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JR飯田線80周年記念列車 運行
JR辰野駅から豊橋駅までを結ぶ飯田線の全線開通80周年を祝う記念列車が19日伊那市駅から飯田駅まで運行されました。 鉄道ファンなどがのりこみ143席が満席となった記念列車は伊那市駅を出発し、飯田駅まで向かいました。 JR飯田線は辰野駅から豊橋駅までの195キロで、1937年に全線が開通し、今年で80周年となることを記念してJR東海が運行させました。 伊那市駅では出発セレモニーが行われ、テープカットをして運行を祝いました。 JR東海の宮川信太郎営業担当部長は「地元の足、観光路線としての2つの役目を担う飯田線を盛り上げていきたい」、白鳥孝伊那市長は、「飯田線に乗ってもらいその魅力を多くの人に味わってほしい」とあいさつしました。 記念列車は20日の午後1時26分から運行しますが、すでに満席だということです。 20日午前10時からは伊那市駅で、記念の「秘境駅入場券」が300セット販売されます。
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南アルプスに多くの登山客
山の日から盆休みにかけての連休に入り、南アルプスには多くの登山客が訪れています。 標高2,032メートルの北沢峠にある長衛小屋オートキャンプサイトには、多くのテントが並んでいました。 南アルプスへの登山客の入り込みは例年7月後半から盆休みまでがピークです。 山の日の11日から12日にかけては200張のテントが張られたということです。 伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所です。 12日午前8時5分の便では、1台のバスに乗り切れず2台のバスが運行しました。 7月からきのう現在までの1日当たりのバスの利用者数の平均はおよそ430人でした。 山の日の11日は一日でおよそ千人が利用したということです。 林道バス営業所では「登山届をきちんと提出し安全に登山を楽しんでほしい」としています。
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大明化学工業 元会長 池上房男さん死去
南箕輪村の元大明化学工業会長の池上房男さんが5日に亡くなりました。104歳でした。 池上さんは、大正2年に伊那市高遠町長藤に生まれ、昭和21年に大明化学工業に入社、昭和36年に社長に就任しました。 平成3年から13年まで会長を務めました。 2009年に伊那ケーブルテレビが撮影した当時96歳の池上房男さんは、「人には長所と短所があり長所を伸ばすことが経営には大切だ」と話していました。 池上さんの葬儀は14日に東京都で予定されていて、本人の意思もあり、近親者のみで行われる予定です。
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芝フェス 大芝高原の自然の中でリフレッシュ
高原の中で自然に親しみながら体を動かすイベント「芝フェス」が、南箕輪村の大芝高原で11日に開かれました。 大芝高原一帯を会場に、ヨガやスラックライン、マウンテンバイクなど自然の中で体を動かす体験コーナーが設けられました。 芝フェスは、南箕輪村や村観光協会、商工会などでつくる実行委員会が開いたもので、今年で2年目です。 去年は、9月に開催しましたが、今年は祝日の山の日に合わせて開きました。 参加者は、身体を伸ばしながら深呼吸をし、自然の中でのヨガを楽しんでいました。 実行委員会によりますと、事前に150人ほどの申し込みがあり、3割ほどが県外からの参加だったという事です。
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就職は地元で 県外進学の学生にPR
地元出身で県外の大学に通う学生の就職先として、地元にも目を向けてもらおうと、インターンシップイベントが8日から各地で始まりました。 伊那市西春近の知立市野外センターでは、上伊那地域の自治体などでつくる「上伊那地域若者人材確保連携協議会」が、就活準備合宿を行いました。 合宿には、来年から就職活動を行う大学3年生や短大の1年生が参加しました。 3日間の日程で行われ、初日の8日は地元企業の経営者を講師に、短時間で多くの人と自己紹介をするなど、ロールプレイング方式でコミュニケーションを学びました。 長野県内では、県外の大学に進学した学生が地元に戻る割合は3割程だということです。 地元企業や地元の魅力について知らない学生も多いことから、協議会が去年企画しました。 協議会事務局の唐木玲さんは「」と話していました。 参加した学生は「地元が好きなので、就職できればうれしいと思い参加しました●」と話していました。
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宮島酒店がアルプスのパノラマ写真集刊行
伊那市の造り酒屋宮島酒店は、山の日施行1周年を記念して、中央アルプス・南アルプスの山々を映したパノラマ写真集を刊行しました。 完成した3冊の写真集は中央アルプス・南アルプスを近隣の山々から見たもので、山の名前が記されています。 写真は、宮島酒店の宮島敏社長が撮影しました。小学4年生のころ父親からカメラをもらったことがきっかけで写真を始め、山登りも趣味としています。 山頂で、少しずつカメラを回しながら撮影し、パソコンのソフトで合成しました。 これまでも、山の上から見渡したパノラマ写真帳を、友人や山小屋において配ったところ、ぜひ写真集にしてくれないかとの声があったことを受けての刊行です。写真集はつなぎ合わせることもできます。 宮島酒店では、この写真集と特別純米酒をセットにして、ふるさと納税の返礼品として伊那市に提案しています。 写真集は、1冊600円(税別)で、7日の午後から宮島酒店で販売するほか、順次、市内の酒販店や山小屋などでも販売されるということです。
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6月月間有効求人倍率1.63倍
上伊那の今年6月の月間有効求人倍率は1.63倍でハローワーク伊那では雇用状勢は堅調に推移しているとして前の月の判断を据え置きました。 月間有効求人数は4,657人、月間有効求職者数は2,858人で6月の月間有効求人倍率は1.63倍となり前の月を0.01ポイント上回りました。 月間有効求人倍率の県平均は1.57倍、全国は1.51倍となっています。
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バスで観光地を結ぶ 伊那谷風土記街道周遊バス運行開始
市町村を越えて、上伊那地域の観光地をバスで結ぶ「伊那谷風土記街道(ふどきかいどう)周遊バス」の運行が、1日から1か月間の日程で始まりました。 この日は、周遊バスの発着所となるJR伊那市駅で出発式が行われ、関係者がテープカットで運行開始を祝いました。 運行を記念して、最初の乗客には観光施設からプレゼントが贈られました。 松本市から訪れた親子は「地域の観光地を巡ることができるバスが走ると聞き乗ってみたいと思った。天気も持ちそうなので楽しみです」と話していました。 伊那谷風土記街道周遊バスは、日帰り客が多い上伊那地域の観光施設を結ぶことで、少しでも長く滞在してもらおうと上伊那地域振興局が初めて企画したものです。 広域農道を軸に、南箕輪村の大芝高原、伊那市のみはらしファームとかんてんぱぱガーデン、駒ヶ根市の駒ヶ根高原の4つの観光拠点をまわります。 振興局では、地元の人たちにも乗ってもらい、地域の魅力を再発見する機会にしてもらいたいと話します。 堀田文雄局長は「観光地を結ぶことで少しでも長く滞在してもらうことができる環境が整えばうれしい。地元の人たち、特に小学生に活用してもらい、改めて地域の魅力を発見してもらいたい」と話していました。 「伊那谷風土記街道周遊バス」は、27日(日)まで毎日、午前は9時30分に伊那市駅発、午後は0時40分に伊那市駅発の2便が運行します。 料金は、1回の利用につき大人200円、小中学生100円、未就学児は無料となっています。
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みのわ祭り 商店街に熱気
2017みのわ祭りが29日行われました。 14年ぶりに箕輪町松島の商店街で行われ、会場は熱気につつまれました。 会場では町民おどりが行われ、15団体、およそ800人が参加しました。 みのわ祭りは去年まで松島の日の出工専地区で行われていましたが、14年ぶりに商店街での開催となりました。 今回は初めて踊りコンテストが行われました。 審査の結果、最優秀賞には箕輪中部小学校4学年、優秀賞には、箕輪東小かがやき学年、箕輪北小おひさま学年有志が選ばれました。 花火大会では、みのわ天竜公園で手筒花火が披露されました。 今年は、去年より250発多い1,011発が打ち上げられました。
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南ア林道 外来植物を抜き取り
伊那市長谷の南アルプス林道で林道沿いに生えている外来植物の抜き取り作業が28日行われました。 作業には15人が参加し、林道沿いの外来植物を抜き取りました。 これは、南アルプス食害対策協議会を構成する伊那市や南信森林管理署、信州大学農学部などが行っていて今年で4年目です。 今回は、標高1,680メートルの歌宿から大平山荘付近まで登りながらヒメジョオンやビロードモウズイカなどを除去しました。 信州大学の渡邉修(わたなべおさむ)准教授は、改修工事で他の場所から土を持ち込む場合に外来植物が入ってくる可能性が高くなる事から、工事した場所の継続的な観察が必要と話していました。 今回の作業でおよそ10キロの外来植物を除去したという事です。
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小黒川スマートインター周辺 建物規制へ
伊那市は小黒川スマートインターチェンジ周辺について、風俗店や環境を悪化させる工場の建設を禁止する予定です。 28日は市役所で都市計画審議会が開かれ、スマートインターチェンジ周辺の建築物の規制について話しあいました。 小黒川スマートインターチェンジが開通する事で周辺の農地は目的を問わず転用がしやすくなります。 市では、乱開発を防ぎ将来を見据えた土地利用を行うために、周辺の59ヘクタールを特定用途制限地域に設定する方針です。 制限地域では、風俗店や環境を悪化させる工場の建設を市独自の条例で制限する予定です。 出席した委員からは、「ファッションホテルの建設を制限してはどうか」といった意見が出されました。 市では開発と環境保護、市全体の経済効果などを検討し規制内容を検討していきたいと答えていました。 建物の規制に関する条例案については9月市議会に提出される予定です。
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中央アルプス自然公園保護・利活用推進協議会 設立
中央アルプス県立自然公園の将来を見据え、保護や利活用の取り組みを推進する協議会が27日に設立されました。 この日は「中央アルプス自然公園保護・活用推進協議会」の初会合が伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、県や市町村からおよそ50人が出席しました。 中央アルプスは、昭和26年に県内で初めて県立自然公園に指定され、現在は国定公園化を目指す動きが高まっています。 県では、国定公園化に向けて現在公園計画の策定を進めていて、計画に地元の人から意見を聞こうと、地元市町村でつくる協議会を設立しました。 公園計画は、各公園の特性に応じた風景の保護管理や運営、利活用のための施設整備についての基本方針を定めるものです。 計画の素案は、秋頃を目途に協議会に示されます。 会議ではほかに、県から県立自然公園計画の見直しについても説明がありました。 計画の中に施設整備を進める制度がないため、整備を進める制度を創設したい考えです。
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中学生が大工の仕事を体験
長野県は、担い手不足が心配される大工の仕事について理解と関心を深めてもらおうと、伊那市の伊那中学校できょう、体験授業を行いました。 27日は、伊那中学校の1年生133人が体験授業を受けました。 長野県と長野県建設労働組合連合会が協働して去年から県内で実施していて、南信では今回が初めてです。 伊那大工分会の会員9人が、指導に当たりました。 のこぎりの挽き方やカンナの使い方を披露していました。 その後は、中学生1人1人が、プランターを入れる箱を作りました。 大工分会のメンバーが、金槌の使い方をアドバイスしていました。 長野県によりますと、大工の人数は激減しています。 ピークの平成7年には、全国に76万2千人の大工がいましたが、平成27年は37万2千人と半減しています。 県内では、平成7年では1万5千人でしたが、平成27年の推計で1万人を切ったとしています。 このままでは新築やリフォームなどを行える技術者がいなくなってしまい、県民の住生活に大きな影響を及ぼす恐れがあるとして、去年からこの体験授業を行っています。 長野県では、中学生のころから関心を高めてもらうことで、将来の担い手を育てていきたいとしています。
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伊那まつり花火大会 60回を記念して音楽花火打ち上げ
来月6日に行われる伊那まつり花火大会では、通算60回を記念して、勘太郎月夜唄とダンシングオンザロードの曲に合わせて音楽花火が打ち上げられます。 25日は、伊那市の伊那商工会館で、第60回伊那まつり花火委員会が大会の概要を説明しました。 今年の目玉として、例年の音楽花火に加えて、通算60回を記念して60番組目にもう1つ音楽花火を打ち上げます。 勘太郎月夜唄とダンシングオンザロードの曲に合わせておよそ250発のスターマインが打ち上がる予定です。 伊那まつり花火委員会によりますと、今年の協賛金は16年ぶりに1,900万円を超える1,922万7,000円となっています。 金額が増えたことにより、番組数も去年より9番組増え95番組の予定で、4,500発の花火が打ち上がります。 伊那まつり花火大会は、来月6日(日)午後7時30分から行われます。
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山の日 山盛りで盛り上げ
23日は県が定める信州山の日です。 山の日を盛り上げようと伊那飲食店組合の18店舗で限定特別メニューが提供されました。 伊那市中央の牡丹園では、 南アルプスをイメージした「甲斐駒仙丈入笠盛り」と中央アルプスをイメージした「西駒宝剣経ヶ岳盛り」の2種類の炒飯が提供されました。 伊那飲食店組合は、山を訪れた観光客を街に呼び込み、山の日を盛り上げようと去年から限定特別メニューの提供を始め、今年は18店舗が参加しました。
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峠の茶屋 リニューアル
茅野市の杖突峠にある「峠の茶屋」に新たに多目的展望室が完成し21日、関係者が祝いました。 リニューアルオープン式典には、施設の管理・運営を行う、精密機械製造の伸和コントロールズや、伊那市、茅野市の関係者などおよそ50人が出席しました。 峠の茶屋は4月に伊那市と茅野市から伸和コントロールズが建物を購入しました。 これまで和室だった場所をリニューアルし広さおよそ40平方メートルの多目的展望室を作りました。 伸和コントロールズの幸島宏邦社長は「ここは伊那と茅野の観光の接点となる場所。全国に発信できる憩いの場所にしていきたいです」と話していました。 多目的展望室は峠の茶屋の営業時間の午前10時から午後4時半まで、入る事ができるという事です。
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「内藤とうがらし」特産へ 長谷中生PRへ
伊那市長谷で内藤とうがらしの特産化を目指している長谷中学校の3年生は、多くの人達に活動を知ってもらおうと、自分たちが育てた苗およそ40株を21日観光施設などに配りました。 プランターに植えられているのは、長谷中の3年生が育てた内藤とうがらしです。 21日は、自分たちの活動を多くの人に知ってもらおうと宿泊施設や飲食店など、9か所に苗を配付しました。 内藤とうがらしは、江戸時代高遠藩主内藤家の領地だった新宿一帯で栽培されていました。 長谷中の3年生は、内藤とうがらしの長谷での特産化を目指していて2年生の時から栽培を行っています。 この日は、苗の他に、去年収穫した内藤とうがらしで作ったラー油やイベントのチラシなどを施設関係者に手渡しました。 長谷中の3年生は明日、伊那市創造館で開かれるイベントでブースを出し、内藤とうがらしの苗とラー油を販売する予定です。
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第60回伊那まつりにむけて歴史を振り返る写真展
今年で通算60回となる伊那まつりにむけて機運を盛り上げようと伊那市役所では歴史を振り返る写真展が開かれています。 市役所1階の市民ホールには、伊那まつりの前身、勘太郎まつりから60年の歴史を振り返る写真38点が展示されています。 今年の伊那まつりは、昭和33年に始まった勘太郎まつりから数えて60回目となります。 60回を機に伝統と歴史を振り返ろうと伊那市が市民から写真を募集して初めて開かれました。 写真展は8月2日(水)まで開かれています。
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リニア開通の経済波及効果考える
リニア中央新幹線開通による経済効果について講演会が11日、伊那市の伊那商工会議所で開かれました。 講演では長野県リニア整備推進局長の水間武樹さんがリニア開業に伴う経済波及効果について説明しました。 長野県内を出発地または目的地とするリニア中央新幹線の1日平均乗降客数は推計で6,800人、また乗降客数をもとにリニアを利用して長野県を訪れる旅客数は5,300人を想定しているということです。 ほかに平成39年開業時の交流人口の消費による経済波及効果は年間336億円を見込んでいるということです。 水間さんは「JR飯田線は生活の足以外の位置付けが必要です。観光促進など地域からアイデアをいただきたい。」と話していました。 講演会は伊那商工会議所が開いたもので会社経営者など約60人が話を聞きました。
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寒ざらしそば 15日から限定販売
江戸時代、高遠藩から将軍家に献上されたとされる「寒ざらし蕎麦」が15日から限定で伊那市高遠町のそば店4店舗で提供されます 江戸時代、高遠藩から将軍家に献上されていたとされる「寒ざらし蕎麦」です。 提供店舗のひとつ「壱刻」です。 店主の山根健司さんがあすからの提供に向け、試食し今年の出来を確かめていました。 蕎麦は、30秒から40秒、ゆでて完成です。 寒ざらし蕎麦は、高遠産の蕎麦の実を、寒さの厳しい大寒に殻のついたまま清流に浸します。 これは、江戸時代にそばの実を保存するために始まったとされています。 2月4日の立春に水から引き揚げ寒風にさらして乾燥させてからそば粉にする手打ちそばで、あくが取れて甘みが増すといわれています。 寒ざらし蕎麦は、そばの実のタンパク質を取り除き、でんぷんや糖分を多く含んだ粉を使います。 山根さんは、そば粉だけの10割でうつ為、手間がかかると話します。 今年は、あすから高遠町内の、壱刻、華留運、ますや、楽座 紅葉軒の4店舗で「暑中信州寒晒蕎麦」として限定販売されます。 各店限定150食で、1人前1200円です。
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北京の小学生が伊那で交流
中国北京の小学生が14日西春近北小学校を訪れ児童と交流しました。 北京の小学生7人は13日伊那市に到着しインバウンドの受け入れをしている農家で一泊しました。 14日は西春近北小学校を訪れプレゼントを交換したほか工作をして交流しました。 引率の教諭は「日本のアニメは有名で中国でも人気です。子どもたちには国際関係を養う機会にしてもらいたいです。」と話していました。 伊那市観光協会によりますと昨年度のインバウンドの受け入れは78団1,929人でしたが宿泊先の農家の負担を少なくするため受け入れを減らしているということです。 農家民泊の登録をしているのは約70軒ですが実際に受け入れているのは40軒ほどだということで今後は受け入れ農家の増加に力を入れていく考えです。 北京の小学生は15日以降飛騨高山や京都の観光地を巡り18日に帰国するということです。
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広域農道沿いの観光地周遊バス運行へ
長野県上伊那地域振興局は、南箕輪村から駒ヶ根市の広域農道沿いにある観光施設をめぐるバス「上伊那風土記(ふどき)街道周遊バス」を8月に運行させます。 13日は、伊那合同庁舎で、バスの運行に関する記者会見が開かれました。 上伊那風土記街道周遊バスは、8月1日から27日まで運行します。 JR伊那市駅を出発し、南箕輪村の大芝高原、伊那市のはびろ農業公園みはらしファーム、かんてんぱぱガーデン、駒ケ根市の駒ヶ根高原を1日2往復します。 料金は、区間は関係なく、1回降車するごとに大人200円となっています。 1区間10人ほどの利用を見込んでいます。 これは、長野県が各地域の振興局へ独自予算として配分している地域振興推進費を活用した事業で、事業費はおよそ230万円となっています。
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人と人をつなぐ「夢縁日」 西春近で9日まで
企業の商品や個人の手作り雑貨などの展示販売「夢縁日」が伊那市西春近であす9日まで開かれています。 伊那市内を中心に諏訪や飯田などの企業や個人による約80のブースが並んでいます。 夢縁日は、人と人との出会いのきっかけにし地域の活性化を図ろうと、異業種交流会で知り合った市内の有志が毎年開いています。 会場では、手作り雑貨などが販売され、訪れた人たちが好みの品を買い求めていました。 夢縁日は9日まで伊那市西春近の住まいDEPOショールームで開かれています。時間は午前10時から午後4時までステージ発表などのイベントも企画されています。
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南箕輪村大芝公園で七夕とうろう祭り
南箕輪村の大芝公園で七夕とうろう祭りが1日夜に行われました。 村内の保育園や学校、公民館などで手作りしたとうろう162基が設置されました。 午後7時30分に一斉に火が灯されました。 村内のボランティアグループや社協、民生児童委員などでつくる実行委員会が毎年行っている祭りで今年で16回目です。 年々とうろうの数も増えているという事です。 段ボールで枠を作り和紙を貼った手作りのもので、思い思いの絵や、子どもたちの夢などがかかれています。 ろうそくの火が燃え尽きるまでの約30分間、訪れた人たちは写真を撮るなどして楽しんでいました。
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株式会社パネックス 伊那市の東原工業団地にパンの新工場
伊那市東春近の東原工業団地で空き工場を購入し12月からパン工場を稼働させる岐阜県の株式会社パネックスは、環境保全に関する協定を伊那市などと6月30日に締結しました。 調印式では、株式会社パネックスの前野朝彦社長、地元の東春近地区農政対策委員会の伊東正幸委員長と、たかずや福祉会の登内孝理事長、伊那市の白鳥孝市長が環境保全に関する協定書を取り交わしました。 岐阜県可児市に本社を置く株式会社パネックスは東原工業団地の空き工場を購入し12月から操業を開始します。 山口県の工場が手狭になったため首都圏に近い伊那市に新たな長野工場を作る事にしました。 正社員を30人、パート従業員を12人新規雇用し、月200万個のパンを製造する計画です。 前野社長は「イタリアの天然酵母を使ってパンを製造している。伊那市には綺麗な水と空気がありヨーロッパの環境と似ている」と話していました。 白鳥市長は「市としても応援していきたい」と話していました。
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高遠さくらホテルで「高遠ダムカレー」提供開始
伊那市高遠町の高遠さくらホテルは、「高遠ダムカレー」を考案し、1日から提供を始めました。 さくらホテルの窓の外に広がる高遠ダムを表現した「高遠ダムカレー」です。 ルーが水を、ご飯がダムを表しています。 ごはんの上には高遠城址公園にちなみ桜の塩漬けが添えられています。 伊那谷の名物「ソースかつ丼」にちなんだ豚のヒレカツもあります。 そばは月蔵山をイメージしていて、ガーリックバターで和えた洋風の味付けになっています。 このカレーを考案したのは、レストランの洋食料理長、益山達男さんです。 1日から始まった信州DCに合わせ、レストランから望める高遠ダムを見ながらカレーを味わってもらい、県内外の客にPRしようと考案しました。 高遠ダムカレーは税込み980円で、さくらホテルのレストランで提供されています。
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信州DC開幕 飯田線リレー号運行
JR各社や県、市町村が連携した大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」が開幕しました。 1日はJR飯田線の臨時観光列車「飯田線リレー号」が運行し、伊那市駅では地域住民が観光客を出迎えました。 飯田線リレー号は新宿発の特急「木曽あずさ号」に接続する臨時観光列車で、辰野駅から駒ヶ根駅までを運行しました。 伊那市駅では15分間停車し、 長谷中学校の生徒が太鼓の演奏で乗客を出迎えました。 いなごやざざむしなど伊那の名物が試食できるコーナーも設けられ、乗客がその味覚を味わっていました。 構内では列車の記念乗車券が販売され、鉄道ファンが列を作っていました。 信州デスティネーションキャンペーンはJR各社と県、市町村が連携した大型観光キャンペーンで、長野県で行われるのは7年ぶりです。 車内では高校生や地域住民が観光アテンダントとなり、地域の魅力をPRしました。 駒ヶ根市にある大田切橋の上では列車が1分ほど停車しました。 県によると観光目的での停車は飯田線では初だということです。 晴れていれば2つのアルプスを見ることができるビューポイントですが、1日はあいにくの天候のため山を見ることはできなかったようです。 信州DCは、9月までの3か月間で、県内各地でイベント列車を運行し長野県の観光地をPRしていくということです。 飯田線リレー号は8月26日と9月9日にも運行されます。
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5月の月間有効求人倍率1.62倍
上伊那の5月の月間有効求人倍率は前の月を0.01ポイント上回る1.62倍で5か月連続県内で最も高い倍率となっています。 新規求人数は1808人、新規求職者数は734人で5月の月間有効求人倍率は前の月を0.01ポイント上回る1.62倍でした。 また新規求人数に占める正社員の割合は34.5%で4月を2.9ポイント上回りました。 上伊那は県内12の公共職業安定所のなかで5か月連続で最も高い倍率を維持していて雇用状勢について「堅調に推移している」と前の月のコメントを据え置いています。
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創業セミナー卒業生 兼子さん菓子店開業へ
左:兼子さん 右:横山さん 伊那商工会議所が主催する、創業セミナーの卒業生の一人、兼子俊彦さんは9月に伊那市内で菓子店を開業します。 30日は、兼子さんが店を開く予定の伊那市のウエストファーム内で記者会見を開きました。 兼子さんは現在43歳で知り合いの物置を借り、伊那市美篶で委託販売を主体とした菓子工房を開いています。 料理の道に進んだのは20代半ばで、友達に厨房でのアルバイトに誘われたのがきっかけでした。 その後諏訪市のホテルや結婚式場の料理部門で働き、35歳の時にフランスで1年間料理の修行をしてきました。 平成26年度の創業セミナーを受講し、その後、菓子工房を営んできましたが、客の反応を見ることができる店をかまえたいと考えていました。 店を開くのは、パンを販売するサン・トノーレ伊那店がある場所です。 この店は来月閉店する予定で、商工会議所が橋渡しして物件を紹介しました。 サン・トノーレの横山文雄社長の好意で、冷蔵庫やオーブンを兼子さんに譲ります。 兼子さんの菓子店「ののはな」は9月に開業する予定です。
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カモシカシードル 次はブランデー
伊那市横山の鳥居沢工業団地でりんごの発泡酒・シードルを製造しているカモシカシードル醸造所は、新たに伊那市から工業団地の用地を取得し、今度はりんごのブランデーの製造を計画しています。 伊那市横山のカモシカシードル醸造所が、新たに用地を確保するため、伊那市と売買契約を結んだのは、鳥居沢工業団地の5,600平方メートルほどの土地です。 5年後をめどに、第2の工場を建設し、今度は、リンゴのワインを使ったブランデーを作る予定です。 カモシカシードル醸造所では、現在、地元のりんご農家7軒と契約しています。 始めての醸造となった去年は、10トンのリンゴを使用し、8,400本のシードルを醸造しました。 ブランデーは、ワインを蒸留するため、現在の5倍~10倍ほどのリンゴが必要になるということです。 また、ブランデーを作るために新たに取得する用地と、現在の醸造所の間には川が流れていますが、今後橋を架ける予定で、そこから、リンゴ畑にも歩いていけるようになります。 入倉さんは、今後、醸造所とリンゴ畑一帯を、ワイナリーとして人々が訪れる場所にしていきたいとしています。