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伊那市カレー大作戦 4日開催
4日に伊那市内13か所で高校生までの子ども達に無料でカレーを提供する「伊那市カレー大作戦」が初めて行われます。
7月21日は市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長がイベントの内容について発表しました。
カレー大作戦は、市が伊那市社会福祉協議会に委託している伊那市子どもの未来応援事業の一環で行われます。
8月4日の午後4時から、およそ780食を提供します。
場所は、市内の飲食店や市の支所、福祉施設など13か所で、キッチンカーによる提供も行われます。
高校生までの子どもは無料で、大人は300円です。
カレーは子ども食堂を運営している団体や市内の飲食店が協力し作ります。
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南中1年生 役場と中央病院にシトラスリボン贈る
南箕輪村の南箕輪中学校の1年生は、新型コロナウイルスに感染した人たちへの差別や偏見を無くし、誰もが笑顔で暮らせる社会を願うシトラスリボンを南箕輪村に16日贈りました。
16日は、南箕輪中の1年2組と4組の生徒7人が役場を訪れ、藤城栄文村長にシトラスリボンを手渡しました。
南箕輪中では人権教育の一環で全校でシトラスリボンプロジェクトに取り組んでいます。
1年4組は、多くの人たちにこの活動を知ってもらおうと、クラス全員で作ったリボンとメッセージをそえた寄せ書きを村に送りました。
また、1年2組では医療従事者に感謝の気持ちを伝えようと、リボンと応援メッセージの寄せ書きを作りました。
この寄せ書きは19日に伊那中央病院に届けたということです。
藤城村長は、「コロナ禍での差別を無くすため、このプロジェクトを村全体に広められるよう、目立つところに飾ります」と話していました。
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伊那市福祉大会 13人と3団体を表彰
伊那市社会福祉大会が16日伊那文化会館で開かれ長年にわたり社会福祉に貢献した個人や団体に表彰状が贈られました。
16日は在宅介護をしている人や地域福祉の向上に努めた人など13人と3団体に表彰状が贈られました。
昨年度の福祉大会は、新型コロナの影響で中止となった為、今年度は2年分の表彰が行なわれました。
大会は、福祉活動への関心や理解を深めてもらおうと、伊那市社会福祉協議会が開いていて今回で16回目となります。
受賞者を代表して美篶上大島で高齢者の食事や入浴介護などを行っている「木曜会」の小松経子会長は「今回の表彰を励みに、高齢者の支えとなるよう活動していきたい」と受賞を喜んでいました。
伊那市社協の篠田貞行会長は「新型コロナで生活困窮者の支援など新たな福祉の課題が指摘されている。
様々な諸課題に対処しながら、さらなる地域づくりを目指していきたい」と話していました。
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春富ふくじゅ園 伊那市西春近南小学校に雑巾寄贈
伊那市のデイサービスセンター春富ふくじゅ園は近くの西春近南小学校に手縫いの雑巾を23日、寄贈しました。
23日はふくじゅ園の職員4人が西春近南小学校を訪れ、利用者が手縫いした5・6年生全員分45枚の雑巾を手渡しました。
今年2月に西春近南小学校の児童からふくじゅ園に寄付があったことから、そのお礼にと贈られました。
「コロナで旅行にも行けなく残念だけれど又良い時が来るから頑張って遊んでください」などと、雑巾には利用者からの手紙が添えられています。
ふくじゅ園の職員は、「心を込めて縫ったので学校生活で使ってもらいたい」と話していました。
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春日神社が伊那中央病院にマスク寄贈
伊那市西町の春日神社は、新型コロナ対応に尽力している医療従事者に感謝したいと、医療用マスクを伊那中央病院に9日、寄贈しました。
この日は、春日神社の神主の伊藤光森さんらが、伊那中央病院を訪れ、本郷一博院長に医療用マスク2,000枚を寄贈しました。
春日神社では、医療従事者に感謝するとともに、神社ができる社会貢献をしたいと、今回マスクを贈りました。
春日神社の境内です。
狛犬は、新型コロナ収束を願って、疫病退散などと書いたマスクを着けています。
また、新型コロナ鎮静祈願として、アマビエが描かれた紙を頒布しています。
本郷院長は、「マスクはあればあるほどありがたい。職員のために使わせていただきます」と感謝していました。
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企業版ふるさと納税制度活用し寄付
伊那市に事業所をおく伸和コントロールズ株式会社は企業版ふるさと納税制度を活用し伊那市に3,500万円を寄付しました。
29日、幸島宏邦会長が伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に目録を手渡しました。
企業版ふるさと納税は地方自治体が行う地方創生に関連する事業に対し寄付すると税額が控除される優遇制度です。
今回の寄付は伊那市の持続可能な農業・林業の育成事業などに活用されます。
伸和コントロールズは神奈川県川崎市に本社をおく半導体製造装置のメーカーで1984年に伊那市高遠町に事業所を開設しました。
幸島会長は「お世話になっている地域に恩返しをしていきたい。」と話していました。
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フードバンクいな 7月1日から
伊那市社会福祉協議会は、食品ロスの削減を目的に、企業や市民から寄付された食料を必要としている人たちに無償で提供する「フードバンクいな」を7月1日から開始します。
29日は本格運用を前に、伊那市の子育て支援課から社協の職員が食品を受け取りました。
食品は市の職員や来庁者が持ち寄ったもので、段ボール1箱分です。
伊那市社会福祉協議会は、伊那市の委託を受け、集まった食料を必要な人に提供するフードバンクいなを立ち上げます。
福祉まちづくりセンター内に専用の部屋を設け、食品を保管します。
フードバンクいなでは、市内の子ども食堂で使う食料の管理、提供を行います。
そのほか必要な世帯への直接配布や、配布会を開催し広く提供していきたいとしています。
また、食料提供の呼びかけを企画したい人への支援も行っていくということです。
食料の受付・提供は7月1日から始まります。
受け付ける食材は賞味期限が明記されていて、2か月以上あるものなどの条件があります。
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伊那中央行政組合が解決金100万円支払い
伊那中央病院で目の手術を受けた女性が手術後の状態に苦慮し損害を受けたとして、調停を申し立てた問題について、伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合は解決金100万円を支払うことを決めました。
28日は伊那中央行政組合議会臨時会が開かれ、解決金として100万円を支払う議案が全会一致で可決されました。
この問題は、松川町在住の女性が伊那中央病院で両目の手術を受け手術後の状態に苦慮し損害を受けたとして伊那簡易裁判所に調停を申し立てたものです。
早期解決のため、双方で協議をして解決金を支払うことになりました。
またこの件に関する弁護士費用の50万円の支出もあわせて可決されました。 -
伊那中央病院の収支が4年連続で赤字
伊那中央行政組合議会全員協議会が28日に伊那市役所で開かれ昨年度の伊那中央病院の収支が7億1,500万円の赤字となり、4年連続で赤字になることが報告されました。
昨年度の伊那中央病院の収入は128億4,000万円、支出は135億6,000万円で7億1,500万円の赤字となりました。
伊那中央病院は4年連続の赤字となります。
令和元年度と比べ、入院収益が10億円減少の68億2,000万円、外来収益が1,300万円減収の32億7,000万円となっています。 -
南箕輪村で高齢者の集団接種始まる
南箕輪村の65歳以上の高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの集団接種が27日から、大芝荘で始まりました。
27日は、伊那中央病院の看護師2人が村内の65歳以上の高齢者144人に接種を行いました。
訪れた人は、健康状態を確認した後、接種を受けていました。
南箕輪村の65歳以上の高齢者はおよそ3,900人です。
すでに個別接種は始まっていて、26日までに1約2,200人が1回目の接種を、約1,300人が2回目の接種を済ませたということです。
1回目の接種の3週間後に2回目を行う計画で、南箕輪村では7月末までに高齢者の接種を終える予定です。
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64歳以下のワクチン接種7月から
伊那市は64歳以下の新型コロナワクチン接種の予約を来月から受け付けます。
25日は、伊那市議会全員協議会が開かれ、今後の接種予約などのスケジュールが報告されました。
それによりますと、64歳以下で申請があった基礎疾患のあるおよそ2300人は来月1日から、
60歳から64歳までの人と高齢者施設などの従事者およそ3300人は来月8日から予約を開始します。
教職員や保育士などの早期接種対象の職種およそ2000人の予約は7月下旬を計画しています。
16歳から59歳までのおよそ2万9000人は段階的に実施するとしています。
12歳から15歳の児童や生徒については、基礎疾患がある人は医師の判断で接種を受けてもらうとしています。
健康な児童や生徒に対する接種については日本小児科学会の見解や文部科学省の方針などを参考にしながら慎重に判断していきたいとしています。
予約方法は、いずれも電話やインターネットなどとなっています。
また、伊那市は、24日現在の医療従事者と65歳以上の高齢者の接種率を公表しました。
1回目の接種率が62.5%で2回目が28.5%となっています。
来月末までに対象のおよそ2万3000人の接種を終える見込みだということです。
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ワクチン打ち手確保で研修
新型コロナウイルス感染症のワクチン打ち手確保のための研修会が24日伊那市の防災コミュニティセンターで開かれました。
研修会は長野県看護協会が開いたもので休職中の看護師など21人が参加しました。
研修会では安全にワクチンを接種するための注意点や手順などについて話がありました。
長野県看護協会の講師は「ワクチンは壊れやすいので強く振らないように」
「接種後は痛みがあるので、利き腕と反対の腕に打つようにしてください。」などと話していました。
研修を受けた人たちは自治体からの要請があれば各会場で新型コロナのワクチン接種にあたります。
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伊那中央病院の医師ら派遣で新型コロナワクチン接種
伊那中央病院は伊那市の新型コロナワクチンの集団接種会場に19日から医師と看護師を派遣しています。
19日は伊那市のロジテックアリーナで65歳以上の高齢者向けの新型コロナワクチン集団接種が行われました。
204人の接種が行われ、派遣された伊那中央病院の医師3人と看護師8人は午前中の接種を担当しました。
医師は訪れた人たちの健康状態を一人ずつ確認していました。
ワクチン接種は看護師が行いました。
集団接種は市内の開業医や看護師が接種を行っていますが、通常診療もあり負担が大きくなっているため、伊那中央病院に協力を依頼したということです。
伊那中央病院では伊那市のほかに病院を運営する伊那中央行政組合を構成する箕輪町、南箕輪村の集団接種にも医師と看護師を派遣していくということです。
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夏休みの子ども食堂へ フードドライブ
伊那商工会議所女性会は、夏休み期間中に開かれる子ども食堂の為の食品を集めるフードバンクの取り組みをきょうから始めました。
18日は伊那商工会議所女性会の池上道子会長などがフードバンク事業について市内で記者会見を開きました。
女性会では、伊那市が行っている子ども支援事業に協力し、家庭などで廃棄する食品を集め、子ども食堂に寄付します。
今回は特に、給食が無くなる夏休みに食事に困る子どもを助けようというねらいです。
集める食品は、常温で保存でき、賞味期限が9月21日以降まであるものです
主にカレーのルーや缶詰、玉ねぎやジャガイモといった野菜です。
開封済のものや、日本語表記の無いものは受付できないと言う事です。
商工会議所の会員企業は伊那商工会議所に持ち込み、一般は、伊那市役所か伊那市社会福祉協議会への持ち込みとなっています。
期間は7月19日までで、集まった食品は、市内の子ども食堂に提供されることになっています。
伊那市によりますと、市内で子ども食堂や子どもの居場所づくりをしている団体は、13あると言う事です。
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伊那市とニシザワ見守りに関する協定
移動スーパーとくし丸を運行する伊那市の株式会社ニシザワと伊那市は、地域の高齢者の安否確認などに関する協定を結びました。
18日は、市役所で調印式が行われ株式会社ニシザワの荒木康雄 社長と白鳥孝市長が協定書を取り交わしました。
ニシザワは、買い物弱者を支援する取り組みとして移動スーパーとくし丸を運行しています。
伊那市では2017年に高遠・長谷地区で運行をはじめ、今月24日に市内全域となります。
運行先で高齢者の異変に気付いた際は行政機関に通報します。
地域見守りネットワーク事業は、市と民間事業所が連携して、社会と接点が少ない人や支援が必要な人たちと会う機会を増やすことで孤独死などの防止につなげるものです。
ニシザワでは、去年箕輪町と南箕輪村でも見守り協定を締結しています。
伊那市によりますと、見守り協定を結んだ事業所は株式会社ニシザワが55例目だということです。
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伊那市 要支援者「個別避難計画」策定へ
伊那市の白鳥孝市長は、災害発生時に、避難の支援が必要な高齢者や障がい者など一人ひとりの避難行動をまとめた「個別避難計画」を策定していく考えをしめしました。
これは、16日に開かれた伊那市議会の一般質問の中で白鳥市長が議員の質問に対して答えたものです。
個別避難計画は、災害時において支援が必要な人の避難行動について確認し、一人ひとりの状況に応じて作成されます。
白鳥市長は「対象者の絞り込みを行い、要支援者毎に支援を行う人などの情報を整理し、市の関係機関や、地域との連携を図っていきたい」と答え「災害の危険度の高い地域から検討を進めていく」との考えを示しました。
また、在宅医療機器を使用する重度の障がい者支援について「災害などの緊急時に対応できるよう個別支援を行っていきたい。災害や停電に備え発電機の補助を検討したい」と話していました。
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高校生へおにぎり無料配布 再開
箕輪町の地域住民や箕輪進修高校の生徒などでつくる「木下に新しい居場所をつくろう実行委員会」は、上伊那地域の新型コロナの感染警戒レベルが引き下げられた事を受け、1か月ぶりにおにぎりの無料配布を再開しました。
午前7時47分JR飯田線の木ノ下駅に駒ヶ根方面行の電車が到着すると、地域住民らが高校生に声をかけ手作りのおにぎり80個とフェイスタオル80枚を手渡していました。
タオルは県内で生活困窮者の支援を行う「NPO法人ホットライン信州」が企業から譲り受けたもので、おにぎりと一緒に配布する事にしました。
おにぎりの無料配布は、上伊那地域の新型コロナ感染拡大に伴い先月19日以降は中止していましたが、警戒レベルが引き下げられたことから1か月ぶりに再開しました。
実行委員会では夏休み期間中は、高校生に加え、小学生や中学生への支援を行っていきたいとしています。
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市職員がワクチンネット予約を代行
伊那市の65歳以上の高齢者の新型コロナワクチン接種の予約が15日から再開しました。
伊那市では15日と16日の2日間、インターネットの予約の代行を市役所などで行っています。
15日午前9時から伊那市の65歳以上の高齢者のワクチン接種予約が再開しました。
それに伴い、市ではインターネットでの予約代行を職員が無料で15日と16日の2日間行っています。
会場となっている伊那市役所では、市民が予約に訪れていました。
インターネット予約の代行は、あす午前9時から午後5時まで、市役所、総合支所、各支所、福祉まちづくりセンターで行います。
なお、ワクチン接種予約は電話でも受け付けています。
(電話0570-026-580)
伊那市の65歳以上の高齢者はおよそ2万1,000人で、今回は前回予約が取れなかったおよそ1万人が対象です。
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火災訓練に合わせて地域貢献
箕輪町消防団第五分団は13日、火災訓練に合わせて用水路を清掃する地域貢献活動を行いました。
箕輪町福与の福与グラウンド前で道路下の用水路にたまった土を、放水した水の圧力で取り除いていました。
この地域貢献活動は消防団の放水や伝達訓練を兼ねて行われたものです。
道路の下を通る用水路は約7メートルで、たまった土を取り除くことができないため水の出が悪く地元の農家を困らせていたということです。
消防団は貯水タンクからホースをつなぎ水圧を徐々に上げていました。
農家は水圧により押し出された土を取り除き、地元消防団の活動に感謝していました。
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コロナワクチン集団接種 中病が医師派遣
南箕輪村が今月下旬から予定している新型コロナワクチンの集団接種で、伊那中央病院から医師と看護師の派遣を受け実施していく計画です
これは9日開かれた村議会で藤城栄文村長が議員の質問に答えたものです。
藤城村長は今月下旬から予定している集団接種では、伊那中央病院から医師と看護師の派遣を受け実施していくと答えました。医師などの人数は現在調整中だという事です。
なお中央病院によりますと、伊那市や箕輪町にも医師や看護師を派遣する予定で、伊那市は19日から、箕輪町は調整中だという事です。
また村では64歳以下のワクチン接種について、7月1日から基礎疾患のある人を対象に自己申告の受付を始めるという事です。
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アドヴァンスがアクセス通りを美しくしよう会に安全ベスト贈呈
建設資材の製造販売を行う伊那市の株式会社アドヴァンス長野事業所は、御園の住民有志でつくるアクセス通りを美しくしよう会に作業時に着用する安全ベスト20着を5日贈呈しました。
5日はアドヴァンスの沖村隆部長がアクセス道路沿のポケットパークを訪れ、御子柴茂明会長に安全ベストを手渡しました。
アドヴァンスは県の信州のふるさとの道ふれあい事業・アダプトシステムのサポーターとなっています。
サポーターとなった2013年からアクセス通りを美しくしよう会を継続的に支援していて、これまでに安全ベスト80着や花の苗などを贈っています。
沖村さんは「事故に気を付け、末永くアクセス道路の環境を守って下さい」と話していました。
御子柴会長は「安全に気を付け毎月の作業に励んでいきたい」と感謝していました。
県内でアダプトサポーターに登録している企業は、アドヴァンスを含め22社だという事です。 -
伊那中央RCが社協に12万円寄付 生活困窮者支援に
伊那中央ロータリークラブは、新型コロナによる生活困窮者を支援しようと、伊那市社会福祉協議会に12万円を7日に贈りました。
7日は、伊那中央ロータリークラブの藤澤健二会長ら4人が福祉まちづくりセンターを訪れ、篠田貞行会長に目録を手渡しました。
クラブでは、国連が定めた持続可能な生活目標「SDGs」に向けた取り組みとして、今期「奉仕プロジェクト委員会」を立ち上げました。
委員会の活動として、生活困窮者を支援しようと、今期から10年間、継続的に取り組んでいくことが決まりました。
その1つとして、今回12万円を市社協に贈ったものです。
篠田会長は、「趣旨に沿うよう有効に使っていきたいです」と話していました。 -
伊那市 コロナワクチン高齢者集団接種
伊那市は65歳以上の高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの集団接種を26日からロジテックアリーナで始めました。
26日はロジテックアリーナで市内の開業医5人が65歳以上の高齢者150人接種を行いました。
訪れた人たちは、受付をすますと、医師が健康状態を確認し、その後、別の部屋で接種を受けていました。
伊那市の65歳以上の高齢者はおよそ21,000人です。
市ではこのうち、半数の1万人の予約を受け付け、集団接種が3千人、かかりつけ医などでの個別接種が7千人となっています。
集団・個別とも6月13日までに1回目の接種を終える計画で、接種日から3週間後に2回目を行う計画です。
ワクチン接種を受けたあと30分待機し帰宅していました。
伊那市では国が示す、7月末までに高齢者のワクチン接種を終えたいとしていて、残りの1万人については、6月中に予約時期を示したいとしています。
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県が飲食店勤務者に無料で検査
県は、伊那市・箕輪町・南箕輪村・駒ヶ根市・宮田村の5市町村の飲食店従業員の希望者を対象に無料でPCR検査を行うことを昨日発表しました。
検査は27日・28日・31日・6月1日の4日間行われます。
検査は希望日前日の正午までに予約が必要です。
申し込みは店舗がある市町村で受け付けています。
症状がない人が対象で、県では症状がある人はかかりつけ医や伊那保健所へ相談するよう呼びかけています。
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福祉施設に寄贈の手話ダンスDVDを制作
箕輪町の住民有志でつくるみのわ手話ダンスの会は、福祉施設の利用者に活用してもらおうと手話ダンスのDVDを制作しました。
DVDは新型コロナの影響で高齢者施設などを訪問することができない、みのわ手話ダンスの会が箕輪町社会福祉協議会の協力により制作したもので歌謡曲に合わせた手話ダンス6曲分が収録されています。
8日は指導員の大槻一子さんと会長の原やす子さん、事務局の小池喜志子さんが完成したDVDを確認していました。
みのわ手話ダンスの会は発足22年目で現在10人ほどで活動しています。町内をはじめ近隣の福祉施設を訪問し交流していましたが新型コロナの影響で訪れる機会が失われているということです。
みのわ手話ダンスの会ではDVDを町内7つの福祉施設に寄贈するということです。
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新しい伊那市福祉まちづくりセンター利用開始
伊那市山寺に新たに完成した福祉まちづくりセンター「ふれあい~な」の開所式が6日に行われました。
新しい福祉まちづくりセンターは、これまでの施設が老朽化したことから、伊那市が10億円かけて古い施設と同じ敷地内に新築しました。
開所式には、市役所の福祉相談課と市社会福祉協議会の職員が出席しました。
白鳥孝市長は、「様々な社会的弱者に寄り添い一緒に生きていく拠点が完成した。その核となりしっかりと動かしていってほしい」と訓示しました。
新しい施設は、1階の自動ドアを入ってすぐに総合受付があり、向かって右手に市福祉相談課が、左手に市社会福祉協議会の窓口があります。
プライバシーが確保できる相談場所がそれぞれ4か所あるほか、個室の相談室も設けられています。
これまで、市役所と福祉まちづくりセンターの2か所で、それぞれに対応していましたが、機能が1か所に集約されました。
また、3階には伊那公証役場も入り、成年後見人等の相談もワンストップで行えるようになりました。
6日はさっそく、ボランティア団体が引っ越しを行っていました。
文字を音声にして視覚障害者に伝える活動を行っているこだまの会です。メンバーは、新しい施設を確認していました。
1階には、多目的スペースもあり誰もが利用することができます。
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母の日にちなみ中病看護師に花と菓子贈呈
伊那市西町の南信花園と荒井の菓子庵石川は、母の日にちなみ新型コロナの対応に追われる伊那中央病院の看護師を応援しようと「花と菓子」を28日寄贈しました。
28日は、南信花園の桜井宣明社長と、菓子庵石川の石川信頼社長が中央病院を訪れ、本郷一博院長と小池松美看護部長に花と菓子を渡しました。
南信花園と石川では母の日にあわせ3年前からコラボ商品を販売しています。
今回は新型コロナのワクチン接種が始まる中、母の日にちなんで、看護師を応援する事にしました。
花はカーネーションを中心に50本のアレンジメントを、菓子はクッキーの詰め合わせ10缶などです。
中央病院では贈られた花をしばらくの間、玄関ホールに飾るという事です。
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春の褒章 黄綬褒章 熊谷健さん
春の褒章受章者が28日発表され伊那ケーブルテレビ放送エリア内から2人が受章しました。
伊那市山寺の熊谷健さんは、司法書士としての長年の功績がたたえられ黄綬褒章を受章しました。
1984年市内に司法書士事務所を開業し、2011年から4年間、長野県司法書士会の会長を務めました。
会長任期中は東日本大震災や県北部地震の被災地で相談などの支援活動を行ってきたということです。
また、南箕輪村中込で食生活改善推進委員を務める六波羅弘美さんが緑綬褒章を受章しました。
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箕輪町で新型コロナワクチン集団接種
新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種のモデル自治体に選ばれている箕輪町で、集団接種のモデルケース分の接種が27日行われ、スタッフが対応を確認していました。
27日は町保健センターで集団接種が行われ、モデルケース分として65歳以上の20人が接種を受けました。
箕輪町役場の職員などが務めるスタッフが受付や接種などの流れを確認していました。
問診は保健師や看護師が対応します。
接種時には、スタッフが一人ずつ案内していました。
箕輪町は、本格接種が始まる前にワクチンが配分される県のモデルケースに選ばれています。
箕輪町は、「時間より早く到着した人が多く居る場合、待合室での密を避けて実施していきたい」などと話していました。
5月10日から本格的に集団接種が始まる計画で、一日に45人から90人の接種を予定しています。
19日からは医療機関での個別接種が行われていて、今日までにおよそ500人が1回目の接種を済ませたということです。
なお、同じくモデルケースに指定されている南箕輪村でも21日から75歳以上の高齢者の個別接種が行われていて、きのうまでに85人が接種を受けたということです。
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子ども食堂運営で意見交換
伊那市内で子ども食堂を運営する団体と伊那市の意見交換会が22日市役所で開かれました。
意見交換会は同じ課題に取り組む団体が集まることで互いに情報を共有し今後の運営に役立てようと開かれたもので12の団体が出席しました。
冒頭のみ公開された意見交換会では団体から「食材を安定的に確保できるようにしてもらいたい。」といった要望のほか、調理道具をそろえるための費用やボランティアへの謝礼について補助を求める声が上がったということです。
伊那市では今回の要望を受けどんな形で支援できるか検討していくことにしています。