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寒さ利用し糸寒天づくり
今日は24節気の一つ大雪。寒さが一段と厳しくなる頃とされています。 伊那市東春近ではその寒さを利用した糸寒天づくりが行われています。 頂上付近が雪で覆われている中央アルプス。 7日の伊那地域の最低気温は午前7時過ぎ0.1度を記録しました。 伊那市東春近で糸寒天づくりを行っている小笠原商店では天日干しの作業が行われています。 小笠原商店は富士見町で大正5年に創業し東春近に移って16年目となります。 原料となるテングサを煮詰めたものを寒暖の差で凍らせたり溶かしたりを繰り返します。 この手間暇を惜しまない昔ながらの方法により糸のような白さとつやのある糸寒天ができるということです。 確かな品質が認められ昭和30年代から和菓子の老舗として知られる虎屋のようかんの原料として使われ続けています。 糸寒天づくりへのこだわりは老舗を支えているという使命感がそうさせているといいます。 小笠原商店は今年、寒天品評会で県知事賞を受賞するなどその品質が改めて評価されています。 東春近田原の工場直販で、一般向けにところてんの販売も行っていて価格は290グラム300円となっています。
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女子大生の目線で地域の魅力発見
首都圏や関西の大学に通う女子大生や地元の中高生が古い地図を頼りに目的地となる住宅を探すイベントが6日伊那市富県で開かれました。 このイベントは、女子大生が1泊2日のホームステイを通して仕事や子育て、地域とのつながりなどについて学ぶ、「家族留学」の一環で開かれたものです。 イベントは、慶応義塾大学の学生が8月にキャリア教育で伊那市を訪れたことがきっかけとなり開催されました。慶応の学生と地元有志で作る実行委員会が主催し、首都圏や関西から女子大生6人が参加しました。 参加者は、6つのグループに分かれグループごとに車に乗り込むと、目隠しをしてスタート地点へと移動します。 スタート地点に到着すると、富県の古い地図が手渡され、屋号を頼りに目的地の家を探します。 地域の人を見つけると、家の方角や目印などを聞き目的地の家を目指していました。 目的地に到着すると、参加者は地元産の野菜などをお土産に受け取っていました。 その後、参加者全員とイベントのサポートをした地域のボランティアなど60人が富県ふるさと館で郷土料理を囲み会話を楽しみました。 実行委員会では「女子大生の感覚とネットワークで伊那の良さを発信してもらい、来年度も継続して開いていきたい」と話していました。
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西春近南小 親子で正月飾りづくり
伊那市の西春近南小のPTA活動の一環で、正月用のしめ飾りづくりが行われました。 6日は、希望者80人ほどが参加し、親子で協力しながらしめ飾りを作りました。これは、PTAの活動の一環で毎年行われています。 地域住民など3人が指導に当たりました。 PTAでは、「地域の先輩から伝統を学び、親子で触れ合う時間になった」と話していました。
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木下山車飾保存会 製作進む
来年1月9日と10日に行われる箕輪町南宮神社初祭りに向け、木下山車飾保存会は、山車飾の製作に取り組んでいます。 神社境内にある祭典準備室で連日製作が行われています。 山車飾りは、明治の初めころ、高遠から木下に養子に入った青年が、「高遠の山車飾りのようなものを祭りに飾ったらどうか」と提言したことが始まりとされています。 今年のメインの一つは、大阪夏の陣をモチーフにしたもので、真田幸村が徳川家康の本陣まで攻め入る場面です。 5日は地元の小学生でつくるスマイル山車クラブのメンバーも製作にとりくんでいました。 とんちで有名な室町時代の僧、一休さんを題材に、人形と屏風を作ります。 子供達は、保存会の会員からアドバイスを受けながら製作していました。 来年の干支サルにちなみ、17日には、JR飯田線木ノ下駅前に長谷に伝わる民話、孝行猿の山車が展示されます。 今年は境内と駅前合わせて6舞台が展示される予定です。
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青葉の会写真展 13日まで
伊那市内の写真愛好家でつくる「青葉の会」の写真展が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には、会員14人が今年1年で撮影した作品28点が並んでいます。 青葉の会は、市内で写真講座を受講していた生徒達が、講座が終わっても写真撮影を続けようと15年前に発足しました。 会員は市内在住の50代から最高齢は83歳で、各々に風景写真を中心に県内外に出かけて撮影しているということです。 青葉の会写真展は、13日(日)まで伊那図書館で開かれています。
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まちの縁側サミット 意見を交わす
伊那市社会福祉協議会が進める「まちの縁側づくり」について考える研究集会「まちの縁側サミット」が、5日、伊那市の長谷中学校で開かれました。 サミットには、地域のボランティアなどおよそ130人が参加しました。 伊那市社協では、個人の庭や商店の店先など少人数が集う日常的な居場所を地域につくり、コミュニティを再構築していこうと、今年7月から「まちの縁側」づくりに取り組んでいます。 5日は、6つのグループに分かれ、まちの縁側に登録している個人や商店と意見を交換しました。 このうち、荒井で自宅の離れを縁側として開放している唐沢洋子さんは自身の体験を話しました。 ワークショップでは、どんな縁側があったらうれしいかについて意見を交換しました。 昼食時には、地域の飲食店や個人が作った郷土料理などが並ぶ「つながりメシ大会」が企画もあり、参加者同士会話を楽しみながら料理を味わっていました。 伊那市社協では今後、長谷中学校を拠点に、長谷地域のコミュニティの再構築を図っていく考えです。
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ほうかごえいご学習発表会
南箕輪村の英会話教室、ほうかごえいごの学習発表会が11月29日、村民センターで開かれました。 29日は教室で学ぶ3歳から高校1年生までの80人が、英語と日本語を交互に話し、学習の成果を発表しました。 発表会ではオリジナルの劇を披露しました。 願い事を叶えてくれる魔法の木の実を巡り世界で争いが起こるというストーリーです。 ほうかごえいごは、南箕輪村のオフィスTOJI(トジ)翻訳事務所の英語教室で、大勢の前で英語を話す機会にしようと毎年学習発表会を開いています。 天田美咲代表は、「考えたことや感じたことを言葉にして伝えることに挑戦していってほしい」と話していました。
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ASTTALシードルクラブがシードル用のりんご収穫
伊那市内の飲食店の店主らでつくるASTTALシードルクラブは、りんごの発泡酒、シードルに使うりんごを11月29日に伊那市西春近の農園で収穫しました。 29日はメンバーおよそ20人がシードルに使うりんごを収穫しました。 アスタルシードルクラブでは、地元でお金が循環する仕組みづくりや地域の魅力向上につなげようと、去年から伊那産のりんごを使った発泡酒シードル作りに取り組んでいます。 今年は「フジ」のみを使ったものに加え、新たに、12品種のりんごを使ったものの2種類を作ります。 去年の倍の700キロを仕込むということです。 醸造は市内の伊那ワイン工房で行われることになっていて、来年6月頃、市内の飲食店などで販売する予定です。
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箕輪町木下で住宅全焼する火事 けが人なし
3日午後10時30分頃、箕輪町木下で住宅1棟を焼く火事がありました。 この火事によるけが人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、箕輪町木下の今井英明さん宅です。 出火当時、家には家族2人がいましたが避難して無事でした。 この火事で、木造2階建ておよそ170平方メートルが全焼しました。 現場はJR飯田線木ノ下駅のすぐ近くで、電車は上下線とも一時運転を見合わせました。 JR東海によりますと、上り線に47分、下り線に39分の遅れが発生し、上下線合わせておよそ20人に影響が出たということです。 出火の原因については伊那警察署で調べを進めています。
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寒い一日
伊那地域の4日の最高気温は、午前3時半の5.1度で1月上旬並みの寒い1日となりました。 午前9時前の箕輪町の様子です。 田んぼにうっすらと雪が積もりました。 4日の最低気温は、午前8時36分の1.1度でした。 午後になっても気温は上がらず、午後1時に3.7度、午後2時には2.9度と1月上旬並みの寒さとなりました。 長野地方気象台によりますと明日は寒さは緩み、その後1週間は平年よりも気温は高めで推移するということです。
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伊那北小6年2組がそりづくり
伊那市の伊那北小学校の6年2組の児童は、地域の住民と一緒にそり作りを2日行いました。 伊那北小の6年生は、総合学習の一環で、地域住民有志でつくる上牧里山づくりと連携して、地域の里山の整備などを行っています。 今回は活動のまとめとして、そりを制作しました。 中には4人乗りや6人乗りの大きなものもあります。 今後そりのコースも、近くの里山に作る予定だということで、雪が降れば年内にもそりすべりをする計画です。
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伊那市スポーツ推進委員 手塚さん 文部科学大臣表彰
スポーツ教室の指導などを行う伊那市スポーツ推進委員の手塚廣子さんは、長年にわたり地域スポーツの推進に功績があったとして、文部科学大臣表彰スポーツ推進委員功労者表彰を受賞しました。 2日は手塚さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 手塚さんは、伊那市スポーツ推進委員を昭和55年から現在まで35年間務め、バレーボールやソフトテニスなど、市から委託されたスポーツ教室の指導を行ってきました。 また、春の高校伊那駅伝では手作りのイーナちゃんマスコットを参加校に贈っています。 長年にわたり地域スポーツの推進に功績があったとして、先月12日に文部科学大臣表彰の功労者表彰を受賞しました。 白鳥市長は、「これからもよろしくお願いします」と話していました。
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南部小学校の児童が正月のしめ縄づくり
南箕輪村南部小学校で親子全校しめ縄教室が2日開かれ、児童とその保護者が正月のしめ縄を作りました。 2日は南部小学校の全校児童とその保護者が地区ごとに集まり、自分の家に飾るしめ縄を作りました。 地域のボランティア23人が作り方を指導しました。 しめ縄づくりは、南部小PTAの教養文化部が毎年行っているものです。 ワラは、今年度5年生が育てた稲から採りました。 ボランティアは、「ワラをねじりながら編むのが一番重要な作業。ワラを濡らすとやりやすくなる」などとアドバイスしていました。 南部小学校では、「教室を通して、文化伝統を受け継いでいきたい」と話していました。
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伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁 解禁
伊那市の天竜川では、伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が1日解禁となり、早速漁をする人の姿が見られました。 伊那市福島の天竜川左岸でザザムシ漁をしているのは伊那市中央の中村昭彦さん71歳です。 40年近くザザムシ漁を行っていて、その昔、親戚の漁を手伝ったことがきっかけで始めたということです。 解禁初日の1日は、午前中からザザムシがいる浅瀬で漁をしていました。 くわで水ゴケのついた石を掘り返し足を使って石の裏側についているザザムシを四手網に流し入れます。 5分ほどするとザザムシと呼ばれるトビケラやヘビトンボの幼虫が捕れていました。 ザザムシは冬場の貴重なタンパク源として食べられてきた伝統食で、醤油と砂糖、みりんで煮込み佃煮にして食べます。 これから水温が下がってくると脂がのってさらに美味しくなるということです。 中村さんは、捕ったザザムシを佃煮にして家族や友人などと味わうということです。 漁には足踏み許可証が必要となります。 天竜川漁業協同組合によりますと解禁日の1日までに許可証を取得したのは7人だということです。 ザザムシ漁は、来年2月末まで上伊那の天竜川で行われます。
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伊那の地酒で乾杯キャンペーン
伊那市の地酒の消費拡大につなげようと伊那商工会議所は、伊那市の地酒で乾杯キャンペーンを1日からスタートさせました。 30日は、商工会議所や伊那市の関係者など40人が出席しキックオフセレモニーが行われました。 乾杯キャンペーンは、伊那市の地酒の消費拡大や飲食店の活性化につなげようと行われるものです。 30日は、市内4蔵の日本酒と伊那ワイン工房がつくるワインを出席者が味わっていました。 キャンペーンポスターのモデルを務めた二人も訪れ、地酒で乾杯していました。 キャンペーンに合わせ、1日からスタンプラリーが始まっています。 市内の飲食店35店舗で漆戸醸造、大國酒造、仙醸、宮島酒店、伊那ワイン工房の地酒とワインのどれかを一杯目に注文するとスタンプがもらえます。 スタンプを集めて応募すると抽選で地酒や飲食券がもらえます。 キャンペーンは来年1月31日まで行われることになっています。
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地元の伝統野菜 羽広菜かぶ収穫
伊那市の西箕輪小学校の4年生は、地域に伝わる伝統野菜羽広菜かぶを1日、収穫しました。 西箕輪小の4年すぎ組の児童は、伊那市教育委員会が進めている「暮らしのなかの食」事業の一環で羽広菜かぶを栽培しています。 1日は、学校近くの畑で収穫作業を行いました。 9月に種を蒔きましたが雨が多く芽が出なかったということで、畑をもう一度耕し、蒔きなおしたということです。 その後は、天候にも恵まれかぶは大きく成長しました。 羽広菜かぶは、西箕輪羽広を中心に昔から栽培されてきたもので信州の伝統野菜に認定されています。 普通のかぶより歯ごたえがあるのが特徴だということです。 収穫した60キロのかぶを学校に持ち帰り漬け込みが始まりました。 4年生の児童の祖父、林今朝文さんが指導にあたります。 縦に2つに切ったあと酒粕と味噌、砂糖を混ぜたものに漬け込みます。 林さんは、まんべんなく混ぜる事がポイントだと児童にアドバイスしていました。 漬けたかぶは、2週間ほど熟成させクラス全員で味わうということです。
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年末の交通安全運動はじまる
年末の交通安全運動が1日から始まり、伊那市役所前では日没の早めのライト点灯などを呼びかける街頭啓発が行われました。 啓発活動には、伊那警察署の署員や伊那交通安全協会の会員ら70人が参加しました。 年末のこの時期は日没が早くなり、また忘年会など お酒を飲む機会も増えることから、早めのライト点灯や飲酒運転根絶を呼びかけています。 今年、伊那警察署管内では11月30日現在で403件の交通事故が発生していて、4人が亡くなっています。 去年と比べて死亡した人は3人増えていて、亡くなった4人はいずれも高齢者です。 さらに4人のうち3人は、横断歩道付近を歩いていたところを走ってきた車と衝突しているということです。 年末の交通安全運動は31日まで行われます。
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あすから師走 しめ飾り作りピーク
あすから師走。 年の瀬を前に箕輪町沢の信州縁起物製作所では、しめ飾り作りがピークを迎えています。 30日は従業員10人ほどがワラを束ねたりおかめや小判などの縁起物を飾り付けていました。 信州縁起物製作所ではワラの刈り取りが終わった9月から作業が始まり今がピークとなっています。 出荷先は県内の北は白馬、明科、南は飯田からまでで地域によって形が異なる縄や飾り物に対応しています。 代表の大槻清子さんは各地のどんど焼きを見てまわりその地域のしめ飾りを覚えたといいます。 駒ヶ根などで作られる「おやす」はワラで細長い筒状の形を作り、この中に南天などを入れて飾るということです。 玄関に飾る「棒たれ」と呼ばれているしめ飾りは塩尻より北の地域は5本の「棒たれ」を吊るしその間に4枚の御幣を飾ります。 同じものでも下伊那は3本で2枚の御幣を飾るということです。 大槻さんは「この時期は毎年大変だが、みなさんに幸せが訪れるよう願いながら作業にあたっています。」と話します。 作業は12月下旬まで続きしめ飾りは県内の量販店に出荷されるということです。
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初級バーベキューインストラクター検定
バーベキューに対する正しい認識を持ち、手際よく炭をおこして焼くことができる初級バーベキューインストラクターの検定が30日伊那市の創造館で行われました。 検定は、手軽に楽しめるバーベキュー文化の普及を目指す日本バーベキュー協会が行っているものです。 バーベキュー協会の下城民夫会長による実技講習が行われ、火のおこしかたや肉の焼き方についての説明がありました。 下城さんは、「火を消すために水鉄砲を用意すると子供でも参加できる」「肉の断面をみんなに見せることでおいしさが共有できる」などと説明し、「バーベキューの楽しみは仲間とのコミュニケーション」だと話していました。 検定では筆記試験も行われ、合格発表は一か月後に行われます。
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信州高遠美術館でミュージアムウェデイング
伊那市観光株式会社が運営する高遠さくらホテルは、近くにある信州高遠美術館でのミュージアムウェディングを28日行いました。 信州高遠美術館で人前結婚式が行われ、伊那市出身の和田亮さんとさおりさんが永遠の愛を誓いました。 高遠さくらホテルが、高遠町の観光名所をPRし、思い出の場所にしてもらおうと企画したものです。 式には親族や友人が参列し、新郎新婦を祝福していました。 信州高遠美術館での挙式は、合併後4回目です。 さくらホテルでは、これまでにしんわの丘ローズガーデンでも結婚式を行っていて、今後は高遠城址公園や高遠閣でも企画していきたいということです。
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井上井月カレンダー 販売開始
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人、井上井月の俳句と伊那谷の風景を合わせた来年用のカレンダーが完成し、販売が始まりました。 27日は、伊那市の創造館で記者発表があり、写真撮影を担当した高森町の写真家で井上井月顕彰会会員の唐木孝治さんらがカレンダーの説明をしました。 今年1月に亡くなった顕彰会の堀内功前会長の意志を会員らが実現しようと、堀内さんが会社の会長をしていた東京都の㈱協和に制作を依頼しました。 真筆集の中から12句を選び、写真は長年、伊那谷の風景写真をライフワークに取り組んできた唐木孝治さんが撮影しました。 見た人の印象が俳句と写真片方に偏らないようにグラデーションした構成で、俳句の書体や墨の濃さなどは真筆のものを忠実に再現しているということです。 顕彰会では、「家庭に飾ることで井月をより身近に感じてもらいたい」と話しています。 来年用の井上井月カレンダーは、伊那市の創造館・ニシザワBOOKS&CAFEいなっせ店・小林書店で、1部税込み1,620円で販売されています。
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造って学ぼう!建築木造構造模型
木造住宅の模型を造って建築について理解を深めるイベント「造って学ぼう!建築木造構造模型」が28日伊那市西春近の住まいDEPOで行われました。 イベントには20人ほどが参加し、5つのグループに分かれ木造住宅の模型を作りました。 このイベントは、長野県建築士会上伊那支部青年女性委員会が、建築について知ってもらい将来の職業選択のきっかけにしてもらおうと一般を対象に初めて行いました。 製作したのは木造二階建て住宅の20分の1の模型です。 柱と柱の間に斜めに入れる「筋かい」や、床に斜めに入れる「火打梁」も部品にあり、耐震性を高めていることがわかるようになっています。 イベントには高校生も4人参加していて、建築について理解を深めていました。 青年女性委員会は来月もさらに詳しい講座を開く予定です。
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最低気温-0.3度 今季初の氷点下
28日の伊那地域の朝の最低気温はマイナス0.3度で、今季初めての氷点下となりました。 中央アルプスの山頂には雪が積もり、冬の訪れを告げています。 28日の伊那地域は朝から晴れ、放射冷却により最低気温が平年並みのマイナス0.3度まで下がり、今季初の氷点下となりました。 長野地方気象台によりますと、これから徐々に気温が下がり、冬らしさも増していくということです。
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ハッチョウトンボが見られる新山トンボの楽園で整備作業
日本一小さなトンボと言われているハッチョウトンボが生息する伊那市富県新山のトンボの楽園で23日、整備作業が行われました。 作業には、地元有志でつくる新山山野草等保護育成会の会員などおよそ50人が参加しました。 トンボの楽園では、毎年5月から8月にかけて日本一小さいと言われている1円玉程の大きさのハッチョウトンボを観察することができます。 整備作業は春と秋の年2回で今日は草刈りなどを行いました。 ハッチョウトンボの発生には湿地が不可欠で、年間を通して山から湧き出た水が綺麗な状態を保てるように環境整備をしているということです。 保護育成会の筒井弘事務局長は「来年もハッチョウトンボが多く見られるよう協力して整備をしていきたい」と話していました。 来年の春には木道の整備を行う予定です。
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箕輪町 移住パンフレット作成
箕輪町が移住者向けに作成したパンフレット「ほどほどの田舎ぐらし」が完成しました。 パンフレットは、箕輪町の自然や生活などを知ってもらい移住に繋げようと作成したものです。 町の地図の他、実際に移住してきた3家族にインタビューした記事も掲載されています。 タイトルの「ほどほどの田舎ぐらし」は、自然豊かで住みやすい環境の中でも買い物や子育てには不便しないという意味が込められているということです。 箕輪町の移住パンフレットは、役場2階の「みのわの魅力発信室」や、県内外の観光・宿泊施設などに2,000部配布する予定です。
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10月有効求人倍率1.33倍 全国・県の平均2か月連続上回る
上伊那の10月の月間有効求人倍率は1.33倍で、前の月を0.04ポイント上回りました。 全国は1.24倍、県は1.28倍で、2か月連続全国と県を上回りました。 新規求人数は1,684人、新規求職者数は702人で、上伊那の10月の月間有効求人倍率は9月を0.04ポイント上回る1.33倍でした。 全国は1.24倍、県は1.28倍で、2か月連続全国と県を上回りました。 新規求人数は、平成18年8月以来1,600人を超えました。 ハローワーク伊那では、リーマンショック直前の水準に戻りつつあるとしています。 雇用情勢については「一部に弱さが見られるものの、着実に改善が進んでいる」としてコメントを上方修正しました。 また来年春高校卒業予定者の内定率は、84.6%で、去年の同じ月を0.5ポイント上回りました。 ハローワーク伊那では「高校生の採用を積極的に受け入れる企業が増えてきているので、引き続きマッチングに力を入れていきたい」としています。
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伊那地域最高気温6.4度 12月下旬並みの寒い一日粉雪舞う
27日の伊那地域の日中の最高気温は6.4度で、12月下旬並みの寒さとなりました。 上伊那地域でも粉雪が舞い、山沿いでは雪化粧が見られました。 この日の伊那地域の最高気温は6.4度と12月下旬並みの寒い一日となりました。 長野地方気象台によりますと、むこう1週間の気温は平年並みに戻るということです。
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防犯ポスター駅前交番に
伊那市境の漫画家、橋爪まんぷさんは、来年の干支サルを題材にした防犯ポスターを作製し、27日伊那市駅前交番に寄贈しました。 交番前でまんぷさんから駅前交番の内山裕生所長にポスターが手渡されました。 ポスターには、今年の干支羊の「犯罪が去る」来年の干支サルの「地域を守るコンサルタント」のセリフが入り、「防犯にみんなで参加明るい街づくり」とうたっています。 ポスターはいなっせに12月1日から掲示されます。 さらに今回は、アルプス中央信用金庫がポスターの複製20枚を作製し、交番に贈りました。 これらは伊那署管内の交番に配布されることになっています。 橋爪さんのポスターの寄贈は平成19年から行われていて、今回で9作目となります。
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「すばる星の会」結成20周年写真展
伊那天文ボランティア「すばる星の会」の結成20年を記念した写真展が25日から伊那市の伊那図書館で開かれています。 すばる星の会は、彗星の観察会を上伊那で開こうと平成8年に天文愛好家により結成されました。年間を通じて一般や子供達を対象にした観察会を上伊那各地で開催しています。 今回は結成20年の節目を迎えた事を祝い、改めて多くの人に伊那谷の星空の美しさを知ってもらおうと写真展を企画しました。 展示されているのは、結成のきかっけとなった、平成9年に撮影された彗星の写真や平成24年に観察された太陽が月に隠れてできる金管日食など、およそ40点です。 代表の野口輝雄さんは「今後も観察会を通して上伊那の星空の美しさをピーアールしていきたい」と話していました。 この展示会は29日まで伊那図書館で開かれています。
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小学生がデザイン
伊那市西町の廃棄物処理業、那須屋興産は、小学生がデザインした絵を車両の左右に書いたパッカー車を18日にお披露目しました。 パッカー車は、地域や事業所から出る資源物を回収する車で、車両の更新にあわせて小学生がデザインした絵を新たに左右に書きました。 那須屋興産では、平成14年からこうした取り組みを進めていて、今回で4台目です。 車両の右側は、西春近北小の4年まつ組の児童が書いた絵です。 池上裕平常務は、「みんなのメッセージをのせて走ります。いろいろな人に思いが伝わるよう見守ってください」と子どもたちによびかけていました。 車両左側は、伊那小3年勇組の児童が書いた絵です。 大事に育てているヤギの絵が描かれています。 那須屋興産では、「地域の将来を支えてくれる子どもたちにリサイクルや環境保全への思いを絵にしてもらい、地域に発信していきたい」と話しています。 感謝のしるしに両校には図書券が贈られたほか、子どもたちには、リサイクルされた鉛筆とノートが手渡されました。