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商工業事業者対象 省エネ・脱炭素セミナー
伊那市に事業所のある商工業事業者を対象にした省エネ・脱炭素に向けたセミナーが、7月27日に、伊那商工会館で開かれました。
セミナーでは、公益財団法人 上伊那産業振興会アドバイザーの中村秋男さんが省エネ・脱炭素へ向けての取り組みについて話しました。
中村さんは、企業がSDGsを推進することによって、企業イメージの向上や新たな事業の創出につながると話しました。
また、自社の活動内容の棚卸しを行い、SDGsと紐付けて説明できるか考えることが大切であると話しました。
このセミナーは、伊那市新産業技術推進協議会スマート工業部会の主催で伊那市商工業者向けSDGs推進プロジェクトの一環として行われ、市内19社から22人が参加しました。
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大学3年生 就活を前に企業担当者から話をきく
大学3年生や短大の1年生などを対象にした、地元企業の人事担当者や若手社員から話をきくイベント「かみいな就活ラボ スイッチON!」が9日から始まりました。
イベントには上伊那出身で県外の大学に通っている3年生を中心に49人が参加しました。
学生は14のグループに分かれ人事担当者に面接でのコツやインターンでの服装について質問していました。
面接について企業の担当者は「準備した事を暗記し伝えるのでは無く自分の言葉で伝え、相手とコミュニケーションを取る事を心がけると印象が良くなります」と話していました。
また若手社員との意見交換で学生は「給料だけで一人暮らしは出来るのか」「仕事でやりがいを感じるのはどんな時か」など、様々な質問をしていました。
このイベントは、上伊那の企業や市町村などでつくる「若者人材確保事業実行委員会」が開いたもので、今年で8回目となります。
これまでは「就活準備合宿」として行ってきましたが、今年は秋から本格的に始まる就活に向け、良いスタートを切ってもらおうと「かみいな就活ラボスイッチON」に名称を変更しました。
イベントには上伊那の41社が参加し8日の午後には企業との個別相談会が開かれ、9日は企業の団体見学が予定されています。
実行委員会では12月に就職説明会を開く予定です。
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国道361号改修促進期成同盟会 総会
伊那市から岐阜県高山市を結ぶ国道361号の改修促進期成同盟会の総会が2日に伊那市役所で開かれました。
総会には国道361号が通る6市町村の関係者およそ40人が参加しました。
総会では、伊那市街地の狭い道路区間の解消、高遠町西高遠の崩落多発箇所の恒久的な安全対策などの要望が書かれた決議案が承認されました。
承認された決議は、国や県の関係者に要望書として渡されました。
期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「経済活動の発展や緊急輸送路として重要な道路となっている。一日も早い全線整備をお願いしたい」と話していました。
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高遠ご城下通りを歩いて謎解きイベント
伊那市高遠町のご城下通りを歩き、街中に隠された謎を解くイベント「高遠探偵学校の事件ファイル 校長室の鍵を探せ」が1日から始まりました。
高遠町観光案内所で問題用紙を受け取り、ご城下通りに設置されたパネルを探して、6つの謎を解きます。
6つの謎は信州大学の学生らでつくる団体「信大回廊」が制作しました。
パネルはご城下通りのJRバス高遠駅前から高遠郵便局前までの道沿いに設置されています。
謎をすべて解くと鍵のありかのヒントになります。
答えがわかったら観光案内所に用紙を提出します。
正解すると、石仏フィギュアのほか、クリアファイルやエコバッグなどの景品がもらえます。
このほか、商店街で買い物をした際のレシートを提示するとミニうちわがもらえます。
このイベントは伊那市地域おこし協力隊の吉澤祐佳さんが企画しました。
このイベントは10月9日までで、参加費は無料です。
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上伊那地区の企業 業況判断指数が前期からマイナス幅拡大
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」によりますと、上伊那地区の企業の今期の業況判断指数は前期から3ポイント下降し、マイナス幅が拡大しています。
レポートによりますと、4月から6月の今期の上伊那地区の業況を総合的にみると、良かったとする企業は16.9パーセント、悪かったとする企業は36.2パーセントでした。
業況判断指数はマイナス19.2と1月から3月の前期と比べて3ポイントの下降で、マイナス幅が拡大しています。
来期の見通しについては、業況判断指数はマイナス16.9と2.3ポイント上昇する予想で、水面下ながら改善する見通しとなっています。
また、特別調査「アフターコロナと中小企業」では、およそ3年前の感染拡大前と比べた現在の売上について、ほぼ変わらないと回答した企業が最も多く44パーセント、21.2パーセントが増加、34.9パーセントが減少と回答しています。
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地域DXゼネラルセッション 白鳥伊那市長登壇
20日・21日に東京都で開かれた全国のケーブルテレビ業界の総合コンベンションで、地域DXについてのトークセッションに伊那市の白鳥孝市長が登壇し、市が進める新産業の取り組みを紹介しました。
21日に行われたトークセッションには、白鳥市長のほか、日本ケーブルテレビ連盟の渡辺 克也理事長などが登壇し、「地域DXで地域を豊かに、人々を笑顔に」と題して、議論を交わしました。
始めに、白鳥市長が、伊那ケーブルテレビのテレビ画面で買物ができるサービスなど、新産業技術を活用した取り組みの事例を紹介しました。
モデレーターを務めたNHK放送文化研究所の村上圭子さんは、「伊那市は一日にしてならず、ひとつひとつの積み重ねで、全国から注目を集める伊那市になっていることが分かった。」とまとめていました。
トークセッションでは、自治体とケーブルテレビ事業者がどのようにパートナーシップをとっていくかなどが話し合われました。
ケーブルコンベンションは東京国際フォーラムで開かれ、このトークセッションは、ケーブルテレビ事業者や総務省などの関係者が聴講しました。
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伊那市所有の山小屋にWi-Fi環境整備へ
伊那市の白鳥孝市長は、大手電気通信事業者KDDIと連携して、市所有の山小屋にWⅰ-Fⅰ環境を整備する考えを、24日に示しました。
24日は、市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥市長が概要を説明しました。
市が所有する山小屋のうち、北沢峠こもれび山荘、仙丈小屋、塩見小屋、西駒山荘にKDDIが提案するWⅰ-Fⅰ通信環境を整備するものです。
人工衛星を使った通信サービス「STARLINK」を利用します。
これまで山の中での通信は、電波の増幅装置を使って対応していましたが、風雨など天候に左右されるため限界があったということです。
山小屋で気象情報が確認できるため安全登山に繋がる他、今後キャッシュレス決済も可能になります。
また、市が導入を進めている垂直離着陸型無人航空機VTOLの運用にも活用できるということです。
機材の設置に関する市の負担はないということです。
利用料は、24時間で600円、2時間で300円を予定していて、市では来月中の運用開始を目指すとしています。
なお、馬の背ヒュッテについては、既にWⅰ-Fⅰ設備が整っているということです。 -
あるしん×日本公庫 事業承継支援で連携
アルプス中央信用金庫と政府系金融機関の日本政策金融公庫は、後継者不在で事業の継続が困難な企業と第三者をマッチングし、事業承継支援する覚書を12日取り交しました。
日本公庫が県内の単独金融機関と事業承継支援で連携するのは、あるしんが初めてです。
12日は伊那市のアルプス中央信用金庫本店で調印式が行われ、あるしんの吉澤祥文理事長と日本公庫の山口栄伊那支店長が覚書を取り交わしました。
今回の覚書では、「後継者がおらず事業を譲りたい」「事業拡大や創業に向け事業を譲りうけたい」といったニーズを掘り起こし、第三者による事業承継を支援するものです。
あるしんが持つ地域情報と、日本公庫の全国152支店のネットワークやノウハウを活用しマッチングを図っていきます。
日本公庫によりますと全国359万社のうち、後継者不在の為廃業や休業を検討している企業は4分の3にあたる279万社だという事です。
マッチング後は、あるしんと日本公庫が資金繰りや販路拡大、情報提供などについて伴走型でサポートしていくという事です。
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高山植物保護取締件数 昨年度134件
高山植物等保護対策協議会南信地区協議会の総会が伊那市の南信森林管理署で5日に開かれ、高山植物の昨年度の保護取締件数が、134件だったことが報告されました。
総会では、南アルプスや中央アルプスでの昨年度の保護取締状況が報告されました。
昨年度の保護取締件数は134件で、令和3年度と比べて29件多くなっています。
内訳として、無許可採取と摘み取りの厳重注意が6件、禁止区域への侵入や踏み荒らしなどの注意指導が128件となっています。
保護取締件数が増加した理由として、新型コロナの行動制限緩和の影響で登山客が増えたことが挙げられるということです。
昨年度は中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、霧ヶ峰、の4つの地域で行政関係職員など延べ1,743人が高山植物の保護パトロールを行いました。
開藤直樹会長は「行動制限緩和により、今後さらに登山客が増えてくる。今まで以上に啓発活動を強化していきたい」と話していました。
また今年度の事業として、17日~8月11日までを保護パトロール強化期間に設定し、県の自然保護レンジャーと連携してパトロールをするということです。
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歩行者天国でファミフェス 賑わう
伊那市の中心市街地を歩行者天国にし、家族連れが楽しめるイベント「伊那まちファミリーフェスタ2023」が、7日に行われました。
小雨が降るあいにくの天気となりましたが、歩行者天国には多くの人が訪れ賑わいました。
紙芝居やストラックアウト、射的などが楽しめるコーナーが設けられたほか、飲食の出店も並びました。
このイベントは、毎年の恒例行事だったぎおん祭歩行者天国の「ちびっこ駅伝大会」が新型コロナで中止となり、その替わりとして去年から行われています。
各種体験ブースやこども縁日など6つのエリアに分かれ、各種団体や商店主らが実施しました。
実行委員会では、「浴衣を着て夏祭りを楽しむ機会が減っている中、こうしたイベントを通して、子どもたちが喜ぶ姿を見て、地域で子どもを育てる未来が想像できる。商店でも、家族連れが喜ぶ店づくりを行うきっかけにしたい」と話していました。
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伊那市観光協会 市独自の石工検定などを計画
伊那市観光協会の総会が市役所で6月20日に開かれ、高遠石工や農家民泊のPRなど、今年度の事業計画が承認されました。
総会には関係者およそ40人が出席し、昨年度の事業報告や、今年度の事業計画などが承認されました。
新規事業として、高遠石工をPRする動画の制作のほか、高遠石工研究センターと協力し、市独自の石工検定を実施する計画です。
今年1月に3年ぶりに旅行者の受け入れを行なった農家民泊については、民泊をPRするDVDを作成するほか、宿泊受け入れ農家の確保を重点的に行うということです。
伊那市観光協会では、全国的に観光客の動きがコロナ前に戻りつつあることから、国内外からの誘客を積極的に行いたいとしています。
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箕輪町ゼロカーボンシティ宣言1周年 森永卓郎さん講演会
2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す箕輪町は、経済アナリストの森永卓郎さんの講演会を、町文化センターで2日に開きました。
講演会では、多くのメディアに出演している経済アナリストの森永卓郎さんが「人と地球を守る経済と社会の仕組みとは」をテーマに話をしました。
森永さんは、アメリカでは富裕層が一般市民に比べ膨大なエネルギーを消費しているとし、「経済格差が増えるほど温室効果ガスの排出量が増える」と話しました。
先が見通せない経済状況の中で、地球環境に優しく暮らすために、電力や食料の地産地消を勧めていました。
森永さん自身も、自宅に太陽光パネルを設置し、農業も始めたということで、「自分も地球も幸せになる暮らし方を探してほしい」と呼びかけました。
この講演会は、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す箕輪町の「ゼロカーボンシティ宣言」の1周年を記念して開かれたものです。
会場には、町内外から350人が集まり、森永さんの話に耳を傾けました。
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路線価公表 管内は28年連続で下落
相続税や贈与税の算定基準となる路線価が、3日に公表されました。
伊那税務署管内の最高路線価は、28年連続の下落となりました。
関東信越国税局によりますと、伊那税務署管内の最高路線価は、伊那市荒井のいなっせ前で、1平方メートルあたり3万6,000円でした。
去年より1,000円低く、率にして2.7%の下落となっています。
管内の最高路線価の下落は、平成8年から28年連続となっています。
また県内10地区ある税務署管内の最高路線価のうち、大町と佐久は上昇、長野・松本・上田・諏訪・信濃中野が横ばい、木曽と飯田が下落となっています。
路線価は、主に道路に面した土地の1平方メートルあたりの標準価格で、相続税や贈与税の算定基準となります。 -
5月の月間有効求人倍率 1.26倍
上伊那の5月の月間有効求人倍率は、前の月を0.04ポイント下回る1.26倍となりました。
5月の月間有効求人数は3,299人、月間有効求職者数は2,626人で、月間有効求人倍率は1.26倍となりました。
全国は1.31倍、県は1.47倍となっています。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
ハローワーク伊那では「原材料やエネルギー価格の高騰を注視しながら、現状を維持していきたい」と話していました。
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外国人労働者受け入れのセミナー
外国人労働者の受け入れに関するセミナーが28日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
講師は、伊那市の海外人材受け入れ登録支援機関、株式会社AIC社長の小林克規さんが務めました。
小林さんは、特定技能制度を利用した外国人の人材活用について話しました。
特定技能制度は、人材不足を解消するために外国人を労働者として確保するための制度です。
長野県では2022年12月末現在で2,842人、伊那市では91人がこの制度を利用して働いているということです。
小林さんは「企業の人材不足の今、この制度は大事になってくる。利用する場合は、外国人とのコミュニケーションが大事です。」と話していました。
このセミナーは八十二銀行伊那支店が開いたもので、上伊那の企業およそ40社が参加しました。
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アンサンブル会が知立市野外センターを取得
知的障がい者の就労支援施設の運営を行う松川町に本部を置く社会福祉法人アンサンブル会は、伊那市西春近の知立市野外センターを落札し、22日付で知立市と売買契約を締結しました。
アンサンブル会では、来年4月から新たな障がい者就労施設として運用を始める計画です。
アンサンブル会は、伊那市・駒ヶ根市・松川町で障がい者就労支援施設を運営しています。
老朽化した施設を改修し、来年4月に障害者就労支援施設を開所します。
新しい施設ではストーブ用の薪の製造やキノコ栽培などを行う予定です。
利用者を受け入れる規模を拡大するため、新たな施設の整備に向けセンターを取得したということです。
知立市野外センターは、愛知県知立市が小中学生の野外学習の拠点として平成7年に建設したもので、老朽化などにより今年3月に閉所し、一般競争入札にかけられていました。
6件の入札があり、アンサンブル会が6,680万円で落札し、22日に知立市と売買契約を締結しました。
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島田屋ホテル じゃらんアワードでベストコミュニケーション大賞
伊那市荒井の島田屋ホテルは、宿泊施設の旅行サイトへのクチコミ対応を評価する「じゃらんアワード2022」関東・甲信越ブロックでベストコミュニケーション大賞を受賞しました。
ベストコミュニケーション大賞は、旅行サイトに投稿されたエピソードやクチコミに対して、優れた対応をした宿泊施設に贈られるものです。
島田屋ホテルは、去年3月にリニューアルオープンし、マネージャーの松本浩秀さんがクチコミ対応をしてきました。
アワードでは、改善点や要望を受け止め取り入れることで、サービスが向上していることや、宿泊客とコミュニケーションを取りながら、顧客満足を目指している点が評価されました。
じゃらんアワードは、株式会社リクルートが宿泊施設を毎年表彰しているもので、関東・甲信越ブロックのベストコミュニケ―ション大賞受賞は、島田屋ホテルのみとなっています。
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プロドライバー事故防止コンクール 表彰伝達式
県内の運送会社やバス会社などを対象とした第45回プロドライバー事故防止コンクールで伊那警察署管内の4事業所が表彰されました。
7日は、伊那警察署で表彰伝達式が行われました。
優秀受賞事業所に、伊那バス株式会社、ジェイアールバス関東株式会社中央道支店、ヒロモト観光バス株式会社が選ばれました。
優良受賞事業所には高遠観光タクシー有限会社が選ばれました。
コンクールは、プロドライバーが安全運転や接客マナーを競い、一般ドライバーの模範となって、安全で快適な交通社会の実現をめざすもので、県内から760事業所が参加しました。
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南アルプスの開拓者偲ぶ 長衛祭
南アルプスの開拓者としてしられる竹澤長衛を偲ぶ、長衛祭が南アルプス北沢峠で17日行われました。
長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市、山岳関係者など100人が参加し献花台に花を手向けました。
竹澤長衛は、伊那市長谷出身で南アルプスで登山道の整備や山小屋の建設など開拓に尽力しました。
その功績を偲び伝えていこうと実行委員会が毎年行っています。
17日は長衛祭に合わせ、本格的な登山シーズンを前に南アルプス北部地区の開山祭も行われました。
白鳥孝伊那市長は、「自然との共存という長衛の思いを受け継ぎ、守っていきたい」と話していました。
長衛祭では長谷小学校の児童10人も参加し、合唱を披露しました。
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南アルプス林道バスが北沢峠まで運行
本格的な夏山シーズンを前に、伊那市長谷の南アルプス林道バスの全線運行が15日から始まり、北沢峠までが開通しました。
始発の午前8時5分の便には、伊那市や県外からの登山客、茨城県の自衛隊員ら17人が乗車しました。
4月25日から、歌宿までの運行が始まりましたが、4月に降った大雨で斜面が崩落したことから安全対策工事で5月8日から5月26日まで全面運休となりました。
また今月2日の大雨で3日に全面運休となり、4日からは通常運行となっています。
北沢峠まで開通した15日は天候が悪く霧がかかっていて道中の景色を楽しむことはできませんでした。
途中の林道には高山植物のムシトリスミレやタカネバラを見ることができました。
花は今月下旬まで見られるということです。
終点の北沢峠は標高2,032メートルにあり、仙流荘前からおよそ1時間かかります。
今シーズンの南アルプス林道バスは14日までにおよそ1,100人が利用しているということです。
去年の同じ日まではおよそ1,800人でした。
南アルプス林道バス営業所によりますと、減少した理由として、運休が続いたことが影響しているということです。
戻りのバスには2人の登山客が乗車をしました。
バスの運行は11月15日までを予定していて、仙流荘前から北沢峠までの運賃は1,150円となっています。 -
伊那まつり おまつり広場 出店説明会
8月5日に開催される伊那市の伊那まつりのおまつり広場の出店説明会が12日市役所で開かれました。
出店説明会では、伊那まつり実行委員会の担当者から今年の飲食や物品販売の出店が並ぶおまつり広場について説明がありました。
1日開催となる今年の伊那まつりでは、これまで伊那市役所で行われていた「遊ingビレッジ」は無く、市民おどりの区間近くでおまつり広場を開催します。
場所は、セントラルパーク、いなっせ北側広場、伊那橋、伊那バスターミナルの予定です。
このうち、セントラルパークは荒井商工会と伊那青年会議所、いなっせ北側広場は伊那商工会議所青年部が出店する予定です。
一般の希望者は伊那橋と伊那バスターミナルに出店可能で、店舗数は15店舗程度です。
時間は午後3時から10時までの予定です。
実行委員会では「参加者と一緒に新たな形の伊那まつりを作っていきたい」と話していました。
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三峰川フォーラムが4年ぶりに開催
河川環境保護などに取り組む三峰川みらい会議は「三峰川フォーラム」を11日に4年ぶりに伊那市役所で開きました。
11日は関係者や一般などおよそ50人が参加しました。
フォーラムでは天竜川上流河川事務所の竹内昭浩流域治水課長が三峰川の水害と治水について講演しました。
全国で大雨による土砂災害や洪水が発生していることについて竹内さんは「河川整備基本方針・河川整備計画の改訂として気候変動を踏まえた計画の見直しが必要だ」と話しました。
11日はほかに白鳥孝伊那市長が講演をしました。
多目的ダムとして国が美和ダム上流部に建設を計画していたものの、事業見直しにより現在建設が止まっている戸草ダムについて説明しました。
白鳥市長は「美和ダムだけでは今後の災害に対応できなくなる。県や国に建設再開を働きかけたい」と話しました。 -
MEGAドン・キホーテUNY伊那店 オープン
東京都に本社を置くUDリテール株式会社は、伊那市西町のアピタ伊那店を業態転換し、総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテUNY伊那店」を6日オープンしました。
開店時間の午前8時前には約80人が店の前に並んでいました。
MEGAドン・キホーテUNY伊那店は、アピタ伊那店を業態転換しリニューアルオープンしたものです。
売り場面積は約9,000平方メートルで、県内のドン・キホーテで最大級です。
ファミリー層をターゲットに、3階の子ども服・おもちゃは全国のドン・キホーテでも最大級の品ぞろえだということです。
子どもが遊べるスペースなどを設けた「時間消費型」の店舗だということです。
2階は、日用品や衣料品などがあります。
1階の食品売り場では、精肉コーナーや鮮魚コーナーを充実させたほか、店内で焼き上げるピザショップ「トロリスタ」があります。
6日は、午前中から多くの買い物客が訪れていました。
営業時間は午前8時から午前0時までとなっています。
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4月の有効求人倍率 1.3倍
上伊那の4月の月間有効求人倍率は、前の月を0.23ポイント下回る1.3倍となりました。
1.3倍台となるのは2021年7月以来1年9か月ぶりです。
4月の月間有効求人数は3,403人、月間有効求職者数は2,611人で、月間有効求人倍率は1.3倍となりました。
全国は1.32倍、県は1.48倍です。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている」と判断を下方修正し、「物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。
ハローワーク伊那では「4月は例年求職者が増える傾向にあることが主な要因で、大きな悪化とはとらえていない」と話していました。
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大芝高原まつりが4年ぶりに開催
南箕輪村の大芝高原まつりが4年ぶりに開催されることが昨夜開かれた実行委員会で決定されました。
24日は大芝高原まつり実行委員会が村役場で開かれ、委員およそ40人が出席しました。
会議では開催の可否について協議が行われ、8月26日(土)に開催することが承認されました。
また花火大会は、30分間を予定していて村内外の団体や企業から寄付金を募り開催されます。
大芝高原ではアカマツの松枯れが進んでいることから、花火による火災のリスクを避けるため、打ち上げは大芝公園野球場から行われます。
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有料入園者数 個人は増・団体は減
今シーズンの伊那市高遠町の高遠城址公園さくら祭りの有料入園者数は10万5千6百人でした。
昨シーズンと比べ個人は1万8千人増加しましたが、桜の時期が早まった事で団体客は3千6百人の減少でした。
これは伊那市高遠町の高遠町総合福祉センターやますそで24日開かれたさくら祭り反省会で報告されました。
今年の高遠城址公園の有料入園期間は開花宣言後の3月26日から散り終わりの4月9日までの15日間で有料入園者数は10万5,661人でした。
このうち個人は9万7千人で昨シーズンと比べ個人は1万8千人の増加でしたが、団体客は8千100人で3千600人の減少となっています。
記録が残る1983年以降で今年は、開花・散り終わりとも最も早かった事が影響し、ツアー日程と桜の時期がずれてしまったという事です。
市では今シーズンのさくら祭りについて「飲食の制限の解除により本来の花見の光景を取り戻す事ができた。多くの観光客が街中で買い物や食事を楽しむなど、一定の経済効果と賑わいの創出につながった」としています。
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ピン芸人みほとけさんとコラボ 高遠の石仏PR
仏像好きピン芸人でYouTuberのみほとけさんと伊那市観光協会がコラボレーションし、高遠の石仏をPRする動画を制作しました。
こちらが今回制作した動画です。
ピン芸人みほとけさんと、一般社団法人高遠石工研究センターの熊谷友幸さんらが伊那市高遠町にある石仏を巡りました。
みほとけさんは、自称「お寺・仏像研究家」として、年間100以上の寺を訪れYoutubeなどで発信しています。
今回、伊那市観光協会が高遠石工や高遠の石仏をPRしようとみほとけさんとのコラボを依頼しました。
撮影は4月上旬に行われ、現在1本が公開されています。
動画は、みほとけさんのYoutubeチャンネル「みほとけちゃんねる」で公開されています。
近日中にあと2本公開される予定です。
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経ヶ岳バーティカルリミット 4年ぶりに開催
南箕輪村の大芝高原を発着に、標高2296mの経ヶ岳山頂を折り返す「経ヶ岳バーティカルリミット」が20日4年ぶりに行われました。
全長21キロのロングコースには332人が出場し、標高2,296mの経ヶ岳山頂を目指してスタートしました。
20日は晴天に恵まれ、給水所では参加者が水分補給をしたり、果物などを受け取っていました。
経ヶ岳バーティカルリミットは、県内外に村の魅力を発信しようと実行委員会が開いています。
新型コロナの影響で2019年以降は中止となっていましたが、今回4年ぶりに開催されました。
大会の結果、ロングコースは、塩尻市の藤 飛翔さんが2時間24分8秒で優勝しました。
20日はほかに、全長12キロのショートコース、セラピーロード内を走るキッズコースの2種目も行われ、エントリーした約650人が新緑の中を駆け抜けました。
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シーズンの安全を祈願 入笠山開山祭
登山シーズンを迎え、伊那市と富士見町にまたがる標高1,955mの入笠山で開山祭が20日行われました。
開山祭は、伊那市と富士見町でつくる入笠山観光連絡協議会が毎年この時期に行っていて、20日は70人程が参加しました。
新型コロナウイルスにより2020年以降は規模を縮小し神事のみ行ってきました。
今年は4年ぶりにコロナ以前の形にもどし、諏訪アルプホルンクラブも演奏を披露しました。
伊那市の伊藤徹副市長は「環境保全に努めながら、入笠一帯を活用し、発展させていきたい」と挨拶しました。
南アルプスの最北部にある入笠山登山口へは、富士見町側からはゴンドラリフト、伊那市側からは車道が通じているため、比較的登りやすい山とされています。
登山口からは、およそ30分で山頂に着きます。
20日は雲がかかってしまい、富士山や八ヶ岳、南アルプスなどの山々を眺めることはできませんでした。
入笠山では、様々な山野草を楽しむことができ、今月下旬からスズランが開花するという事です。 -
伊駒アルプスロードの早期事業完成を要望
国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会の総会が19日、伊那市役所で開かれ早期事業完成などの要望を決議しました。
総会には伊那市、駒ヶ根市、宮田村の関係者およそ40人が出席しました。
期成同盟会の会長の白鳥孝伊那市長は「朝夕の勤務時間帯の渋滞の解消や緊急輸送道路としての役割が期待される」と挨拶しました。
伊駒アルプスロードは伊那市美篶青島から駒ヶ根市赤穂までの11.6キロを結ぶものです。
総会では早期事業の完成にむけた要望決議案が承認されました。
その後、国や県の関係者に要望書が手渡されました。