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自転車で伊北の名所など巡る「ロゲイニング」初開催
箕輪町、辰野町、南箕輪村の3町村でつくる「上伊那北部観光連絡協議会」は、自転車でチェックポイントを巡り得点を競う「ロゲイニング」を24日初めて開催しました。
24日は、県内を中心に関東や中京からおよそ24人が参加しました。
午前9時、箕輪町のみのわテラスを一斉にスタートしました。
ロゲイニングは、オリエンテーリングに似ていて、制限時間内にチェックポイントを巡り、得点を競うものです。
3町村の史跡や観光名所、飲食店など51か所にチェックポイントが設置され、参加者はそれぞれでコースを考え、自転車を走らせました。
上伊那北部観光連絡協議会では、自転車を活用した広域観光を推進しようとロゲイニングを初めて企画しました。
制限時間の午後2時近くになると、参加者がスタート地点のみのわテラスに戻ってきました。
協議会では、今後も自転車による観光を進めていきたいとしています。
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箕輪町産業フェア 親子連れなど来場
箕輪町内の企業や経済団体の活動を紹介する「箕輪町産業フェア2022」が18日地域交流センターなどで開かれました。
会場には、製造業や建設業、飲食業など60の企業がブースを出し、商品などを展示しました。
体験を行えるブースもあり、子ども達は担当者から説明を聞きながらシールなどを作っていました。
産業フェアは2017年まで3年おきに開催していました。
当初予定していた2020年は新型コロナの影響で中止となり、5年ぶりの開催となりました。
今回は「見て来て知って育んで」をテーマに、企業間のマッチングや中高生のキャリア教育の推進などを目的に行われました。
フェアでは、SDGsについて学習している箕輪中学校の3年7組もブースを出し、古布や規格外のリンゴ、廃材を使った商品を販売しました。
フェアでは、働きたくなる会社とはをテーマにパネルディスカッションも行われ、「職場体験など企業と中高生が接する機会を増やす事が地元就職につながる」などの意見が出されていました。
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赤そばの里 里開きへ準備進む
標高900メートルにある箕輪町上古田の赤そばの里では、赤そばの花が色づき始めています。
広さ4.2ヘクタールの畑には、ネパール原産で日本でも育つよう品種改良された赤そば「高嶺ルビー」の花が広がっています。
現在、花は5分咲きで、畑を管理する「古田の里赤そばの会」によりますと、来週末に満開になるという事です。
赤そばの会は、上古田区の区民有志がメンバーで17日から里開きを予定しています。
14日は、17日からの里開きに向けてトイレの設置や売店の準備が進められていました。
新型コロナウイルスの影響で、去年・一昨年と里開きはせず、今年は3年ぶりの実施となります。
里開きは17日の午前10時からで、来月10日までを予定しています。
赤そばの花は、今後、朝・晩の冷え込みが増すと色が濃くなり10月上旬まで楽しめるという事です。
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春近発電所が改修工事前に見学会
運転開始から64年を迎え大規模な改修工事が行われる、伊那市東春近の春近発電所で、11日に見学会が開かれました。
伊那市東春近田原にある春近発電所は高遠ダムから取水して発電を行うダム水路式発電所です。
11日は発電所の内部が公開され親子連れなどが訪れていました。
水車発電機の水車を回すための主軸が実際に回っている様子を見学していました。
春近発電所は昭和33年の運転開始から64年を迎えました。
改修工事は11月から予定されていて、建物自体は取り壊さず、内部の発電機や変電所を新しくするということです。
現在の最大出力は2万3,600キロワットでおよそ2万6,000世帯分の年間発電電力量です。
改修後には最大出力は2万5,300キロワットとなりおよそ3万世帯分の電力量になるということです。
発電所は11月に稼働を休止して、公園や災害時に対応する小水力発電棟の建設も行われます。
新しい発電所は令和7年4月の運転開始を予定しているということで、13日には起工式が行われます。
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伊那商工会議所建設部会 鹿嶺高原展望テラス備品購入に寄付
伊那商工会議所建設部会は、伊那市長谷の鹿嶺高原に整備された木製テラスの備品購入に充ててもらおうと伊那市に200万円を29日寄付しました。
29日は、完成を記念したセレモニーが開かれ、伊那商工会議所建設部会の池田幸平部会長が伊那市の伊藤徹副市長に目録を手渡しました。
伊那商工会議所では、南アルプス観光魅力創出特別委員会を設置し、鹿嶺高原をより親しまれる場所にしてほしいと、伊那市にテラスの設置を要望してきました。
テラスは8月上旬に完成したもので、面積は200平方メートルです。
唐木和世会頭は「皆さんの協力で伊那谷を盛り上げ、楽しい場所にしていきたい」と話していました。
伊藤副市長は「さらに魅力的な場所になるよう頂いた寄付で備品などを用意していきたい」と感謝していました。
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7月の月間有効求人倍率 1.54倍
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、前の月を0.11ポイント上回る1.54倍となりました。
7月の月間有効求人数は3,951人、月間有効求職者数は2,561人で、月間有効求人倍率は1.54倍となりました。
1.5倍台になるのは、今年3月以来4か月ぶりです。
全国は1.29倍、県は1.61倍となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いていますが、「引き続き新型コロナウイルスや国際情勢の動向が雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。
製造業の新規求人数は、前の月を46.6%上回る472人となりました。
ハローワーク伊那では「製造業の新規求人数が400人台になったものの、7社でおよそ3割を占めているため、今後も雇用情勢を注視していかなければならない」と話していました。
また、ハローワーク伊那は7月末現在の来年春新規高校卒業者の求人・求職の状況について発表しました。
求人数は前の年の同じ時期に比べて171人増加の728人です。
求職者数は前の年の同じ時期に比べて64人減少の324人です。
求人倍率は前の年の同じ時期を0.81ポイント上回る2.25倍です。
求人の公開は7月1日から始まっています。
学校からの推薦開始日は9月5日以降で、企業の選考や内定開始日は9月16日以降となっています。
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あるしんレポート エネルギー価格高騰で企業の4割が懸念
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」の特別調査で原油・天然ガスなどのエネルギーの価格高騰を4割の企業が懸念していることがわかりました。
特別調査で最近の社会情勢について特に懸念しているものについて、「原油・天然ガスなどのエネルギーの価格高騰」を懸念する企業が全体の38.4パーセントで一番多いことが分かりました。
次いで、「人手不足、人件費上昇」が16.3パーセント、「エネルギー以外の価格高騰」が13パーセント、「材料の仕入れ不可能」、「戦争、紛争がもたらす社会不安」、「コロナ長期化による需要急減」と続きます。
また原油・天然ガスなどのエネルギー価格の上昇による収益の影響については、「多少悪影響がある」が全体の55.7パーセント、「かなり悪影響がある」が31パーセントと9割近くが影響があると回答しています。
アンケート調査はアルプス中央信用金庫が取引先192社を対象に行いました。
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みなまつり 市街地に賑わい
中止となった今年の伊那まつりの代替イベント「みなまつり」が6日伊那市内で開催されました。
新型コロナ対策として、昼の部は、中心市街地や西箕輪のみはらしファームなど市内5か所で分散して行われました。
このうち伊那市駅前ロータリーでは伊那商工会議所青年部が、「DRAGON横丁2022~水まつり」と題し、各種屋台による販売やステージ発表が行われました。
ステージ発表では、今年、横浜市で開かれた和太鼓コンテストで日本一となった、西春近北小5年の赤羽幸之助君が力強いバチさばきを見せていました。
また、緑ヶ丘敬愛幼稚園の鼓笛隊では、年中と年長園児、およそ60人がこの日の為に練習してきた曲を披露しました。
会場には、飲食やゲームなど様々な屋台が並び、訪れた人たちが祭りの雰囲気を楽しんでいました。
昼の部では他に、伊那ローメンズクラブや伊那青年会議所、みはらしファーム、菓匠Shimizuが事務局をつとめるNPO法人が市内各地でイベントを開催しました。
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馬の背ヒュッテ 29日営業再開
令和2年から休業していた南アルプス仙丈ヶ岳にある山小屋「馬の背ヒュッテ」の営業が29日から再開します。
26日の伊那市定例記者会見で白鳥孝市長が説明しました。
馬の背ヒュッテは民間所有の山小屋で、新型コロナの影響で令和2年から休業していました。
伊那市では今年度馬の背ヒュッテを7,500万円で購入し、市の直営で営業を再開します。
期間は29日から10月10日までで、利用料金は1泊2食付き12,000円から、定員は45人で完全予約制です。
伊那市によると、今シーズンは登山客が多く他の山小屋は宿泊予約が困難で、再開の要望が多く寄せられていたということです。
伊那市は子どもの福祉医療費給付金制度を8月1日の診療から拡充します。
今回の拡充では、これまで対象外だった高校生の通院が対象となります。
また、中学生の通院・入院時と高校生の入院時にこれまで1医療機関で1か月あたり500円の支払いが必要だった窓口負担も無料となります。
これにより高校生までの子どもの医療費が無料化されます。
1万円で1万3,000円分の買い物ができるプレミアム商品券「いな・ほっと券」の第4弾の申し込みが始まりました。
発行総額はおよそ18億円です。
購入冊数は1人8冊までで、申し込みが発行冊数を超える場合は、全員が購入できるよう冊数の調整を行います。
申し込みの期間は8月12日までで、9月1日から販売されます。
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みなまつり 8月6日実施へ
伊那商工会議所青年部などは、中止となった今年の伊那まつりの代替イベント「みなまつり」の概要について、20日発表しました。
20日は、みなまつりを共催するみはらしファーム、伊那ローメンズクラブ、伊那商工会議所青年部、伊那青年会議所、菓匠Shimizuが事務局をつとめるNPO法人の5団体の関係者が、伊那市役所で会見を開きました。
みなまつりは、8月6日に伊那市内で行われる計画です。
新型コロナ対策として分散型のイベントとなっていて、昼の部は伊那市駅前ロータリーやいなっせ北側広場、みはらしファームなど、市内5か所で様々なイベントが行われる計画です。
また、夜の部は午後8時から、市内8か所で、花火の打ち上げを行うという事です。
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JR飯田線活性化期成同盟会総会
JR飯田線活性化期成同盟会の総会が伊那市のいなっせで開かれ、利用促進に向けたフォーラムやシンポジウムの開催など含む今年度事業案が4日に承認されました。
今年度の主な事業として、飯田線の駅を巡りながら歴史や文化に触れ、参加者同士が意見交換を通じて交流を図るイベントを2022年10月から11月に実施する予定です。
ほかに飯田線にちなんだPRグッズを制作し、イベントなどで配布を行い啓発を図るとしています。
JR飯田線活性化期成同盟会はJR飯田線の利用促進と沿線地域の活性化を目的に上下伊那の自治体や経済団体などで構成されていて、およそ50人が出席しました。
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まっくんバス3年連続で利用者減少
南箕輪村の村内巡回バス、「まっくんバス」の昨年度の利用者が3年連続で減少しました。
村では原因について、新型コロナの影響で村民の利用が少なくなったためと分析しています。
これは6月28日に、村役場で開かれた第1回南箕輪村地域公共交通会議で報告されたものです。
昨年度のまっくんバスの利用者数は、10,401人で、前の年度より907人少なく、平成30年の13,479人から、3年連続で減少しました。
村では、新型コロナの影響で村民の利用が少なくなったためと分析しています。
村は利用促進策として、最大200円の割引となる、伊那本線との乗継券の発行などを行っていくとしています。 -
伊那民泊協議会 今年度の受け入れ状況報告
旅行者が農家の家に宿泊する「農家民泊」の伊那市内の受け入れ軒数増加をはかる、伊那民泊協議会が6日に市役所で開かれ、今年度の受け入れ状況について報告されました。
この日は、市内で旅行者の受け入れを行う農家などおよそ20人が出席しました。
現在、農家民泊に登録している農家は60軒ですが、新型コロナの影響などにより、受け入れ体制が整っているのは15軒だということです。
受け入れ可能な農家が少ないことから、今年度予定されていた東京都新宿区の8校の宿泊について、農家民泊を中止にしたことが協議会で報告されました。
協議会では、今後広報誌の作成やSNSでの情報発信で、受け入れ軒数を増やしたいとしています。
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内藤家 現当主に寒晒蕎麦を献上
伊那市の信州そば発祥の地 伊那そば振興会は、東京都を訪れ、高遠藩主だった内藤家の当主に、暑中信州寒晒蕎麦を献上しました。
10日は、信州そば発祥の地 伊那そば振興会の飯島 進会長が白装束に身を包み、内藤家17代当主の内藤 頼誼さんと、次期当主の頼克さんに寒晒蕎麦を渡しました。
献上式は、内藤家の屋敷があった新宿御苑近くの四谷区民ホールで行われました。
内藤家の二人は、寒晒蕎麦をじっくりと味わっていました。
江戸時代・8代将軍徳川吉宗の時代に、高遠藩主2代目当主の内藤頼卿が、暑中のご機嫌伺いとして、寒晒蕎麦の献上を始めてから、今年、300年の節目の年となりました。
その記念の年に、内藤藩主の子孫にそばを味わってもらいたいと、そばの献上式が行われました。
寒晒蕎麦は小寒から立春まで川の水に実を浸し、寒風で乾かす昔ながらの方法で作られています。
高遠での寒晒蕎麦の復活の取り組みは2000年から始まり、そのきっかけは山形県にありました。
高遠藩主・保科正之が転封したことで高遠から山形に伝わった寒晒の技法を、山形では一足先に復活させていました。
高遠での復活のきっかけとなった山形県の工藤 一夫さんも献上式にかけつけました。
無事に献上することができ、伊那そば振興会の飯島会長は安堵した様子でした。
寒晒蕎麦は、高遠町の7軒のそば店で23日から提供が始まります。
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南信工科短大 VR技術体験
南箕輪村の南信工科短期大学校の2年生は、最新の技術を身につけようと、VR技術を6月29日に体験しました。
この日は、機械システム科と電気システム科の2年生20人がVR技術を体験しました。
VR技術は、製品の使用感などのシミュレーションや機械操作のトレーニングなど、製造業での活用が広がっています。
また、コストと時間がかかる製品の試作も仮想空間の中で行うことができるため、より効率的に作業を進めることができるということです。
学生たちは、仮想空間の中で移動したり、ものを動かしたりしていました。
南信工科短期大学校では「最新の技術に触れることで、今後どのように活用できるかを考えながら学んでほしい」と話していました。
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「寒ざらしそば」献上300年で8日に奉納祈願祭
江戸時代に高遠藩が将軍家に「寒ざらしそば」を献上し始めてから今年で300年になります。それを記念し、そば店の店主らでつくる高遠そば組合は、奉納祈願祭を8日に高遠閣で行います。
1日は、高遠そば組合の守屋豊組合長と相談役で信州そば発祥の地伊那そば振興会の飯島進会長が概要を説明しました。
寒ざらしそばは、そばの実を小寒から立春まで川に浸し、寒風にさらして乾かすものです。
それにより甘味が増し、保存性が高まるということです。
高遠藩では、1722年から暑中の御機嫌伺いとして将軍に献上していたとされています。
高遠そば組合では、献上開始から今年で300年になることを記念し、寒ざらしそばを多くの人にPRしようと奉納祈願祭を企画しました。
祈願祭は、8日の午後3時から高遠閣で行います。
そばの豊作を祈願し、組合の職人がそばを奉納して参加者に振舞います。
10日には旧高遠藩主の内藤家にそばを贈る献上式を東京都新宿区で行う予定です。
23日からは、高遠町内の7店舗で寒ざらしそばの提供が始まります。
奉納祈願祭への参加は定員50人で、一般社団法人環屋で申し込みを受け付けています。
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サイクルツーリズム 上伊那周遊ルートを作成
長野伊那谷観光局は、自転車を活用した観光「サイクルツーリズム」の受け入れ体制を強化しようと、今年度周遊ルートの作成に取り組みます。
Nきょうは、今年度1回目のツーリズムガイドの講座が、伊那市のいなっせで開かれました。
講師は、辰野町在住のまちづくりサイクルアドバイザーの小口 良平さんが務めています。
長野伊那谷観光局では、令和2年度から上伊那のサイクルツーリズムについての取り組みを始めました。
これまでに、6つのコースを開発し、マップを作りました。
今年度は、上伊那8市町村すべてをめぐるコースの開発に取り組みます。
想定されるのは走破するのに2泊3日ほどかかるコースです。
受講生たちは、宿泊地や、飲食店などのコンテンツを出し合い、1つのルートを決めていきます。
講座は、11月まで8回開かれる予定で、作成したルートの試走を繰り返し、まとめを行う予定です。
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伊那労基署と基準協会が企業の取り組みを聞き取り
伊那労働基準監督署と伊那労働基準協会は、7月の「全国安全週間」に先立ち、伊那労働基準協会に加盟する企業を訪問して、取り組みの聞き取りや意見交換を15日に行いました。
伊那労働基準監督署の松尾直彦署長と伊那労働基準協会の宮脇喜夫事務局長らが南箕輪村の大明化学工業株式会社を訪れました。
大明化学は工場内で発生した危険事故につながる「ヒヤリハット」の中から化学物質の溶解水がはねて目に入りそうになった事例を紹介しました。
改善策としては、フェイスシールドをして作業を行うようにしたということです。
7月1日から7日までは「全国安全週間」となっています。
例年は、管内の事業場の安全パトロールを行っていますが、新型コロナの影響で中止にしました。
代わりとして、代表2社の安全衛生管理や活動状況のヒアリング、意見交換を行いました。
松尾署長は「工場作業は安全対策がしっかりされていることが確認できた」と話していました。
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あるしん令和3年度純利益 2.4%減の2億6,200万円
アルプス中央信用金庫は、令和3年度の決算を22日に発表し、純利益は2.4%減の2億6,200万円でした。
アルプス中央信用金庫の令和3年度の純利益は、店舗廃止などにより固定資産の減損損失を3,100万円計上し、前の期と比べ、600万円、2.4%減の2億6,200万円でした。
本業のもうけを示すコア業務純益は、有価証券利息配当金と、投資信託解約益が減少したことから、前の期と比べ、3億円減の1億5,400万円と大幅減となりました。
預金額は、前の期同様、先行きの見通しに不透明感が強いことから、59億円増の3,380億円でした。
貸出金は、住宅ローンが堅調に増加し、28億円増の1,340億円でした。
新型コロナの感染状況により先が見通せないことから、アルプス中央信用金庫では、「経費などを削減しながら、収益を確保していきたい」としています。
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夏至にソースかつ丼を「夏の陣」
21日は夏至です。
伊那市と南箕輪村の16店で作る伊那ソースかつどん会は21日、夏至にソースかつ丼を食べることを定着させようと「夏の陣」と題したイベントを初めて行いました。
伊那市西町の田村食堂です。
昼時には、訪れた人たちがソースかつ丼を味わっていました。
「夏の陣」は、土用の丑の日にうなぎを食べるように、夏至にはソースかつ丼を食べてもらおうと、伊那ソースかつどん会が初めて行ったものです。
それぞれの店舗で21日を挟んで数日間、特別メニューの提供などを行っています。
田村食堂では21日から3日間、ソースかつ丼に小鉢が1品サービスされます。
かつどん会では、来年もこのイベントを行い、地域に定着させていきたいとしています。
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ユウキ食品伊那工場 起工式
伊那市が企業誘致した調味料などの販売・製造を行う東京都のユウキ食品株式会社の伊那工場の起工式が11日、行われました。
起工式には、ユウキ食品株式会社や市の職員などおよそ20人が出席しました。
伊那工場は、小黒川スマートICから400mほど西側にある小黒原産業適地に建設されます。
ユウキ食品は、1974年に東京都で創業し調味料やドレッシングなど800種類を超える商品を製造・販売しています。
コロナ禍で家庭で過ごす時間が増え需要が高まっていることから生産体制を拡大しようと伊那市に進出を決めました。
工場は国内に、協力工場を含めて7か所あり、伊那工場は県内3か所目です。
建物は、鉄骨4階建て、延べ床面積は2260平方メートル、総事業費は22億円となっています。
伊那工場では顆粒スープを製造する計画で、来年7月の完成を予定しています。
起工式に出席した、田中秀和社長は「豊富できれいな水が進出の決め手になった。景観に配慮した建物にして見学も受け入れていきたい」と話していました。
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夏至にはソースかつ丼を「夏の陣」でPR
伊那市と南箕輪村の16店でつくる伊那ソースかつどん会は、土用の丑の日にうなぎを食べるように、夏至にはソースかつ丼を食べることを定着させようと、今年から「夏の陣」と題してイベントを行います。
8日は、伊那市内でソースかつどん会がイベントについての記者会見を開きました。
ソースかつどん会の北原英之代表は、「豚肉のビタミンBを多く含むソースかつ丼を食べて暑い夏を乗り切ってもらいたい。」と話していました。
イベントは「夏の陣」と銘打ち、土用の丑にウナギを食べるように、夏至にはソースかつ丼を食べることを定着させたいというものです。
イベントは、加盟店16店で、夏至当日と、前後1週間ほどの期間、それぞれに工夫したサービスを行うとしています。
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山小屋で使う味噌の仕込み作業
伊那市観光株式会社が運営する中央アルプスと南アルプスの山小屋で使う手づくり味噌の仕込みが5月24日、伊那市内で行われました。
作業を行ったのは、西駒山荘、仙丈小屋、塩見小屋の管理人です。
ゆでた伊那市産の大豆を専用の機械ですりつぶしていきます。
大豆は冷まして、塩や麹と混ぜ合わせていきます。
24日は味噌およそ150キロ分を仕込みました。
完成した味噌は、それぞれの山小屋で主に味噌汁として提供されます。
山小屋の営業は、仙丈小屋が6月15日から、塩見小屋が7月1日から、西駒山荘が7月9日からです。
今年も新型コロナ感染防止で定員を減らして営業するということです。
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しんわの丘ローズガーデン バラ祭り開催へ
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでは4日からバラ祭りが行われます。
花は現在見頃を迎えています。
しんわの丘ローズガーデンの約10,000平方メートルの敷地に270品種のバラおよそ3,000株が植えられています。
遠くには中央アルプスと高遠町の景色を望むことができます。
2日はバラ祭り前にも関わらず多くの人が訪れていました。
今は大輪系やツルバラなど早咲きの花を中心に見ごろとなっています。
花は例年に比べて1週間ほど早く咲き始めたということです。
しんわの丘ローズガーデンは2007年にオープンし、バラ祭りは今回で14回目を迎えます。
2021年のバラ祭りには、およそ7,000人が訪れたということです。
しんわの丘ローズガーデンバラ祭りは4日から19日までです。
入園料は大人300円、子ども150円となっています。
祭り期間中はバラの苗木の販売や育て方講習会も開かれるということです。
土日にはシャトルバスが若宮臨時駐車場を発着に無料で運行するということです。
なお2023年6月には「ばら制定都市会議in伊那」が開催されるため、8月から2023年3月まで行われる改修工事期間は閉園になるということです。
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4月の月間有効求人倍率 1.49倍
上伊那の4月の月間有効求人倍率は、前の月を0.05ポイント下回る1.49倍となりました。
4月の月間有効求人数は
3,986人、月間有効求職者数は2,674人で、月間有効求人倍率は1.49倍となりました。
全国は1.23倍、県は1.5倍となっています
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いています。
ハローワーク伊那では「製造業は全体として回復傾向にあり、倍率が前の月を下回ったことについて現状では大きな落ち込みとはとらえていない」と話していました。
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入笠山の安全祈願祭縮小して開催
伊那市と富士見町にまたがる入笠山の無事故を祈る安全祈願祭が入笠山登山口で28日に行われました。
神事には伊那市や富士見町、JA上伊那などでつくる入笠山観光連絡協議会のメンバーおよそ10人が出席しました。
例年は開山式でアルプホルンの演奏などが行われていますが、新型コロナウイルス感染防止のため、3年連続で安全祈願の神事のみ行われました。
一般登山者への記念品の配布も行いませんでした。
登山者は、登山口から30分ほどの山頂を目指していました。
入笠山は標高1,955メートルで、山頂では360度のパノラマが楽しめます。
28日は山頂からは富士山を眺めることができました。
登山者は諏訪湖などを見ながらお弁当を食べていました。
入笠山観光連絡協議会では「事故なく安全に登山を楽しんでもらいたい」と話していました。
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那須屋興産の取り組みを環境省が紹介
伊那市西町の廃棄物処理業者の株式会社那須屋興産は障がい者や外国人など多様な人材確保に向けた取り組みが環境省の事例集に掲載されました。
那須屋興産は38人いる社員の内、障がい者や外国人、女性、65歳以上の高齢者を半数近くの18人雇用しています。
30代から50代の男性の人材確保が難しくなってきていることから、10年前から障がい者や外国人、高齢者などの雇用に取り組んできました。
この取り組みは環境省が作成した令和3年度の「産業廃棄物処理業における多様な人材確保に関する取り組み事例集」の全国の15社の一つとして紹介されました。
那須屋興産では、障がいがある社員には時間をかけて作業に慣れていけるようサポートを行っていて、勤続12年を迎えた社員もいるということです。
ほかに外国人社員の住宅の確保を会社で行っています。
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おもてなし認定のソフト販売
南箕輪村の合同会社ロンカンフリエのソフトクリームが酪農家のおもてなし牛乳を原料として使う商品に認定されました。
26日に伊那市のJA上伊那本所で認定式が行われ、ロンカンフリエ代表の楠好延さんに認定証が贈られました。
酪農家のおもてなし牛乳は上伊那地域の若手酪農家が企画・開発した牛乳です。
そのおもてなし牛乳の普及を図ろうと上伊那地域酪農協議会が認定制度を設けていて今回で10品目目となります。
ロンカンフリエは南箕輪村大芝高原道の駅で味工房ガレットカフェを経営していて今回の認定により、酪農家のおもてなしソフトクリームを税込み380円で販売しています。
楠さんは「おもてなし牛乳の素材の味を生かしたソフトクリームです。大芝を訪れた人たちの思い出の味になればいいと思います。」と話していました。
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伊那谷の魅力再発見 笹本さん講演会
長野県立歴史館特別館長の笹本正治さんによる、伊那谷の魅力についての講演会が17日、JA上伊那本所で開かれました。
講演会では笹本さんが、
「伊那谷の宝物~次世代に受け継ぐべき資産~」をテーマに話をしました。
自分で撮影した写真を使いながら伊那谷の自然や文化などを紹介していました。
この講演会は、市町村や地元企業などで作る一般社団法人長野伊那谷観光局が、地元の良さを再発見してもらい地域一体となって旅行者を迎え入れる環境づくりについて考えようと開いたものです。
会場には上伊那の市町村長や観光局会員など、およそ50人が集まりました。
この講演会の様子は、7月にご覧のチャンネルで放送を予定しています。
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横山維者舎 酒米田植え
伊那市横山の有志でつくる「横山維者舎」は、今年も、日本酒を作るための酒米を栽培します。
4日は田植えが行われました。
4日は、横山の田んぼで、酒米「美山錦」の田植えが行われました。
維者舎のメンバー15人ほどが集まり、3.8アールの田んぼに苗を植えていきました。
維者舎は、横山の有志で作る団体です。
伊那市の蔵元「宮島酒店」の協力を得て、オリジナルの日本酒「維者舎」を作っています。
酒米は、ほかから農薬などが流れ込まないように、山すその田んぼで、低農薬で栽培しています。
横山は900メートル以上と、標高が高いので酒も引き締まった味になるということです。
稲刈りは9月下旬を予定していて、酒は12月に出荷を予定しています。