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列車火災を想定した訓練
6月に東海道新幹線内で発生した火災を受け、上伊那広域消防本部やJR東海などは、箕輪町のJR伊那松島運輸区で車両を使った火災訓練を1日実施し、車内で火が出た際の対応を確認しました。 訓練は、不特定多数の乗客を乗せ走行する列車事故を想定し救急救助の対応や各機関との連携を図ろうと行われたものです。 1日は、消防や警察、JR東海などから合わせて130人が参加しました。 訓練は伊那松島駅から木下駅間を走行中、何者かが1両目の車両に放火し、車内にいた乗客が煙を吸い込むなど多数のけが人が出たとの想定で行われました。 車内では、乗務員が乗客を誘導し、緊急用のハシゴを使って避難させていました。 その後、消防車が到着し消防隊員らは、車内に取り残された人を助け出し火元を確認していました。 警察署の署員は、乗客から社内での事情を聞いたり、放火した犯人を連行していました。 救助された人たちは救急隊や医師による治療を受け、病院へ搬送されました。 上伊那広域消防本部では、「落ち着いた行動が出来た。反省点を今後に活かし備えていきたい」と話していました。
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箕輪町で東海地震を想定した防災訓練
9月1日の防災の日を前に、箕輪町では、東海地震を想定した地震総合防災訓練が30日、町内15地区一斉に行われました。 朝8時20分、地震発生の可能性が高くなっているとの警戒宣言が発令。 5分後に避難勧告が出され緊急速報メールや防災無線などで避難を呼びかけました。 このうち箕輪北小学校の体育館には、沢・大出・八乙女から地区住民206人が避難しました。 避難勧告から35分後の午前9時に緊急地震速報がなると住民らは低い姿勢になり頭を守っていました。 これは、シェイクアウト訓練と呼ばれるもので低い姿勢をとる「Drop」体や頭を守る「Cover」揺れが収まるまでじっとする「Hold On」を安全確保のための行動としています。 また訓練では消防署員や消防団員が、応急救護の方法やAEDの使い方の指導を行いました。 他に、箕輪北小学校の体育館はモデル福祉避難室に指定されていて障害者や支援を必要とする人の為のテントが設置され、参加者が実際にテントに入って広さなどを確認していました。 白鳥政徳町長は「いつ起きるかわからないのが災害。訓練の反省点などを改善し災害に備えてほしい」と参加者に呼びかけていました。
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ヘブンリーブルー
箕輪町の上古田で西洋アサガオのヘブンリーブルーが見ごろを迎えています。 箕輪西小学校から200メートルほど東側にある畑では、さわやかな青色の花が咲きはじめていて、清涼感がただよっています。 栽培している有志の団体「これからの農業林業を考えるEグループ」によりますと「ピークは、9月中旬ころで、午前早いうちの鑑賞を」とよびかけています。
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箕輪町が赤そば焼酎販売 来月5日から
箕輪町上古田の赤そばの里で収穫したそばを使った焼酎が、来月5日から販売されます。 こちらが、箕輪町上古田にある赤そばの里で収穫したそばだけを使用してつくったそば焼酎です。 27日、箕輪町役場で開かれた定例記者会見で、白鳥政徳町長が、発表しました。 商品に使おうと保管してきたそば1トンを、飯田市の酒造メーカーに委託しました。 町が企画し、100%赤そばで作った焼酎を販売するのは今回が初めてです。 300ミリリットルは780円720ミリリットルは1850円で、それぞれ2000本と1500本作りました。 焼酎は、箕輪町発足60周年式典が予定されている来月5日に、町内の酒販店などで一斉に発売されます。 また、定例記者会見で、白鳥町長は、「10月をめどに移住定住対策に具体的に着手したい」との考えを示しました。 来月には、議会に、事業について提案したいとしています。
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駒ケ岳遭難の日 児童が献花
1913年大正2年に発生した中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳遭難事故があった27日、箕輪町の箕輪中部小学校では、慰霊の日の行事が行われました。 この日は、全校児童が花を持って学校に登校し、校内にある慰霊の碑に花を手向け手を合わせました。 この行事は、遭難事故を後世に伝えようと児童会が中心となり毎年8月27日に行われています。 駒ヶ岳登山の遭難事故は、1913年大正2年に、箕輪中部小学校の前身である中箕輪尋常高等小学校で、集団登山がおこなわれ、教師や児童37人のうち11人が犠牲となりました。 また、全校児童が集まり命の大切さを考える会が開かれました。 会では、2年生と5年生が命についての発表をしました。 5年生は代表児童が、作文を読み上げ、学年全員で命を大切にしますと呼びかけをしました。
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箕輪町キャリア教育フォーラム
キャリア教育の連携などについて考える第2回箕輪町キャリア教育フォーラムが26日町地域交流センターで開かれました。 フォーラムでは、町内の小中学生が活動発表をしました。 このフォーラムは、箕輪町キャリア教育推進協議会が、小中学校と地域の連携を深めていこうと開いているもので、職場体験受入事業者や学校関係者などが参加しました。 箕輪北小の5年生は、農家の協力でリンゴ栽培に取り組んだ体験を発表し、「仕事には責任があるが、仕事を終えるととても充実感があることが分かった」などと話していました。 箕輪中学校の2年生は、職場体験学習から学んだことを発表しました。 看護師の仕事を体験したある生徒は、「仕事は大変だけれど、大変だからこそ真剣に取り組んでいた。私もいろんなことに取り組み、将来したいことを探していきたい」と発表しました。 箕輪町教育委員会の唐澤義雄教育長は、「キャリア教育を通して、どうやって生きていくか、働いていくかを考えていってほしい」と話していました。
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「聖職の碑」完全トレース
1913年大正2年に遭難事故が発生した中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳登山。 その登山隊が辿ったルートを歩く「聖職の碑」完全トレースが25日行われました。 朝6時過ぎ、箕輪中部小学校に建立されている遭難の碑前に集合し、黙とうをささげました。 これは西駒山荘築100年の記念イベントとして伊那市観光株式会社が初めて開いたものです。 イベントには、地元をはじめ遠くは東京都八王子市を含む8人が参加しました。 予定では、平地区間20キロ、登山道6・5キロを歩いて西駒山荘に一泊する予定でしたが天候不順のため平地のみの開催となりました。 コースは学校に残っていた報告書や日記を調べ当時のルートを再現したということです。 駒ヶ岳遭難事故は1913年大正2年に起きたものです。 集団登山中、暴風雨にあい児童、教師合わせて11人が命を落としました。 これを題材にした新田次郎の小説「聖職の碑」は映画化されました。 その遭難事故を教訓に中央アルプス将棋頭山頂上直下に1915年大正4年に西駒山荘が建てられました。 西駒山荘管理人の宮下拓也さんが案内人で朝6時30分に箕輪中部小学校を出発し、大芝、西箕輪を経て午後1時過ぎに登山道入り口の桂小場に到着しました。 伊那市観光株式会社では「来年も継続してこのイベントを計画していきたい」と話していました。
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箕輪町長寿者訪問 春日二三栄さん宅を訪問
今年88歳以上の節目の年を迎える高齢者を訪問し長寿を祝う箕輪町の長寿者訪問が行われています。 25日は、白鳥政徳町長が箕輪町三日町の春日二三栄さん宅を訪れ、祝いの品を手渡しました。 春日さんは大正4年生まれの99歳。 長男夫婦と孫の4人家族で、好きな食べ物は豆類や煮物です。 手芸が趣味の1つで、3年程前にお手玉を作って保育園児にプレゼントしたということです。 今年受けた町の健診で健康だと言われたということです。 箕輪町では今年88歳以上となる高齢者は684人いて、そのうち100歳以上は10人です。 男性の最高齢者は103歳、女性は106歳です。
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箕輪町発足60周年記念 10年後の自分への手紙 受付開始
箕輪町役場正面玄関に、10年後の自分や家族へ宛てた手紙を投函するポストが、24日に設置されました。 専用の用紙に記入し、封筒に住所、氏名を明記して投函します。 ポストは9月4日(金)までは役場正面玄関に設置されていて、5日と6日は町文化センターに設置されます。 手紙は、来月6日にタイムカプセルに入れて封印する事になっています。
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箕輪町発足60周年記念 絵画作品、CM審査会
箕輪町発足60周年を記念して、町内の小中学生を対象に、未来の箕輪町をテーマに募集した絵画作品の審査が24日に行われ、入賞・入選作品21点が決まりました。 小学校低学年の部、最優秀賞は箕輪南小2年の知野夏希さんの作品「明るくて楽しいみのわ町」です。街の中で大勢の人が楽しんでいる様子が描かれています。 高学年の部の最優秀賞は、箕輪中部小4年の本島千翔さんの作品「人と植物がよろこぶ豊かな町」です。ごみがない箕輪町をイメージして描いたという事です。 箕輪町では町発足60周年記念イベントの一環で作品募集を行い、町内の小学生から121点の応募があり、町関係者が審査を行いました。 応募のあった作品は、9月1日から7日まで、町文化センターに展示される事になっています。 また町が募集した「ふるさとCM大賞MINOWA」の審査も行われました。 赤そばの里やもみじ湖などをテーマにした作品3点が寄せられ、結果は9月5日の記念式典で発表されます。
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マス釣り大会 親子連れで賑わう
箕輪町松島の用水路で23日マス釣り大会が開かれ親子連れで賑わいました。 マス釣り大会は天竜川漁業協同組合が開いたもので会場となった 箕輪町松島の用水路には親子連れなどおよそ100人が集まりました。 用水路には天竜川漁協が用意した マスやイワナなど2500匹ほどが放され集まった人たちが次々に釣り上げていました。
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箕輪のソフトボール3チームが全国大会へ
箕輪町内の男子ソフトボール3チームが年代別の県大会で優勝し全国大会に出場します。 実年、壮年、一般の3世代揃っての全国出場は2007年についで2度目となります。 23日は全国大会に向け3チームが番場原グラウンドで練習や試合に汗を流していました。 50歳以上の実年で全国大会に出場する「ミノワ実年クラブ」は県大会で5年ぶり3回目の優勝を果たしました。 5年前の大会では準決勝まで進出し全国3位となっています。 実年の全国大会は9月に高知で開かれます。 40歳以上の壮年は「ミノワオールスター壮年」が出場します。 今のチームの前身となる「ミノワクラブ」は過去に県大会で4度優勝、最高成績は全国ベスト8です。 壮年の全国大会は9月に金沢で開かれます。 15歳以上の一般は「ミノワオールスター」が出場します。 県大会で9連覇し全国ではベスト8が4回、最高成績は3位です。 一般の全国大会は今月29日から宮崎で開かれます。 3世代揃っての全国大会出場に各チームとも一戦必勝を誓っていました。
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ジュニア野菜ソムリエの資格を持つ関口さんによる漬物講座
箕輪町地域おこし協力隊でジュニア野菜ソムリエの資格を持つ関口悠子さんによる季節の野菜を使った漬物講座が21日、箕輪町大出の農産物直売所にこりこで開かれました。 講座には、町内の主婦など9人が参加しました。 講師を務めた関口さんは千葉県出身で、去年6月から地域おこし協力隊として箕輪町に移住しました。 週1回にこりこで勤務している他、地元農家を訪ねて野菜の勉強を重ね、今年3月にジュニア野菜ソムリエの資格を取得しました。 今日は、地元農家が育てたミニトマトを使って砂糖漬けを作りました。 湯むきしたミニトマトを瓶に入れ、砂糖・ミントを入れて1日冷蔵庫で保管します。 漬物講座は9月下旬にも開かれる予定で、次回は玉ねぎを使うということです。
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箕輪町 セーフコミュニティのアンケート調査開始
安全・安心のまちづくりを進めている箕輪町は、今後のセーフコミュニティ活動を進めるためのアンケートを始めました。 平成22年年度に第1回が行われ、今回で4回目のアンケートになります。 セーフコミュニティの認知度や関心度のほか、近所との付き合い方を問うものです。 今回は追加質問として、夜光反射材を活用しているか、家の中でのケガ防止のための対策をしているかなど6項目を加えました。 町内の二十歳以上1,000人を無作為で選んで調査するもので、結果は、12月を目途にHPなどで発表する予定です。
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箕輪町成人式 273人節目祝う
箕輪町成人式が15日、文化センターで開かれ273人が人生の節目を祝いました。 今年、箕輪町で成人を迎えたのは男性144人・女性129人・合わせて273人です。 オープニングでは、みのわ太鼓による祝い太鼓が打ち鳴らされ、新成人の門出を祝いました。 成人式実行委員会の中村博実行委員長は「人とのつながりに感謝し、社会人として成長できるよう頑張っていきたい」と挨拶しました。 新成人を代表し小口隼也さんは「感謝の気持ちを忘れず地域に貢献できるよう努力していきたい。」、市川沙綾さんは「自分の人生に後悔しないよう、目標に向かい歩んでいきたい」と決意を述べました。
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早生種の梨「幸水」とりんご「つがる」選果開始
早生種の梨「幸水」とりんごの「つがる」の選果が、19日からJA上伊那箕輪果実選果場で始まりました。 19日は、早生種の梨「幸水」500キロと、りんごの「つがる」700キロが農家から持ち込まれ、作業員が選果作業を行っていました。 JA上伊那によりますと、今年は春から夏にかけて気温が高く生育が順調だったことから、去年より4,5日早い収穫となりました。 従業員は、表面に傷がないか、形が良いかなどを1つ1つ確認していました。 今年の幸水の出荷は去年より1割多い1万ケース、つがるは若干多い2万ケースを見込んでいます。 幸水とつがるの選果作業は9月上旬まで行われます。
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卒業から30年 箕輪中同窓会
昭和60年の箕輪中学校卒業生の同窓会が15日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれました。 同窓会は卒業から30年の節目を祝おうと有志20人による実行委員会が開いたものです。 同窓会には恩師2人を含む7クラスおよそ120人が集まり30年ぶりの再会を祝いました。 集まった同窓生は記念写真を撮ったり思い出や互いの近況を語り合ったりしていました。 会ではほかに卒業生から恩師2人に記念品が贈られました。 宮坂義広実行委員長は「卒業してから30年。これを機会に横のつながりを広げていきたい。」と話していました。 集まった同窓生は互いの絆を深めこれからの活躍を誓い合っていました。
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箕輪町南小河内で伝統の「おさんやり」
箕輪町南小河内区に伝わる伝統行事で町の無形民俗文化財に指定されている「おさんやり」が16日に行われました。 午後3時半、白い服を身にまとった地区の男たち40人の担ぎ手がお舟を持ち上げ区内およそ2キロを練り歩きました。 おさんやりは、区内を流れる用水路「大堰」が天竜川とは逆に流れることが疫病の原因と考えられたため、その厄を払おうと始まったとされます。 途中4か所の辻で民謡「ヨイソレ」を披露しました。 午後8時過ぎ、盆踊りが終わると「おさんやり」もクライマックスを迎えます。 男たちは、広場に置かれた舟を担ぎ上げるとナラの木の回りを3周し、その後左右に揺らしながら舟を壊しました。 舟の破片は、玄関に飾ると厄除けになると言われ、集まった人たちは1年の無事を祈りながら拾い集めていました。
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満蒙開拓団の手記 朗読会
戦時中に上伊那北部から満州に渡った開拓団の人たちの手記の朗読会が12日、箕輪町郷土博物館で開かれました。 町内で活動する朗読ボランティアサークルせせらぎ会の会員が、上伊那北部から満州に渡った富貴原郷開拓団の手記を朗読しました。 富貴原郷開拓団は、昭和16年から20年までにおよそ300人が満州に渡り、85人が亡くなったとされています。 この朗読会は、箕輪町郷土博物館が、開館40周年記念に発行した「満州開拓富貴原郷開拓団の記憶」に掲載されている手記の朗読を通して、戦争と平和について考える機会にしようと開いたものです。 終戦後に母親と妹を連れて匪賊から逃げた体験をつづった白鳥富美子さんの手記です。 箕輪町郷土博物館では、「集めてきた資料をどう活用し、次の世代に伝えていくか考えていきたい」と話していました。
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長野県の遺跡発掘2015
県内の遺跡から発掘された土器や石器などが並ぶ「長野県の遺跡発掘2015」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、県内15の遺跡から発掘された土器や石器などおよそ385点が並んでいます。 この展示会は、多くの人に信州の歴史を身近に感じてもらおうと県立歴史館や県埋蔵文化財センター、伊那文化会館などが開いているもので、伊那文化会館での開催は今年で12年目です。 平成24年に箕輪中学校の体育館を改築する時に敷地となっている中山遺跡から発掘された土器や土鈴です。
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親子で天竜川の「水生生物調査」
川の中にいる生物の種類や数を調べる事で水質や環境を知る「水生生物調査」が6日、箕輪町の天竜川で行われました。 夏休み中の子供や保護者を対象に天竜川上流河川事務所が毎年行っているもので、この日は町内の親子など3組が参加しました。 天竜川で採取した生き物を種類別に分けたところ、きれいな水に生息するヒラタカゲロウが一番多く見つかりました。 天竜川の支流が流れ込む場所のため、別の調査地点ではあまり見られないヒラタドロムシも多く見つかりました。 ヒラタドロムシは、ややきれいな水に生息しているという事です。 水生生物調査は22日まで天竜川やその支流の12か所で行われる事になっています。
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二十四節気「立秋」 ながた荘で鈴虫の鳴き声響く
8日は二十四節気の1つ「立秋」です。 暦の上では秋となり、箕輪町のながた荘のロビーには鈴虫の音色が響いています。 8日は二十四節気の1つ「立秋」で暦の上では秋となりましたが、この日の伊那地域の最高気温は午後2時39分に35.9度を記録し今年1番の暑さとなりました。 30度以上の真夏日を記録するのは16日連続です。 箕輪町のながた荘の外ではセミの鳴き声が響いていますが、建物に入ると一転して、鈴虫の鳴き声が響き秋の訪れを感じることができます。 鈴虫は、東京都に住む夫婦が毎年7月にながた荘を訪れる際にプレゼントしているものです。 鈴虫はおよそ100匹いて、9月上旬までその音色が楽しめるということです。
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広島平和集会に参加
上伊那高校生平和ゼミナールに所属する箕輪進修高校の生徒3人が、広島の平和記念式典に合わせて5日に開かれた全国高校生平和集会に参加しました。 7日箕輪進修高校で、生徒らが平和記念式典や集会のまとめを行っていました。 3人は、4日に出発し、5日は、全国高校生平和集会に参加。 全国から100人ほどが参加したということです。 日ごろの活動発表や被爆者の話を聞き、分科会で様々な課題を考えました。 平和ゼミナール代表で箕輪進修高校3年の西村太一君は、沖縄の米軍基地を考えるという分科会に参加しました。 1年生の北原翔太君と伊藤拓海君は、憲法を考える分科会に出席し刺激を受けたようです。 上伊那高校生平和ゼミナールは、去年10年ぶりに復活しました。 代表の西村君は、「知ること、考えること、表現することをキーワードに活動していきたい」と話しています。
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さくら松陰塾で夏の特別講座 箱庭づくりに挑戦
箕輪町木下の個別指導塾「さくら松陰塾」で夏の特別講座が始まり、小中学生が箱庭づくりを体験しました。 3日は、箕輪町内に住む小学校3年生から中学校3年生までの11人が、箱庭づくりに挑戦しました。 さくら松陰塾は、木下の南宮神社近くに7月に移転改装オープンした個別指導方式の塾です。 5教科の他にも人としての力をつけてもらおうと、様々な分野で活躍する講師を招いて特別講座を開いています。 この日は、伊那市西箕輪でトールペイントの教室を開いている藤田麻子さんが講師を務め、木の箱にヘビイチゴやクローバーなどの草を敷き詰めてつくる箱庭を作りました。 参加者は、飾る看板の英語の意味を辞書で調べたり、パーツに自分で色を塗るなど工夫しながら作品を作っていました。 さくら松陰塾の特別講座は、10日、11日にも開かれる予定で、若干名の参加を募集しています。
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最高気温35.2度 この夏6回目の猛暑日
6日の伊那地域の最高気温は35.2度の猛暑日となりました。 伊那地域の最高気温は午後2時15分に35.2度となり、この夏6回目の猛暑日となりました。 長野地方気象台では、明日も引き続き高気圧に覆われ気温は上昇しますが、気圧の谷や湿った空気の影響で雨の降る所もあると予想しています。
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伊北リトルシニアが東日本大会に出場
辰野町を拠点に活動する中学生の硬式野球チーム伊北リトルシニアが、7日から新潟県で開かれる第4回日本リトルシニア東日本選抜野球大会に出場します。 5日は、チームに所属する箕輪町在住の選手9人が箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場の報告をしました。 伊北リトルシニアは、伊那市、箕輪町、辰野町を中心に41人が所属しています。 先月開かれた中南信予選で1位となり、32チームが集まる東日本大会への出場を決めました。 伊北リトルシニアが全国規模の大会に出場するのは7年ぶり、2回目となります。 白鳥町長は、「まず1勝を目指してがんばってください」と激励していました。 大会は7日から新潟県で開かれ、初戦は茨城県の代表チームと対戦します。
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上伊那産りんご出荷始まる
箕輪町の箕輪果実選果場では、極早生の「夏あかり」が持ち込まれ、今シーズンのりんごの本格的な出荷が6日スタートしました。 お盆にあわせたりんごの需要に対応していこうと、JA上伊那では、これまでのシナノレッドに加え、去年から「夏あかり」の出荷を行っています。 左が極早生種の「夏あかり」、右が早生種の「シナノレッド」です。 夏あかりは、長野市の農家が、品種改良で生み出したりんごで、酸味が少なく、噛み応えがあり、これまでのシナノレッドと比べ、ボケづらいということです。 6日は、500キロの夏あかりが持ち込まれ、ベルトコンベアーに流されると作業員がキズや着色のチェックをしていました。 その後、大きさや糖度などを瞬時に測定する光センサー選別機を通って箱詰めされていきました。 花が咲いてから100日で収穫できるという極早生種の夏あかりは、今年、去年の倍の2トンの出荷を見込んでいます。
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東京都江戸川区こども未来館に通う親子が箕輪町内で自然体験
東京都の江戸川区こども未来館に通っている子ども達が、夏休みを利用して31日から3日間、箕輪町内で自然に触れる体験を行っています。 箕輪町内に滞在しているのは、東京都にある図書館と実験室などが併設している施設「江戸川区こども未来館」に通っている親子32人です。 これは、こども未来館の館長を務めていた高木嘉雄さんが箕輪町の自然に感動し、平成23年度から行っているツアーで今年で5年目です。 この日は、天竜川伊那路橋の下で網を使って水中生物を観察しました。 子ども達は、網を静かにおろしたり石をひっくり返したりして虫を探していました。 この後、捕まえた虫について高木さんが説明しました。 子ども達は2日まで箕輪町に滞在し、木登りやキャンプをする予定です。
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恐竜「トリケラトプス」の模型 親子でつくろう
箕輪町図書館が主催する恐竜模型を作る教室が今日開かれ、親子が、トリケラトプ作りに挑戦しました。 30日は、箕輪町内の親子18組43人が参加し、トリケラトプスの模型を作りました。 講師を務めたのは、京都府在住の恐竜模型造形作家、荒木 一成さんです。 箕輪町では3年目となる人気の講座で、参加申し込み受付当日の午前中だけで定員に達しました。 針金と段ボールで骨格を作り、紙粘土で肉付けしていきました。 トリケラトプスはえり飾りや角のバランスが難しく、顔のつくりも難しい恐竜だということです。 教室では、進み具合によって色つけまで行ったということです。 箕輪町図書館では、「恐竜の本もたくさんあるので図書館に足を運ぶきっかけにしてほしい」と話していました。
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箕輪町下古田で一日限りのオープンカフェ開設
景色を眺めながらコーヒーや紅茶を楽しむ、一日限りのオープンカフェが、26日、箕輪町下古田の展望台に開設されました。 今後は上伊那各地の景観の良い所で開設される予定です。 箕輪町下古田の県道与地・辰野線沿いにある展望台です。 ここに、一日限りのオープンカフェが開設されました。 地域住民などが訪れ、景色を眺めながらコーヒーや紅茶を楽しみます。 展望台からは南アルプスなどが一望できます。 これは、箕輪町を中心とした住民有志でつくる団体「Localstyle(ローカルスタイル)」が行ったものです。 地域資源を活かして楽しく暮らしていくライフスタイルを作っていきたいと、去年発足しました。 伊那谷の景観やその土地固有の資源を地域住民に再発見してもらおうという、「伊那谷オープンカフェプロジェクト」の第一弾として下古田でカフェを開設しました。 1週間前には地元下古田の住民と草刈りなどの環境整備も行いました。 Localstyleでは、今後も、上伊那の各市町村でカフェを開設していくという事で、次回は8月23日に辰野町で小野川を眺めながらのオープンカフェを予定しています。