキーワードとした医療開発に各企業が協力して取り組むことが可能ではないか」と話しました。 KOA株式会社の向山孝一会長は「伊那谷の企業は連携できる。地場企業にある信頼関係を次の世代にバトンタッチしていくことが大切だ」と話しました。 シンポジウムは、地域特性を反映したものづくり産業の発展に役立てる企画・実施拠点として設立された財団法人長野県テクノハイランド開発機構が開いたもので、会場にはおよそ200人が訪れました。
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箕輪南宮神社伝統 雨乞いの鹿頭行列
箕輪町の箕輪南宮神社で、五穀豊穣を願う雨乞いの神事、鹿頭行列が17日に行われました。 鹿頭行列は、伊那市・箕輪町・南箕輪村の3市町村で、名前に「大」「福」「富」が付く地区が天竜川を挟んで東西に分かれて毎年交代で行っています。 今年は東側の福与と福島が担当しました。 保育園年長から小学校低学年までの子ども25人が、鹿頭を被って境内を3周しました。 これは、今からおよそ450年前の大干ばつが続いた時に、雨乞いのため鹿の頭を奉納したことが起源とされています。 以来毎年行われていて、昭和52年に箕輪町の無形文化財に指定されました。 子ども達は保護者に付き添われながら、太鼓とほら貝の音に合わせて境内を練り歩きました。 来年は、大泉・大泉新田・大萱・富田の西側地区が担当します。
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木下北・南保育園の統合後の候補地「北城地区」
木下地区保育施設整備検討委員会は8日箕輪町役場を訪れ木下北保育園と木下南保育園の統合後の建設候補地を北城地区とする意見書を提出しました。 8日は木下区の馬場恭平区長ら4人が町役場を訪れ白鳥政徳町長に意見書を提出しました。 検討委員会は去年10月に設置され建物の老朽化で整備が必要な木下北と南保育園について統合を前提に建設候補地の選定に取り組んできました。 候補地として11か所があがりその中から北城地区に絞り込んだものです。 候補地の選定理由として保護者の送り迎えの安全確保や区民の理解を得るため区の中心付近としたことなどをあげています。 白鳥町長は「農業振興地域で課題もあるが検討していきたい。」と話していました。 町では保育園整備計画に基づき平成32年度までの完成を目指したいとしています。
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伊那地域定住自立圏共生ビジョン 答申案まとまる
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して定住人口の確保や地域活性化を目指す、伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会が12日開かれ、今年度から5年間のビジョンの答申案がまとまりました。 12日は、伊那市役所で3回目の協議会が開かれビジョンの答申案をまとめました。 今年度から平成32度までの5年間の、圏域の将来像や具体的な施策をまとめたものです。 定住自立圏は人口定着を進めるため3市町村が連携し圏域全体で必要な生活機能を確保し定住の受け皿を形成するものです。 ビジョンには、地域公共交通、空き家対策、子育て支援などが盛り込まれています。 具体的な取り組みでは、3市町村を結ぶバスの運行や現在外回りのみとなっている伊那市の市街地循環バスの内回りの試験運行をし利便性の向上を図ります。 この他、移住定住の推進による産業の担い手確保と活性化を図るため、空き家バンクを構築します。 子育て支援では、各市町村の子育て支援センターなどを圏域の住民が相互に利用できる体制を充実させるとしています。 今年度から5年間のビジョンは、21日に白鳥孝伊那市長に答申することになっています。
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参院選 民進党新人の杉尾秀哉さんが初当選
第24回参議院議員選挙の投票が10日に行われ、即日開票されました。 改選1議席を3人が争った長野県選挙区は、民進党新人の杉尾秀哉さんが、初当選しました。 開票の結果、杉尾さんが57万4,052票、自民党現職の若林健太さんが49万9,974票、幸福実現党新人の及川幸久さんが2万350票と、杉尾さんが若林さんにおよそ7万4千票の差をつけて初当選しました。 投票率は、県全体で62.86%でした。 市町村別では、伊那市が65.78%、箕輪町が70.21%、南箕輪村が66.08%でした。 前回選挙と比べ、伊那市が3.72ポイント、箕輪町が4.39ポイント、南箕輪村が2.93ポイントそれぞれ高くなり、県全体でも5.14ポイント上回る結果となっています。 今回の参議院議員選挙では、選挙権の年齢が満20歳以上から満18歳以上に引き下げらました。 長野県選挙管理委員会によりますと、18歳、19歳の投票率については、今月下旬にまとまるということです。
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箕輪町で子育て講演会
0歳から3歳までの子どもをもつ親を対象とした、子育てに関する講演会が4日に箕輪町文化センターで開かれました。 講演会には18人が参加しました。 講師は、南箕輪村の児童発達支援事業所たけのこ園の相談支援員熊谷美喜子さんが務めました。 熊谷さんは、子育てを楽しむことをテーマに、子どもに伝わる叱り方や褒め方などについて話しました。 参加者は、時折メモを取りながら話を聞いていました。 この講演会は、箕輪町が行うすくすく子育て講座の一環として開かれたものです。 次回は親子を対象にした木工教室が開かれます。
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上伊那網の目平和大行進で核兵器廃絶訴える
核兵器廃絶や反戦、平和を訴える網の目平和大行進が、8日、9日の2日間、中川村から辰野町までの上伊那地域で行われました。 今朝伊那北駅を出発した一行は、午後1時に箕輪町文化センター前で集会を開きま した。 行進は、原水爆禁止上伊那地域協議会や、上伊那医療生協、県教職員組合上伊那支部などでつくる実行委員会が毎年行っているものです。 8日に中川村を出発し、メンバーを入れ替えながら辰野町までを行進しました。 集会で、箕輪町の白鳥政徳町長は、「みなさんの取り組みが広く伝わるよう頑張ってください」と激励しました。 行進は北海道から沖縄県まで全国で実施されていて、8月4日に広島県でゴールを迎える事になっています。
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イオン箕輪店に交流施設「みのわ~れ」オープン
箕輪町が地域交流のスペースとしてイオン箕輪店に整備した「みのわ~れ」が9日オープンしました。 オープン初日のこの日は、来場者に無料のドリンクチケットが配布されたほか、町商工会青年部が扮するヒーローが祝い餅を振る舞いました。 みのわ~れは、イオン箕輪店1階東側にあります。 障がい者の地域活動の支援と子育て支援の機能を持ち、国の地方創生加速化交付金3千万円を活用して町が整備しました。誰でも無料で入る事ができます。 カフェレストランは、障がい者の就労体験の場として活用され食器の片づけや床掃除を行います。 このほか、食品の持ち込みもできる飲食スペースや町の子育て支援員が常駐する遊戯スペースもあります。 白鳥政徳町長は「新しいコミュニケーションの場所として大勢の人に利用してもらい、箕輪町の魅力を発信する場所としての活用も考えていきたい」と話していました。 みのわ~れは、毎日午前10時から午後7時まで利用でき、カフェレストランの営業は午前11時から午後5時までとなっています。