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「南箕輪村に障害者グループホームを」
南箕輪村の障害者グループホームの在り方について検討してきた委員会は、設置を推進することなどを盛り込んだ建議書を、24日、唐木一直村長に手渡しました。 この日は検討委員会の原 雅章委員長らが、村役場を訪れ、唐木村長に建議書を手渡しました。 原委員長は、障害者グループホームの不足は緊急に改善すべき課題であり、早急な整備が必要で、村が支援し推進すべきだと提案しました。 建議書では●グループホームの施設整備と運営は、村が公募・選定した民間事業所が行い、施設は新築とする。●施設整備経費に対し村の補助制度をつくり、事業主の負担の軽減を図る。●グループホームの設置場所の選定・確保や地域との調整は村が積極的に支援することなどを求めています。 委員会は、平成25年9月から、2年間・8回にわたり、グループホームについて検討してきました。 唐木村長は「必要性は重々承知している。行政がどのように支援するのか、慎重に検討し、早急に対応したい」と返答しました。
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伊那市社会福祉協議会が豪雨災害の被災地に土のう袋送る
伊那市社会福祉協議会は、関東・東北の豪雨災害の被災地栃木県鹿沼市に、土のう袋を送りました。 15日はボランティア6人が土のう袋を発送するための梱包作業を伊那市福祉まちづくりセンターで行いました。 14日に松本市のNPO法人ローカル・コミュニティ代表の高田克彦さんからの要請で、伊那市が土のうに使う袋2,000袋を社協に提供しました。 高田さんは災害ボランティアコーディネーターとして3年程前から社協で講演などを行っていて、その縁で今回支援を要請したということです。 鹿沼市では現在、泥の除去作業などに使用する土のうが不足しているということです。 土のう袋は16日には現地の鹿沼市ボランティアセンターに到着する予定です。
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福祉の祭典 ふれあい広場
福祉の祭典、ふれあい広場が13日伊那市山寺の福祉まちづくりセンターで開かれました。 ふれあい広場は誰もが住みよい福祉のまちづくりについて考えようと伊那市社会福祉協議会が開いたもので今年で9回目です。 会場ではステージ発表が行われたほか屋台も並びました。 今年ははじめて中心商店街の店主らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会特別出張販売も行われ訪れた人たちがお目当ての品を買い求めていました。 ステージ発表のうち伊那弥生ヶ丘高校書道部は書道パフォーマンスを行いました。 部員らは「希望」「挑戦」「感動」「奇跡」の4つの言葉を音楽に合わせて力強く書いていました。 また伊那市社協を利用している歌好きのグループ、ひばりコーラスは合唱を披露していました。
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子ども中心に据え地域づくり
伊那市の長谷地域では、学校を中心に据えた地域づくりの検討が始まっています。 子どもを中心にして、世代間交流をはかり、少子高齢化や過疎化に対応していこうという取り組みです。 伊那市の長谷公民館。 3日は、社会福祉協議会のよびかけで、行政や保育園、小中学校、地域おこし団体の代表らが顔をそろえました。 人口減少に伴い子どもが急激に減っている現状を踏まえ、子どもを中心にその親や祖父母、高齢者クラブの世代間交流をはかろうという、これからの地域づくりについて検討が進められています。 目指すのは、長谷中学校区地域支えあい組織。 昨夜は、企画を立案するプランニングチームと、それを実行するアクションチームで活動していく方針を確認しました。 事務局は、長谷中学校に置き、地元のひとたちが集うことができる地域コミュニティの拠点としていきたい考えです。 出席者からは、「保育園、小学校、中学校の連携は必要だが、保護者意識を壊していかないとほんとの交流はできない」 また、「形骸化する恐れがあるので、機能する組織にしていく必要がある」などといった意見が出されていました。 伊那市社会福祉協議会では、孤独感を持つ人たちのつながりを感じられる場として、まちの縁側づくりを進めています。 社協では、長谷中学校を会場にまちの縁側サミットの開催も計画しています。
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障害者製品 ネット販売開始
伊那市内の障害者社会就労センター製品の販路拡大をはかろうと、17日からインターネットを使ったオンラインショッピングが始まりました。 17日は、福祉まちづくりセンターでインターネット販売開始式が行われ、オンラインショッピングがスタートしました。 販売されるのは、伊那市社会福祉協議会が運営するゆめわーく、輪っこはうす・コスモスの家、さくらの家の3か所の障害者就労センターの製品です。 布やビーズ製品など50品目があります。 オンラインショップの名は、伊那谷のさくら商店。 高遠コヒガンザクラのように日本中の人に知ってもらい、施設利用者の工賃アップをめざします。 オンラインショップ、伊那谷のさくら商店は、伊那市社会福祉協議会のホームページから入ることができます。
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二胡の音色 震災被災地へ
諏訪市を中心に中南信地域で中国の伝統的な弦楽器、二胡の教室を開いている劉鉄鋼さんと生徒有志は、10月に東日本大震災の被災地宮城県石巻市でボランティアコンサートを開きます。 7月26日、ボランティアコンサートに向けた練習がスタートしていて、月にほぼ2回のペースで当日に向け仕上げていきます。 教室を指導しているのは、中国ハルピン出身の二胡奏者、劉鉄鋼さん。 生徒のひとり、山田寿子(としこ)さんが、震災で父親を亡くしたことを知り、2013年に石巻で初めてコンサートを開きました。 東日本大震災発災から5年が経過し、風化が進む中で、被災地の人たちを忘れないよう、疲れた心を癒してもらおうと3年ぶりのコンサートを計画しました。 ボランティアコンサートには、諏訪や伊那、飯田の教室で学ぶ生徒の有志40人が参加することになっています。 現地では、2日間にわたり小学校や高齢者の福祉施設でコンサートを行う計画です。 コンサートは、10月2日と3日に行われます。 参加者たちは、現地の復興の様子も見てくる計画です。
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高齢者世帯75%が買い物週1回以下
伊那市社会福祉協議会が、市内の農村部の高齢者世帯に行った買い物環境に関するアンケート結果がまとまりました。 それによると、全体の75%が買い物は週に1回、またはそれ以下であることがわかりました。 20日は、伊那市役所で、伊那市の職員や市議会議員、商店主などが参加して、報告会が開かれ、高齢者を対象に行った買い物に関するアンケート結果が報告されました。 アンケートは、今年、4月から6月にかけて、市内で高齢者世帯率が30%を超える富県、手良、西箕輪、高遠町、長谷地区の65歳以上の高齢者のみ世帯に対し、社協の職員が聞き取りを行い、84世帯から回答を得ました。 免許がない割合は、男性が11%、女性が71.2%で、女性のほうが買い物弱者になりやすい傾向が出ています。 また、買い物の頻度は、42.9%が週に1回程度、32.1%が、それ以下で、全体の75%が、週に1回以下でした。 特に、運転免許を持たない高齢者の独り暮らしの女性が、買い物頻度が少ない傾向が見られました。 普段買い物をしている93.6%が5キロ以上離れたスーパーで買い物をしていて、71.4%が移動手段として家族の送迎を含め自動車を利用していました。 報告会では、伊那市社協が先進地視察で訪れた、沖縄県での取り組みが紹介されました。 沖縄では、地域で出資し、経営する共同売店の取り組みがあります。 共同売店では、購買機能だけでなく地域の人々が集う拠点としての複合的な機能が見直されているということです。 報告会では、参加者同士の意見交換も行われました。 出張して移動販売を行っている中心市街地の商店主のグループ「伊那まちの再生やるじゃん会」からは、行政のサポートを求める声も上がっていました。 伊那市社協では、買い物弱者対策は、伊那市に担当課を置き、複合的に取り組んでいく必要を指摘しています。 伊那市社協では、今後もこうした話し合いの場を持ちながら、買い物弱者支援の取り組みを広げていきたいとしています。
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高遠高校の生徒が乳児だっこ体験
伊那市の高遠高校福祉コースの2年生は、授業の一環で、20日乳児の抱っこ体験をしました。 この日は、高遠町保健センターで、6か月児健診があり、抱っこ体験はそれに合わせて行われました。 生徒たちは、お母さんたちからアドバイスを受けながら、赤ちゃんを抱っこしていました。 高遠高校福祉コースには「子どもの発達と保育」の科目があります。科目のなかで保育園実習などがあり、抱っこ体験もその一環です。 福祉コースには25人の生徒がいて、そのうち9人が体験を行いました。 中には、男子生徒に抱かれて泣き出してしまう赤ちゃんもいました。 福祉コースでは、10月にも、保育園実習を予定していて、子どもの成長などについて学ぶということです。
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株式会社日本ピスコ 献血に協力し、厚生労働大臣から感謝状
16年以上継続して献血に協力している南箕輪村の株式会社日本ピスコに、厚生労働大臣から感謝状が贈られました。 6日、伊那保健福祉事務所で感謝状の伝達式が行われ、伊那保健福祉事務所の西垣明子所長から、日本ピスコ経営管理グループ総務チームの佐々木和実課長に感謝状が伝達されました。 日本ピスコの主力工場となっている南箕輪村の第一・第二工場では、身近な社会貢献活動として年に2回献血を実施しています。 関連会社の従業員を含め、去年は、のべ122人が献血に協力しました。 佐々木課長は、「献血の必要性と重要性が広まるように、今後も続けていきたい」と話していました。 感謝状は、日本ピスコを含め県内7つの企業や病院に贈られました。
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車いすで歩道の危険性を確認
車いすに乗って歩道の改善点などを考えようと、31日福祉関係団体や県、伊那市の職員が伊那合同庁舎周辺の歩道を確認しました。 脳性マヒで重度の障害がある市川直哉さん。 誰もが暮らしやすい街づくりを考えていこうというサークルひまわりのたね代表をつとめています。 この日は市川さんの案内で、県や市の職員が車いすに乗り、歩道を通行しました。 市川さんは、川北に住んでいて、電動車いすで中心市街地まで移動し、買い物や医者に通う生活をしています。 今回は、日々通行している歩道を確認しました。 普段から危険と感じている所が多くあります。 合同庁舎前の歩道。 雨水を車道側に流すため、傾斜しています。 この傾斜が車いすには危険だといいます。 市川さんは、このように歩道に危険があることを上伊那圏域障害者自立支援協議会権利擁護部会で発言し、今回の現場確認となりました。 いなっせ前のスクランブル交差点です。 この歩道には、車いすがスムーズに通れるようにと縁石に切り込みが入れられています。 現地確認後の意見交換会。 伊那建設事務所の職員は、「気づかないことが多かった。今後の道路の維持管理に参考になった。」と話していました。 伊那市の職員は、「1人で車いすで出歩くのは、こわいと感じた。」と話していました。 市川さんは、「外に出て人と触れ合うようつとめている。もっと気軽に出かけられるような歩道にしてもらえるとありがたい。」と話していました。
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高校生が一日看護体験
上伊那の高校生を対象とした一日看護体験が29日、伊那市の伊那中央病院で行われました。 上伊那の4つの高校から35人が参加しました。 高校卒業後の進路について考えてもらおうと、伊那中央病院が行っているものです。 車椅子体験や血圧測定のほか、今年は初めてメディカルシミュレーションセンターの機器を使って看護技術体験をしました。 採血のシミュレーターでは、実際に血管に針を刺していました。 伊那中央病院では、「体験をきっかけに、未来の医療を担う人材になってほしい」と話していました。
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お産の環境充実に期待 伊那市に産科医開業
伊那市日影に産科・婦人科の菜の花マタニティクリニックが27日開業しました。 伊那市で初となる新規開業支援の補助を受けた産科医として出産の環境充実に期待が寄せられています。 27日の開業を前に25日、医療機関や行政関係者を招いての内覧会が行われました。 菜の花マタニティクリニックは産科医不足を補おうと伊那市が創設した支援制度を活用しての初の産科・婦人科医院です。 10年以上継続して分娩を扱う医療機関が対象で2000万円の補助を受ける計画です。 分娩室には広めの分娩台がありフリースタイルの分娩が可能となっています。 また畳の上で出産できる和室の分娩室も設けられています。 医院長は元飯田市立病院婦人科部長の鈴木昭久さんです。 鈴木さんは地域で安心してお産ができる環境づくりを進めたいと開業を決意しました。 伊那市では新しい医院の開業が産科医療体制の充実につながればと期待しています。 菜の花マタニティクリニックでは里帰り出産についての相談を受け付けるほか不妊治療にも取り組み、年間360件の分娩を扱う計画です。
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気仙沼市に送るジャガイモ 園児と一緒に収穫
箕輪町北小河内の平出公明さんは、東日本大震災の被災地、宮城県気仙沼市に送るためのジャガイモを、27日、沢保育園の園児と一緒に収穫しました。 沢保育園の年長園児41人が、保育園東側の畑でジャガイモを掘りました。 平出さんは、東日本大震災のあった2011年に被災地でがれきの撤去などのボランティアを行い、翌年の2012年からは、野菜を栽培して被災地に送る活動をしています。 これまで町内のボランティア団体に所属していましたが、今年4月に独立し「みのわ子ども夢未来21」という支援団体を立ち上げ、被災地への野菜作りに取り組んでいます。 平出さんは、東北へ送る野菜の種まきや収穫を一緒にしてくれる人を募集しています。 収穫したジャガイモは今週末に気仙沼市の仮設住宅で生活している人たちへ送るという事です。
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上伊那ポンプ操法大会 小型・伊那市優勝
上伊那消防ポンプ操法大会が12日、南箕輪村の大芝公園で開かれ、小型ポンプの部で伊那市が優勝し県大会出場を決めました。 大会には、市町村大会で各部門で優勝した分団が出場しました。 ポンプ車操法の部には6チーム、小型ポンプ操法の部には8チーム、ラッパ吹奏の部には8チームが出場しました。 競技の結果ポンプ車操法の部は辰野町が優勝、準優勝は南箕輪村、3位は箕輪町でした。 小型ポンプ操法の部は伊那市が優勝、準優勝は飯島町、3位は南箕輪村でした。 ラッパ吹奏の部は、辰野町が優勝、準優勝は駒ヶ根市、3位は伊那市でした。 それぞれの優勝チームは、26日に諏訪市で開催される県大会に出場することになっています。
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看護師再就職を支援 中病で研修会
育児などで看護の仕事から離れている人を対象にした看護師再就職支援研修会が、伊那市の伊那中央病院で開かれています。 これは、再就職を目指す場にしようと伊那中央病院が開いたものです。 研修会には、育児などで看護の仕事を離れて3か月から30年までの女性7人が参加しました。 7日は、急変時の看護方法や、採血などの技術を学びました。 技術研修では、参加者がシュミレーターを使って採血をしました。 看護師は「医療器具は日々新しくなる。実際に触って感覚を覚えて欲しい」と参加者に話していました。 7日は、他に輸液ポンプの使用法なども学びました。 参加した女性は「戸惑いもあるが、練習できるので自身につながる」と話していました。 看護師の再就職支援研修会は、9日まで行われることになっていて、8日は酸素療法や口腔ケアなどを学ぶことになっています。
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プロの美容師が伊那養でカット
箕輪町に本社がある松島美容室は6日、伊那市の伊那養護学校に通う子ども達の髪の毛を、無料でカットしました。 松島美容室は、上伊那地域5店舗で営業しています。 地域に貢献しようと中高生の職場体験学習の受け入れや、キャリア教育などを積極的に行っています。 定休日のこの日は、およそ20人の美容師が伊那養護学校を訪れ、80人の子ども達の髪の毛を、無料でカットしました。 無料カットは、毎年行われていて今年で6年目。今年度は秋と冬にあと2回予定しています。 子ども達は希望通りに好みの髪型にカットしてもらっていました。 松島美容室では、「イベントを通して地域の子ども達を育成し、将来的には地元で就職してもらえるよう活動を続けていきたい」と話していました。
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認知症を考える市民のつどい
認知症について理解を深めてもらおうと、「認知症を考える市民のつどい」が4日伊那市のいなっせで開かれました。 これは、認知症について正しく理解し、支えあいの地域を作っていこうと伊那市が開いたものです。 伊那市山寺在住で、89歳の父親を介護している櫻井豊さんが体験を発表しました。 また、日本医科大学精神神経科助教の上田諭さんが「治さなくてよい認知症」と題して講演しました。 上田さんは、「認知症は加齢が原因で起きるため、治らない。そのことを理解し、否定的な言葉で本人を追い詰めるのではなく、できることの中で元気で楽しく暮らすことが目標」などと話していました。 会場には市内からおよそ300人が訪れ、話に耳を傾けていました。
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地域密着型サービス事業 公募
伊那市高齢者施策推進会議の初会合が6月29日に、伊那市役所で開かれました。 この日は白鳥孝市長から16人に委嘱状が手渡されました。 会議では、今年度の事業計画が示されました。 平成28年3月末までに伊那市地域密着型サービス事業の、小規模多機能型居宅介護施設を完成させ、1か月以内に事業を開始できる事業者を公募することが承認されました。 伊那市地域密着型サービス事業は、介護施設の利用者が市内在住者に限定されるものです。 市内には、3つの地域密着型の介護施設があります。 公募は、7月1日からを予定していて、伊那市のホームページなどから申し込みできるということです。
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一人暮らし高齢者 西春近南小児童と交流
伊那市の西春近の一人暮らしの高齢者が、2日、地元の子どもたちと交流を楽しみました。 この日は、西春近公民館に地区の一人暮らしの高齢者21人が集まりました。 交流会には、西春近南小学校の4年生も参加し、歌やリコーダーを披露しました。 また高齢者とペアになって手遊びをしました。 この昼食交流会は、地区内の一人暮らしのお年寄りに、元気と生きがいを提供しようと、西春近社会福祉協議会が5年前から毎年開いています。 この交流会は、民生児童委員12人が企画・運営しています。 西春近社会福祉協議会では、秋にも、一人暮らしの高齢者を対象に、季節の花などを巡るバスハイクを開くということです。
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平成26年度 2億7,000万円の黒字見込み
伊那中央行政組合全員協議会が29日伊那市役所で開かれ、伊那中央病院の平成26年度の決算は見込みで2億7,000万円の黒字となることが報告されました。 報告によりますと伊那中央病院の平成26年度の収入は116億1,000万円。 支出は113億3,000万円で2億7,000万円の黒字となっています。 平成25年度の黒字額3億6,000万円より9,000万円の減額となりましたが伊那中央病院は平成21年度から6年連続の黒字となる見込みです。 患者数は入院が平成25年度より819人多い、118,448人。 外来が9,569人多い210,687人となっています。
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ロボットスーツ来月運用へ
伊那市の伊那中央病院は、歩行訓練などで体につけて使うロボットスーツの運用を来月から始めます。 本格運用を前に、事前講習会が23日、行われました。 伊那中央病院で1年間、レンタルで運用するロボットスーツHALです。 これは筑波大学の教授が設立したベンチャー企業サイバーダインが開発・製造しているものです。 全国170施設で400台、県内では2つの施設で運用されていて南信地域では、伊那中央病院が初めてです。 伊那中央病院では、脳卒中の後遺症に悩む人を中心に、リハビリに活用しようと導入するものです。 23日は、理学療法士と作業療法士17人が機器の取り扱いを学びました。 筋肉を動かそうとする際に生じる「生体電位信号」をセンサーで皮膚から読み取り、関節部のモーターを動かす仕組みです。 装着した人と一体になって動き歩行などの動作を助けます。 動く幅や強さ、早さなどをパソコンで制御できます。 脳卒中後の後遺症など歩行が困難な人が繰り返し装着すると脳から手足に通じる神経が強化され機能の改善に役立つということです。 講習会では、実際に理学療法士がロボットスーツを身に着け立ったり歩いたりする動作を体感していました。 ロボットスーツは7月1日から2台を導入し運用を始めることになっています。
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中病メディカルシミュレーションセンター 1,100人利用
伊那市の伊那中央病院内に、若い医師などが訓練をするメディカルシミュレーションセンターが開所して間もなく1年となります。 昨年度は、延べ1,100人が利用するなど、スキルアップや人材育成に効果がでているということです。 13日は、開所1周年を前に、北澤公男センター長が利用実績などについて説明しました。 メディカルシミュレーションセンターは、去年6月27日に開所しました。 心肺蘇生法エリア、内視鏡手術超音波検査エリア、脳・心臓血管内手術エリア、診療・看護基本エリアに分かれ、およそ40の機器が設置されています。 この施設を使って、将来医師や看護師を目指す中高生を対象にした「ブラックジャックセミナー」を8月に、県内外の脳外科医を対象にしたカテーテル研修会を11月に開きました。 また、歯科医師でつくる上伊那歯科医師会は、麻酔治療中の体調変化を想定した訓練などで施設を利用しています。 この他にも、手術前の医師が確認のために利用したり、看護師の日頃のトレーニングにも活用されていて、昨年度は述べ1,100人が利用したということです。 13日は、富山県の医師でシミュレーション医学に詳しい奥寺敬さんによる講演が行われました。 奥寺さんは、訓練で学んだことを実際の現場で生かすことの重要性について話をしました。 伊那中央病院では、今年度は述べ2,000人の利用を目標としていて、院内の研修以外にも地域の医療従事者に活用してもらいたいとしています。
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上伊那口腔保健センターまつり
歯の健康に関するイベント、上伊那口腔保健センターまつりが7日伊那市保健センターで開かれました。 上伊那歯科医師会など関連機関が毎年開いていて、今回で6回目です。 伊那市保健センターには、様々なコーナーが設けられ、訪れた親子連れが無料の歯科健診を受けたり、工作を楽しんだりしていました。 薬の実験、手形模型づくりのほかに虫歯予防のフッ化物の塗布も無料で行われました。 子どもたちは、フッ化物を塗るための特殊機器を口に含んでいました。 このほか、よく噛むレシピも紹介されていて、訪れた人たちは、ごぼうチップスやひじき、手作りふりかけを試食していました。 歯科医師によりますとよく噛むことは、歯の病気を防ぐほかに、肥満予防や脳の発達、がん予防にも効果があるということです。 関係者は、こうしたイベントを通じて、歯の健康の大切さを伝えていきたいと話しています。
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長野県公衆衛生専門学校の生徒が園児に歯科指導
歯科衛生士を目指す伊那市の県公衆衛生専門学校の学生が、5日、保育園児を対象に歯のみがき方を指導しました。 この日は、学生20人が伊那市の竜西保育園の年長園児に正しい歯のみがき方を指導しました。 これは、「歯と口の健康週間」に合わせて行われたものです。 園児が歯をみがいた後にフッ素を塗り、赤く染まったところが磨き残しであることを伝え、学生が正しい歯の磨き方を教えていました。 また、オリジナルの劇も披露し、園児たちに「歯を磨かないで寝てしまうと虫歯になります。きちんと毎日歯を磨いて健康で過ごしましょう」と呼びかけました。
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複合福祉施設みぶの里 竣工式
伊那市美篶のナイスロード沿いに完成した、高齢者用の複合福祉施設みぶの里の竣工式が、4日に行われました。 みぶの里は、伊那市美篶のナイスロード沿いにあります。 リハビリ付きのデイサービスのほか、入居し生活できる特養が29床、ショートステイもできる在宅支援を目的とした老健が80床設けられた複合施設です。 福祉用具の体験ができる相談スペースもあります。 総事業費は15億5千万円で、うち2億9千万円は市や県の補助金です。 施設を運営する、社会福祉法人しなのさわやか福祉会の山浦速夫理事長は「安心と信頼を寄せてもらえる、心のこもったサービスを提供していきたい」と話していました。 みぶの里によりますと特養はすでに満床となっていますが、ほかの施設やサービスは、まだ空きがあるということです。
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高齢者宅で水道の無料点検
一人暮らしの高齢者世帯を対象にした水道の無料点検が1日、伊那市内で行われました。 これは1日から7日までの水道週間に合わせて伊那市水道事業協同組合が行ったものです。 無料点検は組合に加盟している25社が参加し希望のあった30世帯を分担してまわりました。 高齢者宅を訪れた水道業者は蛇口を確認し水漏れがないか点検していました。 水道週間は公衆衛生の向上などを目的に厚生労働省が制定しているもので水道事業に理解を深めるための啓発活動などが行われます。
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日本聴導犬協会で奈良民生委員が研修
耳の不自由な人のサポートをする聴導犬を育成している宮田村の日本聴導犬協会を25日、奈良県葛城市の民生児童委員が研修に訪れました。 日本聴導犬協会は、全国におよそ20施設しかなく、そのうち聴導犬を育成しているところは、3施設ほどだということで、ここもその一つです。 聴導犬は、耳の不自由な人のサポートをするため、盲導犬、介助犬などとは指導方法が違います。 盲導犬や介助犬は、ユーザーの指示を最優先にし、室内や外出時に道路の段差や、障害物などの危険を知らせます。 聴導犬は、主に室内での活動が主で、玄関のチャイムや、目覚まし時計など、音に反応し、犬がユーザーに知らせます。 この日は、奈良県葛城市から民生児童委員19人が研修に訪れ、実際に聴導犬が寝ている人を起こす様子を体験していました。 聴導犬協会のスタッフで、聴導犬ユーザーの村澤久実子さんは、「音が聞こえないと不安なことがたくさんある。特に命に関わる消防のサイレンや、鍋の火の消し忘れなど、聴導犬が知らせてくれたことがあり助かった」と実際の様子を話していました。 宮田村の日本聴導犬協会には、去年1年間で45団体、2,600人が視察や研修に訪れていて、聴導犬ユーザーも130人が相談や育成に訪れたということです。
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複合福祉施設みぶの里 完成
社会福祉法人しなのさわやか福祉会が運営する複合福祉施設みぶの里が、伊那市美篶のナイスロード沿いに完成しました。 しなのさわやか福祉会は、宮田村の老人福祉施設プラムの里などを運営している社会福祉法人です。 みぶの里は、介護老人保健施設や認知症デイサービスなどがある複合施設です。 介護老人保健施設は、80床、要介護度3以上で市内在住者が入所できる地域密着型の特養が29床あるほかショートステイやデイケア、認知症デイサービスがあります。 施設関係者は、「15年の経験を伊那の地で活かしたい。」と話しています。 みぶの里は24日から利用者を受け入れます。
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介護や認知症相談気軽に おしゃべりカフェオレンジ
介護の悩み相談や認知症の人達が訪れる事ができる、「介護・認知症おしゃべりカフェ オレンジ」が伊那市内に初めてオープンしました。 このカフェは、市内で宅老所を運営する有志グループが、介護相談や、認知症の人達の居場所として開いたものです。 運営するグループによりますと、初期の認知症患者を介護する家族は、誰にも相談する事が出来ず、ストレスを抱えてしまう傾向にあるという事です。 気軽に話しができ、相談に乗る事で、介護のストレスを和らげ地域で支える体制につなげたいとしています。 13日は市内各地から6人が訪れ、介護制度や地域で受けられるサービスについてスタッフに質問していました。 訪れたある女性は「親の介護でボランティアの方に世話になりっぱなし、自分にもできるボランティアは何かないか」と質問していました。 スタッフの女性は、「ボランティアに負い目を感じず、まずは家の事を行い、余裕が出来たら探せばよいです」とアドバイスしていました。 カフェの営業は、毎月、第二水曜日に中央区の緑の家、第四水曜日は西箕輪大萱の特別養護老人ホーム「みさやま」で午前10時から正午までの予定です。 料金は飲み物代の200円で、相談は無料となっています。
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買い物弱者支援へ 市社協がアンケート調査
伊那市社会福祉協議会は日常の買い物に困っている人たちの実態を把握しその支援につなげようと高齢者世帯を対象にしたアンケート調査を始めました。 11日は市社協の春日優美さんが伊那市西箕輪与地の伊藤公光さん宅を訪れました。 伊藤さんは現在79歳。 1人暮らしですが隣の家に息子の家族が暮らしています。 歩いて行ける範囲に食料品を買える店はなく今は自分で車を運転し買い物に出かけています。 ただいつも一番近い店に通っていて食料品以外の物が欲しいときは困ることもあるといいます。 このアンケート調査は身近な商店の撤退や路線バスの廃止などにより日常の買い物に困っている「買い物弱者」の支援につなげようと実施するものです。 高齢者世帯率が30%を超えていて近くに商店などがない富県、手良、西箕輪、高遠町、長谷の中から選んだ92世帯を訪問し聞き取り調査をします。 調査内容は買い物で不便に感じていることや必要だと感じるサービスなど14項目です。 市社協では、調査をもとに困っている人がどこにどれだけいるのかその実態を把握し買い物弱者の支援策をまとめることにしています。