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上の林遺跡 出土品を展示
箕輪町の箕輪進修高校周辺にある上の林遺跡の出土品を展示する企画展が、21日から箕輪町郷土博物館で始まりました。
会場には縄文時代の土器などを中心におよそ90点が展示されています。
箕輪町教育委員会は、箕輪進修高校の校舎増築にあたり、平成19年度に上の林遺跡の調査を行いました。
企画展ではその時出土したものを展示しています。
この土器は、有孔鍔付土器と呼ばれ、縁の部分に小さな穴があり、外側に張り出した鍔がついているのが特徴です。
筒形で上げ底になっており、文様も珍しいものだということで、県内の巡回展に出品されました。
今回の展示では、発掘調査にも興味を持ってもらおうと、出土品を詳しくスケッチした実測図や、発掘の流れを紹介するDVDも見ることができます。
町郷土博物館では、「身近にたくさんのものが出土する遺跡があることを知ってもらいたい」と話しています。
上の林遺跡の企画展は8月19日(日)まで開かれています。 -
ブラジルの祭り フェスタ・ジュニーナ
ブラジルの祭り、フェスタ・ジュニーナが15日、伊那市の榛原河川公園で開かれました。
フェスタ・ジュニーナは箕輪町のブラジル人学校、長野日伯学園が開いたものです。
会場には屋台が並んだほか、踊りなどの発表も行われました。
発表ではブラジルのダンスのような格闘技カポエラが披露されていました。
フェスタ・ジュニーナはこれまで上伊那にあった3つのブラジル人学校が合同で開いていました。
しかしそのうちの1校が閉鎖となり、別の1校が塩尻市のブラジル人学校と合併したため上伊那に唯一残った長野日伯学園が単独で開催しました。
学校でカポエラを指導するリマ・ウィルソンさんは、「規模は小さくなったが、みんながまとまって祭りを開くことができた。日本で暮らす子どもたちにブラジルの文化や伝統に触れる機会として続けていきたい。」と話していました。 -
ひとあし早く 伊那東小夏休み
上伊那のトップをきって、伊那市の伊那東小学校で1学期の終業式が20日に行われました。
伊那東小の夏休みは、21日から8月20日までの31日間です。
1年萩組の教室では、通知表が児童たちに手渡されていました。
担任の安藤久美子教諭は、通知表は、「1学期の自分の成績を表したものです。△がある人は、2学期には○に、○の人は、◎を目指すようにしましょう。人と比べることなく、自分の目標の一つにしましょう。」と児童によびかけていました。
子どもたちは、初めての通知表を受け取ると早速開いて見ていました。
体育館では、全校児童645人が参加して1学期の終業式が行われました。
式では、2年生が3クラス合同で1学期に学んだ教材を基にして音楽劇を披露しました。
5年生は、3人が代表して1学期の思い出や2学期の目標について抱負を発表しました。
3人はそれぞれ、勉強をがんばりたい、運動会の組体操をがんばりたい、大きな声であいさつしたいなどと2学期の目標を読み上げていました。
北原宏校長は、「事故や病気に気をつけて、夏だから見えること、聞こえること、感じられることをたくさん探してください。夏休み明けに元気にあいましょう」と話しました。
伊那東小学校は、上伊那の小中学校のトップを切って、21日から8月20日まで、31日間の夏休みに突入しました。
上伊那地域の小中学校の終業式は、来週火曜から金曜にかけて行われる予定です。 -
小学生がものづくりの楽しさ体感
小学生を対象にした子ども科学教室が14日、伊那市西箕輪の伊那技術形成センターで開かれました。
この日は辰野町から伊那市の小学生24人が参加しました。
教室は、子ども達にものづくりの楽しさを知ってもらおうと年に2回開かれています。
上伊那地域の企業10社から25人の技術者が参加し、子ども達の指導にあたりました。
子ども達が挑戦したのは、遠隔操作で動かす戦車の模型で、カッターやヤスリの正しい使い方を教わりながら作っていました。
参加した小学生は「難しかったけど詳しく教えてもらいながらやったので楽しく作ることができた」と話していました。
指導にあたった技術者は「ものを作ることの楽しさを少しでも知ってもらえたらうれしい」と話していました。
完成すると、子ども達は早速模型を動かして楽しんでいました -
シンガーう~みさん南中来校
東日本大震災の被災地でのライブ活動など歌による支援をしている、シンガーソングライターう縲怩ンさんが、南箕輪中学校を訪れ、生徒たちと交流しました。
う縲怩ンさんは、去年、南箕輪中学校でコンサートを開催しました。
その際、文化祭用に展示されていたステージ画に感動し、今年2月に発売した3・11復興応援アルバムのジャケットとして、南箕輪中学校の文化祭のステージ画を採用しました。
南箕輪中学校では、今年の文化祭の全校合唱に、う縲怩ンさんの曲「あなたへ」を歌う事にしていて、今日は、うーみさんに、これまでの練習の成果を聞いてもらいました。
う縲怩ンさんと、南箕輪中学校は、共に、東日本大震災の被災地の一つ、宮城県南三陸町を支援しています。
「あなたへ」は、震災の時、南三陸町で避難を呼び掛け亡くなった、町の女性職員を追悼するために作られた歌という事です。
生徒たちの歌を聞いたう縲怩ンさんは、亡くなった女性職員の両親からの、「どんな形であれ、親としてはいきていてほしかった」という、メッセージを届け、「追悼の曲としては今日が最後」と呼びかけました。
ある生徒は、「歌詞の意味がよくわかり、気持を込めて歌う事ができる。文化祭の今年のテーマでもあり、歌詞にもある笑顔の花をいっぱい咲かせたい」と話していました。 -
市民おどりのオープンレッスン
8月の伊那まつりを前に、市民おどりのオープンレッスンが行われています。
15日は、伊那市の市民体育館で伊那節や、勘太郎月夜歌、ドラゴン踊りのレッスンが行われました。
オープンレッスンは伊那まつり踊り振興会が行っていて踊りインストラクターが指導にあたっています。
今年の伊那まつりは、40回の記念事業として伊那節、勘太郎月夜唄の踊りコンテストが行われることから、レッスンには、子どもや若い人たちの参加もありました。
ドラゴン踊りのレッスンにはおよそ80人が集まり音楽に合わせて踊っていました。
オープンレッスンは今月の土曜と日曜に市民体育館や高遠町総合福祉センターなどで行われることになっていて、踊り振興会では多くの市民の参加を呼びかけています。 -
あんざんコンクール
日本珠算連盟伊那支部などが主催するあんざんコンクールが14日伊那市の伊那商工会館で開かれました。
このあんざんコンクールは日本珠算連盟伊那支部と伊那商工会議所が毎年開いているものです。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の7つのそろばん教室から選抜された小学2年生から高校1年生までの60人が参加しました。
かけ算、わり算、みとり算をそれぞれ5分間で何問解けたか競いました。
表彰式では、小学校2年生以下の部から中高生の部まで6つの部で上位の3人を表彰しました。
入賞した子どもたちは、檀上に上り賞状とトロフィーを受け取っていました。
日本珠算連盟伊那支部の伊藤正会長は、「子供のうちから暗算を通して集中力を高めることを身につけてもらいたい」と話していました。 -
市町村教育委員会と県教育委員会との懇談会
上伊那地区と諏訪地区の市町村教育委員会と県教育委員会との懇談会が13日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、教員による不祥事の発生防止について意見を交換しました。
懇談会には、14市町村の教育委員長や教育長などおよそ40人が出席しました。
長野県では今年度に入り、わいせつ行為や体罰などで11人が懲戒処分を受けています。
県教委によりますと、ここ10年で最も多かったのは、平成18年度の25人ということです。
出席者からは「40代から50代半ばの教員による犯罪が多い。この世代が過ごした小中学校時代の環境に共通の問題はなかったか検証できないか」なという意見がありました。
県教委では、教員の資質向上などについて考える検討会議を7月10日に設置していて、今後、倫理向上部会など4つの部会を設け教育制度のあり方について検討していくということです。 -
伊那北保育園 園歌を書に 池上さんにお礼の会
伊那市の竜北保育園は、園の歌を書にしてくれた書道家池上 信子さんを招いて、12日、お礼の会を開きました。
12日は、池上さんが、竜北保育園に招かれました。
子どもたちは、園の歌を歌って池上さんに感謝していました。
竜北保育園の歌は、宮脇臻之助さん作詞・井口利夫さん作曲で、50年近く前から園で歌われてきました。
保育園では、歌詞を誰かに書いて欲しいと考えていたところ、書道家の池上さんを紹介してもらいました。
池上さんは、1番から3番までを書にしたため、額に入れて保育園に贈りました。
池上さんは、更にサプライズを用意していて、子ども達の前で書道を披露しました。
池上さんは、「げんき」「ありがとう」などと子どもたちに大切にしてほしい言葉を送りました。
子ども達のほとんどが書を書くのを見るのは初めてということで、貴重な経験に保育園も感謝していました。 -
会員所蔵の書画屏風展
伊那市西町の住民などでつくる伊那部宿を考える会の会員が所蔵している屏風の展示会が13日から旧井澤家住宅で始まります。
屏風の展示会は、その美しさを見直してもらおうと伊那部宿を考える会が企画したものです。
会場には、6面ある六曲屏風や2面の二ツ折など26点が並べられています。
この屏風には明治の終わりから大正、昭和にかけて活動した西町の住民による俳句結社、観月社の会員42人の句が書かれた短冊が貼られています。
会員所蔵の書画屏風展は明日から29日(日)まで、旧井澤家住宅で開かれます。 -
西箕輪中 中国の生徒と交流
修学旅行で、日本を訪れている中国の中学生が11日、伊那市の西箕輪中学校を訪れ、生徒と交流をしました。
西箕輪中学校を訪れたのは、東シナ海に面する、浙江省の中学生、50人です。
伊那市では、外国人観光客を誘客するインバウンド推進事業を昨年度から行っていて、中国からの修学旅行の受け入れは、その事業の一環として行われています。
この日は、剣道や箏、英会話に分かれ生徒たちは交流をしました。
このうち剣道体験では、西箕輪中の生徒による模範試合を見学した後、竹刀を手に、数人のグループに分かれ、素振りや打ち込みを行いました。
西箕輪中の生徒たちは、ジェスチャーを交えながら、すり足や、竹刀の使い方を教えていました。
長野県によりますと、県内を訪れた海外からの修学旅行の人数は、震災があった昨年度は41団体、1329人と、前の年に比べ4分の1程度まで落ち込んだという事です。
今年度は、今月だけで26団体、およそ1200人が訪れる事になっていて、伊那市には、4団体、およそ200人が訪れる予定だということです。 -
シャープが南箕輪村南部小学校で出前授業
総合家電メーカー・シャープは、南箕輪村の南部小学校で10日、地球環境についての出前授業を行いました。
10日は、6年1組がリサイクルと地球温暖化について学びました。
出前授業はシャープが子供たちに楽しく地球環境について学んでもらおうと全国の小学校で開いていて、10日は太陽光発電システムなどを取り扱うシャープの子会社から長岡宗さんと気象予報士の財目かおりさんが学校を訪れました。
長岡さんが、1家庭で1年間に出るごみの量を並べると地球1周分になると話すと、児童は驚いた様子でした。
実験では、身の回りに存在する空気と、二酸化炭素をそれぞれ密閉したものを電気で温め、温度の上がり方を調べました。
この結果、二酸化炭素の方が温度が高くなることがわかりました。
担任の宮原有美子教諭は、「子供たちが大人になった30年後、地球温暖化が進むと地球がどうなってしまうのか学んでもらえたら」と話していました。 -
作品展 上州からあかねと藍
障害を持つ人たちの作品などを並べた 上州からあかねと藍が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
群馬県にあるNPO法人工房あかねでは、障害者の芸術活動の支援を目的に、教室や展示会などを開いています。
会場には工房あかねの理事関礼子さんの藍染め作品と、工房の利用者約30人が制作した絵画など400点ほどが展示されています。
この作品は、統合失調症の画家が書いた油絵のキャンバス地を使い、健常者の布造形作家がバッグを制作しました。
藍染めでは、洋服やタペストリーの他、竹の皮を染めた作品が展示されています。
5日ほどかけて藍色に染めたものを使って工芸作家がコースターを制作しました。
作品展 上州からあかねと藍は12日木曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。 -
池坊550年祭特別講座
華道の家元、池坊(いけのぼう)による550年祭特別講座が8日伊那市のいなっせで開かれました。
今年は池坊が歴史上の資料に記されて550年になります。
講座には、生け花を学ぶ人など320人ほどが訪れました。
講座では、京都にある池坊の研修学校の講師古川幸司さんが、11作品を実演しました。
その中の一つ、生花正風体とは、明治時代のはじめから伝わる庶民向けの伝統的な手法です。
古川さんは、「池坊の始まりは仏前に供える花だったが、時代と共に変化して生活に溶け込んでいった」と話していました。
池坊伊那支部では、「生け花は敷居が高いと思われがちたが、若い人に興味をもってもらえたら」と話していました。 -
児童が伊那まつりの歴史学ぶ
今年の伊那まつりに参加する伊那東小学校3年生の児童が9日伊那まつりの歴史について学びました。
伊那まつりについて学ぶ学習会は、祭りの歴史を知ってもらおうと、40回記念事業の一つとして伊那まつり実行委員会が開いたものです。
9日は祭りに参加する3年生の児童およそ100人が体育館に集まりドラゴン踊りの練習をしたほか講師の話を聞きました。
講師は、元伊那市役所職員として伊那まつりの企画や運営に携わった柘植晃さんが務めました。
柘植さんは、今から54年前の昭和33年に始まった勘太郎まつりが伊那まつりの前身になると話していました。
また勘太郎祭りは昭和18年にヒットした映画「伊那の勘太郎」にちなんだ祭りだと説明していました。
児童らは、伊那まつりの歴史について興味深げに話を聞いていました。
柘植さんは毎年、おはやし連として伊那まつりに参加していてこの日も児童とともにドラゴン踊りに合わせて鐘や太鼓を叩いていました。
40回の節目となる伊那まつりは8月4日と5日に開催されます。 -
女性の魅力 表現したい
箕輪町木下の洋画家向山和秋さんの個展が伊那市の伊那図書館で開かれています。
秋の中央アルプスを描いた240号の大作が目を引きます。
会場には、風景画と人物画25点が飾られています。
作品はすべて今年3月以降に書き上げた近作です。
瓦職人だった向山さんは、50歳から本格的に油絵をはじめました。
現在63歳です。
女性をモデルにした人物画に特に力を入れています。
似顔絵も得意とする向山さんは、これまで2万人を書いたということで、そのほとんどが女性。
南アルプスの風景画の中にも天女が横たわっています。
向山さんのライフワークは、天女。美しく内面の輝く女性を限りなく追及していきたいと話しています。
向山和秋さんの個展は、12日木曜まで伊那市の伊那図書館で開かれています。 -
昭和32年伊那中学校卒業生による作品展
昭和32年伊那中学校卒業生による作品展が、7日から伊那市のいなっせで始まりました。
会場には昭和32年の伊那中学校卒業生32人によるさまざまなジャンルの作品100点あまりが展示されています。
趣味で制作している作品の発表の場を設けようと卒業生有志が校章にちなんで峰かえでの会を結成し、3年前に1度展示会を開きました。
今回の展示会は、今年3月で全員が古希を迎えた記念として、卒業生有志5人が中心となって計画しました。
この作品は、ステンレス工芸で、有志の一人小坂洋一さんが作りました。
小坂さんは、三年前の第1回の展示会がきっかけで作品を作り始めました。
大勢の人が趣味で作った作品を批評しあったりすることで生きていく元気の源になったと話します。
昭和32年伊那中学校卒業生による第2回峰かえでの会作品展は9日月曜日までいなっせで開かれています。 -
吹上山野草クラブ 山野草展
伊那市西箕輪の吹上山野草クラブによる山野草展が7日と8日の二日間、吹上集会センターで開かれています。
会場にはおよそ100点の山野草が展示されていて、そのうち7割ほどがウチョウランです。
地域の有志10人で作る吹上山野草クラブは、24年前に結成され、毎年ウチョウランが咲く7月のはじめに展示会を開いています。
ウチョウランは山の湿った岩場に咲く蘭の一種で、メンバーが採取したものを球根で増やし、育てているということです。
今年は開花が2週間ほど遅れていて、まだ満開ではないということです。
吹上山野草クラブでは、「どの花もよく見ると形が違っているので、それぞれの形を楽しんでほしい」と話していました。
吹上山野草クラブの山野草展は、8日まで吹上集会センターで開かれています。 -
地域の地形を学ぶ
伊那市内の小学生が1泊2日の日程で南アルプスジオパークについて学ぶ「ジオキャンプ」が7日に行われました。
ジオキャンプは、南アルプスジオパークを活用して、地域の地形を学んでもらうとともに、友達づくりをしてもらおうと、伊那市公民館運営協議会が初めて開いたものです。
市内6つの小学校から18人が参加して、東春近小学校の北澤夏樹教諭から、中央構造線について説明を受けました。
最初に訪れた伊那市長谷の溝口露頭は、中央構造線の断層が目で見える場所で、北澤教諭は断層がどこを通っているのか説明していました。
断層がずれた時に、柔らかい石が生成されたと聞くと、子ども達は石を拾って柔らかさを確かめていました。
参加した子どもは「石が柔らかくてすごい」「地形が見えることがわかってうれしい」と話していました。
公民館の関係者は「地元に素晴らしい自然があることを知ってほしい」と話していました。
キャンプはあすまでで、この日は国立信州高遠青少年自然の家に泊り、キャンプファイヤーなどで交流を深めます。 -
信州大学で食育キャラバン隊が講座
南箕輪村の信州大学農学部で27日、伊那保健福祉事務所職員や栄養士などでつくる食育キャラバン隊が食育についての啓発活動を行いました。
この講座は伊那保健福祉事務所などが、食に関して学び、健康な食生活を実践してもらおうと開いたものです。
講座では、管理栄養士の酒井登実代さんが、何をどれだけ食べたらいいかを示している食事バランスガイドを使ってアドバイスしました。
学生たちは、料理の分類が書かれたカードを選び、自分の食事をチェックしていました。
信州大学では、4月にアンケートで学生の食生活について調査し、685人から回答がありました。
朝食を食べているかという質問に対し、食べないという回答が14%、時々食べるという回答が32%でした。
理由は、時間がないからが多いということです。
酒井さんは、「朝食を抜くと授業中に具合が悪くなる。主食・主菜・副菜をバランスよく食べることが大切」と指導しました。 -
信州伊那高遠の四季展にあわせ小中高校生の作品審査
伊那市高遠町の信州高遠美術館は、現在開催中の信州伊那高遠の四季展にあわせて、市内の小中高校生の作品の審査を5日行いました。
小学生の部で、最高賞となる金賞に選ばれたのは、長谷小学校3年の北島愛唯さんの作品です。体の動きや表情、躍動感などが評価されました。 -
アール・ブリュット展 6日から
知的障害者などが独自の方法と発想で制作した芸術作品展、アール・ブリュット展が、6日から、伊那市の伊那文化会館で開かれます。
アール・ブリュットとは、フランス語で、「加工されていない生の芸術」という意味で、知的障害者など、正規の美術教育を受けていない人が、独自の方法と発想で制作した作品です。
フランスで開かれたアール・ブリュット・ジャポネ展に出品した作家を中心に、県内からの参加者10人を含む28人の作品268点が並んでいます。 -
志事道甲子園7日に開催
地域のキャリア教育をサポートしようと活動しているワンプラス。上伊那地域の有志10人ほどで組織しています。キャリア教育は、中学生や高校生が職場体験学習を通じて働くことへの関心や意欲を高めていこうというものです。
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箕輪写友会創立10周年記念写真展
箕輪町の写真愛好家で作る箕輪写友会の創立10周年記念写真展が町文化センターで開かれています。
会場には風景を中心に30点の写真が展示されています。
箕輪町の写真愛好家15人でつくる箕輪写友会は、今年で創立10年目を迎えました。
創立10周年にあわせて発行した記念写真集には、34点を掲載しました。
展示のサブタイトルとして代々使われている「四季彩々」をタイトルに、季節の順に並んだ写真を楽しむことができます。
箕輪写友会創立10周年記念写真展は、8日(日)まで開かれていて、写真集「四季彩々」は箕輪町図書館で見ることができます。 -
伊那まつりでの披露に向け孤軍高遠城練習
8月4日と5日に開催される伊那まつりでの披露に向け、舞踊「孤軍高遠城」の練習が3日、伊那市高遠町の高遠町総合福祉センターやますそで行われました。
練習をしているのは高遠町を中心に、地域の歴史文化を伝承しようと集まった有志27人です。
孤軍高遠城は武田信玄の5男・仁科五郎と織田軍との戦いを表現した舞です。
踊りを指導しているのは、市内で舞踊の教室を開いている重盛君子さんです。
今年の伊那まつりは、40回の記念ということで、孤軍高遠城の踊りが初めて披露されます。
参加者は、2年前から練習してきた成果が披露できると気合いが入ります。
重盛さんは、「伊那市の伊那節や長谷のざんざ節のように、孤軍高遠城を高遠の伝統にしていきたい」と話していました。
孤軍高遠城は、8月4日に行われる伊那まつりの市民踊りの日に、高遠小や高遠中の子どもたちと披露します。 -
「聖職の碑」34年ぶりに上映
今年は、小説家新田次郎の生誕100年にあたります。
1日は、その新田次郎原作の小説「聖職の碑」を基にした映画が34年ぶりに伊那旭座で上映されました。
昭和53年の公開以来、34年ぶりに聖職の碑が上映された伊那旭座。
あいにくの天候にもかかわらず、150人が人足を運びました。
館内には、映画をPRする当事のスチール写真やポスターが貼られ、ムードを盛り上げました。
山岳小説の第一人者としてしられる作家新田次郎は、1912年大正元年に生まれ、1980年昭和55年に亡くなっています。
小説「聖職の碑」の題材となったのは中箕輪尋常高等小学校、今の箕輪中学校の西駒ケ岳遭難事件です。
新田は、関係者からの聞き取りや現地調査など丹念に取材を重ねて、1976年に長編書き下ろし小説「聖職の碑」を発表。
1978年、昭和53年、東宝で映画化され、師弟愛、人間愛などが描かれています。
監督は森谷司郎。
鶴田浩二や岩下志麻、三浦友和、北大路欣也などの俳優に交じり、地元の中学生数人が生徒役で出演しています。
このほど亡くなった地井武男さんも引率教諭役として出演しています。
映画のクライマックスとなる遭難の場面では、訪れた人たちが息を呑んでスクリーンに集中していました。
1日は、映画の上映を前に東宝芸能株式会社の上川久重常務によるトークショーもありました。
イベントを特別協賛した長野日報社は、来年度建て替える中央アルプスの西駒山荘の建設費として伊那市に10万円を寄付しました。
新田次郎原作の映画「聖職の碑」は、20日まで、午前10時、午後1時、午後6時の3回伊那旭座で上映されています。
入場料は、大人が1,000円、小・中学生は、800円となっています。 -
地域の魅力 再発見!
伊那市東春近公民館主催の東春近ハイキングが24日に行われ、地元住民など120人が地域の魅力に触れました。
東春近ハイキングは、今回で32回目をかぞえる毎年恒例の行事です。
ウォーキングで健康増進を図るとともに、地域の魅力を再発見してもらおうと、東春近公民館が行っています。
毎回コースを変えて行われていて、今回は、原新田・榛原・車屋地籍を中心とした全長約10キロのコースを歩きました。
昔、二股の松があったという一本松では、原新田発祥の地と刻まれた石碑の前で、地域の古老、伊東友佐郎さんから当時の話を聞きました。
一本松の地名の由来となった二股の松は、昭和のはじめ頃、雷が落ちて焼けてしまったということです。
一帯は、地域の憩いの場所として、伊東さんらが整備し、冬はスケート場、春は花見が行われていたということです。
今回のハイキングでは、地域のこうした旧跡など10箇所を巡りました。
ある参加者は、「天候にも恵まれ、知らない歴史もわかりとても勉強になった」と話していました。 -
新山小でたなばたコンサート
伊那市の新山小学校で恒例のたなばたコンサートが29日に開かれ、体育館に澄んだ歌声が響いていました。
コンサートでは、各学年が、歌や楽器の演奏のほか、寸劇も織り交ぜながら工夫したステージ発表を行いました。
このうち1年生は、童謡やアニメソングなどを3人の少人数ながら多彩に演じていました。
コンサートには、交流のある高遠第4保育園の年長園児も招かれ、元気よく発表していました。
会場となった体育館には、保護者らが大勢訪れ、ビデオカメラに子どもの様子を収めていました。 -
南中生徒職業について学ぶ
南箕輪村の南箕輪中学校の2年生は、来週行われる職場体験を前に、28日社会人から働くことについて学びました。
働くこととはどんな事か、人は何のために働くのかを、人生の先輩から学ぼうと企画されたもので、今年2回目です。
来週、職場体験を控えた2年生150人ほどが話を聞きました。
講師に訪れたのは、村内でラーメン店「蒼空」を営む竹村 泰治さんと、陸上自衛隊・松本駐屯地に勤務する自衛官・今井紀子さんです。
体験談や、職業観などについて生徒が質問し、講師が答える形で進められました。
「大切にしているものは何ですか」という質問に対し、竹村さんは、「前向きに楽しんでラーメンを作ることと、人と人とのつながり。学生時代に部活で過ごした仲間が、今も助けてくれているので、皆さんも仲間を大切にしてください」と話していました。
今井さんは、「上司から言われた『ここで駄目だと妥協した人に人はついて来ない』という言葉を厳しい訓練などで思い出し、今も大切にしている」と紹介しました。
生徒からは「楽しいと感じることは」「年収はどれくらいか」などと次々に質問があがっていました。
ある生徒は、「これまで知らなかった自衛隊のことや、前向きに物事を考えることなどを学んだ。職場体験に生かしたい」と話していました。 -
日本墨絵会 15回目の記念作品展
日本墨絵会の15回目の記念作品展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
日本墨絵会は、飯田、伊那、諏訪、甲府など6つの地域に教室があり、約100人が会員となっています。
作品展は、会員の技術向上を目的に毎年開かれていて、今年は、121点が展示されています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内での主な受賞作品は、●無鑑査推薦に箕輪町の赤羽玉珠さんの作品「プルメリア ハワイの花」●日本墨絵会会長賞に伊那市の伊藤百合子さんの作品「凛然」●入選に南箕輪村の田中美穂子さんの作品「伊吹山」となっています。
墨絵は、紙の白と墨の黒を活かして、墨の濃淡やぼかしを使って描きます。
会では、「心に感じたものを表現した作品を見て欲しい」と話していました。
日本墨絵会の15回記念作品展は、来月1日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。