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洋らんの花を咲かせる会 らん展
箕輪町富田のガーデン和らぎでは、洋らんが満開になっていて、一足早い春を感じさせます。
らんの展示会は、中南信の愛好家でつくる洋らんの花を咲かせる会親睦会が開いたものです。
会場には会員が育てた230点が並び、中には会独自で交配して生み出した品種もあります。
展示会は、箕輪町のガーデン和らぎで明日まで開かれています。 -
相次ぐ交通死亡事故
ここ5日間で2件の交通死亡事故が起きた箕輪町は、15日交通死亡事故多発非常事態宣言を発令し、26日まで緊急対策を実施します。
箕輪町では、9日に買い物客が車にはねられる死亡事故が、13日には、ガードレールに衝突し運転手が死亡する事故が相次いで発生しました。
箕輪町は、事態を重く受け止め、今日非常事態宣言を発令したものです。
26日まで行う緊急対策は、大型店や交通の要所などでの啓発活動や事故現場の現地診断などを予定しています。
15日は、非常事態宣言をうけ伊那警察署で安全協会との連携した緊急対策についての検討会が開かれました。
伊那署は、「対策としては、取り締まり・広報・啓発以外ない。昼夜問わずドライバーに緊張感を与える必要がある」として、26日まで箕輪町で取り締まりを強化する考えを示しました。
一方、伊那交通安全協会は、「箕輪だけでなく広域的に取り組まなければならない」として、期間中の街頭啓発活動や高齢者に向けた広報活動を重点的に取り組むことを確認しました。
県内の交通事故死者は、今年に入って6人で、そのうち2人が箕輪町での死者となっています。 -
経営者らが地域再生学ぶ
箕輪地区しんきん経営者の会の講演会が8日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれました。
講演会は、アルプス中央信用金庫箕輪支店といほく支店の取引先の企業や商店主らを対象に毎年開かれているもので、会場にはおよそ100人が集まりました。
この日は、佐久市岩村田本町商店街振興組合の阿部眞一理事長が講演しました。
岩村田本町商店街は、大型店の近隣への出店で、一時はシャッター通りになりました。
しかし、商店主らが空き店舗を活用した取り組みなどで、活気ある商店街に立て直したといいます。
阿部さんは「商店主が講師を務める料理教室を開くなど、商店街に足を運んでもらえるシステムづくりをした」と話していました。
また、空き店舗内を6つのスペースに分け、賃貸料を1万5千円ほどに分割して貸出したところ、44人の若者から応募があったと話し「若手の育成は商店街の活性化につながる。若手が活躍できる環境づくりも重要なこと」と説明しました。
阿部さんは「描けない夢は実現しない。まずはどんな店にしたいのか、どんな商店街にしたいのかを考えてみることが大切」と話していました。 -
箕輪町長・副町長の給料10%減額を答申
箕輪町特別職報酬等審議会は6日、平成25年度の町長と副町長の給料について、今年度と同様の10%減額とする答申をしました。
6日は審議会の黒田重行会長が平澤豊満町長に答申しました。
町長と副町長の給料は、平成21年度から今年度まで4年連続、10%減額しています。
審議会では、去年12月の衆議院選挙による政権交替により、円安や株価上昇など景気の回復の兆しがみられますが、引き続き不安定な経済状況が続いていくと予想されることから、状況を打開し改革の先頭に立つ町のリーダーとして、引き続き抑制措置を継続することを答申しました。
適用されれば、町長の給料月額は74万7千円、副町長は60万3千円、合わせて年間およそ280万円抑制されます。
また付記事項として、農業委員の報酬について、権限移譲により、委員の任務が増えていることから、考慮する必要があるとしています。
平澤町長は、「内容を十分尊重したい」と話しました。 -
箕輪北小学校 琴教室
箕輪町の箕輪北小学校で4日琴教室が開かれ、児童が日本の伝統音楽を体験しました。
4日は箕輪北小の3年3組の児童が演奏を体験しました。
琴教室は音楽の授業の一環で、児童に日本の伝統音楽を体験してもらおうと開かれているもので、今年で3回目です。
指導にあたったのは、伊那市などで指導や演奏活動を行っている4人です。
このうち気賀沢美香さんは「姿勢を良くして、絃をはじくのではなく押すように弾くとよい」などと指導していました。
3年生は去年も体験していて、指導に合わせてゆっくりと「さくらさくら」を弾いていました。
教室は明後日までの3日間開かれ、全てのクラスが琴の演奏を体験するということです。 -
「ベルサイユのばら」作者池田さん講演会
こころの健康づくり講演会が2日箕輪町文化センターで開かれ、漫画「ベルサイユのばら」の作者、池田理代子さんが「命の大切さ、生きる苦労と喜び」と題して講演しました。
こころの健康づくり講演会は、箕輪町がセーフコミュニティのまちづくりの一環として自殺予防をテーマに開いたもので、300人ほどが訪れました。
池田さんは講演の中で、自身が更年期障害で鬱になった経験から、「自分が今どんな状態になっているか客観的に考えることが大事。そのために鬱や更年期障害への知識を持ってほしい」と話していました。
箕輪町によりますと、箕輪町での自殺者は平成22年が6人、平成23年が7人、平成24年が2人でした。 -
「東日本大震災を忘れない」パネル展
東日本大震災を忘れないをテーマにしたパネル展が、箕輪町文化センターで開かれています。
展示会は、国土交通省天竜川上流河川事務所が開いているもので、3.11に向けて、箕輪町を皮切りに15市町村で巡回します。
会場には21点のパネルが展示されています。
パネルを製作したのは、国土交通省東北地方整備局で、被災状況や復旧に向けた取り組みを紹介しています。
東北地方整備局のヘリコプターは、地震発生から37分後には飛び立ち、被災状況を伝えた事や、ポンプ車を投入し、仙台空港の一部復旧を行ったことなどを伝えています。
訪れた男性は、「娘夫婦が仙台にいて、お陰様で無事だったが当初は連絡が取れず本当に心配した。2年たって忘れかけている人もいると思うが、ずっと覚えておかなくてはいけないと思う」と話していました。
箕輪町文化センターでの展示は2月5日まで開かれています。 -
みのわ祭り実行委員長に唐澤修一さん
みのわ祭りの企画や運営を行う、みのわ祭り実行委員会の会合が昨夜箕輪町で開かれました。
実行委員長は、唐澤修一さんの再任が決まりました。
28日は、伊那プリンスホテルで2回目の実行委員会が開かれました。
唐澤さんは平成20年のみのわ祭りから実行委員長を務めています。
1月15日に開かれた選考委員会で選出され、昨日の委員会で了承されました。
29日開かれた委員会では他に、区民や各団体の意見や要望などを聞く協議会を新たに設置する案が示されました。
協議会設置の案については来月15日に開かれる実行委員会で決定することになっています。 -
交通事故撲滅願う祈願祭
箕輪町交通安全祈願祭が27日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれ、関係者が交通事故撲滅を願いました。
会場には箕輪町交通安全協会や町関係者などおよそ100人が集まりました。
町安協の唐澤利夫さんは、「安全教育や飲酒運転防止の啓発など活動に終わりはない。さらに気持ちを引き締め事故撲滅に取り組みたい。」と誓いの言葉を述べました。
箕輪町内では去年、死亡事故がなかったということで、町安協では「今年も死亡事故がおきないよう祈ります。」と話していました。 -
幸せ願い 福升づくり
箕輪町北小河内の無量寺で28日、2月3日の節分で使う福ます作りが行われました。
28日は、中川弘道住職が節分の豆まきで使う升に福と寿の文字を墨で書いていました。
また豆まきでは景品のクジもあり特等は住職が家内安全と書いたダルマが当たります。
無量寺の節分は本堂前で行われることになっていて、護摩祈祷は午後3時から豆まきは4時からとなっています。 -
下駄スケート体験会 開催
昭和30年代頃まで使われていた、下駄スケートの体験会が27日、箕輪町の上古田スケート場で開かれました。
体験会は、かつての冬の代表的な遊び「下駄スケート」で実際に滑ってもらおうと、箕輪町郷土博物館が企画しました。
この日は、博物館が所蔵する、下駄スケート11足を無料で貸し出し、子供たちが氷の感触を楽しんでいました。
博物館によりますと、下駄スケートは、明治時代に諏訪地方の飾り職人が、外国製のスケートを参考にして作ったのが始まりと言う事です。
下駄スケートの登場により、冬の遊びとしてスケートが広まり、昭和30年代まで使われたという事です。
博物館のスタッフや地元の人が講師を務め、履き方や滑り方のコツを子供たちに教えていました。
箕輪町郷土博物館では、希望があれば、下駄スケートの貸し出ていて、「興味ある人は体験してもらいたい」と話していました。 -
平澤町長「JR伊那松島駅は箕輪の顔」
箕輪町の平澤豊満町長は、JR東海が4月1日から無人化する飯田線の伊那松島駅について、「伊那松島は町の顔」とした上で、「町独自で人を配置する有人化の方向で準備を進めたい」との考え方を25日議会に示しました。
平澤町長は、無人化か有人にするかのJR東海への回答期限となっている2月中旬までに議会や商工会、区長会にはかりながら有人駅としての方向づけをしていきたいとしました。
その上で駅に配置する人については、経験者が望ましいとするJR側の意向を受け、OBも視野に人選する考えを示しました。
平澤町長は、駅舎は単なる発券業務だけでなく、駐車スペースも含めこれまで以上に存在感のある場所として存続させていく意向も示しました。 -
箕輪町の議長に下原氏
箕輪町議会の新しい議長に町議2期目で副議長だった下原甲子人さん72歳が選ばれました。
今回の議長選挙は、前議長の藤田英文さんが体調不良により議長を辞職したいとする届出を受け申し合わせ任期の2年を待たず行われました。
これまで副議長だった下原さん以外に立候補者はなく、指名推薦により下原さんが当選しました。
松島に住む自営業の下原さんは、72歳で町議は2期目です。
任期は、今日から平成27年4月29日までの2年3か月となります。
副議長には、同じく2期目で長岡の武村俊身さん71歳が選ばれました。 -
千葉耕風さん 書作展
箕輪町在住の書家、千葉耕風(こうふう)さんの書作展が箕輪町文化センターで開かれています。
会場には掛け軸や額装などおよそ30点がが展示されていて、千葉さんが得意とする書体「隷書体(れいしょたい)」の作品が多く飾られています。
千葉さんは現在78歳。
伊那市や箕輪町で書道教室を開いています。
10代のころから書道を始め、国内外の展覧会に出品してきたということです。
耕風書作展は、27日 日曜日まで箕輪町文化センターで開かれています。 -
箕輪北小学校 大縄大会
箕輪町の箕輪北小学校で大縄跳びを飛んだ回数を競う大縄大会が21日開かれました。
21日は1年生と2先生が縄跳びをしました。
1年生は2クラス、2年生は3クラスで三分間に跳んだ回数を競います。
大縄大会は冬場の児童の体力作りにつなげようと3年ぶりに開催されました。
児童たちはみんなで数を数えるなどしながら元気よく飛んでいました。
結果、1年生は1組の73回、2年生は3組の168回が学年1位になりました。
3,4年生は明日、5,6年生は明後日行われます。 -
箕輪町漆戸常会 大文字下ろし
箕輪町北小河内の漆戸常会。
辺りが明るくなり始めた午前7時。
住民20人ほどが続々と集まり、大文字下ろしが始まりました。
漆戸常会では大文字(だいもんじ)と呼ばれていて、1年間の無病息災を願いおよそ260年前から行われている伝統行事です。
柱が降ろされると訪れた人は、飾られていた花飾りを選んで持ち帰っていました。
大文字が建てられていた辻の向かいに住む漆戸薫さん。
持ちかえった花飾りを早速玄関に飾ります。
花飾りは、漆戸常会35戸全てに配られるということです。 -
箕輪町沢で住宅一部焼く火事
19日午後0時半ごろ、箕輪町沢で住宅の一部を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは、箕輪町沢の大槻 あつ子さんの住宅です。
火は10分ほどで消し止められましたが、木造平屋建て住宅の脱衣場の壁や天井など一部を焼きました。
この火事によるけが人はいませんでした。
出火原因については伊那署で調べを進めています。 -
箕輪南小恒例の百人一首大会
箕輪南小恒例の百人一首大会が18日開かれ、熱戦が繰り広げられました。
箕輪南小の百人一首大会は、1対1で競い合う対戦方法です。
20枚の札を読み上げ、とった枚数の多いほうが勝ち進みます。
3年生以上は、学年の枠を超えての対戦です。
毎年この時期の恒例行事となっていて、中には休み時間に上級生と対戦して腕を磨いたという児童もいました。
勝ち進んでいる児童同士の対戦では、上の句が読まれただけで素早く札をとっていました。
箕輪南小では「正月の伝統的な遊びを楽しむと同時に、古典にふれ集中して聞く力を養ってほしい」と話していました。 -
箕輪西小学校 間伐材で鳥の巣箱づくり
箕輪町の箕輪西小学校の児童は、17日、上伊那で出た間伐材を使って鳥の巣箱を作りました。
材料は、上伊那で間伐した、樹齢50年以上のアカマツです。
箕輪西小の4年生は、森に親しみ環境への理解を深めるみどりの少年団の活動をしていて、この日もその一環です。
これまで植樹や間伐など山の手入れを行っていて、巣箱作りは、切り出した木材がどのように使われるのか理解してもらおうと初めて行われました。
子供たちは、活動をサポートしている地元の山林所有者や森林組合などのメンバーから作り方を教わりながら、丁寧に釘を打っていました。
巣箱は、スズメやシジュウカラ、セキレイなどが入ることができる直径3センチの穴が開いています。
この日作った巣箱は、春先に学校周辺の山林などに全員で設置するということです。 -
箕輪町の小林紀玄さん、伊那市の堀内四郎さんに交通栄誉章
長年にわたり交通安全活動に尽力したとして、箕輪町の小林紀玄さんと伊那市の堀内四郎さんに交通栄誉章が贈られました。
17日、小林さんと妻の昭子さん、堀内さんと妻の和子さんが伊那警察署を訪れ、田中泰史署長に受章を報告しました。
緑十字金章を受章した小林さんは、現在83歳。昭和48年に箕輪町交通安全協会理事、56年に会長に就任しました。61年には箕輪北小学校を「交通安全子供自転車大会」全国優勝に導いたほか、町内5つの小学校で「交通少年団」を結成しました。
長年、会社経営もしている小林さんは、受章を励みに企業の交通安全も進めたいと話します。
緑十字銀章を受章した堀内四郎さんは、現在78歳です。昭和60年に伊那市安協下新田区会長、平成22年に伊那安協会長に就任。
信州伊那スマートドライバーの発足、伊那交通安全緑十字会の市町村組織設立による高齢者の事故防止などを進めてきました。
小林さんが受章した緑十字金章・交通安全功労者は県内で2人、堀内さんが受章した緑十字銀章・交通安全功労者は県内で6人が受章しています。 -
小河内神社でお筒粥の神事
箕輪町小河内地区の小河内神社に伝わる小正月の伝統行事「お筒粥の神事」が15日の早朝に行われました。
占いの結果今年の世の中は去年と同じ「六分八厘」となりました。
15日は、朝5時から小河内神社の氏子ら釜を炊いていました。
釜の中には、水稲や大根、など17品目、20種類の農作物の出来を占う20本の筒と世の中の世相を占う1本の筒、合わせて21本が入れられました。
お筒粥は100年以上続く小河内神社の伝統行事で、毎年小正月の1月15日に行われています。
今年1年の農作物の五穀豊穣を祈願するもので、筒に入った粥の量で農作物の出来を占います。
あたりが明るくなり始めた午前7時過ぎ、2人の神職が鍋から筒を取り出し神殿へと運びました。
占いの結果は水稲の早生が下、中生が中の上、晩生が極上、野菜では大根、ごぼうが極上、白菜が上、果樹ではナシが上、リンゴが中の下で、世の中の世相は、去年と同じ6分8厘という結果が出ました。
粥は縁起物として地域住民などに配られました。 -
伊那市と箕輪町で大文字建ての行事
大文字と呼ばれる柱を建て、今年1年の厄払いや家内安全、五穀豊穣を願う小正月の伝統行事が伊那市と箕輪町で13日と14日行われました。
伊那市西箕輪上戸では、14日の朝4時半、小学生により太鼓が打ち鳴らされると、大文字が始まります。
14日はあいにくの雪の中、男衆60人が巾着や飾り箱などを長さ12メートルほどの柱に取り付け午前5時半、三ツ辻に建てました。
無事大文字建てが終わると、近くの小屋でストーブを囲み御神酒を酌み交わしていました。
上戸の大文字は20日に下されることになっています。 -
ほんだれ様・木花飾りづくり
箕輪町長岡の住民で作る山に親しむ会の会員が五穀豊穣を願うほんだれ様などの飾り付けを13日長岡公民館で行いました。
13日は山に親しむ会の会員20人ほどが集まり、ほんだれ様を飾りました。
ほんだれ様は一年の五穀豊穣などを願い小正月に飾られるもので、米粉の繭玉や、アワやヒエの棒、お菓子が枝に付けられました。
ほんだれ様は20日まで飾られます。
このほか、岐阜県などに伝わる五穀豊穣を願う縁起物、「木花飾り」を作りました。
ナラ木の枝に色とりどりの米粉の餅を飾ります。
完成したものは家に持ち帰り、縁起物として飾るということです。 -
御筒粥神事で世の中七分四厘
今年の世相や作物の作況を占う御筒粥の神事が12日箕輪町の南宮神社で行われました。
今年の世相は七分四厘で去年を一厘上回りました。
御筒粥の神事は1年の無事を祈念して行われる初祭りの神事です。
世の中のほか稲や野菜、果物の作況などを占うもので、占う数と同じ37本のヨシの束を、米を入れた釜で2時間ほど煮た後、神前に捧げます。
ヨシの筒に入った粥の量で吉凶を占うもので、世の中は去年より一厘上がり七分四厘となりました。
農作物のうち、茄子、梨などが極上、稲は早生が下、中生が上々、晩生が中、気候は春と夏が中秋が上々、冬が中の下となっています。
唐沢克忠宮司は「もっと良い世の中になってもらいたい。平穏無事な1年であることを祈ります。」と話していました。 -
老後の安心を提供
「終の棲家」として老後をゆっくり過ごすことができる、サービス付き高齢者向け住宅が箕輪町沢に完成し、12日に内覧会が開かれました。
「ゆうちゃん家」と名付けられたこの施設は、辰野町の特定非営利法人たつの介護センターが、老後を安心して過ごしてもらおうと建設したものです。
木造2階建て、延床面積はおよそ1200平方メートルで、施設内には1人部屋25室、2人部屋4室が設けられています。
安否確認や3食分の食事のサービスが受けられる他、デイサービス施設も併設されています。
また、寝たまま入浴することができる浴槽も設置されていて、入浴介助も行います。
たつの介護センターの斉木雄一理事長は「老後でも安心して過ごせる場所。地域のみなさんに安心を提供できたら」と話していました。
サービス付き高齢者向け住宅「ゆうちゃん家」は21日開所の予定です。 -
箕輪町 特別職の報酬について白紙諮問
箕輪町の平澤豊満町長は11日、来年度の特別職の報酬などについて審議会に白紙諮問しました。
平澤町長は、「沢山の意見をもらい予算に反映させていきたい」と話し、審議会に白紙諮問しました。
平成24年度の町長の給料は条例で定められた額を10%減額した74万7千円、副町長は、同じく10%減の60万3千円、教育長は5%減の53万3,900円となっています。
議員報酬は条例通りの額で、議長が31万7千円、副議長が25万3千円、委員長が24万3千円、議員が22万7千円となっています。
審議会は次回29日に開かれ、2月中に町長に答申する予定です。 -
北小河内漆戸常会「大文字」花作り
箕輪町北小河内の漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事、「大文字(でえもんじ)」に飾る花作りが昨夜、漆戸集会所で行われました。
9日夜は、漆戸常会の住民が集まり、作業を行っていました。
はさみで切り込みを入れた3種類の大きさの色紙(いろがみ)を組み合わせて花を作るのは女性の仕事です。
慣れた手つきで、次々に色紙を切っていきます。
花を組み合わせるこよりや御幣づくり、笹竹に出来上がった花を飾り付けていくのは男性の仕事です。
箕輪町北小河内漆戸常会に伝わる「大文字」は、今から260年ほど前に、漆戸地域で天竜川が氾濫し大きな水害が発生したことから始まったとされています。
平成10年に町の無形民俗文化財に指定されました。
五穀豊穣や家内安全を祈るまつりとして常会の35世帯が守り伝えています。
大文字建ては、13日の午前7時から、大文字おろしは、20日午前7時から予定されています。
花飾りは、大文字おろしが終わったあと、それぞれが家に持ち帰り、縁起ものとして1年間玄関に飾るということです。 -
小正月伝統 ホンダレ様
箕輪町中曽根の地区住民有志は、公民館に8日、五穀豊穣を願う「ホンダレ様」を飾り付けました。
ホンダレ様は、米やアワ、ヒエなどの穀物や、繭の豊作を願い、小正月に農家で飾られていました。
中曽根でも、昭和30年代までは、多くの家庭で飾られていたという事です。
4年前から地区住民有志が「ホンダレ様」を後世に伝えていこうと毎年、公民館前に飾りつけています。
この日は、12人が地区の山からでたヒノキを切り、束ねて土台を作ると、そこに、サクラとタマツバキを差し固定しました。
高さ、およそ2メートルのサクラの木に、稲穂に見立て半分だけ皮を削ったクルミの木を飾り付けていきます。
かつては養蚕が盛んだった地区という事もあり、米粉で作った繭玉を飾るのが、中曽根の特徴だという事です。
代表の大槻和雄さんは「多くの人に見てもらい、小正月の伝統を後世に伝えていきたい」と話していました。
ホンダレ様は、中曽根公民館に13日まで飾られるということです。 -
箕輪町消防団 出初式
新春恒例 消防の出初め式が6日、上伊那各地で行われました。このうち、箕輪町消防団の出初め式では、団員が防火や防災への決意を新たにしていました。
箕輪町消防団の団員236人は、出初め式に先立ち、木下の箕輪南宮神社に参拝し今年一年の無火災・無災害を祈願しました。
参拝を済ますと、法被姿の団員達は、ラッパ隊の演奏に合わせ、神社から役場までのおよそ2キロを行進しました。
地域交流広場の前では、平澤豊満町長と小松孝寿団長の観閲を受けました。
出初め式で、平澤町長は、「団員確保など厳しい状況であるが、消防団は、地域の安心・安全の確保には欠かせない存在。地域防災の要として貢献してほしい」と団員を激励しました。
小松団長は「無火災という大きな目標に向かい、全団員が一致団結すると共に、地域に貢献する消防団として活躍できるよう日々の訓練に励んでほしい」と訓示しました。
去年、箕輪町では7件の火災が発生し、被害額はおよそ2千9百万円となっています。 -
年始の話題 萱野高原 初日の出に願いを
新年の幕明けを初日の出とともに迎えようと1日、箕輪町の萱野高原では、初日の出を見る催しが行われました。
この日は、早朝からおよそ100人が萱野高原に集まり、日の出を待ちました。また、初日の出に合格祈願をしようと、箕輪町内の学習塾に通う、中学3年生およそ50人も、イベントに参加しました。
午前7時15分頃、山頂から光が差し、太陽が昇り始めると、一斉に手を合わせていました。