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伊那市15団体に助成 安心安全に助成金
赤い羽根共同募金の県共同募金会は、安心・安全な町づくりを進める団体として、伊那市の15団体に助成金を贈りました。
10日は、市役所で目録の贈呈式が行われました。
今回助成を受けるのは、城南町自主防災会・狐島区自主防災会など15の自治会や自主防災組織で、総額は269万5千円です。
助成金は、20万円を上限に、それぞれの団体が希望した、簡易トイレやテント、AEDなどの防災備品の購入や、防災マップ作成費用にあてられます。
県共同募金伊那市支会・支会長の白鳥孝伊那市長は、「赤い羽根募金の尊い志により、安心安全の地域づくりがより一層進む」と挨拶しました。
助成団体を代表して中央区救助支援隊の伊藤 一男さんは、「貴重な財源で備品を購入できる。訓練・研修・保守管理をして、万が一のときに被害を最小限に食い止めたい」と話していました。
赤い羽根共同募金の安心安全なまちづくり事業の助成は、県全体で97件、1946万円となっています。 -
透析患者の避難誘導訓練
伊那中央病院は、透析患者の避難誘導に重点を置いた防災訓練を26日行いました。
2階の検査室から出火したとの想定で訓練が行なわれました。
隣の部屋で透析中の二人を避難誘導しました。
伊那中央病院の透析室は、検査室で火が出た場合は、東方向の1方向のみの避難経路となります。
病院では、これまで透析患者を誘導する訓練を行なっていなかったため、今回初めて取り組みました。
患者の避難誘導に携った看護士らは、戸惑いながらも指定されていた避難場所に無事患者を搬送することができました。
患者役の二人は、観察員で、どのような指示でどのような運用がされたかをチェックしました。
伊那中央病院では、年に2回防災訓練を行なっていて、今回の前期は、火災を、後期は、大規模災害を想定して行なわれます。
訓練は、各部署から選任されたメンバーで組織する自衛消防隊が行いました。 -
リサイクル絵本の譲渡会
箕輪町は、絵本のリサイクルに取り組んでいます。
19日から松島の子育て支援センターで、町民の善意により集まった本の譲渡会が始まりました。
絵本を選ぶ若いお母さんたち。
譲渡会では、1人3冊まで気に入った本を持ち帰ることができます。
会場となった松島の子育て支援センターには、早くから多くの人が訪れていました。
箕輪町は、読育の一環として、絵本のリサイクルをしていこうと、去年11月に絵本のポストを設置しました。
役場、図書館、文化センターの3か所にあり、役目を終えたり読み飽きた本が入れられます。
約半年で350冊が集まったことから今回初めての譲渡会が開かれました。
子育て支援センターのスタッフは、「人から人へ絵本のリサイクルの輪が広がってほしい」と話しています。
譲渡会は、24日まで開かれています。 -
箕輪町地域公共交通会議 町が国に購入に対する申請を行うことが決定
箕輪町地域公共交通会議が16日、役場で開かれ、みのわタクシーが導入を予定している福祉タクシーについて、町が国に購入に対する補助金の申請をすることが決まりました。
会議には、バスやタクシーの事業所や利用団体、警察など15人が出席しました。
福祉タクシーは、車いす利用者でも乗り降りが楽にできるタクシーです。
車体価格はおよそ300万円で、現在みのわタクシーでは別の形の物を1台所有しています。
会議では、町が国に購入に対する補助金の申請をすることが了承されました。
補助金は、上限60万円で他の自治体の申請状況によって変わるということです。
なお、町としての補助については、協議して決めるということです。 -
信州こころんの隣りに新施設完成
障害者の継続的な就労支援を行っている伊那市東春近の「県指定就労継続支援事業所信州こころん」の隣りに、新たに食品加工室と多目的室が完成しました。
施設は、延べ床面積76平方メートルの、木造平屋建てです。
総事業費は1,830万円で、うち1,800万円は県の補助金をあてています。
信州こころんは、2010年の11月に活動が始まりました。
これまでに、自主製品などを製作し、観光施設などで販売していて、当初2人だった利用者は現在17人となっています。
信州こころんでは、今年2月からそば打ち教室を開いていて、この加工室を利用してそばの他、ジャムや山菜などの瓶詰商品を販売していく考えです。
13日は、地域住民や福祉関係者らが施設を訪れ完成を祝いました。
信州こころんでは、加工室の完成に伴い定員を20人から30人に増やすということです。 -
県軽自動車協会伊那支部 被災地に義援金
長野県軽自動車協会伊那支部は、東日本大震災と県北部地震の被災地に義援金を送りました。
5日は、軽自動車協会伊那支部の中村 昇副支部長ら2人が伊那市役所を訪れました。
伊那支部で集めた10万円が東日本大震災の被災地に、また、去年6月に開かれたスーパーエンデューロin天竜でチャリティーオークションや寄付を募り集めた5万円が、県北部地震の被災地に送られました。
中村さんは、「こんなに集まると思わなかった。被災地のために役立てて欲しい」と話していました。
なお、4日現在、東日本大震災と県北部地震の被災地に送るために伊那市に寄せられた義援金は、3697件 8297万919円となっています。 -
春休み中の高校生を対象に福祉体験教室
春休み中の高校生を対象にした福祉体験教室が28日、伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれました。
体験教室は、福祉をより身近に感じてもらおうと伊那市社会福祉協議会が開いたものです。
28日は、上伊那地域の高校生6人が参加し、アイマスクをつかった歩行や点字の読み方などを体験しました。
アイマスク体験では、2人1組になり、視界が不自由になるアイマスクやゴーグルをつけ、誘導してもらいながら階段などを歩きました。
職員から「誘導する時は、肩につかまってもらって一歩前を進んで下さい」などとアドバイスを受けながら体験していました。
他に、視覚障害者の男性を招き、参加者が作ったカレーを一緒に味わい交流を深めました。
伊那市社会福祉協議会では、「日常生活の中には障害者のための色々な工夫があるということを知ってもらいたい」と話していました。 -
新消防団長に三澤俊明さん(47)
伊那市の新しい消防団長に、これまで副団長だった三澤俊明さん47歳が1日任命されました。
1日は、市役所で白鳥孝市長が、三澤さんを消防団長に任命しました。
旧伊那市時代から数えて11代目の伊那市消防団長に任命された三澤さん。
平成元年に入団し、平成16年から竜東分団の分団長、平成22年からは、副団長をつとめていました。
精密部品製造会社テク・ミサワ社長で、47歳の若さでの団長任命は、全国的に見てもあまり例がないということです。
白鳥市長は、「訓練を十分つんで市民のために粉骨砕身努力していただきたい」と活躍に期待していました。 -
ラーメン店店主らがたかずやの里でラーメン振舞う
伊那市と南箕輪村のラーメン店の店主らは、伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」を30日訪れ、子ども達にラーメンを提供しました。
子ども達を喜ばせようと覆面をかぶった店主とスタッフ4人が30日たかずやの里を訪れ、特製のラーメンを作りました。
地域への恩返しをしたいと考えた店主らが、たかずやの里の子ども達に喜んでもらおうと行ったものです。
この日の為に用意した鶏のガラと和風ダシのスープ使って、子ども達の要望に応じ醤油と塩の2種類の味で提供しました。
ラーメンや焼き鳥、チャーシューご飯が用意されると、まちわびた子ども達は早速味わっていました。
たかずやの里の白鳥始施設長は「子ども達はこの日をとても楽しみにしていた。地域の人が子ども達と関わってくれることが非常にうれしい」と感謝していました。 -
宮坂組 大芝高原をボランティア清掃
南箕輪村の建設会社宮坂組は、お世話になっている地元の役に立ちたいと18日、大芝高原の清掃作業を行いました。
宮坂組の社員有志30人ほどが清掃作業にあたりました。
宮坂組は、平成18年豪雨による天竜川の補強工事を行い、河川に堆積していた土砂の運搬経路として大芝高原を利用ました。
工事の時にお世話になった大芝高原や地元への恩返しをしようと、3年前からボランティア清掃を行っています。
社員らは4つのグループに別れ、水路に溜まった土や、ゴミなどを取り除いたり、歩道の落ち葉を掃いていました。
宮坂組では「継続する事により、大芝高原を訪れる人が気持ちよく使ってもらえる環境を作り、少しでも地元の役に立てれば」と話していました。 -
特別養護老人ホームみさやま 竣工式
去年3月から伊那市西箕輪に建設が進められていたた特別養護老人ホームみさやまが完成し、21日、竣工式が行われました。
この日は、施設を運営する社会福祉法人上伊那福祉協会の関係者など、およそ100人が施設完成を祝いました。
新たな特別養護老人ホームの施設整備は、待機者の一部解消や長期化する介護者の負担を軽減しようと上伊那広域連合が中心となり進めてきました。
上伊那広域連合によりますと、上伊那地域の特別養護老人ホームの待機者は去年9月末現在916人ということです。
施設は、延べ床面積5900平方メートルの鉄骨地上2階、地下1階建てで総事業費はおよそ13億4000万円です。
ベッド数は130床で長期が120床、短期が10床です。
10人一組でグループを作り、食事や余暇を過ごす、ユニット型の介護を行います。
上伊那福祉協会会長の平澤豊満箕輪町長は、「利用者の皆さんが家庭的な雰囲気の中で安心して暮らしていただける施設にしていきたい」と挨拶しました。
みさやまは、4月1日に開所する予定で、利用者は既に定員に達していると言う事です。 -
伊那市観光ボランティアガイドの研修会
高遠城址公園のさくら祭りを前に伊那市の観光ボランティアガイドの研修会が9日、高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
研修会には、ボランティアガイド37人が参加しました。
9日は、駐車場の位置やシャトルバスのルートなどを確認した他、伊那図書館の平賀研也館長が携帯情報端末を活用した案内の方法について説明しました。
平賀館長は「昔の地図と今いる場所を見比べることで、町の移り変わりなど歴史を感じることができる。案内の幅も広がるのでは」と話していました。
観光ボランティアガイドを務める武田宏さんは「訪れた人にまた来たいと思ってもらえるよう、1人ひとりがおもてなしの心で取り組んでいきたい」と話していました。 -
釜石市東中 訪問の様子を紹介
伊那市の新山小学校から本などを預かり東日本大震災の被災地岩手県の釜石東中学校に届けた小牧学さんは12日、訪問した様子を新山小の児童に紹介しました。
新山小の児童会では、被災地の力になりたいと考え、学校が津波に飲み込まれた釜石東中学校に本を贈ることにしました。
伊那市の職員小牧さんは、両校の縁を取り持ち、3月6日に児童から預かった本やビデオレターを中学校に届けました。
小牧さんは、中学校を訪れた時の映像を見せながら「とても喜んでくれていた。遠い場所だけれど、心の繋がった釜石の友だちができたと思う」と話していました。
小牧さんの話を聞いた児童からは「がれきの片付けは進んでいるのか」「これからどんな交流をすればいいか」などの質問が出されていました。
新山小では、「今の5年生が中心となって今後も交流を続けていきたい」としています。 -
これからの復興支援を考える集い
これからの復興支援を考える集いが11日、タウンステーション伊那まちで開かれました。
これからの復興支援について考えようと災害ボランティア団体市民ネットワーク伊那が開いたもので、12人が集まりました。
参加者からは「物資の必要性は個人差があるので、必要な物を必要としている人に届けることができるような体制を整えるべき」などの意見が出ていました。
市民ネットワーク伊那では、今後も被災地の為に取り組んでいきたい」と話していました。 -
南箕輪村社会福祉協議会 シンボルマーク決定
南箕輪村社会福祉協議会で募集していたシンボルマークが8日に決まりました。
南箕輪村社協では、地域の人達により親しんでもらえるようにとシンボルマークを募集していました。
17人から応募があり、8日に開かれた検討委員会の結果、南箕輪村大芝の横道崇さんの作品に決まりました。
「ふれあう手、かよう心」をキャッチフレーズに、南と心をかたどったマークになっています。
南箕輪村社協では今後、このマークを車やTシャツなどにつけ活用していくということです。 -
釜石東中学校に新山小から本とビデオレター
東日本大震災の支援に取り組んでいる伊那市の新山小学校から、奇跡の避難で知られる岩手県の釜石東中学校の生徒に、本やビデオレターが届けられました。
6日は、新山小学校と釜石東中学校との縁を取り持った伊那市の職員・小牧学さんら4人が、本などを持って岩手県の釜石東中学校を訪れました。
釜石東中学校と隣接する鵜住居(うのすまい)小学校の児童と生徒は、海からわずか500メートルという近距離にもかかわらず、地震発生と同時に全員が迅速に避難し、押し寄せる津波から生き延びたことから、奇跡の避難とも呼ばれています。
東中学校の校舎は、津波に飲み込まれ、使用できなくなっているため、東中の生徒達は、釜石中学校の校舎を間借りして学校生活を送っています。
図書館の本を借りるのに遠慮してしまうという話を聞いた新山小学校の児童が、本を送る支援を行うことになり、小牧さんらが届けました。
生徒たちは手にした本を早速開いていました。
新山小学校からは、ビデオレターも届けられ、中学生は、小さな子供たちからのメッセージに頬を緩めていました。 -
東日本大震災記録写真集「未来へ伝えたい陸前高田」
伊那市西春近で和太鼓を製造している、株式会社まつり工房では東日本大震災の記録写真集、「未来へ伝えたい陸前高田」を販売しています。
写真集には去年3月11日津波に襲われた岩手県陸前高田の様子がおよそ100ページにわたり掲載されています。
高い建物の屋上に避難した人たち。
波にのみこまれる家。
陸前高田では市民およそ2万4千人のうち2千人が亡くなるか行方がわからなくなっています。
この写真集を販売している、まつり工房代表の北原永さん。
地域をあげて太鼓が盛んな陸前高田では毎年、全国太鼓フェスティバルが開かれていて北原さんが演出をてがけたグループも出演していました。
しかし去年の東日本大震災で、交流のあったフェスティバルの実行委員や東北の太鼓グループのメンバーなど仲間を亡くしました。
震災以降、北原さんは地元の太鼓グループに呼びかけ全国太鼓フェスティバル実行委員会に義援金を贈る活動を続けてきました。
写真集「未来へ伝えたい陸前高田」は全国太鼓フェスティバル実行委員会の会長が出版したもので、北原さんも販売に協力することにしました。
写真集は税込み1,500円で、まつり工房で販売されていて売り上げは被災地支援に役立てられるということです。 -
被災地への支援物資提供呼びかけ
東日本大震災からまもなく1年となるのを前に伊那市中央の洋画家、奥村憲さんが支援物資の提供を呼びかけています。
現在70歳の奥村さんは、水産加工に関する水質保全の技術者として長年東北地方で勤務してきました。
去年3月11日の東日本大震災で務めていた会社の仲間や多くの友人を亡くしました。
震災直後から募金や支援物資を送る活動をしていて集まった衣類や、食糧、生活用品は自宅玄関先に高く積み上げられています。 -
キャンドルで気仙沼を応援
東日本大震災から1年を迎える11日日曜日、震災で被害を受けた宮城県気仙沼市では、地域を元気にしようとキャンドルイベントが開かれます。そのイベントを伊那地域からも盛り上げようと3日、キャンドル作りが行われました。
この日は、ミツロウなどを販売している南箕輪村のワイルドツリーでキャンドルづくりが行われました。
キャンドルイベントへの協力は、伊那市に住む野溝清美さんが気仙沼出身で、イベントのスタッフに加わっていることから企画されました。
このイベントは、キャンドルに追悼の意を込めて、また未来への希望を込めて行われるものです。
野溝さんは「この支援活動がこれで終わらず、息の長い活動になっていくように、これからも多くの人に支援してもらいたい」と話していました。
参加した人たちは、キャンドルを作り終えると、カードに被災地へのメッセージを書き込んでいました。
参加したある女性は「実際気仙沼に行くことはできないけど、この地域から想いが届くようにメッセージを書きました」と話していました。
野溝さんは9日に気仙沼へ向かう予定で、現地でもキャンドルづくりを計画しています。 -
聴覚障害者へのサポート考える
上伊那で手話を学んでいる人達の手話学習発表会が26日、南箕輪村公民館で開かれました。
発表会では、上伊那地域の手話サークルなど7団体が聴覚障害者へのサポートについて理解を深めようと、学んだ成果を寸劇などで披露しました。
このうち、伊那手話サークルは、ラーメン店を舞台に、客のろうあ者と店員とのやり取りを通しコミュニケーションの方法について発表しました
大きな声でしゃべれば伝わると、多くの人が誤解しているが紙に書いて伝えるのが確実と訴えていました。
また、箕輪手話サークルは、手話は聞こえない人達にとって大切な言葉であることを理解し学んでいきたいと発表しました。
学習発表会は、上伊那聴覚障害者協会と上伊那手話サークルが開いていて、今回で4回目となります。
上伊那聴覚障害者協会の樋口絹子会長は「聴覚障害者をとりまく問題について、それぞれが考え、意識を高めてほしい」と話していました。 -
長野県地域いきいき実践塾 活動発表会
地域の活動に積極的に参加するための企画力や自己表現力を養う、長野県地域いきいき実践塾伊那支部の活動発表会が、16日、伊那合同庁舎で開かれました。
地域いきいき実践塾は、長野県長寿社会開発センターが、県下10支部で開いてきました。
伊那支部では、今年度、31人が、講義やワークショップを通して、地域活動への参画について学んできました。
16日は6つのグループがそれぞれ取り組んできた事を発表しました。
ハーモニカを通して社会貢献に取り組んだグループは、初心者から始めた人もいるなかで、高齢者や障害者の社会施設で、慰問活動を行うほど上達した事などを発表していました。
ハーモニカが演奏されると、他のメンバーも自然と歌を口ずさみ、発表者に拍手を送っていました。
発表会のあとには、修了式が行われ、メンバーに修了証書がおくられました。
なお、長野県地域いきいき実践塾は、去年9月に行われた、信州型事業仕分けで抜本的見直しが必要と仕分けされ、県は廃止の方針を示しています。
そのため、実践塾は、今年度で終了し、実践塾の講座内容の一部は、県シニア大学に統合されます。 -
ライオンズクラブと聴覚障害者が交流ボウリング大会
伊那、駒ヶ根、辰野のライオンズクラブと、聴覚障害者との交流ボウリング大会が、19日、南箕輪村で開かれました。
南箕輪村久保のボウリング場で開かれた大会には、伊那、駒ヶ根、辰野のライオンズクラブと、上伊那聴覚障害者協会、上伊那手話サークルのメンバーと家族など約70人が参加しました。
大会は、ライオンズクラブが障害者支援を目的に始めたもので今回で11回目になります。
ライオンズクラブのメンバーは簡単な手話を教わって「上手ですね」などと会話をしながらゲームを楽しんでいました。
辰野ライオンズクラブの林勝一会長は、「楽しみながら交流する事で、お互いの理解を深めていきたい」と話していました。 -
保育園で出前木工教室
伊那市中央の春日英二さんらは、この春卒園となる伊那北保育園の年長児28人に木で作った手形とおもちゃを3日プレゼントしました。
子どもたちに木工細工をプレゼントしたのは、春日さんら3人で、保育園に出向いて木を加工しました。
3人は、日頃から趣味で木の加工をしていて、子どもたちに喜んでもらおうと春日さんが呼び掛けて出前サービスをしたものです。
子どもたちは、ゾウやキリン、ライオンなど好きな動物を注文すると、電動ノコギリをたくみにあやつり、たちまち動物がくりぬかれていきました。
動物をもらうと、子どもたちは、タイヤをつけて走らせていました。
3日、伊那北保育園は、保育参観日で、年長児の保護者も一緒になって木工教室を楽しんでいました。
春日さんたちは、毎年この時期に市内の保育園を回り、年長児に手形をプレゼントしています。 -
精神障害者の現状、行政に訴え
南箕輪村で精神障害者支援を行っているグループと行政の懇談会が6日、村障害者生きがいセンターで開かれました。
懇談会は精神障害者の現状を行政に知ってもらおうと開かれたもので、およそ20人が出席しました。
参加者からは、仕事がみつからず経済状況が厳しいという訴えや、どんな社会保障制度があるのか広く知らせてほしいという要望が出されていました。
村では居場所づくり、働く場の確保が重要だとしたうえでグループホームの必要性や福祉住宅の整備などについて検討したいとしています。
村社会福祉協議会では当事者と地域、行政が互いに支え合いながら暮らしていける環境づくりを進めていきたいとしています。 -
ガールスカウトフリマで義援金集め
ガールスカウト長野第26団は1月29日、フィリピンで貧困にあえぐ子どもや、東日本大震災の被災者などを支援するため、伊那市の伊那公民館でフリーマーケットを開きました。
会場では、ガールスカウトのメンバーおよそ20人が手作り品や日用品などを販売しまし。
第26団では、今年、「一緒なら世界から貧困と飢餓を無くすことが出来る」をテーマにボランティア活動をおこなっています。
会場には、メンバーが手作りした手芸品のほかクッキーや日用雑貨、衣類などが並びました
あるメンバーは「(被災者やフィリピンの子どもたちの)力になれればうれしい」と話していました
フリーマケットの売り上げは、義援金として、フィリピンと東日本大震災の被災地へ届けられると言う事です。 -
(株)サーチ 市社協に車椅子寄贈
伊那市などでパチンコ店を経営する、株式会社サーチは25日、伊那市社会福祉協議会に車椅子5台を寄贈しました。
25日は、サーチの天野博夫業務課長が伊那市福祉まちづくりセンターを訪れました。
株式会社サーチでは、社会貢献を目的に経営するパチンコ店からでるアルミ缶を回収し、現金に換金し積み立てをしています。
車椅子は、この積み立て金およそ17万円で購入しました。
天野さんは、「身近にできることから始めた活動。活用していただき、地域の福祉が少しでも充実すればうれしい」と話していました
伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長は「車椅子は、古く更新が必要なものあり大変ありがたく感じている。大切に使わせていただきたい」と感謝していました。
伊那市社協では、車椅子を市内の福祉施設4カ所で活用していくことにしています。 -
市民ネットワーク伊那が支援物資募集
災害ボランティア団体市民ネットワーク伊那では東日本大震災の被災地、宮城県石巻市などに送る支援物資として、肌着や洗濯石鹸などを募集しています。
市民ネットワーク伊那では復興支援プロジェク「やっぺし東北」と連携をとりながら年末年始に支援物資として防寒着を募集しました。
呼びかけにより16箱分が集まり、宮城県石巻市などに配られました。
支援物資は復旧復興に歩きだした地元商店に迷惑がかからないようにとの考えから、「やっぺし東北」の情報を元に「その時必要な物を必要な人に必要な分だけ」送ることとしています。
今回募集しているのは、肌着下着のほか、洗濯石鹸、柔軟剤です。
肌着下着は新品のみで、サイズは男女Mサイズ以上としています。
支援物資は28日土曜日、午後6時までに伊那市通り町のカフェあびえんとで受け付けています。 -
交通安全に役立てて
長野・岐阜・愛知に12の営業所を持つ東海西濃運輸株式会社の労働組合は、交通安全に役出ててもらおうと、伊那交通安全協会に28万円を寄付しました。
20日、東海西濃運輸労働組合の渡邉修執行委員長が、伊那交通安全協会の堀内四郎会長に現金28万円を手渡しました。
東海西濃運輸では、毎年10月にカンガルー運動と題して無事故運動を展開しています。
運動は、昭和42年からこれまで44年間続いていて、労使650人が一体となって取り組んでいます。
今回の寄付は、その運動期間中に集まった募金を伊那安協に贈ったものです。
伊那安協の堀内会長は、「交通安全運動に有効に使わせていただきたい」とのべ、感謝状を贈りました。
安協では、のぼり旗の製作や危険箇所の看板設置費用に充てる予定です。 -
新山小学校の児童被災地支援へ
伊那市の新山小学校の子どもたちは、東日本大震災の被災地支援の取り組みを行うことを、12日、全校で決めました。
新山小では、児童会が中心となって、被災地のために何か支援活動をしたいという声があがっていました。
被災地はどのような状況なのか、どのような支援が求められているのかを知るために、12日は、伊那市の危機管理課職員の小牧 学さんを講師に招きました。
小牧さんは、先月、岩手県の釜石市を訪れ、ボランティア活動を行ないました。
小牧さんが紹介したのは釜石東中学校の避難についてと現在の状況です。
震災当日、釜石市の釜石東中学校の生徒は隣接する小学校の児童を連れて避難していて、全員が無事だったという避難は「奇跡の避難」とも呼ばれています。
小牧さんは、釜石の学校には、まだ瓦礫が残っていることや最近になって中学校と小学校で図書館の本を取り合ういざこざがあるなど、被災者が精神的に疲れてきていることを話しました。
話を聞いた子どもたちは、全校で、どのような支援をしたいのかを話し合いました。
話し合いでは「手紙を書こう」「ビデオレターを送ろう」「実際に現地を訪ねよう」といった意見が出されました。
結果、手紙を書くこと、本を贈ることで、子どもたちの意見がまとまりました。
小牧さんが訪問した釜石東中学校に手紙や本を贈る方針で活動は動き始めます。
新山小学校では全校児童で手紙を書くほか、地区の住民にも協力を仰ぎながら、中学生が読むのに適した本を集め、被災地に贈りたいとしています。 -
日本ピスコが村に歳末寄付
南箕輪村の空気圧機器製造メーカー、日本ピスコが26日、歳末助け合い募金を南箕輪村に届けました。
日本ピスコ管理1グループの磯田延雄部長らが南箕輪村役場を訪れ、歳末募金22万3704円を唐木一直村長に手渡しました。
日本ピスコは、南箕輪村に工場を設置してから25年間、毎年寄付をしています。
日本ピスコと、従業員からの善意で、従業員には各部署に募金箱を回して募ったということです。
磯田部長は、「わずかですが村のために役立ててください」と話していました。