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プレイハウスつみき5月1日開所
障害のある子どもたちが放課後に演劇やダンスを楽しむプレイハウスつみきが来月1日にオープンします。
プレイハウスつみきは箕輪町木下の住宅地にある建物を改修したもので放課後などに障害のある子どもたちが演劇やダンスの練習をすることができます。
17日は箕輪町の木下公民館で開所式が行われました。
代表の井口萌さんは「私も20年ほど演劇に携わり人生がいいものになりました。
その体験をいろんな人に伝えていきたいです。」とあいさつしました。
井口さんはこれまでにも障害者の自立を支援する活動を行っていました。
開所式では活動を紹介する映像も流されました。
プレイハウスつみきでは演劇やダンスをすることにより障害のある子どもたちのコミュニケーション能力向上などを目指します。
来月1日オープンのプレイハウスつみきは障害のある小学生から高校生までを対象に体験受付中で主に平日の放課後利用できます。 -
上伊那圏域 感染警戒レベル4に
長野県は、感染が拡大しつつあり、特に警戒が必要な状態だとして、上伊那圏域の感染警戒レベルを4に引き上げ、「新型コロナウイルス特別警報Ⅰ」を13日発出しました。
上伊那地域がレベル4に引き上げられるのは初めてです。
長野県の発表によりますと、上伊那圏域で直近一週間の新規陽性者が28人、人口10万人当たりで15.59人となっています。
これは県の基準でレベル4に引き上げる目安に該当しています。
また複数の集団感染が認められ「感染が拡大しつつあり特に警戒が必要な状態」だとして、「新型コロナウイルス特別警報Ⅰ」を発出しました。
県ではこれに伴い、住民に●会食の必要がある場合は万全の対策をとる●ガイドラインに従っていない飲食店の利用を控えるなどの協力を要請しました。
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箕輪と南箕輪 コロナワクチン接種準備進む
箕輪町と南箕輪村では、高齢者向けの新型コロナウイルスのワクチン接種が、今月の中旬から行われるのを前に、クーポンの発送や予約を受け付けるコールセンターの開設などの準備が進んでいます。
南箕輪村では来週、高齢者向けのワクチンが初めて国から届き、21日から65歳以上の高齢者を対象に村内5つの医療機関で先行接種を始める予定です。
役場では7日ワクチン接種の無料クーポン券の発送準備が行われました。
村内の高齢者3900人が対象で、今週中に2,100人分を来週中に1,800人分を発送する予定です。
ワクチン接種は予約制となっていて、クーポン券が届いた人は、コールセンターに電話をかけ予約をするという事です。
コールセンターは、土日、祝日を除く午前9時から午後5時まで予約を受け付けています。
■南箕輪村ワクチン接種コールセンター 電話:98-8230(土日祝日をのぞく 午前9時~午後5時)
箕輪町でも19日から町内の9つの医療機関で個別接種が始まり、27日には集団接種が行われる予定です。
町では、2月に高齢者を対象にワクチン接種の意向調査を行い、接種を希望すると回答した人の中から630人を対象に19日から先行接種を行います。
町ではワクチン接種の予約に対応するコールセンターを保健センターの一室に設置しました。
コールセンターには、予約の確認やクーポン券の発送に関する問い合わせが来ているという事です。
■箕輪町新型コロナワクチン接種 予約専用電話 電話:79-3190(土日祝日をのぞく 午前9時~午後5時)
長野県によりますと、高齢者向けのワクチン接種は「モデルケース」と位置づけられる箕輪町や南箕輪村を含む23市町村にワクチンが先行して配送され、その後、ほかの市町村にも順次届く見通しだという事です。
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モバイルクリニック 4月から本格運用
伊那市が取り組んでいる日本初となる医師の乗らない移動診療車「モバイルクリニック」の本格運用が4月から始まります。
30日は白鳥孝市長や医療関係者が参加し記者会見が開かれました。
モバイルクリニック事業の2年間の実証実験が終わり、来年度から本格サービスが始まります。
モバイルクリニックは看護師をのせた移動診療車が患者の家に向かい、車内でテレビ電話を通じて医師の診療を受けることができるものです。
実証実験の診療は去年6月から市内6か所の医療機関が参加し行われました。
利用した患者は32人、オンライン診療の実施件数は延べ97件でした。
ほかに、薬局とつなぐオンラインでの服薬指導も行われ、件数は延べ2件でした。
伊那市では今後、参加する病院や薬局を増やしていきたいとしています。
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伊那ゆいま~る 新施設完成
伊那市中央に移転新築が進められていた障害者の生活介護や就労支援などを行う事業所「伊那ゆいま~る」の新しい施設が完成しました。
施設は、伊那警察署南側の旧上伊那農業高校のグラウンドに建てられました。
29日は、引っ越し作業が行われました。
伊那ゆいま~るは、旧事務所があった山寺の福祉まちづくりセンターの建て替えに伴い移転新築したものです。
新しい施設には、就労継続支援のための作業室が4部屋と生活介護室があり、これまでよりもスペースが広くなりました。
他に浴室が2つに増えた他、プライバシーに配慮した個室の相談室が設置されました。
またグループホームを運営するほっと上伊那の事務所も入ります。
土地の購入と建物の建設にかかった費用は合わせて2億8,000万円となっています。
引っ越し作業は31日までで、5月22日土曜日には移転開所式が行われる予定です。 -
生協総合ケアセンターみのわの開所セレモニー
箕輪町在住で医療ケアが必要な人が利用することができる生協総合ケアセンターみのわの開所セレモニーが22日行われました。
22日は箕輪町の生協総合ケアセンターみのわで上伊那医療生活協同組合の小林伸陽理事長と箕輪町の白鳥政徳町長らが出席し、開所セレモニーが行われました。
生協総合ケアセンターみのわは箕輪町の委託事業で、上伊那医療生活協同組合が運営します。
建物は鉄骨造の2階建てで延床面積は745平方メートルです。
看護小規模多機能型居宅介護事業所やデイサービス施設など介護・福祉の拠点となります。
看護小規模多機能型居宅介護事業所「看多機ふうりん」はデイサービス、ヘルパー、訪問介護、宿泊が可能になっています。
介護Ⅰ以上に認定された人で箕輪町在住の人が利用することができます。
登録定員は29人で現在4人が利用しているということです。
「デイサービスつむぎ」は上伊那生協病院の敷地内から生協総合ケアセンターみのわに移設されました。
定員18人がサービスを受けられるということです。
この他に、センター2階には訪問看護ステーションなど4つの事業所も入っています。
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コロナ対策に 花の収益金を町に寄付
箕輪町の箕輪南小学校の3年生は、新型コロナウイルス感染防止対策に役立ててもらおうと、2万2千円とシトラスリボン110個を17日箕輪町に寄付しました。
17日は箕輪町役場の中村克寛総務課長が箕輪南小を訪れ、寄付金とシトラスリボンを受け取りました。
箕輪南小の3年生は、総合学習で花の栽培に取り組んでいます。
去年7月の参観日で、アスターやマリーゴールドなどを販売し、およそ2万3千円の売り上げがありました。
子ども達は、このお金をコロナで困っている人たちに役立ててもらおうと、寄付する事にしました。
新型コロナ感染症に対する偏見や差別の防止の意思を示すシトラスリボンの事を知り、多くの人に身につけてもらおうと、クラス全員で作った110個を寄付金と共に渡しました。
中村課長は「1日も早く、コロナが収まるよう、ワクチン接種やPCR検査の補助などに使わせて頂きます。」と話していました。
箕輪南小の3年生が作ったシトラスリボンは、役場の玄関ロビーに置かれ、だれでも持ち帰る事ができるという事です。
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災害対応特殊救急車3台更新配備
上伊那広域消防本部は救急自動車3台を更新し、管内3つの消防署に配備します。
8日は伊那市の上伊那広域消防本部で入魂式が行われました。
整備費は総額およそ8200万円で、患者監視装置など最新式の医療機器を導入しています。
車両は伊那、辰野、伊南南署にそれぞれ1台ずつ配備されるということです。
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デイサービス・訪問・宿泊サービス一体化で提供
要介護状態となった人が可能な限り自宅で生活が行えるよう支援する看護小規模多機能型居宅介護事業所が伊那市の若宮団地内に22日に開所します。
12日は「看護小規模多機能わかみや」で内覧会が開かれました。
新たにオープンする「看多機わかみや」はデイサービスや訪問看護、宿泊のサービスを一体化して提供する施設で、可能な限り自宅で日常生活を送れるよう支援します。
上伊那医療生活協同組合が運営するもので建物は木造平屋建てで、延床面積は348平方メートルです。
通所の定員は一日あたり12人、宿泊は4人までとなっています。
壁紙やカーテンなどは抗ウイルスのもので、身体に優しいものを使用していると言う事です。
看多機わかみやの内覧会は13日も開かれ、開所は22日の予定です。
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境社協が市社協に寄付
伊那市境区の境社会福祉協議会は、コロナ禍での生活困窮者支援に役立ててもらおうと、伊那市社会福祉協議会に寄付金7万5,000円を11日、贈りました。
この日は、境社協の薮田清和会長と池上覚衛事務局長が市社協を訪れ、篠田貞行会長に寄付金を手渡しました。
境社協によりますと、普段、敬老会や日帰り旅行などの活動を行っているということですが、今年度は新型コロナの影響で実施ができなかったということです。
そんな中、活動費を有効活用してもらおうと、寄付することを決めました。
篠田会長は、「寄付を頂きありがたい。有効活用させていただきます」と感謝していました。
市社協では、寄付金は、コロナ禍での生活困窮者への支援に充てるということです。 -
西春南小 ふくじゅ園に寄付
伊那市の西春近南小学校の4年生と5年生は、学校近くのデイサービスセンター春富ふくじゅ園にフリーマーケットの売上金1万5千円や手作りのうちわなどをこのほど寄付しました。
この日は5年生6人が春富ふくじゅ園を訪れ、職員に寄付金などを手渡しました。
5年生は、総合学習で「人のために何かしたい」と考え、フリーマーケットを開き、その売上金を寄付する事にしました。
フリーマーケットは、全校児童に呼びかけ家庭から食器や衣類を集めました。
去年の10月と11月に学校で開催し、その売上金1万5千円を寄付しました。
この他に、食事などで外したマスクを入れておくことができる、手作りのポーチも一緒に贈りました。
4年生は、畑で作った野菜をスタンプしたうちわ20本を作りました。
うちわには、児童がキャンプなど思い出の絵を描き、メッセージも添えられています。
例年、西春近南小の児童は、春富ふくじゅ園を訪れ交流を行っていますが、今年度は新型コロナの影響でできていないという事です。
春富ふくじゅ園では「コロナがおさまり、早く子供たちと顔をあわせて交流を行いたいです」と話していました。
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シルバー人材センター 伊那市へ寄付
伊那広域シルバー人材センターの伊那地区は12日、伊那市に2万4千146円を寄付しました。
2月12日は、伊那地区の竹村守地区委員長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に寄付金を手渡しました。
シルバー人材センターでは、毎年11月に開かれる各地区の懇談会に合わせて支え合い募金を行っていて、集まったお金は市町村に寄付をしています。
伊那地区では2万4千146円が集まり、全額を伊那市に寄付しました。
竹村さんは「今年はコロナで仕事が減り例年より少なくなりますが、地域の高齢者福祉に役立てて下さい」と話していました。
白鳥市長は「大変ありがたい、感謝します」と話していました。
伊那広域シルバー人材センターには、辰野町から伊那市までの293人が会員となっています。
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中病にワクチン到着
医療従事者を対象に今月から優先接種が行われる新型コロナワクチンが5日、伊那市の伊那中央病院に到着しました。
ワクチンは午前9時過ぎに伊那中央病院に到着し院内に運び込まれました。
病院の医師や看護師など975人分1回の接種ができる量です。
厳重に梱包されマイナス70度以下に冷凍保存され運ばれてきたワクチンが、マイナス75度前後で保管できる超低温冷凍庫に入れられました。
伊那中央病院では、新型コロナの対応にあたる医師や看護師が15日から接種を始め、1日85人が12日間接種をする計画です。
8日には、シミュレーションを兼ねて院長や副院長らが先行接種を行うということです。
医療従事者を対象にした優先接種を行うこのワクチンは、伊那中央病院を含め県内の16の医療機関に今週と来週に分けて届く予定です。
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中病に新型コロナワクチン注射器到着
伊那市の伊那中央病院で、新型コロナウイルスワクチン接種に向けた準備が進められています。
厚生労働省が、県内8か所の病院に向けて発送した、ワクチン接種に使う注射器と注射針です。
3日、伊那中央病院に届きました。
ワクチン本体は、5日に届くことになっていて、保管する冷凍庫は氷点下75度に設定し、受け入れ態勢を整えています。
届いた注射器と注射針は、病院職員975人分で、ワクチン接種は15日から、12日間かけて行われることになっています。
ワクチンは1本の瓶から5人分確保することができ、解凍後生理用食塩水で薄めて使用するということです。
病院によりますと、8日には幹部職員を対象にした先行接種が行われることになっていて、本番で想定される、1日あたり85人の接種が可能かどうかをシミュレーションするということです。
なお、伊那市、箕輪町、南箕輪村では、ワクチン接種に向けた事業費を来年度当初予算案などに盛り込み、準備を進めています。 -
要配慮者支援研修会
伊那市社会福祉協議会は、災害発生時における障害者や高齢者などの支援や、配慮が必要な人の避難行動について理解を深める研修会を、伊那市の防災コミュニティセンターで2月18日に、開きました。
この日は、市内でデイサービスなどを行っている福祉事業者8人が参加しました。
講師を務めたのは、国の機関で防災に関する科学技術の研究を行っている、防災科学研究所の松川杏寧さんです。
松川さんは、2018年7月に起きた西日本豪雨について、「岡山県倉敷市真備町では死者51人のうち42人が避難行動に支援が必要な人だった」と説明し、多くの死者が出た根本的な原因として、平常時の福祉と緊急時の防災の取り組みが分断されていると話しました。
松川さんによりますと、災害時に逃げ遅れる人を出さないために、特に避難行動に支援が必要な人には、障害者や高齢者の情報を持つ福祉の分野と、防災・危機管理の分野、両者の連携が重要だと話していました。
研修会は、福祉事業者を対象に、災害時に配慮が必要な人へ適切な支援ができるよう、理解を深めるため市社会福祉協議会が初めて開いたものです。
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社会貢献であじさいの会を顕彰
長年にわたり福祉施設で奉仕活動を行ってきた伊那市御園の住民有志あじさいの会が伊那ロータリー顕彰を受賞しました。
18日、伊那市の御園地域交流センターで顕彰会が開かれ、あじさいの会の北原利子代表と下平しげ子さんが出席しました。
あじさいの会は伊那市御園の住民を中心とした女性12人で活動していて多機能型就労施設ゆめわーくなどで20年以上にわたり施設の草取りや窓ふき、洗濯などを行っています。
伊那ロータリークラブの藤澤洋二会長は「労を惜しまず献身的に施設の美化活動などを行ってきたことに敬意を表します。」とあいさつしました。
あじさいの会代表の北原さんは「コロナの影響で施設に行くことができないが、終息後に利用者の人たちと交流できることを楽しみにしています。」と話していました。
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障害のある子どもたちの表現の場 開所へ
伊那市の井口萌さんは、障害のある子どもたちが演劇やダンスなどの表現を楽しめる放課後等デイサービス「プレイハウスつみき」の開所に向け準備を進めています。
箕輪町木下の拠点となる建物で井口さんらが改装作業をしていました。
井口さんは、高校卒業後、東京の劇団が運営する学校に通い、2007年から2019年まで障害者の自立生活をサポートする辰野町のNPO法人に勤めていました。
井口さんは、障害のある子どもたちと演劇を楽しむ機会を作りたいと、「プレイハウスつみき」を開設することにしました。
去年12月に運営会社を設立し、木下の一軒家を借り開所に向け準備を進めています。
障害のある小学生から高校生までが対象で、年に1か2回発表をする予定です。
プレイハウスつみきは5月からの開所を予定しています。
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ソロプチミスト伊那 車椅子寄贈
女性の奉仕活動団体「国際ソロプチミスト伊那」は12日車椅子を伊那中央病院に寄贈しました。
12日国際ソロプチミスト伊那の神山 民江会長らが伊那中央病院を訪れ、本郷 一博院長に車椅子を寄贈しました。
国際ソロプチミストは女性の地位向上などを目的に活動する奉仕団体です。
車椅子は、体格が大きめの人でも使うことができる大型のもの2台で、およそ8万円です。
毎年車椅子を寄贈していて今年で10年目になります。
神山会長は「病院に通院している人に対して有効活用していただきたい。」と話していました。
車椅子は外来に置いて、移動などに使われるということです。
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伊那市男と女ネットワーク協議会 社協に古布寄付
伊那市男と女ネットワーク協議会は5日ボランティア活動で集めた古布を伊那市社会福祉協議会に寄贈しました。
この日は伊那市男と女ネットワーク協議会の飯島信子会長らが伊那市福祉まちづくりセンターふれあい~なを訪れ、古布を贈りました。
飯島会長らは1年間かけて回収した古布や未使用タオルなどを各施設に配りやすいように紐で結んでいました。
古布は63.8キロ分で、今年は新型コロナウイルスの影響で去年に比べて半分の量になっているということです。
飯島会長は、「少しでも施設に入っている人の力になりたい」と話していました。
古布は市内の障害者・高齢者施設で使われるということです。
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医療従事者にローメンを無償で提供
伊那ローメンズクラブはコロナ禍で働く伊那中央病院の医療従事者やその家族に7日ローメンを無償で提供しました。
伊那中央病院の建物裏側にテントが張られクラブのメンバー約10人が手際よくローメンを作っていました。
中病の医療従事者やその家族が列を作り出来立てのローメンを受け取っていました。
コロナ禍で働く人やそれを支える家族に喜んでもらおうと行われたもので1,400食が用意されました。
白鳥孝伊那市長も応援に駆け付けパックに入ったローメンを手渡していました。
中病では患者への感染リスクを避けるため家族以外との会食が禁止されているということです。
提供されたローメンは出勤の人たちはお昼に食べ、休みの人たちは持ち帰り各家庭で味わったということです。
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伊那ロータリークラブ 社協に冷蔵庫寄贈
伊那ロータリークラブは1月25日冷蔵庫と冷凍庫それぞれ一台を伊那市社会福祉協議会に贈りました。
この日は伊那ロータリークラブの藤澤洋二会長らが伊那市福祉まちづくりセンターふれあい~なを訪れました。
新型コロナウイルスの影響で生活が苦しくなっている人への食料支援を行っている伊那市社会福祉協議会に冷蔵庫と冷凍庫を贈りました。
冷蔵庫は容量が500Lでおよそ14万円、冷凍庫は319Lでおよそ7万円です。
藤澤会長は、「新型コロナウイルスの影響で食料支援を行っている伊那市社会福祉協議会を少しでも支援したい。頑張っている姿を応援したい。」と話していました。
冷蔵庫と冷凍庫は食料の保存などに使われるということです。
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伊那市国保運営協議会 国保税「据え置き差し支えない」答申
伊那市国民健康保険運営協議会は28日、令和3年度の伊那市国民保険税の税率を据え置くよう白鳥孝市長に答申しました。協議会の黒河内文江副会長は、白鳥市長に令和3年度の国保税について諮問通り税率を据え置くよう答申しました。
伊那市の被保険者が納める国保税の総額は、およそ12億円で新型コロナの影響により今年度と比べ9千万円あまり減少すると見込まれています。
白鳥市長は答申を参考に予算に反映させたいとしています。 -
箕輪町防災講演会 収録形式で
箕輪町セーフコミュニティ推進協議会は、令和元年の台風19号で被害を受けた長野市長沼地区の住民を招き防災講演会を16日に町内で開きました。
新型コロナ感染防止のため、観客は入れず映像収録の形で行われました。
講演会では令和元年の台風19号で千曲川の堤防が決壊し被害を受けた長野市長沼地区で、発災当時住民自治協議会の会長として対応にあたった柳見澤宏さんが話をしました。
柳見澤さんは、当時の状況や対応に当たった際の反省などについて話しました。
箕輪町セーフコミュニティ推進協議会は毎年この防災講演会を開いていて、新型コロナ感染防止のため観客は入れず収録のみ行いました。
映像は今後動画配信サイトYouTubeに掲載される他、DVDにして箕輪町内の地区役員などに配布される予定です。
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高校生に温かい朝食を
箕輪町の地域住民や上伊那医療生協、高校生などでつくる「木下に新しい居場所をつくろう実行委員会」は、高校生に温かい朝食を食べてもらおうと手作りおにぎりを無料配布する「朝こども食堂」を木ノ下駅前で行っています。
27日の午前7時40分ごろのJR飯田線の木ノ下駅です。
実行委員会のメンバーが、朝握ったおにぎりを持ち寄り、集まっていました。
おにぎりは全部で60個用意され、メッセージカードが添えられています。
電車が到着すると、メンバーらは、高校生に言葉をかけながらおにぎりを渡していました。
実行委員会は木下の空き店舗を利用し、地域住民や高校生が安心してすごせる「まちの駅ふじや」を去年9月にオープンしました。
ふじやでは月1回放課後こども食堂を行っていて、その中で家で朝食を食べない高校生が多いことを知り、おにぎりを配布する事にしました。
用意した60個は、15分ほどですべて配り終えました。
朝こども食堂は毎月第2・第4水曜日の午前7時45分から行われています。
会ではおにぎりを包むのりと、具材の寄付を呼び掛けています。
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伊那市が子育て支援センターに木製テーブルを設置
伊那市は長野県森林づくり県民税活用事業の補助金を利用し、伊那市産材の木製テーブル5台を購入しました。
25日に西箕輪子育て支援センターに木製テーブル1台が設置されました。
木製テーブルは伊那市が購入したもので、市内5か所の子育て支援センター全てにそれぞれ1台設置されます。
この木製テーブルは伊那市西春近の唐木木工所の唐木眞澄さんが作ったもので、幅が90センチ、高さが25センチです。
角を丸く加工して、子供が遊ぶのに使いやすい大きさにしたということです。
テーブルは伊那市産材が使われていて、天板がアカマツで、脚の部分はブナの木でできています。
今後は積み木などのおもちゃで遊ぶときに使用するということです。
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伊那市 国保税「据え置き」諮問
伊那市国民健康保険運営協議会が22日開かれ、令和3年度の伊那市国民保険税の税率を現行どおり据え置きとする案をまとめました。
協議会では冒頭、白鳥孝市長が協議会の宮原英幸会長に令和3年度の国保税の税率について「現行通り据え置き」とする案を諮問しました。
令和3年度の伊那市の被保険者が納める国保税の総額は約12億円と新型コロナの影響により今年度と比べ9千万円あまり減少すると見込まれます。
一方歳出では、高齢化や医療費の高額化により県に納付する負担金は16億円と今年度より5千万円増加するとみられます。
伊那市では国保に加入している高齢者や低所得者、自営業者の新型コロナへの影響を配慮し、来年度は一般会計や基金から今年度より2億4千万円多い、7億4千万円あまりを繰り入れ、税率を維持していくとしています。
委員からは来年度以降に備え、基金を積み増しするよう求める意見が出されました。
昨夜の協議会では諮問通り国保税の税率を現行通り据え置くとする案をまとめ、28日に答申する予定です。
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南箕輪村消防団出初式
南箕輪村消防団の出初式が17日、村民センターで行われ、団員らが地域防災への決意を新たにしていました。
式には、各分団の正副分団長や赤十字奉仕団の団員などおよそ60人が参加しました。
新型コロナウイルスの影響で今年は規模を縮小し、式典のみ行われました。
唐木一直村長は、「災害時に村民の人命や財産を守る中核的な存在となっている。引き続き体制を強化しながら活動に励んでもらいたい」と式辞を述べました。
海沼敬雄団長は「消火活動だけでなく、人命の救助活動などにもより一層力を入れてほしい」と訓示しました。
またこの日は、活動に尽力した団員らの表彰も行われ、村消防団を代表して出浦雄太副本部長と、赤十字奉仕団を代表して原敏子分団長に表彰状が手渡されました。
去年、南箕輪村では建物火災や林野火災など4件の火災が発生しています。
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中小企業対象 こころの健康研修会
中小企業を対象にした、従業員のこころの健康について学ぶ研修会が伊那市役所で15日に開かれました。
研修会では、医師や労働基準監督署の担当者から周囲の人が行えるサポートや国の支援体制について話を聞きました。
このうち、長野県立こころの医療センター駒ヶ根の鵜澤正寛医師は「こころの不調への気づき」について話をしました。
鵜澤さんは「心が不調な人は、イライラする口数が減るなどなど様々なサインを出している。特に睡眠不足や眠りが浅いなどの場合はうつになりやすいので注意が必要だ」と話していました。
伊那市では2019年に自殺対策計画を策定していて研修会はその一環で開かれたものです。
きょうは、市内中小企業14社からおよそ20人が参加しました。
伊那市によりますと、去年令和2年の自殺者数は、新型コロナウイルスの影響もあり、全国的に増加傾向にあるという事です。
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弥生から「ありがとうプロジェクト」
リサイクル業者や産業廃棄物処理業者などが中古品を集めて海外の子どもたちの支援に役立てる「ありがとうプロジェクト」。
25日は、伊那弥生ケ丘高校の生徒たちが不要品を贈りました。
伊那弥生ケ丘高校の玄関口には、全校生徒からおもちゃや洋服など600キロほどが集まりました。
2年生の探究の学習で、ありがとうプロジェクトを選択した生徒たちが呼びかけたものです。
プロジェクトは、伊那市のリサイクル業リサイクルマートnew伊那店と、南箕輪村の産業廃棄物処理業・有限会社丸中産業、東京都の輸出業・株式会社鈴可が行っています。
使える文房具などは、カンボジアの学校に送られ、中古品はタイの店舗で商品として販売し売り上げの一部を教育支援に役立てます。
高校生たちは、何度も往復して、集まった不要品を運んでいました。
今年は新型コロナの影響で、海外への支援が困難な状況で、国内の災害被災地支援などに活用しているということです。
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小さな親切運動上伊那支部 車椅子23台寄贈
「小さな親切運動」上伊那支部は、設立25周年を記念し、上伊那8市町村の社会福祉協議会に車いすあわせて23台を23日寄贈しました。
このうち伊那市社会福祉協議会には、小さな親切運動上伊那支部の馬渕務支部長が訪れ、森田英和事務局長に車いす5台を渡しました。
「小さな親切運動」は、「できる親切はみんなでしよう、それが社会の習慣となるように」を目標に、昭和38年から活動している全国規模の組織です。
上伊那支部は平成7年に設立されました。
今年は25周年記念事業として上伊那の8市町村の全ての社協にあわせて23台を贈りました。
伊那市社協に寄贈された車椅子は、運営する高齢者や障害者施設で利用するとしています。