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箕輪町産のかりんとマルメロを使った特産品を開発
箕輪町商工会商業部会は、町で栽培されたかりんとマルメロを使ったシロップとシロップ漬を、新たに開発しました。 箕輪町産のかりんを使って作ったシロップと、マルメロを使って作ったシロップ漬けです。 シロップは水で薄めて、ジュースやサワーなどのドリンクとして、町内の飲食店で提供されます。 シロップ漬には、薄く刻んだマルメロが使われていて、ジャムと同じように味わえます。 箕輪町商工会商業部会によりますと、昭和30年頃は町内でも盛んにかりんが栽培されていたということです。 しかし、時代の流れとともに農家が減少し、現在栽培している町内の農家は、6軒だということです。 かりんには、ポリフェノールや食物繊維が多く含まれていて、健康にも良いということで、特産品を開発して地域の活性化に繋げようと、今回取り組みました。 かりんシロップは60本限定で作られ、箕輪町料飲組合に加盟しているおよそ25店舗で提供される予定です。 シロップ漬けは、箕輪町商工会商業部会で注文を受け付けています。 (電話79-2117) どちらも数に限りがあり、なくなり次第終了となります。 なお、町商工会商業部会では、地元企業や農家、信州大学と協力して5月以降にかりん製品開発のプロジェクトチームを立ち上げるとしています。
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伊那市 新産業技術 活用の方向性まとまる
伊那市の新産業技術推進協議会が平成28年度から検討を進めてきた推進ビジョンの案がまとまり、20日に報告されました。 ビジョンでは、新産業技術が、地域活性化に寄与する伊那市を目指すとしています。 今年度最後の協議会が20日にいなっせで開かれ、市の職員や信州大学の教授など30人が出席しました。 協議会では、平成28年度からスマート農業、ドローン活用、ICT教育の3部会に分かれてビジョンを検討してきました。 まとまったビジョン案によると「新産業技術が、地域活性化に寄与し、子どもたちが帰ってきたくなる、若者が定住したくなる、子育てしたくなる、高齢者と協働できる伊那市」を目指すとしています。 また、ビジョン実現に向け5つの分野について施策をまとめています。 このうち「既存産業の活性化」については、新産業技術と既存産業の強みを掛け合わせ、事業力、競争力を強化するとし、新技術を活用した実施目標を平成34年までの5年間で25件としています。 栗林秀吉会長は「いかに結果を出せるかを考えて検討してきた。綺麗事ではなくやるしかない」と話していました。 協議会では、より細分化した検討を進めていくため、来年度から、ドローン活用部会を林業、物流、インテリジェント交通の3部会に分け、全5部会で協議していくことになっています。
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伊那市がワイン特区申請へ
伊那市は市内のワイン用ブドウ育成農家などからワイン特区申請の要望があったことから市として内閣府に特区の認定申請することを決めました。 対象となるのはワイン、シードル、リキュールで名称は信州伊那ワイン・シードル特区とする方針です。 特区認定を受けると年間最低製造数量基準がワインで6,000リットルから2,000リットルに引き下げられ小規模事業者でも製造免許を取りやすくなります。 県内では塩尻市や飯田市など7か所が認定されているということです。 特区に認定されるかどうかは申請から3か月以内に決まるということです。
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けんしん箕輪支店 11月に新築開店
長野県信用組合の箕輪支店が11月に新築開店します。 けんしん箕輪支店の建設地は国道153号バイパス、箕輪交番交差点を西に70メートルほど入った町道6号沿いです。 16日は建設地で起工式が行われました。 けんしんの黒岩清理事長は「上伊那に拠点を設けることで地域活性化に役立ちたい」とあいさつしました。 けんしんは県内に51店舗あり箕輪支店が52店舗目で11月の開店を予定しています。
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「伴走型支援事業」支援事業者の紹介事例をHPに掲載
伊那商工会議所は、創業支援や補助金の活用などきめ細かな支援をする「伴走型支援事業」をより身近に活用してもらおうと、支援事業者の紹介事例をHPに掲載しました。 伴走型支援事業は、小規模事業者の課題解決に向けて事業者に寄り添った継続的な支援を行うもので、伊那商工会議所は今年度国からの認定を受けました。 伊那商工会議所では今年度、創業スクールや販路拡大の展示会の出展支援、経済動向調査などを実施しました。 今年度管内で伴走支援を行った事業所の中から7社を紹介事例としてHPに掲載しました。 HPには、課題解決に向けた取り組みや商工会議所経営指導員から受けた支援内容などを掲載しています。 伊那商工会議所では「今後、広くPRすることで伴走型支援事業の活用促進と地域活性化の推進を図っていきたい」と話していました。
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リニアの活用考えるシンポジウム 岸博幸教授講演
2027年に東京・名古屋間で開業予定のリニア中央新幹線の上伊那での活用について考えるシンポジウムが11日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。 シンポジウムでは、慶應義塾大学大学院の岸博幸教授が「リニア新幹線に向けた伊那谷の未来の作り方」と題して講演しました。 岸教授は、「リニア開通に向け上伊那をさらに良くするためには、地域住民や企業が正しい意識をもって取り組むことが必要です」と話していました。 このシンポジウムは、市町村や観光団体、信州大学などでつくるリニア中央新幹線の活用を考える上伊那地域連絡会が開いたものです。 会場には260人ほどが訪れ、話に耳を傾けていました。
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産業支援センターみのわ 4月開所
箕輪町は、町内で創業したい人を支援する「産業支援センターみのわ」を4月に開所します。 9日は箕輪町の職員らが施設を訪れ竣工検査をしました。 産業支援センターみのわは、旧産業会館を改修し、創業支援や産業振興の拠点として整備されました。 施設は、鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積は610平方メートルです。 「創業支援オフィス」が5部屋あり、町内で6か月以内に創業する人を対象に最長3年で貸し出します。 使用料は月額1万2100円から2万300円です。 町では、今月中に利用者の募集を始めます。 「コワーキングスペース」は、1人1日100円で使用できます。 2階には研修室や、商談スペースがあります。 産業支援センターみのわは、箕輪町が国の地方創生拠点整備交付金を活用して整備したもので、工事費は1億3千万円あまりです。 開所は4月2日で、本格的な利用開始は隣接する商工会館や駐車場の工事が終了する6月を予定しています。
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伊那飲食店組合 新春大会
伊那市と南箕輪村の飲食店で作る伊那飲食店組合の新春大会が7日、信州INAセミナーハウスで開かれました。 新春大会には、組合員や関係者など100人ほどが出席しました。 毎年新春大会を開いていて、組合員同士の交流を行っています。 和田 暮男組合長は、「飲食業界は厳しさが続き、大型飲食店に対抗するのは難しいが、事業主の努力で成り立っている。個人ではできないことも組合で取り組みたい」とあいさつしました。 伊那飲食店組合は、組合員280人ほどで組織しています。
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上伊那地域企業説明会
2019年3月に大学や短大を卒業する学生を対象にした企業説明会が、伊那市のいなっせで開かれ、地元企業72社が参加しました。 会場には地元上伊那の企業72社がブースを設け、学生が担当者から話を聞いていました。 来年3月に卒業する大学生や短大生、専門学校生を対象にした説明会です。 来年3月卒業の学生の求人公開の解禁日は4月1日、選考開始は6月1日となっています。 学生の参加人数は、男性119人女性58人の177人ほどで、去年の169人よりも微増しています。 参加企業72社の内訳は、建設業が8社、製造業が38社、運輸・郵便が2社、卸・小売業が8社、医療・福祉が6社、サービス業が4社、その他が6社となっています。 参加企業の数は去年より8社多く、過去10年でも最高だということです。 8日は、説明会の参加者を対象に新宿と名古屋から無料のバスも運行しました。新宿からは15人、名古屋からは4人が乗車しました。 8日は、上伊那地域の企業数社をバスで回るツアーも企画されていて、学生や保護者・36人が予約しています。
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支援組織広域連携で「ものづくり産業」充実へ
ものづくりの盛んな上伊那地域の企業を、広域的にサポートしてさらに発展させていこうと、企業を支援する団体の広域的組織「INAValley(イナバレー)産業支援ネットワーク」が6日、発足しました。 この日は、キックオフ会議が伊那合同庁舎で開かれ、行政や商工団体、金融機関などのおよそ30人が出席しました。 会議で上伊那地域振興局の堀田文雄局長は「ものづくり産業が基盤の地域。技術革新に対応できる柔軟で有益なネットワークにしていきたい」と話し、協力を呼びかけていました。 上伊那地域にはものづくり企業が多くあり、それぞれに支援組織はあるものの、その組織同士の関係性がないことから、今回、上伊那地域振興局の呼びかけのもと産業支援ネットワークが発足しました。 情報交換会を開いて地域の情勢や分野ごとのキーマンを探るほか、ある支援企業をモデルに課題解決の検討会を開くなど、企業の強みを伸ばし、弱みを的確に補える支援体制の構築を目指します。 ネットワークには上伊那地域の29団体が参加登録しています。 参加者は「上伊那地域の新たな産業発掘に期待ができる」「ものづくり産業発展のためのきっかけになる」と話していました。 上伊那地域振興局商工観光課の倉島浩課長は「地域企業の役に立てなくては意味がない。オール上伊那で情報を共有して企業をサポートしていきたい」と話していました。 新年度から本格的に取り組みをスタートさせる予定で、上伊那地域振興局では「ゆくゆくは新たな産業の創出にもつなげていきたい」としています。
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高遠城址公園さくら祭り インスタグラムキャンペーン
伊那市高遠町の高遠城址公園の今年のさくら祭り期間中に、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、インスタグラムに写真を投稿するとプレゼントが当たるキャンペーンが行われます。 7日は、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで、さくら祭り対策打合わせ会議が開かれ、今年の実施計画が示されました。 今年のさくら祭りでは、インスタグラムを使ったプレゼントキャンペーンが行われます。 「高遠の桜とハート」をテーマに撮影し、ハッシュタグ高遠城址公園をつけて投稿します。 条件は「ハートの形が入っていること」です。 このキャンペーンに合わせて、園内にはハート型のフレームが、4月5日から設置される予定です。 インスタグラムキャンペーンの投稿受付期間は、4月30日までです。 投稿者の中から抽選で宿泊券や食事券が当たります。 伊那市では「10代20代の女性を中心に多くの写真を投稿してもらい、高遠のPRに繋げたい」としています。 去年のさくら祭りの有料入園期間は、4月11日から29日までの19日間で、有料入園者数は前の年より約1万1,000人多い16万7,282人でした。
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箱根駅伝4連覇 青山学院大学の原監督が17日に講演
伊那商工会議所青年部は、箱根駅伝で4連覇を達成した青山学院大学陸上競技部の原晋監督の講演会を3月17日に伊那市内で開きます。 2日に青年部が記者会見を開き概要を説明しました。 原監督は長年低迷していた青山学院大学陸上競技部の監督に2004年に就任しました。サラリーマン時代に培った「チームづくり」や「人材の育成」のノウハウを活かし、チームを今年4年連続の箱根駅伝優勝へ導きました。 青年部では去年の夏に原監督へ講演を依頼したところ一度断られたという事ですが、再度年末に陸上競技部の東京の寮へ出向き自分たちで育てた米をお土産に持ってお願いに行ったという事です。 原晋監督の講演会は3月17日午後7時から伊那市西春近のくぬぎの杜で開かれ入場は無料です。 入場に必要な整理券の配布は3月9日(金)の午後7時から伊那商工会館で行われます。約300枚の限定でなくなり次第終了となります。
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(株)ミクロデントが上の原へ移転
岐阜県に本社を置くめっき処理事業の株式会社ミクロデントと伊那市は1日、土地売買の仮契約を結びました。 1日は岡本知彦社長らが用地を視察しました。 ミクロデントが取得するのは伊那市上の原の産業用地で敷地面積は約6,600平方メートル、取得額は1億1,300万円です。 ミクロデントは半導体に使われている部品などの表面処理を行っていて、事業拡大にともない南箕輪村から伊那市上の原に工場を移転します。 従業員は34人で新しい工場の操業にともない新たに7人ほどを雇用する計画です。 新しい工場は6月に着工、12月完成を目指していて来年1月から操業を始める計画です。
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1月求人倍率 1.84倍
上伊那の1月の月間有効求人倍率は1.84倍で去年12月より0.13ポイント下まわりました。 月間有効求人数は4、754人、月間有効求職者数は2、579人で1月の月間有効求人倍率は1.84倍でした。 県は1.70倍、全国は1.59倍で平成28年8月以降18か月連続で県と全国を上回っています。 県内12の地域のうち、上伊那は飯山の2.04倍についで2番目に高い倍率となっています。 雇用情勢についてハローワーク伊那では「引き続き堅調に推移している」として、コメントを据え置きました。 この春卒業予定の新規高卒者の就職内定率は92.7%となっています。 ハローワーク伊那では、引き続きまだ就職が決まっていない生徒に対して個別支援に取り組んでいくとしています。
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上農生が味噌ラベルを考案
上伊那農業高校の生徒有志は、南箕輪村の大芝高原味工房のみそのラベルを考案しました。 上農生が考案したのは、「おばちゃん味噌」の3つのデザインです。 味噌樽と手で作ったハートが描かれたデザインと、生産者の女性が描かれた2つのパターンのデザインの3種類です。 2月28日は、南箕輪村のフォレスト大芝で、高校生のプレゼンテーションが行われました。 上農高校の1年生から3年生までの有志5人が、去年8月から放課後や休日を使って検討をしてきました。 生徒たちは「おばちゃん味噌」を製造している味工房の会大豆班のメンバーに話を聞きながら検討を進めてきました。 発表を受け、大豆班のメンバーは、生徒たちが考案したラベルを使って試験的に販売していくことを決めました。 高校生は、幅広い世代に手に取ってもらえるようお土産用のミニサイズの味噌を販売してはどうかと提案をしていました。 3つのラベルの味噌は、大芝高原味工房がリニューアルオープンする4月20日から試験的に販売されます。 また、高校生が提案したミニサイズの味噌の販売も検討していくということです。
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伊那まつりテーマ「歩」 実行委員会が方針案を承認
勘太郎まつりから数えて、今年61回目となる伊那まつりのテーマを「歩(あゆむ)」とする方針案が27日、伊那まつり実行委員会で承認されました。 伊那市役所で実行委員会が開かれ、関係者およそ50人が出席しました。 去年60回の節目を迎えた伊那まつりから、みんなで新たなまつりを創造して一歩を踏み出そうと、テーマを「歩(あゆむ)」とする方針案が示され、承認されました。 また、去年から始まった「ドラゴン・ダンス・バトル」については、一過性のものにしないよう、継続する方向で検討を進めていくことで承認されました。 新しい実行委員長に選任された次期伊那市区長会長会の唐澤規夫会長は「訪れるすべての人に楽しんでもらえるまつりにできるよう、新たな気持ちで頑張りたい」とあいさつしました。 承認された方針案は、3月に予定されている伊那まつり委員会で決定されることになっています。 第61回伊那まつりは8月4日・5日に開催されます。
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観光資源として南ア活用 モニターツアー計画
登山者に人気の南アルプスを、観光資源として活用していこうと1年間調査を行ってきた「南アルプス観光魅力創出プロジェクト特別委員会」は来年度、地元住民を対象にした入笠山・鹿嶺高原と市街地を結ぶモニターツアーを実施します。 27日は今年度最後の委員会が伊那市の伊那商工会館で開かれ、委員などおよそ20人が出席しました。 プロジェクトを検討してきたのは、入笠山と鹿嶺高原を観光資源として活用しようと今年度発足した、伊那商工会議所の特別委員会です。 委員会では、来年度、地元住民を対象にした市街地と入笠山や鹿嶺高原を結んだモニターツアーや、現地の山小屋などと連動したイベントなどの企画を実施していく方針をまとめました。 栗原敦司委員長は「今年度はしっかり調査・研究を行ってきた。来年度は実行する年。そして3年目には企画が誘客につながればうれしい」と話していました。 この日は、専門家として鹿嶺高原にある雷鳥荘の管理人やホテル旅館組合、飲食店組合などの代表者も出席しました。 雷鳥荘の管理人で伊那市地域おこし協力隊の清水陽一さんは「訪れる観光客のほとんどが関東、東海からのお客さんで、地元からは少ない。まずは知ってもらうことが第一なので、連携して誘客できたらと思う」と話していました。 伊那商工会議所では、リニア開通を前に、地域資源を活かした観光を活性化させようと、4つのプロジェクト特別委員会を今年度から設置していて、南アルプス観光魅力創出プロジェクトもそのうちのひとつです。 この日は、長野経済研究所から、ターゲットを絞ってツアーを行った場合の経済効果が報告されました。 それによると、入笠山のトレッキングと市街地の観光スポットを楽しむ高齢者をターゲットにした1泊2日のツアーは3億5千万円。 鹿嶺高原でバーベキューやキャンプをして市街地を楽しむファミリー層や20代女性をターゲットにした1泊2日のツアーが5千3百万円だということです。 委員会では、地元住民に南アルプスの魅力を認知してもらうことから、観光資源としての価値を高めていきたいとしています。
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「伊那華のみそ娘」仕込み始まる
上伊那産の大豆と米麹で作るJA上伊那の特産味噌「伊那華のみそ娘」の仕込み作業が始まりました。 仕込み作業は伊那市東春近の農家の女性でつくる伊那華のみそ娘加工組合が行っていて今年で19年目となります。 雑菌の繁殖を防ぎ味噌をゆっくり発酵させて味に深みを出すために毎年この時期に寒仕込みを行っています。 原料には地元産の大豆と米麹を使い添加物は使っていません。 伊那華のみそ娘は伊那市のふるさと納税の返礼品となっているほか市内の保育園や小中学校の給食にも使われています。 今年は約10トンを仕込む計画で10月末まで寝かせ11月頃には店頭に並ぶということです。 伊那華のみそ娘は1パック900グラム入りで800円で販売されます。
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スノーフェスin伊那24日に開催
冬の花火やクイズイベントなどが楽しめるスノーフェスin伊那が24日土曜日に伊那スキーリゾートで開かれます。 15日に主催者の伊那商工会議所青年部と共催する株式会社伊那リゾートが記者会見を開き概要を説明しました。 スノーフェスは24日午後1時から午後6時30分まで伊那スキーリゾートで開かれます。 クイズイベントに参加し正解すると賞品が当たるくじ引きが引けるほか、かき氷の早食い競争で優勝すると景品をもらうことができます。 午後5時40分からは青年部によるたいまつ滑走が行われ、午後6時から花火が打ち上がります。 またスキーレッスンや立食パーティーで男女が思い出をつくる伊那コンも同時開催されます。
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南箕輪村 地元産のアカマツを使って親子がおもちゃ作り
地元産のアカマツを使っておもちゃを作るイベントが南箕輪村の大芝高原内で17日に開かれ訪れた親子が完成した車のおもちゃでゲームを楽しみました。 南箕輪村の地域おこし協力隊員の源平靖佳さんが初めて開いたイベントで、村内の親子4組9人が参加しました。 子ども達は、おもちゃ用に加工された木の部品を接着剤で組み合わせ好きな形の車を作りました。 大芝高原などを中心に村に多くあるアカマツに触れてもらい、村の資源を活かそうと初めて企画したものです。 アカマツは空気を蓄える機能が高く保温性がある事から床材として利用されるほか、柔らかすぎず固すぎない強度と肌触りが家具にも向いているという事です。 源平さんは協力隊員として観光分野を担当しています。大芝高原への誘客が主な活動で「地元の人にも魅力を知ってもらいたい」と話していました。 全員が車のおもちゃを完成させると、手作りのコートの上を走らせて点数を競うゲームを楽しんでいました。
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あるしん・三井住友海上 地方創生包括協定
アルプス中央信用金庫と三井住友海上火災保険は、地方創生に関する包括協定を16日結びました。 協定では、中小企業の経営力向上、災害時や海外進出などのリスク回避の支援をしていくとしています。 16日は伊那市のアルプス中央信用金庫本店で協定の締結式が行われました。 式ではアルプス中央信用金庫の大澤一郎理事長と、三井住友海上火災保険の青井康文常務執行役員が協定書を取り交わしました。 あるしんの大澤理事長は「三井住友海上のノウハウを活かし地域社会の発展に貢献したい。」と話していました。 また、三井住友海上の青井常務執行役員は「災害、環境、労務などあらゆるリスクを回避し、安全安心の経営環境を提供していきたい。」と話していました。 三井住友海上では去年から全国の信用金庫と同様の協定を結んでいて、あるしんとは6番目です。
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高遠城址の桜 全国桜名所で4位
民間の気象情報会社ウェザーニューズがまとめた国内の桜人気名所トップ10で、伊那市の高遠城址公園の桜が4位に入りました。 ウェザーニューズは、運営するウェブサイト「さくらCh.」に掲載している全国700か所の桜の名所の情報の中で、過去に最もアクセス数が多かったトップ10を発表しました。 1位は東京都の上野恩賜公園、2位は東京都の千鳥ヶ淵緑道、3位は東京都の目黒川沿いで、4位が伊那市高遠町の高遠城址公園となっています。 この発表を受けて伊那市では、「4位は全国の注目が高いことの表れです。残雪のアルプスと天下第一の桜、それに高遠そばなどを楽しんで頂ければと思います。全国から高遠に来て欲しいと願います」とコメントしています。
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南箕輪村 新技術・新製品開発に補助金
南箕輪村は、村内の中小企業を対象に、新技術・新製品の開発事業の補助金制度を、来年度から始めます。 13日に役場で南箕輪村議会全員協議会が開かれ、村から補助金について説明がありました。 対象となるのは、村内に事業所があり、1年以上事業を営む中小企業などです。 対象事業は、申請した年度内に事業が完了できるもので、国や県の補助金交付を受けていないものです。 補助金額は対象経費の2分の1以内で、50万円が上限です。 申請の期限は5月末までで、その後審査会で選定し、決定します。 村では、新分野への進出や新事業への展開を促し、競争力の強化と次世代を担う新産業の創出を高めたいとしています
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一般社団法人伊那法人会 初の賀詞交歓会
上伊那の製造業やサービス業などでつくる一般社団法人伊那法人会の、初めての賀詞交歓会が5日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 伊那法人会は、税に関する研修や要望活動、社会貢献事業を行う団体で、上伊那の企業1,750社が会員となっています。 会員同士交流を深めようと、今年初めて賀詞交歓会を開きました。 藤澤秀敬会長は「日本経済全体が良くなるには地方の中小企業の回復が必要だ。異なる業種、職種から集まるノウハウや知恵を役立てていきたい。」と挨拶しました。
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高遠のまちおこし アイディアを発表
伊那市高遠町の地域活性化に向けた取り組みを提案する、リノベーション高遠まちづくり塾のフォーラムが11日に開かれました。 この日は、高遠町総合福祉センターやますそでフォーラムが開かれ、地域住民などおよそ70人が集まりました。 まちおこしの様々なアイディアについて11人が発表し、このうち2011年に兵庫県神戸市から高遠に移り住んだ林亮さんは、現在準備を始めているビールでのまちおこしを提案しました。 林さんによると、長野県は、もともとビールに使われるホップの産地だったことから、いいものが採れる地域だということです。 林さんは「高遠ならおいしいビールが作れる。一連の作業を高遠で行うことで、利益を生む、地域が儲かる循環をつくりたい」と話していました。 リノベーション高遠まちづくり塾は、空家の活用法やまちのあり方を考え、まちづくりの意識を高めようと、去年7月に発足しました。 リノベーション高遠まちづくり塾の黒河内貴さんは「地域を元気にしようと活動している人は外から来た人の方が意外と多い。そういう人たちを支援するような活動もしていきたい」と話していました。 なお、まちづくり塾の今年度の活動には、県の元気づくり支援金が活用されています。
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伝統の高遠だるま市 福だるま求め賑わう
江戸時代から続くと言われる伊那市高遠町伝統の「だるま市」が11日、鉾持神社参道で行われ、福だるまを買い求める人で賑わいました。 鉾持神社の参道にはだるまや縁起物の露店商が並び、訪れた人たちが買い求めていました。 大きいものを買った人や、たくさん買った人には、景気づけの手締めが行われていました。 訪れた人たちは、家内安全や受験合格などを祈願して、気に入った大きさや色のだるまを買っていました。 孫が今年大学受験だという男性は「毎年来て赤いだるまを買っているが、今年は合格祈願に白いだるまを買いました」と話していました。 だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祭りに合わせて行われているもので、400年ほど続いていると言われています。
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女性限定面接会前に企業説明会
3月5日に開かれる女性限定の就職面接会を前に参加企業を対象にした説明会が、きょう伊那市のいなっせで開かれました。 5日は、企業の人事担当者30人ほどが出席し、注意点などについて説明を受けました。 女性対象の就職面接会は、長野県が4年まえから県内各地で行っていて、上伊那では去年から開かれています。 面接会には、子どもも一緒に参加することができ、採用担当者から直接話を聞くことができます。 去年は就職を希望する女性100人ほどが出席したということです。 女性限定の面接会は、3月5日(月)午前10時30分から、伊那市のいなっせで開かれます。 製造業やサービス業・医療・介護、保険事業者など28社が参加する予定です。 予約は不要で、簡易履歴書も会場に用意してあります。 長野県では、「出産・育児で仕事にブランクがあっても興味があったら参加してほしい。」と話していました。
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自動運転サービス実証実験 2月10日から
実験に使用されるバス(1月18日撮影) 国土交通省は、自動運転サービスの実証実験を伊那市長谷で来月10日から16日の日程で行うと発表しました。 スケジュールは、11日・12日、14日・15日は運転手が監視をしながら自動走行する実験が行われます。 道の駅「南アルプス長谷」から長谷総合支所までの往復5キロを1日4便が走行します。 また、13日には400メートルの区間で運転手不在の自動走行実験が行われます。 実験は20人乗りのバスで行い、乗客の他に農産物の集荷や商品の配達実験も合わせて行われる事になっています。
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景気は回復傾向もあと一歩
アルプス中央信用金庫は取引のある企業の今年の経営見通し特別調査を行いました。 上伊那の景気についてあるしんでは回復傾向にあるもののあと一歩としています。 調査は取引のある202社を対象に行われました。 このうち今年の日本の景気見通しについて「良い」と回答したのはおよそ30%、「悪い」は19%、普通が50%でした。 平成16年から始まった調査で「良い」が「悪い」を上回ったのは今回が初めてだということです。 一方自社については「良い」が18%、「悪い」が23%、「普通」が58%でした。 「良い」から「悪い」を引いたポイントはマイナス4.6で1年前のマイナス29.1ポイントから改善しています。 これらからアルプス中央信用金庫では上伊那地域の景気について回復傾向にはあるもののあと一歩としています。
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高校2年生対象 合同企業説明会
上下伊那9校の高校2年生を対象にした地元企業の合同説明会が、25日、伊那市のいなっせで開かれました。 説明会には、上伊那8校と下伊那1校の合わせて9校から高校2年生311人が参加しました。 合同説明会は、これまで、高校が会場でしたが、今回初めて、いなっせで開かれました。 高校生は、全体の説明を受けた後、各階に設けられた企業のブースを訪れ話を聞きました。 企業は19社が参加しました。 人事担当者が、画像などを使って自社製品や経営理念を紹介していました。 高校生は20分ずつ3社から説明を受けました。 伊那公共職業安定所によると、上伊那の今年3月卒業の高校生の11月末現在の就職内定率は、88%で、全県の87.6%と比べても高くなっています。 求人数は611人で前年の同じ時期に比べ84人多く、企業の高校生の採用意欲が高くなっているということです。 ハローワーク伊那では、就職希望者が卒業までに全員就職できるように個別指導などきめ細やかにサポートしていきたいとしています。