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高遠さくら祭り制限緩和し開催へ
今年の伊那市高遠町の高遠城址公園のさくら祭りはアルコール類の提供や園内での飲食などの制限を緩和しコロナ以前の形で祭りを実施する方針です。
22日は、高遠町総合福祉センターやますそで高遠城址公園さくら祭り対策打合せ会議が開かれ伊那市や商工会などの関係者50人が出席しました。
会議では、「これまでの様々な制限を緩和して実施する」との今年の開催方針が示されました。
感染対策として実施していた、入園時の検温や連絡先の記入は行わないとしています。
飲食では、出店者によるアルコールの提供が認められ、来場者はゴザやシートを持ち込んで園内で食事をする事ができます。
マスクの着用については推奨としていて、休憩所の高遠閣では、マスクの着用を徹底、検温も実施するという事です。
さくら祭りは、2020年は中止、去年と一昨年は制限をしての開催となっていて、今年は4年ぶりに概ねコロナ以前の形での開催となります。
高遠城址公園のさくら祭りの公園開きは来月25日の予定です。
なお市では有料入園者数について去年は9万人でしたが、今年は12万人を目標としています。
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みなみみのわむらフォトグランプリ 最優秀賞決まる
南箕輪村観光協会が主催した第17回みなみみのわフォトグランプリのプリント写真の部で櫻井英之さん、インスタグラムの部で有賀雄大さんの作品が最優秀賞に選ばれました。
こちらがプリント写真の部の櫻井さんの作品「リフレクション!」です。
去年10月に開かれた「大芝高原森の花火大会」で、大芝の湖に映った花火が撮影されています。
プリント写真の部には、31作品の応募がありました。
12日は村民センターで表彰式が行われ、藤城栄文村長から表彰状が手渡されました。
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高遠だるま市 3年ぶりに開催
伊那市高遠町に400年以上前から伝わるとされるだるま市が、11日、3年ぶりに開かれました。
鉾持神社参道には、大小さまざまなだるまが並び、訪れた人たちでにぎわいました。
だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祈年祭に合わせ、江戸時代から400年以上続くとされています。
一昨年と去年は新型コロナの影響で中止となりましたが、今年3年ぶりに開かれました。
訪れた人たちは、自分に合ったサイズのだるまを見定めて買い求めていました。
訪れた人たちは境内で古くなっただるまを奉納すると、神社に参拝し手を合わせていました。 -
高遠城の劇場型歴史探訪ツアー開催へ
伊那市観光協会は高遠城の劇場型歴史探訪ツアーを3月2日に行います。
9日は主会場となる高遠城址公園で記者発表が開かれました。
発表会では武田家の家紋が入った鎧兜を着用して伊那市観光協会の職員がPRを行いました。
1582年の3月2日に武田家の最後の砦となる高遠城で城を守る信玄の五男、仁科五郎盛信と織田軍の戦いがありました。
ツアーは同じ日の3月2日にあわせて行われます。
2時間かけて公園内や周辺を巡る内容となっています。
高遠城の合戦を再現したストーリーとなっていて、ツアーの参加者は当日にタイムトラベルしたという設定で城跡内を巡ります。
大手門から本丸を目指すルートで歩き、ポイントごとにイベントが発生します。
イベントでは市内の演劇経験のある人が高遠ゆかりの歴史上の人物に扮して案内を行います。
台本は伊那市観光協会が作成し、高遠町歴史博物館が監修しました。
市観光協会が桜の時期以外にも高遠城の歴史を知ってもらおうと企画しました。
参加者は合戦印の3枚セットを記念にもらえるということです。
ツアーの募集受付は2月22日までで、定員は40人です。
参加費は税込み大人が4,990円、小中学生が1,500円となっています。
今回のツアーは伊那市高遠町にある旅行会社の伊那谷ツーリズムと共同主催で行われます。
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市街地デジタルタクシーの利用順調
伊那市は2023年4月の本格運用を目指す公共交通サービス、市街地デジタルタクシーの利用状況について「登録者と利用件数は順調に伸びている」と報告しました。
これは6日の市役所で開かれた地域公共交通会議と地域公共交通協議会の合同会議のなかで報告されたものです。
市街地デジタルタクシーは、人工知能AIの乗り合いタクシーぐるっとタクシーの利用対象でない地域に住む65歳以上の高齢者などが対象で、1回の乗車にかかるタクシー運賃は実質500円、免許返納者などは250円の負担で乗車することができます。
実証実験は2022年8月から始まり、1月30日までに741人が利用登録をしているということです。
12月は1,551人の利用があり、1日当たり73.9人が利用したということです。
総利用件数は5,635人で、一日平均で56.4人の利用があったということです。
伊那市では登録者数と利用件数が伸びてきていることから、4月の本格運用を目指すとしています。
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あるしんレポート 今年の景気「悪い方向の見通し」51.4%
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」によりますと、自社の今年の景気について、悪い方向の見通しは合わせて51.4%でした。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先193社に対し四半期に一度調査を行っているものです。
今年の自社の景気見通しについて、「普通」と答えた企業が最も多く37.6%、「やや悪い」が37%で、悪い・非常に悪いを合わせた、悪い方向の見通しは51.4%となりました。
自社の業況が上向く転換点については、「業況改善の見通しは立たない」が27.5%と最も多く、「1年後」が17.5%、「2年後」が16.4%と続きます。
去年10月から12月の業況は、良かったとする企業は15%、悪かったとする企業は38.2%で、業況判断指数はマイナス23.1と前期より3.1ポイントの下降でマイナス幅が拡大しています。
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労災発生増加 関係者が臨時会議
上伊那地域の去年の労働災害発生件数は、過去10年間で最多となる181人でした。
それを受け伊那労働基準監督署は、24日、臨時の安全衛生関係団体連絡会議を開きました。
会議には、建設業や運送業、林業の担当者など6人が参加しました。
伊那労働基準監督署のまとめ(速報値)によりますと、去年、労働災害で亡くなったのは2人、4日以上休業したけが人は179人で、前の年に比べて25人増加し、直近10年間で最多となっています。
業種は製造業が81人、建設業が27人などとなっています。
事故の内容では、転倒が約3割、はさまれ・巻き込まれが約2割となっています。
年齢別では、60歳以上が全体の約3割、経験年数では、3年未満が約4割となっています。
参加者からは「運送業の転倒事故は荷物の積み下ろしの現場での事故が多い。労災を減らすには依頼主の協力が必要だ」「建設業では担い手の高齢化が課題となっている」などの意見が出ていました。
この会議は、例年4月に開かれていますが、今回労災事故の増加に伴い臨時で開かれました。
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伊那まつり花火を縮小して1日開催へ
伊那市は今年の伊那まつりは8月5日(土)の1日開催とし、花火大会は同じ日に20分程度に縮小して行う考えを示しました。
18日に市役所で伊那まつり事務局会議が開かれ、各種民間団体の関係者が出席し市が方針を説明しました。
伊那市は今年の伊那まつりについて、現段階では実施する方針で、これまでの2日開催から市民踊りを中心とした8月5日(土)の1日開催とする方針を示しています。
花火の打ち上げについては、規模を縮小して、おどり終了後およそ20分間の閉幕花火として行うとしています。
また市民おどりについては、新型コロナの影響もあり前回2019年の90連およそ4,500人参加より少なくなることを想定し、踊りエリアの縮小も視野に検討していくということです。
事務局会議で示された方針は、年度内に開く伊那まつり実行委員会で最終判断するということです。
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創業スクール卒業生が新規開業
伊那商工会議所の伊那地域創業スクール卒業生が伊那市荒井にフィットネス&ピラティススタジオを新規開業します。
スタジオの名称は「プレザント」で伊那市のいなっせ前のビル1階に開業します。
11日はオープンを前に店内がお披露目されました。
プレザントを開業するのは伊那市の健康運動指導士福澤一利さんです。
プレザントではスタイルの維持などに効果があるとされるピラティスマシンを使った運動ができます。
市内の運動施設に勤務していた福澤さんは新規開業を目指し去年の11月に伊那商工会議所の伊那地域創業スクールを受講しました。
スクールではこれまでの経験を生かしたビジネスプランを作成するなどして卒業後スタジオを構えることとなりました。
フィットネス&ピラティススタジオ「プレザント」は15日開業で初回体験料は税込み5,000円、不定休で営業時間は午前9時から午後8時となっています。 -
11月の月間有効求人倍率1.65倍
上伊那の11月の月間有効求人倍率は、前の月を0.11ポイント上回る1.65倍となりました。
1.6倍台となるのは2019年3月以来です。
11月の月間有効求人数は3,924人、月間有効求職者数は2,376人で、月間有効求人倍率は1.65倍となりました。
全国は1.35倍、県は1.61倍となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが見られるものの、一層着実に改善が進んでいる」と15か月ぶりに上方修正しましたが、「引き続き新型コロナウイルスや国際情勢の動向が雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。
また、来春卒業予定の新規高卒者の11月末現在の就職内定率は87.2%となっています。
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浅川建設工業 清掃ボランティア
箕輪町に本社を置く浅川建設工業株式会社は、工事を請けおっている伊那市の元西澤デパート周辺のボランティア清掃を、22日に行いました。
この日の朝は雪が降ったため、雪かき作業を中心に清掃を行いました。
施工管理者や技能者など、社員15人ほどが作業にあたりました。
浅川建設は、元西澤デパート周辺の再開発ビルの建築工事を請けおっています。
建築工事が始まった9月から毎月1回清掃を行っています。
清掃作業は、ごみ拾いのほか、季節によって落ち葉掃きや、除草も行っているということです。
ボランティア清掃は、ビルが完成する来年4月まで毎月1回続けるということです。
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箕輪町がDXに関する包括連携協定結ぶ
箕輪町はデジタル技術を活用し住民サービスの向上や地域の活性化を目指す、DXデジタルトランスフォーメーションに関する包括連携協定を19日に締結しました。
19日は町役場で調印式が行われ、白鳥政徳町長と長野市に本社を置く総合広告業の株式会社ながのアド・ビューロの土屋健治社長、東京都に本社を置く情報通信業の株式会社電通国際情報サービスの幸坂知樹執行役員が協定書を取り交わしました。
今後は定期的な協議を行い、町がデジタル化についてのアドバイスを受け、住民サービスの向上や人材の育成などに取り組んでいくとしています。
白鳥町長は「行政の事務など専門知識を取り入れて、業務の効率化を目指していきたい」と話していました。
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「排水ひ管」の管理に貢献
国土交通省天竜川上流河川事務所は、河川管理施設の「排水ひ管」を長年にわたり管理したとして、伊那市下新田の沖村哲也さんに感謝状を21日、贈りました。
21日は駒ケ根市の天竜川上流河川事務所で表彰式が行われ、佐藤保之所長から感謝状が手渡されました。
沖村さんは平成23年から狐島にある新田ひ管を、平成27年からは狐島ひ管を、現在は再び新田ひ管の維持管理を行っています。
こちらが、沖村さんが管理してきた狐島にある河川管理施設「排水ひ管」です。
「排水ひ管」は、大雨や洪水の時にゲートを開閉させることで、宅地に水が逆流しないよう設けられています。
沖村さんは、ひ管の点検、周辺の堆積土砂の撤去や除草を行ってきました。
沖村さんは「この11年間でひ管の開閉をするような災害はなかったが、台風や大雨が多い季節はいつも心配だった。地域の安全に関わる仕事のため、これからも責任感をもって取り組んでいきたい。」と話していました。
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第61回長野県溶接技術コンクール
第61回長野県溶接技術コンクールが20日南箕輪村の南信工科短期大学校で開かれました。
コンクールには、手作業で行う部門と機械を使う部門があり、県内の技術者38人が出場しました。
課題は、金属の板2枚を溶接して1枚にするもので、厚さ4.5ミリと9ミリの2種類があります。
45分以内に作業を行い、技術の正確さや強度を審査します。
コンクールは技術の向上につなげようと、長野県と一般社団法人長野県溶接協会が毎年開いています。
審査結果は来年3月に発表される予定で、各部門の最優秀賞受賞者は来年11月に開かれる全国大会に出場します。
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南アジオパーク再認定
伊那市、飯田市、大鹿村にまたがる南アルプスジオパークが16日、日本ジオパークに再認定されました。
16日東京都で開かれた、日本ジオパーク委員会で再認定されました。
日本ジオパーク委員会は、地質学的に貴重な価値を持ち、その資源を教育や観光に生かす取り組みなどをするエリアを日本ジオパークに認定しています。
南アルプスジオパークは2008年に認定されました。
2020年に行われた再認定審査では、事務局体制の不充分さなどが指摘されたため条件付き再認定となっていました。
南アルプスジオパーク協議会では、事務局体制の強化や基本計画の見直し、事業計画の策定を進めるなど再認定に向け取り組んできました。
再認定は今回で4回目となります。
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元気づくり支援金事業 伊那市ミドリナ委員会が知事表彰
長野県の令和3年度の地域発 元気づくり支援金事業の優良事例表彰で伊那市ミドリナ委員会の森林を楽しむ事業が知事表彰を受賞しました。
15日は伊那市の伊那合同庁舎で表彰式が行われました。
知事表彰を受賞した伊那市ミドリナ委員会は森林関係者によるトークや合唱などのイベントを開催しました。
森林を中心とした新たなコミュニティが形成され、今後も地域の産業振興や脱炭素社会の実現に向けた取り組みとして期待されることが評価されたものです。
このほかに伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、認定NPO法人フリーキッズ・ヴィレッジが上伊那地域振興局長表彰に選ばれています。
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かんてんぱぱ 「HARUCHICA」新発売
伊那市の伊那食品工業株式会社は、ホワイトチョコレートと小豆を使った菓子「HARUCHICA」を14日から数量・期間限定で販売します。
Nこちらが、新商品の「HARUCHICA」です。
発売中のあずき菓子を砕いたものとドライストロベリーにホワイトチョコレートをコーティングしました。
10個入りで税込み888円です。
商品名のHARUCHICAは、かんてんぱぱガーデンのある地域の名前「西春近」と、「春は近い」と受験生などを応援する気持ちが込められています。
土産用の菓子が欲しいという客からの声を受け開発したということです。
ホワイトチョコレートのあずきクランチ「HARUCHICA」は、かんてんぱぱガーデン内の3店舗であすから数量・期間限定販売されます。
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ながた荘「経営状況コロナ前に戻らず」
みのわ振興公社が運営するながた荘の経営状況について、公社社長の白鳥政徳箕輪町長は「持ち直しつつあるものの厳しい状況に変わりはない」との考えを示しました。
これは12日に町役場で開かれた町議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
ながた荘の10月の売り上げは、前年同月比で176パーセントであると報告。
しかし新型コロナ前の2019年と比べると、72パーセントにとどまっていることから白鳥町長は「宿泊と小規模な宴会の売り上げが持ち直しているが、厳しい状況に変わりはない」との考えを示しました。
ながた荘や日帰り温泉施設ながたの湯などを運営している、みのわ振興公社は新型コロナの影響を受け、2020年、2021年と2期連続の赤字となっています。
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MCPC award 2022でモバイルパブリック賞受賞
伊那市が行うモバイルクリニック事業が、モバイルシステムの導入によりIoT・AI分野で成果をあげた事例を表彰する「MCPC award 2022」でモバイルパブリック賞を受賞しました。
11月24日に東京都で表彰式が行われ、伊那市の飯島智企画部長が出席しました。
伊那市は移動診察車を患者の家まで配車するモバイルクリニック事業を昨年度から行っています。
モバイル通信を活用し、医師は病院に居ながら遠隔で使える聴診器やエコー検査器を遠隔で診察することが可能になった点が評価されました。
MCPC awardは大手通信会社や電機メーカーなど161社が加盟する任意団体が表彰するもので、伊那市は2021年のドローン物流サービスに続き、2年連続の受賞となっています。
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伊那市と株式会社ハーモ 土地売買仮契約
伊那市は南箕輪村の株式会社ハーモと土地売買仮契約を30日に、結びました。
30日は、市役所で調印式が行われ、伊那市の白鳥孝市長と株式会社ハーモの濵秀明社長が伊那インター工業団地の土地売買仮契約書を取り交わしました。
株式会社ハーモは、産業用ロボットの開発・製造・販売などを行っています。
海外にも展開をしていて、産業用ロボットの需要が北米で伸びてきているということです。
今回仮契約した土地はおよそ19,000㎡で、用地価格は2億4千万円となっています。
新工場は鉄骨造2階建てで、延べ床面積はおよそ11,500㎡、事業投資額は初期投資で8億円となっていて、伊那市で2つめの工場となります。
令和7年7月の操業を予定していて、6名ほどの新規雇用を計画しています。
白鳥市長は「これから交通の便も良くなっていくので伊那からさらに飛躍していただきたい」と話していました。
濵社長は「雇用を作り続けて、社員が育っていくような会社に成長させたい」と話していました。
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もみじ湖 約6万7千人が来場
箕輪町の今年度のもみじ湖の紅葉シーズンの来場者数は、6万7千人で、昨年度より約4割減少しました。
町ではマイカー規制を導入したことについて、来場者数は減少したものの、混雑緩和に効果はあったとしています。
25日は町役場で定例記者懇談会が開かれ、もみじ湖の来場者数について説明がありました。
箕輪町によりますと、先月23日から今月23日までの32日間の来場者数は6万7,151人でした。
昨年度はおよそ10万6千人で、37.2%の減となっています。
町では今年度から交通渋滞緩和のため、ピークが予想される10月29日~11月6日にマイカー規制を行いました。
町ではマイカー規制の導入により来場時期の分散化につながったとしています。
町では今後車両の台数や滞在時間、来場者のアンケートを分析し、来年度以降に活かしていきたいとしています。
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もみじ湖発電所の活用に関する協定締結
箕輪町と長野県企業局南信発電管理事務所は、信州もみじ湖発電所の活用に関する協定を11日に、締結しました。
11日は役場で調印式が行われ、箕輪町の白鳥政徳町長と、長野県企業局南信発電管理事務所の田切宏美所長が協定書を取り交わしました。
協定では、災害時にもみじ湖発電所から町への電力供給や町民を対象にした環境学習への協力などの取組を行っていきます。
また、発電した電力を使い箕輪ダム管理棟近くにある電子掲示板で情報発信を行います。
白鳥町長は「ダムのあり方、必要性などを発信していきたい」と話していました。
田切所長は「地域の人に親しまれ、役に立てるようにしていきたい」と話していました。
信州もみじ湖発電所は去年6月から運転を開始していて、14日に竣工式が行われます。
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あるしんレポート マイナス幅縮小
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」によりますと、今期の景況感はマイナス20で、前期に比べマイナス幅が2ポイント縮小しています。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先193社に対し四半期に一度調査を行っているものです。
レポートによりますと、7月から9月の今期の業況は良かったとする企業が17.1%、悪かったとする企業は37.1%で、業況判断指数はマイナス20と、4月から6月の前期から2ポイント改善しています。
来期の見通しについて、良いと予想する企業は13.1%、悪いと予想する企業は36.1%で、業況判断指数はマイナス22.9と、今期より2.9ポイント下降し、わずかながら悪化する予想となっています。
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9月の月間有効求人倍率 1.51倍
上伊那の9月の月間有効求人倍率は、前の月と同じ、1.51倍となりました。
9月の月間有効求人数は3,866人、月間有効求職者数は2,552人で、月間有効求人倍率は1.51倍となりました。
全国は1.34倍、県は1.58倍となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いていますが、「引き続き新型コロナウイルスや国際情勢の動向が雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。
ハローワーク伊那では「原材料や原油の高騰、円安などが与える影響も注視していきたい」と話していました。
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伊那商工会議所 唐木会頭再任
伊那商工会議所の臨時議員総会が1日伊那市内で開かれ任期満了に伴う役員改選で会頭に唐木和世会頭が再任されました。
唐木さんは現在71歳で廣瀬建設工業株式会社の社長です。
2019年から1期3年会頭を務め、きのうの臨時議員総会で再任されました。
2期目にあたり唐木会頭は「新型コロナや円安による物価高騰など中小企業を取り巻く環境は厳しいが、経営支援に尽力し、地域経済の活性化に取り組んでいきたい」と挨拶しました。
臨時議員総会では、副会頭の選任も行われ吉澤文男さん、栗原敦司さん、向山賢悟さんの3人が再任されました。
正副会頭の任期は令和7年10月31日までの3年間となっています。
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高遠城址公園で菊花展
伊那市高遠町の高遠城址公園では、もみじ祭りに合わせ菊花展が開かれています。
個人や団体が育てた、三本仕立てやドーム菊など40鉢が展示されています。
菊花展は6日までです。 -
経営者協会と市町村長が懇談
上伊那の市町村長と長野県経営者協会上伊那支部の懇談会が11日伊那市のいなっせで開かれ、二酸化炭素削減など環境問題ついて意見を交わしました。
懇談会にはおよそ20人が出席し、冒頭のみ公開で行われました。
2050年までに二酸化炭素排出ゼロを目指す「カーボンニュートラル」に向けた取り組みついて、意見を交わしました。
会では「行政と産業界が情報共有し、効果の見える化をし、取り組んでいく事が大切だ」などの意見が出されたという事です。
長野県経営者協会上伊那支部の鷹野準支部長は「行政と連携し様々な課題に対し、積極的に取り組んでいきたい」と話していました。
上伊那広域連合長の白鳥孝・伊那市長は「上伊那の風景や景観を保全し、自然エネルギーを活用しながらカーボンニュートラルに取り組んでいきたい」と話していました。
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もみじ湖紅葉祭り マイカー規制始まる
箕輪町のもみじ湖紅葉祭りで、混雑緩和のためのマイカー規制が29日から始まりました。
29日は、駐車場となっているもみじ湖イベント広場に続々と車が訪れていました。
駐車場は事前予約制で、協力金1500円で1台が駐車できます。
イベント広場と竹の尾広場を結ぶ無料のシャトルバスは10分間隔で運行されています。
もみじのトンネルは現在色づき始めた状況で、観光客が写真を撮るなどしていました。
もみじ湖のマイカー規制は11月6日までです。
駐車場の事前予約は町観光協会の特設サイトで受け付けています。
なお当日の予約受付は、土日は東みのわ保育園、平日は夢まちLaboで行われています。
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急速冷凍で松茸を通年提供
マツタケ旅館として親しまれている伊那市高遠町の竹松旅館は通年で松茸料理を提供しようと急速冷凍庫を導入しました。
こちらが竹松旅館が導入した急速冷凍庫です。温度をマイナス35度に設定し松茸を急速冷凍します。
しばらくしてから松茸を取り出すと・・・
竹松旅館店主の竹松泰義さんによりますと、水分を含む松茸は急速冷凍することで水分が抜けないため鮮度と香りが保たれるほか旨味が凝縮されるということです。
急速冷凍した松茸は真空パックで保存します。
年間を通して松茸料理を食べたいという常連客の要望に応えるための取り組みで竹松旅館では「お客さんがいつ来ても松茸があるという安心感につながる」としています。
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11月1日から 伊那の日本酒缶フェア
伊那の日本酒を缶に詰め居酒屋の養老乃瀧グループで販売する「養老乃瀧、伊那の日本酒缶フェア」が来月1日から始まります。
28日市役所で開かれた記者会見で白鳥孝市長が概要について説明しました。
フェアはテレビ東京地方創生プロジェクトの一環として伊那市などが開くものです。
伊那市の酒蔵、宮島酒店、春日酒造、仙醸の日本酒缶がそれぞれ539円(税込)で、また大國酒造の酒アイスが385円(税込)で販売されます。
缶のデザインはプロジェクトに参加している立教大学の学生が考えたものです。
販売するのは東京都、千葉県、神奈川県、長野県にある養老乃瀧13店舗限定で、このうち県内は、伊那北駅前店、松本店など6店舗です。
期間は来月1日から7日までで、伊那市では伊那の日本酒の美味しさを伝える機会にしていきたいとしています。