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年金支給日 特殊詐欺被害防止呼びかけ
年金支給日に合わせて15日、伊那警察署管内の金融機関で特殊詐欺被害の防止を呼び掛ける啓発活動が行われました。 この日は、伊那警察署員や防犯ボランティア団体、伊那エンジェルス隊のメンバー5人が、八十二銀行箕輪支店で特殊詐欺防止を呼びかけました。 防犯ボランティアのメンバーたちは、金融機関を訪れたお年寄りたちに「特殊詐欺に気を付けてください」と呼びかけながらチラシなどを配っていました。 今年、伊那警察署管内で発生した特殊詐欺の被害件数は2件で、被害額はおよそ110万円となっています。 去年1年間の管内での特殊詐欺の被害件数は、9件で、被害額はおよそ3,900万円です。 伊那署では、「不審な電話が来たら必ず誰かに相談する」「私のところになんて電話は来ないなどと思わず、詐欺に対する意識を高めてほしい」と呼びかけています。
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読み聞かせでの本の選び方
読み聞かせの基礎や発声方法について学ぶ読育ボランティア養成実践講座が10日箕輪町の地域交流センターで開かれました。 講座は町内のボランティアで作る読育ボランティアネットワークと箕輪町図書館が開いているもので、およそ25人が参加しました。 講師は、飯田市にある上郷図書館の元館長の下沢洋子さんで、今回は読み聞かせでの本の選び方について話をしました。 下沢さんは「絵の質や美しい日本語が使われているか、聞いた時に心地良く響く文章か」など選ぶポイントをあげ、「最後に本を手に取り、声に出して読んでみる事が大切」と指導していました。 今年度の講座では、この他に紙芝居の上演方法や、朗読の発声方法などについて開催する予定です。
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第20回記念 みのわ美術展
箕輪町民でつくるみのわ美術会の第20回記念美術展が、町文化センターで開かれています。 会場には、みのわ美術会の会員と、一般公募で入選した31人の作品65点が展示されています。 みのわ美術会は、町内在住者のみで構成されていて、ジャンルや会派を超え、バラエティに富んだ作品が並びます。 中央で活躍する作家から地方で挑戦している人まで、一堂に会して開く美術展は珍しいということです。 今年は20周年を記念して、会員の投票により、初めて、大賞を選びました。 大賞には、花岡 和一さんの「信楽破れ壺(しがらきやぶれつぼ)」が選ばれました。 みのわ美術会の中澤 達彦会長は、「今年は、箕輪町発足60周年と、美術展20周年を記念して、いつもの年より見ごたえのある展覧会になっている」と来場を呼び掛けていました。 みのわ美術展は、14日(日)まで町文化センターで開かれています。
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イオンで県産シカ肉販売開始
長野県内のイオン11店舗で、5日から県産のシカ肉の販売が始まりました。 箕輪町のイオン箕輪店です。 一階の精肉冷凍品コーナーの一角にはシカ肉の販売コーナーが設置され生肉などが売られています。 信州産シカのロース肉やモモ肉、ジャーキーや缶詰、ソーセージなど14品目です。 県と包括連携協定を締結しているイオンが、シカ肉の活用を進めようときょうから通年販売を開始しました。 シカ肉は、県内の市町村で駆除されたものを認証を受けた処理加工施設が供給します。 イオンでは、「信州ジビエのブランド化に向け、長野県を応援したい。信州産シカ肉の新しいおいしさを提案していきたい。」としています。 この取り組みは、県などが進めているもので、ニホンジカの有効活用に向けて一歩前進しました。 しかし、供給体制はどうでしょうか。 イオンが販売する14品目のうち、生肉は、南箕輪村の処理加工施設「信州ジビエかとう」など3社が供給します。 南箕輪村の信州ジビエかとうでは、市町村の鳥獣被害対策実施隊からシカを仕入れ、食肉用に加工しています。 一頭駆除すると7,500円が隊員に捕獲奨励金として支払われることや肉の良質な状態を保つよう指導する厳しいガイドラインがあるため、山で埋設処理する場合も多く、加工業者に届く肉は、そう多くないというこです。 ジビエかとうでは、「高品質のシカ肉を年間を通して供給できるか心配だ」と話し、駆除隊と加工業者間のルールづくりなど県に対し積極的な関与を求めています。
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箕輪町地域包括ケアシステム モデル地区指定へ
国の介護保険制度改正に伴い、箕輪町は、住民主体の生活支援や介護予防を進めるためのモデル地区を今年度中に指定します。 4日、箕輪町の地域包括ケアシステム推進協議会が開かれ、モデル地区指定にむけた町の進捗状況が報告されました。 町では、今年度、2か所から3か所をモデル地区に指定する予定で、現在は、富田区で指定に向けた説明会が開かれています。 介護保険制度の改正により、要支援1と2の訪問介護と通所介護のサービスが介護給付から切り離され、市町村独自の支援へ段階的に移行する事になっています。 町では、これに伴い、住民主体の生活支援や介護予防を進めるためのモデル地区を指定します。 モデル地区ではまず課題を掘り起こし、地域でできる事を考える学習会を常会単位で開いて実践していくということです。
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中村天音さん卓球全国大会へ
7月に兵庫県で行われる卓球の全国大会に出場する箕輪町の箕輪南小学校2年の中村天音さんは、白鳥政徳町長に2日、出場の報告をしました。 2日は、全国大会に出場する中村さんと父親の洋一さんが役場を訪れ全国大会出場を報告しました。 中村さんは、5月17日に千曲市で行われた県大会のシングルスで3位となり初めての全国大会出場を決めました。 中村さんは、伊那少年卓球クラブに所属しています。 クラブ活動以外にも、伊那少年卓球クラブのコーチを務める父親の洋一さんに自宅で教えてもらい練習しています。 白鳥町長は「初めての全国大会。勝ち負けにこだわらず練習の成果を発揮してほしい」と激励していました。 中村さんは、「たくさん練習して頑張りたい」と意気込みを話していました。 全日本卓球選手権全国大会は7月24日から兵庫県神戸市で開かれることになっています。
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高校3年生が会社を見学
地域の産業を知り進路決定に役立てようと1日、上伊那の高校3年生と進路指導の教諭らが会社見学をしました。 これはハローワーク伊那や伊那職業安定協会が行ったもので、およそ450人が参加しました。 高校生と教諭は13のグループに分かれてバスに乗り希望した会社を訪れました。 会社見学は26の企業が受け入れこのうち箕輪町のKOA株式会社には29人が訪れました。 KOAでは担当者が社会人として働くための心がまえについて話をしたほか就職に対する生徒の不安について答えていました。 生徒からの「面接が上手にできるにはどうすればよいか」という質問に担当者は「その会社で働きたいという思いを伝えてほしい。それを感じさせるには勇気が必要で働きたい会社の情報を得る積極性が求められている。」と答えていました。 ハローワーク伊那によりますと高校を卒業する生徒の企業への推薦開始は9月5日から、選考は16日から始まるということです。
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「聖職の碑」完全トレース コースを確認
8月に計画されている西駒山荘の築100年記念イベント「聖職の碑」完全トレースに備え1日休憩所やその間の距離また交通の危険箇所などコースの確認が行われました。 「聖職の碑」完全トレースは1913年、大正2年に遭難事故にあった中箕輪尋常高等小学校登山隊のルートを忠実にたどるイベントです。 1日はイベントに備え西駒山荘管理人の宮下拓也さんと山岳ガイドの福沢修一さんがバイクに乗り休憩場所や危険箇所などコースを確認していました。 まわったのはスタート地点で遭難の碑がある今の箕輪中部小学校から大芝、西箕輪を経て桂小場までの平地区間です。 2人はコース途中バイクを止め休憩場所に日陰で休める場所があるか、また歩く上で危険がないかを確認していました。 イベントは平地区間20キロ、登山道6.5キロを歩いて踏破するもので西駒山荘に一泊し宝剣岳、駒ケ岳を通り下山します。 コースは学校に残っていた報告書や日記を調べ当時のルートを再現しています。 西駒山荘は学校登山で11人が亡くなった遭難事故を教訓に中央アルプス将棊頭山頂上直下に1915年大正4年に建設され去年建て替えられました。 「聖職の碑」は遭難事故を題材に新田次郎が書いた小説で映画化もされました。 「聖職の碑」に出てくる内の萱発電所は今ある小黒発電所のことで遭難事故があった大正2年に建設されました。 イベントでは休憩場所で遭難事故にまつわる解説も行われます。 西駒山荘築100年記念イベント「聖職の碑」完全トレースは8月25日と26日に予定されていて定員は15名となっています。 また10日には平地区間20キロのみの下見会も予定されています。
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自然の中でジャズを楽しむ
自然の中でジャズを楽しんでもらおうと、箕輪町大出の平林森林公園で森のジャズライブが今日、行われました。 このイベントは、上伊那地域の個人や団体、企業などでつくる伊那谷森のジャズライブ実行委員会が開いたもので、今年で2回目です。 ステージでは広島を拠点に活動するジャズグループ藤井政美トリオが演奏しました。 会場にはおよそ180人が訪れ心地よい風が吹く公園で、音楽を楽しんでいました。 養命酒研究所南側にある平林森林公園は大出区が所有する公園です。 地元でも余り利用されていなかったことから、実行委員会では大出区の協力を得ながら草刈りや落ちた枝をチップにするなど整備を行いました。 実行委員会では「活用されていない場所も手入れすれば気持ちが良く、居心地がいい場所になる。そういった場所を見つけて今後もイベントを開催したい」と話していました。
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箕輪町サッカー協会が木下南保育園の園庭の整備
一般社団法人箕輪町サッカー協会は、木下南保育園の園庭の整備を30日行いました。 30日は、箕輪町サッカー協会の有志13人が作業に当たりました。 箕輪町サッカー協会は、年70回ほど町内の保育園を周り、キッズサッカー教室を開いていて、子ども達がより安全な環境で運動ができるよう、ボランティアで園庭の整備をしています。 重機で土をならし、大きな石を取り除いた後、新たに砂を敷いていました。 キッズサッカー教室は5月から始まっていて、6月1日には沢保育園で開かれます。
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伊那広域シルバー人材センター 設立25周年記念式典・定時総会
公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの設立25周年を祝う式典と定時総会が、29日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 記念式典では、太鼓の演奏や舞踊などが披露され、25周年を祝いました。 公益社団法人伊那広域シルバー人材センターは、仕事を退職した60歳以上を対象に、もう1度仕事を通して生きがいづくりや社会参加を進めようと平成2年に設立し、今年で25周年を迎えました。 会員は3月末現在、辰野町から伊那市までの679人が登録していて、草刈や高齢者の生活援助など幅広く活動しています。 この日開かれた定時総会では、平成26年度の事業報告と今年度の事業計画が示されました。 公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会によりますと、設立から2年経った平成4年度の受託件数は1,480件で契約金額はおよそ9,500万円でした。 平成26年度の受託件数は、9,711件、契約金額はおよそ4億600万円でした。 伊藤裕偉理事長は、「これまで培ってきた実績と信頼を活かし、地域に貢献できるようお互い力を合わせてこれからも活動していきましょう」と話しました。 今年度は初めて、会員と会員希望の人を対象に「地域交流研修会」を実施する予定で、山梨県甲府市の防災研究所で体験などを通して親睦を深め、会員増員に力を入れていくということです。
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伊那谷アグリイノベーション 共同研究に助成補助
農業を基本に新たな産業づくりを目指す、伊那谷アグリイノベーション推進機構は、今年度新たに共同研究等に対し、助成・補助を行うことを決めました。 27日は、南箕輪村の信州大学農学部で総会が開かれ、今年度の事業計画が示されました。 今年度の重点課題として共同研究等の展開を新たに加え、伝統作物の探索、健康・長寿や新しい産業に結びつく未利用資源の調査研究を進めます。 また、産学官が一体となった共同研究を推進するため、新たに、機構が、プロジェクト研究に対する費用を、助成・補助していくことが決まりました。 助成金と補助金は、機構が出すもので上限を80万円とするとしています。 また、昨年度は、活動の一つとして、ニホンジカの被害を軽減するため個体数の管理やシカ肉の加工、流通、食品開発を目指し産業化への道筋を検討してきました。 今年度はシカ肉解体施設の「信州産シカ肉認証処理施設」の認証に向けたサポートや伊那谷産シカ肉の特性調査などに、力を入れるとしています。 伊那谷アグリイノベーション推進機構は、夏と秋にシンポジウムを開催する他、四季折々の景観と農産物を活用した体験講座などを予定しています。
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白鳥町長 就任から半年を振り返る
箕輪町の白鳥政徳町長は、「基本政策など良いペース進んでいる」と就任から半年を振り返りました。 26日は、白鳥町長が役場で会見を開き、就任から半年を振り返りました。 課題となっている新しい図書館建設については「庁舎内で検証を行っている。すべてを理事者が決めていくつもりはない。」と述べました。 基本施策については「良いペースで進んでいる。今、種をまいたところ。1年経った時に検証したい」と話していました。 今後については町民の声を丁寧に聞いて施策につなげていきたい」と抱負を話しました。
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育児中で町内転入者対象 こんにちは箕輪町!はじめましての会
育児中で箕輪町に転入してきた人に町の子育てサービスを紹介する「ようこそ箕輪町!はじめましての会」が22日、町図書館で開かれました。 これは、町外や県外から転入してきた人を対象に子育てなどのサービスを紹介し不安を解消してもらおうと、箕輪町が去年に引き続き行ったものです。 この日は、子ども未来課の職員が子育てサービスの内容などを紹介しました。 参加したのは、いずれも結婚を機にここ数年の間に県外から転入してきた20代から30代の女性です。 今回は初めて「子育てしやすい町」をテーマに、ワークショップが行われました。 参加者からは「小さい子どもがいても気軽に利用できるレストランやカフェ、親子で遊べる公園がほしい」といった意見がありました。 また、「母親同士が交流できるコミュニティづくりの機会がほしい。区のことがもっと分かる情報があると嬉しい」などの意見も出ました。 子ども未来課では聞いた意見や要望なども含めて「子育て支援マップ」を作成する予定です。 親子で行ける町内の観光地や、転入してきた人のために区や店の情報を掲載するなど、子育て世代の意見を聞いてマップの作成をしていくということです。
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信州伊那スマートドライバーが安全運転呼びかけるパレード
思いやりのある安全運転を広げる組織「信州伊那スマートドライバー」の会員が、交通安全を呼びかけるパレードを22日、市内で行いました。 この日は、会員およそ100人が伊那市役所前から高遠方面に向かって横断幕やのぼり旗を持ちながら交通安全を呼びかけました。 信州伊那スマートドライバーは、思いやりのある安全運転を広げる組織で、発足して4周年を迎えました。 メンバーは、高遠町と長谷地域を除く伊那市と箕輪町、南箕輪村在住の交通安全協会の会員で、活動内容に賛同する人なら誰でも加入できます。 伊那交通安全協会の堀内四郎会長は「住民の協力があって活動できている。目に見える活動を続けてこれからも安全運転の啓発に努めていきたい」と話していました。 平成26年の管内の交通事故の発生件数は427件で、このうち交通死亡事故は伊那市での1件でした。 交通死亡事故の件数が1件という少なさは、昭和28年以降初めてです。
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上古田でアヤメ見ごろ
箕輪町上古田の唐澤 敬司さんの畑では、2万本のアヤメが見ごろとなっています。 アヤメは、休耕田5枚、およそ20アールに植えられています。 有害鳥獣に荒らされたり、機械が入らないなどで、米を作るのを断念した田んぼをそのままにしておくのは忍びないと、10年ほど前からアヤメを育て始めました。 だんだんと株を増やし、現在は2万本ほどあります。 アヤメは、上古田カタクリの里の近くに植えられていて、見ごろは今週末がピークになりそうだということです。
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最高気温28.6度 暑さに負けず運動会に向け練習
20日の伊那地域の日中の最高気温は28・6度と7月中旬並みの気温となりましたが、箕輪町の箕輪東小学校では子供達が運動会に向け練習に励んでいました。 箕輪東小学校では、暑さ対策として去年から初夏に運動会を開催しています。 20日は、校庭で5・6年生が組体操の練習を行っていました。 指導する教諭によりますと、本番に向け一つ一つの姿勢や移動のスピードなどさらに磨きをかけていくという事です。 箕輪東小学校の運動会は、30日に開催する予定です。
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箕輪西小学校で選書会
学校で購入する本を児童が選ぶ「選書会」が、箕輪町の箕輪西小学校で開かれました。 19日は、全校児童90人が体育館に並べられた600冊のから1人1冊気に入った本を選びました。 学校で購入する本を児童が選ぶ選書会は、町内の各小学校で去年から行われています。 児童が自ら本を選ぶことで興味や関心を持ち、図書館の利用をすすめようというものです。 箕輪町では、乳幼児へ絵本をプレゼントしたり、保育園や小学校で読み聞かせを行うなど「読育(どくいく)」に力を入れています。 児童は何冊も手に取り、じっくりと見ながらお気に入りの本を選んでいました。 この日1人1冊選んだ本は、6月上旬に学校の図書館に置かれる予定です。 選書会は7月までに町内全ての小中学校で行われることになっています。 各学校では、本の感想や紹介を掲示したりポップ作りなどを行うということです。
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天竜川でバス釣り大会
北米原産の外来魚、ブラックバスの生態調査を兼ねたバス釣り大会が17日辰野町から箕輪町にかけての天竜川で開かれました。 一番大きなバスを釣ったのは、辰野町赤羽の相ノ山康信さん(40)で、47センチ・1.85キロでした。 今回で4回目の大会には上伊那や諏訪地域などから約80人が参加しました。 17日につり上げられたブラックバスは、コクチバスのみの72尾37キロで、県水産試験場に送り、食性などを調べます。 天竜川漁協関係者によりますと、去年と比べ大型化が懸念されているということです。 ブラックバスは、戦後に日本に入り、在来種を食べてしまうなどの影響が各地で出ています。 天竜川漁協では、「から揚げにすると非常においしい魚だとして、キャッチ&イートを今後も呼びかけていきたい」としています。
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もみじカップミニバス交歓大会
県内外のチームが出場する第16回もみじカップ交歓大会が16日と17日の2日間にわたり、箕輪町内で開かれました。 男子の部、女子の部に別れ、箕輪中部小学校体育館では、女子の部の試合が行われました。 もみじカップ交歓大会は、新チーム結成のスタートに当たり、県内外の強豪チームを招待しレベルアップにつなげようと、箕輪町内の3つのチームでつくる箕輪ミニバス連盟が開いています。 今回は男女とも12チームが出場し、そのうち各10チームが県外からの出場です。 16日は予選リーグが、17日は予選を勝ち上がったチームによる決勝トーナメントが行われました。 箕輪健全は、準決勝まで進みましたが、埼玉県の高階(たかしな)に43対52で敗れました。 大会の結果、男子の部は箕輪ミニバスケットボールクラブが12位、女子の部は箕輪健全育成ミニバスが4位、箕輪北ミニバスケットボール教室が7位でした。
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西駒山荘 築100年記念イベント 企画さまざま
将棊頭山直下にある伊那市営西駒山荘が、今年築100年にあたることを受け、運営する伊那市観光㈱などは、9月までにかけて様々なイベントを企画しています。 14日は、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで、関連行事を主催する関係者が参加し、記者会見が開かれました。 西駒山荘は、1913年(大正2年)に中箕輪尋常高等小学校の登山隊が集団遭難し11人が死亡した事故を受けて、1915年(大正4年)に地元住民により建設されました。 当時建設された石室部分を残し改築工事が進められ去年完成しました。 今年は、その石室が完成してから100年ということで様々な企画が計画されています。 山岳遭難を防ぐという当時の思いを受け継ごうと、2013年に始まった、参加者が建築資材のレンガを背負って山に登る西駒んボッカ大会は、今年も、9月6日に開催されます。 また、大正2年の中箕輪尋常高等小学校の登山隊が歩いたコースを、箕輪町の中部小学校から再現するイベントも、遭難事故が起きた8月下旬に合わせて開催される予定です。 そのほか、山荘周辺の風景や動植物の写真・イラストなどを募集する「絵はがき素材コンテスト」の実施や、記念シンポジウム、シンガーソングライターみなみらんぼうさんと西駒山荘で1泊するイベント、中央アルプスで日本酒を楽しむ会などが企画されています。 各種イベントは、6月から9月にかけて、13回ほど予定されています。
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伊那バイパスの工事促進 決議
国道153号伊那バイパス促進期成同盟会の総会が13日伊那市役所で開かれ、伊那バイパス工事の事業促進などを決議しました。 総会には、伊那市内の関係する区や土地改良区などから70人ほどが出席しました。 期成同盟会は、国道153号バイパス美篶青島から福島までの区間の整備促進を図るため組織されています。 総会では「伊那バイパス工事の事業促進」や「伊駒アルプスロードの早期事業化」「国直轄指定区間への移行」などを決議しました。 期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は、「バイパスが整備されていなければ、12年後のリニア開通に伴う効果を出す事ができない。早期整備が行われるよう連携し、粘り強く国や県に要望をしていきたい。」と挨拶しました。 決議文は、地元選出の国会議員などに手渡されました。
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安全・安心なまちづくりへ 意見交換
WHO世界保健機関からセーフコミュニティを認証取得している箕輪町で安全や安心なまちづくりについて考える集いが12日文化センターで開かれました。 「箕輪町安全安心の日の集い」には、各種団体や一般、町関係者など100人が出席しました。 会場では、子どもや高齢者の安全、交通事故防止など5つのテーマに別れワークショップが開かれました。 ホールで開かれた全体会ではワークショップの各グループの代表者が報告を行いました。 このうち、高齢者の交通事故をテーマにしたグループからは、「免許を返納したくてもできない事情がある人も多い。 高齢者が自動車を運転をしなくても暮らせるよう、サポートする体制が必要」と話していました。 また、子どもの安全について話し合ったグループは「大人から子どもへ挨拶する事で、周囲への気配りに繋がり、犯罪抑止につながる」と話していました。 集いではこの他に、町のモデル地区としてセーフコミュニティ活動に取り組んできた北小河内区に日本セーフコミュニティ推進機構から感謝状が渡されました。
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箕輪町の地域おこし協力隊に岡部園江さん
東京都調布市から移住し、箕輪町の地域おこし協力隊として活動することになった岡部園江さんの任命式が、7日、役場で行われました。 7日、役場で任命式が行われ、白鳥政徳町長から岡部さんに任命書が手渡されました。 東京都調布市から、箕輪町松島に移住した岡部さんは、現在48歳。 大学卒業後パソコン関係の民間企業に勤務していましたが、10年ほど前に食に興味を持ち、短大で食品加工学を学び栄養士免許を取得しました。 農業体験や料理教室などイベントに携わってきた経験を活かし、箕輪町の6次産業化や特産品づくりなどの活動をしていくということです。 任期は1年間で、最長3年まで延長できます。 箕輪町では今年度、岡部さんを含め4人の地域おこし協力隊が活動しています。
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箕輪町議会 正副議長選任
改選後初めての箕輪町議会臨時会が11日開かれ、議長に三日町の木村英雄さんが指名推薦され全会一致で選任されました。 改選後初めて開かれた、箕輪町議会臨時議会では、空席となっている正副議長が選任されました。 箕輪町議会の規定により、最年長議員の下原甲子人さんが仮議長をつとめ、下原議長の指名推薦で、木村英雄さんが全会一致で議長に選ばれました。 木村さんは2期目の65歳です。 就任のあいさつで、「議論が円滑に進むよう与えられた職務に全力であたる」と話しました。 副議長選挙も指名推薦で行われ、唐澤千洋さんが選ばれました。 唐澤さんは2期目の71歳です。 正副議長の任期は、申し合わせにより今日から2年となっています。 また、常任委員会では、総務産業常任委員長に浦野正雄さん、福祉文教常任委員長に釜屋美春さんが選ばれました。
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春の全国交通安全運動始まる
春の全国交通安全運動が11日からはじまり警察や交通安全協会がドライバーに事故防止を呼びかけました。 箕輪町の国道153号箕輪バイパスでは警察や町安協がドライバーに安全運転の啓発パンフレットを配り事故防止を呼びかけていました。 運動の基本は「子供と高齢者の交通事故防止」となっていて、通学路や生活道路の安全確保と歩行者保護の徹底を重点課題としています。 伊那警察署管内での今年の事故件数は10日現在169件で去年と比べ15件増加しています。 また死亡事故も2件発生しています。 交通事故が増加傾向にあることから伊那署では夜間や交差点での取り締まりを強化するほか高齢者の事故防止に力を入れるとしています。 春の全国交通安全運動は20日までの10日間で期間中、街頭啓発のほかシートベルト着用状況の調査を予定しています。
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信州みのわ山野草クラブ 第24回春の展示会
箕輪町の信州みのわ山野草クラブの春の展示会が、9日~10日の2日間木下公民館で開かれます。 8日は、会員が準備をしました。 会場には寄せ植えや石付け作品などおよそ200点が並んでいます。 3月に気温の高い日が続いたため、出品を予定していた作品の花が早く咲き調整に苦労したということです。 信州みのわ山野草クラブ第24回春の山野草展示会は9日と10日の2日間、木下公民館で開かれます。 会場では、抽選で苗の無償配布も行われます。
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上伊那吹奏楽祭
上伊那地域の中学校や高校、一般の吹奏楽団が一堂に会する上伊那吹奏楽祭が3日に行われました。 上伊那吹奏楽祭は、2011年の東日本大震災で、楽器を失った東北の吹奏楽部を支援しようとチャリティーコンサートを行ったのがきっかけでスタートし、今回で5回目になりました。 年々参加団体も増え、今年は、中学や高校、一般の吹奏楽団22団体が参加しました。 関係者は、「コンクールとは違い、自分たちも楽しんで演奏できる吹奏楽の本来の良さがある」と話していました。 また中学生にとっては、先輩の演奏を聞くことができるめったにない機会で、刺激を受けている様子でした。 伊那弥生ケ丘高校吹奏楽クラブは、アニメソングのメドレーを披露。 ステージいっぱいに繰り広げられる動きのある演奏で、聴衆を魅了していました。
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木下区ふれあいハイキング
箕輪町木下区恒例のふれあいハイキングが、5日に、行われ、区民が青空のもとでウォーキングを楽しみました。 このイベントは区民の交流を深めようと、20年ほどまえから毎年こどもの日に行われています。 参加した250人が木下南保育園を出発し、南箕輪村の大芝高原までの5キロを歩きました。 子供たちは、道端の花を摘んだりしながら、初夏の景色を楽しんで歩いていました。 主催した木下区青少年健全育成会では、「年の違う子ども同士が交流する機会が少なくなる中で、子ども同士、親子、地域が交流し、区民がつながりを深める機会にもなっている」と話していました。 木下区青少年健全育成会では、ハイキングや、夏祭りなど、年間を通して、様々な活動を行っています。
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こどもの日ふれあい博物館
5日、箕輪町郷土博物館では、こどもの日に合わせて博物館を無料開放し、だれでも気軽に楽しんでもらうイベントを行いました。 この日は、博物館前にある電気機関車、ED19の内部も公開されました。 ED19は、世界で6台しか製造されておらず、昭和50年代に廃止となった電気機関車です。 現存するのは、箕輪町郷土博物館前にあるこの車両のみになっているということです。 1年に1回、内部が公開される機会とあって、子どもたちがかわるがわる運転席に座り、運転手気分を味わっていました。 博物館のなかでは、飯田線や電気機関車に関する体験コーナーや展示が行われていました。 体験コーナーでは、ED19の模型を作るペーパークラフトの他、飯田線すごろくが行われていました。 飯田線すごろくでは、サイコロを投げて、伊那市駅など、実際にある駅にコマを進めていました。 箕輪町郷土博物館では、地域に親しまれているED19を活用し、博物館に親しんでもらえる機会にしたいと話していました。