-
伊那まつり花火大会 今年も有料観覧席設置
伊那まつり実行委員会は、今年も、花火大会の有料観覧席を設けます。
観覧席のチケットの販売があすから始まります。
伊那まつり花火大会の有料観覧席は、東日本大震災の、復興に協力したいと、去年から始まりました。
伊那まつり実行委員会の中で、今年も復興支援を行う方針が確認されたため、今回も観覧席を設置することが決まりました。
観覧席は、全席自由の1席800円で、限定400席。売切れ次第終了です。設置場所は、伊那市役所庁舎西の天竜川沿いの駐車場です。
売り上げのうち、経費を除く全額が、東日本大震災の被災地に送られます。
観覧席のチケットは、あすから、伊那商工会議所と、タウンステーション伊那まちで販売されます。 -
次期森林税 検討スケジュール示す
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議が、4日、伊那合同庁舎で開かれ、県から次期森林税の検討スケジュール案が示されました。
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議は、県の森林づくり県民税のあり方について、外部の意見を取り入れようと行われています。
この日は、委員10名が出席し23年度の事業報告や、今年度の事業計画について協議しました。
森林税は、平成20年度から始まり、今年度が最終年度となります。
県では今後も、持続可能な森林づくりや林業の活性化に取り組んでいこうと、森林税の継続を検討しています。
県の担当者によると、これまでの里山の集約や間伐事業に加え、間伐材の搬出や、水源保全の観点からの森林整備についても、森林税を活用する事が検討されていという事です。
出席した委員からは、「今後も、切り捨て間伐についても森林税を活用できるよう、検討してほしい」、「松くい虫対策といった、地域ごと抱える課題に対して柔軟に対応してほしい」などの意見が出されていました。
次期森林税については、今月下旬に県が素案を公表し、その後、県内各地で説明会を実施し、9月県議会に条例案を提出する予定だという事です -
石室宿泊は今年で最後 西駒山荘ヘリで荷揚げ
7月14日からの営業にあわせて、28日、中央アルプスの西駒山荘にヘリコプターによる荷揚げが行われました。
28日は、伊那市横山の鳩吹公園から、標高2685メートルにある、西駒山荘にヘリによる荷揚げが行われました。
伊那市から山荘の経営を委託されている伊那市観光(株)の職員が作業にあたりました。
ヘリは、食料品や燃料など、2.5トンの荷物を5往復して山荘まで運びました。
西駒山荘は、1913年の中箕輪尋常高等小学校の集団登山の遭難を契機に、1915年に建設されたのが前身です。
来年は、遭難から100年、小屋は建設されてから98年を迎えます。
小屋の老朽化などにより、伊那市では来年度、建て替えを予定しています。
そのため、歴史的な価値の高い石室に宿泊できるのは今年が最後となります。
ここ数年の山荘の宿泊客は、平成20年が382人、21年が446人、平成22年は562人、平成23年が528人と増加傾向にあります。
伊那市観光では、石室に宿泊できる最後の年となることから、更に宿泊客が増え、例年より100人ほど多い、600人ほどの宿泊客を見込んでいます。
また、建替えに合わせて、西駒山荘管理人の宮下拓也さんが、桂小場の登山道入り口から山荘までを案内する企画も計画しています。
西駒山荘の営業は、7月14日から10月8日までを予定しています。 -
来春卒業予定の高校生 就職希望者大幅増
来春卒業予定の高校生の就職希望者数が去年より大幅に増えていることがわかりました。
ハローワーク伊那では、長引く不況が影響しているものと見ています。
ハローワーク伊那によりますと、来春卒業予定の高校生の就職希望者数が去年より大幅に増えているということです。
理由として、不況により大卒での就職が厳しい状況で、進学より地元での就職を希望する学生が増えていることをあげています。
それをうけ、ハローワーク伊那では企業に対し来春卒業予定の高校生に向けた求人の早期提出を呼びかけています。
また、5月の上伊那の月間有効求人倍率は0.6倍で、4月の0.61倍を0.01ポイント下回りました。
5月の新規求人数は1,005人で、4月の927人より78人増加し、新規求職者数は922人で4月の1100人より178人減少しました。
ハローワーク伊那では、「新規求人数は増えているが、上伊那の主力である製造業での正規採用が少ないため、依然として厳しい状況が続いている」としています -
信州機能性食品開発研究会 総会
信大農学部や県内の食品メーカーなどでつくる信州機能性食品開発研究会の総会が、27日、伊那市内で開かれ、今年度も引き続き、新たな機能性食品の開発と事業化のための研究会を開催していく事を確認しました。
信州機能性食品開発研究会は、県内41の企業と個人、信大農学部などで組織され、今年で発足10年になります。
研究会では、今年度4回の研究会を開催し初めて信大の工学部と繊維学部を交えた研究会を開く予定です。
この日はこの他、北海道医療大学名誉教授の西部三省さんが、機能性食品の効果などについて講演しました。
西部さんは、北海道に自生する植物エゾウコギは、ストレスを緩和し免疫力を上る効果があると説明し、「メーカーは、スポーツ選手をターゲットに売り出したが、風邪薬と一緒に飲む用法の方が需用があった」と話していました。 -
夏休み子ども定期券 今年も
伊那市は、公共交通の利用を促すための乗り放題定期券「夏休み子ども定期券」を、今年も発行します。
夏休み子ども定期券は、夏休み期間、子どもたちに公共交通機関を活用してもらおうと、去年から行われている事業です。
価格は、小学生券が500円、中学生券が1,000円で、南アルプス林道バスなどを除く、市内全てのバス路線が期間中乗り放題となるものです。
去年のチケット販売数は、小学生73枚、中学生112枚の、合わせて185枚と、利用者数は伸び悩みましたが、小さいうちから公共交通に慣れ親しんでもらい、利用促進を図りたいと、今年も事業の実施を決めました。
夏休み子ども定期券の利用期間は7月22日から8月26日までで、小中学校を通じて取りまとめ販売を行うほか、市役所・総合支所・バス事業者の営業窓口などで販売するということです。 -
ナイスロード沿いに大型スーパー出店
伊那市境のナイスロード沿いに岐阜県に本社を置くスーパーマーケット、株式会社バローが出店を計画していることが18日分りました。
市によりますと出店するのは、岐阜県に本社を置くスーパーマーケット、バローで計画地は、伊那市境のナイスロード沿いです。
これは18日伊那市役所で開かれた、伊那市議会経済建設委員会で明らかになったものです。
去年7月に伊那市がまとめた店舗面積1千平方メートル以上の新規出店を対象にした指導要綱制定後、初の大型店の出店となります。
今月13日に大規模小売店舗立地法と伊那市の新規出店指導要綱に基づく説明会を伊那市内で開催し住民およそ30人が参加したということです。
敷地はおよそ9千平方メートル、売り場面積は2千平方メートルで駐車台数は、159台となっています。
今年7月に工事を着工、完成は11月、開店は来年1月を予定していて県内では6店舗目となります。
バローでは地元雇用としてパートを60人採用するほか地元農産物の導入を計画しているということです。 -
第8回 伊那経営フォーラム
社団法人伊那青年会議所が主催する第8回伊那経営フォーラムが、16日、伊那文化会館で開かれました。
会場には、県内外から500人ほどが参加しました。
パネルディスカッションでは、上高井郡小布施町の枡一市村酒造場社長のセーラ・マリ・カミングスさんと、白鳥孝伊那市長、伊那食品工業会長の塚越寛さんが、「この地域が持つ最大の資源」と題して話をしました。
セーラさんは「気づいたときからでも遅くないので、大事だと思ったことはチャレンジして守る。70代から80代になった人、先輩達の素晴らしさが伝えられるように、20代の人と70代の人たちをつなげる必要がある」と話していました。
塚越さんは「自分達の地域の優れた景観は、毎日見ていると気付かないが、写真などを通して客観的にみるとよいところだと分かります。実際にそういう景色が毎年少なくなっている事は確か。前は素晴らしい景色だったと思って翌年行ってみると、倉庫ができていたり。それは自由だからいいのですけれど、できたら、景観的にどうかな、ということを考えながらやれるような市民が育てば、その市は美しい市になるんだろうと思うんです」と話していました。
白鳥市長は、「伊那に住んでいる人は、皆、自慢できるいい場所を持っている。そういった場所は、いき過ぎた開発があれば戻すとか、今ある良さを次の世代にきちんと伝えていくといったことを、市民全員が同じ思いでやっていくことが大切ですよね」と話していました。 -
箕輪町商工会 サマープレミアム商品券限定販売
箕輪町商工会は、1万円で1万千円分の買い物ができる総額1,100万円分のサマープレミアム商品券を17日、限定販売し、40分で完売となりました。
午前9時の販売開始を前に、早い人で2時間前の午前7時に並ぶなど、箕輪町商工会館前には長い列ができていました。
プレミアム商品券は、夏と冬の年2回毎年販売されています。
価格は1セット1万円で、一般商店89店で使用することができる券が4枚、大型店でも使用可能な共通券が7枚入っています。
1人5セットまでの販売のため、家族で訪れたという人も多くいました。
商品券は1000セット限定の販売で、40分で完売しました。
町商工会では「町内で買い物してもらい潤いと活気がでればうれしい」と話していました。
次回は、10月に予定しています。 -
伸和コントロールズ50周年記念コンサート
伊那市高遠町に長野事業所がある伸和コントロールズ株式会社が創業50周年を記念して、9日高遠美術館で記念コンサートを開きました。
会場には160人ほどが訪れ、弦楽5重奏やピアノが奏でるクラシックやオペラの曲を楽しみました。
伸和コントロールズ株式会社は神奈川県に本社があり、1962年に磁力の力によって開閉する電磁弁を製造する会社として設立されました。
1984年に旧高遠町に長野事業所を開設し、2005年にはしんわの丘ローズガーデンを寄贈、オープンしています。
今日行われたしんわの丘ローズガーデンのバラ祭りのオープニングにあわせて、無料のコンサートを企画したものです。
長野事業所副所長の鬼久保賢治さんは、「50周年が迎えられたのもひとえに地元の皆さんのご支援やご協力があったから。今日はお礼としてたくさんの人に無料でコンサートを楽しんでほしい」と話していました。 -
上伊那地域観光戦略会議
上伊那地域観光戦略会議が5日伊那市のいなっせで開かれ、今年度事業として、JR飯田線イベント列車ツアーを行うことを決めました。
ツアーは、県の地域発元気づくり支援金事業として上伊那観光連盟が行います。
箕輪町の赤そば祭りや、伊那市のみはらし祭りなどにあわせ臨時列車と臨時バスを運行し地域のイベントをPRする目的です。
臨時列車の運行にあわせて観光地もめぐるツアーを企画することで地域に人を呼び込み、飯田線の利用促進も図ります。
JRの駅から臨時バスを運行し、バスでイベント会場まで観光客を運び、誘客アップを狙います。
上伊那地域観光戦略会議は、県や市町村、公共交通機関などで組織していて、今年度はこのほかにポスピタリティーの研修やオフシーズン対策の検討なども行う計画です。 -
外国人観光客誘客・教育旅行誘致へ
伊那市観光協会の平成24年度総会が、7日に開かれ、新たな事業として外国人観光客の誘客や教育旅行の誘致を行なっていく計画が示され、承認されました。
この日は伊那市役所で総会が開かれ、会員およそ20人が集まりました。
総会では新年度事業として、外国人観光客の誘客、農業体験など地域資源を活かした教育旅行の誘致を行なっていく計画が示され、承認されました。
外国人観光客の誘客は、国内旅行者の減少や、外国人観光客が桜に高い関心を持っていることから、観桜期を中心にパンフレットなどでPRをする予定です。
また教育旅行については、県内の教育旅行訪問地として伊那市が全体の5%にとどまり、開拓の余地があるとして、農業体験や農家民泊を組み合わせたプランの作製や、県学習旅行誘致推進協議会伊那支部の設立などを計画していて、それぞれ100万円の予算が盛り込まれています。
伊那市観光協会会長の白鳥孝市長は「従来の観光に加えて、農業や教育も観光資源になる可能性がある。将来を見据え、観光が産業になるように取り組んでいきたい」と話していました。
伊那市観光協会ではこの他、新規事業として、「聖職の碑」の著者・新田次郎の生誕100年に合わせた映画の上映やトークショーなどを計画しています。 -
雑穀アマランサス入りのローメン 学校給食で提供
学校給食用に開発された、雑穀アマランサス入りのローメンが、6日、伊那市の春富中学校の給食で提供されました。
この日は、伊那地域アマランサス研究会のメンバーが春富中学校を訪れ、生徒と一緒にアマランサス入りのローメンを味わいました。
アマランサス・ローメンは、タンパク質、カルシウムなどを多く含むとされるアマランサスの実を粉にしたものが、麺に練りこまれています。
研究会のメンバーで、開発、製造を行った、伊那市高遠町の製麺業、(株)木曽屋社長の熊谷和寛さんによりますと、蒸し麺の香ばしさをそのまま残すために、普通の倍以上時間をかけて蒸し、歯ごたえのある食感に仕上げたという事です。
アマランサス・ローメンは、5日と6日の2日間で市内7つの小中学校の給食で提供されました。
研究会では、伊那の名物ローメンと、新しい地域食材のアマランサスを子供達に知ってもいらい、地域おこしにつなげていきたいとしています。 -
高遠城址公園さくら祭り反省会
今年度の高遠城址公園さくら祭りについての反省会が5日開かれ、有料化の時期などについての意見が相次ぎました。
反省会には、伊那市や観光協会、警察など関係者およそ40人が出席しました。
今年度のさくら祭りには、公園開きから散り終わりまでの期間におよそ22万8,000人が訪れました。
今回初めて有料入園を開花宣言の翌日からと定めたため、有料入園者数は17万4,729人と昭和58年の有料化以来6番目に少ない数となりました。
出席者からは、「市の経済状況や人件費などを考えても、開園日から入場料をもらうべき」「入場料をとって施設のリニューアルにあて、通年を通して観光客を呼べる公園整備を目指すべき」などの意見がだされました。
他に、「今年のように開花が遅れそうな時は、人の手を使って早く咲く木があってもいいのでは」などの意見もありました。
市では、こうした意見を基に来年度以降にいかしていきたいとしています。
5日はこの他、蓮華寺の境内にあるコヒガンザクラ7本が、檀家の要望により伐採されたことをうけ「桜は高遠全体のものという意識を共有していくべき」との意見もだされていました。 -
伊那バラまちフェスタ始まる
バラが咲き始めた伊那市の中心市街地で、3日からバラまちフェスタが始まりました。
伊那市山寺から西町までのおよそ1キロの中心市街地には、1,000鉢200種類のバラが並べられていて、現在3分咲きです。
見ごろは、遅咲きのものが咲きそろう来週以降になりそうです。
伊那バラまちフェスタは、伊那まちの再生やるじゃん会が花と音楽のまちづくりの一環で行っていて、今年で2年目です。
通りでは、買い物客らが足を止め、花をながめたり、写真を撮ったりしていました。
イベントの期間は、30日までで、初日の3日は、シャンソンコンサートや記念講演会などが開かれました。
午前中は、歌手の浜砂伴海さんがバラにちなんだシャンソンを歌いました。。
セントラルパークには、多くの人が訪れ、バラとシャンソンの共演を楽しんでいました。 -
第34回プロドライバー事故防止コンクール表彰伝達式
第34回プロドライバー事故防止コンクールの表彰伝達式が31日伊那市の伊那警察署で行われました。
第34回プロドライバー事故防止コンクールでは、伊那市の株式会社丸登運送伊那営業所と伊那市高遠町の高遠観光タクシー有限会社が優良賞を受賞しました。
プロドライバー事故防止コンクールは、交通事故の防止を目的に、長野県交通安全協会などが昭和53年から行っています。
伊那警察署の田中泰史署長は、「プロのドライバーが模範となって、市民へいい影響を与えてほしい」と話していました。
このほか、これまでに3回最優秀賞を受賞した伊那バス株式会社が特別賞を、伊那タクシー株式会社と有限会社白川タクシーが最優秀賞を受賞しています。 -
バラまちフェスタ前にバラのスイーツを販売
6月3日から、伊那市の中心市街地で「伊那バラまちフェスタ」が開かれます。
これに合わせ、市内の菓子店ではバラをモチーフにしたスイーツを、1日から販売しています。
バラのスイーツを販売しているのは、坂下の和菓子店菊花堂と、荒井の和洋菓子店菓子庵石川です。
1日は、タウンステーション伊那まちで商品の説明会が開かれました。
バラまちフェスタを盛り上げようと、伊那まちの再生やるじゃん会が企画を持ちかけました。
菊花堂が販売するのは、バラの形をあしらった「練切菓子」と「落雁」、紅白の生地にバラの烙印を押した「饅頭」の3品です。
どの商品にも原料にバラは使われておらず、見た目でバラの形をとりいれたということです。
菓子庵石川が販売するのは、バラの香りを混ぜたメレンゲの焼き菓子とゼリーです。
焼き菓子は、中のバタークリームに濃縮ペーストをラズベリー味のゼリーにはバラの香りを取り入れているということです。
商品は、バラまちフェスタ期間中の30日土曜日までの期間限定で、それぞれの店頭で販売されています。
伊那まちの再生やるじゃん会では、市街地の活性化の起爆剤になればうれしいと話していました。 -
ローメン新キャラ 6点発表
伊那ローメンズクラブは、新しいイメージキャラクターを募集しています。
寄せられた77作品から、1次選考を通過した6作品が発表されました。
伊那ローメンズクラブが創立15周年にあわせて、新しいイメージキャラクターを作ろうとデザインを募集していました。
ローメンズクラブの役員などで選考を行い市内外から寄せられた77作品の中から6点が選ばれました。
応募方法は、6月4日のローメンの日に、加盟店でローメンを食べ、用紙にシールを貼って投票します。
結果は、8月4日の伊那まつりで発表する予定です。 -
伊那広域シルバー人材 4年連続減収
公益社団法人・伊那広域シルバー人材センターの昨年度の契約金額は、前の年度より1400万円減のおよそ3億9800万円で、4年連続の減収となりました。
30日は、伊那市の伊那文化会館で総会が開かれました。
伊那広域シルバー人材センターは伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村の会員で構成されていて、平成23年度末現在で675人が活動しています。
ピーク時の平成19年度には、およそ5億円を超える契約がありましたが、平成20年のリーマンショック以来、4年連続の減収となっています。
今回の総会では、任期満了に伴う理事の改選が行われ、互選で伊那市の伊藤裕偉さんが新理事長に選ばれました。伊藤さんは、「会員の減少、契約の減少を食い止める事がこれからの課題。先進地の例を参考に独自事業を考えていきたい」と話していました。 -
上伊那4月の有効求人倍率県下最低水準
上伊那の4月の有効求人倍率は前の月を0.07ポイント下回る0.61倍で県内で最も低い数字となっています。
ハローワーク伊那の発表によりますと、4月の上伊那の有効求人倍率は0.61倍で、前の年の同じ月を0.05ポイント上回りました。
新規求人数は、927人で、前の年の同じ月を4.5%上回りました。
新規求職者数は1,100人で、前の年の同じ月を0.7%下回りました。
ハローワーク伊那では「有効求人倍率は県下最低で、伊那の主力である製造業が円高の影響で低迷していることが背景にある。雇用情勢は依然として厳しい状況が続いている」としています。 -
中心市街地で初夏の呑みあるき
前売り1,000円の道中手形で辰野から飯田までの12蔵のお酒が楽しめる第9回初夏の呑みあるきが25日伊那市の中心市街地で行われました。
小雨のあいにくの天候となりましたが、午後4時を過ぎるといなっせ北側広場には、続々と参加者が集まってきました。
前売り1,000円、当日1,500円の道中手形を購入すると伊那谷12蔵のお酒やビールなどを味わうことができる恒例のイベントです。
参加者の中には、女性の姿も多く見られました。
きき酒のコーナーでは、参加者が銘柄当てに挑戦していました。
会場は、いなっせ北側広場とセントラルパーク周辺で、道中手形とおちょこを手に通り町を移動する姿が目立ち、賑わいを見せていました。 -
ルビコン(株)創業60年で地域貢献
伊那市西箕輪に本社を置く電子部品メーカー・ルビコン株式会社は、創業60年を記念して、伊那市に100万円を、地域の学校にはプロジェクターを贈りました。
25日は、ルビコンの創業者・登内 英夫会長と勝山修一社長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に、100万円と記念時計を寄贈しました。
ルビコンは1952年4月に、日本電解製作所として、8人の従業員でスタートしました。
主に、アルミ電解コンデンサの開発・製造などを行っています。
創業から、60年を経て、現在は、国内外を合わせると、工場は14か所、販売拠点は、22拠点、グループ全体の従業員数は、3000人と、地域を代表する企業となっています。
60年を記念して、地域に貢献したいと今回寄付を行いました。
白鳥市長は「大変ありがたい。大切に使いたい」と感謝していました。 -
アグリイノベーション推進機構
農業を基本に新たな産業を作り出す「アグリイノベーション」。この新たな取り組みについて産学官が連携する、伊那谷アグリイノベーション推進機構の設立準備会が23日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。
準備会には、信大農学部や上伊那と下伊那地域の企業、行政機関の関係者およそ40人が出席しました。
伊那谷アグリイノベーション推進機構は、信大農学部で行っている研究を活用し、産学官が連携して産業の開発や発展を目指します。
これは、信大農学部の持つ薬やバイオエネルギーといった付加価値のある研究を新たな産業につなげようというものです。
設立準備会の会長には、伊那テクノバレー地域センターの向山孝一会長が選ばれました。
副会長には、信州大学農学部の中村宗一郎学部長が選ばれ、中村副会長は、伊那谷アグリイノベーション構想30年ビジョンについて話をしました。
中村副会長は、「リニア開通による人の流れや、新たな大学の構想など、伊那谷には、学術研究推進としとしての可能性がある」と話し、「30年後、伊那谷のブランド化」を目指したいと話していました。
伊那谷アグリイノベーション推進機構は来年春の設立を目指しています。 -
伊那プレミアム商品券7月1日発売
伊那商工会議所と伊那市商工会、JA上伊那は、10%のプレミアムがついた総額2億円のプレミアム商品券を、7月1日に発売します。
今回、発売されるのは、1000円券11枚つづりが1万円のプレミアム商品券です。
プレミアム率は10%で、一人の購入限度額は10万円です。
伊那商工会議所と、伊那市商工会、JA上伊那が発行するもので、平成21年の5月と12月に発行されて以来となり、今回で3度目です。
17日は、伊那商工会議所の向山公人会頭・伊那市商工会の森本光洋会長・JA上伊那の春日州一専務理事が、商品券発売に関する記者会見を開きました。
プレミアム商品券の総額は2億円で、商工会議所の会員事業所やAコープなど、市内の参加店舗で活用できます。
プレミアム分の2千万円は、伊那市からの補助金1380万円を当てるほか、商工会議所や参加店舗が負担します。
なお、今回の事業費の中から、50万円を、伊那市富県の児童養護施設たかずやの里に寄付するとしています。
プレミアム商品券の発売は、7月1日、午前9時からで、売切れ次第終了となります。
販売場所は、伊那商工会館や伊那市商工会本所、JA上伊那本所など6か所となっています。 -
南箕輪村商工会 新会長に堀正秋さん
任期満了に伴う南箕輪村商工会の役員改選が、16日行われ、新しい会長に、久保の(株)堀建設社長、堀正秋さんが選任されました。
この日開かれた南箕輪村商工会の通常総会で役員改選が行われました。
新しい会長に久保の(株)堀建設社長、堀正秋さんが選ばれました。
新任の挨拶で堀さんは「経済が低迷する中、村や関係者の指導を頂きながら、商工会と地域の発展のために努力していきたい」と話していました。
任期は、3年間で平成27年度の通常総会までとなっています。 -
リニア 延伸工事現場をマスコミに公開
JR東海は、山梨リニア実験線の延伸工事が行なわれている現場を14日、報道機関に公開しました。
JR東海は、現在およそ18キロの山梨リニア実験線を42キロに延ばす工事を行なっています。
14日は、東京よりのこの場所、山梨県上野原市の工事現場を公開しました。
この場所は、平成22年の12月にも公開されていました。
リニアの路線では、トンネル以外の場所を「明かり区間」と呼びます。
大半の明かり区間は、フードで覆われます。
フードは、コンクリート製で厚さは20センチ。
雪や風除け、騒音の低減、セキュリティーを考慮して設置されるものです。
この日は、トンネルの内部も公開されました。
実験線の延伸工事部分には、トンネルが10箇所ありますが、そのすべてが今年3月までに貫通しています。
トンネル内部の高さは8メートル、幅は12.6メートルで今年の夏には土木工事を終え、電気工事に移行し、ガイドウェイと呼ばれる電磁石の設置が行なわれる予定です。
延伸工事は、来年完了する計画で、走行試験も再開される予定です。 -
就職戦線 依然として厳しく
来春大学や短大などを卒業する学生を対象にしたふるさと就職面接会が、11日伊那市のいなっせで開かれました。
参加した企業の求人数は、全体で50人減となっていて、相変わらず厳しい就職戦線となっています。
11日参加した事業所の数は、43社、求人件数は、102件でほぼ去年並みの状況ですが、求人数は、187人と、去年に比べ51人少なくなっています。
卸・小売業で大幅な減となりました。
主力の製造業は、参加企業数、求人数とも去年とほぼ変わらず、円高などにより依然として厳しい状況がうかがえます。
職種別では、技術職・専門職は、去年並みの43件、73人ですが、事務・営業・販売は、去年の133人から73人とほぼ半減していて、文系学生にとっては、特に厳しい状況です。
第2回目のふるさと就職面接会は、8月24日に開かれる予定です。 -
(株)サカイヤが50周年で記念誌
伊那市に工場をおく自動車や電化製品のパネルなどを製造している(株)サカイヤは、創立50周年を迎え記念誌を作りました。
26日は、伊那工場長の金澤 幸宣さんが、伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に記念誌を届けました。
(株)サカイヤは、埼玉県に本社があり、自動車のメーターや電化製品のパネルなどのプラスチック製品を製造しています。
伊那工場が進出したのは、24年前です。
去年、創立50周年を迎えましたが、東日本大震災の影響で式典などの開催は控えました。その代わりとして、記念誌を作りました。
記念誌には、これまでの会社の変遷や、製造している商品の紹介などが載せられています。
白鳥孝市長は、「これからもますます大きく発展してもらえればありがたい」と話していました。
なお、記念誌は、従業員や取引先などに配ったということです。 -
求人倍率0.68倍 県下最低水準
3月の上伊那の月間有効求人倍率は、0.68倍で、2月から0.04ポイント上昇しましたが、依然として県下最低水準です。
ハローワーク伊那の発表によりますと、3月の上伊那の月間有効求人倍率は0.68倍で、2月の0.64倍を0.04ポイント上まわりました。
しかし県平均は0.81倍で上伊那地域は、県下最低水準となっています。
企業の新規求人数は、全体では、2月を下回ったものの建設業、製造業、医療・福祉分野で上回り1,143人でした。
一方、新規求職者数は920人で、2月の1,007人から87人減りました。
なお、高卒者の内定状況は、98.2パーセントで平成22年度末を0.5ポイント上回りました。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は、依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる。」と話しています。 -
「桜+4つの目玉」一定の効果
伊那市の高遠城址公園のさくら祭期間中の観光客の滞在時間を伸ばす取り組み「桜プラス4つの目玉」の取り組みが一定の成果を挙げていることが分かりました。
桜+4つの目玉は、観光客の高遠での滞在時間を伸ばし、地元の利益が少しでも上がるようにと、今年から始まった取り組みです。
4つの目玉とは、信州高遠美術館で開かれている片岡鶴太郎展、高遠歴史博物館で開かれている「日露戦争の記憶展」、今年1月に公開された映画、ALWAYS三丁目の夕日のロケ地となった旧馬島家住宅、高遠そばの4つです。
高遠美術館の片岡鶴太郎展は、昨日現在、1万5千人ほどが来場していて、高遠美術館の来場者は、去年の5500人から3倍に増え、歴史博物館も、去年の7900人から、1万1700人と倍増しました。
馬島家住宅の来場者は、横ばいだったということです。
白鳥市長は、「大きく伸びた取り組みもあり、成果があった。伸びたところ、伸びなかったところ、それぞれの理由を分析して、来シーズンにつなげたい」と話していました。