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㈱カナセ 村に300万円寄付
和歌山県に本社を置き南箕輪村北原に長野工場がある素材メーカー㈱カナセは、創業100周年を記念して、南箕輪村に300万円を22日に寄付しました。
この日は、㈱カナセの金谷清道社長と長野工場の伊藤幸春工場長が役場を訪れ、唐木一直村長に目録を手渡しました。
㈱カナセは、ボタンやアクリル、樹脂版などの製造を行っています。
長野工場はアクリル板を製造していて、屋外看板や商品のディスプレイに使われているということです。
今年で創業100周年を迎えたことから、今回南箕輪村に300万円を寄付しました。
金谷社長は「これまで村には多くの協力をしてもらい感謝しています。次の100年に向けさらに頑張っていきたい」と話していました。
唐木村長は「この村に来てもらえただけでも嬉しいです。寄付金は産業振興に役立たせてもらいます」と話していました。 -
自動運転バス利用したい70%
国土交通省は、去年11月に行った伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷を拠点としたバスの自動運転サービスの実証実験の結果をまとめました。
アンケートでは、自動運転バスについて、地域住民のおよそ70%が利用したいと回答しています。
20日伊那市役所で開かれた、国土交通省や伊那市、地元の交通機関などでつくる地域実験協議会の中で結果が報告されました。
実証実験は、昨年度に続き去年11月5日から11月29日までの21日間行われました。
自動運転のバスは、道の駅を拠点に高遠町のスーパーやJAの支所までの往復12キロをおよそ90分程度で走行し述べ380人が乗車しました。
実験に参加した地域住民を対象に行ったアンケートによると自動運転車両が走行したら利用したいと思いますかとの問いに対し、地域住民の70%が利用したいと回答しました。
効果として自動運転サービスが運行されれば外出する機会が増えると思うに47.8%、免許の返納のきっかけになるが68%となっています。
今日の会議では他に、走行中の課題などについて報告がありました。
交差点で自動運転から、運転手の運転に78回切り替えました。
このうち52回を信号がない交差点が占めていたということで、信号の整備や譲り合いによる停滞を回避する方法の検討が必要だとしています。
実証実験は、高齢化が進む中山間地域の物や人の流れを支援しようと国土交通省が行っているもので2020年度の実用化を目指しています。 -
南信工科短期大学校の2期生が卒業
平成28年度に開校した南箕輪村の長野県南信工科短期大学校2期生の卒業式が12日行われました。卒業生の就職内定率は97%となっています。
卒業式には専門課程の35人と短期課程の4人が出席しました。
大石修治校長は「現在のような技術革新が激しい社会では実践的な技術、技能を備え第一線で活躍できるような人材が必要です。
ここで培ったことを活かしこれからのものづくり産業を推し進めてください。」と激励しました。
式ではほかに卒業生を代表して松本勇輝さんがあいさつをしました。
専門課程で就職を希望している33人のうち32人が内定していて内定率は97%となっています。
内定先企業の地域別内訳は上伊那が19人、下伊那が4人、諏訪が3人、県外が3人で業種別では製造業が27人と最も多くほかに通信業が2人などとなっています -
来春卒 就職活動本格化
来年春に卒業する大学生や短大生を対象にした地元企業による説明会が8日伊那市のいなっせで開かれました。
8日は、製造業や建設業、小売業など、過去最多となる上伊那の81社が説明を行いました。
説明会が始まる午後1時前には、およそ90人の学生が受付をすませ去年より12人少ない165人が参加したという事です。
進学で県外へ出た学生にも地元企業に目をむけてもらおうと、説明会に合わせて東京都と名古屋から伊那までの無料バスが運行され合わせて16人が利用しました。
各企業のブースでは、採用担当者が訪れた学生に、自社製品などについて説明をしていました。
ハローワーク伊那によりますと、来春の新卒についても今年に続き「売り手市場」が見込まれるという事です。
説明会は来春卒業予定の学生の就職活動が今月から本格的に始まったのに合わせ、地元企業でつくる伊那職業安定協会とハローワーク伊那が開いたものです。
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AI乗合タクシー運行リハ
伊那市は、12日からAI自動配車システムを使ったドアツードア乗合タクシーの試験運行を行います。
7日は試験運行を前に、運転手を対象にしたリハーサルが行われました。
高遠町のJA東部支所から1人、乗車の予約が入りました。
地図をもとに向かいます。
利用者の予約状況に応じて、人工知能=AIが最適な走行ルートや乗車の順番を判断して配車を行います。
タブレット端末に緑色で表示されるものはこれから迎えに行く人の情報で、オレンジ色で表示されるものは、乗車している人の降りる場所を示しています。
予約は、電話またはスマートフォンから行います。
この日のリハーサルでは、先に予約した人より後から予約した人の方が乗車・降車が早いとAIが判断し、実際に運行する場面もありました。
伊那市では、より効率的な公共交通の運行に向けて、AIを使ったドアツードア乗合タクシーの2021年度からの本格運行を目指しています。
今月12日~16日まで、高遠町と長谷の一部の住民を対象に無料で試験運行を行う予定で、6日現在、119人が事前登録をしているということです。
試験運行期間中は、1日4台のタクシーが運行します。
伊那市では「多くの人に利用してもらい、安全でよりよいシステムを構築していきたい」としています。 -
1月有効求人倍率1.73倍
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、去年12月を0.15ポイント下回る1.73倍でした。
月間有効求人数は4,327人、月間有効求職者数は2,507人で1月の月間有効求人倍率は月1.73倍でした。
県は1.65倍、全国は1.63倍となっています。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置きました。
この春高校を卒業する新規高卒者の内定者数は392人で、内定率は93.6%となっています。 -
ばらサミット 来年伊那市で開催
バラを活かしたまちづくりに取り組んでいる全国各地の市町村が集まる「ばら制定都市会議」通称「ばらサミット」が来年、伊那市を会場に開かれます。
サミットに向けて5日、ばらサミット実行委員会が発足しました。
この日は委員会が市役所で開かれ、関係者など8人が出席しました。
ばらサミットは、ばらを市町村の花として制定している全国28の市町村が加盟しています。
伊那市は2017年にばら制定都市会議に加盟しました。
ばらが見頃を迎える来年5月末頃の開催を検討していて、サミットに向け、来年度高遠商店街にばらの鉢を設置することや、ばらを使用した商品製作を検討するなどの事業を計画しています。
委員長には白鳥孝市長が選任されました。
白鳥市長は「桜だけじゃなくてバラもあるというPRにつなげていきたい」と話していました。
なお、ばらサミット開催に向けた準備費として、285万円が伊那市の来年度予算案に計上されています。 -
テレビで商品注文 買い物弱者支援
中山間地の買い物弱者支援などを目的に伊那市が進める、空飛ぶデリバリーサービス事業の一環で、自宅のテレビから商品を注文することができる伊那ケーブルテレビのサービスの実証実験が、伊那市長谷中尾で行われています。
5日は、中尾座で報道機関向けの説明会が開かれました。
サービスは、ケーブルテレビの画面でリモコンを使って商品を注文することができます。
新型チューナーにインターネットを接続して使用する、次世代データ放送「ハイブリッドキャスト」を利用したものです。
リモコンを操作し、買い物画面を開くと、画像付きの商品情報が表示されます。
商品を選んで「注文する」のボタンを押すと注文が完了し、商品を扱う店のタブレットやパソコンなどの端末に注文が入ります。
テレビで注文システムの実証実験は、4日から7日まで中尾区の6世帯を対象に行われていて、注文された商品は伊那ケーブルテレビのスタッフが対象世帯に配送しています。
実験で注文した中尾に住む男性は「こういう場所に住んでいると、何かあって出られない時に、届けてもらえると良い」と話していました。
「空飛ぶデリバリーサービス事業」は、中山間地で課題になっている買い物弱者を支援するため、伊那市が大手電気通信事業者のKDDIに委託し、伊那ケーブルテレビと共に2020年度の実用化を目指して進めている事業です。
テレビで注文するとドローンが拠点となる道の駅南アルプスむら長谷から、中尾座まで商品を運び、ボランティアなどが家まで届けるという仕組みです。
伊那市企画政策課の重盛巧課長は「今住んでいる地域に住み続けてもらうという意味でも、この仕組みが役に立っていくのではないかと期待している」と話していました。
今月中にテレビでの受発注とドローン配送とを連携させた実証実験も行われる計画です。 -
高遠の桜 開花予想4月3日
民間気象情報会社・ウェザーニューズは、今年4回目の桜の開花予想を5日に発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園の開花予想は、前回と変わらず4月3日となっています。
5日の高遠城址公園の南側付近の桜の様子です。
先が黄色に変わっているつぼみが多く見られました。
ウェザーニューズの予想によりますと、高遠城址公園の開花は4月3日、満開は4月9日で、前回2月26日の予想と変わっていません。
例年より開花予想が早いことから、伊那市では毎年4月1日に行っていた公園開きを、今年は3月23日に行うことを決めました。 -
JA上伊那が金融移動店舗導入へ
JA上伊那は預金の出し入れや通帳の記帳などができる金融移動店舗を4月から導入します。
4日、JA上伊那本所で金融移動店舗がお披露目されました。
2トントラックの中に預金の出し入れなど金融業務ができる機器が備えられていて窓口担当など3人体制で業務にあたります。
金融移動店舗の営業予定地区は支所のない伊那市新山のほか店舗再編が予定されている手良、長谷の美和、伊那里、高遠町の藤沢、長藤、箕輪町の東箕輪など12の地区です。
1台あたり約3,000万円で3分の2は補助金で賄われています。
県内では4か所のJAで導入されていてJA上伊那は5か所目となります。
1日に午前と午後の2か所をまわりファミリーマートの購買移動店舗、ファミマ号とセットで巡回します。
ファミマ号で食料品や日用雑貨などが販売されJA上伊那では中山間地域の利便性向上につなげたいとしています。
金融移動店舗は4月から施行運行をはじめ利便性や効率性について検証し来年4月から2台体制で本格稼働を始める計画です。
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高遠 開花予想4月3日
民間気象情報会社・ウェザーニューズは、今年3回目の桜の開花予想を26日に発表しました。
それによりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は、4月3日となっています。
26日の高遠城址公園南側の桜の様子です。
まだ蕾は固そうですが、先が黄色に変わり始めているものもあります。
ウェザーニューズの発表によりますと、高遠城址公園の予想は、開花が4月3日、満開が4月9日となっています。
開花・満開ともに、2月14日に発表された第2回予想より1日早くなっています。
ウェザーニューズでは「現在のつぼみの生長は、去年の同じ時期とほぼ同じペースで進んでいて、今後東日本は、4月にかけての気温は平年並か高く、つぼみの生長は順調に進む見込みだ」としています。 -
ツアーで南アの魅力をPR
2018年10月に行われた鹿嶺高原と伊那まちを結ぶモニターツアーの商品化を目指す伊那商工会議所の特別委員会は、9月に大阪で開かれる観光イベントでツアーを紹介することを、19日に開かれた会議で確認しました。
「南アルプス観光魅力創出プロジェクト特別委員会」がこの日伊那商工会館で開かれ、今年度のモニターツアーの結果などをまとめました。
2018年10月に1泊2日7,000円のプランで企画されました。
1日目は鹿嶺高原でトレッキングやバーベキューを行い、雷鳥荘に宿泊。
2日目は伊那の市街地で、着付け体験や、地域のまつりを見たり、酒蔵を訪れたりしました。
参加者は定員50人に対し45人でした。
委員会では今後、企画したモニターツアーを伊那バスのツアーとして確立させる予定で、9月に大阪で開かれるツーリズムエキスポジャパン2019でも紹介するということです。
栗原敦司委員長は「伊那市の、伊那谷の役に立つようなツアーに仕上げたい。リニアの完成も見据え、インバウンドの誘客にも狙いを定めたい」と話していました。
ツアー参加者からは、伊那市までのアクセスなどについて不満の声もあったということで、委員会では「今後改善しながら商品化を進めていく」としています。 -
ビッグデータ使い製造業の活性化
地域の産業や観光、人口など、様々な情報を見ることができるウェブサイト「RESAS(リーサス)」を活用して、伊那市の製造業の活性化について考えるワークショップが19日、市役所で開かれました。
ワークショップには、RESASの運用に携わる国の職員や大学教授、事業経営者などおよそ20人が参加しました。
RESASは地方創生の推進を目的に、2015年に内閣府がリリースしたウェブサイトです。
誰でも簡単に地域の産業構造や人口、人の動きなどを見ることができます。
この日は市の職員が「市内製造業の課題解決を通じた経済の活性化」についてRESASを活用してまとめた内容を発表しました。
伊那市の製造業の7割ほどが市内の企業間での取引を1割しか行っていないとして「地域の企業間での繋がりが弱いことから、企業間のネットワーク強化が課題解決につながるのではないか」と発表していました。
これを受けて、参加者からは「大学に進学した学生が地元に戻ってきたくなるように地元企業の魅力を伝えることにつながれば」「データで見えた特徴に特化した事業に取り組んでいく必要があると感じた」などの声が聞かれました。
ワークショップはRESASを有効活用してもらおうと国が各地で開いているワークショップで、県内での開催は2回目です。
伊那市では「今回まとめた内容を案のひとつとして、地域経済の活性化に活かしていきたい」と話しています。 -
昆虫食の可能性を考える
上伊那地域で多く食べられている昆虫について知り、今後の普及の可能性について考えようと「美味しい昆虫シンポジウム」が17日、伊那市創造館で開かれました。
シンポジウムでは、上伊那地域を代表するザザムシの佃煮などの昆虫食が提供され、訪れた人たちが味わっていました。
また、南信地域で食べられているカミキリムシの幼虫「ゴトウムシ」の実物も展示され、訪れた人たちが興味深そうに見ていました。
基調講演では、東京都在住の昆虫料理研究家、内山昭一さんが、ゴトウムシをつかった寿司など、料理を紹介しながら美味しさを説明していました。
大阪府在住で、昆虫食の普及を目指す会社の代表を務める松井崇さんは「世界では食用昆虫の養殖に取り組む国もあり、大量生産や安定供給が魅力となっている」と話していました。
昆虫食文化のある上伊那地域で地域資源としての可能性を探っていこうと開かれたもので、およそ100人が参加しました。
ある参加者は「講演会でも話していたように、粉末にしたり、有名な人が食べたりすると一気に広がると思う」話していました。
主催した上伊那地域振興局の堀田文雄局長は「昆虫食を見る楽しさや食べる興奮を多くの人に知っていただき、今後の可能性を探っていきたい」と話していました。 -
こうのとりカプセル帰還 講演会
国際宇宙ステーション物資補給機「こうのとり7号機」の小型回収カプセルが帰還したことを受けて、JAXAのスタッフとカプセルに部品が使われた伸和コントロールズ株式会社の社員による講演会が9日開かれました。
こちらが、小型回収カプセルに使われた伸和コントロールズが開発したバルブです。
去年11月11日に宇宙から無事帰還しました。
講演会に合わせて会場で展示されました。講演会では、JAXAの小型回収カプセル開発チーム長の田邊宏太さんが講演しました。
こうのとりは、国際宇宙ステーションに物資を補給するために打ち上げるもので、「小型回収カプセル」は、宇宙から研究サンプルを地球に持ち帰るためのものです。
伸和コントロールズのバルブは、カプセルが大気圏に突入する際の姿勢制御に使われました。
田邊さんは、動画を見せながら、カプセルの回収時のことなどについて話をしました。
また、伸和コントロールズ株式会社のバルブ技術グループ責任者の松田幸士さんはバルブ開発のエピソードについて話をしました。
講演会は、伊那市などが開いたもので、会場にはおよそ150人が訪れました。
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渓流釣り解禁を前にあまご放流
天竜川漁業協同組合は渓流釣りシーズンを前に天竜川水系の河川であまごの成魚を8日放流しました。
あまごは全長が18センチから25センチで重さは70グラムから100グラムほどです。
組合員がトラックで運んできた約80キロ分のあまごをバケツに移し変え小黒川など伊那市内の河川4か所に放流しました。
天竜川漁協では今年は雪が降らず水量が少ないことによる魚への影響が心配だとしています。
渓流釣りの解禁は16日土曜日の午前0時で遊漁料は年間券が
6,600円、日釣り券は1,100です。
天竜川漁協では天竜川水系全体で500キロ分約6,000匹を放流していて水温が12度ほどになる4月頃から釣果が期待できるのではないかと話していました。 -
県の就業支援で女性限定の面接会
長野県が女性の就業支援事業として行う、女性限定の面接会が、7日伊那市のいなっせで開かれました。
面接会には、介護職や製造業など、パートを中心に21の企業が参加しました。
面接会には、子どもと一緒に普段着で参加することができ、採用担当者から直接話を聞くことができます。
これは、長野県が女性の就業支援として行っているもので、上伊那で開催されるのは3回目です。
伊那市のほかにも、県内6会場で開かれています。
会場には、託児所が設けられているほか、それぞれのブースにも子どものおもちゃなどが置かれていて、参加者はリラックスした様子で、面接を受けていました。
女性限定の面接会には、昨年度より28人多い、105人が参加しました。
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フォトコン一般投票15日まで
箕輪町観光協会のフォトコンテストの一般投票が箕輪町文化センターで15日まで行われています。
フォトコンテストは箕輪町観光協会がイベントやパンフレットなど観光PRに使う写真を選ぶもので町内外から49人の作品170点が集まりました。
これまでは町観光協会が審査会を開き選んでいましたが今年度は
初めての試みとして審査会前に一般投票を始めました。
一般投票は4日から始まり町文化センターの教室に通う人たちが
気に入った作品を選んでいました。
フォトコンテストの一般投票は箕輪町文化センター展示ホールで15日金曜日の正午までとなっています。
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箕輪町推奨土産品14品認定
箕輪町観光協会は、町のPRにつなげようと町内で加工された食品などを対象に推奨土産品の審査会を5日初めて開き、菓子やジュースなど14品を認定しました。
推奨土産品には、町内で製造・加工された菓子やジュース、そばなど17品の応募がありました。
観光協会のメンバーや、白鳥政徳町長など10人が商品を手に取り確認しました。
審査会では味やパッケージのデザイン、町のPRに繋がるかなどを評価しました。
箕輪町観光協会では、観光客ばかりでなく、町民にも地元の土産品を知ってもらおうと、今回初めて推奨土産品の認定審査を行いました。
結果、応募のあった17品中、14品が認定されました。
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台湾からブロガーなど来伊
台湾の雑誌編集者やブロガーが、上伊那地域の食やアルプスの魅力を視察するため、1月31日から伊那市などを訪れています。
伊那市を訪れたのは、台湾のフリーライター、記者、ブロガーの29歳から41歳の4人です。
1日は、西箕輪のみはらしファームでいちご狩りを体験しました。
台湾で上伊那地域の観光情報を発信してもらい冬の時期の誘客を図ろうと、上伊那地域振興局が行ったものです。
今回は「雪のアルプスと食」をテーマに、上伊那地域のご当地グルメを食べたり観光施設を訪れています。
台湾のブロガーたちは、食べるだけでなく、いちごを被写体にアングルを変えながらカメラで撮影していました。
午後になると、早速SNSに記事をあげていました。
台湾の旅行雑誌の3月号には、上伊那に関する記事が掲載されることになっているということです。
上伊那地域振興局では「リニア開通も見据えて、外国からも訪れてもらえるような地域づくりを進めていきたい」と話していました。
一行は、中央アルプスや光前寺なども訪れ、3日に帰国しました。 -
リニアに向けた地域づくり講演会
8年後の2027年のリニア中央新幹線の開業に向けた地域づくりに関する講演会が31日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
講演会では国土交通省の岸弘之計画官がリニア中央新幹線が及ぼす影響などについて話をしました。
岸さんは「三大都市圏がリニアで結ばれ世界でも有数の経済圏が形成される。
人や物の流れ、ライフワークが大きく変化する」と話し、「広域連携によるあらたな産業の創出や、海外への誘客の仕掛けが必要だ」と話していました。
出席者から「国が描く長野県駅のビジョンは」との質問に対し、「飯田市の自然と、航空産業などの技術を活かした地域づくりが求められている」と答えていました。
講演会は、リニア中央新幹線建設促進長野県協議会などが開いたもので、会場には上下伊那の市町村や商工団体などの関係者、およそ200人が出席しました。
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IoTデバイスの開発・活用事例学ぶ
物をインターネットにつなぐ、IoTの導入について学ぶセミナーが28日、南箕輪村の南信工科短期大学校で開かれました。
セミナーには、上伊那の中小企業の社員を中心に、およそ30人が参加しました。
南信工科短大や信州大学の非常勤講師で、工学博士の西山隆也さんがIoTデバイスの開発や活用方法などについて説明しました。
「物」と「インターネット」をつなぐことがIoTと呼ばれていて、工場で動いている機械の生産ロスや、農作物の栽培ハウス内の温度などをデータ化することもできるため、事業の効率化などに活用されています。
物をインターネットにつなぐための機械が「IoTデバイス」と呼ばれています。
西山さんは、データを収集するために、デバイスを動かし続けることの必要性を説明した上で「機械から出る熱を使った発電や、モーター・エンジンなどの振動を使った発電など、自立電源を使うことで人件費や設備費などのコストを抑えることができます」と説明していました。
すでにIoTを導入しているというある参加企業は「実用例を参考にして、より良いデータが取れるようになればうれしい」と話していました。
セミナーは、地域企業の技術力の向上などを目的に、南信工科短大振興会が毎年開いているものです。 -
特色ある県産品をPR
長野県内各地の特色ある商品とサービスエリアのテナントや大型スーパーとをつなぐ「長野県産品商談会」が29日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
商談会には県内34の事業者が出展し、商品のPRをしました。
上伊那からは、7団体が参加しました。
伊那市西箕輪の醸造会社「In a daze Brewing(イナデイズブルーイング)」の冨成和枝さんは、2月から販売を開始するクラフトビールについて説明していました。
伊那市西町の農家「やーくんfarm」は、自分たちで育てているブロッコリーを多くの人に食べてもらおうと試作したパウンドケーキやポタージュの試食品を提供していました。
並んだ商品を見に訪れたスーパーなどの仕入れ担当者は、味見をしたり説明を聞いたりして、興味のあるものを持ち帰っていました。
会場を訪れたある参加者は「地元色の強いものがあれば取り入れていきたい」と話していました。
主催した県では「知られていない県産品の発掘やPR、出展者の商談技術向上につながってほしい」と話していました。 -
企業の景気見通し 4割が「悪い」
アルプス中央信用金庫がまとめている伊那谷経済動向・中小企業景気レポートによりますと、今年の景気の見通しについておよそ4割の企業が「悪い」と回答しています。
あるしんが上伊那を中心とする202社に対しアンケート調査したものです。
【今年の自社の景気】について、「良い」と答えた企業は15・9%、「普通」は46.2%で、「悪い」と答えた企業は37.9%でした。
今年10月に予定されている消費税引き上げが景気にマイナス影響を与えると考えている企業が多いということです。
【自社の景気が上向く転換点はいつごろになる見通しか】との問いには、「すでに上向いている」が15.1%、「6か月以内」が14%、「1年後」が14.5%となっている一方で、33.2%が「景気改善の見通しは立たない」と答えています。
また、去年10月から12月の業況判断指数はマイナス1.1ポイントで、前期と比べ5.5ポイント改善しています。 -
箕輪町 お年玉付き年賀カード当選者発表
箕輪町の広報誌「みのわの実」の1月号に折り込まれていた、お年玉付き年賀カードの当選番号が発表されました。
当選番号は、みのわの実の2月号に掲載されています。
お年玉付き年賀カード企画は、箕輪町をPRするみのわファンクラブへの加入を促進しようと、今回初めて行われました。
9700世帯に配布され、24日現在、新たに15人が加入しました。
当選すると1等はながたの湯回数券が3人に、2等は今回の企画で作られたオリジナルトートバックが30人に、3等は、ロゴ入りボールペンです。
オリジナルトートバックは、3種類から好きなものを選ぶことができます。当選していた場合、箕輪町役場でカードと景品を引き換えることができます。
箕輪町では、さらにファンクラブへの加入を呼びかけたいとしています。
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箕輪町の観光PR動画 完成
箕輪町観光協会は、町内の風景を撮影した観光プロモーションビデオを作成しました。
春から秋までの風景をとらえた6パターンがあり、動画サイトに今日からアップしているほか、イベントなどで活用していきます。
公開されている動画は、春は箕輪天竜公園や権現桜など桜の名所、夏は新緑の町の風景や手筒花火、秋は赤そばを取り上げています。
映像はドローンも活用して撮影しています。
動画は、基本となる3分、短編の1分のほか、長編の9分など6パターンあります。
24日は、箕輪町の定例記者懇談会が町役場で開かれ、動画の視聴が行われました。
箕輪町が、観光を全面に押し出したプロモーションビデオを制作するのは今回が初めてで事業費は40万円ほどとなっています。
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羽広荘・入野谷 廃止を含め検討を提言
伊那市議会は、伊那市観光株式会社が運営する宿泊施設・羽広荘と入野谷について、廃止も含め検討するよう23日伊那市へ提言しました。
23日は、伊那市議会の黒河内浩議長ら4人が白鳥孝伊那市長に伊那市観光株式会社の経営改善に向けた提言書を手渡しました。
伊那市観光は市の第三セクターで宿泊施設や日帰り温泉施設の指定管理者の指定を受け運営しています。
慢性的な赤字が続き、今年度は一般会計から2,100万円の補助金を支出することになっています。
市議会では、去年5月から経営改善に向けた検討を重ね、全ての議員の総意として提言をまとめました。
提言では、西箕輪の羽広荘については老朽化に伴い多額の修繕費が見込まれる事から、「指定管理者の公募」「民間への売却」もしくは「廃止」する事としています。
伊那市長谷の入野谷についても多額の赤字経営が続いている事から廃止を含め検討する事を求めています。
伊那市では、宿泊施設や日帰り入浴施設、山小屋などの施設毎、経営改善に向けて検討を進めていくとしています。
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高遠の自然の香り漂う空調器 試験設置
伊那市高遠町の活性化を目指す「伊那東部山村再生支援研究会」は、アカマツやクロモジを活用した多機能空調器の商品化に向け、試験的な設置を市内の公共施設などで始めました。
JA上伊那本所の窓口横に設置されている、切り株のような見た目のこちらが空調器です。
高遠産のアカマツ材を切り株に見立て、中には消臭効果があるアカマツの炭が入っています。
上に乗った竹筒の中からは、高遠に自生するクロモジから抽出した油のアロマの香りが漂います。
「炭・アロマ多機能空調器」と名付けられたこの空調器の商品化を目指しているのは、高遠町の住民有志でつくる「伊那東部山村再生支援研究会」のメンバーです。
東京農業大学や伊那市、上伊那森林組合、JA上伊那と連携して活動しています。
国立信州高遠青少年自然の家の事務室にも空調器が設置されています。
今回、試作品が完成したことから、市内の公共施設など50か所に試験設置を始めました。
伊那東部山村再生支援研究会の小池守雄事務局長は「みんなで山を大事にしようという機運と共に、地域の活性化につなげていければうれしい」と話していました。
研究会では今後、設置した施設の従業員らにアンケート調査を行い、その結果を元に改良を加え、商品化を目指すということです。 -
ジビエと雑穀コラボ料理を提供
ジビエと雑穀を組み合わせた料理を提供するイベントが、19日、伊那市長谷の雑穀レストラン野のもので行われました。
エゴマを使った穴熊の姿煮。
アワやたかきびなどを使ったホロホロ鳥のサムゲタン。
いのししのパテや鹿肉のソーセージにも雑穀が使われています。
イベントでは、ジビエと雑穀を組み合わせた料理が提供され、参加者20人ほどが味わいました。
このイベントは、伊那市長谷の雑穀レストラン野のものが初めて行ったもので、ジビエ料理を扱うざんざ亭とコラボレーションしました。
雑穀レストラン野のものは1月末に閉店することから、吉田さんは「ずっとやりたかったことを最後にでき、お客さんにも喜んでもらえてよかった」と話していました。
閉店後は、雑穀の栽培を専門で行うということです。
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寒中の川に「そばの実」
伊那市高遠町の高遠そば組合は、そばの実を冷たい川の水に浸す「寒ざらし」を18日に行いました。今年は130キロ、およそ900食分を用意しました。
18日は組合員7人が、伊那市長谷市野瀬にある粟沢川にそばの実を浸しました。
「寒ざらしそば」は、江戸時代高遠藩が将軍に献上していたとされています。
18日の伊那地域の最低気温は 氷点下2.7度でしたが、粟沢川の水温は3度でした。
そばの実を寒中の水に浸す事でアクが抜け、デンプン質が糖に変わり甘みが増すという事です。
高遠そば組合では、夏のそばの消費拡大につなげようと寒ざらしそばの商品化に取り組んでいます。
そばは立春の来月4日に引き上げる予定で、その後乾燥させます。
組合に加盟する伊那市高遠町の6軒のそば店で7月13日から期間限定で提供される予定です。
参加店舗 ・壱刻 ・華留運 ・ますや ・楽座 紅葉軒 ・紅さくら ・きし野