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県教育委が職員2人を処分
長野県教育委員会は、南信地区の高校に勤務する男性事務員を停職2か月、南信地区の小学校に勤務する女性教諭を戒告処分としたことを21日に発表しました。
県教育委員会の発表によりますと、南信地区の高校に勤務する男性事務員44歳は、8月中旬から9月12日までの間、コンビニエンスストアで4回に渡り酒類9,200円相当を万引きしたものです。
男性は2か月の停職処分となっています。
南信地区の小学校に勤務する女性教諭32歳は、2022年3月に兵庫県宝塚市で車を運転中、自転車と衝突して全治3か月のけがを負わせたものです。
過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕され、翌日釈放となっています。
女性教諭は戒告処分となっています。
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信州室内オーケストラ 箕輪町で演奏会
長野県在住の音楽家を中心に結成された信州室内オーケストラによる演奏会が箕輪町文化センターで22日開かれました。
演奏会ではクラシックや映画音楽など7曲が披露されました。
代表で指揮者を務めるのは箕輪町木下在住の荒川昌美さんです。
荒川さんは伊那北高校を卒業後、桐朋学園大学指揮専攻を修了しヨーロッパで修行を重ねてきました。
帰国後、2020年に荒川さんが中心となって信州室内オーケストラを結成しました。
演奏会では観客が指揮を体験できる「指揮者体験コーナー」も行われました。
また、オーケストラと箕輪中学校合唱部の合同演奏も披露されました。
演奏会実行委員会では「箕輪町の文化芸術の振興に繋がればうれしいです」と話していました。
この日はおよそ250人が訪れ、オーケストラの音色を楽しんでいました。
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西春近北小学校 150周年記念式典
伊那市の西春近北小学校の創立・開校150周年記念式典が22日、西春近北小学校で行われました。
式典では高学年の児童およそ80人が太鼓演奏を披露し、節目の年を祝いました。
西春近北小学校は1873年に現在の場所から200メートルほど東に離れた場所に貫道学校という名称で創立・開校しました。
校地の移転や名称の変更を経て、1966年に伊那市立西春近北小学校となり現在に至ります。
式典で、塚田琢磨校長は「開校以来変わらず、地域の皆さんに支えられている」と挨拶し、感謝していました。
児童会長の山﨑巴葉さんは「これからも笑顔溢れる北小になるように頑張りたい」と抱負を話しました。
式典の最後には、全校児童が行事の節目に歌っている「開校記念日の歌」を合唱しました。
式典に続いて、記念コンサートも行われ、卒業生がピアノ演奏などを披露しました。
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上伊那総合技術新校 次回の懇話会で校地決定へ
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が21日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、上伊那農業高校と駒ケ根工業高校の校地選定に関する意見を交わしました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校の4校を再編統合するものです。
校地は、上農と駒工のどちらかになることが報告されています。
21日は、非公開で行われていた校地検討会議がまとめた意見を参考に懇話会で話し合いが行われました。
出席者からは、「信州大学農学部や南信工科短期大学校など連携は大事なので距離が近い方がいいのではないか」「農業科は農地が必要となるため、敷地は広い方が良いのではないか」などの意見が出されました。
きょう出た意見を参考に、県教育委員会が次回の懇話会で校地決定の報告をします。
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受験生を応援 サクラコマ合格祈願
コマを回すと花びらが開くサクラコマの合格祈願が伊那市高遠町の弘妙寺で20日行われました。
こちらがサクラコマです。
市内の製造業者有志でつくる「ご当地お土産プロジェクトチーム」が受験生を応援しようと開発したものです。
コマを回すと花びらが開きます。
20日はプロジェクトチームを代表して6人が弘妙寺を訪れ、サクラコマの合格祈願をしました。
合格祈願は毎年行っていて、今年で11回目です。
他に、プロジェクトに参加している高遠さくらホテルの「高遠さくら咲くだるま」の合格祈願も行われました。
サクラコマは1つ1,320円です。
高遠さくらホテル、伊那市役所、有限会社スワニーのオンラインショップなどで購入できます。
だるまは、特大・中・小の3種類のサイズがあり、特大が6,000円、中が2,200円、小が1,700円です。
だるまは高遠さくらホテルで販売されます。
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㈱北沢建築が箕輪北小にSDGsかるたを寄贈
箕輪町沢の株式会社北沢建築は箕輪北小学校にSDGsかるたを27日、寄贈しました。
27日は北沢建築の北澤宗則社長が箕輪北小学校を訪れ、小林みゆき校長に目録を手渡しました。
寄贈されたのはSDGsかるた37セットです。
また、かるた大会が開けるよう、トロフィーも合わせて寄贈されました。
北沢建築は、アルプス中央信用金庫のあるしんSDGs私募債「ちいきのミライ」を発行しました。
この私募債は、引き受け手数料の一部が割引されていて、その割引分で物品の寄贈が行えます。
北沢さんは北小がSDGsについての学習に積極的に取り組んでいることを知り、全校児童が楽しく学べるようかるたを寄贈しました。
小林校長は「子どもたちのSDGsへの意識がより高まればうれしいです。」と感謝していました。
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伊那市中学生キャリアフェス
伊那市内の中学2年生が、地域を知り、将来について考えるキャリアフェスがエレコム・ロジテックアリーナで16日行われました。
キャリアフェスには伊那市内の中学2年生約600人が参加しました。
オープニングでは、実行委員の生徒が会場を盛り上げていました。
上伊那の83の企業や団体が出展し、中学生が、自分の興味のあるブースを回りました。
箕輪町に本社を置く電子部品メーカーKOA㈱のブースでは、社員が製品を紹介していました。
上伊那地域酪農協議会は、牛の模型を使った乳しぼり体験を行いました。
伊那ケーブルテレビもブースを出展し、中学生がアナウンスを体験していました。
他に、上伊那8つの社会福祉法人合同のブースでは、障害者への理解を深めようと車いすバスケットボール体験が行われました。
人にスポットを当てる「ヒューマンコーナー」には3人が登場し、うち伊那市消防団長の日下部良也さんが活動への思いを話していました。
このイベントは、中学生が地域の人と触れ合い未来について考える機会にしようと、市内6つの中学校の代表生徒や産学官の関係者が参加する実行委員会が企画しました。
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伊那北理数科1年生 信大で研究発表
伊那市の伊那北高校理数科の1年生は、細菌培養をテーマにした研究成果を、南箕輪村の信州大学農学部で16日に発表しました。
この日は、伊那北高校理数科の1年生41人が農学部を訪れ、研究発表をしました。
水道水や牛乳、ハンカチへの細菌の増え方やつき方など、グループごとに行った研究の成果を農学部の学生や教授に説明しました。
こちらのグループは、雑巾で掃除をした床の細菌数について発表しました。
理数科では、研究の基礎を学び、科学的思考力を身に着けるため、信州大学と連携した授業を昨年度から行っています。
今年度は、細菌に詳しい伊原正喜准教授を講師に招いて研究のノウハウについて学び、8月から研究を行ってきました。
理数科では、今年度、二酸化炭素濃度についても東京大学と連携し研究を行うことになっています。
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箕輪町でキャリア教育かみいな交流会
幅広い世代が地域の未来を考える、キャリア教育かみいな交流会が箕輪町文化センターで15日に開かれました。
交流会には上伊那地域の産学官の関係者や箕輪町の小学生から高校生などおよそ470人が参加しました。
箕輪中学校と箕輪進修高校の生徒、大人が60のグループに分かれてトークセッションを行い、「勉強するのは何のため」をテーマに意見交換をしていました。
キャリア教育かみいな交流会は、上伊那の産学官の各種団体でつくる郷土愛プロジェクトが主催するものです。
交流会ではほかに、箕輪西小学校4年ゆめ組が2年生から行っている野菜作りについての発表を行いました。
交流会は上伊那8市町村が持ち回りで毎年開いていて、今年は箕輪町が会場となりました。
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西箕輪中学校3年東組「あつまれ東の森」開催へ
伊那市の西箕輪中学校3年東組は、16日に地域の人や園児たちと一緒に楽しめるイベント「あつまれ東の森」を開きます。
10月13日は開催を前に、広報班と屋台班、工作班、保育園班の4つの班に分かれて準備を行いました。
地域の人や園児たちと一緒に楽しみながら交流できる企画を考えていて、7月から準備を進めています。
一般の参加は事前申し込みが必要でQRコードからも申し込みを受け付けています。
屋台班は射的やヨーヨー釣り、ボウリングの3種類の屋台を出店します。
工作班はスライムづくりなどを来場者と一緒に行います。
広報班はイベントのチラシを作成しました。
保育園班は地元の園児たちを招待する案内文を作りました。
「あつまれ東の森」は16日に西箕輪中学校内で開催されます。
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伊那フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会
伊那フィルハーモニー交響楽団の第35回定期演奏会が伊那市の伊那文化会館で12日開かれました。
演奏会には団員およそ70人が出演し、クラシック曲2曲を披露しました。
伊那フィルハーモニー交響楽団は1985年6月に伊那谷初のアマチュアオーケストラとして発足しました。
定演では、今年のリヨン国際ピアノコンクールで史上最年少優勝を果たした慶応大学の八木大輔さんゲストに迎え、ラフマニノフのピアノ協奏曲を披露しました。
八木さんは、去年伊那市でピアノリサイタルを開いたことが縁で共演することになりました。
北沢理光団長は、「伊那にあるオーケストラとしてアピールしさらに活動の輪を広げていきたい」と話していました。
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箕輪町民文化祭 ステージ発表・作品展示
箕輪町内のサークルや団体が活動の成果を披露する箕輪町民文化祭のステージ発表が、11日町文化センターで行われました。
町文化センターでは「芸能の広場」と題したステージ発表が行われ、町内の22の団体がダンスや太極拳などを披露しました。
地域交流センターでは作品展示が行われています。
展示されているのは、町内のサークルや小中学校、保育園、福祉施設の利用者の作品、約1,200点です。
12日は午前11時から「音楽の広場」と題したステージ発表が行われるほか、地域交流広場ではフリーマーケットや飲食の販売が行われます。
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箕輪町 功労者4人を表彰
文化の日に合わせて、箕輪町功労者表彰が3日に行われ、地方自治と社会福祉に功績のあった4人が表彰されました。
式典では、4人に白鳥政徳町長が表彰状を贈りました。
地方自治功労が3人、社会福祉功労が1人です。
受賞者を代表して、3期12年間町議会議員を務めた松本五郎さんは、「今後も、街づくりのために協力していきたいです」と話していました。
白鳥町長は、「今後も町の発展のためにさらなるご尽力を賜りたいです」と感謝していました。 -
伊那弥生ケ丘高校で学校・教科を横断した授業
伊那市の伊那弥生ケ丘高校は、伊那北高校の理科教諭を招き学校と教科の垣根を越えた横断型の授業を6日に、初めて行いました。
6日は、伊那北高校で生物を教えている倉石典広教諭が伊那弥生ケ丘高校を訪れ、3年生の英語の授業で解説しました。
英語の教科書の中で、日本ミツバチと西洋ミツバチに関する文章が書かれていて、生物の分野に詳しい教諭から授業を受けることでより深く掘り下げてもらおうと企画したものです。
伊那弥生ケ丘高校英語科の竹松ゆかり教諭が、以前伊那北高校に務めていたことが縁で倉石教諭に声をかけ実現しました。
倉石教諭は、日本ミツバチが天敵のスズメバチに対して行う防御行動について、「敵を包み込むことで温度をあげて撃退します。これを行うと球体の中心にいるミツバチは寿命が短くなってしまうため、比較的年老いた蜂がこの役目を担っていることが分かっています」と紹介していました。
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校は、統合により「仮称伊那新校」となることが予定されていて、両校では「教科や学校の枠を越えた学びの場が提供できるよう考えていきたい」と話していました。
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国際声楽コンクールの本選出場へ
高遠高校の2年生の市村信吾さんは9月開かれた国際声楽コンクールの東日本准本選で入賞し11月東京で開かれる本選に出場することが決まりました。
市村さんは高遠高校芸術コース音楽専攻で合唱部に所属していて、現在は本選に向け練習に励んでいます。
1年生のときには地区大会で敗退しましたが1年かけて歌に磨きをかけ今回本選出場を果たしました。
国際声楽コンクールは声楽を専門に勉強する学生のための声楽専攻部門のほか声楽愛好者部門、ミュージカル部門などがある日本最大の大会だということです。
去年の本選には16部門に約1,400人が出場したということです。
国際声楽コンクールの本選は11月5日に東京で開催されます。
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伊那中生徒 高齢者の大変さを体験
伊那市の伊那中学校3年生は、高齢者の体を31日疑似体験しました。
授業では、ゴミ出しを通して、高齢者の大変さを学んでいました。
授業では、伊那中学校3年3組の生徒30人が高齢者のゴミ出しを体験しました。
高齢者役の生徒は、目や耳が不自由になるゴーグルや耳当て、膝が曲がりにくくなるサポーターなどを身に着けました。
介助者役の生徒と2人一組となり、ゴミ袋を持って廊下を歩き、階段の上り下りを体験していました。
高齢者疑似体験は伊那市社協が福祉教育の一環として行っているもので、今回は特にゴミ出しを取り上げて行いました。
伊那市社協によりますと、高齢になると、身体機能の低下やケガ、運転免許の返納などでゴミ出しが困難になることがあるということです。
また大人用紙おむつがあるとゴミが重くなり、より大変になるとしています。
なお、伊那市や市社協などが昨年度ケアマネジャーを対象に行ったアンケートでは、介護認定を受け在宅サービスを利用し生活する高齢者のうち14人に1人がゴミ出し支援を求めているということです。
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伊澤修二の功績を称える音楽祭
伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の功績を称える音楽祭が28日に伊那市内で開かれました。
記念音楽祭は東京芸大の初代校長、伊澤修二が高遠町出身だったことが縁で始まったもので今年で37回目です。
高遠町文化体育館で行われた第1部では小中高校生が合唱や合奏を発表しました。
このうち春富中学校の吹奏楽部はマーチングバンドを披露しました。
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箕輪進修高校創立100周年記念式典
箕輪町の箕輪進修高校の創立100周年記念式典が、町文化センターで28日に行われました。
式典には、在校生や教職員、同窓生などおよそ400人が参加しました。
箕輪進修高校は、大正13年・1924年に中箕輪実業補習学校の通年部として始まりました。
その後、昭和39年・1964年に箕輪工業高校に、2008年に現在の校名になり、南信唯一の多部・単位制となりました。
式典では、生徒が文化祭をテーマに学校の活動を紹介しました。
小河節郎同窓会長は「100年を節目にまた新たな1歩を踏みだしてください」と話していました。
式典では、同窓会とPTAから、学校備品などの記念品が贈られました。
生徒有志による太鼓も披露され、力強い演奏で100周年を祝いました。
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竜西保育園でハロウィンイベント
伊那市の竜西保育園でハロウィンを楽しむイベントが30日に行われました。
リズム室では記念写真を撮っていました。
周りに飾られているのは、紙で作ったカボチャのランタンやポリ袋に新聞紙を詰めたお化けカボチャです。
園では毎年カボチャを育てていますが今年は収穫できなかったことから、年長園児が作ったということです。
各クラスではヨーヨー釣りや紙を使ったキャンディ作りを行いました。
ハロウィンイベントは毎年、収穫祭を兼ねて全員が集まり行っていましたが、今年はインフルエンザ感染拡大防止のため、年少から年長のクラスごとに行いました。
イベントではほかに教室に隠されたカードを探す宝探しゲームを楽しんでいました。
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高校入試第1回予定数調査
長野県教育委員会は、来年度の高校入試の志願者を対象に行った1回目の予定数調査をまとめ、27日、発表しました。
辰野普通は、前期35人、後期50人です。商業は、前期10人、後期12人です。
上伊那農業は、生物生産、生命探究、アグリデザイン、コミュニティデザイン一括で、前期159人、後期187人です。
高遠は、前期43人、後期63人です。
伊那北普通は後期のみで241人です。理数は前期41人、後期30人です。
伊那弥生ケ丘は後期のみで259人です。
赤穂普通は後期のみで164人です。
商業は前期92人、後期93人です。
赤穂定時制は、後期のみで4人です。
駒ヶ根工業は機械、電気、情報技術一括で、前期58人、後期79人です。
多部単位制の箕輪進修は、普通Ⅰ部は前期17人、後期25人です。普通Ⅱ部は前期7人、後期14人です。普通Ⅲ部は前期1人、後期1人です。工業Ⅰ部は前期11人、後期13人です。
2回目の調査は12月中旬に実施、来年1月上旬に公表予定です。
前期選抜試験は来年2月1日、後期選抜試験は来年3月6日に行われる予定です。
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箕輪町内の保育園で保育士が結核に感染
箕輪町内の保育園に勤務する保育士1人が結核に感染していることが、27日にわかりました。
これは、27日に役場で開かれた、定例記者懇談会の中で白鳥政徳町長が明らかにしました。
結核に感染したのは、箕輪町内の保育園に勤務する保育士1人です。
この保育士は、7月から、けがのため入院をし、その後自宅療養していて保育園には勤務していませんでした。
18日に町の健康診断を受診し、22日に結核に感染していることがわかりました。
現在は治療のため入院しています。
箕輪町では該当するクラスなど、伊那保健所の指示を受け検査を実施するということです。
町はでは28日と29日、保護者を対象に説明会を開くとしています。
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箕輪東小学校創立150周年記念音楽会
箕輪町の箕輪東小学校で創立150周年記念音楽会が21日に開かれました。
音楽会では、はじめに全校児童による合唱が行われました。
「心のこもった音楽で150周年をお祝いしよう!ここは、みんなのふるさと!!」をテーマに学年ごとに歌や合奏、全11プログラムを披露しました。
箕輪東小学校は、1872年、明治5年に当時の長岡、南小河内、北小河内の3つの村ごとに学校が創立されました。
1889年、明治22年に東箕輪尋常小学校にまとめられ、町村合併した1955年、昭和30年に、現在の箕輪東小学校と改称されました。
音楽会では記念式典も行われ、箕輪町の浦野邦衛副町長が「見守り活動により事故なく登校ができている。これからも地域のみなさんと共に歩み続けてほしい」とあいさつしました。
6年生の保護者による「銀河鉄道999」の特別演奏が行われました。
この日のために練習してきたということです。
特別演奏では、児童と校歌を歌い、開校150周年を祝いました。
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第28回書晋展
上伊那の書道指導者でつくる「書晋会」の作品展「第28回書晋展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、会員11人の作品約60点が展示されています。
テーマを設けず、それぞれが得意とする作品を出品しています。
書晋会は、上伊那の書道の指導者などが所属していて、毎年この時期に作品展を開いています。
漢字やかななど、書体も様々です。
こちらの作品は「宴」という文字をくずし、自由に組み立てているということです。
書晋会では「絵画を鑑賞するように様々な文字の形や筆の運びを楽しんでほしい」と話していました。
書晋会の作品展「書晋展」は30日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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上伊那の特別支援学級と伊那養護学校の児童・生徒の作品展
上伊那の小中学校の特別支援学級と伊那養護学校の児童・生徒の作品展が伊那市のいなっせで20日から始まりました。
会場には児童・生徒の作品、およそ610点が展示されています。
作品展は、地域の人に障がい者に対する理解を深めてもらおうと上伊那圏域特別支援教育連携協議会が毎年開いています。
会場には段ボールなどで作った高さ30センチほどの動物や習字、絵などが飾られています。
協議会では「児童や生徒の表現活動の場なので、多くの人に見に来てほしい」と話していました。
作品展は24日(火)までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
入場は無料で、長時間鑑賞する人には駐車券の対応をするということです。
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中部連合音楽会 小中学生が演奏披露
伊那市内の小中学生が音楽を通して交流する中部連合音楽会が伊那文化会館で19日開かれました。
中部連合音楽会は小学校の部と中学校の部があり、それぞれ学校ごと合唱や合奏を披露しました。
このうち中学校の部には市内6校の中学3年生が参加しました。
伊那中学校は、3年生110人で混声四部合唱を披露しました。
新型コロナの影響で今回は4年ぶりに開かれました。
主催した中部教職員会では「規模の大きな学校、小さな学校それぞれの歌声の良さを感じ、感性を高めあう機会になった」と話していました。
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子どもの居場所づくり研修会 宇津孝子さん講演
子どもの居場所づくりを推進するための研修会が18日伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで開かれました。
講師を務めたのは認定NPO法人「フリーキッズ・ヴィレッジ」理事長の宇津孝子さんです。
宇津さんは、伊那市高遠町で親と一緒に暮らすことができない子どもたちを里親として育てるファミリーホームを運営しています。
宇津さんは「子どもたちの未来のために~私たちができること~」と題し話をしました。
宇津さんは「こどもまんなか社会とは子どもが周りの大人たちに大切にされていると感じられる社会だ」と話しました。
また、「人や子どもは誰もが尊い存在として生きる権利を持っていることを意識してほしい」と話していました。
講演会では、伊那ケーブルテレビが制作した、「フリーキッズ・ヴィレッジ」で過ごした子どもたちの成長と、宇津さんと里子との暮らしを追ったドキュメンタリー番組「ありがとう~かあちゃんの10年」も上映されました。
講演会は上伊那地域子ども応援プラットフォームと長野県将来世代応援県民会議上伊那地域会議が合同で開いたもので、子どもの居場所づくりに関心のある人などおよそ50人が参加しました。
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長谷小と長谷中がはじめての合同音楽会
伊那市長谷の長谷小学校と長谷中学校による、合同音楽会が18日にはじめて開かれました。
児童と生徒は、練習を重ねてきた歌などを保護者や地域の人たちに披露しました。
合同音楽会は、長谷小学校で開かれました。
最初に、児童と生徒の全員で「はじめようコンサート」を斉唱しました。
合同音楽会は、小学校と中学校が交流できる行事として今年度はじめて開かれたもので、保護者や地域の人も訪れました。
音楽会の様子は近くの特別養護老人ホームサンハート美和にライブ配信されました。
小学1年生は音楽劇を披露しました。
18日は高遠高校の合唱部が招かれ、合唱を披露しました。
最後に全員で「讃歌-長谷」を合唱しました。
合同音楽会では、小中学校あわせて22曲が披露されました。
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伊澤修二記念音楽祭に向け合唱指導
伊那市の高遠高校の生徒は、28日に行われる伊澤修二記念音楽祭に向け、東京芸術大学大学院を修了し、合唱指揮者として活躍する黒川和伸さんから、16日に合唱指導を受けました。
この日は、高遠高校の合唱部員21人が、東京芸術大学大学院を修了し、現在合唱指揮者として活動する黒川さんから指導を受けました。
28日に行われる伊澤修二記念音楽祭に向けた事前指導として行われ、本番で披露する曲を歌いました。
黒川さんは、歌詞や解釈を大切に歌うよう指導しました。
伊那市では、高遠町出身の伊澤修二が、東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で、こうした交流を行っています。
伊澤修二記念音楽祭は、28日に行われます。
生徒は、第1部は合唱部として、第2部は市民合唱団として出演します。
音楽祭に向けた指導は、高遠中学校でも行われ、18日には、町内2つの小学校でも行われます。
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伊那新校 校舎の基本計画を報告
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合し、令和10年度開校予定の伊那新校の校舎の基本的な配置などを示す「施設整備基本計画」が15日住民に示されました。
15日は、報告会が伊那図書館で開かれ、長野県教育委員会と設計を担当する2つの建築事務所が施設整備基本計画の概要を説明しました。
基本計画では、伊那北高校の現在の校舎がある場所に新校舎を建設する計画です。
新しい学びに対応した空間として、オープンな講義室や少人数の学習スペースなどを設置する計画です。
県教委と設計を担当する建築事務所では、今年度末までに「基本設計」を策定し、来年度初めの公表を目指しています。
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高遠城址の古地図でアニメーション制作WS
東京芸術大学の准教授らが指導し、参加者が高遠城址公園の古地図を題材にアニメーションを作るワークショップが14日高遠閣で開かれました。
ワークショップは伊那市と東京芸術大学の連携事業の一環で開かれたもので、伊那市内の小学生から高校生、20人が参加しました。
講師は東京芸術大学の押元一敏准教授が務めました。
参加者は、江戸時代の高遠城址の古地図を元に南曲輪にあった日本庭園をイメージしながら絵を描いていきました。
参加者は、池や水、季節などの絵を描き、書き終わった絵は、東京芸大の学生がスキャナーでパソコンに取り込み、編集をしていました。
押元准教授は「地域の歴史を知り、アートにする事で新たな発見に繋げてほしい」と話していました。
ワークショップで制作した動画は、映像作品として芸大生がまとめ、信州高遠美術館などで公開される予定です。