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特殊詐欺防止 ジャパンネット銀行に感謝状
伊那警察署はギャンブル必勝法の情報提供を装った特殊詐欺の被害を未然に防いだとしてジャパンネット銀行に2月26日感謝状を贈りました。 この日はジャパンネット銀行の中川明彦モニタリングセンターグループ長が伊那警察署を訪れ青木辰夫署長から感謝状が贈られました。 三井住友銀行グループのジャパンネット銀行は日本初のインターネット銀行として2000年に開業しました。 日頃からインターネットやIT業界の危険性を認識し、不審なお金の動きが無いかモニタリングを行っていて、不正利用の可能性のある口座については独自の判断で利用停止などの対策をしているという事です。 今回の表彰は、去年の11月に、伊那警察署が認知したギャンブル必勝法をかたる、特詐欺に利用されていた口座について独自に利用停止の手続きを行いました。 これにより、犯人が現金を引き出す事が出来ず、被害を未然に防いだものです。 伊那警察署によりますと、管内でのインターネット銀行による詐欺防止は初めてのケースだという事です。 中川さんは「特殊詐欺は日々変化している。時代にあわせた対策を取っていきたい」と話していました。 伊那警察署では、もうけ話にのらず、電話や郵便による現金の請求には、一人で判断せず相談するよう注意を呼びかけています。
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第3回菊の湯利用者でつくる「いい湯だな会」と行政の懇談会
去年12月で営業を終了した伊那市の銭湯「菊の湯」の利用者でつくる「いい湯だな会」と行政の懇談会が25日、伊那市のタウンステーションいなまちで開かれました。 この日は、市役所の職員と菊の湯の利用者10人が、銭湯の廃業に伴い今年1月から運行を開始している西箕輪のみはらしの湯までの送迎バスについて話し合いました。 無料送迎バスは、伊那市荒井のセントラルパークの駐車場から乗降し、みはらしの湯まで行くことができます。 バスの運行は、伊那市観光株式会社が行っていて、来年3月末まで実施することになっています。 伊那市によりますと、1月の運行開始から今月19日まで、のべ671人、1日平均30人が利用しているということです。 利用者からは「菊の湯を一緒に利用していた人達とまた会える機会ができて嬉しい」といった意見や、 「来年3月以降も運行を続ければ、定着して利用する人が増えるかもしれない」といった要望が出されました。 職員は「中心市街地が乗降場所になっているので、利用者が増えれば活性化にもつながる。お年寄りが出かける機会にもなるので、意見を尊重していきたい」と話しました。 いい湯だな会では、行政と懇談会を定期的に行い、市街地への入浴施設の設置を呼びかけていくということです。
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長桂寺で親子で座禅
伊那市の長桂寺で9日の朝、親子座禅会が開かれました。 座禅会は、精神統一の場を提供し、青少年健全育成につなげようと、伊那ライオンズクラブが毎年この時期に開いています。 9日は、伊那市スポーツ少年団やガールスカウトの子どもたちとその保護者などが参加しました。 参加した子どもたちは本堂で足を組み、背筋を伸ばして静かに約40分間座禅に取り組んでいました。
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南ア体験イベント 食べる!知る!
今年9月に伊那市で開かれる日本ジオパーク全国大会を前に親子で楽しめるプレイベントが9日、伊那市の創造館で行われました。 これは、南アルプスジオパークなどについて感心をもってもらおうと南アルプスジオパーク協議会などが開いたものです。 創造館には親子で楽しめる様々な体験イベントが行われました。 伊那市長谷で見つかったアンモナイトの化石で型を取るストラップ作りや大量の貝殻の中から特定の種類を探す貝探しなどが行われました。 このうち、石灰岩を使ったハンコ作りでは、参加者たちが絵や名前などを書いてオリジナルのハンコを製作していました。 また、鹿肉を使ったシカケバブ作り体験も行われました。 ミンチ状にして塩コショウなど数種類の調味料で味付けをした鹿肉をまるめて焼きます。 焼きあがるとトマトチリソースとヨーグルトソースをかけて完成です。 9日は、およそ100人が訪れ体験イベントを通して、南アルプスについて理解を深めました。 南アルプスジオパーク協議会では、「子どもたちが楽しめるイベントを今後も計画したい」と話していました。
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脱原発訴え100人がデモ行進
東日本大震災からまもなく3年が経ちます。 伊那市の中心市街地で脱原発を呼びかけるデモ行進が9日に行われました。 脱原発のデモは「さよなら原発上伊那の会」が開いたもので約100人が参加しました。 会では、福島第一原子力発電所の事故以降、定期的にデモ行進を行ない一年前からは金曜日に集会を開いています。 参加した人達は、「政府や東電により原発事故の怖さの真実が伝わっていない」「被災地の事を忘れずアピールし続ける事が必要」などと訴えていました。 いなっせ北側多目的広場を出発した一行は、国道153号からJR伊那北駅を経由し市街地を戻る約5キロを歩きました。 原発なくせ、さよなら原発ななどと書かれたプラカードを掲げながら脱原発をアピールしました。 山本会長は、「避難し続けている人たちの事を忘れず、脱原発の世論を高めていきたい」と話していました。
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箕輪町交通少年団入退団式
箕輪町内の小学5、6年生でつくる箕輪町交通少年団の入退団式が8日箕輪町の松島コミュニティセンターで行われました。 式では、6年生68人が退団し、4年生76人が入団しました。 唐澤利夫団長は、卒団する6年生に「交通安全のリーダー的存在としての活動に感謝している。中学でも活躍してほしい」と話していました。 各小学校の6年生の代表者が感想文を発表しました。 このうち、箕輪中部小学校の浅井英雄(ひでお)君は、「事故防止の手紙を配ったら笑顔で答えてくれて嬉しかった。運転手に直接呼びかけることで、事故防止につながったと思う」と話しました。 箕輪町交通少年団では、交通安全を呼びかける手紙の配布や成人式で飲酒運転防止を呼び掛ける活動などを行っています。
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アドベンチャートレイン 親子で自然体験
飯田線を使って親子で楽しみながら自然体験を行うイベント「アドベンチャートレイン」が 8日、伊那市から飯田市までを往復運行しました。 午前10時、貸し切りの臨時列車が伊那北駅を出発しました。 イベントには、上伊那地域の小学生とその保護者合わせて75人が参加しました。 アドベンチャートレインは、飯田線の利用促進などを目的に上伊那観光連盟が実施するもので、今年度第3弾となる企画です。 地元の高校生を中心につくるゆるっと赤シャツワークショップが企画し、コンテストで採用されました。 電車内では、飯田線にちなんだクイズがだされ、盛り上がりました。 お昼は、煮物を中心にソースカツや野沢菜漬けなど、高校生がこの日の為に考えた特別弁当が用意されていました。 2時間後、列車は飯田市の天竜峡駅に到着しました。 駅では、い~なちゃんとアルクマが参加者を出迎えました。 天竜川では、3つのグループに別れそれぞれ自然体験学習を行いました。 ザザムシ探しをしたグループは、足で石を掘り起こし水生生物を捕まえていました。 石探しをしたグループは、10種類の異なる石を拾い集め、伊那谷と天竜川の成り立ちについて説明を受けていました。 参加者らは、自然に触れながら休日のひと時を楽しんでいました。
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早春の花 雪割草展示会
早春に花を咲かせる雪割草の展示会が8日と9日の2日間、箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれています。 会場には、中南信の愛好家でつくる信濃雪割草愛好会の会員が育てた300鉢が展示されています。 花の中心部が白い「底(そこ)白(じろ)」や花びらが重なった「千重(せんえ)」など、さまざまな種類の花が並びます。 会場内では販売も行われ、市場に出ている価格よりも安く購入することができます。 会では、「たくさんの種類があるので、自分の好きな花を見つけて楽しんでほしい」と話していました。 雪割草展示会は、9日まで松島コミュニティセンターで開かれています。
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東春近田原・西箕輪上戸 地名調査結果を報告
古い地名の調査を進めている伊那市東春近の田原グループと西箕輪の上戸グループは、今年度の調査結果をまとめ、6日報告しました。 この日は、伊那市役所で調査報告会が行われ、各グループから今年度の調査結果が報告さました。 東春近田原は、全区民を対象に行ったアンケートや高齢者から話を聞くなどして調査を進めてきました。 田原では、子どもを出産した時の胎盤や動物を埋葬した所に石を置いたのが由来とされる「石仏(いしぼとけ)」など21か所の古い地名についてまとめました。 西箕輪上戸は、今年度9回の会合を開き話し合いを重ねました。 上戸では、西箕輪羽広の仲仙寺の鐘を作ったのが由来とされる「鐘鋳場(かねえば)」など90か所を超える地名が見つかりました。 古い地名調査は、伊那市が進めているもので、「昔から人々の生活と根付いてきた地名にみんなが興味を持って後世に伝えていこう」という目的で今年度から始まりました。 来年度への課題として、昔のことが分かる人を開拓することや、資料を保管していくことが挙げられました。 今年度は先行して東春近地区と西箕輪地区の17グループで調査を行ってきましたが、来年度は4地区32グループに拡大し調査を進めていくということです。
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桜の開花予想 高遠 4月13日
日本気象協会は5日、今年の高遠城址公園の桜の開花予想日を4月13日と発表しました。日本気象協会の発表によりますと、今年の高遠城址公園の桜の開花は平年より1日遅く、去年より9日遅い4月13日と予想しています。 満開は、平年より1日遅く、去年より8日遅い4月18日と予想しています。
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第8回南信地区会員展 9日まで
長野県水墨画協会が主催する第8回南信地区会員展が6日から、伊那市の伊那文化会館で開かれます。 会場には南信支部の会員の作品104点が展示されています。 審査の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、箕輪町の有賀妙子さんが優秀賞、箕輪町の日野源七さんが奨励賞を受賞しました。 作品展は、6日から9日まで伊那文化会館で開かれます。
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農閑期を利用してむしろ作り
箕輪町富田の安藤国男さんは農閑期を利用して、わらで編んだ敷物、むしろを作っています。 安藤さんは、子どもの頃父親からわら細工を教わり、今でも草履やわらじ、暮れになるとしめ飾りなどを作っています。 むしろは、10年ぶりにもう一度作ってみようと始めたもので、昔の道具を使い新たにむし織機をつくりました。 なった縄を何重にも巻きつけ、横からわらを通し、はたおりと同じ方法で織っていきます。 完成したむしろは秋に、そばの実やまめなどの天日干しで使うということです。 安藤さんは、「むしろは水分を吸収するので使い勝手が良い」と話していました。 むしろ作りは、3月いっぱい行われます。
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8日9日 チューリップまつり
春の花、チューリップの出荷が始まっています。 8日9日には伊那市西箕輪のみはらしファームでチューリップまつりが開かれます。 伊那市美篶の春日彰さんのハウスでは、県外やチューリップまつりに出荷する準備が行われています。 春日さんのハウスでは2万鉢のチューリップを栽培していて、 まつりでは、咲き始めた2500鉢46種類が販売される予定です。 チューリップまつりは、8日9日の2日間、伊那市のみはらしファームで開かれます。
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語り継ぐ‘濁流の子’プロジェクト 来年度から
1961年昭和36年に伊那谷を襲った三六災害の教訓を伝える「語り継ぐ濁流の子プロジェクト」が立ち上がり取り組みが始まります。 この取り組みは、土木や自然、暮らしにまつわる先人の足跡を後世に残す活動を行っている人と暮らしの伊那谷遺産プロジェクト選定委員会がコーディネートをつとめ飯田市にある天竜川総合学習館かわらんべ、天竜川上流河川事務所、信州大学附属図書館が連携し実施するものです。 3日は駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で記者会見が開かれ選定委員会委員長で信州大学副学長の笹本正治さんが概要について説明しました。 三六災害は1961年昭和36年6月の大雨による災害です。 6月1か月間の降水量を越える量の雨が1日で降り、河川の氾濫や土砂崩落がおこりました。 これにより多くの死傷者、行方不明者を出すなど大きな被害となりました。 この三六災害で被災した小中学生が当時の思いを綴った作文集が「濁流の子」です。 1964年昭和39年に発行されたこの本は選定委員会から伊那谷遺産に選ばれています。 「語り継ぐ濁流の子プロジェクト」ではこの作文集が災害の教訓伝承の象徴的なものだとして、その記憶と経験を伝え地域の防災力向上につなげる考えです。 具体的には災害に備えるための知恵や教訓などの情報を収集整理するほかそれらをデジタル化し記録、公開します。 またこれら取り組みにより地域の自助、共助の精神を醸成するとしています。 プロジェクトでは3つの実施主体が連携し取り組みを推進します。 天竜川総合学習館かわらんべは「語り継ぐ濁流の子文庫」を新たに整備し資料の収蔵を担当します。 天竜川上流河川事務所は収集整理した資料をデジタル化するデジタルアーカイブスを行います。 信州大学附属図書館は電子書庫語り継ぐ濁流の子アーカイブスを新たに整備し情報発信を行います。 このプロジェクトは平成26年度から平成30年度までの5年間を計画しています。
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飯田下伊那地域 スギ花粉の飛散開始
飯田保健福祉事務所は、3月1日に飯田下伊那地域でスギ花粉の飛散が始まったと、3日に発表しました。 飯田保健福祉事務所によりますと、2月28日から3日連続で、飛散開始の基準となる1平方センチメートルあたり1個以上の花粉を観測したため、平年よりやや遅い、3月1日飛散開始となりました。 今年のスギ・ヒノキの花粉飛散量は、平年と比べてやや少ないと予測していますが、花粉症の人は早めに医療機関や薬局に相談するなど対策を呼びかけています。
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第1回よみがえれ古布 手造り仲間達展
着物や布団などの、古い布を使った作品の展示即売会「第1回よみがえれ古布手造り仲間達展」が2月28日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、中南信に住む21人の作品、およそ800点が並んでいます。 着物や布団の布など、古い布で作った洋服や小物があり、その場で購入することができます。 ある出展者は「捨てずにとってある着物の良さを手にとって感じてもらいたい」と話していました。 「第1回よみがえれ古布手造り仲間達展」は、来月3日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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旧井澤家住宅 雛祭りに合わせ雅楽の演奏会
伊那市西町の旧井澤家住宅で2日、雅楽演奏会が開かれました。 演奏を披露したのは、東京都在住でプロの女性雅楽演奏家3人です。 雅楽は、平安時代から伝わる世界最古のオーケストラといわれています。 演奏会は、3日まで開催されている伊那部宿の雛祭りに合わせて開かれたもので、会場には県内外から約100人が集まりました。 中には、着物を着て参加している人もいました。 建物内には、幻想的な雅楽の調べが響いていました。
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「キッズ王国」 手作りの遊び 親子で楽しむ
小学校低学年以下の子どもを対象にしたイベント「キッズ王国」が2日、伊那市の伊那公民館で開かれました。 キッズ王国は、冬の子ども達の遊び場として伊那市公民館運営協議会などが開いているもので、今年で22回目です。 会場には、新聞紙を使った紙のプールや小麦粉粘土、魚釣りなど7種類の手づくりの遊びが用意されました。 紙のプールでは、子ども達が両手いっぱいに新聞紙を持って遊んでいました。 伊那公民館では「寒いからといって家にいるのではなく、外に出て色々な人と関わりをもって遊んでもらいたい」と話していました。 イベントでは、市内の中学生らがボランティアで運営の手伝いをしていました。 会場には、およそ700人の親子が訪れ、休日のひと時を楽しんでいました。
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春の全国火災予防運動 7日まで
3月7日まで全国一斉に春の火災予防運動が行われています。 2日は、上伊那在住のアイドルグループ、パラレルドリームが一日消防署長を務め、火災予防を呼びかけました。 伊那消防署の一日消防署長を務めたアイドルグループ、パラレルドリームが、アピタ伊那店で買い物客に火災予防を呼びかけました。 伊那消防署の武井修署長から委嘱書を受け取ったメンバーは、署内を見学しました。 伊那消防組合管内では、去年1年間に62件の火災が発生していて、うち26件が建物火災、損害額は、1億1,700万円となっています。 アピタ伊那店のふれあい消防広場では、一日消防署長のパラレルドリームが、買い物客にチラシなどを配り、火災予防を呼びかけました。 伊那消防署などでは、「春先は空気が乾燥し風も強いので、火の取り扱いに十分注意してほしい」と呼びかけています。
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国少で親子のひなまつりイベント
3日のひな祭りを前に、親子で交流するイベントが1日と2日の二日間、伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で行われています。 このイベントは、親子で交流を深め、ひな祭りを楽しんでもらおうと国少が初めて行いました。 11家族、35人が参加し、2日間にわたり、雛人形の形のケーキを作ったり、レクリエーションをして交流を深めます。 レクリエーションでは、体を使ったじゃんけんや、輪になって相手を追いかけるゲームをして楽しみました。 ロビーには、地域住民から寄贈された雛人形や、高遠高校美術部が制作した顔出し看板も飾られ、雰囲気を盛り上げていました。
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上伊那のほとんどの高校で卒業式
上伊那地域のほとんどの高校で1日、卒業式が行われ、およそ1,200人が3年間の思い出の詰まった学び舎を巣立ちました。 上伊那地域では1日、伊那北高校と伊那西高校を除く7つの高校で卒業式が行われました。 このうち、上伊那農業高校では、146人が卒業を迎えました。 式では、小口俊幸校長から各クラスの代表生徒に卒業証書が手渡されました。 小口校長は「他の意見を聞く謙虚さを忘れず、個性を大切に生きていってほしい。卒業後も学ぶ事を忘れず、1日1日を過ごして下さい」と式辞を述べました。 卒業生を代表して北原茉由さんは、高校生活を振り返りながら新たな道へ踏み出す決意を述べました。 式の後、各クラスでは最後のホームルームが行われました。 3年A組では、担任から生徒1人ひとりに卒業証書が手渡され、生徒達はクラスメートや両親に感謝の言葉を話していました。 上農高校では、80人が大学や専門学校などへ進学します。 就職希望者は65人で、全員が内定しています。 なお、伊那北高校と伊那西高校の卒業式は、4日火曜日に行われます。
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グリーンファームで蘭の展示販売会
伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで1日から、蘭の展示販売会が始まりました。 広さ30平方メートルの会場いっぱいに、5,000鉢の蘭が並べられています。 コチョウランやシンビジウムなど色鮮やかな蘭およそ210種類です。 展示販売会は、花が咲く種類の多い毎年この時期に開かれていて、今年で12回目です。 500円の安価なものから、2万5千円以上のものまで様々です。 グリーンファームでは、「蘭は高価で育てるのが難しいというイメージがあるが、今回並んでいるものの多くは育てやすいものになっているので、多くの人に足を運んでもらいたい」と話していました。 また、新企画として蘭のオークションが行われています。 日替わりで5つの花が並べられ、自分の好きな額を記入し最も高い値を付けた人が購入できます。 第12回蘭展は、9日日曜日まで開かれています。
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11.7度 3月下旬の陽気
28日の伊那地域は、最高気温が11.7度と3月下旬並みの陽気となりました。 各地で残った雪を溶かす姿が見られ、雪どけも進みました。
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大震災から3年~福島の佐藤さんが思い語る
東日本大震災の被災地、福島県伊達市から伊那市西箕輪に移住して再起を目指す、果樹農家の佐藤 浩信さんの現在の心境を聞く講演会が、25日夜、西箕輪公民館で開かれました。 「はっきり言うと、3年前からそんなに変わっていないのかなというのが、福島の現状じゃないのかな」 講演会には、地元西箕輪から15人ほどが参加しました。 佐藤さんは、福島第一原発から60キロほどの場所に位置する伊達市で、果樹を栽培・販売する伊達水蜜園を営んでいます。 家族を福島に残し、現在、単身で、伊那でも果樹栽培を行なっています。 講演会では、これまでの経過や、現在の状況、故郷・家族への思いを語りました。 福島県の新聞・福島民報を持参し、福島では、今も毎日、原発関連のニュースが一面で報道されている現状を訴えました。 「3年経ってはいるんですけれど、実際福島県の中では毎日のようにトップニュースで扱われています。しかし逆に言えば、原発の話題が福島県ではマンネリ化してしまっている。新聞のトップで見ても、またか…という感じで。汚染水がいくら漏れても、ああまたか…という感じで全然騒ぎにならなくなっている。精神的に麻痺しているという状況なのかなと。」 また、福島でのコミュニティのあり方に危惧感を抱いていると語りました。 「これから話すことは本当に言いにくいことです。伊達市からは自主避難でした。僕は福島県からの自主避難第一号です。伊達市に戻ると、僕は、逃げていった人間とレッテルを貼られるような形。いまだに。今後、福島の中でも、仮設住宅の人、避難した人、地元に残ってがんばった人とかって、コミュニティがどうなってしまうのか。今までは仲が良かった人たちも、今後どうなるのかというのが心配な部分。結構これが、根深く残るのかなと感じています。」 佐藤さんは、それでもふるさと福島を思い続けます。 「もう一度、福島に戻ったときのために、長野でなんとか力をつけたいな、と。6年後になるか7年後になるかわかりませんけれども、福島に戻ったときに、行政を動かせるような。そんな人脈をこっち、長野で作らせて貰って、戻ったときに福島の力になれればな、というのが、本当に今こちらでがんばるひとつのベースになっています。」 震災から間もなく3年。 ふるさと福島の再生にむけた佐藤さんの戦いは続きます。
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マレーシアの大学生 伊那で農業・産業・文化学ぶ
マレーシアの大学生、およそ50人が26日伊那市役所を訪れ酒井茂副市長を表敬訪問しました。 学生たちは外務省が行っている事業の一環で今回、日本を訪れたものです。 一行は、26日から3月3日まで市内に宿泊し農業施設や企業の視察、日本の大学生との交流などをし日本語や産業、日本文化について学ぶ計画です。 代表で挨拶した学生は、「文化や産業など多くの事を勉強し、帰国して家族や友達に伝えたい」と話していました。 酒井副市長は「交流や生活を楽しみ、また、伊那を訪れて下さい」と歓迎していました。 挨拶が終わると、学生からは伊那の農業や産業、文化などについて質問が出されていました。 伊那市では海外からの訪日旅行や教育旅行の受け入れを積極的に行っていて、来月には、ベトナムやラオス、ミャンマーの大学生、およそ100人が伊那市を訪れる事になっています。
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三峰川みらい会議のこれまでを紹介
伊那市を流れる三峰川の環境整備などに取り組んでいる市民団体、三峰川みらい会議の16年の歩み展が伊那市役所で開かれています。 歩み展には三峰川みらい会議のこれまでの活動を記録した写真が並べられています。 みらい会議は天竜川上流河川事務所が河川整備に協力できる住民を募り発足したものです。 代表の織井秀夫さんは「三峰川を次世代に」をテーマに活動してきたこれまでを振り返っていました。 24日は、「人と川」を研究テーマにしている筑波大学大学院の坂本貴啓さんが織井さんから、みらい会議の活動などについて話を聞いていました。 織井さんは環境保全や自然体験など川を通じた人との交流を大切にしていきたいと話します。 16年の歩み展は28日まで伊那市役所で開かれています。
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産直市場グリーンファーム20周年祝賀会
伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームは、今年の4月で創立20周年を迎えます。 21日は、伊那市内で祝賀会が開かれ、施設関係者や区長会長など200人が出席し、20周年を祝いました。 産直市場グリーンファームは、平成6年4月10日に、地域に根差した農産物直売所としてオープンしました。 生産者が直接農産物を持ちこみ、自分で値段を決めて販売できる直売所です。 上伊那で収穫した野菜や果物のほかに、ハチミツやジュースなどの加工品も販売しています。 グリーンファームによりますと、近年では、県外から訪れる人も増え、去年1年間でおよそ56万人、1日平均1,500人が訪れたということです。 農産物の提供者でつくる「生産者の会」は、県内外合わせて2,615人が、伊那市からは1,585人が登録しています。 グリーンファームの小林史磨会長は「消費者の期待に応えられる直売所を目指した20年。農産物直売所の全国・世界への前進にこれからも寄与していきたい」と挨拶しました。 生産者の会の田畑嘉一会長は「グリーンファームに行けば何でも揃う、という地域の期待にこれからも応えていきたい」と話しました。
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2月26日 大型店で餃子イベント
伊那市内の飲食店でつくる伊那餃子会は、2月26日の包むの語呂に合わせたイベントを26日に市内の大型店で行います。 今年は、鹿肉を使った餃子が試食品として提供されます。 これは、伊那餃子会と伊那商工会議所が共同で考案したもので、ジビエ料理を提供している竜門で作りました。 豚肉やキャベツなどに鹿肉を混ぜあわせて包みました。 鹿肉を使った餃子は、26日のイベントで餃子を購入した人に試食品として2つ提供されることになっています。 イベントは、伊那餃子を多くの人に知ってもらおうと去年から伊那餃子会が行っています。 会には市内の飲食店10店舗が加盟し、雑穀アマランサスを使った餃子などを提供しています。 26日は5店舗が参加し、1人前250円で販売します。 場所は、ベルシャイン伊那店で、午前10時から午後7時までとなっています。
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山ぶどうワイン名称「山紫」
伊那市と信州大学農学部が連携し開発してきた山ぶどうワインの名称が「山紫」に決まりました。 伊那市美篶の迎キヨさんが考えた名称です。 迎さんには1万円相当のペア食事券が贈られることになっています。 名称は、6月の販売を前に伊那市観光株式会社が市内在住、在勤者を対象に募集したもので、99件の応募がありました。 審査員による採点方式で行われ、山紫と峯茜の2点が上位候補となりました。 伊那市観光株式会社7施設の女性従業員全員に意見を聞き、山紫の支持が多かったということです。 伊那市は農業の担い手不足、遊休農地解消を目的に平成18年度から信大農学部とやまぶどうワインのブランド化に向けた取り組みを進めています。 現在は、市内3か所でやまぶどうを栽培していて今シーズンは380キロを収穫し、720ml入りで約300本を生産する計画です。 伊那市観光株式会社では3月からワインラベルを全国公募することにしています。
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被災地の子どもたちの言葉 絵手紙に
東日本大震災からまもなく3年を迎えます。 伊那市西箕輪の荒恵子さんは、震災で避難した子どもたちの言葉を元に紙芝居を制作しています。 荒さんは、福島第一原発から15キロ離れた所にある福島県南相馬市出身です。 10年前から息子が暮らす西箕輪で生活を始め、絵手紙の講師をしています。 震災以降、荒さんは絵手紙を通して被災地の子供達と交流したり、被災地を訪れ感じた思いを絵手紙にしています。 今でも定期的に岩手県の海産物を取り寄せ、知人などへ販売し義援金を集めています。 震災から3年目を迎えるにあたり荒さんは、震災を風化させないために、また事実を子どもたちに伝えたいとの思いから紙芝居の制作にあたっています。 紙芝居の題材になっているのは、宮城県石巻市の寺に避難し、共同生活していた子どもたちがつぶやいた言葉です。 寺の住職の奥さんがそのつどメモして本にまとめました。 荒さんは一週間前から紙芝居作りを始めていて、子どもたちが避難生活で発した言葉を書いていました。 絵は、掲載されている写真を元に書きました 紙芝居は、全部で15枚作る計画で、6月に宮城県や福島県の被災地でお披露目することになっています。