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南信工科短大と電気通信大学 共同でソフトウェア開発
南箕輪村の南信工科短期大学校は、東京都の電気通信大学と共同で、加工効率を大幅に高められる新しいソフトウェアを開発しました。
9日は、南信工科短大でソフトウェア開発に関する記者会見が開かれました。
共同開発したのは、南信工科短大講師の岡本謙さんと、電気通信大学大学院教授の森重功一さんです。
2人は、標準的な形状の工具とは異なり、特殊な形状を持つ切削工具「異形工具」を使った加工を自在に行うことができる制御データ作成ソフトウェアを開発しました。
従来のソフトウェアでは、1つの異形工具に対し専用のソフトが必要でしたが、今回開発したものは、多種多様な工具を統一した手順で自動的に扱えるようになりました。
これにより、航空機の部品など複雑な形の加工が必要な分野で、スピードと品質の両立が期待できるということです。
また、加工面も滑らかな仕上がりになると話します。
共同開発では、森重さんのアイディアをもとに、岡本さんが実装できる形にしたものです。
現在、特許を出願中だということで、今後についてまずは地域の事業者向けに展開していきたいということです。
この技術は、南信工科短大のオープンキャンパスでも展示されることになっています。 -
高遠さくら祭り 有料入園者数10万2千人
今年の伊那市高遠町の高遠城址公園さくら祭りの有料入園者数は10万2,167人でした。
4日は高遠町総合福祉センターやますそでさくら祭り反省会が開かれました。
今年の高遠城址公園の有料入園期間は4月5日から20日までの16日間で、有料入園者数は10万2,167人で、去年と比べ5,201人減少しました。
個人は8万1,409人で、9,186人減少、団体は2万758人で、3,985人の増加でした。
渋滞対策として満開後初めての週末となる12日には市役所からのシャトルバスを運行し、利用者は1,118人でした。
伊那市では「さらなる誘客に向けて、情報発信に力を入れていきたい」としています。
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いなまち探究キックオフイベント
地域の企業や団体が意見交換し地域活性化を図る「いなまち探究」のキックオフイベントが伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで5月23日に開かれました。
イベントには、伊那市の企業や団体、高校生などおよそ30人が参加しました。
5月23日は、参加企業が事業内容について紹介していました。
いなまち探究は、市内の企業や団体などでつくる実行委員会が開くものです。
若者と企業、地域の担い手が出会い、産業振興について議論し、地域活性化に関する情報を共有する場を目指します。
いなまち探究は、今月から毎月1回、伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで開催を予定しています。
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水道週間 伊那市役所で水道事業を紹介する展示
1日から7日までは、水道について理解と関心を高め、公衆衛生の向上と生活環境の改善を図るための、全国の水道週間です。伊那市役所では、水道週間にちなんだ展示が行われています。
市役所1階市民ホールには、伊那市の水道事業を紹介するパネルや、水道料金の計算表などが展示されています。
会場では、2リットルのペットボトルが5本展示されています。うち1本は半分まで水が入っています。
伊那市では1円でおよそ9リットルの飲料水を使うことができ、見てわかるように工夫されています。
令和5年度の伊那市の水道事業に関する収入と支出がグラフで展示されていて、市民から納付された水道料金がどのように使われているかが紹介されています。
他にも、伊那市の地域ごとにどの水源から水道水が配水されているかわかる地図の展示や、組み立てると給水車の形になるペーパークラフトの配布なども行われています。
展示は、6日金曜日まで行われています。 -
4月の有効求人倍率 上伊那1.12倍
上伊那の4月の月間有効求人倍率は、前の月を0.12ポイント下回る1.12倍となりました。
4月の月間有効求人数は3,219人、月間有効求職者数は2,867人で、月間有効求人倍率は1.12倍となりました。
全国は1.26倍、県は1.29倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
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南アルプス長谷 戸台パーク オープン
南アルプス北部の山岳観光拠点として整備が進められてきた、伊那市長谷の「南アルプス長谷 戸台パーク」が完成し、関係者や地元住民がオープンを祝いました。
1日は仙流荘前で伊那市や国土交通省、地元住民などがテープカットをし、オープンを祝いました。
戸台パークは仙流荘や駐車場を含む一帯のことで、令和5年から整備が進められてきました。
登山者用の駐車場スペースは、これまでの400台から700台に増やし、林道バスのバス停は仙流荘前に移動させ、利用者の安全性や利便性を図りました。
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伊那谷観光局 通常総会
一般社団法人長野伊那谷観光局の総会が8日にJA上伊那本所で開かれ、今年度の事業計画が承認されました。
今年度の事業計画では、インバウンド誘客推進事業として、旅行会社への営業活動や情報発信の強化を行います。
ほかに、リニア中央新幹線の開通や三遠南信自動車道の整備を見据え「伊那谷総合案内所」の設置に向けた調査、検討を行います。
来訪者に対し、「観光」「働く」「移住」の3つの分野で総合的な案内をする予定です。
伊那谷総合案内所は、場所も含めて検討し、リニア開通までの設置を目指すということです。
向山孝一代表理事は「伊那谷のファンを増やしていけるよう、ひとつひとつの事業をていねいに行っていきたい」と話していました。
長野伊那谷観光局は、上伊那8市町村とおよそ30の企業が会員となっています。
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保護者向け就活セミナー
専門・短大・大学などに通う子どもがいる上伊那の保護者を対象にした就活セミナーが、25日、伊那市のいなっせで開かれました。
セミナーは、会場開催の他、オンライン・アーカイブ動画でも配信され、上伊那から合わせて41人が参加しました。
キャリアコンサルタントの上條直哉さんが講師を務め、「親子で考える今どきの就職活動」と題して話をしました。
上條さんは、「親世代と今どきの就職を取り巻く環境は大きく変化していて親の価値観でアドバイスを送るとずれが生じる。キャリア形成には中長期的な視点を持ってあげることが大切だ」と話していました。
このセミナーは、上伊那広域連合が事務局を務める若者人材確保事業実行委員会が、地元への就職を選択肢の一つにしてもらおうと開いていて5年目となります。
今後も、企業相談会などを開き、情報提供を行っていくということです。
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しんわの丘 バラ祭り始まる
伊那市の各地でバラをテーマにした様々なイベントが行われる「伊那バラフェスタ」が25日から始まりました。
高遠町のしんわの丘ローズガーデンではバラ祭りが始まりました。
白鳥孝市長が開会を宣言しました。
この日はオープニングセレモニーが行われ、市の関係者など、およそ30人が出席しました。
セレモニーではバラの苗の植樹が行われました。
植えられたのは伊那市のバラに制定されている「アンネのバラ」という品種です。
つぼみは赤く、開花後は黄金色からサーモンピンクへと変化します。
今年は地元の高遠中学校の生徒も初めて植樹に参加しました。
しんわの丘ローズガーデンは今年5月にプレオープンから20周年を迎えました。
園内にはおよそ270種類3,000株の様々な種類のバラが植えられています。
既に早咲きのバラが咲き始めていて、6月上旬には見ごろを迎えるということです。
バラ祭りは来月22日までで、協力金は一般500円、中学生以下は無料です。 -
上伊那森林組合総代会 今年度事業計画承認
上伊那森林組合総代会が28日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれ昨年度決算などが承認されました。
事業利益は前の年度と比べ約53%の減となっています。
上伊那森林組合の昨年度の事業利益は約2,700万円で前の年度と比べて3,100万円、53%減となっています。
要因は松くい虫対策の国の補助金が減額されたことによるものです。
木質ペレットの販売量は冬に冷え込むことが多かったことから過去2番目に多い4,546トンでした。
昨年度の事業総取扱高は13億8,900万円で今年度は14億7,500万円を見込んでいます。
総代会には役員など約60人が出席し、昨年度決算や今年度の事業計画などが承認されました。
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伊那まちバラジャズストリート 6月21日開催
バラをテーマとした伊那市のイベント、伊那まちバラぶらりの最終日、来月21日に行われる、伊那まちバラジャズストリートについての記者会見が、通り町商店街のワイルドツリーで20日、開かれました。
ワイルドツリー前で開かれた記者会見では、石田義久実行委員長が伊那まちバラジャズストリートの概要について説明しました。
会見後には、石田実行委員長、中川賢司副実行委員長が演奏を披露しました。
伊那まちバラジャズストリートは今年で11回目です。
通り町周辺の複数会場でプロ、アマチュア問わず演奏が行われ、毎年千人以上が来場するということです。
伊那まちバラジャズストリートは、6月21日(土)の午後1時から8時まで行われます。
今年は通り町商店街周辺の7会場に加え、伊那市駅近くのライブハウス、グラムハウスと、クラブモメンタムも会場となり、去年の22組の倍、全44組のアーティストが演奏を披露します。全会場入場無料で、出入り自由です。
午後3時からは、セントラルパークを起点に、いなっせエントランス前までのおよそ200mが歩行者天国になります。
なお、伊那まちバラぶらりは今月25日(日)から伊那市街地を中心に行われます。
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入笠山開山祭 登山の安全を祈願
伊那市と富士見町にまたがる、標高1,955mの入笠山の開山祭が今日、富士見町の富士見パノラマリゾートで行われました。
開山祭は毎年、入笠山登山口で行われますが、雨のため富士見町の富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅で行われました。
伊那市、富士見町の関係者に加え、入笠山の環境保護を行っている入笠ボランティア協会の会員などが参加しました。
安全祈願の神事が行われ、伊藤徹伊那副市長、名取重治富士見町長などが玉串を捧げました。
伊藤副市長は、「入笠山の素晴らしい自然を観光に活かすだけでなく、保全し後世に伝えていきたい。」と挨拶しました。
開山祭では他に、諏訪アルプホルンクラブによる演奏が披露されました。
訪れた人には、開山祭記念バッジがプレゼントされました。
入笠山では今後、スズランなどを含む様々な山野草が咲き始めるということです。
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遠照寺 ぼたん祭り
ぼたん寺で知られる伊那市高遠町の遠照寺でぼたん祭りが10日から行われています。
遠照寺の境内には180種類2,000株のぼたんが植えられています。
5月8日頃に咲き始め、現在見ごろを迎えています。
花を日差しや雨から守るために傘が取り付けられています。
訪れた人は写真を撮って花を楽しんでいました。
ぼたんは42年前に先代の住職の妻が3株の苗をもらって植えたのが始まりということです。
まだつぼみの花もあり、5月下旬まで楽しめるということです。
拝観料は500円、高校生以下は無料です。 -
横山維者舎 田植え
伊那市横山の住民で作る横山維者舎は、今年もオリジナルの日本酒を作るため、5日に田植えを行いました。
この日は横山の田んぼで、メンバー12人が田植えを行いました。
約38アールの田んぼに酒米「美山錦」を植えました。
横山維者舎では、2019年から伊那市の酒蔵「宮島酒店」と協力して、オリジナルの日本酒「維者舎」を作っています。
低農薬で栽培していて、メンバーが交代で草取りなどを手作業で行います。
収穫は9月、日本酒「維者舎」の出荷は12月中旬を予定しています。
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南アルプス 登山者協力金制度6月から導入
南アルプスの伊那谷エリアの登山道の維持管理や高山植物保護のための登山者協力金制度が6月から導入されます。
協力金制度を実施する、南アルプス山岳環境保全連絡協議会の今年度の総会が9日に伊那市役所で開かれました。
総会には、伊那市、飯田市、大鹿村のほか、山岳関係者などおよそ20人が出席しました。
総会では、6月から登山者から一口500円以上を任意で徴収する協力金制度の事業計画が報告されました。
山小屋など18か所に協力金箱を設置するほか、QRコード決済にも対応します。
QRコード決済をした登山者には山岳保全などに関するアンケート調査も実施していくとしています。
集めた協力金は登山道の維持管理や高山植物の保護、携帯トイレの普及などに活用します。
協議会では協力金制度について、ホームページやポスター、チラシで登山者への周知をしていくとしています。
集まった協力金の実績の公表は来年3月を予定しています。
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3月の有効求人倍率 1.24倍
上伊那の3月の月間有効求人倍率は、前の月を0.03ポイント上回る1・24倍となりました。
3月の月間有効求人数は3,428人、月間有効求職者数は2,765人で、月間有効求人倍率は1.24倍となりました。
全国は1.26倍、県は1.30倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として11ヵ月連続で判断を据え置いています。
また、新規高校卒業者の就職内定率は3月末現在98.6%で、前の年の同じ時期と比べ0.2ポイント低くなっています。
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業況 悪化傾向強まる
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している伊那谷・経済動向中小企業レポートによりますと1月から3月の業況は、悪化傾向が強まった状況だとしています。
レポートはアルプス中央信用金庫が取引先185社に対し四半期に一度調査を行っているものです。
今年1月から3月の今期の業況を良かったとする企業は12.6%、悪かったとする企業は48.9%で業況判断指数はマイナス36.2となっています。
去年10月から12月の前期よりマイナス11.8ポイントで悪化傾向が強まった状況だとしています。
また、特別調査で、今年中に賃金の引上げを実施すると回答した企業は、全体の57.4パーセント、引上げないと回答した企業は42.6パーセントとなりました。
引上げを実施すると回答した企業が多かった業種は、製造業で73.8パーセントとなりました。 -
南ア林道バス 歌宿までの運行開始
伊那市長谷の戸台パークと南アルプスをつなぐ林道バスの運行が25日から始まりました。
初日のこの日は戸台パークに新たに整備されたバス停で出発式が行われ、白鳥孝市長とバスのドライバー、先頭に並んだ利用客の3人でテープカットが行われました。
午前8時5分発の始発便には県内外からの利用客8人が乗り込みました。
南アルプスと戸台パークをつなぐ南アルプスクイーンラインの運行は5月31日までは歌宿まで、6月1日からは北沢峠までとなっています。
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伊那商工会議所が新入社員を激励
伊那商工会議所主催の新入社員激励会が14日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
激励会には伊那市内の21社から約160人が出席しました。
激励会で唐木和世会頭は「会社に入ると必ず悩みも出てきます。1人で悩まないよう友人や上司など
相談できる相手を作ってください」と呼びかけていました。
新入社員を代表してアルプス中央信用金庫の小松隼人さんが決意を述べました。
伊那商工会議所では毎年、新入社員の激励会を開いていて今年が44回目となります。
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KOAのエンジニア 科学技術で文部科学大臣表彰受賞
箕輪町に本社を置く、電子部品メーカー、KOA株式会社は抵抗器のプリント配線板の放熱を効率的に行う設計において、今年度の文部科学大臣表彰 科学技術賞 開発部門を受賞しました。
受賞したのは、技術イニシアティブ製品開発センターの平沢浩一さんと技術イニシアティブ研究開発センターの有賀善紀さんの2人です。
15日に東京都の文部科学省で表彰式が行われました。
平沢さんと有賀さんは、課題となっていた抵抗器の発熱について、プリント配線板を放熱板として活用することで温度を制御する「基板放熱型熱設計」という新たな手法を開発・実用化しました。
KOAの主力製品である抵抗器は、車や家電製品に使用されているということです。
抵抗器の小型化が進み、熱処理の手法が変わってきていることから放熱処理について、20年前から研究・開発に取り組んだということです。
文部科学大臣表彰は科学技術に携わる人の意欲向上と、技術向上を目的に毎年表彰しているものです。
科学技術賞は全部で5部門あり、このうち開発部門はKOAを含む22件、79人が受賞しています。
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ローメン×ソースかつどん×餃子
伊那ローメンズクラブ、伊那ソースかつどん会、伊那餃子会の3団体は合同で大阪万博のペアチケットなどが当たる「美味し伊那 ご当地グルメスタンプラリー」を開きます。
23日は関係者が伊那市の伊那商工会館で記者会見を開き、イベントの概要を発表しました。
3団体が合同のイベントは今回が初めてです。
伊那ローメンズクラブの唐澤正也会長は「3団体が協力し、伊那の飲食店を盛り上げていきたい」と話していました。
スタンプラリーには3つの団体に加盟する市内の27の飲食店が参加します。
スタンプは参加店で異なり1000円以上食事すると1個もらえます。
同じ店舗のスタンプは無効です。
カードに10個集めると「大阪万博のペアチケット」や「信州プレミアム牛肉」などが抽選で当たるA賞に、5個集めると「さくらの湯の入浴券」や「千円分の食事券」が抽選で当たるB賞に応募できます。
参加店でA賞、B賞に応募するとき、カードは500円分の食事券として使用できます。
スタンプラリーは29日に伊那市役所で開かれる伊那ローメン春まつりから始まり、10月31日まで行われます。
賞品の抽選は応募期間を2回に分けて実施されます。
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伊那市 集落支援員と地域おこし協力隊に委嘱 新たに8人任命
伊那市は新たに、集落支援員3人と地域おこし協力隊員5人を任命し、1日に委嘱しました。
この日は、市役所で委嘱式が行われ、新規採用者と継続する隊員に白鳥孝市長が委嘱状を手渡しました。
集落支援員には、新たに3人が委嘱されました。
3人は、自治会組織の在り方を検討し、運営を支援する自治会サポーター、個人が保有するモノや場所を共有しあうシェアリングエコノミーのコーディネーター、ICTを活用した市民教育を行うデジタルシティズンシップ教育講師としてそれぞれ活動します。
地域おこし協力隊員には、新たに5人が委嘱されました。
全員が県外からの採用となります。
白鳥市長は、「各地域の隊員と連携し、新たな視点を持って魅力ある地域づくりに取り組んでほしい」と訓示しました。
継続者を含めた人数は、集落支援員が17人、地域おこし協力隊員が18人です。
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萱野高原山開き
箕輪町の萱野高原で山開きが20日に行われ、関係者が今シーズンの安全を祈りました。
神事には、箕輪町観光協会や地元の三日町・福与・長岡区民などおよそ20人が出席しました。
萱野高原は、標高1,200メートルにあり、町内を一望することができます。
バーベキューなどができるキャンプ場もあり、テント1張り2,000円で、薪や炭の販売も行っています。
予約は、萱野高原、電話79-2822で受け付けていて、GW中は埋まってきているということです。
箕輪町観光協会の釜屋美春会長は「萱野高原は町の大切な観光地のひとつです。町内外から多くの人に来てもらいたい」と話していました。
この日は、シイタケの菌打ちなどのイベントが行われ、家族連れで賑わっていました。
また、一帯の桜は、現在咲き始めとなっています。
萱野高原キャンプ場の営業は、11月頃までです。
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高遠城址公園のさくら祭り終了
伊那市高遠町の高遠城址公園のさくら祭りは散り終わりを迎えたことから20日で終了となりました。
高遠城址公園は21日から入園無料となっています。
今年は開花宣言が4日に行われ有料入園日数は5日から20日までの16日間で去年の13日間より3日長いさくら祭りとなりました。
高遠商工観光課によると高遠さくらホテルなどで入園券を購入した人を除く有料入園者数の速報値は約9万5,000人だということです。
去年は10万7,368人でした。 -
(有)スワニー 大阪・関西万博の演台・司会者台製作
伊那市富県の製品設計開発を行う有限会社スワニーは、13日(日)に開幕した大阪・関西万博で使われている演台と司会者台を製作しました。
12日(土)の開会式から使用されています。
スワニー保有のペレット押出式3Dプリンターを使い造形を手がけました。
大阪府に本社を置く総合建設業の株式会社鴻池組から業務委託を受け製作をしました。
建設現場から発生する廃プラスチックをペレット状にして材料として再利用したということです。
演台と司会者台は開催期間中活用されます。
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カメラリポート 高遠の歴史めぐる 高遠すごろくスタンプラリー
伊那市高遠町の高遠城址公園のさくら祭りに合わせて、高遠エリアを会場に、スタンプラリーが行われています。
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満開の高遠城址公園 初の週末も賑わう
満開を迎えてから初めての週末となった伊那市高遠町の高遠城城址公園は、多くの花見客で賑わいました。
公園内は、訪れた人で賑わっていました。
写真を撮る人やシートを敷いて花を眺めたりと思い思いに桜を楽しんでいました。
開花宣言翌日の5日から11日までの7日間の有料入園者数はおよそ22,000人で、満開となったきのうは8,000人が訪れたということです。 -
高遠城址公園 さくら茶の振る舞い
9日の伊那市高遠町の高遠城址公園の桜は5分咲きとなっています。
公園内では、伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーが観光客にさくら茶を振る舞いました。
午前8時半には、公園は多くの花見客で賑わっていました。
伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーが去年、八重桜を摘み取り、塩漬けにしたものです。
9日は会のメンバー15人が1,300人分を用意し、花見客に振る舞いました。
花見客は桜を見ながら味わっていました。
高遠城址公園の桜は現在5分咲きとなっ10日に見頃を迎えるということです。
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日本ピスコ新工場 伊那市西箕輪に建設
岡谷市に本社を置く空気圧機器の開発・製造を行う株式会社日本ピスコは、伊那市西箕輪に新たな工場 伊那インター工場を建設します。
9日は現地で日本ピスコの役員や伊那市、工事関係者など40人が出席し安全祈願祭が行われました。
日本ピスコの新たな工場は、伊那市西箕輪の伊那インター工業団地に建設され、敷地面積はおよそ2万7千平方メートルです。
工場は鉄骨1階建で事業費は39億円です。
生産ラインで使用する配管用エアチューブの生産拠点とする計画です。
日本ピスコの山崎清康会長は「ピスコの独創的なモノづくりに邁進し、伊那地域に貢献したい」と話していました。
日本ピスコの新たな工場は来年8月に完成する予定で、30人で稼働し、そのうち5人を新規雇用する計画だということです。
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伊那商工会議所 観桜パーティー開催
伊那商工会議所の会員交流観桜パーティーが、7日に伊那市の伊那商工会館で行われました。
パーティーには伊那商工会議所に加盟する企業などから200人ほどが参加しました。
総合司会は信州ご当地タレントの成美さんと、宮田村出身のご当地アイドル、りなちさんが務めました。
会場には、ローメンやソースカツ丼、餃子など伊那のご当地グルメが用意されました。
パーティーではアトラクションも行われ、和太鼓コンテストのジュニア部門で二度日本一になった、春富中2年の赤羽幸之助さんが和太鼓を披露しました。
また、赤羽さんが所属する小出太鼓も演奏を披露しました。
司会のりなちさんによるミニライブも行われました。
伊那商工会議所の観桜パーティーは、コロナ渦で中止になっていましたが、昨年度から再開されました。