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食育と地産地消の学校給食について考える
地域とともに進める食育と地産地消の学校給食について考える
給食シンポジウムが16日伊那市長谷の長谷中学校で開かれました。
シンポジウムでは前伊那市教育委員長の松田泰俊さんや長谷中学校の高木幸伸校長、原真理子栄養教諭のほか地元の農家など6人が地産地消の学校給食について話をしました。
長谷中学校には長谷の農家でつくる給食提供組織があり学校給食に地元の野菜を取り入れていました。
しかし高齢化により平成27年度に組織は解散し、それ以降地元
野菜の安定的な提供者はいない状況が続き課題となっています。
パネリストは給食に地元産を取り入れる重要性や課題について
話しをしました。
原栄養教諭は「学校の給食に関する要望と農家の状況をまとめてくれるような人がいれば助かる」と話していました。
シンポジウムは地域で長谷中学校の食育と地産地消の学校給食について考えようと長谷中などが開いたもので地域住民などおよそ100人が集まりました。 -
「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」開催
小学5、6年生の書初め作品が並ぶ「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」で伊那北小学校6年生の竹之内史織さんの作品が最高賞の中村不折賞を受賞しました。
16日に伊那文化会館で表彰式が行われ入賞者に表彰状が贈られました。
竹之内さんは保育園のときに習字を始め現在書道8段だということです。
竹之内さんの作品について実行委員長の泉石心さんは「これだけの書を書けることは素晴らしい。字の形、全体のまとめ方、線の強さが良かった。これからも書道を続けてもらいたい。」と話していました。
書道展は上伊那書道協会などが伊那谷で育ち日本を代表する書家として活躍した中村不折にちなみ開いているものです。
会場には上伊那を中心とした小学5、6年生の作品およそ420点が展示されています。
実行委員会は「児童たちが自然体で書き上げた作品を見てもらいたい。」と話していました。
書道展は24日まで伊那文化会館で開かれ、その後はアルプス中央信用金庫の本店や各支店で開かれます。 -
伊那小3年春組 ヤギとお別れ
伊那市の伊那小学校3年春組の児童は、1年生の時から学校で世話をしていたヤギを産直市場グリーンファームに返し、お別れしました。
子ども達は、午前7時50分にヤギ6頭を連れグリーンファームを目指し学校を出発しました。
道中、道路が汚れないよう、ヤギのフンを掃除しながら目的地をめざしました。
春組では1年生の時にグリーンファームからヤギ2頭を借り、総合学習の一環で世話を始めました。
頭数は年々増え、最終的には11頭となりました。
お別れまで自分たちの手で行いたいとの思いから14日と15日の2日間に分け歩いて連れていく事にしました。
およそ1時間30分かけてグリーンファームに到着し、連れてきたヤギを小屋の中に入れ、代表の児童が3年間の思い出をつづった手紙を読みました。
担任の春日健二教諭は「ヤギの餌やりや、小屋の掃除などを通して、他人への気遣いや優しさを育む事ができました」と話していました。
最後に、世話をした3年間を歌にしたオリジナルソングを歌いました。 -
高校入試前期選抜 4,046人に春
県内の公立高校前期選抜試験の合格発表が15日行われ合格した4,046人の受験生に一足早く春が訪れました。
前期選抜試験は、8日に実施されました。
上伊那の公立高校では621人が受験し401人が合格しています。
後期選抜試験は来月6日に行われ、合格発表は18日の予定です。
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冊子「わたしたちの街の社会見学」寄贈
伊那市の総合広告会社アド・コマーシャル株式会社は地域にある企業の仕事の内容などをまとめた冊子「わたしたちの街の社会見学 上伊那版」を上伊那の小学校に寄贈しました。
15日伊那市役所で贈呈式が行われ協賛企業代表で伸和コントロールズ株式会社執行役員長野事業所長の佐々木勇さんが伊那市教育委員会の笠原千俊教育長に冊子のパネルを手渡しました。
冊子は子どもたちに地域産業への理解を深めてもらおうと作られたもので上伊那の39の企業が紹介されています。
笠原教育長は「地域の子どもたちの育ちに思いを寄せていただいていることをありがたく思う」と話していました。
冊子は地域別に県内47の市町村に配られ上伊那版は上伊那8市町村の小学4年生と5年生に贈られます。
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南信工科短大 卒業研究発表会
南箕輪村の南信工科短期大学校の卒業研究発表会が15日開かれました。
卒業研究発表会では卒業見込みの2年生35人がロボットや無線・センサー技術などテーマを決めて発表しました。
電気・制御技術科の今井隆元さんは、ものとインターネットをつなぐIoTを活用して、肥満の解決を手助けするシステム構築について発表しました。
今井さんは「無線通信で得られた心拍数のデータなどから余剰カロリーを判定するためのプログラム作成することができた。」と話していました。
卒業研究発表会は学生が2年間の総まとめとしてこれまで研究してきた成果を披露するもので学生や教員のほか就職内定先の企業関係者など40人が話を聞きました。
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上伊那高校の将来像 現役から意見聞く会3月開催
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、現役の高校生や中学生から高校の在り方について意見を聞く会合を、来月28日に開きます。
14日は、伊那市のいなっせで、6回目となる上伊那地域の高校の将来像を考える協議会が開かれ、現役の生徒たちの話を聞く場「高校生と中学生の未来会議」を開くことが了承されました。
協議会では、現役の高校生・中学生から、上伊那の高校の在り方についての希望や意見を聞くとともに、高校改革について理解を深め、現状を共有する機会にしようと、未来会議を開きます。
上伊那各校から推薦を受けた高校生が主体となる実行委員会を組織し、企画、運営を行うということです。
来月28日に伊那市のいなっせを会場に開催し、上伊那の中学生と高校生に広く参加を呼び掛けています。
この日は、ほかに、1月下旬に伊那市・駒ケ根市・辰野町の3会場で開かれた、地域懇談会で出された意見を確認しました。3会場で180人が参加し、目指す生徒像、地域のかかわりについて等1,200余りの意見が寄せられ協議会で確認しました。
出された意見に対する論点整理が行われ、「多様なニーズにこたえる学び」「変化をチャンスととらえる」「子どもを主役に」「地域が当事者として支えていく仕組み」「少人数対応を考える」「教員の意識改革」をキーワードに方向性を見出していくことが確認されました。
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伊那で坂部の冬祭り
長野県の南端天龍村の霜月神楽、「坂部の冬祭り」の神事の一部が、3日伊那市のいなっせで披露されました。
坂部の冬祭りは、天龍村坂部の大森山諏訪社で1月4日午後6時から5日正午まで18時間にわたり行われている神事です。
600年続いているといわれ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
伊那芸術文化協会が、伊那でも見てもらおうと招き、保存会の中心メンバー10人が代表的な場面を舞台上で再現しました。
1月5日午前5時ころに最初の面が登場するたいきり面や湯立て神事の本舞、動作にメリハリのある天公鬼面、ユニークな魚釣りの4つの場面です。
保存会が外に出て舞を披露するのは珍しく、会場を訪れた人たちは、霜月神楽の世界に浸りました。
伊那芸術文化協会の松山光理事長は、「少子化で伝統文化は減っていく傾向。いかに後世に伝えていくかが課題だ」とあいさつしました。
天龍村坂部は、11軒14人が暮らす地域で、保存会では、「来年は、ぜひ現場に来て見てほしい」と話しています。
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ピザ小屋づくりへ木造建築を学ぶ
南箕輪小学校の3年1組の児童はピザを焼く窯を囲う小屋づくりに取り組んでいます。
この取り組みを長野県建築士会上伊那支部のメンバーがバックアップします。
13日は小屋づくりを前に、加工された木材を組合せ木造建築の構造を学びました。
こちらは3年1組が去年10月にレンガで作ったピザ窯です。
子ども達が雨や風からピザ窯を守る為の小屋を欲しがっている事を建築士会のメンバーが知り、バックアップすることになりました。
本格的な小屋づくりに取り組む前に13日は木造建築の仕組みや建て方を学んでもらおうと授業が行われました。
ピザ小屋は3年1組の弾塚幸広君の絵を基に建築士会のメンバーが設計図を作ります。
26日にはクラス全員が15分の1の模型を作り、4月以降にピザ窯の小屋を作る計画だという事です。
建築士会上伊那支部の
辻井俊恵副支部長は「建築に興味をもってもらえるきっかけになればうれしいです」と話していました。
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全県一斉に高校入試 前期選抜試験
高校入試前期選抜試験が8日、県内一斉に行われました。
南箕輪村の上伊那農業高校では、午前8時過ぎ、受験生が会場に向かっていました。
上伊那の公立高校では、伊那弥生ケ丘高校を除く7校で前期選抜試験が行われました。
上農高校では、生物生産・生命探究・アグリデザイン・コミュニティデザイン、4つの学科合わせて171人が志願していて、倍率は上伊那で最も高い2.14倍となっています。
県内全体ではおよそ6,800人が前期選抜試験に志願していて、このうち上伊那の7校には623人が志願しています。
長野県教育委員会によりますと、入試にかかわるトラブルはなかったということです。
前期選抜の合格発表は、15日に行われる予定です。 -
一茶の故郷から 井月を学ぶ
北信の信濃町のボランティアガイドや俳句愛好者など24人が1月31日伊那市の創造館を訪れ、井上井月の書などを見学しました。
信濃町の一茶記念館では、長野県で活躍した俳人について知識を深めようと毎年学習ツアーを行っています。
今年は幕末から明治にかけ上伊那を放浪した俳人・井上井月を学習テーマとし31日に伊那市を訪れました。
参加者は、創造館に展示されている、井月の書などを見学しました。
学習ツアーを企画した一茶記念館では「地域で親しまれている俳人・小林一茶と井上井月を通じて交流が深まれば」と話していました。
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宮田 豚コレラ確認
宮田村の養豚場で飼育されている豚の検査が行われ、豚コレラの陽性反応が6日出ました。
長野県はこの養豚場で飼育されている全ての豚2444頭の殺処分を始めました。
防疫服を着た獣医師や県、上伊那の市町村職員など60人が養豚場で殺処分の準備を進めていました。
愛知県の養豚場から宮田村の養豚場へ5日豚コレラの疑いのある子豚80頭が出荷されました。
愛知県から5日連絡を受け長野県が検査を行ったところ、6日の朝子豚80頭のうち79頭から陽性反応がでました。
また、宮田村の養豚場が5日、松本市の処理施設へ出荷した38頭のうち12頭からも陽性反応が出たという事です。
午前10時、県庁と伊那合同庁舎などをテレビ電話の回線で結び長野県特定家畜伝染病対策本部会議が開かれました。
法律に基づき、24時間以内にこの養豚場の豚・2444頭全てを殺処分し、3日以内に近くに埋めるとしています。
国によりますと豚コレラは豚やイノシシが感染する病気で、人には感染しないという事です。また感染した豚肉を食べても健康への影響はないという事です。
長野県では近隣の養豚場について感染が拡大していないか、今後調査を行うとしています。
また、伊那保健福祉事務所には豚コレラに関する健康相談の窓口を設置しています。
伊那保健福祉事務所
平日 午前8時30分~午後5時15分
食品衛生に関すること 76ー6839
健康相談に関すること 76-6837 -
高校入試前期選抜志願者数
長野県教育委員会は、平成31年度公立高校入学者の前期選抜志願者数を、5発表しました。
上伊那で最も高い倍率は上伊那農業高校で2.14倍となっています。
辰野高校普通は、70人で
1.46倍、商業は32人で1.6倍となっています。
上伊那農業高校です。
生物生産、生命探究、アグリデザイン、コミュニティデザイン、4つの学科で171人が志願し、2.14倍となっています。
高遠高校普通は77人で1.43倍となっています。
伊那北高校理数は、35人で
0.97倍となっています。
赤穂高校商業は63人で1.58倍となっています。
駒ヶ根工業高校は、機械、電気、情報技術3つの学科で
88人が志願し、1.47倍となっています。
箕輪進修高校です。
普通Ⅰ部は25人で1.25倍、普通Ⅱ部は38人で1.9倍、普通Ⅲ部は5人で0.25倍、工業Ⅰ部は19人で0.95倍となっています。
高校入試前期選抜は、2月8日(金)、合格発表は15日(金)です。
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箕輪 中村常会で伝統の念仏講
箕輪町北小河内の中村常会に江戸時代から伝わるとされる念仏講が3日に会所で行われました。
会所には、40人ほどが集まり、無病息災を願って長さ約10メートルの大数珠を回しました。
昔は、2月8日に、最近では、2月の第1日曜に行われています。
南無阿弥陀仏と書かれた掛け軸を祭壇に飾り灯明を供えます。
太鼓と鐘の音にあわせ南無阿弥陀仏と唱え、時計と反対回りに受け渡します。
行事を仕切るのは、当屋とよばれる当番で、今年は、根橋渡さん82歳です。
根橋さんは、昔からの念仏講の言い伝えを披露。
中学生を輪の中心に招き入れ伝統を引き継ぎます。
大きな数珠が自分の前に来ると願いごとをする習わしで、この日は、10周しました。
念仏講が終わると各戸から集めた米でつくる「お護符」と呼ばれるおにぎりとすまし汁を食べ行事をしめくくりました。 -
上伊那岳風会 伊那地区初吟会
詩吟の上伊那岳風会伊那地区初吟会が3日に伊那市のJA上伊那本所で開かれ、会員が今年1年のうたい初めをしました。
初吟会には、14ある伊那地区の教室に通う56人と青少年教室の6人、来賓6人のあわせて68人が出席しました。
全員で今年のうたい初めをした後に、ひとりひとり壇上に登り、漢詩や和歌、俳句などを吟じました。
上伊那岳風会伊那地区では、年間を通してコンクールや全国大会の予選会などを行っています。
初吟会実行委員長の赤羽仁さんは、「日頃から鍛えたのどを発揮して、よい1年のスタートにしてください」と会員によびかけていました。 -
「このまちのおしごとごっこ」9日開催
伊那商工会議所青年部は小学生に地元企業の仕事を体験してもらう「このまちのおしごとごっこ」を伊那市のいなっせで9日に開催します。
31日伊那商工会議所青年部のメンバーが記者会見を開き、概要を説明しました。
「このまちのおしごとごっこ」には伊那市内の24の企業や団体
が出展します。
体験できるのは警察官や美容師、パティシエ、大工など22の仕事です。
伊那商工会議所女性会と農事組合法人ミナミアグリ共同で「おかあさん」という仕事を体験してもらうことにしていて、主におにぎりの作り方を教えるということです。
開催日時は9日土曜日の午前10時から午後3時で会場は伊那市のいなっせ内、研修室やホールなどです。入場料は無料です。
伊那商工会議所青年部では「子どもたちが様々な職業に触れることで仕事の内容やこの地域で働く人を知る機会にしてもらいたい。」と話していました。
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上伊那書道協会 新春役員展
上伊那の書道の指導者の作品展、上伊那書道協会新春役員展が、伊那市のいなっせで開かれています。
作品展では、26人がそれぞれ1点を出品しています。
毎年この時期に開いていて今回で16回目です。
テーマは「新春を寿ぐ」で、春らしい言葉を選んだ作品や、表装の作品が並びます。
漢字・かな・調和体・前衛など、様々なジャンルの書道作品が並んでいます。
上伊那書道協会事務局長の堀内郁子さんは、「書を通して好きな言葉や好きな字体を表現するのが楽しい」と話していました。
この上伊那書道協会新春役員展は、来月3日(日)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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高校再編地域懇談会
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、地域住民から再編について意見や思いを聞く、地域懇談会を29日、伊那市役所で開きました。
参加者からは活発な意見が出されていました。
懇談会は、多くの声を聞いて今後の検討に反映させようと開かれたもので、地域住民や学校教諭など伊那市を中心に63人が参加しました。
地域懇談会は、23日に駒ヶ根市で開かれ今回が2回目で、辰野町でも開かれます。
県教委が高校改革の実施方針について説明した後に、上伊那地域の高校の将来像、将来を見据えた学びの在り方をテーマに、6人ずつ10グループに分かれおよそ1時間、意見を交わしました。
参加者からは「統廃合より、まずは少人数学級を目指してほしい」「中学生にとって魅力ある高校をつくる事が大切だ」「学校間の連携でネットワークを繋いで授業が出来ないか」など様々な意見が出されていました。
最後にグループごと意見をまとめ発表しました。
懇談会には、箕輪進修高校の1、2年生も参加していました。
懇談会で出された意見は今後、事務局を務める上伊那広域連合のホームページで公開する他、来月14日に開かれる上伊那地域の高校の将来像を考える協議会で報告されることになっています。
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冬の晴れ空の下 凧揚げ大会
昔ながらの冬の遊び「凧揚げ」を地域の子ども達に楽しんでもらおうと27日、伊那市の天竜川河川敷でで「春近子ども凧揚げ大会」が開かれました。
子ども達は、この日のために整備された河川敷で、手作りの凧や市販の連凧などを揚げていました。
この日は晴天に恵まれたものの会場周辺は風が弱く、子ども達は悪戦苦闘しながら凧を揚げていました。
イベントは、子ども達に昔ながらの冬の遊びを楽しんでもらうとともに、東西春近で交
流の輪を広げてもらおうと去年か始まりました。
実行委員会の唐木一平委員長は「外で遊ぶことが少なくなってきた中、自分たちでつくった凧で競い合ってうまい子が教えてあげる。そうなってくれば交流の輪も広がっていくと思う」と話していました。
会場となった天竜川と三峰川合流点の河川敷には、東西春近の子どもとその保護者、およそ200人が集まり、凧揚げを楽しんでいました。 -
まちなかJapan+コンサート
東京で活動する若手の箏や尺八演奏家と上伊那の邦楽愛好者によるコンサート「まちなかJapan+」が27日伊那市のいなっせで開かれました。
「まちなかJapan」は舞台から飛び出して不特定多数の人たちに邦楽に親しんでもらおうと活動している若手グループです。
伊那での演奏会は去年に続き2回目で、地元からは上伊那を中心に20人余りが出演し演奏を披露しました。
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中学生が雅楽に親しむ
伊那市の春富中学校で日本古来の音楽、雅楽の演奏会が25日開かれました。
春富中学校では3年生が音楽の授業でリコーダーや太鼓を使い雅楽に取り組んでいます。
演奏会は生の演奏を聞きより親しみを持ってもらおうと春富中学校が開いたものです。
演奏したのは上伊那の神職でつくる伊那雅楽会です。
メンバーは介護施設や地域の文化祭、イベントなどで演奏しその普及に努めています。
本格的な演奏を聞いた生徒たちは「指揮者がいないにもかかわらず音が合い、舞いも一体化していた。生演奏を聞くのは初めてだったので貴重な経験になった。」と話していました。
伊那雅楽会楽長の花畑樹彦さんは「雅楽は音楽の教科書に記載されている一方で演奏を聞く機会はあまりありません。日本の心を支える大切なものとして伝えていきたいです。」と話していました。
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箕輪町長 合唱ダブル日本一快挙に喜ぶ
箕輪町の箕輪中部小学校と箕輪中学校がこども音楽コンクールの全国審査でともに最高賞の文部科学大臣賞を受賞したことについて、白鳥政徳町長は、「快挙でありがんばってくれた子どもたちにエールを送りたい」と話しました。
24日、箕輪町役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥町長はこのように話しました。
箕輪町では、来週にも庁舎に懸垂幕を掲げて快挙を祝います。
また、できれば保護者などを招き発表会を開きたいとしています。
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上農生 大芝パンフ作成
南箕輪村の上伊那農業高校の3年生が制作した「大芝高原」のパンフレットが完成しました。
生徒が作ったパンフレットです。
大芝荘やセラピーロード、味工房などを紹介する7種類を作りました。
23日はパンフレットを制作した3年生が大芝高原の味工房を訪れ、職員を前にプレゼンテーションを行いました。
生徒達は「大芝の湯は、季節の風景も楽しめる空間だ」「セラピーロードは上伊那には大芝しかない」など、大芝の売りを説明していました。
上農の生徒は、情報処理の授業の一環で去年11月から現地での聞き取りや写真撮影を行い、制作を進めてきました。
パンフレット作りでは字を大きくするなどの工夫をしたという事です。
生徒達が作ったパンフレットやプレゼンテーションの資料は、しばらくの間、大芝高原内に展示されるという事です。 -
箕輪町 大出上村(わでむら)大文字倒し
箕輪町の無形民俗文化財に指定されている大出上村の大文字倒しが、20日に行われました。
午前6時、道祖神のある三ツ辻に建てられた柱付近に、地域住民が集まりました。
縄で引っ張りながら、柱を倒していきました。
大文字は今月13日から20日まで1週間建てられていました。
大出上村の大文字は、江戸時代後期、1816年頃に始まったとされています。
柱には、松や竹、巾着などが飾り付けられています。
最上部には、国家安全、五穀豊穣などと書かれた宝箱のほか、太陽を意味する赤い板が取り付けられています。
柱が倒されると、住民らが集まり、厄除けとして1年間飾る、竹や巾着を持ち帰っていました。
上村では、地域を流れる用水路が天竜川と反対の南から北へ流れていて、大文字は疫病除けや火伏のほか、家内安全・五穀豊穣を願う小正月の伝統行事として続けられています。
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みのわ芸文協の新春連句会
五七五七七の句を違う読み手が次々に紡いで作品を完成させる「連句」の体験会が、20日箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれました。
連句会には、箕輪町を中心に45人ほどが参加しました。
これは、みのわ芸術文化協会が、日本古来の芸能文化に親しんでもらい、世代間交流につなげようと今回初めて開きました。
初めに、一部文字が抜けた句の内容を考え、俳句の感覚をつかみました。
連句会には、伊那西高校の文芸クラブの生徒がサポートに入り、子どもたちにアドバイスを送っていました。
参加者はグループに分かれて、伊那西高校の生徒が考えた初めの句から次の句を考えていました。
読み手が変わることで、当初にはなかった発想やストーリーが生まれていくところが面白いということです。
コーディネーターを務めた唐澤 史比古さんは、「昔の日本人が発明した連句というゲームのおもしろさ、奥深さを感じてほしい」と話していました。
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高遠高校 卒業定期演奏会
伊那市高遠町の高遠区緒工の音楽専攻の卒業定期公演が20日信州高遠美術館で開かれました。
卒業定期演奏会には音楽専攻と合唱部の生徒20人が出演し22曲を披露しました。
音楽専攻では年に20回ほど演奏活動を行っていて、この演奏会が3年生にとっては最後となります。
3年生は合唱のほか、琴などの演奏を披露しました。
館内では、芸術コース美術専攻・書道専攻の生徒による卒業制作展も開かれていて、油絵や陶芸、書などおよそ50点が展示されています。
作品と一緒に、3年間の制作についてまとめた文章も1人1人展示しています。
このうち書道専攻の生徒6人は、合同で木簡作品を作りました。
全部で83枚あり、中村不折の書を手本に、筆跡に差が出ないよう仕上げたということです。
高遠高校美術・書道専攻の卒業制作展は31日(木)まで開かれています。
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センタ―試験 トラブルなし
19日と20日に全国一斉に行われている大学入試センター試験についてです。
大学入試センターによりますと、午後4時現在長野県の会場でトラブルの報告は入っていないということです。
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郷土愛プロジェクト 文部科学大臣表彰
上伊那の経済団体や教育機関などでつくる郷土愛プロジェクトは、キャリア教育の充実発展に尽力したとして、文部科学大臣表彰を受賞しました。
18日、東京で開かれた表彰式で郷土愛プロジェクトの向山孝一会長が賞状を受け取りました。
郷土愛プロジェクトは、キャリア教育の充実発展に尽力したことなどが評価されました。
全国の119の学校や団体が受賞しています。
19日は、郷土愛プロジェクトなどが主催するふるさと学習の発表会、「伊那谷再発見」が南箕輪村の村民センターで開かれました。
上伊那を中心に小学校から短期大学までの8校が取り組んだ学習の成果を発表しました。
このうち南箕輪小学校6年3組は村の魅力について調べました。
その中で村には様々な団体があることを知り、地元の太鼓グループに太鼓を教えてもらったことを発表しました。
他に、大芝高原の魅力を伝えようと30秒のCMを制作しました。
伊那弥生ケ丘高校1年の代表生徒は、去年8月に行われた信州総文祭の来場者向けに伊那谷を紹介するマップを作成したことを発表しました。
生徒は、活動を通し「伊那谷の魅力を再発見することができました。マップを配布したことにより来場者に伊那のことを知ってもらえました」と感想を話していました。
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大学入試センター試験
大学入試センター試験が、19日と20日の2日間の日程で全国一斉に始まりました。
南箕輪村の信州大学農学部も試験会場となり、受験生が会場に足を運んでいました。
今年のセンター試験の志願者数は、長野県は1万54人、信大農学部の試験会場では632人となっています。
県内には14の試験会場があり、上伊那では信大農学部と駒ヶ根市の県看護大学の2か所です。
会場の前には、予備校の講師らがかけつけ、メッセージを書いたティッシュなどを渡して受験生を激励していました。
19日は文系科目の試験が行われました。
午後4時半現在、試験は順調に進められているということです。
20日は理系科目の試験が行われます。
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伊那西高校生徒が現代学生百人一首で入選
東洋大学が全国の小中高校生を対象に募集した現代学生百人一首で伊那西高校の小島和さんの短歌が入選しました。
「生茶より綾鷹がいいと言う君は私のどこがいいと思うの」
伊那西高校文芸クラブの小島さんの短歌は、お茶の味の良さは分かっているという意中の男性に対し自分の良いところは見てくれているのだろうか?という女性の恋愛感情を詠んだものです。
今回で32回目の現代学生百人一首には5万7,446首の応募がありその中の100首に選ばれました。
県内での入選は2人で小島さんは、「自信につながった」と話していました。