-
MINOWAさんかくフェスタ
男女共同参画社会について理解を深める箕輪町のイベント「MINOWAさんかくフェスタ」が13日、箕輪町文化センターで開かれました。
会場では仕事体験コーナーが設置され、美容や製造業などのブースが並び親子が企業の担当者から仕事について学びました。
箕輪町内で起業している女性達は砂を使ったインテリアや似顔絵など自身の仕事を紹介していました。
また電子部品会社のブースでは、子ども達が基盤を組み立て、時計を作っていました。
箕輪町は女性が働きやすい、住みやすいまちづくりを目指していて、幅広い年代に男女共同参画について理解を深めてもらおうと、この催しを初めて開きました。
町では来年度までに、町が設置する審議会の委員や区の役員の女性の割合を3割にすることを目指しています。
-
犯罪から児童を守る方法を学ぶ
犯罪から子どもを守るための講演会が8日南箕輪村役場で開かれました。
講演会は伊那市、箕輪町、南箕輪村の放課後児童クラブ支援員を対象に村などが開いたもので約20人が参加しました。
講師は長野県伊那警察署スクールサポーターの唐澤髙弘さんで性犯罪について話をしました。
唐澤さんは「性犯罪の発生は登下校時が全体の80%を占めている」として見守り隊など地域住民の協力の必要性を訴えていました。
また子どもに危険を予測する力をつけてもらうために「犯人の手口などを教え身を守る訓練をしなければならい。」と話していました。
唐澤さんによりますと昨年度伊那署管内で発生した性犯罪はおよそ55件でそのうち小学生の被害は16件だったということです。
-
クマの目撃情報多発
県や市町村では、6月末からクマの目撃情報が相次いでいることから林の近くなどを歩く際は鈴やラジオで音を出しクマに人が近くにいることを知らせながら行動するよう呼び掛けています。
伊那市の中央アルプス山麓では猪をつかまえるための檻にクマが入っているのが見つかり、5日麻酔で眠らせて山に帰しました。
檻に入ったのは全長約1メートル30センチ体重32キロほどの2歳から3歳のオスです。
長野県の宮脇優鳥獣対策専門員によりますとこの時期は親離れをしたクマが慣れていないため人里に出てくることがあり目撃情報の多発につながっているということです。
長野県ではクマは背を向けて走って逃げると追いかける習性があることから万一遭遇したときはクマから目を離さず静かに後退しながらその場を離れるよう呼び掛けています。
-
法教育広報大使に成美さん
人権や憲法、法律など社会生活に必要な知識を地域の子どもや若者に広めようと、伊那市の法教育学研究所は3日、法教育広報大使に伊那市出身のタレント、成美さんを委嘱しました。
この日は、代表の二瓶裕史さんが伊那市役所で、成美さんに委嘱状を手渡しました。
法教育学研究所では2013年から、主に県外の企業でのコンプライアンス研修や、教育機関で人権に関する講演など行っています。
二瓶さんは、「若者にとって法律や憲法、人権などは堅いイメージがあるが、成美さんに大使をつとめてもらうことで、地元の子どもや若者に、広く知ってもらうきっかけにしたい」と話していました。
法教育学研究所では今後、要望があれば出前講座を開くということです。
-
地域の課題について考えるワークショップ
総合商社丸紅株式会社は、地域の課題について解決策を考えるワークショップを1日、伊那市内で行いました。
ワークショップは、6月30日と7月1日の2日間、丸紅のグループ会社、丸紅伊那みらいでんき株式会社の社員研修の一環として開かれたものです。
1日は参加者による成果発表が行われました。
各グループが、きのう伊那市を散策し、拡充すべき点や、伊那市の抱える課題などを分析し、解決策を提案しました。
参加者からは、クレジットカードの利用できる店舗が少ないことから、決済サービスの整備の必要性や、高齢者は車がないと買い物ができないことから、カーシェアなどさらなる交通の利便性向上の必要性などが提案されました。
また、この日は伊那市役所の職員も参加し、意見交換も行われました。
丸紅伊那みらいでんきは、「伊那市の課題に対して関わることができるように、さらに具体的に取り組んでいきたい」と話していました。
-
子どもや若者の性被害を防ぐ
子どもや若者の支援について考える、長野県将来世代応援県民会議上伊那地域会議が26日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
会議は、上伊那地域の教育関係者40人ほどで組織されています。
子どもの性被害や貧困、青少年の社会参加などに取り組む組織として2017年に設置されました。
今年度は、インターネット利用による子どもの性被害の防止や、情報モラルの向上を重要課題に挙げています。
上伊那地域では、来月を中心に、各地の高校で朝の登校時に高校生らに声がけをして、非行・被害防止を呼びかける街頭啓発を計画しています。
-
箕輪町 交通死亡事故ゼロ500日達成
箕輪町は、今年4月28日に交通死亡事故ゼロ500日を達成しました。
19日は、伊那合同庁舎で長野県交通安全運動推進本部顕彰伝達式が行われました。
伝達式では、上伊那地域振興局長で、長野県交通安全運動推進上伊那地方部の佐藤公俊部長から白鳥政徳町長へ表彰状が手渡されました。
町では、平成29年12月14日に交通死亡事故が発生して以来、今年4月28日までの500日間交通死亡事故ゼロが続いています。
町は、交通事故を減らす取り組みとして反射材着用の啓発や街灯の設置などを行っています。
-
保護が必要な子ども受け入れ
伊那市高遠町のNPO法人フリーキッズヴィレッジは、虐待を受けるなど保護が必要な子どもたちを一時的に預かる支援事業を始めています。
N NPO法人フリーキッズヴィレッジ代表理事の宇津孝子さんです。
宇津さんは、2004年に不登校や家族関係に悩む子供たちを受け入れるフリーキッズヴィレッジを立ち上げました。
2013年に、虐待や育児放棄など親と一緒に暮らせない子どもたちを一時的に預かるファミリーホームを開設しました。
ファミリーホームを運営するかたわら宇津さんは伊那市要保護児童対策地域協議会の委員も務めています。
協議会の中で児童虐待に関する相談が増加していることを知り宇津さんは必要性を感じるようになりました。
主に保護が必要な子どもを一時的に預かる他、母親の相談にも応じます。
子育ての悩みや教育・発育発達などの相談窓口となっている伊那市の子ども相談室です。
子ども相談室によりますと昨年度の子育てなどに関する相談件数はおよそ400件、このうち虐待通告が77件だということです。
虐待通告については前の年度より24件増えていているということです。
宇津さんは、受け入れ体制を整えるため高遠町山室の空き家を購入し支援が必要な家族のための拠点づくりを進めています。
宇津さんは、「協力家庭を増やして気楽に行き来できる風通しの良い環境を作っていきたい」と話していました。
-
管内7事業所が受賞
プロドライバー事故防止コンクールの受賞報告と表彰伝達式が
14日伊那市の伊那警察署で行われました。
伊那署管内では伊那バス株式会社と伊那タクシー株式会社が特別受賞事業所にまたJRバス関東株式会社中央道支店と辰野タクシー株式会社が最優秀受賞事業所に選ばれ石坂達夫署長に受賞報告をしました。
ほかに株式会社JAアグリエール長野伊那営業所が優秀受賞事業所にまた有限会社白川タクシーと高遠観光タクシー有限会社が優良受賞事業所に選ばれました。
長野県警などが行っているプロドライバー事故防止コンクールは
交通事故防止への取り組みを競うものです。
-
伊那市行政相談委員に感謝状
3月まで伊那市の行政相談委員を務めた市ノ羽茂則さんと、伊藤順一さんに総務大臣からの感謝状がきょう、伊那市役所で伝達されました。
総務省長野行政監視行政相談センターの阿藤英行所長から市ノ羽さんと伊藤さんに感謝状が手渡されました。
行政相談委員は、地域住民と国や県、市のパイプ役として国から委嘱されます。
市ノ羽さんは平成17年から14年間、伊藤さんは平成25年年から6年間務めました。
市ノ羽さんは、「地域の人に支えられて務めることができました」。
伊藤さんは「地域と行政の橋渡しができればという思いでこれまでやってきました」と話していました。
-
引きこもりについて講演会
伊那市のいなっせで7日、引きこもりや不登校の子どもについての講演会が開かれました。
講演会は、引きこもりや、仕事をしていない若者などを支援している、長野県南信子ども・若者サポートネット事務局が開いたものです。
7日は、南信地区の市町村の福祉や保健担当者を対象に開かれました。
講師を務めたのは、不登校や引きこもりなどの若者支援や、行政機関への中間支援を行っている一般社団法人代表の田中俊英さんです。
田中さんは講演の中で、「引きこもりの学生は、学校に行くという社会規範にがんじがらめになっている。引きこもり当事者のつらさを周りの大人が代弁してあげることで抜け出せるきっかけになる」と話していました。 -
7人の洋画展 大作ならぶ
上伊那在住の洋画家7人による絵画展「第4回信州創展」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
作品展は上伊那在住の洋画家7人でつくる「創の会」が開いたものです。
2013年から1年おきに開催していて、今年で4回目です。
会場には26点が並んでいて、人物や風景を油絵や水彩画などで表現しています。
中には大きさが2メートル四方の作品もあります。
信州創展の事務局を務める坂本勇さんは「7人の画家それぞれが表現した独自の世界観を感じ取ってほしい。」と話していました。
第4回信州創展は来月2日(日)まで開かれています。
最終日には7人によるトークイベントが開かれるということです。 -
シルバー人材センター定時総会
公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの定時総会が、伊那市の伊那文化会館で24日に開かれ、新たに伊那地区の伊藤(いとう)次(つぎ)雄(お)さんが理事長に就任しました。
定時総会では、新理事長の伊藤さんが就任挨拶をしました。
また、理事には新たに浦野重雄さんが就任しました。
伊那広域シルバー人材センターの会員は3月末現在551人で、前年の568人より17人減少しています。
仕事の受注件数は7,099件で、前の年度と比べて356件減少、契約金額は3憶6千万円で、443万円の減少となっています。
伊那広域シルバー人材センターは今後、会員の拡大に向けて1人1会員入会活動の実施に力を入れるということです。 -
災害バイク隊がドローン操縦訓練
伊那市の災害バイク隊が27日伊那市の天竜川・三峰川合流点河川敷でドローンの操作訓練を行いました。
訓練は梅雨前線の影響による長雨で土砂災害が発生し孤立した人が多数いるとの想定で行われました。
バイク隊はドローンで災害現場を撮影し被害の情報収集にあたります。
ドローンの指導にあたったのは一般社団法人信州伊那宙代表で
ドローンコンサルタントの蟹澤幸一さんです。
蟹澤さんは「実際の災害現場では障害物があることが想定される。接触や落下など二次被害に注意して飛ばしてください。」とアドバイスしていました。
災害バイク隊は車で行くことができない災害現場に駆け付け情報収集することなどを目的に平成24年に結成され現在8人が活動しています。 -
熱中症に注意 運動会も対策
24日の伊那地域は最高気温が27.8度まで上がり7月中旬の暑さとなりました。
箕輪町の箕輪東小学校では25日の運動会を前に熱中症に注意しながらの練習が行われました。
箕輪東小学校ではかけっこなどの練習が行われていました。
児童らは熱中症対策として全員が帽子をかぶり練習の合間には
水分を取っていました。
25日の運動会は気温の上昇が予想されることから終了を予定より40分ほど早め午後1時には終わらせるということです。
また水分補給のためスポーツドリンクを配るほか児童が応援する
場所には全てテントを張り日陰をつくるようにします。
長野地方気象台によりますと県内は27日ころにかけて広い
範囲で真夏日となり5月としては記録的な高温になると予想しています。
また35度以上の猛暑日となる所があるとして水分補給など暑さ対策をとり熱中症などの健康管理に注意するよう呼びかけています。
-
名称が「令和伊那トンネル」に決まる
伊那建設事務所は現在工事が進められている国道153号伊那バイパスの伊那市福島から野底へ抜けるトンネルの名称を「令和伊那トンネル」に決定したと10日発表しました。
伊那建設事務所では現在工事を進めているところだが地域住民の意見を踏まえて「令和伊那トンネル」に決定したとしています。
また南側に隣接する高架橋については「野底大橋」に決定したとしています。
令和伊那トンネルは長さ166.7メートルで車道2車線の歩道付きで今年の7月末完成予定です。
-
出水期前に河川を巡視
梅雨などの出水期を前に河川管理者が天竜川と三峰川の危険箇所を把握する合同巡視が10日行われました。
天竜川上流河川事務所が行なった合同巡視には伊那市の防災担当者や消防団など約30人が集まりました。
参加者は天竜川と三峰川沿いで堤防の高さが不足している場所を
見たり法面が崩れている所がないかを確認していました。
市内の天竜川と三峰川沿いでは約90か所が重要水防箇所に指定されています。
護岸が崩れやすい場所では石を鉄製の網に入れた蛇籠を置き補強している所もあります。
10日はほかに水防倉庫もまわり出水時に使う備蓄材を確認していました。
天竜川上流河川事務所では出水期に合わせて川の水位情報をパソコンやスマートフォンで閲覧することができるシステムの運用を始めるということです。
-
両陛下ご訪問の記憶
天皇陛下は30日退位され平成の時代が終わります。
陛下は皇太子の時の1969年、昭和44年に美智子様とともに
上伊那をご訪問されました。
訪問先の一つ、伊那市の美篶中央保育所の所長だった春日澄子さんは両陛下の案内役を務めました。
伊那市美篶の春日澄子さん。
1925年大正13年生まれの95歳です。
皇太子ご夫妻が伊那市の美篶中央保育所をご訪問されたとき保育の様子を説明するなど両陛下と言葉を交わしました。
春日さん45歳のときでした。
両陛下が美篶中央保育所をご訪問されたのは1969年昭和44年8月27日の午前10時でした。
前日に飯田下伊那地域で三六災害の被災現場などをご視察し駒ケ根市で一泊されました。
伊那市では東春近の圃場を訪れ整備事業について話を聞かれたということで記念碑が建立されています。
-
労働条件など年間の労働相談361件
南信労政事務所は平成30年度の労働相談の状況をまとめました。
件数は延べ361件で退職や労働時間、賃金など労働条件に関する相談が全体の58%を占めています。
労働相談は南信労政事務所が通年で行っているもので労働者または使用者の労働問題全般について公正、中立な立場でアドバイスをしています。
平成30年度の相談件数は延べ361件で相談者数は205人でした。
相談内容は退職や労働時間、賃金などの労働条件に関するものが210件で58%を占めています。
次いでパワーハラスメントが30件、社会保険などの勤労者福祉が27件となっています。
産業別では製造業が51人で最も多く全体の24%を占めています。
次いで医療福祉関係が34人、宿泊、飲食、娯楽関係が32人となっています。
南信労政事務所の労働相談は無料で秘密は守られ伊那合同庁舎の窓口のほか電話やメールでも受け付けていています。
-
退位の日に「両陛下ご訪問の記憶」
今月30日に退位される天皇陛下は皇太子の時の1969年、
昭和44年に上伊那を訪れ保育園や農場を視察されました。
伊那ケーブルテレビでは視察の際皇太子ご夫妻の対応にあたった人物や訪れた場所を紹介する「両陛下ご訪問の記憶」を30日に放送します。
伊那市美篶の春日澄子さん。
大正13年生まれの95歳です。
当時、美篶中央保育所の所長だった春日さんは皇太子ご夫妻が保育所の視察に訪れた際、対応にあたりました。 -
新元号「令和」 その受け止めは・・・
1日新しい元号が「令和」と発表されました。
伊那市内の大型店では買い物に訪れた人たちがテレビの前に集まりその時を待っていました。
N発表予定時刻の午前11時半前。
ベルシャイン伊那店に設置されているテレビ前には買い物客が集まっていました。
新しい元号は「令和」と発表されました。
地域の人たちからは「和という字が和やかな時代になるような願いが込められていると思う」「予想されていたものと違ってすっきりしていてよい」という肯定的な意見の一方で「令という字に違和感を感じる」「昭和の和と同じでしっくりこない」といった声も聞かれました。
-
80代の伊那市の女性95万円被害
27日に伊那市内の80代の女性が現金約95万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと特殊詐欺は被害者宅に医師を名乗る男から「息子さんの喉に腫瘍のようなものができていて治療中です。」という電話がありその後、息子の同僚を名乗る男から「息子さんが病院に会社のキャッシュカードが入った財布を忘れた。会社として今日中に支払わなければならないお金で立て替えたので出せるだけ出してほしい」という電話が入ったものです。
さらに息子を名乗る男から「とりあえず払ってくれ」などと言われ被害者は自宅近くまで来た息子の同僚を装う男に現金およそ95万円を手渡したということです。
その後被害者が息子に確認し被害に気付いたものです。
伊那署では自宅の電話を留守番電話に設定したり本人以外に現金を渡さないなど被害防止を呼びかけています。
-
制作番組について意見を聞く
伊那ケーブルテレビが制作している番組について意見を聞く番組審議委員会が22日開かれました。
番組審議委員会には放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村から委員7人が出席しました。
向山賢悟社長はケーブルテレビを使って商品を注文するドローン物流の取り組みについて「今までは見るテレビだったものがインターネットをつなぐことで使うテレビへと進化していると感じている。より生活に密着したシステムを構築するための布石になった。」とあいさつしました。
委員からは「スポーツ中継を充実してほしい。」
「ドローン物流については持続可能なものにしていってほしい」
ほかには「地域には先人が残した良いものがあるのでさらに掘り起こしてもらいたい。」などの意見が出されていました。
伊那ケーブルテレビでは来年度も買い物弱者支援のドローン物流実用化に向けた実証実験を行っていきます。
ほかに新番組としてアーカイブされた映像をもとにした「映像で振り返る平成」の制作にも取り組むことにしています。
-
雪による倒木で伊那市の広範囲で停電
11日午前5時頃に伊那市の竜西地区で1,350戸、午前7時50分に高遠町の1,270戸の合わせて2,620戸で停電がありました。
中部電力によりますと停電があったのは伊那市荒井内の萱、
小沢、西春近などの竜西地区1,350戸と高遠町の1,270戸の合わせて2,620戸です。
原因は雪の重みで木が倒れたことによる断線で竜西地区は内の萱など一部の地域を除いて午前5時過ぎに高遠町は午前9時30分頃に復旧しました。
内の萱など一部の地域も午後6時に復旧しています。
また午前6時頃から約1時間ほど伊那市の広域農道の信号が3か所止まりこれについて中部電力では今回の停電によるものとみています。
-
東日本大震災から8年 黙とう捧げる
東日本大震災からきょうで8年となります。
伊那市の東部中学校では震災が発生した午後2時46分に生徒らが黙とうを捧げました。
東部中学校は震災の翌年の2012年に宮城県仙台市の高砂中学校にタカトオコヒガンザクラを贈ったことがきっかけで交流を続けていてこの活動はさくらプロジェクトと呼ばれています。
両校の生徒が互いに行き来したりスカイプを使った情報交換なども行っています。
廊下には高砂中学校の生徒が両校の絆や復興への思いを書いた俳句もならべられています。
東部中学校では互いの発展を目指し新しい交流の仕方についても
模索していくとしています。
-
脱原発を訴える
東日本大震災から8年となります。
脱原発活動などを行っている上伊那のおよそ40の団体でつくる実行委員会は、脱原発を訴える集会とパレードを伊那市内で10日、行いました。
いなっせ北側広場で開かれた集会には、およそ200人が参加しました。
集会では、実行委員会のメンバーがリレートークを行った他、原発のない社会を目指すとするアピール文が採択されました。
この後、いなっせを出発してJR伊那北駅を折り返すおよそ2キロをパレードしました。
実行委員長の小牧崇さんは「現政権は、原発の再稼働のみならず新設などを推し進めている。自然エネルギーを活かした安全なエネルギーの転換を進め、原発のない安心・安全な社会を未来に引き継いでいきたい」と話していました。
フクシマを忘れない上伊那アクションは、原発のない社会を目指して実行委員会が行っているもので今年で3回目になります。
-
春の山火事防火パレード
たばこの投げ捨て禁止やたき火の後始末の徹底を呼びかける春の山火事予防パレードが7日行われました。
パレードは上伊那地域振興局が行ったもので管内を3地区に分けて山火事予防を呼びかけました。
去年上伊那地区では8件の山火事があり被害面積はおよそ5ヘクタールでした。
今年は6日までに2件発生しているということです。
上伊那地域振興局では春先は空気が乾燥していて山火事が多発する時期だとして枯草など火災の起こりやすい場所ではたき火をしないことや、たばこの吸い殻は必ず消し投げ捨てをしないよう呼び掛けています。
-
下草焼きでやけど 男性重体
3日午前11時30分頃伊那市手良野口の果樹園で下草を焼いていた74歳の男性がやけどを負いました。
この男性は重体の模様です。
伊那警察署の発表によりますとやけどをおったのは伊那市手良野口の無職、那須野五夫さん74歳です。
那須野さんはドクターヘリで松本市内の病院に運ばれましたが
重体の模様です。
火は下草およそ8.5平方メートルを焼きました。
伊那署では下草を焼いていた那須野さんに火が燃え移ったものとみて調べを進めています。
-
天竜川漁協「連絡の不備に憤り」
先月27日に岡谷市の諏訪湖釜口水門の放流ゲートの不具合により天竜川の水位が上昇したことについて天竜川漁業協同組合の
小野文成組合長は伊那ケーブルテレビの取材に「連絡の不備に憤りを感じる」と答えました。
1日の取材に小野組合長は「ザザムシ漁がこの時期まだやってますし渓流釣りも解禁となっていますから時間帯によってはどうなっていたか分からない。」と話していました。
諏訪建設事務所の発表によりますとゲートの不具合が発生したのは先月27日の午後4時50分頃で6つある放流ゲートのうち2つが突然全開になったということです。
午後5時30分に水防警報を発令し不具合のあったゲートが全て閉じたのは午後7時30分だったということです。
今回の件について諏訪建設事務所の丸山義廣所長は「下流の住民をはじめ関係者に心配をかけて申し訳ありませんでした。
原因は調査中で分かり次第工事を行い再発防止に努めたい。
下流への連絡系統についても検討していきたい。」とコメントしています。
-
女性活躍推進事業 報告書まとまる
伊那市と伊那商工会議所女子会プロジェクト委員会が連携して行っている女性活躍推進事業の報告書がまとまりました。
女性の活躍推進について賛成と答えた女性は79%だったのに対し、自身が活躍したいと答えた女性は43.6%にとどまりました。
アンケートは女性活躍やワーク・ライフバランスについて伊那商工会議所の会員企業と企業で働く女性や子育て支援センターの利用者に聞きました。
企業は360社、女性は291人から回答がありました。
企業に対し「女性の活躍推進についてどのように考えていますか?」との質問には66%が推進していると回答しています。
「女性が結婚や妊娠、出産の後も就業を継続させることについては80%が働き続けて欲しいと答えています。
一方、女性に対しての質問では活躍推進について79%が賛成と回答しています。
あなた自身は活躍したいかとの問いには、活躍したいが43.6%、管理職への打診があれば受けたいかの問いに、受けると回答した人は、21.6%にとどまりました。
女性の活躍を進める上での問題点として30%の女性が家事・育児の両立が難しい、19%が上司や同僚の男性の認識や理解が不十分だとしています。
結果をもとに来年度は、女性交流会の開催や企業の管理職者を対象にした女性活躍のための講演会などを開催する予定です。