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ワクチン打ち手確保で研修
新型コロナウイルス感染症のワクチン打ち手確保のための研修会が24日伊那市の防災コミュニティセンターで開かれました。
研修会は長野県看護協会が開いたもので休職中の看護師など21人が参加しました。
研修会では安全にワクチンを接種するための注意点や手順などについて話がありました。
長野県看護協会の講師は「ワクチンは壊れやすいので強く振らないように」
「接種後は痛みがあるので、利き腕と反対の腕に打つようにしてください。」などと話していました。
研修を受けた人たちは自治体からの要請があれば各会場で新型コロナのワクチン接種にあたります。
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伊那中央病院の医師ら派遣で新型コロナワクチン接種
伊那中央病院は伊那市の新型コロナワクチンの集団接種会場に19日から医師と看護師を派遣しています。
19日は伊那市のロジテックアリーナで65歳以上の高齢者向けの新型コロナワクチン集団接種が行われました。
204人の接種が行われ、派遣された伊那中央病院の医師3人と看護師8人は午前中の接種を担当しました。
医師は訪れた人たちの健康状態を一人ずつ確認していました。
ワクチン接種は看護師が行いました。
集団接種は市内の開業医や看護師が接種を行っていますが、通常診療もあり負担が大きくなっているため、伊那中央病院に協力を依頼したということです。
伊那中央病院では伊那市のほかに病院を運営する伊那中央行政組合を構成する箕輪町、南箕輪村の集団接種にも医師と看護師を派遣していくということです。
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夏休みの子ども食堂へ フードドライブ
伊那商工会議所女性会は、夏休み期間中に開かれる子ども食堂の為の食品を集めるフードバンクの取り組みをきょうから始めました。
18日は伊那商工会議所女性会の池上道子会長などがフードバンク事業について市内で記者会見を開きました。
女性会では、伊那市が行っている子ども支援事業に協力し、家庭などで廃棄する食品を集め、子ども食堂に寄付します。
今回は特に、給食が無くなる夏休みに食事に困る子どもを助けようというねらいです。
集める食品は、常温で保存でき、賞味期限が9月21日以降まであるものです
主にカレーのルーや缶詰、玉ねぎやジャガイモといった野菜です。
開封済のものや、日本語表記の無いものは受付できないと言う事です。
商工会議所の会員企業は伊那商工会議所に持ち込み、一般は、伊那市役所か伊那市社会福祉協議会への持ち込みとなっています。
期間は7月19日までで、集まった食品は、市内の子ども食堂に提供されることになっています。
伊那市によりますと、市内で子ども食堂や子どもの居場所づくりをしている団体は、13あると言う事です。
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伊那市とニシザワ見守りに関する協定
移動スーパーとくし丸を運行する伊那市の株式会社ニシザワと伊那市は、地域の高齢者の安否確認などに関する協定を結びました。
18日は、市役所で調印式が行われ株式会社ニシザワの荒木康雄 社長と白鳥孝市長が協定書を取り交わしました。
ニシザワは、買い物弱者を支援する取り組みとして移動スーパーとくし丸を運行しています。
伊那市では2017年に高遠・長谷地区で運行をはじめ、今月24日に市内全域となります。
運行先で高齢者の異変に気付いた際は行政機関に通報します。
地域見守りネットワーク事業は、市と民間事業所が連携して、社会と接点が少ない人や支援が必要な人たちと会う機会を増やすことで孤独死などの防止につなげるものです。
ニシザワでは、去年箕輪町と南箕輪村でも見守り協定を締結しています。
伊那市によりますと、見守り協定を結んだ事業所は株式会社ニシザワが55例目だということです。
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伊那市 要支援者「個別避難計画」策定へ
伊那市の白鳥孝市長は、災害発生時に、避難の支援が必要な高齢者や障がい者など一人ひとりの避難行動をまとめた「個別避難計画」を策定していく考えをしめしました。
これは、16日に開かれた伊那市議会の一般質問の中で白鳥市長が議員の質問に対して答えたものです。
個別避難計画は、災害時において支援が必要な人の避難行動について確認し、一人ひとりの状況に応じて作成されます。
白鳥市長は「対象者の絞り込みを行い、要支援者毎に支援を行う人などの情報を整理し、市の関係機関や、地域との連携を図っていきたい」と答え「災害の危険度の高い地域から検討を進めていく」との考えを示しました。
また、在宅医療機器を使用する重度の障がい者支援について「災害などの緊急時に対応できるよう個別支援を行っていきたい。災害や停電に備え発電機の補助を検討したい」と話していました。
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高校生へおにぎり無料配布 再開
箕輪町の地域住民や箕輪進修高校の生徒などでつくる「木下に新しい居場所をつくろう実行委員会」は、上伊那地域の新型コロナの感染警戒レベルが引き下げられた事を受け、1か月ぶりにおにぎりの無料配布を再開しました。
午前7時47分JR飯田線の木ノ下駅に駒ヶ根方面行の電車が到着すると、地域住民らが高校生に声をかけ手作りのおにぎり80個とフェイスタオル80枚を手渡していました。
タオルは県内で生活困窮者の支援を行う「NPO法人ホットライン信州」が企業から譲り受けたもので、おにぎりと一緒に配布する事にしました。
おにぎりの無料配布は、上伊那地域の新型コロナ感染拡大に伴い先月19日以降は中止していましたが、警戒レベルが引き下げられたことから1か月ぶりに再開しました。
実行委員会では夏休み期間中は、高校生に加え、小学生や中学生への支援を行っていきたいとしています。
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市職員がワクチンネット予約を代行
伊那市の65歳以上の高齢者の新型コロナワクチン接種の予約が15日から再開しました。
伊那市では15日と16日の2日間、インターネットの予約の代行を市役所などで行っています。
15日午前9時から伊那市の65歳以上の高齢者のワクチン接種予約が再開しました。
それに伴い、市ではインターネットでの予約代行を職員が無料で15日と16日の2日間行っています。
会場となっている伊那市役所では、市民が予約に訪れていました。
インターネット予約の代行は、あす午前9時から午後5時まで、市役所、総合支所、各支所、福祉まちづくりセンターで行います。
なお、ワクチン接種予約は電話でも受け付けています。
(電話0570-026-580)
伊那市の65歳以上の高齢者はおよそ2万1,000人で、今回は前回予約が取れなかったおよそ1万人が対象です。
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火災訓練に合わせて地域貢献
箕輪町消防団第五分団は13日、火災訓練に合わせて用水路を清掃する地域貢献活動を行いました。
箕輪町福与の福与グラウンド前で道路下の用水路にたまった土を、放水した水の圧力で取り除いていました。
この地域貢献活動は消防団の放水や伝達訓練を兼ねて行われたものです。
道路の下を通る用水路は約7メートルで、たまった土を取り除くことができないため水の出が悪く地元の農家を困らせていたということです。
消防団は貯水タンクからホースをつなぎ水圧を徐々に上げていました。
農家は水圧により押し出された土を取り除き、地元消防団の活動に感謝していました。
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コロナワクチン集団接種 中病が医師派遣
南箕輪村が今月下旬から予定している新型コロナワクチンの集団接種で、伊那中央病院から医師と看護師の派遣を受け実施していく計画です
これは9日開かれた村議会で藤城栄文村長が議員の質問に答えたものです。
藤城村長は今月下旬から予定している集団接種では、伊那中央病院から医師と看護師の派遣を受け実施していくと答えました。医師などの人数は現在調整中だという事です。
なお中央病院によりますと、伊那市や箕輪町にも医師や看護師を派遣する予定で、伊那市は19日から、箕輪町は調整中だという事です。
また村では64歳以下のワクチン接種について、7月1日から基礎疾患のある人を対象に自己申告の受付を始めるという事です。
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アドヴァンスがアクセス通りを美しくしよう会に安全ベスト贈呈
建設資材の製造販売を行う伊那市の株式会社アドヴァンス長野事業所は、御園の住民有志でつくるアクセス通りを美しくしよう会に作業時に着用する安全ベスト20着を5日贈呈しました。
5日はアドヴァンスの沖村隆部長がアクセス道路沿のポケットパークを訪れ、御子柴茂明会長に安全ベストを手渡しました。
アドヴァンスは県の信州のふるさとの道ふれあい事業・アダプトシステムのサポーターとなっています。
サポーターとなった2013年からアクセス通りを美しくしよう会を継続的に支援していて、これまでに安全ベスト80着や花の苗などを贈っています。
沖村さんは「事故に気を付け、末永くアクセス道路の環境を守って下さい」と話していました。
御子柴会長は「安全に気を付け毎月の作業に励んでいきたい」と感謝していました。
県内でアダプトサポーターに登録している企業は、アドヴァンスを含め22社だという事です。 -
伊那中央RCが社協に12万円寄付 生活困窮者支援に
伊那中央ロータリークラブは、新型コロナによる生活困窮者を支援しようと、伊那市社会福祉協議会に12万円を7日に贈りました。
7日は、伊那中央ロータリークラブの藤澤健二会長ら4人が福祉まちづくりセンターを訪れ、篠田貞行会長に目録を手渡しました。
クラブでは、国連が定めた持続可能な生活目標「SDGs」に向けた取り組みとして、今期「奉仕プロジェクト委員会」を立ち上げました。
委員会の活動として、生活困窮者を支援しようと、今期から10年間、継続的に取り組んでいくことが決まりました。
その1つとして、今回12万円を市社協に贈ったものです。
篠田会長は、「趣旨に沿うよう有効に使っていきたいです」と話していました。 -
伊那市 コロナワクチン高齢者集団接種
伊那市は65歳以上の高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの集団接種を26日からロジテックアリーナで始めました。
26日はロジテックアリーナで市内の開業医5人が65歳以上の高齢者150人接種を行いました。
訪れた人たちは、受付をすますと、医師が健康状態を確認し、その後、別の部屋で接種を受けていました。
伊那市の65歳以上の高齢者はおよそ21,000人です。
市ではこのうち、半数の1万人の予約を受け付け、集団接種が3千人、かかりつけ医などでの個別接種が7千人となっています。
集団・個別とも6月13日までに1回目の接種を終える計画で、接種日から3週間後に2回目を行う計画です。
ワクチン接種を受けたあと30分待機し帰宅していました。
伊那市では国が示す、7月末までに高齢者のワクチン接種を終えたいとしていて、残りの1万人については、6月中に予約時期を示したいとしています。
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県が飲食店勤務者に無料で検査
県は、伊那市・箕輪町・南箕輪村・駒ヶ根市・宮田村の5市町村の飲食店従業員の希望者を対象に無料でPCR検査を行うことを昨日発表しました。
検査は27日・28日・31日・6月1日の4日間行われます。
検査は希望日前日の正午までに予約が必要です。
申し込みは店舗がある市町村で受け付けています。
症状がない人が対象で、県では症状がある人はかかりつけ医や伊那保健所へ相談するよう呼びかけています。
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福祉施設に寄贈の手話ダンスDVDを制作
箕輪町の住民有志でつくるみのわ手話ダンスの会は、福祉施設の利用者に活用してもらおうと手話ダンスのDVDを制作しました。
DVDは新型コロナの影響で高齢者施設などを訪問することができない、みのわ手話ダンスの会が箕輪町社会福祉協議会の協力により制作したもので歌謡曲に合わせた手話ダンス6曲分が収録されています。
8日は指導員の大槻一子さんと会長の原やす子さん、事務局の小池喜志子さんが完成したDVDを確認していました。
みのわ手話ダンスの会は発足22年目で現在10人ほどで活動しています。町内をはじめ近隣の福祉施設を訪問し交流していましたが新型コロナの影響で訪れる機会が失われているということです。
みのわ手話ダンスの会ではDVDを町内7つの福祉施設に寄贈するということです。
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新しい伊那市福祉まちづくりセンター利用開始
伊那市山寺に新たに完成した福祉まちづくりセンター「ふれあい~な」の開所式が6日に行われました。
新しい福祉まちづくりセンターは、これまでの施設が老朽化したことから、伊那市が10億円かけて古い施設と同じ敷地内に新築しました。
開所式には、市役所の福祉相談課と市社会福祉協議会の職員が出席しました。
白鳥孝市長は、「様々な社会的弱者に寄り添い一緒に生きていく拠点が完成した。その核となりしっかりと動かしていってほしい」と訓示しました。
新しい施設は、1階の自動ドアを入ってすぐに総合受付があり、向かって右手に市福祉相談課が、左手に市社会福祉協議会の窓口があります。
プライバシーが確保できる相談場所がそれぞれ4か所あるほか、個室の相談室も設けられています。
これまで、市役所と福祉まちづくりセンターの2か所で、それぞれに対応していましたが、機能が1か所に集約されました。
また、3階には伊那公証役場も入り、成年後見人等の相談もワンストップで行えるようになりました。
6日はさっそく、ボランティア団体が引っ越しを行っていました。
文字を音声にして視覚障害者に伝える活動を行っているこだまの会です。メンバーは、新しい施設を確認していました。
1階には、多目的スペースもあり誰もが利用することができます。
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母の日にちなみ中病看護師に花と菓子贈呈
伊那市西町の南信花園と荒井の菓子庵石川は、母の日にちなみ新型コロナの対応に追われる伊那中央病院の看護師を応援しようと「花と菓子」を28日寄贈しました。
28日は、南信花園の桜井宣明社長と、菓子庵石川の石川信頼社長が中央病院を訪れ、本郷一博院長と小池松美看護部長に花と菓子を渡しました。
南信花園と石川では母の日にあわせ3年前からコラボ商品を販売しています。
今回は新型コロナのワクチン接種が始まる中、母の日にちなんで、看護師を応援する事にしました。
花はカーネーションを中心に50本のアレンジメントを、菓子はクッキーの詰め合わせ10缶などです。
中央病院では贈られた花をしばらくの間、玄関ホールに飾るという事です。
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春の褒章 黄綬褒章 熊谷健さん
春の褒章受章者が28日発表され伊那ケーブルテレビ放送エリア内から2人が受章しました。
伊那市山寺の熊谷健さんは、司法書士としての長年の功績がたたえられ黄綬褒章を受章しました。
1984年市内に司法書士事務所を開業し、2011年から4年間、長野県司法書士会の会長を務めました。
会長任期中は東日本大震災や県北部地震の被災地で相談などの支援活動を行ってきたということです。
また、南箕輪村中込で食生活改善推進委員を務める六波羅弘美さんが緑綬褒章を受章しました。
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箕輪町で新型コロナワクチン集団接種
新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種のモデル自治体に選ばれている箕輪町で、集団接種のモデルケース分の接種が27日行われ、スタッフが対応を確認していました。
27日は町保健センターで集団接種が行われ、モデルケース分として65歳以上の20人が接種を受けました。
箕輪町役場の職員などが務めるスタッフが受付や接種などの流れを確認していました。
問診は保健師や看護師が対応します。
接種時には、スタッフが一人ずつ案内していました。
箕輪町は、本格接種が始まる前にワクチンが配分される県のモデルケースに選ばれています。
箕輪町は、「時間より早く到着した人が多く居る場合、待合室での密を避けて実施していきたい」などと話していました。
5月10日から本格的に集団接種が始まる計画で、一日に45人から90人の接種を予定しています。
19日からは医療機関での個別接種が行われていて、今日までにおよそ500人が1回目の接種を済ませたということです。
なお、同じくモデルケースに指定されている南箕輪村でも21日から75歳以上の高齢者の個別接種が行われていて、きのうまでに85人が接種を受けたということです。
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子ども食堂運営で意見交換
伊那市内で子ども食堂を運営する団体と伊那市の意見交換会が22日市役所で開かれました。
意見交換会は同じ課題に取り組む団体が集まることで互いに情報を共有し今後の運営に役立てようと開かれたもので12の団体が出席しました。
冒頭のみ公開された意見交換会では団体から「食材を安定的に確保できるようにしてもらいたい。」といった要望のほか、調理道具をそろえるための費用やボランティアへの謝礼について補助を求める声が上がったということです。
伊那市では今回の要望を受けどんな形で支援できるか検討していくことにしています。
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プレイハウスつみき5月1日開所
障害のある子どもたちが放課後に演劇やダンスを楽しむプレイハウスつみきが来月1日にオープンします。
プレイハウスつみきは箕輪町木下の住宅地にある建物を改修したもので放課後などに障害のある子どもたちが演劇やダンスの練習をすることができます。
17日は箕輪町の木下公民館で開所式が行われました。
代表の井口萌さんは「私も20年ほど演劇に携わり人生がいいものになりました。
その体験をいろんな人に伝えていきたいです。」とあいさつしました。
井口さんはこれまでにも障害者の自立を支援する活動を行っていました。
開所式では活動を紹介する映像も流されました。
プレイハウスつみきでは演劇やダンスをすることにより障害のある子どもたちのコミュニケーション能力向上などを目指します。
来月1日オープンのプレイハウスつみきは障害のある小学生から高校生までを対象に体験受付中で主に平日の放課後利用できます。 -
上伊那圏域 感染警戒レベル4に
長野県は、感染が拡大しつつあり、特に警戒が必要な状態だとして、上伊那圏域の感染警戒レベルを4に引き上げ、「新型コロナウイルス特別警報Ⅰ」を13日発出しました。
上伊那地域がレベル4に引き上げられるのは初めてです。
長野県の発表によりますと、上伊那圏域で直近一週間の新規陽性者が28人、人口10万人当たりで15.59人となっています。
これは県の基準でレベル4に引き上げる目安に該当しています。
また複数の集団感染が認められ「感染が拡大しつつあり特に警戒が必要な状態」だとして、「新型コロナウイルス特別警報Ⅰ」を発出しました。
県ではこれに伴い、住民に●会食の必要がある場合は万全の対策をとる●ガイドラインに従っていない飲食店の利用を控えるなどの協力を要請しました。
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箕輪と南箕輪 コロナワクチン接種準備進む
箕輪町と南箕輪村では、高齢者向けの新型コロナウイルスのワクチン接種が、今月の中旬から行われるのを前に、クーポンの発送や予約を受け付けるコールセンターの開設などの準備が進んでいます。
南箕輪村では来週、高齢者向けのワクチンが初めて国から届き、21日から65歳以上の高齢者を対象に村内5つの医療機関で先行接種を始める予定です。
役場では7日ワクチン接種の無料クーポン券の発送準備が行われました。
村内の高齢者3900人が対象で、今週中に2,100人分を来週中に1,800人分を発送する予定です。
ワクチン接種は予約制となっていて、クーポン券が届いた人は、コールセンターに電話をかけ予約をするという事です。
コールセンターは、土日、祝日を除く午前9時から午後5時まで予約を受け付けています。
■南箕輪村ワクチン接種コールセンター 電話:98-8230(土日祝日をのぞく 午前9時~午後5時)
箕輪町でも19日から町内の9つの医療機関で個別接種が始まり、27日には集団接種が行われる予定です。
町では、2月に高齢者を対象にワクチン接種の意向調査を行い、接種を希望すると回答した人の中から630人を対象に19日から先行接種を行います。
町ではワクチン接種の予約に対応するコールセンターを保健センターの一室に設置しました。
コールセンターには、予約の確認やクーポン券の発送に関する問い合わせが来ているという事です。
■箕輪町新型コロナワクチン接種 予約専用電話 電話:79-3190(土日祝日をのぞく 午前9時~午後5時)
長野県によりますと、高齢者向けのワクチン接種は「モデルケース」と位置づけられる箕輪町や南箕輪村を含む23市町村にワクチンが先行して配送され、その後、ほかの市町村にも順次届く見通しだという事です。
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モバイルクリニック 4月から本格運用
伊那市が取り組んでいる日本初となる医師の乗らない移動診療車「モバイルクリニック」の本格運用が4月から始まります。
30日は白鳥孝市長や医療関係者が参加し記者会見が開かれました。
モバイルクリニック事業の2年間の実証実験が終わり、来年度から本格サービスが始まります。
モバイルクリニックは看護師をのせた移動診療車が患者の家に向かい、車内でテレビ電話を通じて医師の診療を受けることができるものです。
実証実験の診療は去年6月から市内6か所の医療機関が参加し行われました。
利用した患者は32人、オンライン診療の実施件数は延べ97件でした。
ほかに、薬局とつなぐオンラインでの服薬指導も行われ、件数は延べ2件でした。
伊那市では今後、参加する病院や薬局を増やしていきたいとしています。
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伊那ゆいま~る 新施設完成
伊那市中央に移転新築が進められていた障害者の生活介護や就労支援などを行う事業所「伊那ゆいま~る」の新しい施設が完成しました。
施設は、伊那警察署南側の旧上伊那農業高校のグラウンドに建てられました。
29日は、引っ越し作業が行われました。
伊那ゆいま~るは、旧事務所があった山寺の福祉まちづくりセンターの建て替えに伴い移転新築したものです。
新しい施設には、就労継続支援のための作業室が4部屋と生活介護室があり、これまでよりもスペースが広くなりました。
他に浴室が2つに増えた他、プライバシーに配慮した個室の相談室が設置されました。
またグループホームを運営するほっと上伊那の事務所も入ります。
土地の購入と建物の建設にかかった費用は合わせて2億8,000万円となっています。
引っ越し作業は31日までで、5月22日土曜日には移転開所式が行われる予定です。 -
生協総合ケアセンターみのわの開所セレモニー
箕輪町在住で医療ケアが必要な人が利用することができる生協総合ケアセンターみのわの開所セレモニーが22日行われました。
22日は箕輪町の生協総合ケアセンターみのわで上伊那医療生活協同組合の小林伸陽理事長と箕輪町の白鳥政徳町長らが出席し、開所セレモニーが行われました。
生協総合ケアセンターみのわは箕輪町の委託事業で、上伊那医療生活協同組合が運営します。
建物は鉄骨造の2階建てで延床面積は745平方メートルです。
看護小規模多機能型居宅介護事業所やデイサービス施設など介護・福祉の拠点となります。
看護小規模多機能型居宅介護事業所「看多機ふうりん」はデイサービス、ヘルパー、訪問介護、宿泊が可能になっています。
介護Ⅰ以上に認定された人で箕輪町在住の人が利用することができます。
登録定員は29人で現在4人が利用しているということです。
「デイサービスつむぎ」は上伊那生協病院の敷地内から生協総合ケアセンターみのわに移設されました。
定員18人がサービスを受けられるということです。
この他に、センター2階には訪問看護ステーションなど4つの事業所も入っています。
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コロナ対策に 花の収益金を町に寄付
箕輪町の箕輪南小学校の3年生は、新型コロナウイルス感染防止対策に役立ててもらおうと、2万2千円とシトラスリボン110個を17日箕輪町に寄付しました。
17日は箕輪町役場の中村克寛総務課長が箕輪南小を訪れ、寄付金とシトラスリボンを受け取りました。
箕輪南小の3年生は、総合学習で花の栽培に取り組んでいます。
去年7月の参観日で、アスターやマリーゴールドなどを販売し、およそ2万3千円の売り上げがありました。
子ども達は、このお金をコロナで困っている人たちに役立ててもらおうと、寄付する事にしました。
新型コロナ感染症に対する偏見や差別の防止の意思を示すシトラスリボンの事を知り、多くの人に身につけてもらおうと、クラス全員で作った110個を寄付金と共に渡しました。
中村課長は「1日も早く、コロナが収まるよう、ワクチン接種やPCR検査の補助などに使わせて頂きます。」と話していました。
箕輪南小の3年生が作ったシトラスリボンは、役場の玄関ロビーに置かれ、だれでも持ち帰る事ができるという事です。
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災害対応特殊救急車3台更新配備
上伊那広域消防本部は救急自動車3台を更新し、管内3つの消防署に配備します。
8日は伊那市の上伊那広域消防本部で入魂式が行われました。
整備費は総額およそ8200万円で、患者監視装置など最新式の医療機器を導入しています。
車両は伊那、辰野、伊南南署にそれぞれ1台ずつ配備されるということです。
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デイサービス・訪問・宿泊サービス一体化で提供
要介護状態となった人が可能な限り自宅で生活が行えるよう支援する看護小規模多機能型居宅介護事業所が伊那市の若宮団地内に22日に開所します。
12日は「看護小規模多機能わかみや」で内覧会が開かれました。
新たにオープンする「看多機わかみや」はデイサービスや訪問看護、宿泊のサービスを一体化して提供する施設で、可能な限り自宅で日常生活を送れるよう支援します。
上伊那医療生活協同組合が運営するもので建物は木造平屋建てで、延床面積は348平方メートルです。
通所の定員は一日あたり12人、宿泊は4人までとなっています。
壁紙やカーテンなどは抗ウイルスのもので、身体に優しいものを使用していると言う事です。
看多機わかみやの内覧会は13日も開かれ、開所は22日の予定です。
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境社協が市社協に寄付
伊那市境区の境社会福祉協議会は、コロナ禍での生活困窮者支援に役立ててもらおうと、伊那市社会福祉協議会に寄付金7万5,000円を11日、贈りました。
この日は、境社協の薮田清和会長と池上覚衛事務局長が市社協を訪れ、篠田貞行会長に寄付金を手渡しました。
境社協によりますと、普段、敬老会や日帰り旅行などの活動を行っているということですが、今年度は新型コロナの影響で実施ができなかったということです。
そんな中、活動費を有効活用してもらおうと、寄付することを決めました。
篠田会長は、「寄付を頂きありがたい。有効活用させていただきます」と感謝していました。
市社協では、寄付金は、コロナ禍での生活困窮者への支援に充てるということです。 -
西春南小 ふくじゅ園に寄付
伊那市の西春近南小学校の4年生と5年生は、学校近くのデイサービスセンター春富ふくじゅ園にフリーマーケットの売上金1万5千円や手作りのうちわなどをこのほど寄付しました。
この日は5年生6人が春富ふくじゅ園を訪れ、職員に寄付金などを手渡しました。
5年生は、総合学習で「人のために何かしたい」と考え、フリーマーケットを開き、その売上金を寄付する事にしました。
フリーマーケットは、全校児童に呼びかけ家庭から食器や衣類を集めました。
去年の10月と11月に学校で開催し、その売上金1万5千円を寄付しました。
この他に、食事などで外したマスクを入れておくことができる、手作りのポーチも一緒に贈りました。
4年生は、畑で作った野菜をスタンプしたうちわ20本を作りました。
うちわには、児童がキャンプなど思い出の絵を描き、メッセージも添えられています。
例年、西春近南小の児童は、春富ふくじゅ園を訪れ交流を行っていますが、今年度は新型コロナの影響でできていないという事です。
春富ふくじゅ園では「コロナがおさまり、早く子供たちと顔をあわせて交流を行いたいです」と話していました。