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学力テスト結果校名公表せず
文部科学省が4月に行った全国学力テストの結果が25日、各自治体の教育委員会に報告されました。 伊那市教育委員会では学校名を明らかにした結果の公表は行わないことが確認されました。 25日は伊那市役所で教育委員会定例会が開かれ小学6年生と中学3年生を対象にした全国学力テストの調査結果の公表の仕方について確認されました。 市教育委員会ではこれまで同様、学校名を明らかにした調査結果の公表は行わないこととしています。 また具体的な点数の記載や全国、県との直接的比較をせず、文章的表現で公表することとしています。 これについて市教育委員会では、調査結果の公表は学校の序列化や過度な競争につながるおそれがあるためとしています。 全国学力テストの結果については各教育委員会の判断で学校名を明らかにした調査結果の公表を行うことは可能とされています。 箕輪町教育委員会では各学校で結果を分析し文章的表現で傾向などについて保護者に説明するとしています。 南箕輪村教育委員会では各学校ごとの対応とし点数ではないかたちで保護者に説明するとしています。
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箕輪町松島の新井用水を学ぶ
箕輪町郷土博物館は、箕輪町の松島を北から南に流れる新井用水についての学習会を24日開きました。 新井用水は、深沢川の水を取り入れ松島区の河岸段丘沿いに南下して帯無川に注いでいる全長3.5キロの水路です。 建設時期ははっきりしませんが、明治6年から20年までの間と推測されています。 学習会は、箕輪町郷土博物館が、水を得るために汗を流した先人たちの苦労を知り用水路の歴史を後世に伝えていこうと開きました。 学習会には、地域の歴史に関心がある人など6人が参加し、新井用水を歩きました。 信州大学農学部の内川義行助教が講師をつとめ用水路の果たす役割や歴史などに触れました。 新井用水は、当時は灌漑を主な目的としていましたが、現在では防火が主な役割になっています。 町郷土博物館では、「町内に多数ある用水路の歴史を出来る限り調べ、先人の苦労を伝えていきたい」としています。
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井月句碑 笠原蟻塚城跡に建立
井上井月顕彰会は、伊那市笠原の蟻塚城跡に井上井月の句碑を建立し、22日除幕式を行いました。 今回建立されたのは、 「山桜古城の跡のあらしかな」 「霞むべき山は放れて夏木立」 の二つの句です。 東京都在住で井上井月顕彰会の堀内功会長が、生家のある笠原の蟻塚城跡にふさ わしいとこの2つの句を選びました。 堀内会長は、「井月にあやかり、歴史ある蟻塚城跡を見てもらえたら」と話していました。 これで井月の句碑は、新潟の長岡も含め69基目、山桜の句は、句碑になるのは初めてだということです。 堀内会長が笠原に建てたのは、3か所4基目となりました。
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伊那市の大!大地博覧会
伊那市の大地の見どころを知って学び楽しむ展示会、「伊那市の大!大地博覧会」が、伊那市創造館で開かれています。 会場に足を踏み入れると、迷路のようになっていて、大正時代からの地質図や地形図、最新の地図、上伊那の岩石の標本などが、ずらりと並びます。 伊那市長谷の戸台で産出するアンモナイトの化石、高遠町の守屋山で採れた巨大なカキの化石も展示されています。 東部中学校の露頭のはぎ取り標本もあり、地層を間近で確認できます。 南アルプスのパノラマ写真が掲示され、中央には、大きな伊那市の地図、反対側には、中央アルプスのパノラマ写真があり、それぞれの成り立ちを模型で知ることができます。地図の上に乗ることもできます。 これは、南アルプスジオパークについて紹介した去年の企画展に続く地質の企画展第2弾で、9月下旬に予定されている南アルプスジオパーク全国大会にあわせて開かれました。 この伊那市の大!大地博覧会は、11月19日まで伊那市創造館で開かれていて、観覧は無料となっています。
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美篶小学校で認知症に関する授業
伊那市の美篶小学校は、高齢者福祉について学ぶため、認知症についての授業を、21日に行いました。 4年1組で認知症についての授業が行われました。 講師を務めたのは、伊那市美篶の後藤郁さんです。 後藤さんは、厚生労働省が行っている講座を受講し、平成20年から認知症キャラバン・メイトとして認知症に関する講話を行っています。 美篶小学校では、高齢者福祉について子ども達に学んでもらおうと今回初めて認知症に関する授業を行いました。 後藤さんは、覚えられない、人が分からなくなる、時間の感覚がなくなる などの症状を説明していました。 後藤さんは、将来、福祉施設に入れない認知症の高齢者がますます増えるとして「もし、家族や近所で認知症の人がいたら、みんなで支えてほしい」と呼びかけていました。
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全国高校生合宿 22日から伊那市で開催
全国の高校生が22日から2泊3日の合宿をして10年後の未来について話し合うイベント「青春×信州 全国高校生合宿」が伊那市で開催されます。 19日は今回のイベントの企画や運営を行う、上伊那の高校生や大学生、社会人などでつくるサークル「ゆるっと赤シャツワークショップ」のメンバーが最終確認を行いました。 今回のイベントは、4月に東京で開かれた高校の生徒会役員が集まる会議に、メンバーが参加した事がきっかけとなり、伊那でも同様のイベントを開こうと企画されました。 高校生合宿は、伊那市の知立市野外センターで22日から2泊3日で行われ、上伊那や東京、静岡、新潟から約40人が参加する予定です。 初日には長野県教育委員会の伊藤学司教育長などのプレゼンテ―ションも行われます。生徒達は、教育、産業、農業、行政から2つのテーマを選んでグループ毎に討論を行い2日目にまとめを発表する事になっています。 サークルでは、イベントへの参加の受付を行っていて、当日の飛び入りも可能だという事です。 <問い合わせ>ゆるっと赤シャツワークショップ メール:info@inadani.me 高校生合宿HP:http//inadani.me/
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丸山公園で二十二夜尊大祭
安産や縁結びなどを願う二十二夜尊大祭が、旧暦の7月22日にあたる17日、伊那市の丸山公園で行われました。 二十二夜尊大祭は、坂下区の有志でつくる実行委員会が毎年行っているものです。 旧暦の7月22日は月の出が1年で最も遅いとされ、この日に願をかけると願いが叶うと伝えられています。 また、短くなったロウソクを持ちかえり、陣痛が始まったら火をつけるとロウソクが燃え尽きるまでに分娩が終わるとされています。 17日は、出産を控えた妊婦やその家族、友人などが訪れ、二十二夜尊の碑に安産や良縁を願っていました。 坂下区では「地域に伝わる伝統を次の世代に残していきたい」と話していました。
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大芝高原まつり 保育園児練習
南箕輪村の保育園は、23日に開かれる第29回大芝高原まつりの発表会の練習を18日、大芝高原特設ステージで行いました。 この日は、村内の5つの保育園が、大芝湖上に設けられた特設ステージで練習を行いました。 大芝高原まつりは23日(土)に予定されています。
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東みのわ保育園で開園式
箕輪町の長岡保育園とおごち保育園が統合してできた東みのわ保育園の開園式が18日行われ、園児101人が新しい園舎での生活をスタートさせました。 開園式では住民が作曲し園の職員作詞の東みのわ保育園の歌を園児が歌いました。 式には保護者や地元住民などおよそ200人が集まり新しい保育園の完成を祝いました。 井澤恵美子園長は「未満児保育を充実させ小学校との交流、連携を深めていきたい。」とあいさつしました。 東みのわ保育園は総事業費7億3,000万円。 鉄骨平屋建てで建物の面積は1,700平方メートル、保育室は9室あります。 太陽光発電のほか地中熱を利用した冷暖房設備も設置されています。 定員は120人で0歳児からの受け入れも行っています。 町では、子育て施設の拠点として保育サービスの充実に努めていくとしています。
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南小河内でおさんやり
箕輪町の南小河内区に伝わるお盆の伝統行事「おさんやり」が16日に行われました。 おさんやりは、古くから南小河内に伝わる厄除けの行事で、町の無形民族文化財に指定されています。 区内を流れる用水路が天竜川と逆に流れていることが疫病や災いのもととされ、その厄を払う意味があります。 長さ10メートル、高さ3.5メートル、重さ600キロの柴舟を若者が担ぎ、区内2キロを巡航します。 主な辻では、ちょうちんを中心に輪になってヨイソレ節を唄います。 おさんやりを見つめる86歳の片桐幹夫さん。 戦争中は、兵隊にとられ、担ぎ手が少なくなったため、舟をつくる材料をナラの木でなく軽い竹で代用したこともあったということです。 午後8時、盆おどりが終わるとお舟こわしが始まります。 ナラの木を3周して、舟を左右にゆらし壊していきます。 舟が壊れると、見守っていた人たちは、先を争うように破片を探して家に持ち帰ります。 南小河内では、これを1年間玄関先に厄除けとして飾ります。
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演劇の舞台技術を学ぶセミナー
地元の人達に舞台技術を学んでもらうセミナーが10日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 これは、地元の演劇に関わる人たちに舞台の技術を学んでもらい、演劇文化を広めようと伊那文化会館が毎年開いています。 講師は、伊那文化会館舞台課で音響担当の清水斉さんが務めました。 セミナーには、上伊那の高校の演劇部に所属する生徒などおよそ50人が参加しました。 参加者は、音の効果や機材の基本的な扱いについて学びました。 キャノンケーブルを八の字に巻く体験では、初めての巻き方に苦戦していました。 清水さんは、「今日感じた普段の練習している場所との違いを、演劇の演出に活かしてもらいたい」と話していました。
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セミの抜け殻から地域の自然や環境を学ぶ「自然ふれあい講座」
セミの抜け殻から地域の自然や環境を学ぶ「自然ふれあい講座」が7日、伊那市の鳩吹公園で開かれました。 講座は、地球温暖化対策などの取り組みを専門に行っている長野県環境保全研究所が開いたもので。伊那市を中心に6人が参加しました。 県内6会場で行っていて、伊那市で開かれるのは去年に続き2回目です。 セミは生息する場所の気温や標高によって種類が異なるため、抜け殻を採取 することで、地球温暖化による環境の変化を知る事ができるという事です。 研究所の職員は「身近な自然が今どういう状態か知り、変化に気づけるようになってほしい」と話していました。
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学生が砂防工事の現場見学
土砂災害を防ぐ砂防事業に関心のある大学生と大学院生3人が4日伊那市長谷の女沢川の砂防工事現場を見学しました。 これは天竜川上流河川事務所が砂防事業の意義や役割について理解してもらおうと行っているものです。 4日は日本大学と日本大学大学院、静岡大学大学院の3人が伊那市長谷の美和ダムに水が流れている女沢川の砂防工事現場を見学しました。 工事担当者は、土砂がダムに流れ込むのを防ぐことで周辺の民家や道路、観光施設への災害を抑制することができると話していました。 工事は法面の崩壊を防ぐため鉄筋コンクリートで固めていることやその強度などについて説明していました。 また工事中に土石流が発生する危険があることからセンサーを設置しサイレンが鳴ったら避難するなど安全対策についての話もありました。 学生らは「講義を受けるだけでは分からなかった作業の工程や安全確保の対策などを知ることができた。」と話していました。
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長藤の児童が板山露頭を見学
伊那市高遠町長藤の児童が、南アルプス中央構造線の板山露頭を9日見学しました。 9日は、長藤にある板山露頭に地元の小学生10人が訪れ見学しました。 講師はジオパークガイドの伊東基博さんが務めました。 これは、9月下旬に伊那市で開かれる日本ジオパーク南アルプス大会に向け、地元の露頭を学ぼうと、高遠北小学校PTAが夏休みの地区行事として行ったものです。 板山露頭では、色の違いで中央構造線をはっきり見ることができます。 伊東さんは、展望台で「道路に沿って中央構造線が通っていて、東側は柔らかい地質、西側は堅い地質でできている」と子どもたちに説明していました。
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振りまんどに使うまんど作り
お盆に先祖の霊を迎える伝統行事「振りまんど」に使うまんど作りが9日、南箕輪村で行われました。 9日は、大泉区や北殿区などでまんど作りが行われました。 このうち大泉区では、大泉まんどの会の会員の他、地区の児童とその保護者などおよそ50人が大和泉神社に集まりました。 大泉区では、地区の伝統行事を後世に残していこうと、まんどの会やPTAが中心となってまんどに使用する大麦の栽培を行っています。 振りまんどは、昔は13日から16日までの4日間行っていたとうことですが、現在では2日間となっています。 子ども達は、大人に教わりながら2種類のまんど150本を作りました。 大泉区の振りまんどは、13日と15日に行われます。
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伊那市中学生サミット
伊那市内の中学校6校の生徒会役員が情報交換する第4回伊那市中学生サミットが8日市役所で開かれました。 サミットは、生徒会同士が情報交換と交流を通じ、視野を広げ、連帯感も高めようと伊那市教育委員会が開きました。 市内6校の生徒会役員が市役所の第一委員会室で紹介DVDを見たり、それぞれの取り組みを紹介しました。 西箕輪中は、人権宣言やふるさとCMづくりに取り組んでいることを発表しました。 質疑応答では、市内全体に広げ、伊那市中学生人権宣言を制定したらどうかという意見がありました。 長谷中は、ジオパーク学習に取り組んでいることや、中央構造線を紹介しました。 高遠中は、花見期間中のおもてなしの紹介をし、第1回信州おもてなし大賞を受賞したことも報告しました。 春富中は、伝統の信用販売について紹介し、伊那市の良さは、人のあたたかさだと発表しました。 東部中は、職場体験学習から学んだことや、東日本大震災の被災地と交流するさくらプロジェクトを紹介しました。 伊那中は、製造業ご当地お土産プロジェクトに参加して、伊那中発の伊那市の魅力を考えていきたいとしました。 現在、プロジェクトのメンバーと打ち合わせが進められているということです。 白鳥孝市長は、1校の発表が終わるたびにコメントし、最後は、「すばらしい中学生たちだと感じた。伊那を日本を支えるモデル地域にするために一緒に生きていこう。」と締めくくりました。
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「夢大学」 中学生が経営者から学ぶ
長野県経営者協会上伊那支部などは、7日、中学3年生が経営者の話を聞いて将来について考える「夢大学」を初めて行いました。 伊那市内の中学3年生27人が参加し、企業訪問をしながら直接経営者の話を聞きました。 1日かけて市内3か所を回り、このうち、ますみヶ丘にある建設会社、フォレストコーポレーションでは、小澤仁社長の話を聞きました。 小澤社長は、「中学生だった時は内向的な性格だったが、高校生、大学生、社会人、社長就任、と数々の経験を積んでいく中で積極的な性格になった。性格は変えられるので、何かの壁に当たったら自分を変えるチャンスだと思って一歩踏み出してほしい」と話しました。 他に伊那市の菓子店Shimizu代表の清水慎一さんは「職業は生きるための手段。手段にこだわるのではなく、どのような事を考え、どう生きていくかを大切にしてほしい」と話しました。 夢大学は、経営者協会、市町村の教育委員会、行政の産学官が連携し初めて開かれたもので、あすは箕輪町で開かれる事になっています。
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恐竜模型教室 ステゴザウルスづくりに挑戦
箕輪町図書館が企画する夏休みの親子を対象にした恐竜模型作りの教室が、31日、町文化センターで開かれました。 教室には、町内外から小学生の親子・15組30人ほどが参加しました。 講師を務めたのは、京都府在住の恐竜模型造形作家・荒木 一成さんです。 荒木さんは、紙粘土を主な材料に、リアルな恐竜の模型を作っていて、日本各地で模型展や恐竜作り教室を開いています。 箕輪町で教室を開くのは、去年に引き続き2回目です。 この教室は箕輪町図書館が、夏休み中に図書館で開いているコーナー展に合わせて、恐竜の本を読んでもらいたいと企画しました。 今年は、ステゴザウルスを作りました。 針金とダンボールで骨格を作り、紙粘土で、肉付けしていきます。 参加者は、親子で協力しながら、恐竜を作っていました。 またこの日は、箕輪町図書館にインターンシップで訪れている箕輪進修高校の生徒が、恐竜作りに協力しました。 休憩中には、恐竜にちなんだ紙芝居を披露し、子ども達を楽しませていました。 この日は、色付けまで行い、それぞれのステゴザウルスを完成させたということです。
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高遠城址公園で小学生が戦国時代の「城攻め」を体験
伊那市の高遠町公民館は、地域の小学生に夏休みの思い出をつくってもらおうと、31日、高遠城址公園で、戦国時代の城攻めの体験学習を行いました。 「進徳館軍」を名乗る小学生らは、公園南側の竪堀を登り、本丸を目指します。 途中、城の守備隊から水をかけられるなどの攻撃も。 守備隊の攻撃をものともしない進徳館軍は、本丸を目指してさらに歩みを進めますが、数々のしかけがゆく手を阻みます。 本丸の手前まで辿りつた進徳館軍。いよいよ守備隊の直接対決です。 見事本丸を落とした進徳館軍は、のろしをあげて城の攻略を祝いました。 高遠町公民館の原和男館長は「夏休みの思い出が将来、郷土を思う気持ちにつながっていけばうれしい」と話していました。
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伊那東小・竜東保合同でジャガイモ収穫
伊那市の伊那東小の3年生と竜東保育園の年長児は23日近くの畑でジャガイモの収穫をしました。 23日は園児と児童合わせておよそ150人がグループ毎に別れてジャガイモの収穫作業を行いました。 伊那東小学校では、今年、市が進める食育のモデル校に指定され、これまでの倍の広さの4.5アールの畑でジャガイモを作りました。 園児と児童は、土の中から大人のこぶし程に成長したイモを見つけると手で土を掘り返し収穫していました。 ある児童は、「大きなイモが沢山取れてうれしいです。早く食べたいです」と話していました。 この日収穫したジャガイモは全部で一輪車7台分程あり、9月に子供達がカレーにして味わうという事です。
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長野日伯学園 七夕飾り付け
箕輪町松島のブラジル人学校、長野日伯学園で30日、旧暦の七夕を前に七夕の飾り付けが行われました。 これは、日伯学園の子どもたちに日本の習字などを指導する人たちが呼びかけて、行われました。 小さな子供たちは、折り紙で飾りを作り、小学生以上の子供たちは、短冊に願い事を書いていました。
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核の無い世界へ 非核平和行進
上伊那の市町村や企業の労働組合が加盟する上伊那地区労働組合会議は、核の廃絶を訴える非核平和行進を30日行いました。 非核平和行進にはおよそ50人が参加し、辰野町から中川村までを行進しました。 行進は1958年に被爆地広島で行われたのが始まりです。 箕輪町役場で行われた激励会では、箕輪町職員労働組合青年部を代表して小野智弘さんが、「核兵器全面禁止を叫び、世界の平和と命を守る」と決意表明をしました。 平澤豊満町長は、「この声が世界中に届き核兵器のない世界が実現するよう願っています」と激励しました。
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長谷中学校3年生 浴衣の着方学ぶ
伊那市の長谷中学校の3年生は、24日、地域のお年寄りから浴衣の着方を教わりました。 長谷の溝口高齢者クラブの中山はる子さんが長谷中学校を訪れ、3年生に浴衣の着方を指導しました。 3年生は家庭科の時間に浴衣の製作をし、夏休み中に一人でも着られるようにと着付けの指導を受けました。 中山さんは、脇の部分から手を入れて布を伸ばすときれいに見える事などをアドバイスしていました。 ある生徒は、「伊那まつりに自分で浴衣を着て行きたい」と話していました。
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ますみケ丘で昆虫採集・観察会
珍しいチョウなど様々な昆虫が生息する伊那市のますみヶ丘平地林で27日、昆虫採集・観察会が開かれました。 これは夏休み中の子どもたちに珍しい昆虫や植物が生息するますみヶ丘平地林で自然に親しんでもらおうと伊那市と信州大学農学部が合同で開いたものです。 27日は、市内から40人が参加し指導には信州大学の中村寛志教授らがあたりました。 鳩吹公園では、環境省の絶滅危惧種に指定されているチョウ・ミヤマシジミを観察しました。 中村教授は「ミヤマシジミは長野・山梨・静岡の3つの県でしか見る事ができない蝶。特に、長野県内では南信地域しか生息していない」と説明していました。 子どもたちは、虫かごと網をもって平地林内をあるいてチョウやバッタ、カブトムシを捕まえていました。 参加したある小学生は「いろんな虫が取れてびっくりした。家で大切に育てたい」と話していました。
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ラジオ体操 200人参加
小学校が夏休みに入った26日、伊那市の西春近南小学校でラジオ体操の指導が行われました。 この日は、西春近南小学校の児童や保護者など、およそ200人が参加しました。 朝6時半になると、ラジオ体操が流れ、参加者らはきびきびと身体を動かしていました。 これは、ラジオ体操を正しく身につけてもらおうと、伊那市教育委員会が毎年行っているものです。 指導はスポーツ推進委員がつとめ、「手の握りを、卵を掴む感じにするようにすると、力が抜けて自然に体が伸びる」などとアドバイスしていました。 参加した西春近南小学校の児童は「朝早かったので、少し眠かったが、体操をしたら目が覚めた」と話していました。 伊那市スポーツ推進委員会の伊藤敦委員長は「ラジオ体操の基礎を身に付けると、体のほぐれ方が違う」と話していました。 最後に子ども達は推進委員の前に並び、ラジオ体操カードに出席のハンコを押してもらっていました。
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伊那市春近神社で奉祝祭
伊那市東春近神社の本殿と本殿を保護するための覆殿の改修工事が終了し、無事竣工を祝う奉祝祭が24日行われました。 奉祝祭には、地域や氏子の役員など30人ほどが出席し、無事完成を祝いました。 今回は、本殿の基礎の修復と、本殿を風雨から護る覆殿の屋根の銅版の吹き替え、筋交いによる強度の増強です。 工事費は、450万円で、工期は、4月26日から5月29日てせした。 特に本殿は、宝暦10年、1760年の建築で、県内でも有数の歴史と規模を誇るということで伊那市の文化財に指定されています。 奉祝祭では、出席者の代表が神社祭式に従い厳かな雰囲気の中工事の無事完成を祝っていました。 春近神社は、明治43年、1910年に当時の殿島村8か所にあった神社を春近神社に合祀しました。 花畑樹彦宮司は、「古来から地域のよりどころとして存在する神社の改修で地域の更なる発展を望みたい」と感謝していました。
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第26回みのわ祭り 26日開催
夏祭りシーズンとなりました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、トップを切って26日みのわ祭りが行われます。 25日は、会場となる松島区の工業団地周辺で、関係者が準備を進めていました。 26回目となるみのわ祭りは、あす午後1時に開幕し、歩行者天国は午後10 時までです。 踊りは午後3時45分スタート、打上花火は午後7時40分から、手筒花火は午後8時から行われます。 伊那ケーブルテレビでは、あす午後3時30分から午後5時まで、ご覧のチャンネルで祭りの様子を生中継します。
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箕輪南小学校 「あすから夏休み!」
上伊那のトップを切って、24日、箕輪町の箕輪南小学校で1学期の終業式が行われました。 子どもたちは25日から25日間の夏休みです。 箕輪南小学校では、95人の全校児童が出席し、多目的ホールで終業式が行われ、2年生と6年生が学習の成果を披露しました 6年生は修学旅行で訪れた東京の思い出をひとりひとり発表しました。 国会議事堂は大きかった、初めて食べたもんじゃ焼きはおいしかったなどと、振り返っていました。 宮下徳雄(とくお)校長は、「世の中には、欲望と言うたくさんのタイがいます。もっと寝ていたい。ゲームしたい。遊んでいたい。などのタイです。自分の中のタイを抑える夏休みにしてください。」と、児童に呼び掛けていました。 箕輪南小学校では、毎年、1学期の終業式の日に全校で学校に宿泊する全校キャンプを行っています。晩御飯を作ったりキャンプファイヤーを行うということです。 箕輪南小学校の夏休みは、18日までの25日間でとなっています。
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TOKARA伊那公演を前にPR
日本を始め世界各地で和太鼓の演奏をしている「TOKARA」の十周年記念世界ツアー伊那市公演が、25日にいなっせで開かれます。 23日は、伊那での開催をPRするためTOKARAのメンバー4人が市内の大型店前で演奏を披露しました。 TOKARAは、アメリカ人とカナダ人、日本人2人の4人組で、飯田市を拠点に日本全国を始め世界各地で演奏しています。 代表を務めるのは、アメリカ出身で演奏歴21年のアート・リーさんです。 アート・リーさんは、アメリカで太鼓を始め平成10年に来日。 コンテストで上位入賞するなど活躍しています。 そしてもう1人。 伊那市在住のカナダ人ディーン・ハビックスベックさんです。 インターネットで見たアート・リーさんの演奏に憧れて来日。研究生を経て平成22年から正式メンバーとして活動しています。 TOKARAの公演は25日金曜日に伊那市のいなっせで開かれます。
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伊那谷第九合唱団 発足
11月に伊那文化会館で開かれる、スロヴァキア国立放送交響楽団による第九の演奏で合唱を担当する、伊那谷第九合唱団が20日、発足しました。 合唱団は、スロヴァキア国立放送交響楽団の第九の演奏に合わせて、合唱することになっています。 スロヴァキア交響楽団は、1929年に設立した、中央ヨーロッパを代表するオーケストラです。 コンサートを主催する伊那文化会館は、世界でも有名な交響楽団と地域の合唱団の繋がりを持ってもらおうと共演を企画しました。 メンバーは6月に行われた、カルミナ・ブラーナに参加した150人を中心に、上伊那や諏訪などから207人が集まりました。 団長は、大内丈司さんで、指導は、白鳥彰政さんがつとめます。 合唱は、全てドイツ語で歌われるということです。 指導者の白鳥さんは、「オーケストラと合わせるのは本番のみ。練習も10回程度。充実した練習にしたい。」と話していました。 この日は、早速、腹式呼吸や、発声、姿勢などの、練習に取り組んでいました。 コンサートは、11月30日(日)に伊那文化会館で開かれます。