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フルートアンサンブルコンサート
上伊那のフルート愛好家でつくる伊那フルートアンサンブルの第20回コンサートが12日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
コンサートには、伊那フルートアンサンブルのメンバー18人が出演しました。
今年のテーマは冬が去り、春が訪れることを表す四字熟語「一陽来復」です。
春や希望に関連したクラッシックや歌謡曲、ゲーム音楽など21曲を、低音・高音の5種類のフルートを使って演奏しました。
新型コロナの影響で去年は中止となっていて、従来の観客を入れての開催は3年振りとなりました。
伊那フルートアンサンブルでは、「演奏を聴いて少しでも明るい気持ちになってもらいたい」と話していました。 -
伊那ロータリー顕彰 梅垣さんと宮下さん受賞
伊那ロータリークラブは、長年にわたり、伝統文化やスポーツの分野で青少年育成に貢献したとして、伊那市の梅垣佐知子さんと宮下成彰さんにロータリー顕彰を16日に贈りました。
この日は、伊那市のくぬぎの杜で創立記念定例会が開かれ、2人に顕彰が贈られました。
美篶の梅垣さんは現在92歳で、40年にわたり、地元の子供たちに詩吟や剣舞を教え、伝統文化継承と青少年育成に貢献しました。
中央の宮下さんは、去年まで行われていた中学生野球の「伊那ロータリ―杯」の事務局長を20年務め、上伊那の野球の振興と発展に貢献しました。
伊那ロータリークラブでは、毎年地域の発展や文化継承などに貢献した人を表彰していて、今回で44回目となりました。
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高遠城ゆかりの品 県宝指定へ答申
長野県文化財保護審議会は、宮田村の小田切家が所蔵する高遠城のゆかりの品106点を、新たに県宝に指定するよう、県教育委員会へきのう答申しました。
県宝へ指定するよう答申されたのは、宮田村の小田切康彦村長が所蔵する「高遠城二ノ丸厩稲荷本殿と上家、奉納品類」106点です。
これらは、ニノ丸にあった厩に祀られていた稲荷社の本殿など にあったとされる品々です。
廃城当時、厩に勤務していた小田切家に伝わったとされています。
審議会では、これらの品々は藩士の御厩稲荷(おうまやいなり)への信仰を知る事ができ、高遠藩や高遠城の歴史を知るうえで極めて貴重な資料だとしています。
県宝への正式指定は、次回の県教育委員会の定例会で決定し、県報に告示されます。
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東春近小150年に向け 湯澤さんと歌作り
伊那市の東春近小学校の子ども達は、学校OBでシンガーソングライターの湯澤かよこさんと創立150周年を記念した歌を作っています。
15日は湯澤さんが学校を訪れ、子ども達と歌詞づくりを行いました。
このうち、3年生の授業では子ども達がプリントの中から歌詞に入れてほしい言葉を選んでいました。
言葉は、全校児童から出された学校のイメージや思い出をキーワードにしたもので、湯澤さんが30個に絞り込みました。
歌づくりは、創立150周年事業の一環で行われています。
湯澤さんは東春近小の卒業生という事もあり、学校が記念の歌の制作を依頼しました。
15日は、湯澤さんが持ち歌も披露しました。
今後は、湯澤さんがメロディーや歌詞の候補を作り、子ども達と一緒に完成させるという事です。
お披露目は11月の150周年記念式典で行われます。
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上伊那の企業合同 インターンシップ
上伊那企業が合同で大学生などを対象にした職場体験を実施する、インターンシップスーパーウィーク2023が15日から始まりました。
インターンシップは上伊那の製造業や金融業など36社が参加しています。
このうちアルプス中央信用金庫駒ヶ根研修センターには、県内外の大学に通う3人が訪れました。
学生たちは、実際に店舗で使われている機械を使い、入出金の操作を体験していました。
インターンシップスーパーウィークは、1日の仕事体験を通して地元企業を知ってもらおうと、伊那職業安定協会が開いたものです。
上伊那の企業が期間を集中して職場体験の場を設けることで学生は期間中、複数の企業を訪れることが出来ます。
15日から28日までの期間中、上伊那の36社で1日仕事体験が出来るということです。
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高校入試後期選抜 募集人員発表
長野県教育委員会は令和5年度入学の公立高校後期選抜の募集人員を15日発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校は、普通48人、商業20人。
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高校入試前期選抜 合格発表
県内の公立高校前期選抜試験の合格発表が10日に行われ、合格した受験生に一足早い春が訪れました。
前期選抜試験は2日に県内一斉に実施され、5,408人が受験し3,676人が合格しました。
上伊那では558人が受験し382人が合格しています。
後期選抜試験は3月7日に実施され、合格発表は17日の予定です。
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高遠藩の遺産 小中学生が見学
千曲市の県立歴史館で、入場を無料にする歴史館パートナーの日「KOAの日」が1月22日に開かれ、上伊那の小中学生の親子が歴史の一端に触れました。
県立歴史館では、高遠藩に焦点をあてた冬季企画展が現在開かれています。
電子部品製造のKOAが「歴史館のパートナーの日」として入場無料で上伊那の小中学生を招待しました。
参加したのは、親子34人で、職員から展示物の説明を受け、高遠藩が地域に残した遺物の意味について考えました。
歴史館入口ロビーには、KOAの企業紹介コーナーも用意され、地元企業が製造する電子部品についても学びました。
見学の最後には、質問タイムが設けられ、笹本正治特別館長が参加した子どもたちの質問に応えていました。
県立歴史館の冬季特別展「高遠藩の遺産~最後の藩主が残したもの~」は、2月26日まで開かれています。 -
伊那西高校演劇クラブ 2月公演
伊那市の伊那西高校演劇クラブはオリジナル作品「あいまいみぃまいん」を5日に南箕輪村民センターで上演しました。
上演したのは演劇クラブのオリジナル作品「あいまいみぃまいん」です。
何をするのにも自信が持てない主人公の少女が高校受験に失敗し、1年後の再受験を目指して一人暮らしを始めます。
そこに以前助けた捨て猫が現れ一緒に暮らし始めます。
母親との関係がうまくいかない少女は猫との暮らしを通して自分自身と向き合い、新しい自分の生き方を見つけていくというストーリーです。
伊那西高校の演劇クラブは、毎年この時期に公演を伊那市の伊那文化会館で行っていますが、今回は会館が工事中のため、会場を村民センターに変更して行いました。
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南箕輪中学校 ウクライナへ寄付
南箕輪村の南箕輪中学校地区生徒会は、ウクライナを支援するために校内で募金活動を行い、集まった4万4148円を寄付します。
7日は生徒が村役場を訪れ、藤城栄文村長に募金を手渡しました。
連日の報道を受け自分たちも何かできないかと、ウクライナに支援するため、地区生徒会では去年12月に保護者や生徒から募金を集めました。
募金は、日本赤十字社を通して救援活動に役立てられるということです。
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だるま市を前に人形飾りの準備進む
江戸時代から続くとされる伊那市高遠町のだるま市が、11日土曜日に鉾持神社参道で行われます。
地域の福祉施設や保育園では、会場周辺に展示する人形飾りの準備が進められています。
現在製作が進められているのは、高さ1m30cmほどのうさぎのだるまです。
人形飾りづくりは、伊那市の介護予防事業「ひまわり会」の活動の一環として行っていて、特別養護老人ホームさくらの里の利用者と職員も参加しています。
段ボールと新聞紙を使って形にし、習字紙をのりで貼りつけていきます。
だるま市は、毎年2月11日の鉾持神社の祈年祭に合わせて開かれています。
新型コロナの影響で2年連続で中止となっていましたが、今年は3年ぶりに開催されます。 -
中尾歌舞伎保存会が化粧体験教室
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、歌舞伎の化粧体験教室を5日に中尾座で開きました。
教室に参加したのは一般から募集した5人と保存会の会員あわせておよそ20人です。
講師は保存会で化粧係を務めている大木島さや香さんです。
参加者は白塗りを刷毛を使い施しました。
その後、見本を見ながら専用の紅と墨で自分の気に入った隈取に挑戦していました。
保存会では中尾歌舞伎に興味を持ってもらおうと化粧体験を企画しました。
また保存会の会員の勉強会も兼ねて行われました。
中尾歌舞伎の春季定期公演は4月29日を予定しています。
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戦国バッグづくり講座
戦国時代の武将のサインや朱印をあしらった世界に一つだけのマイバッグを作る催しが、伊那市の伊那公民館で、4日に開かれました。
戦国時代の武将のサインにあたる「花押」、そして朱印。
織田信長の「天下布武」と書かれた朱印、武田勝頼の朱印などが用意されました。
参加者は花押や朱印をはさみで切り、無地のエコバッグにアイロンを使ってプリントしていました。
また、缶バッヂも作りました。
市内で保管されている古文書をデータ化し、活用する事業の一環です。
講座には、小学生から70代まで20人が参加しました。
人気の講座で、すぐに定員に達したということです。
この催しは、市民が歴史に興味をもち学習するきっかけにしてもらおうと、伊那市教育委員会が初めて開いたものです。
この催しは、18日(土)にも、高遠町図書館を会場に開かれる予定です。すでに定員に達しています。
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伊那弥生ケ丘高校 器楽部演奏会
伊那市の伊那弥生ケ丘高校器楽部による定期演奏会が29日、ニシザワいなっせホールで開かれました。
器楽部はマンドリンとギターの演奏を中心に活動しています。
演奏会では、1・2年生24人が全体合奏やアンサンブルなど13曲を演奏しました。
新型コロナの影響で、学級閉鎖が続き、部員全員が集まって練習する機会が少ないなか、オンラインで練習を重ねてきたということです。
去年11月に開かれた県大会では3年連続で最優秀賞を受賞し、今年7月に開かれる全国大会へ出場する予定です。
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高校入試前期選抜 県内一斉に
公立高校の前期選抜試験が2日に県内一斉に行われ、受験生たちは面接や作文に臨みました。
上伊那の高校では伊那弥生ケ丘高校を除く7校で行われました。
県全体では、5,713人、上伊那では559人が出願しています。
このうち伊那市の伊那北高校では理数科の試験が行われ、朝8時頃に受験生が会場に向かっていました。
理数科は36人の募集に対し46人が受験し、倍率は1.28倍となっています。
伊那北高校では10分間の個人面接のほか、作文の試験を行ったということです。
前期選抜試験の合格発表は10日に行われます。
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伊那新校懇話会 校舎整備の専門会議設置
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の再編実施計画懇話会が1月31日開かれ、新たに校舎の規模や配置について意見交換する専門会議が設置されました。
31日の懇話会では、事務局の県教育委員会から、専門会議設置の案が出され了承されました。
会議では、校舎の規模や教室の配置について意見交換を行います。
専門会議は、懇話会のメンバー15人で構成され、月2回のペースで開催される予定です。
また県教育委員会は教職員や生徒、地域の人による校舎整備についてのワークショップを計画しています。
県教委では懇話会や専門会議で出た意見をまとめ、校舎整備の大枠となる「基本計画」を、6月を目安に策定するとしています。
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伊那小5年忠組 ラーメン作り奮闘
伊那市の伊那小学校5年忠組は、総合学習でラーメンやうどんなどの麺作りに取り組んでいます。
1日は5年忠組の児童31人それぞれが、麺を作り試食しました。
子ども達は、小麦粉や塩、水を混ぜ合わせこねた物を棒を使い伸ばしていました。
忠組では、給食にラーメンが出た事がきっかけとなり、自分たちでも作ってみようと総合学習で取り組んでいます。
原料となる小麦粉は2種類使用し、配分は一人ひとりが工夫しているという事で、中には、気温や湿度で加える水の量を調整する児童もいるという事です。
麺を伸ばし終えると、製麺機を使い、好みの太さの麺に切っていました。
麺が完成すると、子ども達はさっそくゆでラーメンやつけ麺を作っていました。
忠組では、卒業を控えた6年生にラーメンを振る舞うため、改良を重ねているという事です。
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南信工科短大とあるしん 地域産業の振興などに関する連携協定
南箕輪村の南信工科短期大学校は、伊那市のアルプス中央信用金庫と地域産業の振興などに関する連携協定をきょう締結しました。
1日は伊那市のあるしん本店で調印式が行われ、南信工科短大の武田三男校長とアルプス中央信用金庫の吉澤祥文理事長が協定書を取り交わしました。
協定は、広く地域の産業の振興や文化の発展に貢献することを目的としています。
この協定により、互いの知識や情報を、上伊那の主な産業である製造業の発展につなげたいとしています。
主な案として、南信工科短大の卒業生をあるしんの取引先の中小企業に紹介することや、あるしん職員の授業への派遣などが出されているということです。
吉澤理事長は「地域20店舗のネットワークを活かしながらより実効性のある活動をしていきたい」と話してい
ました。
武田校長は「この協定を地域の産業にとっていい方向に進めたい」と話していました。
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井上井月の新句を発見
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人 井上井月について研究している井上井月顕彰会は、井月の直筆と見られる新たな句が見つかったと30日発表しました。
こちらが新たに発見された井月の句「湧て出る水音かろし白躑躅」です。
晩春の季語ツツジが使われていて、「軽快な水音が心地よく感じられる季節だ」という内容です。
諏訪地域の古物商が扱っていた掛け軸で、井月顕彰会が保存し研究を進めていました。
30日は井上井月顕彰会が記者会見を開き、鑑定を行った井月研究者の一ノ瀬武志さんが説明しました。
掛け軸は、井月顕彰会から伊那市創造館に寄託されました。
創造館では、近く館内に展示するということです。
30日はほかに、新たに飯島町の民家から発見された井月直筆の2句も発表されました。
「萬歳や人が笑ひば言得顔」と「しぐれても中々ぬくき菴かな」の2句です。
このうち、「萬歳や」の句は、正月の出し物で漫才師の得意げな顔を詠んだもので、似た句はあるものの「言得顔」の表現が新しいということです。
この2句の掛け軸は、発見された飯島町の民家に保管されているということです。
顕彰会では今後も井月の資料の掘り起こしをしていきたいとしていて、広く情報提供を呼びかけています。
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気温上がらず JAなど農作物の凍害に注意呼びかけ
30日の伊那地域は、日中の最低気温が氷点下2.4度、最高気温は1.5度までしか上がらず、先週から気温の低い日が続いています。
JA上伊那などは、低温や降雪による「凍害」が発生する恐れがあるとして、注意を呼び掛けています。
伊那市西箕輪大泉新田の白鳥フルーツ農園のりんご畑です。
およそ10アールの圃場には、りんごの木が約500本あります。
このうちの10本で、木の中の水分が凍結し幹が割れる「裂傷」が確認されました。
ひどいもので、長さ40センチほどの傷がありました。
白鳥フルーツ農園では、木と木の間隔を狭くし作業効率と収益性を高める「高密植栽培」を取り入れています。
白鳥さんによると、高密植栽培は寒さに弱いため、寒暖差が激しい年に数本発生するということです。
例年は春先に起きるということですが、今年は26日に初めて確認し、その時よりも割れ目が広がっているということです。
裂傷が起きた木は、そのままにしておくと枯れてしまうということで、薬を塗って対応するということです。
JA上伊那などは、低温や降雪による「凍害」が発生する恐れがあるとして、ハウスや果樹などの設備の点検・補強するよう注意を呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと、県内は週の前半は最高気温・最低気温ともに平年より低いところが多くなると予想しています。 -
高校入試前期選抜志願者数
長野県教育委員会は、来年度の高校入試前期選抜試験の志願者数をきょう発表しました。
上伊那で最も高い倍率は赤穂高校商業科で、2.05倍となっています。
辰野普通は51人で、1.59倍、商業は29人で1.45倍です。 -
高遠高校音楽専攻 定期演奏会
伊那市高遠町の高遠高校芸術コース 音楽専攻の定期演奏会が29日、高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
演奏会には音楽専攻と合唱部の生徒21人が出演しました。
演奏会では、学年ごとに工夫を凝らした演奏が披露されました。
このうち、今回が最後の演奏会となる3年生は、オリジナルのミュージカルを披露しました。
ある国の姫が村の青年と結ばれるまでを描いた物語です。
劇中の歌の作詞作曲も3年生が担当しました。
演奏会は、3年間の集大成として、また1,2年生の発表の場として開かれていて、去年は新型コロナの影響で中止となったため2年ぶりとなりました。
会場には保護者や卒業生、地域住民など約50人が訪れ演奏に耳を傾けていました。
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古文書の活用考える
伊那市と伊那市教育委員会などは、古文書の保存活用について考えるシンポジウムを29日、市役所で開きました。
始めに高遠町図書館や高遠町歴史博物館に保管させている古文書を解読するワークショップが行われました。
参加者は、東京都に本社を置く印刷業凸版印刷が開発中の人工知能AIを搭載した自動翻刻ソフトを使い高遠石工に関する古文書などを解読しました。
自動翻刻ソフトは、範囲を指定するだけで、AIが文字の区切り位置も含めて解読できるということです。
伊那市では、平成21年度から市が保管する古文書のデジタル化を進めています。
古文書シンポジウムは、市民らに、古文書を地域でどう生かすかを考えてもらおうと開かれたものでおよそ60人が参加しました。
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伊那北高校1・2年生 課題研究の成果を発表
総合的な探求の時間や課題研究で学んだことの発表会が伊那市の伊那北高校で開かれました。
普通科と理数科の1、2年生およそ500人が個人やグループで発表しました。
テーマは「効率的な暗記方法」や「ヒット曲の定義」など、生徒が興味を持った内容となっています。
ある生徒は「オリンピックで野球を復活させるには」をテーマに発表しました。
野球のデメリットは必要な道具が多いことや試合時間が長いことをあげていました。
メリットはピッチャーとバッターの駆け引きや、盗塁などの戦術的な面白さをあげていました。
また、より多くの人が気軽に楽しめるよう、今の9人制を6人制とし、ボールはゴムボールを使えばよいのではないかと話していました。
伊那北高校では「この学習をきっかけに、自分の興味のあることや好きなことを見つけ、今後の進路につなげていってほしい」と話していました。 -
上伊那書道協会 新春役員展
上伊那書道協会の指導者の作品展、第19回新春役員展が伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、書道教室などで指導を行っている上伊那書道協会の役員の作品23点が並んでいます。
テーマは「新春」で正月や春にちなんだ言葉が書かれています。
この書道展はコロナ禍により、3年ぶりの開催となりました。
中には、今年の干支「卯」をテーマにした合同作品もあります。
会長の泉石心さんは「それぞれの表現方法を見比べて、楽しんでほしい」と話していました。
第19回上伊那書道協会新春役員展は29日(日)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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伊那雅楽会 春富中で演奏会
上伊那の神職などでつくる伊那雅楽会は、伊那市の春富中学校で27日、演奏会を開きました。
演奏会では、音楽の教科書にも載っている越天楽など4曲を披露しました。
この日は、音楽の授業で雅楽を学んでいる、1年生と3年生が演奏を聴きました。
この演奏会は、生の演奏を聞き、より親しみをもってもらおうと伊那雅楽会が5年前から毎年開いているものです。
楽器の説明では、17本の竹で出来ている笙や、龍の鳴き声を表している龍笛などの紹介がありました。
伊那雅楽会の花畑樹彦楽長は「日本の伝統文化である雅楽を改めて感じてもらいたい」と話していました。
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上伊那総合技術新校懇話会 学校像意見交換
上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が1月24日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、学校像について意見を交わしました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校の4校を再編統合するものです。
昨夜の懇話会では、設置する学科について農業科や工業科、商業科に加え、農工商の3つを結び合わせ、融合した学びを行う新たな学科の4つが示されました。
出席者からは「入学後に学科を選択できるようにしては」「自主性や柔軟性のある人材を育てるカリキュラムを組んでほしい」などの意見が出されていました。
県教委では、設置学科や募集人数、校地などを記した「再編実施基本計画」を来年度中に策定する予定です。
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新しい公立高校入試についての説明会
令和7年度からの新しい公立高校入試に関する説明会が、23日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
長野県教育委員会は、今の中学1年生から対象となる令和7年度から新しい公立高校入試制度を導入します。
前期選抜は、面接の他、新たに学力検査が導入されます。
「国語・社会・英語」と「数学・理科」の学力検査が実施され、内容は基礎的・基本的な問題になるとしています。
後期選抜は、学力検査のほかすべての学校で面接が導入されます。
対面による面接が難しい場合は、筆記で質問に答える「紙上面接」が行われます。
新しい公立高校入試制度の内容は県のHPで公開されていて、誰でも見ることができます。
説明会は長野県教育委員会が開いたもので、生徒や保護者、学校関係者など約45人が参加しました。
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若い芽を育てる会 伊那市に寄付
上伊那出身の音楽大学の学生の保護者で結成する「若い芽を育てる会」が会の解散にともない、寄付金を伊那市に25日、贈りました。
25日は「若い芽を育てる会」の中村恭子さんと池上さなえさんの2人の代表が市役所を訪れ、寄付金の17万3,385円を伊那市に贈りました。
「若い芽を育てる会」は、音楽家を目指す音楽高校や大学の学生に発表の場を提供しようと、1997年から毎年上伊那地域で「フレッシュコンサート」を開催してきました。
コロナ禍により2019年以降コンサートの開催を中止しています。
会は一番人数の多い2005年頃で25人程いたということですが、2019年には13人に減り、新規会員の確保など会の活動が難しくなってきたため、会を解散し、活動費を市へ寄付することとしました。
中村さんは「コンサートは地元の方に聴いていただく大切な機会になっていたので、会の解散はさみしい。音楽家を目指す学生には目標に向かって、練習を続けてほしい」と話していました。
寄付金は伊那市の文化芸術事業に役立てられるということです。
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伝統文化親子体験フェスタ
伝統芸能を体験できるイベント「伝統文化おやこ体験フェスタ」が、9日、伊那市のいなっせで行われました。
会場では、南京玉すだれ、和太鼓、獅子舞、阿波踊りのコーナーが設けられ、親子で体験していました。
伝統文化おやこ体験フェスタは、伊那市の歌舞劇団田楽座や地域住民でつくるPO法人ふるさと芸能研究所が開いたものです。
9日は、親子およそ35組80人が参加しました。
南京玉すだれのコーナーでは、田楽座の相楽いつえさんが指導し、すだれの持ち方や技の出し方を教えていました。
相楽さんは、「南京玉すだれは、人寄せの芸です。失敗しても自分が楽しむことで相手を喜ばせることができます」とアドバイスしていました。
参加者は、「難しかったけれど大きく伸ばすことができてよかった」と話していました。