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仕入価格上昇 88.8%の企業が「悪影響がある」と回答
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」によりますと、最近の原材料・仕入価格の上昇について、88.8%の企業が「悪影響がある」と回答したことが分かりました。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先192社に対し、四半期に一度調査を行っているものです。
原材料・仕入価格の上昇について、収益に「多少悪影響がある」と答えた企業が最も多く47.1%、次いで「かなり悪影響がある」が38.8%、「危機的な悪影響がある」が2.9%で、全体の88.8%が「悪影響がある」と答えています。
一年前と比較して仕入価格はどの程度変化したかの問いには、「5%から10%の上昇」と回答した企業が11.2%と最も多くなっています。
どの程度販売価格に転嫁できているかとの問いには、「ほとんど転嫁できていない」が最も多く27.6%、続いて「ある程度できている」「多少できている」が同率の23.5%となっています。
1月から3月の業況は、「良かった」とする企業は19.4%、悪かったと答えた企業は44.1%で業況判断指数はマイナス24.7と8.7ポイント悪化しています。 -
3月有効求人倍率1.54倍
上伊那の3月の月間有効求人倍率は、前の月を0.01ポイント上回る1.54倍となりました。
3月の月間有効求人数は4,112人、月間有効求職者数は2,669人で、月間有効求人倍率は1.54倍となりました。
全国は1.22倍、県は1.45倍となっています
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いています。
月間有効求人数は令和元年7月以来4千人を超えました。
ハローワーク伊那では「ウクライナ情勢や物価の上昇、円安などがあり、どんな形で雇用に影響が出てくるのか注視していかなければならない」と話していました。
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南アルプス林道バスが今シーズンの運行開始
伊那市営南アルプス林道バスの今シーズンの運行が25日から始まりました。
伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所で、テープカットが行われ運行開始を祝いました。
新型コロナ感染防止のため、車内は換気を行い、会話は控えるよう呼びかけています。
運行期間は11月15日までの予定で、6月14日までは歌宿まで、15日からは北沢峠まで運行するということです。
バスは例年およそ4万人が利用していますが、去年は新型コロナの影響や大雨の土砂崩落による通行止めが続き、2万5,264人でした。
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南信工科短大入学式 34人が新たなスタート
南箕輪村の長野県南信工科短期大学校の入学式が、11日に行われ、34人が学校生活をスタートさせました。
今年度入学したのは、機械システム学科・電気システム学科ともに17人の合わせて34人です。
これまでの機械・生産技術科と電気・制御技術科からそれぞれ学科名が変わりました。
この他、6か月の短期課程に7人が入学しました。
今年度就任した武田三男校長は、「科学技術の確かな実力を養い、実社会の舞台で活躍されることを強く期待している」と式辞を述べました。
新入生を代表して、電気システム学科の登内翔也さんは、「これからの産業の担い手になるため、学校生活を有意義なものにします」と誓いの言葉を述べました。
新入生34人のうち、南信が28人、中信が5人、北信が1人で、このうち16人が上伊那出身となっています。 -
今年のみのわ祭り 小規模集客イベントを開催
みのわ祭り実行委員会が4日開かれ、今年のみのわ祭りは、松島仲町周辺での歩行者天国は行わず、町役場周辺で小規模集客イベントを行うことが承認されました。
4日は松島の産業支援センターみのわで実行委員会が開かれ、今年のみのわ祭りの日程や役員体制が承認されました。
日程は7月30日土曜日で、町役場・町文化センター・町地域交流センター周辺を会場に、新型コロナ感染対策をとって小規模集客イベントを行う方針で、テレビ・オンラインを活用した特番配信も合わせて計画しています。
花火は打ち上げ花火・手筒花火を含めて実施の方向で検討しているということです。
詳しいイベントの内容は今後実行委員会で検討するとしています。
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高遠城址公園 開花宣言
伊那市は5日高遠城址公園タカトオコヒガンザクラの開花宣言を出しました。
満開は10日頃と予想しています。
高遠城址公園で一番早く咲く南口ゲート近くにある標本木の桜が咲いたことから開花宣言が出されました。
タカトオコヒガンザクラの開花は例年並みで去年より10日遅い開花となりました。
高遠城址公園の桜を管理する桜守の西村一樹さんは「コロナ禍で制限もあるが楽しんでもらいたい」と話していました。
高遠城址公園内の桜はまだつぼみですがピンク色に色づいていました。
5日は平日にもかかわらず県内外から訪れた人の姿がありました。
高遠城址公園はあすから有料となり入園料は大人500円、子ども250円となっています。
開園時間は午前8時から午後5時で開花の最盛期は午前6時から午後9時です。
新型コロナの感染防止対策として検温やマスクの着用を呼びかけているほか入園時に連絡先を登録することになっています。
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町内外の飲食店 春のごちそうお弁当市
箕輪町内の飲食店有志で作るみのわACTIVITY協会は、テイクアウトマーケット 春のごちそうお弁当市をイオン箕輪店で3日開きました。
3日はイオン箕輪店の屋外の特設会場でテイクアウトマーケットが開かれました。
販売前にはおよそ70人が列を作っていました。
価格は1,000円からで、町内外の15店舗から25種類以上の弁当が並びました。
このイベントは、町内の飲食店有志などでつくるみのわACTIVITY協会が、コロナ禍でもこれまで多くの支援を受けたことから、地域の人たちに感謝の気持ちを伝えようと企画したもので、今回で2回目です。
3日は約450食が用意され、1時間でほぼ完売したということです。 -
高遠町で自転車レンタル始まる
伊那市高遠町で地元活性化などに取り組む、一般社団法人環屋は、竹松旅館とJRバス関東株式会社と協力し、1日から町内を自転車で巡ることができるレンタル自転車のサービスを始めました。
自転車のレンタルは、高遠駅向かいの旧岡部邸で行っています。
環屋と竹松旅館、JRバス関東が、自転車で桜の名所などを観光してもらおうと、1日から始めました。
自転車は電動アシスト付きで、12台用意されています。
レンタル自転車は、1日から20日までの期間限定で、営業時間は午前10時から午後4時です。
利用できるのは、中学生以上で、1時間税込み550円です。
●お問合せ 環屋
電話080-2226-3202
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伊那市新産業技術推進協議会の部会を改編
伊那市新産業技術推進協議会が開かれ、事業分野ごとに分かれた7部会を6部会に改編することが30日に承認されました。
協議会は会場とオンラインでつなぎ行われ、委員やアドバイザーおよそ60人が出席しました。
産学官が連携して人工知能AIやロボット、ドローンなどの新産業技術を活用するものです。
事業分野ごとに分かれた7部会のうち、スマート農業部会とアメニティ定住部会については協議会から除外します。
また新たにコネクテッド保健福祉部会を加え、6部会とします。
コネクテッド保健福祉部会は、国民の健康志向の高まりや新型コロナへの対応など保健・福祉政策でのICT活用によるサービス提供について取り組むものです。
協議会では、新産業技術を生かし伊那市の活性化に向けて取り組む分野や施策をまとめた第2期伊那市新産業技術推進ビジョンについて来年度中に策定するとしています。
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高遠城址公園 公園開き
伊那市高遠町の高遠城址公園の公園開きが27日行われました。
27日は、高遠第2・第3保育園の園児や関係者らが桜雲橋を渡り、開門を宣言しました。
例年早く開花する公園南側です。
桜のつぼみが赤く膨らんでいました。
気象情報会社のウェザーニューズでは23日現在、高遠城址公園の桜の開花を4月4日と予想しています。
今年の高遠城址公園さくら祭りも去年に引き続き新型コロナ感染対策をとって行われます。
飲食は指定されたエリアのみ可能となっています。
シート等を敷いての飲食は禁止で、飲酒は全面禁止となっています。
高遠城址公園の有料入園期間は咲き始めから散り終わりまでで、料金は大人500円、子どもは250円となっています。
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箕輪町内の観光地をVRで 動画制作
箕輪町は、最新映像技術VRで町内の観光地を見ることができる動画を制作しました。
特設サイト「360°VRで巡る長野県箕輪町」では、もみじ湖とながた自然公園を立体的な動画や解説付きの写真で見ることができます。
動画では、ドローンで撮影された立体的な映像で、自分の目線に合わせて様々な角度から散策できます。
もみじ湖の動画では、紅葉シーズンの空中散歩なども楽しむことができます。
写真で巡ることができる静止画ツアーでは、施設の場所や豆知識などが掲載されています。
箕輪町は、新型コロナの影響で外出を控える人が多い中、最新技術のVR映像を使って、収束後の首都圏からの誘客や町への関心を深めてもらおうと、動画を制作しました。
特設サイト「360°VRで巡る長野県箕輪町」はきょうから公開されていて、箕輪町のホームページから見ることができます。
スマートフォンやタブレット端末でも閲覧可能で、より立体的に楽しめるVRゴーグルでも見ることができるということです。
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かやの山荘 今シーズンから宿泊を中止に
箕輪町の萱野高原にある宿泊施設かやの山荘は、施設の老朽化により、今シーズンから宿泊を中止します。
これは25日に役場で開かれた定例記者懇談会で報告されたものです。
萱野高原の宿泊施設かやの山荘は、老朽化により、利用者の安全が確保できないことから、今シーズンから宿泊を中止します。
また、併設されている展望棟への立ち入りも禁止するということです。
かやの山荘の建物の一部は、萱野高原キャンプ場の利用客の受付などに使われるということです。
展望棟は、昭和30年代に建設されたということで、今後は耐震診断調査などを実施し、利用方法を検討していくということです。
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天竜川漁業協同組合と長野県企業局が地域の水環境保全などの協定締結
また、天竜川漁業協同組合と長野県企業局は地域の水環境保全及び再生可能エネルギーの供給拡大に関する協定をきょう締結しました。
22日は、天竜川漁業協同組合代表理事組合長の平沢正信さんと、長野県公営企業管理者の小林透さんが協定書に署名しました。
この協定は水環境保全のため、魚の養殖・放流を協力して行うことや、再生可能エネルギーの普及拡大のために事業を進めていくとした内容となっています。
協定締結式の後には、魚放流イベントが行われました。地元の小学生などがアマゴおよそ1000匹を川に放流しました。
美和発電所は令和7年4月に完成予定です。
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美和発電所で安全祈願祭と起工式
伊那市高遠町にある美和発電所の大規模改修工事の安全祈願祭と起工式が22日、行われました。
式には県企業局や県議会、伊那市の関係者などおよそ30人が出席しました。
昭和33年に建設された美和発電所は今年で64年が経ち、老朽化が進んでいます。
改修工事により、最大出力が現在の12,200kWからおよそ13.000kWに増える計画です。
事業費はおよそ72億円で、建物は取り壊し、その場で建て替え令和7年4月の完成を目指しています。 -
さくら祭りで2階建てオープンバス
伊那市議会全員協議会が18日伊那市役所で開かれ今年の高遠城址公園のさくら祭りに合わせて2階建てオープンバス「めいぷるスカイ」が運行されることが報告されました。
めいぷるスカイはさくら祭りに訪れた人たちに高遠城址公園の桜のほか高遠町の街並みなどを楽しんでもらおうと運行されるものです。
期間は4月2日から10日までで雨天は運休します。
高遠城址公園グラウンド駐車場を発着に城址公園や高遠町内を走るもので平日は13キロで料金は中学生以上が1000円、小学生500円です。
土日は5キロで料金は中学生以上が500円、小学生250円でいずれも未就学児は無料です。
伊那市ではめいぷるスカイの運行について「新しいさくら祭りの楽しみ方を提供していきたい」としています。
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新宿の卒業生にアルストロメリア贈る
伊那市の友好提携都市、新宿区の小中学校の卒業生にアルストロメリアを贈る作業が15日、市防災コミュニティセンターで行われました。
伊那市では新宿区の卒業生へのお祝いとして特産品のアルストロメリアを毎年贈っています。今年で5年目の取り組みでJA上伊那や伊那市の職員など14人が作業にあたっていました。
今年度は小中学校と特別支援学校の卒業生約2,500人分が用意されました。
アルストロメリアの花言葉は「未来への憧れ、持続」ということで伊那市では「人生の節目にふさわしいお祝い品を贈ることで、伊那市の魅力を発信していきたい。」としています。
新宿区では中学校は18日、特別支援学校は24日、小学校は25日にそれぞれ卒業式が行われます。
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開花4月1日 満開4月8日
民間気象情報会社のウェザーニューズは第5回桜の開花予想を9日発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は4月1日、満開は4月8日と予想していて前回の発表よりそれぞれ3日早まっています。
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上伊那地区企業説明会 オンラインで開催
来年度、大学や短大などを卒業する学生を対象にした上伊那地区企業説明会が、8日オンラインで開かれました。
8日は伊那市の伊那商工会館から、各企業、学生とつなぎ配信が行われました。
説明会には上伊那の71社が参加しました。
学生は県内外から約70人の申し込みがあったということです。
例年は対面で説明会が開かれていましたが、今年は新型コロナ感染拡大防止のためオンラインで行われました。
説明会では、およそ1分間で1社ずつPRを行っていました。
その後、学生に興味のある企業と直接話をする時間が設けられていました。
説明会は、来年度卒業予定の学生の就職活動が3月1日から始まったことに合わせ伊那職業安定協会とハローワーク伊那が開きました。
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箕輪町が脱炭素化に向けて60パーセント削減目指す
箕輪町は脱炭素化の取り組みとして、2030年までの県の目標でもある60パーセント削減を目指していくとしています。
町は削減目標に向けて、省エネ対策や環境教育の推進、森林整備、EV車の普及推進などを進めていくとしています。
ほかに各家庭が太陽光パネルの設置を初期費用なしで導入できる制度も活用してもらうように検討していくとしています。
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もみじ湖でもみじ見頃にシャトルバス1日最大6便を運行
箕輪町は箕輪ダムもみじ湖のもみじが見頃の時期にシャトルバスを1日最大6便運行する計画です。
これは7日に箕輪町役場で開かれた町議会3月定例会の一般質問で、白鳥政徳町長が議員の質問に答えたものです。
もみじ湖のもみじが見頃を迎える時期に、シャトルバスを運行する計画で、1日最大6便を予定しています。
ほかに公衆無線LANや観光案内看板、仮設トイレを設置する計画です。
今後はイベント広場周辺にも、もみじの植栽を検討していくということです。
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馬の背ヒュッテ 購入について説明
伊那市議会全員協議会が、25日市役所で開かれ、南アルプス仙丈ヶ岳の山小屋「馬の背ヒュッテ」購入についての説明がありありました。
馬の背ヒュッテは、南アルプス仙丈ヶ岳にある民間の山小屋で、宿泊や登山者の避難場所に使われてきました。
しかし、コロナ禍で休業し、所有者は高齢で運営が難しいため、市で活用してほしいと要望がありました。
伊那市は南アルプス山岳観光の振興を図るため、来年度の当初予算案に、馬の背ヒュッテ購入に8,000万円を計上しています。
所有者の相続手続き完了後、4月以降に売買仮契約を締結したいとしています。
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高遠城址公園さくら祭りは基本開催へ
今年の高遠城址公園さくら祭りについては、中止の基準は設けず、基本、開催する方針が24日に開かれた会議で確認されました。
伊那市高遠町の高遠町総合福祉センターやますそで開かれた対策会議には各種団体の代表者らおよそ25人が出席しました。
伊那市はさくら祭りの中止について基準は設けておらず、基本は開催する方針だということです。
新型コロナ感染対策として、入園料を支払う際に新たにスマートフォン決済を導入することが報告されました。
また飲食は指定された飲食エリアのみで行います。
ゴザやシート、簡易チェアを用いた飲食や食べ歩きは禁止とするとしています。
アルコール類の提供についても禁止としていますが、新型コロナの状況によっては検討するとしています。
高遠城址公園さくら祭りの公園開きは3月27日を予定しています。
有料開園期間については、花の咲き始めから散り終わりまでとしていて、開園時間は午前8時から午後5時までとなっています。
ライトアップ期間中の開園は午後10時までとなっています。
去年の有料入園者数は過去最少のおよそ6万8千人でした。
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南箕輪村環境基本計画 答申
南箕輪村環境審議会は、村の環境基本計画の見直しについて、
藤城栄文村長にきょう答申しました。
22日は、環境審議会の細尾佳宏会長が役場を訪れ、藤城村長に答申書を手渡しました。
環境基本計画は、環境施策の基本的な方向性を示し、総合的かつ計画的に推進することを目的
策定されています。
平成29年度から令和8年度までの10年間を計画期間としています
今年度は、計画期間の中間となる5年目のため見直しされました。
主な見直しとして、SDGsによる施策の推進や温暖化対策、村の木であるアカマツを守りつつ
樹種転換等の新たな森林づくりを進めることなどについてあげられました。
藤城村長は、「SDGsには対応していかないといけない」と話していました。
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動画で店舗の情報発信を まちゼミナール
伊那商工会議所は、市内の飲食店や小売店の店主が講師を務め、プロの知識や技を発信する動画を公開しています。
まちゼミナールとして動画を公開しているのは、市内の10店舗です。
1本10分から20分くらいで、商品の紹介や料理の作り方などを紹介しています。
まちゼミナールは、市内の飲食店や小売店の店主が講師となり、生活に役立つ知識やプロの技を各店舗で学ぶことができるもので、去年11月に5店舗、今年1月に5店舗を動画投稿サイトYouTubeで公開しました。
まちゼミナールの動画は、伊那商工会議所のホームページで見ることができます。
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南アジオパーク認定の継続を目指す
伊那市や飯田市などで構成する南アルプスジオパーク協議会は、今後もジオパーク認定の継続を目指していくことを14日に開かれた臨時総会で確認しました。
南アルプスジオパークは、貴重な地質などがある自然公園として2008年に認定されました。
しかし、2020年に行われた日本ジオパーク委員会の第3回再認定審査で事務局体制や観光面などの問題から、条件付き再認定となりました。
協議会では、指摘に対する改善方法をアクションプランとして作成しました。
構成市町村の富士見町から協議会の脱退の申し出があり、今後は伊那市・飯田市・大鹿村の2市1村でジオパーク認定の継続を進めていくということです。
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伊那市の地域おこし協力隊 活動報告
観光や移住促進などに取り組んでいる伊那市地域おこし協力隊の活動報告会がきょう、市役所で開かれました。
伊那市では今年度、15人が地域おこし協力隊として活動しています。10日はその中の14人が理事者の前で発表をしました。
来月で3年の任期が終わる諸田和幸さんは、教育の魅力を広げていこうと取り組んで来ました。
今年度は、情報通信技術と自然を掛け合わせた小学生向けのキャンプを行いました。
諸田さんは「今後も伊那市で教育活動に取り組んでいきたい。」と話していました。
白鳥孝市長は、「それぞれ柔軟な発想で活動している、地域が活性化するにあたって大事な存在だ」と話していました。 伊那市の地域おこし協力隊は、これまで14人が任期を終えていて全員が伊那市内で活動しているという事です。
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中小企業のためのSDGsセミナー
SDGsの取り組みをビジネスチャンスに繋げるためのセミナーが2日伊那市伊那商工会館で開かれました。
セミナーでは、伊那市と地方創生に関する包括連携協定を締結している
三井住友海上火災保険株式会社の経営リスクアドバイザー、目黒ゆかりさんが講師を務めました。
目黒さんは企業がSDGsに取り組むべき理由として、
「企業イメージの向上や持続可能な経営を行う戦略として活用できる」と話していました。
また、「地域社会に対する想いや社会の課題解決に向けた取り組みをアピールすること、
その取り組みに共感を呼ぶことが大事だ」と話していました。
このセミナーは伊那商工会議所が開いたもので、およそ30社が会場やオンラインで参加しました。 -
12月有効求人倍率 1.59倍
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は、前の月を0.06ポイント上回る1.59倍となりました。
12月の月間有効求人数は3,850人、月間有効求職者数は2,427人で、月間有効求人倍率は1.59倍となりました。
全国は1.16倍、県は1.38倍となっています
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いています。
ハローワーク伊那では「新型コロナのオミクロン株の感染拡大や原油価格の高騰などが長引けば影響が出る。先行きに不安がある」と話していました。
また新規高校卒業者の就職内定率は12月末現在87.4パーセントとなっています。
ハローワーク伊那では「新型コロナウイルスの影響で減少した仕事量が回復傾向にあり、若手の人材確保と育成を目指す企業が増加している」としています。
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クリーンセンター八乙女 改良工事の事業者選定委員会発足
箕輪町八乙女の不燃・粗大ごみ中間処理施設のクリーンセンター八乙女の工事・運営業務を委託する民間事業者を選定する、上伊那広域連合の委員会が29日、発足しました。
この日は、上伊那広域連合廃棄物処理施設等整備等事業者選定委員会がオンラインで開かれました。
委員には5人が委嘱され、委員長には信州大学農学部の教授で、上伊那広域連合廃棄物政策審議会の岡野哲郎会長が選ばれました。
委員会では、老朽化により改良工事が決まっている箕輪町のクリーンセンター八乙女の工事や運営などを行う民間の事業者を選定します。
この日は、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長が、事業者選定の基準や手続きなどについて委員会に諮問しました。
上伊那広域連合では、6月から事業者の公募を始め、来年2月の本契約締結・着工を目指したいとしています。
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自宅で確定申告を e-Taxの利用呼びかけ
2月16日から令和3年分の確定申告が始まります。
伊那税務署では、管内の路線バスにステッカーを貼り、「e-Tax」での申告を呼びかけています。
この日は、伊那市西町の伊那バス株式会社で、バスにPRのステッカーと広告を取り付ける作業が行われました。
伊那税務署では、自宅で確定申告書の作成ができる「e-Tax」での申告を呼びかけています。
伊那税務署管内納税関係団体連絡協議会では、広告で会場の周知と「e-Tax」の利用を呼びかけています。
会場での申告は、2月1日から伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まります。
新型コロナの影響でいなっせは休館中ですが、申告は可能だということです。
令和3年分の確定申告は2月16日から3月15日までとなっています。