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今年の花粉飛散予測「例年並み」
日本気象協会は、今年のスギ・ヒノキの花粉飛散予測を13日発表しました。 関東甲信地方の今年の飛散数は「例年並み」と予測しています。 日本気象協会の発表によりますと、関東甲信地方の今年の花粉の飛散予測は「例年並み」としています。 花粉が飛び始める時期は2月上旬から2月下旬頃と予想しています。 飛散数は例年並みですが、飛散数が少なかった去年に比べて非常に多いと予想しています。
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JR飯田線について考えるシンポジウム
JR飯田線とまちづくりについて考えるシンポジウムが、12日、伊那市のいなっせで開かれました。 シンポジウムは、飯田線の活用について考えるJR飯田線活性化期成同盟会が開いたものです。 12日は、パネルディスカッションと基調講演が行われました。 このうちパネルディスカッションでは、駅舎の美化活動を行っている人や利用者などの4人が「伊那谷の未来を考える」をテーマに話しをしました。 無人化となった沢渡駅に壁面絵画を設置した伊那西高校美術クラブの有賀睦さんは「季節にあった作品を展示するなど駅舎をギャラリースペースとして活用し、常に変化のある場所にしていきたい」と今後の活動について話しました。 また、パネルディスカッションにアドバイザーとして参加した鳥塚亮さんは、様々な経営活性化策を実行し千葉県のいすみ鉄道を廃止の危機から救った経験から「飯田線はローカル線の横綱級。地域の財産と思ってほしい」とまとめました。
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全国児童画コンクール 竹村くん全国表彰
園児から小学生までを対象にした第33回全国児童画コンクールで、伊那北小学校4年の竹村拓真くんの作品が、全国で14人が受賞したCGCグループ賞に選ばれました。 12日は、ベルシャイン伊那店で表彰式が行われました。 歴史が好きな竹村くんは、家族でよく城めぐりに出かけるということで、今回の作品も愛知県を訪れた際に見学した岡崎城を描きました。 コンクールには全国からおよそ57万作品が寄せら、竹村くんの作品は全国で14人が受賞したCGCグループ賞に選ばれました。 12日は他に、優秀賞に選ばれた16人も表彰されました。 コンクールは、日本児童画振興会などが主催したものです。 このうちニシザワの応募分は5,692作品でした。 小池和広副社長は「力強く伸び伸びとした力作ばかり。全国の1%分にあたる多くの作品が寄せられありがたいです」と話していました。 なお入選作品は、18日までベルシャイン伊那店時計台広場に展示されています。
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信州大学農学部 唐辛子を食べてウォームビズ
南箕輪村の信州大学農学部で、唐辛子を使って体を温め寒い冬を乗り切ってもらう「ウォームビズ」の企画が13日から始まりました。 これは、信州大学農学部環境ISO学生委員会が企画したもので、今年で3年目です。 寒さが増すこの時期に唐辛子をかけて体の内側から温まってもらおうと企画しました。 今年は、学生達の取り組みを知った県内外の5社から提供がありました。 午前11時30分の昼食の時間になると、食堂には次々と学生などが訪れ、蕎麦やうどん、みそ汁などに唐辛子をかけていました。 辛さが苦手な人にも食べやすいように委員会の学生が考案し七味唐辛子メーカーが商品化した、しょうがの風味が強い「冬の信州七味」も味わうことができます。 信大農学部の食堂は一般の人も利用できることになっていて、この機会に多くの人に利用してもらいたいと話していました。 唐辛子の提供は2月中旬までで、無くなり次第終了となります。
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西箕輪の重盛さん宅で寄席
伊那市西箕輪の重盛さゆりさん宅で10日、東京都出身の落語家古今亭(ここんてい)菊生(きくしょう)さんの寄席が開かれ、訪れた人が初笑いを楽しみました。 寄席には20人ほどが訪れ、菊生さんの小噺を楽しみました。 伊那市西箕輪の重盛さんは、寄席を聞きに行った際に菊生さんと知り合い、個人宅で気軽に落語を楽しんでもらう機会を作ろうとイベントを企画していて、今回で2回目です。 菊生さんは正月にちなんで、酒に関する落語を披露していました。 重盛さんは、「ホールとは違うアットホームな雰囲気の中で楽しめる落語を今後も企画していきたい」と話していました。
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長谷小児童が効果音のレコーディング体験
長谷小学校の児童は、自転車のベルや車輪の音などの効果音のレコーディングを10日に体験しました。 伊那市山寺の自転車店CLAMPの店内に作られたギャラリースペースでレコーディングが行われました。 これは、CLAMPの武村信宏店長と伊那市を中心に活動する歌手深瀬人寛さんが、曲作りの楽しさを知ってもらおうと企画したものです。 レコーディングでは、児童が自転車のベルを鳴らしたり車輪を回していました。 この効果音は、児童と深瀬さんで作った曲「虹色の雲」で使われます。 歌詞は、児童が書いた言葉をもとに、深瀬さんがまとめました。 自転車の効果音の入った「虹色の雲」は今後深瀬さんのHPで公開され、250円でダウンロードできるようになるということです。
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箕輪町、南箕輪村で出初式
箕輪町と南箕輪村の消防団の出初式が11日に行われ、団員が防災活動への決意を新たにしました。 箕輪町の出初式には団員172人が参加しました。 箕輪南宮神社を出発し、国道153号を分列行進しました。 地域交流広場入口では、白鳥政徳町長と市川一人(かずと)団長の観閲を受けました。 市川団長は、「無火災という大きな目標に向かい一致団結して予防消防に徹していく」と訓示しました。 箕輪町では去年6件の火災があり、被害額はおよそ1,580万円でした。
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野口さんがラブジョイ彗星の撮影に成功
伊那天文ボランティアすばる星の会代表の野口輝雄さんが、「ラブジョイ彗星」の撮影に成功しました。 野口さんは、8日の夜に伊那市西箕輪の畑で撮影に成功しました。 ラブジョイ彗星は、去年8月にオーストラリアのアマチュア天文家、テリー・ラブジョイ氏が発見したものです。 現在は4等級ほどの明るさで、日没後から南東の空・オリオン座の近くに見ることができます。 地球に最も接近したのは7日、太陽に最接近するのは30日、見ごろは20日頃だということです。 ラブジョイ彗星が太陽に近づくのは1万1千年に1度だということです。 すばる星の会では、17日土曜日にラブジョイ彗星の観察会を開く予定です。
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地域防災の要としての意識高める
伊那市出初式が11日行われ消防団員や赤十字奉仕団などが堂々とした分列行進を披露し地域防災の要としての意識を高めました。 中心商店街で行われた分列行進には消防団員などおよそ900人が参加しました。 団員らは市民が見守る中、堂々と行進し白鳥孝伊那市長と三澤俊明団長の観閲を受けました。 三澤団長は「日頃の予防消防に対する献身的な取り組みに感謝する。市民を守るという崇高な使命を全うしようとすれば、つらいことが多いかもしれないが、きっとどこかで市民は我々の姿を見ていてくれるはず。今年も切磋琢磨しプライドを持って消防団活動に励まれることを期待する。」と訓示しました。 伊那市では去年1年間に27件の火災が発生していて被害額はおよそ7,500万円。 団員の出動は延べ3,376人となっています。
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箕輪町松島でどんど焼き
年が明け、10日が過ぎた今日は、各地で正月飾りを焼くどんど焼きが行われました。 このうち、箕輪町松島では松島保育園西側駐車場でどんど焼きが行われました。 松島地区子ども会育成会が行ったもので、小学生を中心に保護者や地区住民などおよそ400人が参加しました。 高さ6mほどのやぐらに火がつけられると、子どもたちが興味深そうに見つめていました。 どんど焼きは、正月飾りを燃やして五穀豊穣や無病息災を願う伝統行事です。 書初めも一緒に燃やすと字が上手くなると言われています。 飾りにビニールやプラスチックが含まれていることから餅は焼きませんでしたが、そのかわり箕輪町公民館松島分館の職員が豚汁500食をふるまいました。 松島地区子ども会育成会では、「これからも伝統行事を継承していきたい」と話していました。
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いなっせ5階 青パパイア実る
伊那市のいなっせ5階の生涯学習センターでは、熱帯地域原産の青パパイアの実がなっています。 いなっせ5階の生涯学習センターの事務室です。 部屋の奥には、青パパイアの実がなっています。 生涯学習センターの北沢理光さんが、沖縄県の南大東島との交流を機会に7年前に50センチほどの苗木を購入し育ててきました。 毎年小さな実がなるということですが、ここまで大きくなったのは初めてということです。 北沢さんによると、青パパイアを育てるには18度から30度の温度が最適で寒い地域で育てるのは難しいということですが、この場所は日当たりがよく 1年中気温が高いのが良かったのではないかと話します。 青パパイアの実は、3月上旬ごろまでには3倍ほどの大きさになるということで、開館中ならいつでも見に来られます。 定休日 水曜日 時間 午前8時30分~午後9時
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上伊那農業高校新年の恒例行事 百人一首大会
南箕輪村の上伊那農業高校の新年の恒例行事、百人一首大会が9日開かれました。 大会は、全校生徒が参加しクラス対抗のトーナメント方式で行われました。 各教室で個人戦を行い、上位4人でチームを組み、クラスの代表としてトーナメントに参加しました。 上伊那農業高校の百人一首大会は、日本の伝統文化である短歌に親しみ、生徒や職員の親睦を深めようと毎年図書委員会が企画・運営しているもので、今年で29回目です。 生徒は授業や自宅で練習してきた成果を発揮していました。
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美しき伊那谷の風景画展 開催
伊那谷の自然を題材にした風景画展が、伊那市坂下のはら美術で開かれています。 会場には、伊那谷出身の作家や伊那谷の風景を描いている作家40人の作品100点が並んでいます。 日本画や洋画などで南アルプスや中央アルプス、高遠の桜などが描かれています。 同じ景色でも作家の描き方の違いにより様々な見方を楽しめるということです。 美しき伊那谷の風景画展は、12日(月・祝)まで伊那市坂下のはら美術で開かれています。
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110番の日に合わせて 正しい利用呼びかける街頭啓発
1月10日は110番の日です。 伊那市のJR伊那北駅では伊那警察署の署員がチラシを配り正しい110番の利用を呼びかけました。 9日は、伊那警察署管内の高校に通う生徒の登校時間に合わせて、辰野町から伊那市までの各駅5か所で啓発活動が行われました。 このうちJR伊那北駅では署員5人と県警マスコットキャラクターライポくんがチラシを配り、正しい110番の利用を呼びかけました。 伊那警察署によりますと、去年県内で110番にかかってきた件数はおよそ9万6千件で、このうち急を要さない電話はおよそ1万5千件だということです。 管内では去年よりおよそ500件多い3,400件の電話があり、このうち500件が急を要さないものだったということです。 伊那警察署では、「110番への通報は慌てずに落ち着いて状況を話してほしい。急ぎでない場合は♯9110にかけてもらいたい」と話していました。
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第12回漸進展 12日まで
伊那市出身・在住の作家による現代絵画の作品展、「第12回漸進展(ぜんしんてん)」が、8日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。 漸進展は、いなっせ2階展示ギャラリーが出来た時に、こけら落としで開かれ、今年で12回目になります。 会場には、6人の作家がこの1年で制作した、国展に出品又は出品予定の近作14点が展示されています。 全員が、県展をはじめ国展などの全国規模の美術展で入賞経験があります。 作品は、油彩画、水彩画、アクリル画とジャンルも様々で、テーマも設けていません。 大きなものは1m60センチの100号で、大作が並んでいます。 6人は、新しく美しい造形を開拓しながら前に進んでいくとの意味をこめて「漸進」を展覧会の名前にしています。 伊那市出身、在住作家による作品展「第12回漸進展」は、12日(月)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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上伊那 インフルエンザ警報レベルに
上伊那の1週間のインフルエンザ患者数は1医療機関当たり30人を超え、警報レベルとなっています。 長野県によりますと、上伊那の去年12月22日から28日までの1医療機関あたりのインフルエンザ患者数は33人となり、前の週の14人から2倍以上増加し警報レベルに達しました。 警報レベルに達したのは今シーズン初めてで、県内11地区のうち、上田、長野に続いて3番目に多い患者数となっています。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の保育園や小中学校では、今日現在、インフルエンザによる学級閉鎖はありません。 県では今後も流行が継続する恐れがあるとして、手洗いをこまめに行うなど感染予防に努め、症状がある場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。
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南原保育園 園児が七草粥味わう
7日は七草。南箕輪村の南原保育園では園児達がおやつの時間に七草粥を味わいました。 村内の保育園では子どもたちに伝統食を伝えて行こうと毎年1月7日に七草粥を食べます。 去年までは、園児が食べやすいようニンジンやコーンなどを使っていましたが、今年は、本来の味を知ってもらおうと、セリやナズナなど春の七草でお粥をつくりました。 七草粥は、おせち料理で疲れた胃を休めるとともに、一年間の無病息災を願う意味もあると言われています。 南原保育園では「七草粥を食べて今年1年健康で元気に過ごしてもらいたい」と話していました。
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警察官をかたる不審電話連続発生
伊那警察署は、一般家庭に警察官をかたる不審電話が連続して発生していることから、特殊詐欺の可能性があるとして注意を呼びかけています。 伊那警察署によりますと、警察官をかたる不審電話は、6日午前10時20分から午後4時までに8件確認されているということです。 内容は、「伊那警察署のコバヤシ」あるいは「警察署の者」と名乗り、「空き巣の犯人があなたの通帳を持っている」「あなたの個人情報が漏れている」などと言い、通帳や口座番号等について尋ねるといったものです。 伊那署では、このような電話があった場合は、「その場で回答せず一旦電話を切り、警察署の正しい番号を確認する」 「電話で指示された番号には絶対に折り返し電話をかけない」よう注意を呼びかけています。
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内職で商店街の活性化
内職で中心商店街を活性化しようと伊那市のタウンステーション伊那まちに内職ワークスペースが設けられ、主婦たちが仕事をしています。 商店主でつくる伊那まちの再生やるじゃん会とデザイン、設計などを行っている伊那市富県の有限会社スワニーが共同で去年12月に作業場を設置しました。 商店街の空きスペースを活用して、雇用と交流を生み出そうとスタートしました。 登録された子育て中の女性や高齢者などが内職作業員として簡単な部品加工や組み立てを行い工賃が支払われる仕組みです。 現在は、市内を中心に20代から50代までの女性6人が登録しています。 仕事は、共同スペースで行っても自宅に持ち帰っても良いことになっていて、好きな場所で好きな時に出来ることがメリットです。 スワニーでは、このプロジェクトのスタートに伴い、大手光学メーカーで生産管理などの業務に携わり定年退職した男性を雇用しました。 6日は、今年初めての内職作業の日で、スワニーが地元企業から受注した防犯ブザーの組み立てを分担して行っていました。 スワニーでは、「新たな仕事を創出するきっかけとなり働く場や交流が広がれば」と期待しています。 内職は、労働意欲のある人で高校生以上であれば誰でも参加できるということです。
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南箕輪村成人式
3日は南箕輪村成人式が村民センターで行われました。 南箕輪村で今年成人を迎えたのは男性96人、女性83人、合わせて179人で、この日は127人が出席しました。 式で唐木一直村長は、「新たな時代をひらくのは若い力。夢と希望に向かい挑戦者魂を持って前進してください」と新成人に呼びかけていました。 新成人を代表して原太河さんは「村に育ち成長させて頂いた事に感謝し、胸を張って社会に巣立っていきたい」と謝辞を述べました。 意見発表で小林夢佳さんは「常に分別を持って行動し、自分を磨くことを忘れず、大人としての責任を身に着けていきたい」と話していました。 新成人達は、大人になった自覚を胸に新たな一歩を踏み出していました。
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西春近南保育園 園児が書き初めに挑戦
伊那市の西春近南保育園の園児は、6日、書き初めに挑戦しました。 この日は、年長園児15人が書き初めに挑戦しました。 西春近南保育園では、毎年年始に年長園児が書き初めを行っていて、この日は自分の名前を書きました。 園児は、自分の番になると真剣に書いていました。 西春近南保育園では、9日に園児のお年寄りを保育園に招いて餅つきをする予定です。
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高遠町地区成人式
伊那市高遠町地区の成人式が、2日に高遠さくらホテルで行われました。 今年、高遠町地区では、男性32人、女性31人の63人が成人を迎え、このうち56人が式に出席しました。 式で、高遠町公民館の原和男館長は「将来どこへ行こうとも、故郷を思う心を持って進めば、故郷は必ず背中を押してくれる」と式辞を述べました。 新成人を代表して北原慶さんは「今、日本は激動の時代で人間性が求められている。社会や郷土の発展に貢献できる人材になれるよう誓います」と話していました。 式では、地元住民でつくる太鼓グループが祝い太鼓を披露しました。 新成人の中にも太鼓経験者がいて、一緒に曲を演奏していました。
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年末年始の出来事 みはらしファームでカウントダウン
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、訪れた人たちがカウントダウンで2015年の幕開けを祝いました。 雪が降る中、およそ350人が訪れました。 みはらしファーム内の施設の利用券などが入った恒例の宝投げもおこなわれ、訪れた人たちは福をつかもうと手を伸ばしていました。
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年末年始の出来事 春日神社で住民有志がそば提供
大晦日の31日、伊那市西町の春日神社では、二年参りにあわせ、住民有志が参拝客にそばをふるまいました。 31日の深夜から元旦にかけ、春日神社には二年参りの参拝客が訪れ、手を合わせていました。 境内では、住民有志でつくるルネッサンス西町の会が中心となり、1杯500円でそばを提供しました。 二年参りを盛り上げるとともに売り上げを神社の運営費に充てようと今年初めて行われました。 そばはおよそ120食売れたということです。
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長谷地区成人式
伊那市長谷地区の成人式が、1日に、長谷公民館で行われました。 1日はあいにくの雪となりましたが、晴れ着に身を包んだ新成人が式に臨みました。 長谷地区では男性7人、女性7人の14人が成人を迎え、13人が出席しました。 長谷地区の成人式は、毎年、長谷公民館が主催して開いています。 西村 公一長谷公民館長は、「大人として将来を担う皆さんに大きな期待が寄せられている、一人一人の人生の志に向かって着実に進んでほしい」とあいさつしました。 新成人を代表して、伊藤 実希さんは、「皆さんの仲間入りをした自覚を持ち、数多くの困難に立ち向かっていけるよう努力していく」と謝辞を述べました。 式では、中学校時代の担任の木下正彦(きのしたまさひこ)教諭が講演しました。 木下教諭は、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の階上(はしかみ)中学校の生徒の答辞を紹介し、「この答辞から感じた、人は一人では生きていけない。生まれ育った故郷に愛着と誇りを持つこと。思いやりと感謝の気持ちが大切という、3つのことを、皆さんに伝えたい。」と話し、新成人を激励しました。 式の後、中学3年生の時に封印したタイムカプセルを開封しました。 中には、当時のクラスの旗や、友達にあてた手紙などが入っていました。 長谷地区の新成人たちは、保育園時代から中学校まで、同じ校舎で過ごしています。
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さようなら2014 9月~12月
9月 日本ジオパー ク南アルプス大会開催 3日間にわたり日本ジオパーク南アルプス大会が開かれ、全国からのべ1,600人が参加しました。 全国のジオキャラが大会を盛り上げ、鹿肉を使った料理が販売されました。 ジオツアーも行われ、南アルプスを見学しました。 9月 御嶽山噴火 津野さんが体験語る 御嶽山が噴火し、撮影のため偶然その場に居合わせた伊那市長谷の写真家津野祐次さんが、恐怖の体験を語りました。 放送エリア内では、南箕輪村の男性一人がこの噴火により亡くなりました。 10月 認知症捜索訓練 認知症の人が行方不明になった場合を想定した訓練が箕輪町で行われました。 認知症役を務めた民生委員からは「なかなか見つけてもらえなかった」「音声告知放送が有力だった」「情報をきちんと伝えることが大切」などの意見が出ました。 10月 気仙沼のサンマ販売 宮城県気仙沼市で水あげされたサンマが「いなまち朝マルシェ」で販売されました。 故郷に元気を届けようと活動するRe:US気仙沼のメンバー11人が販売し、用意された500匹が完売しました。 11月 箕輪町長選挙 白鳥氏初当選 任期満了にともなう箕輪長町選挙が行われ、新人の白鳥政徳さんが初当選を果たしました。 11月 長野県縦断駅伝競走大会 上伊那9年ぶり総合優勝 第63回長野県縦断駅伝競走大会で上伊那が9年ぶり34回目の総合優勝を果たしました。 17区では箕輪町出身の千葉健太さんが力走を見せました。 12月 南信工科短大振興会設立 平成28年4月開校の長野県南信工科短大と連携し、学校運営の支援を図る南信工科短大振興会が設立されました。 上下伊那125の企業が会員で、会長にはKOA株式会社会長の向山孝一さんが選ばれました。 12月 衆議院議員選挙 宮下さん4選 第47回衆院選が行われ、長野5区は自民党で財務副大臣の宮下一郎さんが4選を果たしました。
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春日神社 新年迎える準備 しめ縄かざり付け
伊那市西町の春日神社で新年を迎えるための、しめ縄の飾りつけ作業が23日行われました。 この日は、春日神社氏子総代会の会員40人が、しめ縄の飾りつけ作業や境内の掃除をしました。 春日神社では、毎年12月初旬に氏子総代会の役員でしめ縄を作り、この時期に飾っています。 春日神社では、31日大晦日午後10時30分から除夜祭が行われ、甘酒やそばなどを振る舞う予定です。 また、来年1月1日の元旦は、午前7時から歳旦祭を行う予定で、多くの人に参拝に訪れてもらいたいと話していました。
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コーラスフェスティバルvo2
上伊那の合唱団体が出演するコーラスフェスティバルvo2が23日、伊那市のいなっせで開かれました。 コンサートには、上伊那の学校の合唱部に所属する中高生やアルプス男声合唱団が参加しました。 コーラスフェスティバルは、NPO法人クラシックワールドとアルプス男声合唱団が主催したもので、今回で2回目です。 中高生は、冬にちなんだ曲の他、部活動で取り組んでいる曲なども披露しました。 高校生男性コーラスとアルプス男声合唱団は総勢40人で「見上げてごらん夜の星を」を歌いました。 会場には歌声が響き渡り、訪れた人は耳を傾けていました。
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さようなら2014 5月~8月
5月 南アルプス国立公園指定50周年 南アルプスの国立公園指定50周年を祝う記念式典が開かれました。 式典には、山梨県や静岡県から関係者およそ500人が集まりました。 式典では、南アルプスの自然保護などに功績があった個人や団体が表彰されました。 5月 伊那地域 真夏日33日 伊那地域では5月から9月にかけて、最高気温が30度を超える真夏日が33日ありました。 伊那市の東春近小学校では、暑さ対策として5月に運動会を開催しましたが、この日は31度まで気温が上昇しました。 これは、5月の観測史上2位となる真夏日で、児童らは照り付ける太陽の下、競技に臨んでいました。 6月 ワールドカップ開催 伊那地域からも応援 サッカーワールドカップが開催され、伊那市内の飲食店でも早朝からファンが集まり選手に声援を送っていました。 1次リーグ突破を目指して戦ったコロンビア戦でしたが4対1で敗れ、ファンの声援もむなしく、日本代表は1次リーグ敗退となりました。 6月 南箕輪村の日制定記念式典 南箕輪村は、郷土への関心と理解を深めてもらおうと、2月18日を「南箕輪村の日」に制定し、式典を開きました。 南箕輪村は、1875年明治8年2月18日に、田畑村・大泉村など6つの村が合併し、人口は2,333人でした。 今年12月1日現在、村の人口は1万5千人を突破しています。 7月 箕輪町レストラン 箕輪町大出の農産物直売所「にこりこ」の隣にみのわ振興公社が運営する、レストラン「たべりこ」がオープンしました。 たべりこは、旧そば処留美庵を改修し造られたもので、地元の食材を中心としたメニューとなっています。 7月 上伊那農業高校野球部 ベスト4 上伊那農業高校は、夏の全国高校野球長野大会で準決勝まで勝ち進み、1947年の創部以来初のベスト4進出を果たしました。 準決勝では、甲子園に出場した佐久長聖に2対1で惜しくも敗れました。 8月 第42回伊那まつり開催 第42回伊那まつりが2日間に渡り開催されました。 1日目の市民おどりには105団体、およそ6,800人が参加しました。 去年より300人多い参加となりましたが、一部区間で音響の不具合が発生し、予定されていたコンテストは中止となりました。 2日目の花火大会では、84番組およそ4,000発の花火が打ち上げられました。 8月 西駒山荘リニューアル 老朽化にともない建て替えが進められていた「西駒山荘」がリニューアルしました。 新しい山荘は、1階が食堂と管理人室、厨房などとなっていて、40人が宿泊できます。 今年は、74日間営業し、およそ550人が利用しました。
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11月有効求人倍率1.1倍 6年7か月ぶりの水準
上伊那の11月の月間有効求人倍率は1.10倍で10月を0.06ポイント上回りました。 管内の求人倍率が1.1倍を超えたのは平成20年5月以降、6年7か月ぶりです。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は去年の11月を1.6%下回る1,218人でした。 新規求職者数は、去年の11月を7.2%下回る590人でした。 これにより、11月の月間有効求人倍率は、10月を0.06ポイント上回る1.10倍でした。 管内の求人倍率が1.1倍を上回るのは、リーマンショック直前の平成20年5月以降、6年7か月ぶりです。 ハローワーク伊那では、「求人倍率は落ち着いてきているが、派遣雇用が多いことや、即戦力となる技術者・経験者の正社員雇用が目立っているため、引き続き正社員の雇用確保に努めたい」と話しています。 新規高卒者の就職内定率は88.3%で、去年を6.6ポイント上回りました。 また、厚生労働省が今年8月から推進している「正社員実現加速プロジェクト」に合わせて、ハローワーク伊那ではチラシを配り、企業に正社員の雇用を呼びかけることにしています。