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野底福島トンネル 貫通後初の見学会
現在建設が進められている、国道153号伊那バイパスの、伊那市福島から野底へと抜けるトンネルがこのほど貫通し、一般向けに初めて公開されました。
14日は、地区住民を対象に現場見学会が開かれました。
トンネルは2月中旬に貫通し、福島側から野底側へと抜けられるようになりました。
地区住民らは、県の職員や工事関係者から話を聞いて、理解を深めていました。
仮称 野底福島トンネルは、建設が進められている伊那バイパスのルートになっていて、2018年3月に着工しました。
トンネルの長さは166.7mで、車道は片側1車線となります。
伊那北小学校や東部中学校の通学路として利用される可能性があることから、幅4mほどの歩道も設置されます。
トンネル自体の工事は7月頃に完了する予定で、付近の接続道路などの工事も含め、2020年2月末の完工を目指しています。 -
ユーモラスに「やきもち踊り」奉納
長野県の無形民俗文化財に指定されている伊那市山寺の「やきもち踊り」が14日、白山社・八幡社合殿で奉納されました。
羽織、袴姿で、足を高くあげ、飛び跳ねるようにして踊る「やきもち踊り」です。
このユーモラスな踊りは、県の無形民俗文化財に指定されています。
きょうは、伊那市山寺にある白山社・八幡社合殿で、地元住民でつくる保存会、およそ30人が踊りを奉納しました。
踊りは、前踊り、中踊り、後踊りがあり、その合間には酒盛りが行われます。
踊り手たちは、キセルで刻み煙草を吸いながら、アユの串焼きを肴にどぶろくを酌み交わしました。
最後の酒盛りを終えると、下駄を境内の外に出し、後踊りが行われます。
踊りが終わると、踊り手たちは一斉に逃げ出します。
逃げ遅れると厄病にかかると言い伝えられていて、先を競って鳥居の外に駆け出しました。
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北殿エドヒガンザクラ
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。
14日は南箕輪村北殿のエドヒガンザクラです。
高さ17メートル、幹の太さは6.5メートルで樹齢は280年と推定されています。
昭和52年には村の天然記念物に指定されました。
桜は、北殿区が管理していて、散り終わりまで、午後6時~午後9時の間ライトアップをしています。
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信州みのわ花街道まつり
箕輪町西部地域の景観とハナモモなど春の花を楽しむ第9回花街道まつりが14日開かれました。
上古田公民館で行われた開会式には、参加者やスタッフなど100人が集まりました。
まつりを主催する信州みのわ花街道協議会の唐澤荘介会長は「今年は、まだ花はさいていませんが、景色を楽しんで下さい」と話していました。
主会場の上古田公民館では大日本茶道学会による野点や、トン汁の振る舞いが行われました。
今年は統一地方選挙の為、まつりの開催を例年より2週間程早めたこともあり、街道沿いのハナモモはまだつぼみです。
協議会は、平成19年に設立され県道与地辰野線の沿線9キロメートルの区間にハナモモなどを植えてきました。
信州みのわ花街道は、国土交通省の日本風景街道に登録されています。 -
松島分館 コーヒー講座
プロからおいしいコーヒーの淹れ方について学ぶ講座が箕輪町の松島コミュニティセンターで13日開かれました。
講座では、参加者にコーヒーがふるまわれ、産地ごとの味わいの違いを確かめていました。
塩尻市や辰野町でコーヒー店を営む三澤珈琲の三澤顕介社長が、豆の選び方やおいしい淹れ方について紹介しました。
三澤さんは「頑張りたい時とリラックスしたい時で選ぶコーヒーが変わってきます。浅煎りはカフェインがしっかり入っているので頑張りたいときに、深煎りは少ないのでリラックスしたいときに良いでしょう」と紹介していました。
講座は箕輪町公民館松島分館が、初めて企画したもので、区内から16人が参加しました。
松島分館の日向聖一分館長は「講座を通して、多くの人に気軽に公民館に足を運んでもらい、楽しんでほしい」と話していました。
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ナイスハートバザール
上伊那にある障がい者就労支援事業所の利用者が製作した商品などを販売するナイスハートバザールが伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
会場には、手作りのアクセサリーや手芸品などの自主製品が並びます。
ナイトハートバザールは施設利用者の工賃アップや製品のレベル向上などを目的にNPO法人長野県セルプセンター協議会が毎年開いているものです。
今年は、上伊那の12施設がブースを出展しました。
伊那市狐島の生活リハビリサポートいなは、長野県産のりんごの枝を使った箸置きを販売しました。
西箕輪のチャレンジセンター笑顔の時間は、有害鳥獣対策で駆除された鹿の皮を利用し作った、キーホルダーやバッグなどを販売しました。
利用者が手縫いで製作し、丈夫で柔らかいと評判がいいということです。
ナイスハートバザールin伊那は14日も、ベルシャイン伊那店で開かれ時間は午前10時から午後4時までとなっています。
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中高生が観光客におもてなし
桜が5分咲きの伊那市高遠町の高遠城址公園で13日、地元の高校生と中学生が観光客をもてなしました。
高遠城址公園南側では、高遠高校の音楽専攻の生徒と吹奏楽部の生徒が桜の下で演奏をしました。
高遠高校では、県外から訪れた観光客をもてなそうと3年前から活動しています。
晴天に恵まれた13日は、春にちなんだ曲や歌を披露しました。
訪れた人たちは、手拍子をしたりして演奏を楽しんでいました。
園内では、福祉コースの生徒が杖を無料で貸し出したり生徒会執行部が来場者に案内チラシや観光マップを配布するなどしました。
高遠高校では、あすも案内ボランティアを行うことになっていて、公園内の桜の見どころや歴史を紹介する桜ガイドも予定しています。
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石仏総選挙「第一声」で投票呼びかけ
伊那市高遠町では高遠石工が残した石仏の人気ナンバー1を決める石仏総選挙が行われています。
12日は選挙を行っている高遠石工研究センターのメンバーが「第一声」で投票を呼びかけました。
投票を呼び掛けたのは高遠石工研究センター理事の矢島信之さんです。
一輪車の上に石仏のポスターを貼ったベニヤ板を乗せPRしていました。
矢島さんは第一声が終わると早速一輪車を押して遊説に出かけていました。
石仏総選挙は一般社団法人高遠石工研究センターがさくら祭りに訪れた観光客に高遠石工が作った石仏を知ってもらおうと行っているものです。
投票場所は高遠城址公園や商店街に設けられている高遠ビジターセンターなど5か所でエントリーした6つの石仏の中から好きな石仏と美しい石仏を選びます。
石仏総選挙は高遠城址公園の桜の散り終わりまで行われ結果は6月頃石仏総選挙のホームページで公開されます。
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特殊詐欺被害防止で感謝状
伊那警察署は特殊詐欺被害を未然に防いだとして、伊那市のセブンイレブン伊那西春近店に感謝状を11日に贈りました。
11日は伊那警察署の石坂達雄署長がセブンイレブン伊那西春近店を訪れ、オーナーの川上誠さんに感謝状を手渡しました。
3月10日に店を訪れた70代の男性が20万円分の電子マネーを購入しようとしました。
この男性は店員の溝上真さんに「インターネットを利用中にアダルトサイトに登録されたとパソコンの画面に表示され、解約料金として電子マネーで20万円入金するよう指示された」と話したという事です。
溝上さんは架空請求詐欺を疑い警察に通報し詐欺を未然に防ぎました。
今年の伊那警察署管内の特殊詐欺被害の件数は3月末現在3件で被害額は195万円です。
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宮の原の枝垂れ桜
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。
12日は伊那市西春近の宮の原の枝垂れ桜です。
宮の原の枝垂れ桜は樹齢100年から200年といわれています。
高さは7メートル、幹の太さは4メートルほどあり垂れ下がった枝が田んぼの一部に覆いかぶさっています。
現在5分咲きで、きょうは愛知県から訪れたというカメラマンがさかんにシャッターをきっていました。
花の時期は気温の変化にもよりますが4月下旬ころまでだということです。
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信越花便り 松代のあんずの花
続いては、信越各地の花の情報をお伝えする「信越花便り」です。
長野市のINC長野ケーブルテレビから、見頃を迎えたあんずの花の話題が届きました。
松代町東条のおよそ10ヘクタールのあんず畑で、淡いピンク色の花が見頃を迎えています。
花の見頃に合わせて、東条あんずまつりが開かれています。
松代町のあんずは、江戸時代に愛媛県の伊予宇和島藩から真田家に嫁いだ豊姫が嫁入りの際に種を持参して植えたのが始まりとされています。
見頃は今週いっぱいとなっています。
東条あんずまつりは14日までで、あんずの加工品の販売やお茶の振る舞いがあります。 -
西春近公民館の桜が満開
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。
伊那市の西春近公民館の桜が満開となっています。
西春近公民館南側には4本の桜があり現在満開となっています。
公民館によりますと、桜はあと数日で散り始めるということです。 -
雪の重みで桜の枝折れる
10日に降った雪の影響で、見頃となった桜の枝が折れる被害が各地で出ています。
伊那市富県の真菰ヶ池跡のコヒガンザクラです。
根本近くから大きく枝が折れ、折れた枝は地面についてしまっています。
富県貝沼の住民によりますと、この桜は9日に8分咲きになり、11日に満開となる予想でした。
区内でも早咲きとして知られ、この桜を見て春の訪れを感じる住民も多かったということです。
50年程前に植えられたもので高さは5メートルになります。
この辺りでは、きのう15cm程の積雪があり、ほぼ満開となった桜に重い雪が積もったことで枝が折れてしまいました。
周辺の管理をしている「真菰の会」のメンバーも、折れた桜を見て肩を落としていました。
今週の日曜日には、10人程で花見をする予定だったということで、桜の木をどうするかは今後検討するとしています。 -
季節外れの雪
10日の伊那地域は季節外れの雪となりました。
雪の影響で伊那市内では停電があった他、交通機関の一部でダイヤの乱れがありました。
伊那市の中心市街地では、雪かきをする人の姿がありました。
中部電力によりますと、この雪の影響で、伊那市の荒井・西町・中央・上新田など広い範囲5370戸と南箕輪村の一部で停電がありました。
午後3時現在、高遠町藤沢の20戸以外は復旧しているということです。
10日朝の高遠城址公園です。
伊那市では雪の重みで枝折れが心配だとして午前10時から閉園としました。
高遠城址公園などの桜を管理する桜守や市の職員が雪かきをしたり、桜に積もった雪を落としていました。
11日は通常通り開園する予定です。
交通機関では、高速バス、飯田線で一部遅れがありました。
上伊那広域消防本部の観測によりますと10日の午後1時までに17センチの積雪があったということです。
箕輪町・南箕輪村では大きな被害はなかったということです。
またJA上伊那によりますと農作物などの被害はなかったということです。
長野地方気象台によりますと11日は晴れとなり日中の気温も平年並みになると予想しています。
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川から男性救助で感謝状
天竜川で倒れている男性を助けたとして、南箕輪村神子柴の会社員・原かおるさんに、上伊那広域消防本部から9日、感謝状が贈られました。
この日は、上伊那広域消防本部で贈呈式が行われ、木下広志伊那消防署長から原さんに感謝状が贈られました。
2月24日、孫と天竜川の堤防を歩いていた原さんは、うつ伏せの状態で川の水に浸かっている92歳の男性を発見しました。
当時、周囲には原さん以外誰もいなく、急いで川からひき上げたということです。
ひき上げた後、1分程男性に呼び掛けたところ息を吹き返し、男性が自宅の電話番号を言えたため、消防と自宅に電話をし、状況を伝えたということです。
また、男性の手にはリードが握らていて、小型犬も溺れそうな状態だったことから犬も助けたということです。
救助された男性は上半身にけがを負いましたが、その後これまで通りの生活を取り戻しているということです。
原さんは、高校の時から44年間ラグビーをしていて、筋力トレーニングを行うなど、日ごろから鍛えていたことが今回の救助に繋がったということです。 -
長桂寺の枝垂れ桜 見頃
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。
9日は、伊那市西町の長桂寺の枝垂れ桜です。
長桂寺には3本の桜があり、そのうちの2本が枝垂れ桜です。
今年は例年より3日遅い今月5日に開花しました。
駒ヶ根市の蔵沢寺からもらった苗を植えたもので、樹齢は58年になります。
見ごろは今週いっぱいだということです。
桜が咲いている期間中は、午後6時半から午後9時半までライトアップが行われています。
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伊那北駅前のタカトオコヒガンザクラ見ごろ
伊那市のJR伊那北駅前にあるタカトオコヒガンザクラが見ごろを迎えています。
この桜は、伊那北駅前の活性化に取り組んでいた伊那小学校の児童が平成21年に植えたものです。
ここ数日の暖かさで一気に開花が進み、現在見ごろとなっています。
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高遠町で火災相次ぐ
8日正午ごろ、伊那市高遠町藤沢で林野火災がありました。
この火事により、70代の男性が顔にやけどを負い、市内の病院に搬送されました。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは、伊那市高遠町藤沢の廣勝寺付近の畑です。
8日正午ごろ、枯草を燃やしていた火が燃え広がり、下草およそ8,700平方メートルを焼きました。
火は、およそ1時間半後に消し止められました。
この火事により消火をしようとした72歳の男性が顔にやけどをし、伊那市内の病院に搬送されました。
軽傷とみられます。
近くにいた人の話しによりますと、「出火当時風が強くあっという間に燃え広がった」と話していました。
また、7日午後0時50分ごろ、高遠町下山田の休耕田で下草を焼く火事がありました。
火はおよそ1,200平方メートルを焼き、1時間10分後に消し止められました。
けが人はいませんでした。
上伊那広域消防本部によりますと、今年2月から8日午後3時までに、林野火災が6件、下草火災が21件発生しているということです。
消防では、空気が非常に乾燥し、風が強く吹いているので火の取り扱いには十分注意するよう呼びかけています。
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はら美術で桜の絵画展
上伊那をはじめ全国各地の名所の桜の絵を集めた絵画展が伊那市坂下のはら美術で開かれています。
会場には40人の画家が描いた桜の絵画60点が展示されています。
はら美術が、桜の季節に、絵でも花を楽しんでもらおうと初めて企画しました。
箕輪町中曽根の権現桜を描いた作品は3点が展示されています。
大胆なタッチで夜桜と月を描いた油絵。
細密な描写で花びらを表現した油絵。
36色を使って刷られた版画。
はら美術では「それぞれの絵を見比べ、様々な表現を楽しんでほしい」と話していました。
さくら・咲く展は9日(火)まで伊那市坂下のはら美術で開かれています。
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八乙女で鼓笛隊パレード
箕輪町八乙女の正八幡社の春の例大祭に合わせ、子どもたちの鼓笛隊パレードが今日行われました。
鼓笛隊パレードには区内の児童25人が参加し、カスタネットや鍵盤ハーモニカを手に演奏しました。
箕輪町北西部多目的センターをスタートし、区内全域のおよそ4キロを練り歩きました。
鼓笛隊パレードは60年以上続くという八乙女の行事で、地区の安全や児童の学業成就を願います。
地区役員の家の前では全員で演奏を披露しました。
主催する箕輪北小PTA八乙女支会では、「子どもたちが地区の人たちと交流する機会をこれからも大切にしていきたい」と話していました。
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柘植伊佐夫さん ー 人物デザインの世界展 ー 始まる
高遠城址公園南側の信州高遠美術館では、人物デザイナーで伊那市芸術文化大使の柘植伊佐夫さんの特別展が6日から始まりました。
初日の6日は、テープカットでオープンを祝いました。
柘植さんは、NHKの大河ドラマで衣装・小道具・化粧などをトータル的にデザインする仕事を初めて導入するなど、人物デザイナーとして第一線で活躍しています。
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伊那谷新酒祭り
伊那谷新酒祭りが伊那市の春日公園で6日行われ、訪れた人たちは地酒の飲み比べをして楽しんでいました。
新酒祭りには、伊那谷の酒蔵や酒造メーカーなどが出店しました。
祭りでは、7杯飲むことができるチケットが1000円で販売され、訪れた人たちは飲み比べをしながら楽しんでいました。
このイベントは桜の咲く頃に地元の公園と地酒をPRしようと商店主らでつくるルネッサンス西町の会が毎年開いています。
新酒祭りに合わせて伊那餃子まつりも同時開催されました。
伊那餃子をはじめ、静岡や宮城などの団体も出店しています。
伊那谷新酒まつりは、6日までですが伊那餃子まつりはあすも行われることになっています。
春日公園の桜はまだ蕾みですが、訪れた人たちは、餃子をつまみに地酒や地ビールを楽しんでいました。
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伊那大芦郵便局 開局70周年記念展
伊那市荒井の伊那大芦郵便局では開局70周年の記念展が開かれています。
記念展では地域の人たちから寄せられた記念切手やこれまでのお年玉年賀はがきなどが展示されています。
伊那大芦郵便局は1949年昭和24年に開局しました。
その年からお年玉付き年賀はがきの発売が始まり、貴重な始めてのお年玉つき年賀はがきも飾られています。
はがきは1枚2円で1等の商品はミシンだったということです。
このお年玉つき年賀はがきを提供した伊那市坂下の唐澤良二さんです。
記念展ではほかに1959年昭和34年の皇太子ご成婚を祝う記念切手なども展示されています。
伊那大芦郵便局は1985年昭和60年に昭和60年に建替えられ今の建物になりました。
開局70周年記念展は12日まで開かれています。
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新入児童に交通安全傘プレゼント
伊那市の富県交通安全協会は、富県小学校の1年生に入学祝いとして交通安全傘を5日贈りました。
5日は富県安協の田畑静夫会長ら2人が学校を訪れ、4日に入学した1年生15人に傘を渡しました。
傘は黄色で一部が透明となっていて、前方を見る事ができます。
安協の田畑会長は「登下校など道路を横断する時は、車に注意して事故にあわないようにしてください」と1年生に呼びかけていました。
富県安協では、およそ20年前から新入学児童に傘を贈っています。
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二十四節気 清明 オオイヌノフグリ咲く
5日は二十四節季のひとつ清明です。
花が咲きすべてのものが清らかで美しくなるころとされています。
伊那市中央の田んぼの畦では青みがかった小ぶりのオオイヌフグリが花を咲かせています。
畦に腰を下ろしその花を描いているのは県の自然観察インストラクターで公民館の野草講座のガイドを務めていた柄山祐希さんです。
柄山さんによりますとオオイヌフグリは外来種で3月の終わりごろから花をさかせるということです。
5日の伊那地域の日中の最高気温は4月下旬並みの19度まで上がりました。
長野地方気象台によりますと来週前半は平年並みか平年より高く後半は平年より低くなると予想しています。
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災害時対応の自動販売機設置
南箕輪村は、災害時に電気が止まっても稼働する自動販売機を4日、村公民館に設置しました。
災害時対応の自動販売機は、村公民館の入口横に設置されました。
災害で停電となり、電気が止まってしまっても、自動販売機の中の蓄電池で1時間以上は稼働可能となります。
村は、平成25年度に㈱伊藤園と「災害時における飲料水の提供に関する協定」を結んでいて、協定に基づき自販機が設置されました。
また村公民館は昨年度、耐震改修工事と駐車場整備を行い、災害発生時の拠点としても活用できるよう整備を進めています。
このタイプの自動販売機は、村役場や田畑公民館、大芝の湯にも設置されています。 -
県公衆衛生専門学校 入学式
歯科衛生士を養成する伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校で4日、入学式が行われました。
式では、在校生や職員の拍手に迎えられ新入生が入場しました。
今年度入学したのは、上伊那地域出身の6人を含む19人です。
新入生を代表して、諏訪市出身の三井遥加さんは「同じ志をもつ仲間と励まし合い切磋琢磨しながら、それぞれの進む道で活躍できるよう日々精進していきたい」と話しました。
県公衆衛生専門学校は、昭和44年に県公衆衛生専門学院歯科衛生士学科として開設し、今年で創立50周年を迎えました。
新入生は3年間、歯科衛生士になるための勉強に励みます。
三井一孝校長は「将来のイメージが具体的であればあるほどモチベーションも高まり、壁も乗り越えていけるはずです」と新入生らに呼び掛けました。
在校生を代表して、3年の村山未夢さんは「歯科衛生士を目指して一緒に学べることを嬉しく思います。不安な時は積極的に声をかけてください」と話しました。
昨年度は19人が歯科衛生士の国家試験を受け、全員が合格したということです。
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伊藤 好幸さん 伊那中病で写真展
伊那市山寺の写真愛好家・伊藤好幸さんの写真展が、伊那中央病院のギャラリーで開かれています。
会場には、伊藤さんが、旅先や日常で撮りためた作品20点が展示されています。毎年4月に、中央病院で展示会を開いていて今回で6回目になります。
今回は、写真に直筆で言葉を書き入れました。言葉は、寺で聞いた説法の中から心に残ったものを書き留め、病院に合う言葉を選んだということです。
伊藤さんの写真展は30日(火)まで、伊那中央病院で開かれています。
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マレット平成会 平成最後の初打ち
箕輪町のマレットゴルフ愛好者でつくる「平成会」は3日、平成最後の初打ちを箕輪町のながた自然公園で行いました。
3日はメンバー40人ほどが、初打ちを前に神事を行い、シーズンの安全を祈願しました。
平成会は、町が主催するマレットゴルフ講習会のOBが修了後もみんなでプレーを楽しもうと平成元年に発足しました。
現在は町内の60代から90代までの45人が所属しています。
会の最高齢は昭和3年生まれの矢ヶ崎萬知さん、90歳です。
5月から新たな元号令和になってもマレットを楽しみたいと話します。
平成会では、今シーズンも11月までの毎週水曜日に例会を開く事にしています。
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柘植さん 特別企画展に向け準備
ドラマや映画などで登場人物のメイクや衣装などのデザインを手がける伊那市出身の人物デザイナー柘植伊佐夫さんの特別企画展が6日から伊那市の信州高遠美術館で始まります。
信州高遠美術館では特別企画展「柘植伊佐夫 UNITY 人物デザインの世界」に向けた準備が行われています。
2日から柘植さんも会場に入り展示物や配置場所の確認をしています。
こちらの部屋には、人物デザインを手がけたNHKの大河ドラマ「龍馬伝」や「平清盛」の衣装が置かれています。
こちらは、NHKのドラマで主役の綾瀬はるかさんが身につけたものです。
柘植さんは、伊那市出身で、市の芸術文化大使を務めています。
ヘアメイクアーティストとして活動後、登場人物のキャラクターをトータルで監修する「人物デザイン」の分野を開拓し、第一線で活動しています。
柘植さんの手がけたドラマや映画の関係資料を集め、展示するのは伊那では今回が初めてです。
柘植伊佐夫 UNITY 人物デザインの世界は6日から5月19日まで信州高遠美術館で開催されます。
期間中の今月20日には、NHKの演出家や美術担当者と柘植さんのトークイベントが予定されています。