-
古墳群を見学 上牧史跡めぐり
伊那市上牧の住民有志でつくる「上牧里山づくり」は、地域の古墳群を見学する上牧史跡めぐりを22日行いました。 史跡めぐりには地域住民などおよそ20人が参加し、上牧にある古墳群を見学しました。 史跡めぐりは、上牧の山林整備を行い活用について考える「上牧里山づくり」が地域の歴史を知り、里山に触れる機会を作ろうと企画しました。 上牧古墳群には13基の古墳があり、6世紀頃作られたといわれています。 上牧里山づくりでは、今後も里山の自然を使った活動をしていきたいとしています。
-
南箕輪村の「かま塾」にロータリー顕彰
南箕輪村神子柴で小中学生を対象に活動している、かま塾は、伊那ロータリークラブからロータリー顕彰を受賞しました。 20日、伊那市内で開かれた伊那ロータリークラブの例会で、かま塾の沖村文夫代表に賞状が贈られました。 かま塾は、学校の週休2日制が始まった事を受け、平成13年に、土曜日の子ども達の居場所作りとして発足しました。 毎月3回、土曜日に活動していて、味噌や醤油作り、振りまんどを作るための大麦の栽培、昔の遊びなどを行っています。 運営は、住民がボランティアで行っています。 地域の伝統や文化を次世代に伝承しているとして表彰されました。 沖村さんは、「地域のみなさんの熱意のたまもの。これからも継続していきたい」と話していました。
-
古畑愛さん おもちゃの処方箋を出版
伊那市御園の木のおもちゃ屋「どうぞのいす」を営む古畑愛さんが、おもちゃがの効能について紹介した本、おもちゃの処方箋の販売が23日から始まりました。 この日は、伊那市のふれあいーなで出版記念祝賀会が開かれ、関係者などおよそ50人が集まりました。 古畑さんは平成17年に、木のおもちゃと障害者、子育て中の母親の居場所として、「どうぞのいす」を開設しました。 おもちゃの処方箋には古畑さんがこれまでに感じたことや実体験が紹介されています。 本の中で古畑さんは、おもちゃには子どもからお年寄りの心を癒したりリハビリ効果など10の効能があるとしています。 「おもちゃの処方箋」は、伊那市御園の木のおもちゃ屋「どうぞのいす」で1冊1,050円で販売されています。
-
伊那北保育園 思い出づくり
老朽化などにより園舎の解体が行われる伊那市の伊那北保育園で22日、思い出づくりのイベントが開かれました。 22日は、伊那北保育園の園児とその保護者合わせておよそ150人が集まりました。 伊那北保育園は、築36年で老朽化が進んでいます。 また、市の保育園整備計画に基づき、伊那東保育園が閉園となり竜東保育園と伊那北保育園に統合されることから、園舎が建て替えられることになりました。 子ども達は、廊下の壁に自分の好きな絵を描いた他、保護者らも思い出や感謝の言葉を書いていました。 卒園式は、3月25日に開かれ、30日には一般開放されることになっています。 工事は4月から始まります。
-
写真同好五人展
上伊那の写真愛好家でつくる五人会の、写真同好五人展が22日から伊那市東春近のギャラリー花鳥四季彩で始まりました。 会場には、県内を中心に撮影された風景写真20点が展示されています。 この展示会は、写真教室で一緒に学んでいた5人の仲間でつくる五人会が開いたものです。 一年の活動の成果を披露しようと毎年開いていて、今年で6回目です。 今回は、1人4枚を展示しています。 このうち、会長の宮下文男さんは、高速道路を走る車の光や、ボートで川を下る様子など、「動き」をテーマに撮影しました。 会では、「それぞれのメンバーの特徴を見てほしい」と話していました。 写真同好五人展は、来月2日まで、伊那市東春近のギャラリー花鳥四季彩で開かれています。
-
農産物直売所 にこりこに車突っ込む
21日午前10時半頃、箕輪町の農産物直売所にこりこに軽自動車が突っ込む事故がありました。 この事故で、従業員の女性が軽いけがを負っています。 事故があったのは、箕輪町大出の農産物直売所にこりこです。 事故当時店にいた店長の吉田貢太郎さんの話によりますと、21日午前10時半頃、60代とみられる男性が運転する軽自動車が運転操作を誤り店内に突っ込んだということです。 この事故で、従業員1人が軽いけがを負い病院に搬送されたということです。 運転手は、頭にかすり傷を負ったということです。 店内は、商品やガラス片が散乱していて、にこりこでは26日水曜日を目処に営業を再開するとしています。
-
クリスマスローズ展
春に花を咲かせるクリスマスローズの展示会が21日から伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜で始まりました。 ヘレボルスという学名のクリスマスローズは、ヨーロッパ原産の花で、春に花を咲かせます。 展示会は、箕輪町に本部がある信濃クリスマスローズ愛好会が開いたものです。 南信地域の主婦を中心に30人の会員がいて、今回は、15人から丹精込めて育てた150鉢が並んでいます。 会のメンバーによりますと、クリスマスローズは、種から育てると花が咲くまで3年かかるということです。 さらに小さい鉢から大きな鉢へと毎年植え替えを行うということで、会場には、5年以上かけて育てているものもあるということです。 品種を交配し、独自の花を生み出すのが醍醐味ということで、様々な色や形の花が並んでいました。 今回は、唯一中国原産のチベタヌスという品種もあり、見所の一つだということです。 クリスマスローズ展は、23日までで、期間中午後1時半から2時半まで育て方や植え替え方の講習会も開かれます。
-
高遠城址公園の桜の開花予想 4月11日
民間の気象予報会社ウェザーニューズは、20日、高遠城址公園の桜の開花予想を発表しました。 それによりますと、開花は平年より3日、去年より10日遅い、4月11日と予想しています。 満開は4月16日の予想です。 ウェザーニューズでは、今年は1月下旬から2月初めに気温の高い時期があったことなどから、全国的には平年並みか少し早い時期の開花になるとみています。
-
旧井澤家住宅でひな祭り
伊那市西町の旧井澤家住宅で、江戸時代など古くから伝わる雛人形を飾ったひな祭りが行われています。 旧井澤家住宅には、雛人形130体のほか、吊るし雛、古い着物などが展示されています。 旧井澤家住宅のひな祭りは、住宅を管理している伊那部宿を考える会が毎年開いていて今年で9回目です。 今回の目玉は、明治時代の内裏雛が新たに展示されたことです。 その他にも、江戸時代の押し絵雛、明治・大正・昭和と受け継がれてきた着物、市内外の愛好者が作った吊るし雛などが所狭しと並んでいます。 祭り期間は、3月3日までで、2日には、東京のプロ演奏者による雅楽演奏会が、2日と3日には、甘酒が振る舞われます。
-
中アルプス高山対にニホンジカ生息 初の確認
中央アルプスの標高2600メートル付近の高山帯で去年10月に初めてニホンジカの生息が確認された事が19日報告されました。 これは19日に伊那市役所で開かれた南アルプス食害対策協議会の活動報告会の中で報告されました。会には関係者や一般など70人程が出席しました。 南信森林管理署の松嶋克彰さんは中央アルプスの高山帯の状況を報告しました。 報告では去年の10月に駒ヶ岳の標高2600メートル付近の登山道で撮影されたニホンジカの映像が公開されました。 南信森林管理署では平成23年度からニホンジカの生息確認の為中央アルプスの標高1700メートルから2500メートルの亜高山帯にカメラを設置していて今年度は34頭が確認されました。 今年度初めて標高2500メートル以上の高山帯にカメラを設置したところ、ニホンジカの生息を確認したという事です。 南信森林管理署では、中央アルプスでも高山帯での鹿の生息が確認された事を受け「中央アルプスでの被害が拡大する前に、監視や罠による駆除を強化していきたい」としています。 協議会は、ニホンジカによる食害から、南アルプスの貴重な高山植物などを守るために、環境省、林野庁、信州大学農学部、長野県、伊那市など関係する市町村が平成19年度に立ち上げています。
-
箕輪町上古田で農閑期利用し ほうき作り
箕輪町上古田の唐澤正成さん宅のハウスでは、農閑期を利用してのほうき作りが行われています。 作業をしているのは、上古田に住む70代から80代の農家5人です。 唐澤さんのハウスに集まり、12月から毎日作業をしています。 材料は、自分たちで育てて8月に収穫した「ほうき草」を使います。 現在84歳になる唐澤恒男さんが作り方を指導し、10年ほど前から毎年続けています。 作ったほうきは、知り合いに贈ったり、販売もしているということです。 ほうきの他に、町内の山で採ってきた竹を使ってびくも作っています。 このハウスは、稲の苗を育てるためのもので、作業は、農作業が始まる3月半ばまで続くということです。
-
信大農学部でジャムの販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で作ったジャムの販売が18日から始まりました。 ジャムは教育実習の一環として栽培した果物を加工したものでりんごやイチゴ、ブルーベリーなど10種類です。 ジャムは信大農学部の生産品販売所で売られ、訪れた人たちが買い求めていました。 中には20個近く買っていく人もいました。 販売されているジャムは1瓶200g入りで合計およそ1万4千個が用意されています。 価格は種類別に330円から500円となっていてなくなり次第販売は終了となります。 ジャムは生産品販売所で平日の午前8時30分から午後5時まで販売されています。 信大農学部では「添加物を使っていないので安心して食べてもらえる。多くの方に味わってもらいたい」と話していました。
-
南箕輪村の日 制定記念給食
2月18日の、南箕輪村日に合わせ、村内の保育園と小学校で制定記念のメニューが昼に出されました。 18日は、村内すべての保育園と小学校で統一メニューが出されました。 このうち南箕輪村の南部小学校では、全校児童がランチルームに集まりました。 メニューは、きびご飯に、地元産の野菜を使った味噌汁、南箕輪村のイメージキャラクターまっくんの形に作ったまっくんむしなどです。 このメニューは、村内の学校栄養職員3人が村らしさの給食を制定の日につくろうと企画したものです。 中でも、まっくんむしは手間ひまかけ作ったということです。 胴体の肉団子のまわりにコーンをつけ、目は小豆にしました。 児童たちからは美味しいと好評でした。 中には、まっくんむしを最後まで大事に食べないで残している児童もいました。 途中、まっくんも登場し、子どもたちは質問をしたりしていました。 村では、16日に予定していた村の日制定記念式典について現在、日程調整をして開催したいとしています。
-
伊那広域シルバー人材センター 会員作品展示会
伊那市西町の伊那広域シルバー人材センターで会員による作品展示会が開かれています。 会場には、手芸作品や写真など、会員35人の作品100点が並んでいます。 展示会は、会員同士の発表と交流の場を設けようと21年前から毎年開かれています。 職員によりますと、今年は雪の影響で、出展数が例年の半数程しかなく、訪れる人も例年と比べて少ないので、多くの人に訪れてもらいたいということです。 展示会は、20日木曜日まで、伊那広域シルバー人材センターで開かれています。
-
JR飯田線運休区間に代行バス
週末の大雪で乱れていた交通機関はJR飯田線で一部運行が再開されたほか中央道も通行止めの解除が進んでいます。 JR飯田線は箕輪町の伊那松島駅から飯田市の天竜峡駅の区間で折り返し運転が行われました。 ただ伊那松島駅から辰野駅までは17日も終日運転を見合わせたためJR東海では代行バスの運転を行いました。 朝、伊那松島駅では通勤や通学で電車を利用している人たちがJRの職員に運行状況などを確認していました。 代行バスは1時間に1本ほどの運転となり八十二銀行箕輪支店付近からの乗り降りとなりました。 上伊那の高校9校は、高遠高校と駒ヶ根工業高校が通常通り授業を行い赤穂高校は午後から休校、それ以外の6校は朝から休校となりました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村の小中学校と伊那養護学校は通常通り授業が行われました。 JR東海では午後4時現在伊那松島駅から辰野駅間など運休となっている区間について18日の再開に向け除雪や点検作業を進めています。 中央道は諏訪インターチェンジから岐阜方面が朝から上下線ともまた長野自動車道は午後から全線通行可能となっています。 午後4時現在、諏訪インターチェンジから八王子インターチェンジまでの間が上下線とも通行止めとなっています。 高速バスは名古屋方面の一部の便を除き全て運休しました。 伊那バスでは18日も新宿方面は運休それ以外は通常運転する予定です。
-
調理員ノロウイルス感染 東部中給食中止
伊那市の東部中学校は、給食調理員のノロウイルス感染が判明したため、17日給食を中止しました。 市教育委員会によりますと、ノロウイルスに感染したのは、給食の調理員1人で、きのう本人が病院に行き診察を受けたところ、感染が判明したということです。 この日、学校は給食を中止して各家庭から弁当を持参し、給食室の消毒作業をするなどの対応をとりました。 東部中学校と市教育委員会によりますと、他の職員や生徒への感染は確認されていないということです。 給食は、18日から再開することになっています。
-
伊那市上牧里山づくり ソリ遊び楽しむ
伊那市上牧の住民で取り組んでいる「上牧里山づくり」の活動で整備した林で16日、ソリ滑りが行われました。 これは、子ども達に昔ながらのソリ遊びを楽しんでもらおうと、上牧区が企画したものです。 この日は、住民およそ50人が、整備されたコースを滑りました。 全長500メートルのコースは、去年の春に住民が松くい虫被害にあった赤マツを伐採し整備しました。 また、今回はプラスチックのソリと昔ながらの木材のソリを比べてもらおうと、上牧在住の宮原勝さんがアカシヤやサクラの間伐材を使って手作りのソリを用意しました。 子どもたちは、何度もコースを滑りながら、現代と昔のソリの違いを楽しんでいました。 上牧区では、里山を活用してウォーキングや自然観察を行っていて、今後は史跡巡りなどを計画しているということです。
-
大雪から一夜明け 道路 鉄道で混乱続く
15日まで降り続いた大雪は峠を越えましたが、鉄道や道路で混乱が続いています。 16日の伊那地域は、晴れ間が広がり午前中は、いたる所で雪かきをする人の姿が見られました。 天竜川と三峰川合流地点の雪捨て場では軽トラックに積んだ道路の雪を降ろしている人もいました。 交通機関は、15日に引き続き交通機関は、JR飯田線が終日運転を見合わせました。 高速道路も、午後3時現在、飯田、高井戸間で上下線が通行止めとなっていて、この影響で中央高速バスは、すべてが運休となりました。 また、各地の店舗では、食料品が届かず、品薄状態となった商品がありました。 伊那市のベルシャイン伊那店では、14日から納豆や麺類が欠品となりました。 パン類も品薄状態となっていましたが、16日の午前から少しずつ入荷が再開したということです。 食料品担当者は、「被害が大きく驚いている。状況は回復傾向にあるので、今後もしっかりと対応していきたい」と話していました。 16日に入り、伊那市、箕輪町、南箕輪村に新しい被害の情報は午後3時現在、寄せられていません。 一方伊那スキーリゾートには多くの人が訪れていました。 スキーヤーやスノーボーダーたちがパウダースノーを楽しんでいました。 長野地方気象台では、19日にも雪が降ると予想していてなだれや農業施設の損壊などに注意するよう呼び掛けています。
-
伊那市消防団音楽隊定期演奏会
伊那市消防団音楽隊による定期演奏会が16日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 定期演奏会は、音楽を通して防火意識などを高めてもらおうと開かれていて、今年で3回目です。 16日は、テレビの主題歌やアニメソングなどが披露され、会場にはおよそ800人が訪れ演奏を楽しんでいました。 伊那市消防団音楽隊は、現在33人が所属していて、高齢者施設やイベントなどで演奏をしています。 演奏の途中では、駒ケ根市を拠点に活動する劇団サムライナッツの寸劇も披露されました。 また、人気アニメキャラクターも登場したり、手遊びを交えた歌を会場全体で歌うなど、子どもからお年寄りまで楽しめるステージとなっていました。
-
記録的豪雪 伊那63.5センチ
前線を伴った低気圧の影響で、伊那地域は14日の降り始めから15日午前11時までに、63.5センチの降雪を観測しました。 飯田市では、これまでの記録を25センチ上回る81センチの積雪があり、記録的な大雪となっています。 伊那消防署によりますと、降り始めの14日午前6時半から15日午前11時までに63.5センチの降雪を観測したということです。 伊那合同庁舎では、55センチの積雪を記録しました。 この雪で、交通機関などに影響が出ています。 午後4時現在、県内の高速道路はほとんどの区間で全面通行止めとなっています。 小黒川パーキングエリアでは、長距離トラックおよそ30台が足止め状態となり、ドライバーは困惑した様子でした。 高速道路が通行止めになった影響で、高速バスは全線運休となりました。 JR飯田線は、線路上に雪が降り積もり終日運休となりました。 国道361号の伊那市中の原から木曽町までの区間は、午前6時半から正午まで通行止めとなりました。 伊那消防署によりますと、伊那市内の70代の男性が15日午前8時50分頃屋根の雪おろし中に転落しけがをするなど、降り始めから15日午後4時までに4人が病院に搬送されているということです。 伊那市は午前9時に災害警戒本部を設置しました。 災害警戒本部が設置されたのは、平成18年7月の豪雨災害以来です。 部長級の職員や消防署員など20人が集まり、現状報告や今後の対応について話し合っていました。 警戒本部は、降雪が峠を越えたため、正午に解散しています。 他に、南箕輪村できょうとあすの2日間の日程で開かれることになっていた村の日制定記念式典は延期となっています。
-
遠照寺で「水行」
伊那市高遠町山室の遠照寺で、水をあびて身を清める修行「水行」が14日極寒の中行われました。 遠照寺の松井教一住職の長男で、副住職の松井大歩上人ら9人が水行をしました。 松井大歩上人は、修行が厳しいことで有名な千葉県の遠寿院で100日間にわたる大荒行を終え、今日遠照寺で帰山報告をしました。 遠寿院では、午前3時起床、午前0時就寝で、その間に7回水行を行ったということです。 松井さんの足は、きびしい修行のあとを物語っています。 遠照寺での水行は、修行の締めくくりとして行われたもので、水温3度の水を20回ほどかぶります。 松井さんのほかの8人は、遠寿院で100日間の修行をともにした全国各地の僧侶たちです。 遠照寺には、檀家らがつめかけ、極寒の中行われた水行を見守っていました。
-
上伊那猟友会 たかずやの里に100万円寄付
上伊那猟友会は児童養護施設たかずやの里の新築費用に役立ててもらおうと、14日100万円を寄付しました。 この日は、上伊郡猟友会の竹入正一会長ら4人が伊那市役所を訪れ、伊那猟友会の牧田文男会長、高遠猟友会の山田勉会長、長谷猟友会の北原幸彦会長の3人が、白鳥孝市長に100万円を手渡しました。 上伊那猟友会は、高遠長谷地区を主な拠点に野生の有害鳥獣の駆除活動などを行っています。 2年前から、上伊那に10支部ある猟友会の会員600人に声をかけ、寄付を募ってきました。 北原会長は「施設が移転しても子ども達が今までと同じような生活が送れるように、少しでも手助けしたいという気持ちです」と話していました。
-
第42回伊那まつり テーマ「集」
今年の第42回伊那まつりは、8月2日3日の2日間、「集(つどえ)」をテーマに行われます。 14日は、伊那市役所で第42回伊那まつり実行委員会が開かれ、およそ40人が出席しました。 今年の第42回伊那まつりは、市民おどりとおまつり広場を8月2日(土)に、花火大会と市役所駐車場で行う遊ingビレッジを3日(日)とし、テーマは「集(つどえ)」とする方針が示され、了承されました。 テーマは、「市民みんなが集い、エネルギッシュに祭りを楽しむこと」 「第50回に向けて、伝統と文化を継承しさらに発展させ新しい時代の魅力ある伊那まつりを目指す」との意味が込められています。 市民おどりは例年通り、伊那節・勘太郎月夜唄とダンシングオンザロードの時間を分けずに実施することなどが決まりました。 この日の実行委員会で了承された案は21日の伊那まつり委員会で報告され、正式に決定されます。
-
南箕輪村北部保育園 雛人形の飾りつけ
南箕輪村の北部保育園の園児は13日、来月の桃の節句に向けて雛人形の飾りつけをしました。 未満児から年長園児がリズム室に集まり、雛人形の飾りつけをしました。 3月3日には雛祭りをする予定で、ちらし寿司を食べてお祝いするという事です。
-
小平選手5位入賞 母校で壁新聞制作
ソチオリンピックスピードスケート女子500メートルで小平奈緒選手はメダルは逃しましたが5位入賞を果たしました。
母校の伊那西高校では後輩たちが、結果を知らせる壁新聞を作っていました。
伊那西高校生徒会では、小平選手を全校で応援しようと去年5月から生徒会役員が中心となり活動しています。
先月には、全校で寄せ書きをした日章旗を小平選手に手渡しました。
小平選手は、13日に行われる女子1000メートルにも出場する予定で活躍が期待されます。 -
高遠町で伝統のだるま市
伊那市高遠町で江戸時代から続く伝統のだるま市が11日開かれ、だるまを買い求める人で賑わいました。 およそ400年前から続くといわれている高遠のだるま市は家内安全や五穀豊穣などを願う鉾持神社の祈願祭に合わせて毎年開かれています。 参道には大小様々なだるまが並び訪れた人達が値段交渉をして買い求めていました。 値段交渉が成立すると威勢の良いかけ声と手拍子で手締めを行って家内安全や商売繁盛を祈っていました。 露店には縁起物飾りをはじめ、おもてなしと書かれただるま、キャラクターだるま、緑色や黄色などのだるまが並び訪れた人たちの目を引いていました。 商店街では高遠町の店主らでつくる本町実業団による桜だるまの販売も行われました。 今年初めてピンク色の桜だるまを販売し予約を含め450個が売れたということです。 天候に恵まれた11日は、地元を始め県内外から多くの人が訪れ歴史ある高遠町の風情を楽しんでいました。
-
天竜川堤防 歩道完成祝う
伊那市狐島の天竜川堤防の市道河東線に歩道が完成し地元住民らおよそ30人が12日歩き初めをしました。 12日はテープカットや歩き初めで歩道の完成を祝いました。 式には地域住民や市、国の関係者、近くの敬愛幼稚園の園児、合わせて30人が参加し完成を祝いました。 歩道が整備されたのは、桜橋付近の市道で幅1・5メートル、長さ120メートルの区間です。 市道河東線は国道153号の渋滞を避ける車や市役所へ向かう車など交通量が多い路線となっています。また桜橋は、中心市街地と竜東地区の住宅街を結び通勤や通学などで多くの人が利用しています。 狐島、境、上新田、下新田の4区では、歩行者の安全確保を目的に1年前に歩道設置の要望書を市に出していました。 市は、この要望を受け今年度、およそ840万円かけて歩道を設置しました。
-
尿もれについて考える講演会
高齢者の悩みの1つとなっている尿漏れについて考えてもらおうと、7日伊那市西春近の沢渡公民館で講演会が開かれました。 講演会は、高齢者に尿もれの防止策と対策について知ってもらおうと、西春近高齢者クラブが開いたもので、今年で2回目です。 この日は西春近高齢者クラブの会員60人が集まりました。 講師は、伊那市下新田にある介護センター花岡伊那店の三澤理恵さんと松崎麻美子さんが務めました。 2人は、市販されているパッドや下着を使いながら説明しました。 三澤さんは「尿もれは仕方がないこと。パッドや下着を使ったり、体操を行って少しでも不安な気持ちを減らしましょう」と話しました。 西春近高齢者クラブでは、「分かりやすく楽しく理解する機会になった」と話していました。
-
だるま市前に人形飾り設置
11日伊那市高遠町で開かれるだるま市を前に高遠町の商店街には人形飾りが設置されました。 人形飾りは訪れた人たちに楽しんでもらおうと設置されたもので、今年は7つの個人と団体が制作しました。 10日は伊那市商工会の森本光洋会長らがその出来栄えを確認していました。 霜町実業団の人形は「セブンとメトロンおもてなし」で商店街に飾られています。 中島みね子さんの人形「長谷案山子」またグループホーム桜による「タカトオコヒガンザクラと福だるま」は総合福祉センター前に飾られています。 伊那市役所職員有志の「ルパン三世」は高遠町総合支所前に、春日医院の「おもてなしダルマ」は春日医院前に飾られています。 アルプス中央信用金庫と八十二銀行の人形「スノーワールド雪だるまと仲間たち」は八十二銀行高遠支店に、また本町実業団の「大だるま」は商店街に飾られています。 だるま市は11日午前7時から午後5時まで行われ高遠町の鉾持神社参道には縁起物の福だるまの露天が並びます。
-
南箕輪村で900戸が停電 1時間で復旧
10日午後2時半頃、南箕輪村のおよそ900戸で停電が発生しました。 停電は、発生から1時間後の午後3時半に復旧しました。 停電があったのは南箕輪村南殿全域と、北殿、大泉、北原の一部、およそ900戸です。 この停電の影響で、南箕輪村役場では一部の業務に支障が出ていました。 この停電は発生から一時間後の午後3時25分に全戸で復旧しました。 中部電力伊那営業所によりますと、北原で電線と電柱が接触した為、変電所で自動的に電気の供給を止め、停電が発生したということです。 電線と電柱が接触した原因について、中部電力伊那営業所が調査中です。