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南箕輪村 長寿者訪問はじまる
敬老の日を前に、88歳以上になる人を祝う南箕輪村の長寿者訪問が5日から始まりました。 この日は、唐木一直村長が南殿の山﨑清美さん宅を訪れ、祝い金を手渡しました。 山﨑さんは、昭和5年2月6日生まれの87歳で、次の誕生日で88歳を迎えます。 昭和35年から自営業で電子部品の製造を行ってきました。 昭和49年43歳の時に、村議会議員に初当選し、5期17年務めました。 そのうち7年は、議長を務めたということです。 現在は、毎朝早起きをしてウォーキングとラジオ体操を行い、帰ってくるとハーモニカを吹くのが日課です。 ハーモニカ歴は10年以上で、童謡を中心に数多くの曲を吹いているということです。 今年3月31日現在、村内の88歳以上の高齢者は409人で、このうち100歳以上は15人となっています。 最高齢は、102歳の女性だということです。 南箕輪村の長寿者訪問は13日まで行われ、361人を訪問する予定です。
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飯田線リレーの記念品が完成
信州ディスティネーションキャンペーンに合わせて9日に運行する観光列車「飯田線リレー号」に乗車する人に、地元企業が作った記念品のペットボトルフォルダーが贈られます。 ペットボトルフォルダーは、ポケットやストラップにかけることができます。 4日は、イベント列車内で観光案内をする人を対象とした観光アテンダント研修会が伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、その中でお披露目されました。 伊那市富県で製品設計を行っている有限会社スワニーが200個作りました。 飯田線リレー号は、新宿発の特急「木曽あずさ号」に接続する臨時観光列車で、辰野駅から駒ヶ根駅までを運行します。 9日が最後となる飯田線リレー号では、仙丈ヶ岳や千畳敷にちなんで「1000のありがとう」をテーマに実施します。 取り組みとして、高校生たちが書いた手紙と記念品を入れて感謝の言葉を届ける他、伊那市駅と駒ヶ根駅でジャズの演奏などでもてなす計画です。 信州ディスティネーションキャンペーンはJR各社と県、市町村が連携した大型キャンペーンで、飯田線リレー号は、7月と8月の2回行われ、およそ240人が乗車しました。 上伊那地域振興局によりますと9日は、130人が乗車するということで「記憶に残るイベントとして幕を閉じたい」と話していました。
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各地で地震を想定した訓練
伊那市、箕輪町、南箕輪村で大規模な地震を想定した防災訓練が3日、行われました。 伊那市では、伊那中学校を主会場に行われました。 今年は、伊那中学校の生徒も一緒に訓練に加わり避難支援や救護などに参加しました。 訓練は、震度6弱の地震が発生した想定で行われ、午前9時に荒井・西町の地区の住民が中学校のグラウンドに避難し、避難状況を報告していました。 体育館では上伊那医師会による、けが人の処置の優先順位を判断するトリアージが行われました。 グラウンドでは、災害時に使用する車両や人命救助のための資材の展示が行われた他、体験コーナーも設けられました。 参加者は、訓練用の消火器を使って放水したり、火災時の煙を体験していました。 主会場となった伊那中学校には、およそ1,100人が集まり子どもたちや地区住民が防災に関する知識を深めていました。
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町内福祉施設が協力 利用者の移送訓練
箕輪町では東海地震が発生した想定で総合防災訓練が行われました。 箕輪町の特別養護老人ホームみのわ園では、利用者20人を町内の他の福祉施設に移送する訓練が初めて行われました。 移送には、みのわ園を含め訓練に参加した5施設の車両10台を使用しました。 職員が誘導しながら利用者を決められた車へと乗せていきました。 訓練には病人が発生したとの想定も盛り込まれ、救急隊が駆け付け対応をしていました。 利用者20人の搬送には、救急隊の対応時間も含め、およそ30分で終了しました。 箕輪町では今回の訓練を参考に、福祉施設の避難計画を検討していきたいとしています。
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伊那部常会 災害弱者避難誘導訓練
伊那市西町の伊那部常会は、障害者や高齢者などの災害弱者の避難誘導訓練を行いました。 こちらは、伊那市西町の弥生ケ丘高校近くにある、障害者のグループホームです。 朝7時、緊急地震速報がなると避難を開始しました。 7月に開設したこのグループホームには、利用者3人が住み、常駐の世話人が1人います。 組ごとに安否確認を行ったあと、近くの春日公園へと避難しました。 グループホームに住む有賀美里さんも地区住民とともに、春日公園まで歩きました。 春日公園には、伊那部常会の訓練参加者が集まり点呼が行われました。 伊那部常会では、高齢者・車いす生活者・グループホームの3つのケースに対応した訓練を今回行いました。
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保育園と消防団が合同で防災訓練
防災の日の1日南箕輪村の南原保育園で保育園と消防団合同の防災訓練が行われ地震発生から避難までの動きを確認しました。 訓練は地震が発生し園内から火が出たとの想定で行われました。 午前9時、警戒宣言が出されると園児たちは防災頭巾をかぶり揺れに備えていました。 10分後地震発生の放送が流れると机の下など安全な場所で姿勢を低くしていました。 数分後給食室から火が出たとの放送が流れると園児たちは順番を守りグラウンドに避難していました。 通報で駆けつけた消防団はプールの水を使って放水していました。 合同訓練は保育園と消防団の連携により子どもたちの安全を守ろうと初めて行われたものです。 今回は警戒宣言から避難までおしゃべりをする園児はほとんどいなかったということで南原保育園では「みんな真剣で、先生の話をきちんと聞いてくれました。いざというときに子どもたちを守れるよう備えておきたいです。」と話していました。
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西春近の住民 天竜川河川敷の草刈作業
伊那市西春近の地域住民は31日、天竜川河川敷内の草刈作業を行いました。 この日は、西春近自治協議会のメンバーを中心に、およそ50人が作業を行いました。 西春近自治協議会では、天竜川に河原の原風景を取り戻そうと平成18年から天竜川の河川敷内の雑樹木の伐採や草刈作業を行っています。 近年は、洪水の際に流された流木が橋などに引っかかり、川の水が増水することがあるということです。 河川敷を整備することで、流木が河川敷内に流れ着き、増水を防ぐということです。 西春近自治協議会では「将来的に、スポーツやイベントなどの有効利用にも繋がるようこれからも作業を続けていきたい。」と話していました。
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大正大学の学生 箕輪町で情報発信について調査
東京都豊島区の大正大学の学生は31日、箕輪町の情報発信について報道機関から聞き取り調査を行いました。 大正大学地域創生学部の学生5人は、30日から4日間の日程で町を訪れていて、松島のみのわ新聞社で聞き取り調査をしました。 みのわ新聞は、町内の7割にあたるおよそ6,500世帯が購読しています。 学生は、「情報発信に対してどのようなことを心がけているか」「情報を受け取る側への配慮はどのようなことをしているか」など質問していました。 箕輪町と豊島区は、防災協定を結び友好都市となっています。 聞き取り調査は昨年度から行われていて、今回は、定住やUターンに向けて政策提言をしようというものです。 この日は、伊那ケーブルテレビのスタッフにもインタビューしました。 学生らは2日まで箕輪町に滞在し、報道機関や街頭でインタビューを行い、来年2月に報告会を開く予定です。
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高遠保育園 地域の高齢者とカレーを食べて交流
伊那市高遠町の高遠保育園の園児は30日、地域の高齢者と一緒にお昼の時間にカレーを食べて交流しました。 上山田と下山田の4つの高齢者クラブのメンバー23人が高遠保育園を訪れました。 年少から年長まで94人の園児がクラスごとに分かれて高齢者と一緒に昼ご飯を食べました。 カレーには園の畑で育てたジャガイモが入っています。 高遠保育園では、年に6回地元の高齢者との交流会を開いていています。 お互いに顔を覚え、保育園の外でも挨拶をする事が増えているということです。 小牧徳子園長は、「地域の方たちが一緒になって子供たちを育ててもらえる良いきっかけになった」と話していました。 次回は9月30日に開かれる保育園の運動会に招待する事になっています。
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子供騎馬行列 城下まつりで2日に奉納
伊那市高遠町貴船神社に伝わる子供騎馬行列が来月2日に行われる高遠城下まつりで5年振りに奉納されます。 子供騎馬行列は高遠北小学校の2年生以上の児童45人が行います。 騎馬行列は、当時高遠藩主 だった保科正之が荒町にある貴船神社に行列の用具を奉納したのが始まりとされています。 高遠町藤沢荒町の住民でつくる貴船神社子供騎馬行列保存会会員が指導にあたっています。 保存会によりますと、騎馬行列は、大正12年まで行われていましたが、その後途絶えていたということです。 平成3年に地元有志が保存会をつくり子供たちに歌や振付を指導して復活させました。 児童は、弓や衣装箱などを持ち、当時の行列の様子を再現していました。 子供騎馬行列は、来月2日に行われる高遠城下まつりで披露されることになっています。
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7月求人倍率1.7倍 「引き続き堅調に推移」判断上方修正
上伊那地域の7月の有効求人倍率は、前の月を0.07ポイント上回る1.7倍でした。ハローワーク伊那では「引き続き堅調に推移している」として、判断を上方修正しました。 7月の有効求人数は4,669人、有効求職者数は2,754人で、有効求人倍率は前の月を0.07ポイント上回る1.7倍でした。 長野県全体では1.63倍、全国では1.52倍となっています。 また、来春高校卒業予定者の求人・求職の状況が、今年はじめて発表されました。 7月現在、求人数は去年より111人多い567人、求職者数は18人少ない392人で、求人倍率は1.45倍となっています。 高卒予定者の求人倍率が1.45倍を上回ったのは、平成19年以来10年ぶりだということです。
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弾道ミサイル発射で上伊那でもサイレン・緊急メール
29日午前6時頃、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射されました。 全国瞬時警報システム「Jアラート」は、長野県を含む1道11県の住民に警戒を呼びかけました。 午前6時過ぎ「北朝鮮から弾道ミサイルが発射された模様。頑丈な建物に避難してください」と避難を呼びかける警戒放送が流れました。 日本政府の発表によりますと、29日午前5時58分頃、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射され、避難エリアに含まれる長野県内でもサイレンが鳴らされました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の市町村は、住民向けに緊急メールを配信し、職員が万が一の事態に備えました。 このうち南箕輪村役場には、地域住民5人が避難したほか、1件の問い合わせがあったということです。 伊那市・箕輪町には問い合わせ等はなかったということです。
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第5回千両千両井月さんまつり 9月2日3日に開催
漂泊の俳人井上井月の足跡をたどる「第5回千両千両井月さんまつり」が、9月2日と3日に開かれます。 28日は、井上井月顕彰会のメンバーが、祭りの概要を説明しました。 2日午後1時30分から行われるメインイベントのシンポジウムでは、「井月さんと高遠藩の幕末維新」をテーマに、信州大学名誉教授の笹本正治さんと、顕彰会の北村皆雄会長、顕彰会顧問の宮下宣裕さんが話をします。 他に、箕輪町の古田人形芝居保存会が午後6時30分からニシザワいなっせホールで2つの演目を披露します。 3日には、恒例の俳句大会の他講演会が予定されています。 顕彰会では、「伊那地域の政治の中心だった高遠に光をあてることで、井月の生きた時代を探っていきたい」と話していました。
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猪鹿浄水場送水管通水式
伊那市高遠町の街部に水道水を供給する新しい猪鹿浄水場の送水管の通水式が、28日に行われました。 今後は、箕輪ダムを水源として供給します。 通水式では、白鳥孝市長らが仕切弁のバルブを回し、新しくできた送水管に切り替わりました。 旧猪鹿浄水場は、高遠さくらの湯の700メートルほど北にあります。 施設の脇を流れる猪鹿沢を水源に、東高遠、西高遠、長藤の一部およそ2千人に水道水を供給してきました。 昭和48年に給水を始めてから44年が経ち、施設の維持管理や更新費用に加え、沢の水を使用していることから病原生物への対策が問題となっていました。 旧施設の改修には多額の費用がかかるため、市では箕輪ダムを水源とする美篶笠原の水道管への接続工事を平成24年度から進めてきました。 総延長はおよそ3.7キロで総事業費はおよそ2億9千万円となっています。 箕輪ダムを水源とするのは、高遠町では初めてで、この他の地区についてはこれまで通りの方法で供給していくということです。
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箕輪太鼓ジュニア 太鼓の県大会出場
全国大会への出場をかけた日本太鼓ジュニアコンクール長野県大会が、27日、箕輪町で開かれました。 町文化センターで開かれた県大会には、9つの団体が出場しました。 1チームの持ち時間は5分以内で、課題曲と自由曲の2曲を披露します。 エリア内からは、箕輪町の小学生から高校生でつくるみのわ太鼓ジュニアが出場しました。 自由曲では、天竜川の氾濫に負けず米作りに取り組む農家の収穫の喜びを表現した「暴れ天竜黄金飛沫」を演奏しました。 大会の結果、北安曇郡松川村のチームが優勝し来年3月に開かれる全国大会への出場を決めました。
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みはらしの湯無料送迎バス 条件付き運行へ
伊那市の通り町とみはらしの湯を結ぶ無料送迎バスについて、利用者から継続の要望書が提出されていたことを受けバスを運行する伊那市観光株式会社は「条件付きで半年間運行を継続する」と、28日に回答しました。 示された条件は、 ●温泉の回数券や割引券の利用は不可とし、入湯料を大人500円とする。 ●バスの運行は、現在の週3回から月曜日と金曜日の週2回とする。 ●午後1時の迎えを午前11時に変更する というものです。 この条件で、来月から来年2月末まで半年間試験運行するとしています。 18日に開かれたバスの今後の運行について考える懇談会で、利用者でつくる「いい湯だな会」は、「料金負担やその他の条件を見直してでも継続してもらいたい」と要望していました。 代表の唐木利子さんは取材に対し「希望が通ってひとまずはよかった。来年以降も継続していただけるよう働きかけをしていきたい」と話していました。 伊那市観光株式会社では、「午前の便を設けたので今まで以上にゆっくり過ごしてもらえると思う。通り町送迎バスは経営的な事だけでなく特別に配慮して継続させたい」と話していました。 なお、この無料送迎バスは、年間延べ4,300人が利用しています。
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大芝高原まつり 家族連れなどで賑わう
上伊那の夏を締めくくる第32回大芝高原まつりが、26日に行われ、家族連れなどで賑わいました。 大芝高原メインストリートで行われたおまつりパレードには、16連およそ1,000人が参加しました。 パレードでは、竹で作ったマイバンブーと呼ばれる鳴り物を手に持った参加者が、大芝高原音頭ニューバージョンに合わせて踊りました。 園内では19のイベントが企画されました。 恒例のたらいレースでは、団体戦と個人戦の2種目が行われ、参加者は大小異なるサイズのたらいに乗って漕ぎ進んでいました。 野球場では、新企画のまっくんボール運びのコーナーが設けられました。 参加者は、村のイメージキャラクターまっくんをモチーフにしたボールを使ったゲームで体を動かしていました。 夜は、トワイライトステージが大芝湖で行われ、18団体がヒップホップやベリーダンスなどを披露しました。 祭りを締めくくる花火大会では66番組、およそ800発が打ち上げられ、迫力ある花火を間近で楽しんでいました。
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催し多彩 26日に大芝高原まつり
26日南箕輪村で第32回大芝高原まつりが行われます。 25日は会場となる大芝高原で祭りの準備が行われていました。 湖上ステージではダンスや演奏など35団体が出演します。 中央園路ではおまつりパレードが行われ参加者が大芝高原音頭ニューバージョン2006を踊ります。 その他大芝名物たらいレースなど19のイベントが行われます。 花火は66番組約800発が打ち上げられます。 伊那ケーブルテレビではあす午後1時から2時間にわたり祭りの様子を生中継します。
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駒ケ岳遭難から104年 児童が花を手向ける
1913年大正2年に発生した中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳登山遭難事故から今年で104年となります。 25日は箕輪中部小学校の児童が犠牲となった11人の冥福を祈りました。 中部小の児童たちは手に花を持ち登校していました。 学校に到着すると玄関の前にある遭難の碑に花を手向け手を合わせました。 この行事は遭難事故を後世に伝えようと児童会が中心となって毎年事故があった8月27日に行われています。 今年は27日が日曜日の為、繰り上げて行われました。 駒ヶ岳登山の遭難事故は、1913年大正2年に、箕輪中部小学校の前身である中箕輪尋常高等小学校で集団登山がおこなわれ、教師や児童37人のうち11人が犠牲となりました。 中部小学校では来月5日に、駒ヶ岳遭難事故や今年発生した九州北部豪雨災害をもとに命について考える全校集会を開く予定です。
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名古屋大学交響楽団が伊那北小学校で演奏
愛知県の名古屋大学の学生を中心につくる名古屋大学交響楽団が24日伊那市の伊那北小学校を訪れ、迫力ある演奏を披露しました。 この日は、名古屋大学交響楽団の団員90人が伊那北小学校で演奏を披露しました。 名古屋大学交響楽団は、1954年に設立し、名古屋大学の学生を中心におよそ150人が所属しています。 毎年8月には、中部地方の小中学校を訪れ、演奏会「音楽教室」を開いています。この日は、交響曲やアニメ音楽など8曲を披露しました。 ジブリ映画のメドレーでは、映画の中に登場するキャラクターに扮したり、映画のワンシーンを再現するなどしていました。 名古屋大学交響楽団は今年、三重県と長野県内の小中学校など4か所を訪問することにしています。
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アマランサスの収穫作業
23日は、二十四節気のひとつ「処暑」です。 暦の上では暑さが峠を過ぎ穀物が実り始める頃とされています。 伊那市長谷では、雑穀アマランサスの収穫が始まっています。 23日の伊那地域の最高気温は、30.8度と平年より1.9度高い真夏日となりました。 伊那市長谷で雑穀レストラン野のものを経営する吉田洋介さんの畑では、雑穀アマランサスの収穫が最盛期を迎えています。 アマランサスは、中南米原産で、鉄分やカルシウムが多いとされています。 吉田さんは、野のものがオープンした平成18年から栽培をはじめ、現在は20か所1.8ヘクタールの畑でアマランサスやシコクビエなどの雑穀を栽培しています。 収穫したアマランサスは数日干し、その後脱穀します。 脱穀した実は、野のもので使う他、沖縄や京都の自然食を扱うレストランなどに出荷されます。 アマランサスの収穫作業は、9月中旬まで行われることになっていて、今年は例年並みの350キロを見込んでいます。
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今夏の日照不足 プール・農作物に影響
例年に比べて日照時間が40%近く低い今年の夏、プールの入場者数や農作物などに影響が出ています。 伊那市の市営プールでは、先月15日から今月27日までの営業を予定していますが、現時点で有料入場者数はおよそ1万人で、今週末の営業を合わせても、去年の1万5千人より4千人ほど少なくなる見込みです。 特に、お盆休み期間中の天候不順が大きく影響しているということです。 伊那市スポーツ振興課の宮下宗親課長は「お盆に営業出来ない日があったことが大きく影響している。外で行うスポーツの施設だけに、致し方ない部分が大きい」と話していました。
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食生活改善推進員養成講座 旬の野菜を使って減塩料理
地域の健康づくりをすすめる食生活改善推進員の養成講座が22日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、旬の野菜を使った減塩料理を作りました。 講座には、上伊那の50代から70代の男女16人が参加していて、この日は管理栄養士を目指す大学生も実習の一環で参加しました。 食生活改善推進員は、地域での食育推進を図り、健康づくりの担い手として活躍する人です。 今回の調理のポイントは「減塩」で、野菜本来の味や香りを活かしたり、食材を大きく切って歯ごたえや食べ応えを出し減塩の効果を高めました。 また、旬の野菜をたっぷり摂ることで、塩分を排出するカリウムを多く摂ることができるということです。 およそ1時間で3品を作りました。 講座は9月5日にも開かれる予定です。
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箕輪町で長寿者訪問
今年88歳以上の節目を迎える高齢者を訪問し長寿を祝う箕輪町の長寿者訪問が21日から始まりました。 21日は、白鳥政徳町長が箕輪町沢の戸田矩子さん宅を訪れ祝いの品を手渡しました。 戸田さんは、昭和4年9月生まれの87歳で夫の清男(きよお)さんと二人暮らしです。 戸田さんは、読書や手芸を趣味としていて、自宅で採れた野菜を使ってバランスの取れた食事をするよう心がけているということです。 箕輪町では今年88歳以上となる高齢者は20日現在789人いて、去年より45人多いということです。 最高齢者は、男性が98歳、女性が108歳です。 長寿者訪問は25日まで行われます。
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上伊那の小中学校で2学期スタート
上伊那地域の小中学校で21日、始業式が行われ、日焼けした子ども達が元気に登校していました。 伊那市の富県小学校2年ひかり組では、26人全員が登校し、夏休み中に出されていた自由研究を発表していました。 お菓子作りに挑戦したことや、蟻の観察、旅行に行ったことなどをまとめていました。 体育館で行われた始業式では、3人の児童が2学期にがんばりたいことを発表しました。 1年生の小牧利駆君は、「漢字をがんばりたい」3年生の須藤悠希さんは「運動会に向けて練習をがんばりたい」6年生の竹松大空君は「最初で最後の修学旅行を楽しみたい」と、それぞれ発表していました。 青木裕美恵校長は、「学習や生活のあらゆる場面で学校の重点目標である【伝え合い】を実践してほしい」と話していました。 なお、始業式のピークはあさって23日となっています。
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新ごみ中間処理施設 名称募集
上伊那広域連合は、平成31年稼働開始に向け建設を進めている新ごみ中間処理施設の名称を募集します。 応募資格は、上伊那8市町村に住む人で、1人3点まで可能です。 募集期間は9月1日金曜日から10月20日金曜日までで、結果は来年2月に発表されます。 今月下旬に配られる広報かみいな特別編の用紙に記入し、メール、FAX、郵送、または直接提出することができます。 建物は地下1階地上5階の鉄筋コンクリート造りで、平成31年3月の稼働を予定しています。
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信州大学見本市 伊那市で初開催
信州大学の研究の成果を披露する「信州大学見本市」が、21日、初めて伊那市で開かれました。 市役所で開かれた見本市には、信州大学の8学部が90のブースを出展し、研究内容について説明したパネルや試作品などを展示しました。 こちらは、リハビリ訓練や在宅での生活支援を目的に産学官が連携して開発している「装着型ロボット」です。 こちらは、農学部の動物資源生命科学コースが世界で初めて開発した「DNAを口から摂取する方法」をまとめたパネルです。 この研究により糖尿病やアトピーの予防治療に役立つ可能性があるということです。 信大見本市は、研究の発表を通して企業とのマッチングや学内の繋がりをつくることを目的に年1回開かれています。 4回目の今年は、初めて伊那市で開かれました。 信州大学では、「研究が地域や企業の役に立てばうれしい」と話していました。
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二七の会 フナを収穫
伊那市御園の住民有志でつくる二七(ふな)の会は、19日、休耕田で育てたフナを収穫をしました。 19日は会員14人が参加し、およそ20平方メートルの休耕田でフナを収穫しました。 休耕田からは水が抜かれ、会員がフナをバケツに入れていました。 二七の会は、子どものころ魚を捕まえて食べたことを懐かしみ、毎年自分たちで育てて味わっています。 今年は5月に130匹を放流し、 去年より5キロ多い32キロが収穫できたということです。 フナは20日甘露煮にして味わったということです。
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お盆成人式 伊那地区705人が節目祝う
お盆の帰省にあわせ、伊那地域で成人式が行われ、新成人が二十歳の節目を祝いました。 伊那市の高遠町、長谷地区を除く旧伊那地区では、14日と15日に8会場で式が行われました。 春近郷ふれあい館で行われた東春近地区の成人式には、新成人89人のうち63人が出席しました。 式では、二十歳を迎えた自分にあてた手紙や思い出の品がつめられたタイムカプセルが10年ぶりに開けられました。 新成人らは、手紙などを手にとり懐かしんでいました。 式で新成人代表の湯澤佑さんが決意表明しました。 旧伊那地区で新たに成人となったのは、平成8年4月2日から平成9年4月1日までに生まれた、男性337人、女性368人の合わせて705人となっています。
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第5回商工フェア
上伊那民主商工会の第5回商工フェアが20日伊那市のいなっせ北側広場で開かれました。 会場には、数々の飲食の屋台や体験コーナーが設けられ、訪れた人たちが楽しみました。 赤土をコテで壁に塗るぬりかべ体験コーナーでは、子どもたちがコツを教わりながら職人技に挑戦していました。 商工フェアは、それぞれの商売をアピールする場として開かれていて、今年で5回目となります。 実行委員会では、「多彩な職業や青年部の活動に触れてもらうきっかけにしていきたい。」と話しています。